「第4話 君は家庭教師?」

ゴールデンウイークが終わってから2週間が立ち
クラウド達の通うニブルヘイム高校にも中間テストの季節がやってきた。

「中間テストか…ザックスは成績がいいから何も心配せずにうらやましいよな」
「元気だせよクラウド、お前にはティファという美人家庭教師がいるじゃないか…ホレホレ」
そう言ってザックスはクラウドの頬を少し肘でこずいた
「よせよ!」
クラウドは肘を振り払ってうつむき加減にこう反論
「今回はダメなんだ、さっきティファに頼みに行ったら…
『ごめんクラウド、今回は教えてるヒマないの。エアリスに頼めば?』だってさ
、俺が補習を逃れているのアイツにみっちり教えてもらっているからなのにさ」
「じゃぁさエアリスしぇんしぇいに頼めばいーじゃないザマスかvvこの色・男」
「お前喧嘩売ってるのか…?」

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

「よーし、私、エアリス・ゲインズブール先生がクラウドの勉強をみっちり見てあげる!」
結局クラウドはエアリスに頼んだ…しかし彼にはふに落ちない点があった

…エアリスって頭いいのか?

放課後

「早く帰って勉強するわよ!クラウドも急いで!」
エアリスは授業が終わるとすぐに学校を出て行った
…なんでこんなにはりきってるんだ?…

正直いってそんなにはりきられても困るものがあると思いつつもクラウドは家路に急いだ

そして家につくとやる気まんまんのエアリスが顔をクラウドの3cm手前ぐらいに近づけて
「さあ勉強するわよクラウド!私の出す問題に一問答えられるたびにキスのご褒美よ♪」
チュッ☆
デモストレーションのつもりかクラウドの頬にキスをした

「じゃ、問題出すわよ。1+1は?」
「はぁ?」
「私とキスしたくないの?」
「あのなぁ…エアリス」
エアリスは目をウルウルさせながら、上目づかいでクラウドを見つめている

…すごく可愛い、もういいや成績なんて…
クラウドはエアリスの誘惑に負けた

結局テストは2人仲良く赤点…そしてお約束の補習

「ザックス、期末テストではお前が勉強見てくれよ」
「私の勉強も一緒にね♪」
「えー2人も!」
『なんか文句ある(のか)?』
「いやないです…」

クラウドとエアリスは期末テストではいい点が取れそうだ…

第5話に続く

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