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4/27
風邪ひきである。くらくら。あ、熱が。
風邪という病気は存在しない、ということはあまり知られていない。
風邪とは人体の状態を示す言葉である。体内でなんらかの異常が起き、発熱、頭痛、腹痛、咳、
鼻水、四肢関節痛、倦怠感などが止まらなくなった状態を風邪という。つまりほとんど全ての病気
の初期状態を風邪というわけだ。「風邪は万病のもと」といわれるゆえんである。
風邪薬は病気そのものを直す薬ではない。頭痛や発熱を抑え、風邪という状態が発現しないよう
にする薬である。従って風邪薬を飲んだだけでは病気は治らない。ちゃんと栄養をとり、しっかり
と体を休めることが必要である。
というわけで寝る。おやすみなさい。
4月22日
昨夜12時に湯船で轟沈。3時まで眠りこける。凍えそうになって起きる。
その後8時までネットにハマる。寝る。12時に起きる。新大久保〜高田馬場に遊びに行く。
・・・こーんな無茶な生活をしても風邪をひかない丈夫なワタシ。
今日は遅ればせながらモーニングの「水と銀」を読んだ、のだが。1話から読んでないのが悔や
まれる。世に知れた漫画読みたちをうならせるほどの傑作だったらしいのだが、一体何がよかった
のだろう。4話だけだと何もわかりましぇーん。
最近の購入漫画。
大西巷一「女禍」1巻。「蒼天航路」を超えられるだろうか。
冬目景「イエスタデイをうたって」2巻。うますぎ。
小花美穂「パートナー」1巻。りぼんでコレをやっているのか!?すごいな・・・。
池野恋「ときめきトゥナイト」完結編(!)。思わず買っちゃった。これもある意味すごいよな。
田島昭宇「サイコ」5巻。大塚英司は坂田信弘と同じくらいわけがわからん原作者だ。
グインサーガを読んでいる。今47巻。
もうため息ばかり。この作品に対する賞賛や批判は出尽くしているからあえて書かないけど、こ
のシリーズがあればたぶん一生の半分くらいは退屈しないで済むんじゃないだろうか。
こういう日記を付けていても現在FTPソフトの異常かなにかでHPの更新ができていないんだ
よね。取引所を閉鎖したりいろいろ変えてるんだけど。困ったもんだ。
・・・原因解明。なんとパソコンの時間設定が初期化されていた。コレのせいだ。わはは。
4月15日
うを、ほとんど1ヶ月ぶり。
二度目の悪夢は長かった・・・。
最近はというと、やっぱあれやね、「覇国っ!!」。
エルバフの誇りに身が震えたのである。
借金地獄は終わったが金欠には変わりなし。
虎の子の2万円に手をつけざるを得ないのだろうか!?
3月20日
春分の日である。これからはお空が明るい時間の方が長いのだ。うれしいなっと。
くらくなるまえにおうちにかえりなさいってままがいってたけどこれからはずっとながくあそ
べるってことだもんね。わーいわーい。
注:いまさらだがこれは日記ではなく、その時その時自分が思いついたままを好き勝手に書き
連ねるページである。
いまさらながら筑波さくらの「目隠しの国」を買う。
いい。いいなあ、これ。掘り下げればフルーツバスケット並の人気が出ると思う。
フルーツバスケットといえば、最新号のお着替え透くんが激ラブ。
・・・げっ、同人ノリの言葉を使ってしまった。いかん、このままエスカレートすると本でも
出しかねん。セーブせねば。
Yahooオークションの出品がようやく終わる。1週間以上かかった。
ぼちぼちと取引も成立している。めでたい。
友人の財政危機を救ったところで次は自分の借金地獄を解決しなきゃな。
3月14日
