EeePCでWindows7!
初代 EeePC 4G-X 初期モデルで Windows7 を楽しもう!


2010Jun03 windows7 の他のエディションのお試しインストールのリンク追加
2010May13 公開

* このページの内容は書きかけです。

EeePC といえば、やっぱり初代の 4G-X 。
程よい大きさと厚み、重さでなかなかのお気に入りです。
ちょうど良いんですよね。他のモデルとの違いはわずか数ミリなんでしょうけど、
この数ミリでぜんぜん違うんです。

ただこの初代、初期モデルはSSDの容量が4GBしかなく、Windows7が入りません。
録画したTSのデータ放送をちょっと確認するために tuner-z リンク が EeePC で
動かないかな?と思い、そこで、SDHCやUSBメモリにWindows7をインストールしてみました。
結果として、データ放送は確認程度ならなんとかなったことよりも、
windows7を使ってみると結構良くて、いまではデュアルブートの Xp 側を
起動することはなくなりました。もう eee で win7 な PC です。

使ってみていろいろとわかったことをここに書いておきます。


このページの対象マシン: Eee PC 4G 4G-X 701-4G 初期モデル

後期モデルや 701 SD-X は対象ではありません。
また他の Eee PC も対象ではありません。
Windows7 は6GBあればインストール出来ます。スレーブにインストールで
問題なく起動できるので、これらはSLCのSSDを増設して完了です。

USB経由での起動の話は、ここのスピンアウトのこちら
USBでWindows7! USB-HDD, USB-SSD, USBmemory, USBリムーバブルデバイスでWindows7を楽しもう!
USBHDDやSDHCカード、USBメモリーへwindows7をインストールする方法や注意点など書いておきましたので、
必ず目を通しておいてください。

windows7の他のエディションのお試しインストール方法の話はこちら
windows7 で別エディションを試してみよう!

またキャッシュとパフォーマンスに関する話はこちら
キャッシュの設定とその効果を数値で比べてみてみよう!CrystalDiskMarkZ!

ひととおり必ず目を通しておいてください。


■方針■
ではインストールメディアとWindows7のエディション、起動方法を決めます。

おススメは SDHC SLC に Ultimate で BIOS で起動ドライブを選択し、VHDブート です。

結論めいたことを書くと、実質2択です。
Ultimate なら、VHDブート。
HP, Pro の場合は通常メディアブートになるので、不便だしちょっと遅いのだけど、
我慢して使う(遅い割には使える)。


■インストールメディア■
USBリムーバブルデバイス: USBメモリ、SDHCカード
(EeePCのSDカードスロットは内部でUSB2.0にぶら下がっていて、
これはUSBに別途カードリーダーをつなげてSDHCカードを挿すのと同じです)

USB-HDD: USB外付けHDDやSSD、シリコンHDD、シリコンディスク(見た目USBメモリだけど
     OSからはHDDとして認識される物)


モバイル用途ではSDHCカードが良いでしょう。
ただし、EeePCのカードリーダーは低電圧モードだと相性が出るようです。
通常電圧モードだと問題無いようですが、バッテリーの持ちが悪くなります。
ではUSBメモリだと、今度はコールドブート時に認識しない物があります。
まぁ、出て直ぐのころならともかくもう発売からずいぶん経つので、
個人のノウハウもたまっているかと思います。

次にシリコンHDDやシリコンディスクですが、中身が MLC なので、
OS用途では遅くて向いていません。

家でデスクトップに近い使い方ですと USB-HDD も選択肢に入ります。
このとき、USBバスパワー駆動ではなく、HDDには独立して電源が供給
できるタイプでなくてはなりません。
3.5inchHDDの外付けケースで使う分には、けっこう快適に動作します。


■ Windows7のエディション ■
64bitは不可です
HP: VHDブート不可。OSに完全バックアップ機能がありませんので、
  別途イメージバックアップソフトが必要です。
Pro: VHDブート不可。
Ultimate: VHDブート可。VHDで使う場合は現実的にコレだけ。
Enterprise: VHDブート可。一般では購入難だが、評価版が無料でダウンロード出来る。
ただし一部機能が制限されているようで、肝心なときに躓く。評価用なのに評価すら出来ない。


