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G
M:ではこちら,美貴さんと白いアイオーン1体,トループが4グループです。美貴さんのイニシアティブ値は15です。エンゲージを確認します。こちらは美貴さんとトループのアイオーン1グループが後衛,中に白いヤツ,前衛にアイオーンが2−2で展開しています。全部で4つのエンゲージですね。 
水限:あいな。で,こっちって誰が前衛なの? 
瑚唄:はーい。 
真琴:アナタというより,従者が前衛なんだろうが。 
瑚唄:そうとも言いますが。 
水限:うーん。じゃあこのまま君嶋のガードをしてるか。私は私の仕事をしなければな。 
GM:じゃあ従者のみ前衛で,直人さん,君嶋,みーちゃんが後ろね。18の人が一番最初ですが……あ,いや。セットアップ。 
水限:《重力の城》を宣言。 
GM:む。ではこちらも《戦いの予感》を宣言。まずは美貴さんがマイナーアクションでアイオーンに命令を出します。それから《全知の欠片》《主の右腕》《ピンポイント・レーザー》《大地の牙》《要の陣形》。ダイスペナルティは1個です。(ころころ)達成値は28。 
水限:対象は? 
GM:瑚唄,直人さん,君嶋ですね。 
水限:んーと,直人さんはまだエフェクト使えそうですか。 
直人:とりあえず平目で回避してみる。リザレクトしても100には届くまい。 
水限:で,君嶋が96ね。じゃあ「回避」に侵蝕値使わないで。カバーに入るから。 
瑚唄:《血族》《意志無き者の舞い》で41。避けっ。 
水限:《炎陣》《灼熱の結界》《業炎》《氷盾》《魔人の盾》で受け。 
GM:じゃあ直人さんとみーちゃん,ダメージは29点。 
水限:弾いた。 
GM:あ,装甲値は無視だからね? 
水限:いや,実は私装甲値0なんですよ。 
GM:そうだったの? 
水限:うん。次で《暗黒の衣》とろうとは思ってたけどね。 
GM:ま,まぁいい。直人さんには装甲値無視は有効だろう。 
直人:有効だな。しかし,装甲値があってもなくてもリザレクトには変わりはないが。(いっころ)6点回復。侵蝕値は98だな。 
水限:(計算して)あ,私が100超えたわ。 
真琴:何? それはマズイんじゃないのか? 
水限:大丈夫でしょ。エフェクトレベルが上がると44点まで受けられるから。 
GM:がー!? 何だそれはー!? 
瑚唄:それに《重力の城》の装甲値が15点?(笑) 
水限:いや,15点は実ダメージ減少。すると,59点まではいけるのかな? 
GM:シャレならん!(爆笑) 
水限:いいじゃないか,他にすることないんだから(笑)。 
直人:じゃあ私の攻撃だな。《ショック》《天性のひらめき》でトループを潰す。(ころころ)29だな。 
GM:(ころころ)回避! 
直人:何? 
GM:対オーヴァード部隊ですからね,防御面もバッチリですよ。「回避」を高くしないで何のための軽量化! 
直人:む,やるな。 
真琴:これってトループから無力化した方がいいの? 
直人:一般的にはそうだな。 
真琴:じゃあ《小さな塵》《シューティング・システム》《ピンポイント・レーザー》《達人の技》《抜き打ち》で……。 
水限:それだったら《レーザーファン》入れて2グループ攻撃範囲に入れた方がよくない? 
GM:《レーザーファン》は接近距離でないと不可ですよ。その場合は接敵して。 
直人:だったら中央の白いアイオーンを狙ってくれ。こいつはリザレクトできないはずだ。 
真琴:了解した。(ころころ)……おや? 16個振って2個しか回らないってどういうこと!? 