起床11時。15時間もよく寝たもんだ。一応熱は下がったようだ。頭痛もずいぶん収まった。
とりあえずオークション関連の雑務を購買部長と電話しながらいくつか処理。
午後から大学へ行く。
食欲はなかったがとりあえずなにかお腹に入れなければと考え、途中でラーメンを食べたのだ
が胃が受け付けず、逆流してしまった。こりゃだめだと大学に行くのはやめ、帰る。帰る途中、
郵便局によっていくつかの品物を発送。
3月13日
発熱、頭痛、四肢関節痛、食欲ナシ。完璧に風邪だな、こりゃ。
というわけで家で養生。オークション出品の続きなどする。
午後、出品に飽きたので一昨日帰ってきたドリームキャストを起動。ついにベルセルクをやる。
・・・・・・・・・・・・。漫画で描いて欲しかった。
夕飯はいつもの半分くらいしか入らなかった。8時に寝る。
3月12日
今日は4つの敗北を喫した。その話をしようと思うが、これを語るには3月10日のことから
語る必要がある。というわけで10日と11日を読んでからどうぞ。
起床、5時半。すでに始発を逃しているという時点で敗北。今日の敗北その一。
まあサンシャインクリエイション程度の即売会ならあまり問題はないのだが。とりあえず身支
度をして玄関を出る・・・雨。一気に行く気が失せる。
雨。それは我らが天敵。いつもなら地べたに座り込める開場待ちの行列では傘をさしっぱなし
で立っていなければならない。機動力が重視される開場後は傘が極めて邪魔になる。湿気で同人
誌が反り返ったりしたら持ち帰るのは大変だし、万一雨で濡れたりしたら泣くに泣けない。
結局、家を出るのを1時間遅らせる。
駐車場で自転車の鍵を開ける際、「レリーズ!」とつぶやいてしまった。今日の敗北その二。
どーも頭がすっかりそっちのモードに入ってしまっているらしい。
開場近くの松屋で朝飯を取る。ツユだくを注文しようとして「汁だくで」と言ってしまう。今
日の敗北その三。
会場到着8時。開場は11時。ビルの谷間での行列はビル風が厳しい。雨のせいか、気温も2
月に戻ったように低い。おもわず早春賦など胸中で歌ってしまう。
春は名のみの風の寒さや。
行列待ちの途中、寒さに耐えられなくなって地下のサンシャインシティに非難。隣の人に位置
を確保してもらった。持参のカイロで間隔のない手足を暖める。そういえば、昨日渡し忘れた物
件をいくつか渡したいということで購買部長と会うことになっていたなと思い出す。で、場所と
時間を決めるために電話をする必要があるんだった、ということで電話。PHSを家に忘れたの
で公衆電話を使う。2時に秋葉原。
開場。最大のお目当てサークルは事前情報通り新刊ナシ。掘り出し物いくつか獲得。高河ゆん
のブギーポップの同人誌は大当たり。凄いクオリティの高さ。が、残念なことに片方は「エンブ
リヲその後」ということで「エンブリヲ炎生」をまだ読んでいない(!)現時点では読めない。
秋葉原へ。割とすんなり購買部長と合流。携帯電話に慣れた人間は待ち合わせが下手になると
言うが、とりあえずまだ鈍っていないようで安心。
いっしょにソレ系の店をいくつか回る。数点回った時点で購買部長は7000円を消費し、嘆
いていた。俺も4000円消費。
その後品物を受け取り、一緒に渋谷へ。道々「コミケで要求される能力は何か?」という議論
を行う。とりあえず1番必要なのは情報収集能力ということで一致。これは圧倒的に必要だとい
うことで不動の1位。2番目以降で意見が割れた。俺は機動力、気力、体力、運の順番だと主張
したが、購買部長は気力、機動力、体力、運だと言う。
これはコミケでの行動によると思う。俺のように大手サークルはほとんど買わず、中小サーク