■ 起動方法 ブートセレクト ■

通常メディアブート: Xp同様、従来からあるインストール方法
VHDネイティブブート: Ultimate でサポートされるようになった方法。
   仮想マシンで用いられている仮想HDDである VHD を、通常の(仮想でない)PCで通常のHDDの
   ように認識して起動させる方法。
   バックアップや復元で便利なほかに、EeePCではパフォーマンス面でメリットがある。


BIOSセレクト: BIOSメニューで設定する。また、起動時に Esc キーを押すと選択画面が出ます。
SSDでの bootmgr セレクト: 内蔵SSDに bootmgr を仕込み、そこからSDHC/USBを選択起動する方法。
   (デスクトップでは確認済みの選択起動方法ですが、EeePC では
    本体 SSD に一切手を加えたくなかったため、まだ試していません。
    仕込み方法はデュアルブートやマルチブートで検索すれば、
    かなりたくさんいろいろと出てきます。)



■用意するもの■
6GB以上のメディア USBmemoryやSDHCカードの場合、SLCタイプの物。
OSは5.5GBあればインストールできます。
あとMLCでも動かないことはないのですが、もともとの4GBのSSDはSLCタイプで
普段からSLCに慣れてるんで、MLCなんてプチフリしまくって常用なんてやってられません。

#実際class6のSDHCで一週間以上使ってみました。
#おかげでプチフリとはどういう感じなのかよくわかりました。
ただし、緊急用や、たまーに使う程度ならアリです。

ちなみにいま(2010年前半)だと東芝のSLCのSDHC (白いやつ。白芝)だと、
8GB が 3,000円前後、16GB が5,000円前後といったところです。


■ Driver など ■
ほとんどはOS標準で動くので、クリーンインストール直後でも一応使える状態になっています。
デバイスマネージャーで"!"マークがついているのは、ビデオとACPI(不明デバイスの実体は
コレ)のみです。
LANは有線無線ともにOS標準で動くので、特にドライバ類を事前に用意しておかなくても、
OSインストール後にあとから集められます。
ただし、LANの設定内容だけは別途控えておきましょう。


VIDEO Driver
    OS標準ドライバでは640x480のみ。
    Windows Update をするとIntelのドライバがインストールされる。
    このバージョンはIntelのサイトにあるXp用の最新版と同じ 6.14.10.4764 なので、
    IntelのサイトからダウンロードしてそれをインストールしてもOK。
    http://www.intel.com/
    http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=12531&ProdId=2031&lang=jpn
    どうやらXp用VGAドライバが互換モードで動作している模様。
    他にもこれが原因でaeroが不可など不都合が生じてしまうが、これは仕方が無い。


ACPI Driver
    Eee PC のサイトからダウンロード
    http://www.asus.com/
    インストールはビデオドライバの後におこなうこと。
    ACPI_XP_071011.zip を展開すると setup.exe があるので、これを実行する。
    AsTrayがタスクバーに現れ、800x480と800x600の切り替えが出来るようになる。
    (AsTrayだけ使いたい場合は、Xpからこれだけコピーしてくれば ACPI Driver を
    インストールせずとも単独で動作する。AsTrayの動作に必要なのは実は VIDEO Driver。
    そしてACPI Driver も、ASUSACPI.SYS, inf, cat があれば VIDEO Driver の有無とは
    無関係にインストール可能。
    要するに、zipでまとめられてはいるが、実際はAsTrayとACPIドライバーは別物)
    デバイスマネージャーでは、「システム デバイス」の中に「 ASUS ACPI Driver 」
    として認識されるようになる。
    そもそもこのデバイスは一体何かというと、キーボードファンクションユーティリティ
    というやつで、キーボードで「 Fn+F2 」などと打つといろいろ出来るようにするのと、
    そのときOSD表示をするもの。
    ACPIのうち電源管理などOSの重要な部分のドライバはOS標準で問題なく動いているため、
    よってこのドライバがXp用でも別に問題は無いようだ。
    (もしかしたら、modemドライバのようにvista以降でも共通なのかもしれん)
    ちなみに ASUS のノートPCで windows7 モデルのものにもこの手のデバイスがあって、
    いまはOSD表示部分が切り出され名前もATK010などと変わってしまっているけど、
    基本的なところは大して変わっていない模様。


