01/07/01

366MHzL2-256のベンチマーク


ThinkPad560ZのCPUは、ミニカートリッジというタイプです。MMCタイプより二周りほど小さく金属のケースで覆われています。SonyのVAIOやCompaqにも搭載モデルは有るようですがThinkPadは、560Zモデルのみのようです。

このタイプのMax Specは、P2-400 L2-256なはずなのですがまだお目にかかった事がありません。366MHzも全く見かけなかったのですが最近Compaqが保守部品を放出したらしくアメリカのオークションではたまに見かけるようになりました。

昨日手元に届いたので早速B0Jに換装しその性能を比較してみました。

OSは、Windows98
メモリーは128Mb
HDDはDARA20600 6G 4200回転

ベンチマークソフトはHDBenchを使用しました。

 

P2-366MHz L2-256 B0Jモデル 換装

A
LL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
6957 14635 15380 6314 4549 8690 11

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
6556 7143 836 31 8311 8476 4435 C:\20MB

純正300MHz L2-512 B0Jモデル


ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
6445 11963 12572 5302 4548 6956 11

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
6158 6728 738 28 8311 8420 4435 C:\20MB


純正P2-233MHz 9YJモデル


ALL Integer Float MemoryR MemoryW MemoryRW DirectDraw
6033 9297 9770 4756 4650 6958 11

Rectangle Text Ellipse BitBlt Read Write Copy Drive
5778 6307 639 25 8120 8619 4389 C:\20MB

詳細はこちらをクリックしてください。

 












一応WCPUIDでもチェックして各ステータス、二次キャッシュの動作状況、見ました。


詳細はこちらです。

366Mhzに換装し実際にアプリケーションを使用した感覚は想像していたよりはるかに素晴らしいものでした。これだけさくさく動けば現在でも十分実用に耐えると確信しました。
もし9YJモデルをお持ちの方でしたら特にお勧めしたい換装です。560Zは、800*600であることEDOメモリーであるためがんばってもMax 192Mb(9YJでは160Mb)であること(128メモリーは5万円以上しますし)でしょう。

しかし600シリーズのキー感触を気軽に持ち運べるメリットはこれらのディメリットをカバーするに余りあるような気がします。

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