8/ 6/99〜 8/29/99
トップへ
過去のタワゴト6 7/11/99〜 8/ 5/99
過去のタワゴト8 9/ 9/99〜 9/23/99
8/29
今日はメチャクチャ暑かった・・・。
夏ばてと言うほどではないけど疲れが抜けない一日だった。
ま、大丈夫だろ。
今年5号のテレカが届いた。
が、スキャナがないため画像アップができない。画像はmasaさんのところにあるよ。
これで手持ちは22種24枚(抽選もの14種16枚)。
おお、1200回も電話がかけられるぞ(嬉)。
よーし、地球滅亡が決定したら使いまくろう。
数えてみたら、あと残ってるのは12種類。全て抽選もの。
いずれ劣らぬ難物ばかり。今のところ一番てごわいのはアニマルハウス時代のものか。
以前はチャレンジのテレカだったが、実在が確認されて順位が逆転。
絵柄はわかってるんだけど。masaさんのページからリンクで行ける「なかつ屋」にあるよ。
自分の知る限り、ベルセルクをメインの一つに挙げているテレカのHPは4つ。
うちとAKIさんの「Orange Empire」とmasaさんの「ZERO」と、そし
てこの「なかつ屋」。少ないように見えるかもしれないけど、漫画に限れば実はこれは多い方。
今、一番多いのはおそらくナデシコ(というよりはルリルリ)のテレカページ。次がたぶんカ
ードキャプターさくら。で、ベルセルクはその次か次の次くらいに多い部類に入ると思う。
・・今のルリ(ナデシコの登場人物。殺し文句「バカばっか」にやられた被害者多数)テレカ
の人気ぶりには唖然とする。値段についてはカードキャプターさくらにかなわない(といっても
抽選ものなら50000円が相場だが)が、欲しがっている人間はまず間違いなく一番多い。こ
の辺、角川のアニメ戦略のうまさの一端がよく現れているようにも感じられる。
そういう高額コレクションは金の余ってる社会人に任せておいて、自分は手堅くベルセルクの
コンプリートを目指しましょう。とりあえず比較的入手が容易な新年パックと電撃戦増刊号の残
りから始めよう。
8/25
先日日記に書いた「ペリペティアの福音」の下巻をやっと発見。
早速購入、一気に読了。
・・・忘我。
張られた伏線が数十本、無駄なものは一つもなく、まったく破綻せずに収束している。
そして織り上げられた世界観の見事さ。まさしく一つの宇宙を完成している。
自然科学と人文科学への深い造詣から、宗教と科学の見事な合一を成し遂げた・・・とまで言
うとほめすぎなのかもしれないが、それぐらいの衝撃は受けた。
一体、何がこの小説に盛り込まれたアイデアの端緒になったのだろう?どこから解釈をはじめ
ればいいのかわからないくらい多くのものが詰め込まれ、驚異的なストーリーを成している。
簡単に言えば、「とほほ」な大司教代理がなぜ「狂気の青年」と呼ばれるようになったかの物
語であり、全てを生まれながらにして得ていた少女がいかにして神様を鍵のかかった部屋から追
い出そうとしたかの物語であり、地獄の業火から救われた少女がどのように多くの命を救ったか
の物語であり、生と同時に死と憎悪を与えられた少女達がどうして子宮を求めたか、そしてどう
やって与えられたかの物語だ。
全然簡単じゃないかもしれない。
しかしこの物語は、この宇宙を描く物語の、一部分にすぎないということに、この上ない喜び
と、そして驚愕を覚えるのである。
こんな小説を書きたい!!と言える小説が過去の人生で4つあった。
今日、間違いなくそれが5つになった。
いずれ秋山完のページを作ってそっちにこの文章を移します。
8/22
ふふふ。「壁紙なし」の禁を破ってお送りする特別バージョン第一弾。
たぶん最長で1週間の期間限定。白泉社様が怖いからね。
第二弾があるかどうかは不明。
さて。
あまりに久しぶりだからか、えらく興奮して「早く縛って・・・(中略)・・・お願いだから」
と訴えてくるので望み通りにしてやった。
縛り終えた瞬間、身動き一つできないそれを見下ろしながら少しばかり歪んだ興奮を覚えていた。
やはりこの瞬間が一番気持ちいい。病みつきになりそうだ。
2ヶ月ばかり部屋の整理をさぼっていたら母と妹が「早く縛って捨てちゃって。お願いだから」
と強く要求してきたので部屋に存在するいらない漫画雑誌をビニールひもでくくって片づけただ
けだが、部屋の可住面積がそれだけで3割増。
やはり整理整頓を行った後の充実感は何とも言えないものがある。
めんどくさいから2ヶ月に一回しかやらないうしろめたさ、という歪みがある充足感だが、
2ヶ月ぶりだけに快感も大きい。
これが病みつきになってまた2ヶ月雑誌をため込んでしまうんだろうな。
以上、解説おわり。
片づけた雑誌の量は今回は少ない方だった。20kg程度。
「ベルセルク」を抜きとった後のアニマル(94〜95年)とか「EDEN」と「なるたる」