CHIPSET Driver
    Intelのサイトのinf update を入れても入れなくても特に変わらない。ご自由に。
    http://www.intel.com/
    http://downloadcenter.intel.com/Detail_Desc.aspx?agr=Y&DwnldID=18494&ProdId=2031&lang=jpn

LAN Driver
    OSインストール直後から有線無線両方とも使える。
    さらに Windows Update で無線LANのドライバが最新のに置き換わる。
    有線のドライバもOS標準は2.6.7.23であり、一方Atherosのサイトの隠しリンクにある
    ドライバにはVista用があり、2.6.7.17とちょっと古いが、 VLAN ID が設定出来るようだ。(試していない)
    http://www.atheros.com/
    http://partner.atheros.com/Drivers.aspx
    なお、有線LANの設定が、デフォルトでは WoL 有効になっている。
    勝手に起動したり電力を無駄に消費しそうなので、不要なら無効にしておく。


AUDIO Driver
    OS標準でも音は出る。Realtekのサイトにあるwin7x86用の HD Audio Codec Driver を
    入れると、RealtekHDオーディオマネージャがタスクトレイに現れ、機能が増える。
    http://www.realtek.com.tw/
    メモリを結構消費するので、これのインストールもお好みで。


TOUCHPAD Driver, Utility
    OS標準のでも動くが、Synapticsのサイトにwin7x86用のがあり、インストールすると
    縦横スクロールなどいろいろな機能が使えるようになる。お好みで。
    http://www.synaptics.com/
    http://www.synaptics.com/ja/node/55

CAMERA
    普段BIOSから切っているのでよくわからん。
    ドライバは正しくインストールされている模様


eeectl
    ドライバではないが、必須ともいえるツール。
    起動時は「管理者として実行」をするか、ショートカットを作成して、
    プロパティの詳細設定で「管理者として実行」にチェックを入れておく。
    0.2.3と0.2.4共にいちおう動いて、クロックやBacklightの制御は問題ない。
    が、FANの制御がうまくいかない場合あり。
    OSの電源オプションの詳細設定のところで、
    「プロセッサの電源管理」の中の、
    「システムの冷却ポリシー」設定が
    「パッシブ」になっているとFAN制御がうまくいかなくなる。
    (バッテリー時のデフォはパッシブ)
    これはこれで正しい動作とも言えるが、不都合な場合は「アクティブ」に変更し、
    PCを再起動する。
    それでもたまにFAN制御がうまくいかなくなることがあるが、どうやら電源管理の切替が
    発生するときにOSがFAN制御を掴みなおしてしまってるようだ。そうなると要再起動となる。
    このような良いソフトを公開していただき感謝。

RAMDISK Soft
    これも必須ともいえるツール。
    スリープ対応のもののなかで好みのものを使うのが良い。
    有料無料といろいろあるが、有料の方が簡単で機能が多いようだ。
    (ちなみに当方、ERAMのFAT32を、環境変数TEMPやブラウザのキャッシュとして
    使っているが、いまのところスリープで問題は出ていない。
    Windows2000用のをインストールするわけだが、ドライバ署名がないためインストール時に
    警告が出るのと、設定時にコントロールパネルを開くのにワンクッション入る。
    また自動でバックアップ/復元する機能は無いので自分でバッチを仕込むことになる。
    まぁERAMを使い続けている人にはこのへんの説明は不要か。
    このような良いソフトを公開していただき感謝。)

AsTrayPlus
    挙動がおかしい。
    縮小表示が出来ないわけではないが、頻繁に切り替える使い方は難しい。
    ASUS の AsTray は一発切り替えが出来るのだが、一方こちらは「ディスプレイの設定」と
    組み合わせて変更しなければ切り替わらない。
    (もともとXpの時も、これは目が悪くなると感じたためお試し程度しか使ってなかったので、
    深く追求はしていない。)


■ OS INSTALL ■
SDHCで使う場合でも、windowsUpdateやアプリのインストールまではUSB-HDDで
おこなった方がよいです。

まず、
USBでWindows7! USB-HDD, USB-SSD, USBmemory, USBリムーバブルデバイスでWindows7を楽しもう!

