2011.5.8
頑張れ日本経済!
岩手県出身のカメラマンが言うに、被災地の方々は、何で被災していない地域の人たちがいろいろなことを自粛
したり、大震災に遭った人たちのことを考えて落ち込んでいるのか不思議だそうだ。
そう言われれば、地震直後は計画停電、食品、生活用品の流通パニックなど多少の不便はあったが、生活に支障
をきたすようなものではなかった。
被災してない地域の人たちが、頑張って稼いで日本を元気にしないとだめだと彼は言う。
岩手県人の彼いわく、宮沢賢治の言葉を以て、マゲナイゾ〜の気持ちなのだとか。
http://magenaizo.jp/?page_id=224
「とにかく、原発事故をはやく収束させなくちゃ」、亭主とカメラマンは話が一致した。
彼は3月末、福島第一原発半径20キロ圏内に潜入したという。
「こどもと同じようだから、置いてはいけねぇ」避難せず家畜の世話をしている人にけっこう出会ったという。
飼い主の居なくなった犬、猫、豚、馬、牛が、ほんとうに哀れだったと話してくれた。
菅首相の浜岡原発の全面停止要請に、「そこだけで終わらなくなるぞ」亭主は危惧する。
危ないと言ったら、他の原発だって同じこと。福島の原発事故はたくさんの課題を呈してくれているのだ。
化学のばけものと対峙し、危険を覚悟で格闘している現場の人々。この大きな犠牲を無駄にしてはいけない。
この原発事故を教訓として、各地にある原発施設で点検すべきところは念いりに点検し、見直すところは
徹底的に見直す、そしてさらなる安全を確保することが急務である。
※語り部エッセイ、長老からのメッセージも見て下さい。この夏の電力
原発の即時停止反対
「被災地のためにも頑張って稼いで日本を元気にしないと…」カメラマンが言うように日本の経済が復興の鍵になる。
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