をはぎ取った後のアフタヌーン(半年分)とか。マガジンZとかウルトラジャンプもあったな。
あーつかれた。
こまめに捨てないと床が抜けるんじゃないかと心配になるが、まあそれはそれ。めんどくさい
というのは人間に行動を起こさせない最大の理由ではないかと思う。
大体、この部屋の重量を心配するならアニマルから抜き取ったベルセルクをプレスしている百
科辞典の山をどうにかすべきだろう。が、当然ながらそれはできない。
故に漫画雑誌を多少ため込んだところで気にすることはないのだ。最大の厄介者を片づけられ
ないのだから。
・・・・・・我ながらムチャな論理だ。
「瞳・元気」を10冊一気読みした。
こういうベタベタ〜っとした少女漫画もたまにはヨイ。
朝日が昇りはじめたのでそろそろ寝る。
早く寝ないとママに怒られちゃう(笑)。
8/21
2ヶ月くらい前に読んだ新人小説家のデビュー作の一節。
幸福とは自己陶酔である。
不幸とは被害妄想である。
読んだ瞬間「やられた!!」と思った。あまりに見事に幸不幸の主観性を表している。
よく「何がその人にとって幸か不幸かは本人にしかわからない」というが、それを過不足なく
言い表していて、脱帽した。
デビュー作の内容自体は傑作と呼べるものではなかったが、所々にこういうハッとさせられる
部分があり、実に有意義な読書だったと思う。第二作に期待。
漫画と比較して小説は発売延期が実に多い。
なぜかというと書き下ろし作品が多いからだと思う。その証拠に小説雑誌に連載している作品
はほぼ予告通りの、しかも定期的な発売日にちゃんと出る。
今、ここ半年ほど発売延期になっていて、じりじりしている作品があるのだ。
秋山完の「ベリベティアの福音」の下巻。中巻も発売が半年ほど延期したんだよな。本屋に掲
示してある発売予定表に毎月ちゃんと載っているのに、発売日が近づくと赤線で消されて注意書
き。「来月に発売延期」。それが5回。
ああもうこのやり場のない怒りというか憎しみというか、ドス黒くわだかまっているものを理
解してもらえるだろうか?
で、小説の話に入る。
と言ってもあまり硬派な小説など読まない。半分漫画のような小説だけ読んでいる。
好きな小説家はまず筆頭に笹本祐一。そして田中芳樹、秋山完、上遠野浩平。それから樹川さ
とみ、麻生俊平。ちょっと路線を変えて高村薫、貴志浩介、真保裕一。さらに変えて雑破業、工
藤俊彦。まだまだ変えて花井愛子、あさぎり夕、立原とうや・・・このへんでやめておこう。
海外作品はほとんど読んでないなあ。一応SF好きとしてはアシモフとかハインラインとかは
読みたいと思ってはいるんだけれども。あと、ラヴクラフトも。
ああ、体が二つ欲しい。漫画用と小説用(うわぁ贅沢。ここまでくると犯罪だな)。
8/20
とても大切なことを思い出させてくれる言葉をもらった。
あきらめかけていたときだったから、それはまるでユンケルのよーに効いた。
いつも厳しい言葉で叱咤してくる人の、さりげない、本人も無意識の言葉だったから余計に効
いた。不意打ちだよな、これって。
ふと、とある歌のワンフレーズを思い出した。
なんの歌だったか忘れたが、えらく大ヒットした漫画の、あ、いや、アニメのEDだったよー
な気がする。うーむ。だれか教えてくれい。
メチャメチャ厳しい人たちが不意に見せた
優しさのせいだったりするんだろうね。
アリガトーゴザイマス。
さて、今日買った漫画雑誌。
2冊あるけどここではウルトラジャンプについて。
・・・うーむ、あいかわらずレベルが高い。
これの作品、どれもこれも面白い。いやマジで。
しかし、コミックスを買う気にはあまりならないんだよなあ。
いまのところ買っているのは「アガルタ」「天上天下」の二つ。
古今の漫画において、傑作、もしくは名作の名を冠せられた作品は、そのほとんどがストーリ
ー、もしくはテーマの描き方がぬきんでているために傑作・名作となった。
しかし、中には二級のストーリーを超一級の絵が補って余りあるために傑作と呼ばれる作品が
ある。ウルトラジャンプはそのような作品の候補がうじゃうじゃいる。
が、個人的にはストーリーを重視するので、ウルトラジャンプの作品はコミックスはあまり買
わない。とはいえ、「天上天下」は絵の爽快感でコミックス買ってるんだけど。
つまりは絵のレベルが相当高いのだ。
一番絵が上手い、というとまず最初に「アガルタ」、そして「三銃士事件帖」を挙げる。
一番好きな絵、というとまず最初に「天上天下」、そして「アガルタ」。
ストーリーではまず「アガルタ」、次に「水中騎士」と「寡黙の刻」、ついでに「天上天下」。
今号で2回目の登場となる伊藤悠の「影猫」はすごく楽しめた。次の登場が待ち遠しい。
次、妹が買った花とゆめ。
着実にストーリーが展開してますな。面白いっす。
で、今号で一番面白かったのは「闇の末裔」!!
