履歴、雑感など 年目

起 2010/12/31

更新 2011/12/31

 

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2011/12/30

 晴れて寒い朝です。今日は正月用の年末買い出しの予定…

 九年目も今日で終わります。途中少しサボっていた時期もありますが、始めた9年前(2003年)からを読み返すと、進歩は無くて退歩のみなので忸怩たる思いです。特に俳句を作らなくなった…

 その年は銀塩一眼レフを駆逐した*istDから始まったデジタル一眼の元年でしたが、そのデジタル一眼も曲がり角が近いようです。さて、来年2月19日には何を見ているのかな…

 3.11を始めとして今年は色々と悪い年でしたが、来年は良い年であることを願います。おんかかかびさんまえいそわか、おんあびらうんけんばざらだどばん、のうまくさんまんだあばざらだんせんだあまあかろしやあだあそわたやうんたらたあかんまん…かんじざいぼさつはんにゃはらみたじしょうけんごうんかいくうどいっさいくうやくしゃりし…ぎゃあていぎゃあていはらぎゃあていはらそうぎゃあていぼじそわか…

 

 PENTAXは近々K-5のファームアップをするようです。Ver1.12になるようですが、さてその内容は何かな…

 ファームウェアダウンロード画面では、ファームウェアの著作権表示が「ペンタックスリコーイメージング」と変更されているのですが、K10Dのファームウェアだけは「HOYA」のままです。名作なので、これだけHOYAが手放さなかった…訳無いか…

 

2011/12/29

 年末年始の休みに入りました。この寒さはその間中続くようです。晴れベースなのが良いのですが…

 年末行事のうち、窓ガラスの清掃とレンジ周りの清掃が残っています。昨日からお邪魔虫の孫が来ているので、ままならないかも…

 

 このところの三脚・雲台弄りの中で悟ったことを総括すると、三脚は水平取り機能があるものが良いということです。三脚をセットしたときに雲台を取り付けるプレートが水平で、雲台取付ネジの軸が垂直であることがすべての始まりであり、基礎であるからです。3本の脚の伸縮によりこれを得ることは可能ですが、レベラーが付属していることでこれを大幅に容易にすることができます。

 雲台には、独立した水平パーン機能が必要です。その上でカメラ台にも水平パーン機能を持たせると、雲台が作りだした傾きにおいて360度方向にレンズを向けることが出来ます。垂直パノラマが容易に行えるということです。

 撮影の状況によって、カメラを自在に振り向けたいときと、常に左右方向の水平を保ちたいときがあります。自由雲台は前者に向きますが、後者には向きません。後者のためにはカメラ雲台の方が向いています。しかし、自由雲台であっても、独立した水平パーン機能とカメラ台上の水平パーン機能を備えていれば、L型プレートを装備したカメラを使うことで、その常時左右方向水平撮影が自在に出来るのです。

 結論から言うと、究極のオールマイティ雲台というのは、独立した水平パーン機能を持った自由雲台にパノラマ台付きのアルカスタイルクランプを直付けしたものということができます。このような製品は、現在はフォトクラム製1種類ですが、パノラマ台一体型アルカスタイルクランプは数種類が販売されていますから、これを直付けすることで実現できます。次なる課題はこれかな…

 

 PENTAXは2003年の*istD発売以来、3年ごとにエポックメーキングな機種を発表して来ています。2006年のK10D、2009年のK-7という具合です。次の3年後というのは2012年ということになりますから、来年がそれにあたります。

 このエポックメーキングな機種がどのようなものになるかということを勝手に予想すると、ミラーレスか135フォーマットが俎上に乗ります。APS-Cフォーマットのままミラーレス化するというものと、135フォーマットをミラーレス化するというものがありますが、いずれにしてもマウント規格を新規に制定する必要がありそうです。

 PENTAXの伝統は、従前レンズ群を切り捨てないというところにありました。これを維持するのか、それともキヤノンのようにほぼ完璧に切り捨てるのか、その選択を見守りたいと思っています。

 もし維持するということなら、フランジパックを変えない機体とするという選択と、新マウント制定にあたって短いフランジパックを採用するものの、変換アダプターを提供して旧レンズ群の使用を担保するという選択が考えられます。ミノルタαを引き継いだSONYは後者を選んでいます。この実例がある以上、維持が前提となることは有力です。

