アウキ・ティトゥアニャ
 ( Auki Tituana )

  コタカチ郡知事。
コタカチ郡はエクアドルの中でも最も生物多様性に富み、また原生林などの自然が
多国籍企業による森林伐採からかろうじて残されている地域である。
   ここでは参加型の草の根民主主義が実現されており、
先住民族キチュアのティトゥアニャ氏が1996年に先住民族として初の知事に選ばれて以来、
「生態系保全自治体宣言」を発し、持続可能な地域づくりに取り組んできた。
その成果は2000年5月に行われた知事選挙で、
ティトゥアニャ氏が80%の得票率を得て再選を果たしたことにも現れている。
「コタカチモデル」は今やエクアドルだけでなく、他の南米諸国でも語られはじめている。

アウキ・ティトゥアニャ氏の「コタカチ・モデル」



*お詫び*

アウキ・ティトゥアニャ氏は、業務の都合によりこのたび来日が不可能となりました。
氏は強く来日を希望していましたので、私達も大変残念に思っております。
関係者の方々には深くお詫び申し上げます。
氏の代理として、パートナーでもあるルース・マリーナ・ヴェガ夫人が来日します。





ルース=マリーナ・ヴェガ
(Luz Marina Vega)

先住民族キチュアの女性医師。
コタカチ郡知事アウキ・ティトゥアニャ夫人であり、コタカチ市内で開業医を営む。

「コタカチモデル」と呼ばれ注目を集めている新しい地方自治行政においても、
ティトゥアニャ体制下で指導的役割を果たしている。
協同組合、環境、地方自治、地場産業、先住民問題、女性問題などの
各分野に精通している。







 カルロス・ソリージャ 
( Carlos Zorrilla )

環境保護団体 DECOIN ( Defensa para la Conservacion Ecologica de Intag ) 会長。
インタグ地域住民のリーダーとして、環境保全推進活動に尽力。
雲霧林地帯に “ ラ・フロリダ ” と呼ばれる保護区を運営し、
有機コーヒー栽培、エコ・ツーリズム、有機農業や在来種の再植林など、
持続可能な経済活動の研究・実践に取り組んでいる。


   


ルース・デル・アルバ
(Luz del alba)


エスメラルダス州サン・ロレンソ市出身。
黒人と先住民族の血を引く。
エクアドルで最も貧しく、黒人人口が集中しているエスメラルダス州を代表する
女性社会・環境運動家として、様々なプロジェクトに参加。
現在、日本のNGO「マングローブ植林行動計画(ACTMANG)」の現地コーディネーターとして、
オルメド村を拠点とする持続可能な地域作りで指導的な役割を果たしている





 

マルセロ・ルーケ
( Marcelo Luque)

1999年2月に「エコ・シティ(生態系保全自治体)」宣言をした
マナビ州バイーア・デ・カラケス市における環境保護運動のリーダー。
獣医学や生態学の知識を生かし、熱帯乾燥林「セロ・セコ保護区」の管理に携わる。
また、観光客やエクアドルの学生を対象にしたエコ・ツーリズムに積極的に取り組んでいる。
近年ではプラネット・ドラム基金のピーター・バーク氏と協力し、エル・ニーニョの被害を受けた地域への
植林プロジェクトや、コロンビアからエクアドル海岸地域までの「緑の回廊」計画の推進に携わる。






 アンニャ・ライト 
( Anja Light ) 

シンガーソングライター。
エクアドルを拠点に NGO 「熱帯雨林情報センター (RIC)」のメンバーとして、
生態系の保護と地域の持続可能な発展モデルを作る作業に取り組む。
「ディープエコロジー」という哲学に基づく環境教育の実践でも知られる。
NGO団体ナマケモノ倶楽部の世話人でもある。
CDに『Voices For The Forest』。




 

マリンバグループ べレフ 
( Bereju )

エスメラルダス州にある、サン・ロレンソ市を拠点とするマリンバグループ。
60年代以降、急速に衰退しつつあった
黒人文化を復興し、
もって青少年の教育に資するという目的で、
カルロス・ルビオ、アナ=リディア・キニョネス夫妻が1981年に結成。
民俗楽器マリンバ(木琴)と数個の打楽器、ボーカルを組み合わせた楽団と、
男女数組から成る舞踊団で構成される。

エクアドル国内の他、コロンビアやベネズエラでも公演を行っている。
マリンバは、コロンビアの太平洋沿岸地帯からエクアドル北部沿岸地帯の
マングローブ生態系
を背景としたアフリカ系文化に伝わる伝統芸能。
その中でもべレフは、現地マリンバのリーダーとして高い評価を受けている。
伝統的な楽曲ばかりでなく、数々のメッセージ性を持ったオリジナルをレパートリーとしており、
社会運動や環境運動にも熱心に取り組んでいる。
指導者アナ=リディアの死後も、老若男女100名以上を擁し、
地域における重要な社会教育の場でありつづけている
本邦初公開。


ここでいう『マリンバ』とは、民俗楽器マリンバ(木琴)・数個の打楽器・ヴォーカルを組み合わせた楽団と
男女数組の舞踊団から成る、音楽・舞踊・演劇の三要素をあわせ持つ総合芸能のジャンル。
コロンビアの太平洋南部沿岸地域からエクアドルの北部沿岸地帯のマングローブ生態系を背景とした、
アフリカ系文化に伝わる伝統芸能。






パパ・ロンコン
(Papa Roncon)


エスメラルダス州出身。
エクアドルにおけるアフロ・ラテン音楽を代表するミュージシャンとして人間国宝的な存在。
伝統的なマリンバ音楽のマリンバ奏者として知られるほか、
"ラテン音楽のブルース"といわれるボレロにおいても、独自の境地を開いている。
これまでフランス、ドイツ、イタリア、スイスなどヨーロッパ各地で招聘公演を行い、
ジャンルを越えて広い支持層を持つ。
ソロ・アルバムに『ホモ・サピエンス』など。
参加アルバム多数。






 
シサイ 
( SISAY )

1983年にエクアドルで結成されたフォルクローレバンド。
北米・ヨーロッパ各地でツアーを行った後、1994年に初来日し、日本での演奏活動を開始し、
様々な形でのステージパフォーマンスを行っている。





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