ルをメインにローラー作戦で掘り出しサークルを探すタイプは機動力が要求されるのに対し、購
買部長のように大手サークルメインで会場前のシャッター前混雑や行列で前へ前へと出ることが
必要なタイプは気力が必要、ということだろう。
渋谷到着。アニメイトで同人誌のカバーを買う。俺が使うわけではなく、購買部長から昨日預
かった同人誌の中でカバーがかかっていないものにかけるためのものだ。売り物は綺麗に見せな
いとね。
店内で流れているアニメソングのサビの部分に思わずハモり、今日の敗北その四。ガンダムW
のエンディング、「JUST LOVE」だった。
帰宅。昨日の続きで出品しまくり。
夜半過ぎ、発熱。今朝の行列が効いたらしい。
3月11日
できれば10日の日記から先に読みましょう。
朝8時半頃起きる。飯食って風呂入って購買部長宅の最寄り駅へ。
彼自身が車を運転して迎えに来てくれたが、1ヶ月前に免許を取ったばかりであるため、運転
がおぼつかない・・・。交通死亡事故における助手席の死亡率はどれだけだったかな、と考えて
いるうちに彼の家に到着。
で、早速選別を開始。彼の膨大な(と言っても俺の知る中では3番目くらい)所有同人誌の中
から、オークションに出品する同人誌を選ぶのである。彼自身、すでに思い入れが薄れており、
かつできるだけ高額で売れそうなものを、ということで選ぶつもりであった。少なくとも俺は。
が、結局この際手放しても構わないものは全て手放してしまうことになった。
一つに、彼の勉強机の上の半分が積み上げられた同人誌で占領されており、不便この上ないた
めである。これを本棚に入りきるだけの本棚のスペースを空けようということになったのだ。余
談ながら、机の半分を占領する同人誌の冊数は100冊を軽く越えていた。で、後の本人談では
「1年半から2年くらい整理していなかったんだなあ」とのこと。
そして同人誌を本棚から引っぱり出して検分、選別が終わったのは2時間後。同人誌は多分全
部で500冊くらいはあったはず。途中やってきた彼のご母堂のせりふが忘れられない。
「こんなにたくさんどこにあったの!?」
どこって・・・部屋に堂々と置いてある本棚を2つほど占領してましたけど?
友枝小の制服着たねーちゃんのビデオ(謎)とかを横目にあさった結果、全部で200冊くら
い売ることに・・・。重量にして30kg超。これを全部売るのか・・・。スキャナで商品写真を
取り込みながら・・・。
暗澹たる気持ちになる。
カート持参で行ったのだが、これに積み込んで引っ張って帰るには荷物が大きく、分厚く、重
く、(梱包が)大雑把すぎたので断念。俺の家まで彼の運転で送ってもらうことに。
免許を取ってから1ヶ月の運転らしいが想像以上に快適だった。ううむ、お見事。俺は免許取
ってから3年間、1cmたりとも運転したことがない。立派なペーパーゴールドへの道を邁進中
である。なにせ我が家には自動車がないからなあ。
家に帰って荷物を起き、休む間もなく自転車にまたがって家庭教師先へ出かける。
今日は容器に水を入れる問題。縦20cm、横10cmの容器に毎分100mlずつ水を入れ
たら10分後には水の深さは何cmになるか等々。
帰る際、お貸ししていたドリームキャスト本体とモニターを返してもらうことに。
が、自転車では到底運べないので車で送ってもらうことに。1日に2回、自分の家に車で送っ
てもらうという生まれて始めての経験をする。
自宅に宅急便で出さなきゃいけない大荷物があったので、ことのついでにそれを近くのコンビ
ニまで運んでいただくことに。ありがたや。
コンビニ到着・・・げっ、届け先の住所を忘れた!
