2009年 オーストラリア   ケアンズ、エアーズロックの旅 -7

6月28日の続き
午前中でウルル探訪を終え、ホテルに戻った。
通常の1泊2日ツアーなら、サンセット、サンライズ、ウルル登岩(または麓トレッキング)の3イベントを終えたことになり、これで空港に行きケアンズだシドニーだメルボルンだと次の行き先へ戻ってゆくことになる。
当方は1泊だけではなにか見落とすかもしれないと2泊にしてある。
そこで今夕のイベントとして”静寂の響き”とでも言うべきSoundsOfSilenceを予約してある。
夕方までの間、いろいろなホテルやビジターセンターを見て回った。

6月29日
予定の行事は無事終えて、午後便のため空港に戻るまでの間、リゾート内を散策する。
リゾートの敷地内の小高い場所には見晴台が作られていて、結構眺望も良い。
もっと早くから見晴台の存在を知っていたら、今朝などは早起きして日の出を見ることが出来たものをと悔やまれた。

ケアンズ着は17:30すでに夕闇が迫っていた。
シャトルバスで初日滞在のSebelへ。

夕刻バスで会場へ行く。
Sounds of Silenceとはウルル、カタジュタを遠望できる小高い丘にテーブルをセットしたシャンペン・ディナーで夕陽に染まる山を見て、更には星空を見上げて食事をとるというなかなかロマンチックなもの。
この時期の夜は零度近くまで気温が下がるといわれていたので、完全防寒に近い服装を用意したが、夜が更けても手袋するほどの寒さにはならなかった。

ケアンズ行き14:35発QF1850に乗るには12:35にリゾートを出るバスで空港へ。
空港に飾られた写真で見ると1993年に新空港が出来るまではウルルの傍に空港があったことを思わせる。

まさにローカルなエアーズロック空港を定時に出発しケアンズへ。

おなじみ巨泉のOKギフトがケアンズにもある。
夕食をとってホテルへの帰り道。よその店は閉店しているがここだけはまだ営業していた。
さすが日本人経営というべきか。

6月30日
いよいよ帰国の日、タクシーで空港へ。
空港ロビーにはグレートバリヤーリーフの綺麗な壁画が飾ってあった。
13:20ケアンズ発JQ25は無事成田に定刻通り20:00到着。

デインツリーの熱帯雨林、グレート・バリヤー・リーフ、ウルル・カタジュタの巨岩と三つの世界遺産を見て回る旅は非常に印象に残るものだった。  おわり

古来からのアボリジニの楽器にディジュリデュというシロアリに食われて筒状になったユーカリの木で作ったものがある。
管の一端に口を当てて唇の振動などを利用して音を出すが、その複雑な演奏方法は他に類を見ないといわれる。
この不思議な音色を聴きながら星空を眺めるとなにやら夢幻の境地に入ったよう。

BGMはディジュリドゥの演奏