わはははははは。ここまで見事な「間に合いませんでした〜」という原稿は久しぶりに見る!!
さて、次。買ったコミックス。
「天上天下」3巻と「はじめの一歩」49巻。
「天上天下」については特に言うことなし。爽快である。それだけ。
「はじめの一歩」・・・いつの間に49巻も出ていたんだろう・・・。でもまだまだ続くな、
この作品は。脇役の一人一人が主役を張れるくらいキャラが立っていて、実際脇役が主人公とな
るシリーズも多いから、いくらでも続けることができる。
読み切りではないけど、さほど無理なく100巻を達成できるだろう。ハッキリ言ってすごい
ことだ。グイン・サーガを漫画でやってしまうんだから。
内容。あああああああああ、燃えたああああああ。以上。
8/19
夏コミも一応の区切りを得て勉強に舞い戻った日常が続く。
これが日常と呼べるものならだが。
いくつかの残務処理が残っている。
一番の問題は決算。借金を返さなければ。利息がつく前に。
それから、買ったはいいがいらない同人誌の処分。
過去の同人誌の中で重要度の低い物件の処分。
最後に、いい同人誌を出したサークルへの感想のお手紙。
3番目が必要なのは、同人誌を置くスペースを一定の大きさしかとれない、正確には一定のス
ペースに収まる量の同人誌しか家に置かないため。これは自主的な規制である。買う本を全て保
存しておいたらとっくに床が抜けている。意外かもしれないが、自宅に所有している同人誌は1
00冊に満たない・・・と思う。数えたことはないが。現在は過去の物件を処分していないため、
120冊くらいあるけど。
とはいえ、この1年で自主規制がかなり緩和され、スペースの大きさが約2倍になっているこ
とはヒミツである。
4番目は重要である。同人誌は「表現の手段」であり、即売会は「表現の場」であるのだから、
よい「表現」を発表した作者に対して感想の手紙を出すのは当然であろう。
また、感想をもらう方も嬉しいものだ。賛同であれ批判であれ。
問題は批判と呼ぶに値しない中傷や悪口の手紙をくれる阿呆(とひとくくりにするのも問題が
あるのだろうが)がいることだろうか。
漫画の同人誌についての中傷でもっとも低レベルなのは「絵が下手」というたぐいのものだと
思う。押し売りをしたわけでもなし、一体何故そんな悪口を言えるのか、神経を疑う。個人的に
はそもそも漫画を絵で判断することにこの上ない疑問を感じる。
特によくわからないのが「俺の好きなキャラクターをこんなにへたくそに描きやがって」とい
うやつだ。特に芸能ジャンル。・・・が、この辺を突っ込むと極めて独善的な文章になるのでや
めておく。
独善的と言えば、自分の考え方や行動が非常に独善的である場合があるということを最近思い
知らされ、割と落ち込んだ。
が、常に100%の自信を持って行動できる人間などいるはずもないので気にしないことにす
る。言動が独善的でないかに注意し、「やってしまった」場合に批判を受け入れることを心がけ
ようということで結論を得た。
今日は上遠野浩平「ブギーポップ・ミッシング ペパーミントの魔術師」を読んだ。
シリーズ中最高の出来だと思う。
上遠野氏のブギーポップシリーズは最近のお気に入りシリーズの一つ。読み始めたのは今年の
4月だけど、現在2番目に好きなシリーズ。
なお、1番目はぶっちぎりで笹本祐一の「星のパイロット」シリーズ・・・っていうか同氏の
全著作シリーズ。
8/11
AKIさんからガッツワインが届く。
すげぇ。かっこいい。
一目見ただけで幸せっす。
AKIさん、ありがとうございました。
さてさて、YA16号。
ゲーム情報。写真を見た限りではアクションは非常によくできているようだ。
特にドラゴン殺しでの連続攻撃の連続写真がよかった。
