5月2日 アガサの通院日です。今日の結果が良ければステロイドが減る事になっていたのですが、好酸球数が上がってしまいました。19%です。もう1週間、今と同じ二日に1錠を続けることになりました。 アガサは数値が上昇したにも関わらず、元気です。体重も4.73と増えています。ただ状態が良くても体の中で何らかの変化が起きている可能性があり、薬は止められません。正直言って先の見えない治療は辛い物があります。アガサの元気だけが救いです。 |
5月10日 昨日アガサを病院に連れて行き、今日その結果を聞きに行きました。好酸球数は2%にまで減っていました。ステロイドをどうするか先生と相談しました。アガサの病気は好酸球数が減ったからと言って、大丈夫という訳にはいきません。少なくても症状が出る事があるそうです。アガサは症状が出るとたちまち体重が減ります。体重減少もある程度の期間をかけて減る分には問題が無いのですが、アガサのように1週間で500グラムも体重が減るのは色々と問題が出てくるようです。その一つが脂肪肝。急激に痩せると脂肪が肝臓に付いてしまい脂肪肝となります。 またステロイドを続けた場合のリスクは肝臓病、糖尿病等々ありますが、猫の場合はステロイドの副作用は少ないとされています。今の病院でステロイドを飲み続けている仔は10年以上になるそうです。ただそれも個体差があり果たしてアガサがその仔と同じ様に出来るかは分りません。 アガサが繰り返し症状が出る事、ステロイドで安定している事、諸々の事を考えてしばらく症状が治まっていてもステロイドを続ける事にしました。ただ、肝機能を見るために時々血液検査をしながら、ステロイドの量を見ていく事にしました。もし、肝機能に異常が出た場合はそれなりの薬に変えて行きます。今回はとりあえず前回と同じ二日に1錠です。1週間後に血液の化学検査をし、その結果によってこのままで行くか量を減らすか決める事になります。 |
5月16日 5月に入って3回目の通院日です。体重4.83キロ。また少し太ってしまいました。今日は肝機能を見る為の血液検査です。結果は異常なし。好酸球数も1%になっていました。ステロイドの量は当分の間二日に1錠にする事にしました。今まで胃薬はステロイドを飲む日に朝晩1錠づつだったのですが、アガサのストレスを考え1錠にして貰う事にしました。今日の薬は2週間分。血液検査は1ヵ月後になります。 帰宅してからのアガサは鳴きっぱなし。アガサの要求が何なのか全く分りません。一緒に2階へ行くと大人しいので、どうやら誰かに傍にいて欲しいようです。娘達はそんなアガサを見て「アガサ、良い子でしょ?だからもう病院に連れて行かないでね。って言っているんだよ。先週も同じ様に鳴いていたよ」と言ってました。アーちゃん、次に病院に行くのは1ヵ月後だからね。少しノンビリしようね。 |
4月4日 | 5月9日 | 5月16日 | 平均値 | |
赤血球 | 931 | 890 | 895 | 500〜1000 |
白血球 | 18500 | 9200 | 8100 | 5000〜19500 |
ヘマトクリット値 | 43.7 | 41.7 | 41.9 | 30〜45 |
総たんぱく質 | 5.8 | 7.4 | 6.8〜8.0 | |
ヘモグロビン | 14.9 | 13.8 | 13.7 | 9〜15 |
アルブミン | 2.4 | 3.4 | 2.1〜3.3 | |
A/G比 | 0.71 | 0.85 | 0.8〜+1.2 | |
MCV | 46.9 | 46.9 | 46.8 | 43〜53 |
MCHC | 34.1 | 33.1 | 32.7 | 30〜36 |
尿素窒素 | 32.0 | 24.6 | 17.4〜40.0 | |
クレアチニン | 1.3 | 1.0 | 0.6〜2.0 | |
GGT | 6 | 10以下 | ||
GOT | 15 | 18〜53 | ||
GPT/ALT | 34 | 40 | 29〜84 | |
ALP | 108 | 129 | 62〜212 | |
血糖値 | 160 | 121 | 69〜146 | |
アンモニア | 45 | 33 | 75〜85 |