シリーズ 今、定時制高校では D
保護者の熱い思い ― PTA活動(1996年6月)
“SHALL WE DANCE”を企画
希望ヶ丘高校では、PTAの自主的な取り組みとして、生け花教室やエアロビックスを行ってきた。今年は、「SHALL WE DANCE」などを企画して会員相互と教職員の親睦を強めたり、「希望祭」にバザーや講演会などを企画して積極的に参加するなど、活発に活動しています。
また、以前「日の丸」を強制的に掲揚しないよう、校長に申し入れも行いました。しかし、とりわけ目をひくのは、「広報紙」の充実に向けた取り組みです。
広報誌コンクールで優良賞
広報委員会は、毎月1回以上集まって、年3回発行するPTAだより「希望」の編集企画に、10時過ぎまで取り組んでいます。広報紙の内容は、定時制生徒の生活に密着した記事が中心で、「君の職場訪問」シリーズ、タバコなどの健康の問題、「定時制を語る」対談や、学生控除などの税金の問題など幅広く扱っています。
その努力が報われて、第18回県立校PTA広報紙コンクールにひきつづいて、第19回では優良賞を獲得しました。
編集後記には、「紙面をうめるだけの広報紙ではなく、家にいても広報紙を読めば、学校の様子、さらには学校のこと、PTA活動のことが判るような広報紙を作りたいと、一生懸命頭をひねりました。」と委員の思いが綴られています。広報委員の定時制に対する熱い期待が伝わってくるようです。