ふつふつと期待が高まりますな。
発売が今年12月予定。
予定通りに出ればともかく、1ヶ月遅れたら卒論の追い込みでゲームなどやっている暇がない
って状況か?延期するならいっそ来年3月くらいまで延期して作りこんで欲しいが・・・。
本編。イシドロがチャプラに見えた。
手塚治虫の「ブッダ」に出てくるスードラ(奴隷階級)の少年だけど、その石投げはおそらく
漫画史上最高の腕前と威力を持っている。
チャプラはこの技によってきっかけをつかみ、野望を達成していくのだ。勿論、身分を偽って
ではあるけれども。
ま、それはおいといて。
イシドロ、登場からまだわずかしかたっていないけど、立派にガッツのいない今回の主役を果
たしてる。キャラクターがよく立っている証拠だろう。個人的に好きなキャラクターだし、今回
の活躍はうれしいな。
以前から思っていたこと。
ニーナの髪型が「それにつけても」なお菓子の集合体に見える・・・。
かじりついたらあの独特のしゃりしゃりした食感を楽しめるかもしれない。
パックの「どりゅ!」・・・作者自身が楽しんでるとしか思えないな。笑った。
今回でキャスカが聖鉄鎖騎士団につかまることはほぼ確定したかな?
パックに先導されたガッツが来たときにはまず間違いなくつかまっているだろう。
で、ふたたび聖鉄鎖騎士団と敵対して・・・。
ここに今だ姿を現さない使徒(らしき存在)がどう絡んでくるかが今のところ一番の注目点。
いずれにせよキャスカがガッツの腕の中に帰るのはまだまだ先のようで・・・。
極めて勝手な予測だけど、順調にいけば今年20号でまたベルセルクグッズのプレゼントをや
ることになるんじゃないだろうか。
ふたりH。
いまさら内容をどうこうはいわないが、アニマルで30ページの生産は立派。
文献の引き写しの部分が大きいというのもあるんだろうが。
なつのロケット。
あさりよしとおが少年を主人公にして科学漫画を描く。そう聞いただけでわくわくする。
そしてそれが現実になった。嬉しい。嬉しいぞ。
ロケットが題材なだけに、笹本祐一あたりがスーパーバイザーになっている可能性が高い。こ
れは個人的に要注目だ。
エアマスター。
あまりの爽快感に感情の出力回路が壊れたかのように大笑いしてしまった。
「双按ン!!!!!」・・・ああ、気持ちいい。
藍より青し。
ももいろシスターズによれば巨乳の浴衣はすぐに着崩れるらしい。が、そんなことはどうでも
いい。個人的にはあの眼鏡だ。胸のでかさよりあの眼鏡のでかさの方が気になる・・・。
顔の半分以上が眼鏡だぞ、あれ。
セスタス。
キドニー・ブロー(腎臓打ち)はヤバイって。腎臓破裂は間違いないな、ジオゲネス。
ローマ時代じゃ予後不良で死ぬのは間違いなかろう。南無阿弥陀仏。
電影遊戯。
前のシリーズより遙かに面白い。
一つだけつっこんでおこう。あんなに高くサイを放り投げたらまちがいなくションベン(器か
らサイがこぼれること。出目なし扱いで無条件負けになる)になるぞ。
VF。
うん、かっこいい。でも、かっこよさを言葉にして主張しちゃうのはどうかなあ。
言葉に頼らずに進藤のかっこよさを描写して欲しかった。
愛人。
間延びした展開・・・に見えるが。
新性活。
面白いってば。
面倒なので以下略。
ああっ、どんどんコメントがぞんざいになってる。
追加。次号からのもんでんあきこの連載、大期待。
追加その2。三浦センセの目次コメント。あの生活スケジュールでどうやったらあれ以上仕事
をツメられるんだ?しかも4日!?おそろしやおそろしや。
でも作者の方に余裕ができたのは読者としても嬉しいね。
ヒカルの碁が面白いよ〜。
8/3の日記で「シャルル&ディーン」とか「英二&アッシュ」とか危険なペアを挙げたけど、