しかたなく一度家に帰り、住所を控えて改めてコンビニへ。ふう。
帰宅。ご飯を食べた後、どとーのオークション出品を行う。
明日のサンシャインクリエイションに備え、2時に寝る。
3月10日
大学である。
大学に行くまで知らなかったのだが、今日は我が大学の合格者発表日。今学期の講義も終わっ
ているのに今日はやたら学生が多いなーと思いながら駅から大学まで歩いていたが、大学に着い
て納得。
合格者掲示板の前の悲喜交々。畢竟するに、この一瞬は18年以上の歳月の結論である。
さて、今日大学に来たのは卒業単位の確認。今学期の開始時点で2単位ほど足りなかったので
卒論と平行に講義に出て単位を取っていた。卒論追い込みの時期に試験が来ることになって大変
だった。
とりあえず単位は取得成功。卒論も通った。卒業は確定した。
入試の合格発表の日に卒業決定になったわけだ。なんとも感慨深いものがある。4年前、俺は
あの掲示板の前にいて、そして主役だった。今日も掲示板の前にいて、しかし傍観者だった。今
日、主役となれたのは掲示板の前ではなく、単位確認のために訪れた学務受付でだった。
次は脇役としてあの掲示板の前に立つことになるのかもしれない。受験生の父として。
実験進まず。一応見えるべき物は見えるようになったのだが、問題も発生。装置を新しく組み
替えて検証実験をすることに。で、その部品を設計、発注。
家に帰ると2日後の同人誌即売会、サンシャインクリエイションのカタログが目に入る。
しばし考えて購買部長に電話。おっと、そういえば来年度から元購買部長になるんだっけか。
で、彼が行くかどうかを確認・・・就職活動もせずに同人誌即売会などに行くのは人の道にもと
る、とのこと(誇張あり)。
で、これから徐々に同人誌に投入する金を減らしたいとのこと。とりあえず家にある同人誌を
片づけなければと言う。
「じゃあYahoo!オークションででも売れば?」
この一言がこの週末の運命を決めた。
その後、明日会って彼が処分したい同人誌を預かることに。彼は同人誌を買ったことはあるが
売ったことはほとんどなく、ネットでの販売にいたっては経験が絶無なので俺が処分することに
なったのだ。ネットでの個人取引には俺の方が多少慣れているためだ。
・・・考えてみればバランスがとれているかもしれない。「買い」のエキスパートの購買部長
と「売り」に慣れている俺。
3/7
最終日。
今日もまた吹雪。ってーか、一昨日より風が強くて寒い。一昨日は一応動いていた山頂へのリ
フトが今日は動いていない。当然雪で視界はホワイトアウト。雪面から舞い上がったパウダース
ノーが顔にバチバチあたって痛い。
よくもまあこんなに雪が降るもんだ。そういえば、桃太郎電鉄でもニセコのスキー場はよく大
雪が降って臨時収入をもたらしてくれたっけ。
山の天候は変わりやすいというが、これはナゼか?
そもそも天候が変わる、というのはどういうことか。それは雲が動くことである。結局のとこ
ろ、それだけだ。
で、山は雲が「発生する」ところである。山肌に沿って風が吹くだけで、それは上昇気流、あ
るいは下降気流と同じだ。湿った上昇気流はあっという間に雲を生む。平地では雲は「流れてく
る」ものであることが多い。
だから、山ではそれこそ雲一つない空だったとしても、あっという間に雲が発生して吹雪にな
ったりするのだ。なにせ、雲は他から流れてくるのではなく、その場で生まれるのだから。
とまあウンチクなどかましておいて。
吹雪でも滑る。滑る。滑る。結局、バスの発車時刻寸前まで滑った。
4時半にスキー場を出て新千歳空港へ。おみやげをザクッと買って飯食ってフライト。機内で
放送していた新宿歌舞伎町の猫の番組がなかなか面白かった。
羽田着、23時。到着・出発ロビーと手荷物受取所の間にいかにも後付という感じの一方通行
ゲートができていた。これがないとすると・・・なるほど、簡単に機内に金属を持ち込めるな。
これは大変だ。あの男、人一人殺してしまったが、将来の数百人の命を救ったかもしれない。
