◇◆◇◆ ヘルシンキ ◇◆◇◆





朝焼け 朝焼け


砂金堀りオブジェ
2月18日 晴れ

 サーリセルカとも今日でお別れ。朝焼けが美しい。 荷物をまとめてバスでイヴァロ空港へ。

 イヴァロ空港はこぢんまりした小さい空港であった。荷物のターンテーブルには砂金堀りの道具のオブジェが。ほかにも入り口付近には雷鳥の剥製がかわいらしく飾ってあった。子供用の遊具がトナカイなのもここならではかな?ちなみに売店ではベリーのジャムなどに混じって、さりげなく「トナカイのふん」なんていうお菓子を売っているのだ。

雷鳥 トナカイ木馬


 さて飛行機に乗ってまたヘルシンキ、ヴァンター空港へ。そこからまたバスに乗ってヘルシンキ市街へ。今日泊まるホテルはヘルシンキ中央駅真ん前にあった。
 イタリアやスペインに行ったときなどは「駅付近は(麻薬常習者のたまり場になっていたりして)危険なので気をつけて」などと注意されたものだが、ここではそんな心配はいらないようなので、遠慮なく駅構内に入ってみる。
ヘルシンキ中央駅


VR 駅構内


 すぐ近くにある郵便博物館にもいってみる。 郵便の歴史や、切手が展示してあって、別に切手収集家でない私もそこそこ楽しい。入場無料だし。
でも一番楽しかったのはミュージアムショップ。ムーミン切手やポストカード、かわいいシールや小物がたくさん。
郵便博物館


アメリ上映中  夕飯を食べに町中をぶらぶら。
途中通りかかった小さな映画館では、「アメリ」を上映中。 


 イタリア以外の国のイタリアンはヤヴァイという教訓を忘れ、イタリア料理屋に入ってみる。 にんにくがものすごい生で入っていて(嫌いじゃないけど、胃がこわれるので苦手)閉口したけど、しかし、かなりおいしかったといえましょう。
で、これは店をでたとこからパチリのヘルシンキ大聖堂。
夜のヘルシンキ大聖堂








2月19日 晴れ時々吹雪
テンペリアウキオ教会    朝食後、テンペリアウキオ教会まで散歩。できるだけ自然の景観を損なわないように設計されたというこの教会は、外観がものすごく地味なので見過ごしてしまいそうだ。
中は、外光をとりいれたつくりで、岩壁と木のいすが落ち着く。天井のガラスのむこうは青い空に白い雲、時々鳥が飛んでいく。女の人が練習なのかパイプオルガンで何か弾いていて実に荘厳な雰囲気。時々とちるのはご愛敬。


 ホテルに戻ってチェックアウトして、バルト海の乙女、ヘルシンキ見物に出発。
といっても帰りの飛行機の時間まで半日くらいしかなにので駆け足観光でいく。トラム(→)にも乗ってみたいがまた今度だ。
トラム


港  実はヘルシンキの主要観光スポットは実は全部徒歩圏にあるのだ。
マーケット広場を通ってウスペンスキー寺院、ヘルシンキ大聖堂とまわる。
マーケット広場の前の港はやや凍っている。思っていたよりしゃびしゃびな感じ。


 人が乗ったら確実に落ちると思われますが、鳥たちは平気でとことこ歩いていました。 氷上鴨


ウスペンスキー寺院
ウスペンスキー寺院

 ロシア風の重厚な造り。高い高い天井から大きなシャンデリアが下がっている。「電球変えるの大変そうだな」とか、どうでもいいことを考える。


ヘルシンキ大聖堂

 こちらの内部は実にシンプル。清楚。
昼のヘルシンキ大聖堂


 さすが日本と同じくらいの国土に杉並区なみの人口の国、首都であっても人がわんさかいない。いいなー。



昼食を食べてからバスで空港へ。飛行機の時間まで空港内のロバートコーヒーで時間をつぶす。フィンランドのスタバのような存在なのでしょうか、中央駅構内にもカフェがあったなあ。いすやテーブルもしゃれてるし、コーヒーもおいしかった。おみやげに豆かっちゃったよ。



最後のイベント



   飛行機に搭乗。
やれやれだが、まだオーロラ旅行は終わっていない。

なぜなら。

帰りの飛行機でオーロラが見られる可能性があるからだ。

運良く左側の窓際の席に座れたので、ずっと外を眺めていた。 前の席の人が毛布をびったり窓につけて、中の光を遮って外を見ていたのですかさず猿まね。


と、うっすら光る緑のカーテンが!

他の人にも席を交代で替わってあげると、みんな歓声をあげながらみていた。

10分くらいで消えてしまいましたが、ラッキーでした。





<了>


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