あの中で一番危険なのは「ウォル&グリンディエタ・ラーデン」である。
「英二を傷つけられたアッシュ」でさえも「ウォルを傷つけられたグリンディエタ・ラーデン」
に比較すればさして危険ではない。
・・・と書くと興味がわいて来るんじゃないだろうか。「デルフィニア戦記」著者:茅田砂胡。
中公ノベルズ全18巻。ライトな文体のファンタジーである。内容の緻密さは銀河英雄伝説に一
歩譲るが、キャラクターの魅力的なことは銀河英雄伝説をも凌ぐかもしれない。
長編だけど、まず安心して人にすすめられるファンタジー小説である。
8/10
夕立に虹が出た。よほど条件がよかったらしく外側の虹までくっきりと見えた。二重の虹など
10年ぶりくらいに見た。綺麗だった。
しかし、夕立のせいでその後が蒸し暑かった・・・。
8/9
持ち込みOKな店をネットで検索したところ、渋谷に一軒だけヒット。
昨日、仮予約だけでも入れようと電話したのだが、誰もでない。営業時間内だというのに。
いやな予感。
今日。いやな予感、的中。
原宿まで散髪に行きがてら店を下見しに行った。
ドアに張り紙。
「まことに申し訳ありませんがしばらくの間閉店させていただきます」
・・・ベタベタやね。
唯一の検索結果=頼みの綱がつかまるヒマもなく夢と消え、「残り日数もないのにどおしよお」
とひとしきり悩んだがどうしようもなくて家に帰った。
本で調べるなどの方法もあったがその気力もない。さてどうしよう・・・?
で、ダメモトで親に相談したところ、「知り合いのお店に頼んでみようか?」との母のお言葉。
さっそく電話してみるとワインの持ち込みも含めて快諾していただけた。母にものすごく感謝。
最初から親に相談していれば10分ですんだ問題だった。ネットで調べて下見までした俺って
一体・・・?
さて。話は急転換する。
今日、下見のため渋谷に行ったのでまんだらけに久しぶりに寄ってみた。
そしたらなんとKCなかよしで10巻を超えているタイトルを発見!!「不思議の国の千一夜」
著者:曽祢まさこ。全11巻でした。最終巻の発行が1985年。
自分の未熟を知った。精進せねば。
お買いあげはアフタヌーンの4月号と古い少女漫画のコミックス3冊。
比較的新しいのは雑誌で読んじゃってるのでコミックスを買うときは大体古い作品になる。
タイトルは・・・あ、忘れた。今手元にないからごめんね。
さて、べんきょべんきょ。漫画を読んでいるヒマなどない。当たり前だが。
しかし、漫画を読むのにヒマかヒマでないかは関係ないのだ。読むのだ。当たり前だが。
8/8
吉田秋生の「ラヴァーズ・キス」など読み返してみた。
いいなあ。やっぱ好きだわ、これ。
運が良かったのは最初の二人だけ。残り全員は運が悪かった。
典型例と言うには特殊なケースではあるけれども、恋愛は努力だけじゃどうしようもないとい
うことは十分に表していると思う。
閑話休題。
ひかわきょうこの「彼方から」。1〜9まで読み返し。
花とゆめコミックスの入り口はこの作品だった。これも好きな作品だ。
この作者の作品の中では、「千津美と藤臣君」シリーズの主人公カップルが素敵だ。某評漫画
論誌で「漫画史上屈指の名カップル」といわれただけはある。
藤島康介が「彼方から」のファンだというのは最近知った。俺がはじめて読んだのは・・・3
巻の最初だな。当時俺は高校3年生。知っている中で最ものんびりと連載を進めている漫画だと
思う。
お、そうだ。コミケ後のオフ会参加、締め切らなきゃ。
結局参加は6名。予算は多めに。うふふ。
ってここまで書いて安心してたらしょうのさんから電話。
「後2名追加だから」
いやマジで。うーわー。
よーし、人数も決まったし日記でも書くかーと思って書き上げた矢先・・・。
というわけで結局参加は8名・・・?