 フランジパックを変えないという選択は取りにくいと考えます。一眼レフの欠点の一つにフランジパックを長くしなければならなかったということがあります。広角レンズに長大になるレトロフォーカスを使うなどしてレンズ設計に苦しんだのは、ひとえにフランジパックが長かったせいです。これを解消した設計が可能になれば、一段と小型で高性能な交換レンズが作り出される可能性があります。

 なお、フランジパックを変えないという選択をする場合、撮像センサー部分を可動式にするという方法も成立します。ミラーが無くなることで開いたスペースを可動スペースとして使うという方法です。これなら短いフランジパックのマウント規格を制定しても、旧レンズも使える仕組みを実現できます。短いフランジパックの機種をコンパクトタイプとして創設も可能です。

 また、この仕組みを利用することで、ズームレンズを小型化できるかもしれません。短いフランジパックのレンズなら接写倍率を大きく出来ます。案外実用的な方式になりそうな気がしてきた…

 

2011/12/28

 今年の勤務は今日で終わりです。冷え込む朝が続きますが、気合いを入れて…

 

2011/12/27

 今朝も寒さの底です。上空に雲は無く、空気は乾燥しています。この強い冬型気象は新年まで続くかも…

 今日は家中のフローリングなどにワックスを塗布しました。その前に家具を移動して、蒸気洗浄をして、それから塗布です。草臥れた…

 

 PENTAX直販からタカラトミーのガチャポン1/3モデル5個セットが届きました。6種類の内ランダムの5個との触れ込みでしたが、シルバーMX以外の5個が入っていました。前のK-rとは違って、スケール感はとても優秀です。

 6種類の内にはK-5とK-7があるのですが、この2機種の違いがロゴ以外にもきちんと表現されているのには感心しました。モードダイヤルの厚みを変えてあるのです。この品の販売ターゲットが10歳児などではないことは明白です。コアなPENTAXフリークにフォーカスしている…

 モードダイヤルの表示は印刷物が入っているので切り抜いて貼ればいいのですが、レンズの飾銘板は無いので、自作がトレンドになりそう…

 

2011/12/26

 もうすぐ零度にまで冷え込んだ朝です。快晴でも日中は寒いとのこと…

 今日と明日はお休みです。数日来鼻風邪になりそうだったのを何とかこらえられたようです。空気が乾燥しているので水分補給は欠かせない…

 

 PENTAXがタカラトミーのガチャポン1/3モデル直販を開始しました。今度のガチャポンはレンズ交換式で、K-5,K-7はいいとして、MXというのが?です。M40/2.8を付けたかっただけなのかな…

 K-5やK-rの生産終了情報が流れています。新製品発表の伏線なのでしょうか…

 

 ベルボンの最新自由雲台QHD-65のカメラ台を外して、代わりにKIRKのアルカスタイルクランプ2.5インチを直付け工作してしまいました。金鋸でU1/4-20ボルトの長さを調整したり、取り外したカメラ台を分解切断したり、手間が結構掛かった…

 

2011/12/25

 寒さの底が続く朝です。零下にはなっていないので、まだましなのでしょうが…

 冬至を過ぎて、夜明けがますます遅くなっています。来月の中旬がピークなので、暗い朝は続く…

 今日は今年最後の遅番勤務です。昨日のクリスマス・イブは、人出が少なかったようです。事前の各種調査でも、家で家族と過ごすとの回答が8割あったとのことで、事実、亭主の勤務する施設も、夜はまったく集会の利用がありませんでした。3.11の影響はこんなところにも…

 

2011/12/24

 冷え込みの朝が続きます。この冬一番かも…

 今日と明日は勤務です。今日が早番で、明日は遅番、その代わり、月曜と火曜はお休みです。師走もいよいよ押し詰まって、明日からは旧暦師走です。新暦の月と旧暦の月が一致するのは珍しく、そろそろ閏月を入れるときが近づいたのかな…

 

2011/12/23

 夜明け前の東天にやせ細った月が昇って来て、地球に反射した間もなく昇る日の光に照らされて、暗くあるべき影の部分も薄赤く見えます。陰暦霜月29日の月…

 今朝も寒いです。クリスマス寒波となる寒気団が南下しているので、北日本、裏日本は吹雪になるらしい…

 