にあるとおりUSB-HDDにインストールします


インストール後、

1. 最初の完全バックアップをする(VHDだと楽)

2. LANの設定を行う
 ドライバはOS標準で動きます。

3. windowsUpdateをおこなう。ここでビデオドライバが入る

4. 2回目の完全バックアップをする(VHDだと楽)

5. ACPI をインストールする
 zipを展開後、setup.exe を実行すればインストールされる
 これで800x600への切り替えが簡単になる

6. その他ドライバをインストール
 画面からはみ出てボタンが押せない場合、
 タスクバーを下ではなく左にすると押せるようになる
 それでもダメなら解像度を 800x600 にすれば押せる

これ以降は各種アプリのインストールや設定、そして Xp のときとおなじく
動作の軽量化の設定をしてまわります。
各種視覚効果やインデックス作成サービスの off など、windows7の軽量化については
検索するとたくさん出てくるので、そちらを参考にお好みで。
ただし、Windows7では、起動直後は重いが使ってると効き目が出てくるものもあるので、
最初はHDDでデフォの状態で3日間は使ってみるのが良いです。
RAMディスクをどれにするかっていうのも、 Xp のときと同じく自分の使い方にあったものを
選びます。windows7は基本スリープ運用なので、スリープ対応の物がよいです。
RAMディスクを使わないというのもありますが、ブラウザのキャッシュはRAMディスクを
使ったほうが良いです。

ブラウザも FireFox の Portable 版は試してみる価値があります。
自分は使っている機能が Portable 版には無かったので、通常版をしぶしぶ使っていますが…
モバイル用途だと、プラグインで画像やFlashの読み込みのOn/Offを簡単に切り替えできるものが
いつくかありますので、これらも試してみる価値があります。

あと良くわからんのですが、真っ黒の壁紙や、単色の壁紙は挙動がおかしくなるようです。

ドライバやRAMディスクでいまいちと思ったら、4でおこなったバックアップからやり直します。
アンインストールだとレジストリなどのゴミが悪さをすることがあるので、こちらのほうが
スッキリします。

最後にHDDからSDHCに移して出来上がりです。
bootに内蔵SSD経由でbootmgrを使う場合、そのための仕込みもします。
出来るなら、HDDの状態で3日くらいは使って最適化が進んだあとでSDHCに移すと良いでしょう。
最適化がされる前にSDHCに移してしまうと、そのためのアクセスの負荷のために
3日間は快適さが損なわれ続けます。


■記録メディアのキャッシュの設定と HGST Hitachi Microdrive filter Driver ■
USBブートのページにも記述しましたが、再度ここにも記しておきます。

USBメモリ、SDHCカードの場合、
HDD化のために HGST Hitachi Microdrive filter Driver を起動ドライブに対して使うと
ファイルシステムが破損します。
特に、このドライバを適用し、さらにポリシーで「高パフォーマンス」にすると
確実にファイルシステムが破損します。
勝手な想像ですが、このドライバを用いると場合により目覚しいほどに高速化がされるのですが、
このUSBメモリの遅さを隠匿する仕組みが、シャットダウン時のシステムキャッシュの
フラッシュ処理時に上記「高パフォーマンス」と合わさって、

「キャッシュをメディアにフラッシュしたつもりが、実はキャッシュにフラッシュしていた」

という状態になっているんじゃないかと。
データドライブの場合でも、シャットダウン時にログなどを書き込むようになっていると
ちょっと危険かもしれません。

またキャッシュとパフォーマンスに関する話、こちら

キャッシュの設定とその効果を数値で比べてみてみよう!CrystalDiskMarkZ!


