01/07/01

P2-366MHz L2 256 Mini Cartridgeに換装


Mini CartridgeタイプのMaxは、Intel Mobile Pentium II 400MHzですが未だにお目にかかった事がありません。e-bayをのぞいていて見つけたのは366MHz。どうしても欲しくて少し高めの落札価格を付けておいたのですが上には上がありあえなく他の方に持ってゆかれちゃいました。しかし売り手の方から連絡があり結局手に入ることになりました。やっと現物が届きましたのでThinkPad560Z B0JのCPUを換装してみます。

ベンチマークの結果は、こちらをご覧下さい。

 



やっとアメリカから366MHzのMini Cartridgeが届きました。新品未開封でした。
PayPal送金後一ヶ月弱、一回確認のメールを出しましたがレスポンスはよく心配はしていませんでした。

こういうのはもう慣れました。 (^^)

 

 

 

 



ミニカートリッジタイプのCPUは、MMC-1やMMC-2を金属のカバーで覆ったような形状をしています。

560ZのCPU換装は390と同じくらい簡単に出来ます。またCPUがケースに覆われている分換装に神経を使わなくて済むような気がします。




まずHDDとバッテリーを外します。


他の560シリーズとは異なりキーボードベーゼルを外すことなくHDDキャリーを引き出すことが出来ます。

 

 

 

 

 

 



->や>のマークのネジを全部外します。
-->、=>、>のマークがありそれそれネジの長さを意味しています。ネジの止め間違いがないための親切設計?




キーボードベーゼルを持ち上げるのですが左サイドのラッチ(爪?)が外しにくいのですがベース側を外側に押すようにして慎重に引き上げてください。
くれぐれも無理に剥がさないようにして下さい。





キーボード用のフラットケーブルは1本のみです。コネクタを引き上げるように外してください。

 

 













コネクタを外したらヒンジカバーに気をつけて手前に引いてキーボードごと取り外してください。




 

 

ヒートシンクはCPUの止めネジ4本で止められています。
この金属板の下にCPUがあります。

 

 









4本のネジを取り外します。
















ヒートシンクを取り外す時板の裏にシリコングリスが付いていますので気をつけましょう。

CPUを取り外すときは念のため静電防止の手袋をはめることをお奨めします。
一挙に外さず写真のようにCPUを摘んで少しずつ上下に動かし緩めて行きます。









白く写っているのはグリスです。







P2-366のCPUをシステムボードのCPUコネクタの上に載せま4つのネジ穴がぴったり合っていることを確認します。











コネクタ部分をしっかり押してパチッとはめ込んでください。

シリコングリスをチップの上に適量つけます。





 






ヒートシンクを元に戻し4本のネジをしっかり止めます。

















この状態でACアダプタを繋げ電源を入れてみます。
この状態でERROR画面が出ればCPUは生きています。キーボードをつける前に取りあえずCPUチェックをしてしまうと良いと思います。キーボーをまで付けてしまってからCPUの接触が悪かったりすると面倒ですから。

 








 

 

テストがOKならさっきと反対の手順でキーボードベーゼルをはめ、背面のネジを止めて、HDDとバッテリーを取付けて電源+F1でEazy-Setupを立ち上げます。
Pen2 365MHzと表示されました。

 

 

 


Configをクリックし初期化を行います。

 

 



一応システムボードのチェックをしておきましょう。

戻ります