横浜駅に着いたのが11時50分頃。
この駅で京浜東北線に乗り、東神奈川で横浜線に乗り換える必要がある。この時間なら横浜線
の最終に余裕で間に合うと思っていたので、急げば間に合った電車をあえて急がず、次の電車を
待つ。重い荷物が主な原因。
すると、いきなり構内放送。「ただいま磯子駅にて人身事故が発生しました関係で、次の電車
は12分ほど遅れ、12時10分過ぎの到着となります」・・・冗談ではない。それじゃ横浜線
の最終に間に合わない。自宅と横浜駅は距離にして10キロ程度離れている。通常なら歩いて帰
るのだが、今日は重たいスキー用具を抱えている。ちょっと無理だ。
まずい、こんなとこで夜明かしか?・・・あ、そうだ、東横線で先回りすればいいんだ。
というわけで急遽別の路線へ走る。JRから私鉄の東横線へ。事情を説明したらJRの駅員が
切符の払い戻しをしてくれた。
東横線は菊名で横浜線と接続する。何とか最終電車を先回りできた。ふう。
そして帰宅。1時。お疲れさま。
3/6
嘘のような快晴。まずは山頂へ。と言っても今回はホントの山頂へ。
リフトは山頂からは多少下の方に到着するので、そこからさらに上に上がってみた。
リフトを降り、スキー板を外して肩に載せ、先人が作った階段を一段一段上る。高低差にして
約80m、距離にして500mくらいは登っただろうか。当然腰が痛くなった。
山頂からの景色はまさに絶品。「蝦夷富士」の通称を持つ羊蹄山が真正面にドーンと構え、そ
の山麓が雪の白と葉の落ちた白樺の茶色で見事に彩られている。
記念碑が建っていた。戦時中にここに研究所が建っていたと書いてある。高空で飛行機の機体
表面に氷が付着するのを防止するための実験をしていたそうな。なるほど雪に覆われて見えにく
くはなっているがたしかに建物の基礎らしいガレキがある。
山頂から降りるゲレンデは最高のコンディションだった。ちゃんと圧雪してあり、しかもほと
んど荒らされていないのでスイスイいける。やっぱりわざわざ歩いて山頂まで行く人は少ないら
しい。
凄くいい天気。凄くいい眺め。まさにスキー日和であろう。
調子に乗って滑っている内、ゴーグルをなくしたりしたがまあそれは忘れる。
夜はまたスマッシュブラザーズ。AoKもやってみたり。
3/5
起きてみると半分晴れ。が、雪がちらついている。
ま、これくらいなら滑れるでしょ、とゲレンデに出て山頂へ。
・・・地吹雪って初めて見たよ。
めっちゃ寒っ!!体感温度マイナス20度じゃすまないと思う。雪が顔に当たっていたいわ、
裾から入ってきて冷たいわ、強風の追い風で上り坂が登れるわ。いやー、あんなコンディション
はスキーを始めてから初めてだった。
ってーか、ホワイトアウトだもん。真保裕一。この作品は97年頃読んだんだよな。ってそん
なことはどうでもよくて。
山頂は森林限界を超えているので普通はゲレンデと滑走禁止面を隔てている森がない。全面ゲ
レンデ。つまりただでさえ一面真っ白。さらに地吹雪が吹いたりしたらもう大変。マジで何も見
えない。あまりに何も見えないんでおー笑い。笑い声も地吹雪に消されてほとんど聞こえないん
だけど。
だってね、目の前10mくらいのところを走っていた友人の姿が突然ふっと消えるんだよ。白
い闇ってあれのことなんだなあ。でも、植村直巳とかは一人で、しかも何回もあんな吹雪を体験
しているんだろうなあ。とんでもない精神力だ。俺なんて数時間地吹雪の中にいただけで精神的
にも肉体的にも疲れ切ってしまったというのに。
というわけで疲れきり、凍えきってペンションに戻る。麻雀。100円勝った。
ふと思い出したこと。
以前モーニングに掲載されたらしい「水と銀」という漫画がとんでもない傑作だったらしい。
モーニングは「キリコ」から読み始めたが、ほとんど他の漫画は読んでなかったのでこの作品も
読みのがしてしまった。
が、知り合いの漫画読みが口を揃えて「アレこそは傑作」と絶賛する。気になる。