も目を通しておいてください。


リムーバブルメディアをHDD化をしないと不都合が生じる場合、Ultimateを使ってVHDブートを使います。
VHDブートでは起動ドライブがHDDとみなされるので、この手の不都合はありません。


■トラブルシュート■

WMP, WMC で動画がおかしくなる
    OS標準の Microsoft DTV-DVD Video Decoder がうまくうごいてくれないようだ。
    簡単な対策は、Win7DSFilterTweaker を使って他のに変える。

    http://forum.doom9.org/showthread.php?t=146910
    http://www.codecguide.com/windows7_preferred_filter_tweaker.htm

    変更はセーフモードで起動しておこなうとうまくいく。

    当方ではBDドライブのおまけのPowerDVDを使っているので、
    それに変えたら映像が出るようになった。(ffdshowなど他のは試していない。)
    必要に応じてスプリッタも入れること。
    別の解決方法としては、再生にVLCやMPC-HCを使うのも良い。というより使い分けよう。
    MPC-HCでも映像が出ない場合は、フィルターの他、出力のところで
    VMRなりEVRなりいろいろ試してみると良い。


eeectl FANの制御がうまくいかない場合がある。
    スリープ復帰後のFANの制御が怪しいくなるケースもあった。
    OSの電源オプションの詳細設定のところで、
    「プロセッサの電源管理」の中の、
    「システムの冷却ポリシー」設定が
    「パッシブ」になっているとFAN制御がうまくいかなくなる。
    これはこれで正しい動作とも言えるが、不都合な場合は「アクティブ」に変更しPCを再起動する。
    eeectl はコマンドラインでも制御できるので、バッチ組んでタスクで自動処理するのもアリ。
    また、おかしいときにAuto-Nativeの切り替えをするとFANが回り始めるので、
    これで対処する手もある。

LAN, WAN
    一部の古いルーターではIPv6のパケットで不具合が出るので、
    ネットがつながらない場合はIPv6を止めてみる

勝手に起動する
   デフォではWoLが有効になっている
   WMCも自動更新のために起動する
   その他 Update でも起動する
   これらを全部止めていく必要アリ

スリープしない
   電源の設定で、メディア共有のところを確認
   Video Driver が入っていないとスリープはできません

休止が出来ない
   USBブートは休止はできません



■使ってみて■

 ビデオドライバがXp用のを使っているため、表示がXpにくらべてもたつくことがアリ
ただ、動画再生限界が良くなって、重い動画でもXpよりもコマ落ち数が少なくなった。

 800x480 で不都合の出る場合がある。肝心なボタンが押せないなど。Xpのときよりも頻発する。
 「メモ帳」こと notepad については、Xpの notepad.exe を使うようにした。
 画面のデザインで窓枠の幅やフォントのサイズを調整すると少し良くなる。
 ダイアログ窓の最大化と復元でかわせることもある。


タスクバーまわりで、EeePCでは 左表示・自動的に隠す にしているのだが、

 クイック起動が無くなって不便なので、復活させたら左表示だと無意味な空白で高さを取る。
 タスクバーだと場所をとりすぎ。画面が狭いのにこれでは不便…

 タスクバーが左表示だと”常時2階建て”にならない。切り替え2階建ては不便。画面が狭いってのに…

 タスクバーが左表示だと日付の表示が3段も。高さ取りすぎ。

なぜEeePCでは左表示がよいかというと、800x480のため、下表示だと

 横長がさらに横長に
 スタートメニューの高さが低くなってしまうため、表示メニュー数が減る
 下に出る「OK」、「Yes」ボタンを押そうとすると、タスクバーが出てきてしまう
 横スクロールバーを操作しようとすると、タスクバーが出てきてしまう
 800x600時、タスクバーが遠く、またスクロールもしてしまう

で、結局、下表示・自動的に隠す と左表示を適宜入れ替えながら使うことになりました……。

あとは、

 スタートメニューは便利になった。

 フォルダの並びの制御がへんだ。

 smb2.0になったため、ファイル共有が早くなった。

 内蔵無線LANの使い勝手が良くなった。特に、切れたときやスリープ復帰での挙動が良くなった。

 リモートデスクトップの使い勝手が良くなった。ただ、タスクバーが下だと台無し。

 標準の Firewall で出側の制御が出来る。


全体的に、使えば使うほど良くなっていく感じです。-- ゆかた