エクアドルは南米直下にある日本の約3分の2、人口10分の1の小国です。
今、経済的にも貧しく政治的にも無力なこの国に世界中の注目が集まっています。
それは3万5千種にも及ぶ植物種が存在し、様々な方言を持った13の言語が話されている、
この国の類まれな文化的・生物的多様性ゆえです。
6000メートルを超えるアンデスの山と、それを取り囲む山麓の雲霧林、
東部アマゾン源流地帯や西部海岸地帯の熱帯雨林まで、様々な生態系がモザイクのように
この国の国土を作り上げています。
しかし、同時に「地上の楽園」エクアドルは、
近年世界で最も急激な森林破壊・出生率増加・土壌浸出に見舞われている国でもあり、
すでに9割以上の森林が失われたとも言われています。
そのようなエクアドルで今、
その豊かな文化や自然を損ねない、
持続可能な地域発展の在りかたを模索する動きが各地で生まれつつあり、
それは次第にひとつの大きな流れになろうとしています。
フィエスタ・エクアドルは
そのようなエクアドルの試みを応援し、祝福する祭りです。
そして同時に、エクアドルをシンボルに、
日本に住む私たち自身の暮らしを問いなおすきっかけとなるような、
新しい出会いと発見の場でもあります。
2001年の10月はフィエスタ・エクアドルの月です。
エクアドルで「新しい物語」をつむぐ人々が日本を訪れ、
彼らと各地で様々なイベントを開催します。
エクアドルと日本の「新しい物語」が出会い、そしてそこに多くの人々が集まるとき。
フィエスタ・エクアドルから、さらなる新たな物語が生まれようとしています。
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