どうやらまだ単行本未収録らしい。不定期連載だからいつ単行本化するかもわからないらしい。
うむううううう。じれる。
3/4
現在地、北海道ニセコ。
スキーに来ておりまする。別に卒業旅行というわけではないが、毎年恒例で友人数人と春スキ
ーに行っているのだ。
今日は初日。朝7時に家を出て羽田へ。飛行機の中でBM98をやる。多分日本でも10人と
いないだろう、上空12000メートルでBM98をやった人間は。
スキー場到着、午後4時。ペンションにチェックインの後、板とブーツをレンタルして早速ゲ
レンデへ。が、送迎バスが来ないんでしかたなく歩く・・・犬のようにとりあえずゲレンデの見
える方向へ行ったらとんでもない道になってしまった。よくあることではあるが、ゲレンデに着
くまでに疲れてしまった。
ゲレンデ。ひとり初心者のやつがいたんでボーゲンでの滑り方と泊まり方、曲がり方を教える。
で、2時間と経たないうちにいきなり長ーいゴンドラに連行。てっぺんからすべりおりる。
・・・見物だった(あっ、ひょっとしてこれは言っちゃいけない?)。
夜。持ち込んだNINTENDO64にて大乱闘スマッシュブラザーズをやる。白熱。
で、その合間にこれを書いたりBM98をやったりしているのだが、同じく持ち込んだ麻雀牌
の出番は、さてこの後あるのだろうか。現在午前1時。
3/2
先月やったベルセルク考察「ガッツの年齢編」に続き第2弾。「地理編」。
しかし、これは一歩間違えると突っ込みベルセルクのネタである。
下の方に結論の地図を載せたのでウンチクを後回しにしたい人は先にどうぞ。
ガッツがゴドーの家を発つ時を現在とすると、その1ヶ月前に聖鉄鎖騎士団がモズグスを護衛
してアルビオンに向かっている様子が描かれている(@)。このときキャスカがルカと出会う。
リッケルトによるとキャスカがエリカとはぐれたのは1ヶ月前。時間的な一致と、またキャス
カが空腹な様子も、放浪の様子もなく元気であるところを見るとエリカと別れて1日やそこらし
か経っていないと思われる。さらに、エリカは「木の実摘み」に出かけてキャスカとはぐれた。
キャスカはあまりゴドーの家から離れると魔の物を呼び寄せてしまうこと、また、気晴らし程度
の木の実摘みでさほど遠出するとは思えないことから、ゴドーの家からそれほど遠くないところ
ではぐれたと考えて良いだろう。従って聖鉄鎖騎士団はゴドーの家のごく近くを通りかかったと
考えることができる。
さて、アルビオンはゴドーの家から北東へ3日。シーン@でセルピコの「アルビオン修道院は
法王庁の直轄領内とはいえミッドランド国境のすぐ近く」というせりふがある。また、聖鉄鎖騎
士団は一度法王庁に戻ってからアルビオンに向かっているので(ファルネーゼが審問を受けてい
る)、シーン@は法王庁の直轄領内であろう。法王庁から法王庁の直轄領内に出るのにわざわざ
直轄領の外に出るとは考えにくいからだ。
従って、ゴドーの家は法王庁の直轄領内にあるということになる。さらに、もし法王庁が直轄
領のほぼ中央にあると仮定すると、聖鉄鎖騎士団の進路(すなわち北東方向)から、法王庁はミ
ッドランドの南西にあると考えられる。
他のミッドランドと法王庁の位置関係を類推する手がかりは黙示録の預言である。14巻の8
4ページ3コマ目。「新しき旧き名の都の西に赤き湖が現れる」。これは黙示録の予言を確かめ
にミッドランド国境までやってきた聖鉄鎖騎士団の副長、アザンの言葉。
そこで彼らは蝕の痕跡である赤き湖を見ることになる。「新しき旧き名の都」はおそらくウィ
ンダムであると考えられるので、これはミッドランドの西部国境地帯であると考えて良いだろう。
さらに、80ページ2コマ目では子連れで巡礼に向かう女性が重要な発言をしている。「法王
庁の軍隊がどうしてここに・・・!?」。なんだかただの巡礼にしては世界情勢をよくわかって
いる発言だが、このせりふはつまり、通常では考えにくいところに聖鉄鎖騎士団が出現している
ということを示している。