水限:またぁ。どういう出目してんの,あんたは。 
GM:この人,確かこのパーティの主砲のはずだが……(笑)。 
水限:だから大谷に「いらない」とか言われてんじゃないか? 「役に立たないことは罪だ」って言ってたぞアイツ。 
瑚唄:あんたもひでえこと言いますな(笑)。 
真琴:だって出目ばかりはどうしろというのだぁ。(ころころのころころ)えと,18。 
GM:それは振るまでもなく回避だな。 
瑚唄:……ひょっとして,「回避」が20レベル近くありやがりますね? 
GM:ぴんぽーん。だって非オーヴァードがオーヴァードに勝つには,これしかないもの。 
水限:一応振るだけ振ったら。ファンブルする可能性もないわけではないから(笑)。 
GM:あ,そうですね。(ころころ)はい,回避回避。 
真琴:わーい(泣)。 
直人:作戦変更。本体に集中攻撃だ。 
GM:そうですね。美貴さんを潰せばアイオーンは止まりますからね(笑)。 
瑚唄:一気にやった方がよさそうですわね。《血族》《血の従者》《亡者の爪》《かりそめの主》《渇きの主》《ブラッドバーン》《闇夜の呪い》《かりそめの剣士》……を,本体に撃ちこみます。 
GM:自爆するのあり? あんた今従者だよな? 
瑚唄:従者を自爆させて,本体が後衛,別エンゲージに登場します。本来は不可だけど,今回は許可して(笑)。 
GM:まあいいだろう。で,達成値は? 
瑚唄:(ころころのころころ)42! 
GM:42!? それ範囲攻撃だよな。仕方ない,同エンゲージにいるアイオーンがカバーリング。ダメージ2人ぶんくらいます。 
瑚唄:じゃあ53点装甲値無視。2倍して106点。……あんまり意味ないなー。 
GM:それは完全にオーバーキルですね。 
直人:まあ次のターンに本体狙えばよかろう。 
GM:その前に,アイオーンの攻撃です。まず後衛のエンゲージにライフルで1発撃ちこみます。(いっころ)ってみーちゃんを狙ってどうするかな。26だけど。 
水限:それって範囲攻撃じゃないの? 
GM:ないんだよぅ。 
水限:じゃあ《業炎》《灼熱の結界》だけで(ころころ)受けた。32点まで受けられる。 
GM:(しくしく)えーと次。次はチェーンガンをエンゲージに向けて,25。 
水限:《炎陣》足してカバーリング。えーと,自分と君嶋と直人さんと……これって3倍のダメージ受けなきゃなんないだっけ? まずいかな? 
瑚唄:うんにゃ。あくまで実ダメージが,3倍。 
直人:だから通らなければどうということはない(笑)。 
水限:あ,そう。(ころころ)受けた。32点まで無効ね。 
 
 これも間違いですね。 
 カバーリングは1人に対してしか行うことができません。これは『1回の攻撃に対してのリアクションは1回だけ』の原則のためです。 
 ……てか,《孤独の魔眼》の存在忘れてるだろ,みーちゃん。 
 
GM:がー,盾使い邪魔だー! みーちゃんに「捕縛」してやる。言っておくけど「受け」ても「捕縛」はできますからね! (ころころ)26! 
水限:えーと,つまり避ければいいってことだよね? 《炎神の怒り》《ブレインコントロール》で(ころころ)36。 
GM:……あと,直人さんに単体攻撃で28ですけど。 
水限:えーと,それは……。 
直人:いや,自分で回避する。失敗したらカバー入ってくれ。 
水限:あ,それって可能だっけ。 
瑚唄:可能です。 
直人:しかし,この侵蝕値ならばまず失敗はすまい。《天性のひらめき》《命の盾》だな。(ころころ)44。避け。 
GM:では次のターン……の前に,セカンドアクションする人いる? 
真琴:セカンドアクションってやった方がいい? むだかなぁ。 
瑚唄:いや,今がチャンスです。何故なら美貴さんと同じエンゲージにアイオーンがいない。 
GM:……あ! しまった,バカやった! 
