と・思うが

やはり一元管理は大切

私は、種々の組織で種々の役割を持っている。 今日もそんな中の一つの組織で小さな問題と課題が出た。  
その組織は、年齢性別を問わずありとあらゆる層の人が集まる組織であり、目的はビジネスではない。 そんな組織だからビ  ジネス社会の常識とか、性別の常識とか、年齢経験別の常識とかは通じる場合もあればそうでない場合もある。 今流な言 い 方をすれば共通したプロトコルが存在し難い。 
今日の、問題は、そこの組織の定例の集会の当番表についてである。 どんな組織でも、定例の集会で多くの人が役割を持  ち、それが必ずしも固定的でなく、極めて柔軟的である。 会社であれば、しっかりとして指示命令系統があり、それを守れな  かった人は評価をされず、おのずから誰もが正確に役割をこなす。 でも、今回の組織では、役割を担う人達は所謂ボランティ  ア的な責任の持ち方をするから変更も良く起こる。  原則的に2ヶ月に一回当番表が作成され2ヶ月間の役割が決まる。 そ  の当番表はPCでないワープロで打たれた物で、印刷されたハードコピーを各当番の責任者に配布される。  また一部は集 会 場の掲示板にも貼られる。 
ここまでは何ら問題が見えないが、実はこの掲示板に貼られた当番表が、しばしば当番責任者によって手書きで修正される の である。 その結果、配布された当番表に基づいて各々の集会のプログラムを作成する責任者は、現実とのギャップに苦し む のである。 

本来、何を正式とし、何をサブとすべきか、 
勿論、手書きはドラフトであり、正式は、一元管理された常に最新を反映した版であるべきであるが、物理的掲示板が主役を 占 めるような組織では、掲示板を常に見て、自分の手持ちの情報を各自でアップデートする事も必要なようである。 

社会保険庁の問題がでるのも、伝統的なシステムと新しいシステムが一元化されていないからであり、ひと事でなく、自分達  の組織でも同じような問題が起こる事を知らされた。




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