もしこの場が法王庁の直轄領内であればこの発言はないだろう。ということはこの場、すなわ
ちミッドランド西部国境は法王庁の直轄領とは接していないと考えられる。
そして、この場所からゴドーの家まではあまり遠くはないだろう。髑髏の騎士の乗馬がどれだ
け速く走れるかどうかはわからないが、瀕死のガッツとキャスカとリッケルトを抱えてゴドーの
家まで、ガッツが死ぬ前に辿り着いているのだから。
さて、法王庁直轄領からすこし離れよう。
ここで、電撃戦増刊号を取り出す。22〜23ページは地理編考察には欠かせないデータがた
くさんだ。まず、「東の海洋国・チューダー」との記載がある。また、ミッドランドが北半球に
存在することもわかる。冬に太陽が南東から昇ると明記してあるためだ。物見の塔がミッドラン
ドの東側にそびえ立っている、と記述してあるが、8巻200〜201ページ見開きなどからこ
れは正確には北東方向であると考えられる。
さらに、電撃戦増刊号の記事を見るとウィンダムの北東から南西に、再生の塔の裏手を通って
川が流れていることがわかる。これはグリフィスが再生の塔で獄長に奪われ、下水に落とされた
ベヘリットが流れていった川であろう。先に蝕の発生したのはミッドランド西部国境であると推
測したが、これで裏付けられたことになる。川はいずれ海か、でなければ大きな湖に流れ込むの
で、ミッドランドの遥か西には海か湖があると考えることができる。また、「東の海洋国・チュ
ーダー」というからには東にも海があるに違いない。
また、ゲノン総督は北方戦線総司令官であった。従ってドルドレイはチューダーの北の方にあ
ると考えられる。ドルドレイの近くには川が流れていた。おお、ウィンダムを流れる川と同じか
もしれない!我ながらすごいツジツマ合わせだなあ。
さて、シーン@の数日前に「山脈を越えて遥か東方」からクシャーンがミッドランドに侵攻し
た、とアザンが言っている。すなわち、クシャーンはミッドランドの東にある、ということにな
る。また、ミッドランド東方には山脈があるということがわかる。ひょっとしたらウィンダム市
内を流れる川の水源かもしれない。
上に書いたとおり、ミッドランドの東方にはチューダーがある。従って、クシャーンはチュー
ダーのさらに東であろう。ひょっとしたら海を隔てているかもしれないが、象軍を含む大軍を搬
送しなければならないことを考えると、地続きであると考えた方がよさそうである。
ここで疑問が生じる。クシャーンがミッドランドに侵攻するにはチューダーを通らねばならな
いが、一体どうやったのだろうか?あまりに唐突にクシャーン軍が侵攻してきたことを考えると、
チューダーともめたとは考えにくい。百年戦争で疲弊しているかもしれないとはいえ、チューダ
ーもミッドランドと互角の大国のハズ。これを殲滅するのがそうたやすいとは思えない。長期戦
になればミッドランドにもクシャーン侵攻の情報が入っているはずだ。
とすると、考えられるのはクシャーンがチューダーと手を結んだということ。ミッドランドに
とってはイヤなことだろうが・・・。
さて、以上から類推されるミッドランド周辺図は下の通りである。
・・・しかし、建太郎先生はちゃんと地図を描いているのだろうか?疑問である。
地図中の番号は
@ウィンダム、Aアルビオン、B蝕発生地、Cドルドレイ、Dゴドーの家、E法王庁である。
手書きでごめんなさい。裏写りしてるし。
あと、上は一読してざっと考えただけなのでなにか矛盾している可能性あり。
いずれもっとちゃんとやるつもりだが・・・。
3/1
とても会いたかった人とオフ会。
ああ、この良き日よ。
ぱふを買う。予想通りベルセルクの順位が前年よりかなり落ちている。
中心読者が女子高校生だからねえ、ぱふは。
99年の漫画雑誌の動向について、解釈がほぼこのHPに以前書いたのと同じだったのでちょ
っと安心する。俺も日本人だなあ。
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