まだ増えたりして。
8/6
3日の日記で「エロ本を買うときの恥ずかしさは自縄自縛にすぎない」というようなことを書
いたが、実はそんなこともない。大体において他人を通して自分を見たとき主観的に恥ずかしい
ことはその他人の主観でも恥ずかしいことなのだ。
なぜなら、育った社会が一致しているからだ。
個人差は勿論あるだろうが、同じ社会で育てば最大公約数としての羞恥心が存在するのは当然
だろうと思われる。日本においては大体エロ本を買うというのは「恥ずかしいこと」という共通
認識があるように思われるので、やはり恥ずかしいのだろう。
だがしかし。そんなことを気にしていてはエロ本は買えない。
人間、時には思考停止して突っ走らなくてはならないのだ。
あ〜、本気で断言しちゃったよこの人。大丈夫かね。
今日、掲示板の常連さんが「ワインが届いた」というカキコをしていた。
それを読んだ後、夕方頃に訪問者アリ。「宅急便でーす」。
「やったぁ!!」と欣喜雀躍してハンコをひっつかみ、外に出た・・・。
2分後、胸に抱えた段ボール箱を床にたたきつける衝動と戦う自分を見いだした。
箱の中身は母親が最近こりだした陶器が入っていた・・・。
以下、とても濃いかもしれないネタ。
コミケにおける共同購入について。
それはオタク共の知恵の結晶。執念と欲望の私生児。あの魔界を勝ち抜くために莫大な金とエ
ネルギーを結集する不毛の運命共同体。
コミケで壁サークル、とくに外向き壁と言われる超人気サークルが存在する。行列は下手をす
ると6人並びで1kmに達し、待ち時間は3時間を超えることもある。徹夜の禁を犯してまで一
般入場列に並ぶ連中はほぼ間違いなくここに並ぶ。
いや、徹夜だけにとどまらず、広大な駐車場を埋め尽くすことで有名な一般入場列を形成して
いるのはこの超人気サークルのファンであると言っても過言ではないだろう。
その数は決して多くない。せいぜい一日に20サークル。しかし、個人がその全てを買い求め
るのは事実上不可能なのだ。
そこで共同購入という手段が編み出された。同じ本を買いたいという人間同士が集まり、買う
サークルを分担するのだ。個人個人がせいぜい数個のサークルに並んでグループ内の希望者の数
だけ本をまとめ買いする。
これならば個人で買うよりはるかに確実に、より多くの人気サークルの本を入手できる。
もちろん、それでも手に入らないこともある。
典型的なのは購入冊数制限である。一部の人間のまとめ買いによる占有状態が生じないように、
サークルの方で一人あたりの購入冊数の上限を定めるわけだ。冊数制限を行うということは、そ
れだけ人が並ぶ=人気があるということで、すなわちグループ内での需要も大きいということに
なる。したがって、人気のあるサークルほどグループ内の供給不足も生じやすいということにな
る。
まとめ買い=共同購入が冊数制限を生み、ますます本を手に入りにくくしているというのは非
常に皮肉な現象であろう。
さて、グループ内での供給不足が生じた場合、非常に熱い戦いが繰り広げられることになる。
くじ引き、じゃんけんなど方法は多々あれ、それに参加する人間の目はおもわず腰が引けるほ
どマジである。
そのサークルに興味がない人間(といってもこいつらもオタクだ)の野次馬根性丸出しの視線
の中、オタクが血走った目で抽選会を行う。当落による一喜一憂の落差はすさまじいものがある。
後日、外れた人間はその本を買えたという夢さえ見るそうだ。生々しいことこの上ない。
なお、そういった本でもその本の購入担当者は無条件で確保できる場合が多い。
さて、ひととおり説明したところで、と。
早稲田のアニメ同好会の友人から夏コミの共同購入リストが届いた。このグループ、メンバー
が40人からいるので欲しい本の8割は確実に手に入る。
大学は違うが友人のよしみで毎回お世話になっているのだ。ふっふっふ。
今年はこの友人が共同購入の指揮を執ることになったので非常に融通がきく。40人の共同購
入となると扱う金も7桁に達しようかという額になる。大変な役目だが、やつならやりとげるだ
ろう。やつの執念なら。
この友人、高校時代からのつきあいだが「この道にハマったのは君の影響だから」などとこち
らに身の覚えがないことを言って俺を師匠扱いするんだが、まあなんかの間違いだろう(汗)。
同人誌の分野には大学に入ってから手を出したんだ、俺は。誰も信じないけど(涙)。
過去のタワゴト6 7/11/99〜 8/ 5/99
過去のタワゴト8 9/ 9/99〜 9/23/99