瑚唄:ほほほ。1体は移動してから撃つべきでしたわね。 
直人:よしよし。とにかくカバーリングされて戦闘が長引いたらシャレにならん。一気にいけよ。 
真琴:では《デュアル・デュエル》で,さっきの組み合わせに《マルチウェポン》も加えて美貴さんを狙います。あ,いやいや。ついでにマイナーで《光の衣》も使っておこう。(ころころ)達成値が27でダイスペナルティが6個,《光の衣》後に行動してるので,クリティカル値が+1です。 
GM:それは厳しいっ。(ころころ)くらったぁ。 
真琴:ダメージは19点,装甲値無視。 
GM:うーん,まだ生きてはいる。では次のターン……ってもひとつしまったーっ。Kタイプが行動してないじゃないかーっ。 
水限:あ,そういやいたなぁ。楓ちゃんシリーズ。 
GM:いいもん。次のターン,マイナーで接敵してやる。この距離なら可能だな。 
瑚唄:あら,近接ですの? 
GM:そう。クローを使った白兵戦型。 
水限:なるほど,それで楓タイプか(笑)。 
GM:具体的には,いくつか残った複製体を使ってるからでーす。晟や蒼の兄弟だよーん。 
水限:だからそんな兄はいらんわっ(笑)。 
直人:で,次のターンかな? 
水限:その前に《重力の城》宣言ね。 
GM:あ,そうだそうだ。私も《奈落の法則》を使っておきましょう。 
水限:きゃ〜っ。ヤなもんがきた〜っ。 
直人:それは何だ? 
水限:美貴さん以外のクリティカル値が1上がります。晟も持ってはいたが,ユウキさんの鉄骨が怖くて使えなかったという例のアレ。 
瑚唄:ボス御用達の技ですわよね。 
直人:む。すると,8でクリティカルということだな。同じく《痛みの水》《オウガバトル》で(ころころ)27だ。 
GM:《全知の欠片》《ミラーコート》で(ころころ)うぉ,全然回らない。 
直人:20点防護点無視。 
GM:今侵蝕値が94で……リザレクトが(いっころ)うわーん。8点も回復しちゃった。 
直人:ということは次に当てれば終わるわけだな。 
水限:だ,そうだぞ君嶋。 
GM:ちょっと待て,Kタイプは君嶋より速いぞ。……さて,どうしよう。戦略的に正しいのは美貴さんとこに戻ることのような気もするが……徒に戦闘を長引かせるのもな。ここは一矢報いてみよう。マイナーで移動,接敵してみーちゃんに攻撃。 
水限:え? 私? 
GM:Kタイプは限定的ですがエフェクト使用可能なのだ。《吼え猛る爪》《さらなる波》,それに《吹き飛ばし》です。ダメージを与えるかわりにエンゲージから弾き飛ばすことができます。 
瑚唄:でも,それって1点でもダメージがはいったら,ですからね。 
水限:うーん。ではマックスまでエフェクトを使っておこう。 
GM:(ころころのころころ)達成値は48! そもそも受けられるか? 
水限:うーん,達成値上乗せもでかくなってるから……ギリギリだけど,受けた。 
GM:クローが+16だから出目いかんによっては(ころころ)ダメージ49! 
水限:弾いた。 
GM:あうう。では,君嶋か。 
真琴:さっきの組み合わせに……いや,侵蝕値が厳しいから《抜き打ち》はぬく。(ころころのころころ)45だ! 
GM:(ころころ)44! くらった! 
真琴:38点装甲値無視だ。 
瑚唄:それは計算するまでもなく倒れたな。 
直人:よしよし。で,残った問題は爆弾なのだが……。 
GM:おーい。その他のアイオーンを忘れないでくれー。 
水限:え? まだ何かやるの? 
GM:もちろん,命令者がいなくなったって攻撃はしかけてきますよ。ランダムですけどね。 
瑚唄:それ,省いてもいいんじゃありませんの? ちなみに私が先にアイオーンに攻撃できますからね。《闇夜の呪い》あたーっく。 
 
 まぁ結論から言うと,省いてもいいような戦闘内容であったことだけは,お伝えしておこう。 
 トループしか残ってないんだもんなぁ。 
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