TOP 二胡の構造<全体>
二胡って? 前回は簡単な二胡の歴史をご紹介しました。
今回は構造を見ていきたいと思います。
二胡日記
今日の一言 内弦軸,外弦軸:
 二胡は二本の弦でできています。この弦の張り加減で音が決まります。調律の時にこの軸を回し、張り加減を調整します。

千斤:
 内弦と外弦を密着させ弦を指で押さえやすくします。主な作用は弦の長さをコントロールし、張力を適当に持たせ琴馬に振動を的確に伝えます。紐製と金属製があります。

琴杵:
 二胡の柱です。左手に汗をかいているとここの滑りが悪くなります。練習後は乾いた布で拭きます。

琴筒:
 共鳴箱です。琴馬の振動をここで拡大させ音を出します。

琴托:
 膝の上に乗せたときに安定させるため(?)形によって上海式と北京式があります。
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内弦,外弦:
 弓で弦を擦ることで音が出ますが、内弦を擦ると低い音が、外弦を擦ると高い音が出ます。外弦に比べ内弦が若干太くなっています。

琴馬:
 弦を伝わった振動がここで音が出ます。多くの材質があり、それぞれ音が変わります。

控制綿:
 琴馬で出る雑音を吸収し、音を綺麗にします。
二胡は上のように構造はいたって簡単です。簡単であるがゆえにちょっとした事で音が変わってしまいます。それが楽しいことでもあるのですが。
二胡の歴史
二胡の構造<弓>