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AnalogueとDigitalは相反する概念のように思っている人が多いのではなかろうか。 アナログ人間、デジタル人間なるわけ方
が横行しているから、そう思うのも当然か。 一般的にアナログ人間はコンピューター等が不得手であり、e−mailでなく手紙を
ペンや筆で書く、温かみのある人間。 他方デジタル人間は、滅法コンピューターIT系に強 く、ペン等は使わず、全てキーボー
ドか、タッチパネルでの入力によるe-mailが手紙の代わり。 物事をはっきりと決める冷徹か、温かみの無い人。
純粋な技術用語を用いて、人間の分類をする事じたい無茶な話だが、実際にこんな分類をしている人が多くあるし、恐らく多く
の人が上記の分類に異論がないのではない か。
この分類からすると、私は、IT業界に20年以上も居るからきっとDigital人間と分類されるのだろう。
私は、誰よりもアナログ人間だとも言いたいが。
DigitalとAnaloguを私なりに説明する時、私は一枚の紙面で目的地までの説明をする行為を持って説明する。
アナログの場合は、いきなり、その紙面に、出発地から目的地までの地図を手書きする。 他方Digitalの場合は、まず紙面に
碁盤の目を書き、XY軸の碁盤の目に沿って、 出発地から目的地までをトレースして記入する。
碁盤の目が細かければ細かい程、アナログ的に書いた地図と同じような地図が描ける。
それぞれのメリットを言うと、アナログの場合は自由な直線・曲線による図が描けるが、同じ絵を描こうとしても再現性が無く、
旨くかけない。 他方、デジタル的な場合は、キ グシャクした図になるが、再現性は絶大であるし、右に4目進んで、上に2目
行く、なんて言う極めて正確な場所を示す事も可能。 アナログだと右にまっすぐに行って、途中 で斜めの方へちょっと行くなん
て表現になる。
だから、富田的な言葉で纏めると、 アナログは切れ目が無くてスムーズ、デジタルは迷いが無くてスムーズとなる。
実はDigital技術では、この碁盤の目(分解能と言う)を如何に細かくできるかが課題であり、それにより、技術的には記憶素子
の要領が揚がり、CPUの演算能力も高くな り、スムーズな処理(アナログ的)が出来るようになる。 だからDigitalの究極の目
指す所はAnalogueであり、その逆も真。
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