 SLIKの3D雲台SH-908のカメラ台にKIRKのアルカスタイルクランプを開口横使いに取り付けるために、カメラネジ位置調整スリットを利用した回転止め工作を画策しています。クランプの裏にある4.4mm幅のリブを挟む形で10mm幅に作る必要があります。つまり、リブを挟む部分の厚さは2.8mmで、その長さは8mm、カメラ台のスリットの深さは12mmですから、全体で20mmになります。リブを挟めるのは9mm幅程度になります。このようなフォーク状のブロックを作れば、クランプが取付ボルトを中心に回って緩むのを阻止することができます。その材質は、金属なら万全ですが、負担するのは剪断に対する抵抗ですから、木材とかプラスチック程度で十分なのではないかと考えています。

 

 良く晴れているので、今日は年末作業のその2、網戸の取外し洗浄でも行いますか…

 

2011/12/22

 5℃を下回る朝が続いています。日中は昨日より気温が上がる予報です。明日からはまた寒さが一段と加わりそう…

 今日は天皇誕生日の代休で、あすの23日は週休日です。網戸と窓ガラス清掃はいつにするかな…

 

 亭主所蔵の一脚の中にベルボン「Neo Pod 6」があります。これは既にモデルチェンジされて現在は「Geo Pod N64」となっているのですが、肩掛けストラップが固定されているので使い勝手が今一なのです。これの製品寿命は非常に短く、すぐにモデルチェンジされてしまいました。大げさな固定式肩掛けが不評だったのでしょう。現在のモデルでは廃止されています。この固定式の不便さを解消可能にするために、固定金具を取り外せるように改造しました。肩掛けストラップの台座をピンのカシメによって行っているのを、電気ドリルでカシメ位置を削り取ってピンを抜き、それを4mm径首下30mmのボルト・ナットに置き換えたのです。肩掛けストラップを外したいときには、このボルト・ナットを外せば台座は撤去可能になりました。簡単な改造ですが、精神衛生上は非常に大きい…

 

2011/12/21

 今日も気温は5℃を下回っています。天気の崩れは少なそうで、雨にはならなそうです。金曜からはまた寒さが加わるとか…

 

 今回のSLIKの3D雲台SH-908精進で得たことは、モノを入手するときは事前の詳細な検討が必要だということです。このことは、それが可能な情報の提示がモノの販売者には求められるということでもあります。ネットで情報を得るというのが今日では最も便利な方法ですが、このネット情報を詳細に出しているモノが、よりベターなモノと言えるのかもしれません。入手者の期待を裏切らない可能性がその分高まるのですから…

 SLIKとVELBONは日本の二大三脚メーカーですが、そのネット情報の密度は随分と差があります。両者ともに亭主が必要と考える情報を提供しているとは言い難いのですが、比較すればVELBONの方がより情報量が多いと思っています。その分期待を裏切る頻度は少ないのかも…

 

 DA☆300mmF4の三脚座に取り付けるために、KIRKのレンズプレートLP-3を精進しました。KIRK販売店のサイト情報にはPENTAXレンズ用の例示が無いので、これを選ぶ際には人柱になる覚悟がいりました。プレート端の突起からボルト穴の調整幅の範囲内に納まっていないと使えないことにもなるので、少しヒヤヒヤものでの発注でした。結果は…ぎりぎりセーフで、誂えたみたいな状態です。もっと長い製品なら余裕なのでしょうが、長すぎるのも見場が良くないし…

 ちなみに、LP-3というレンズプレートは、シグマのAPO300mmF2.8とかタムロンのSP AF300mmF2.8用と例示されているものです。

 

 SLIKの3D雲台SH-908を何とか下チルト90度+αで使う工夫を重ねた結果、雲台のパン機能を使うのを諦め、ジッツォのパノラマ雲台の上にベルボンのクイックベースを取り付け、その上にクイックプレートに取り付けたSH-908を乗せることでかろうじて下チルト90度+αが実現できました。これはどの位置にパンしても可能というものではなく、クイックベースの矩形の周囲のごく狭い範囲2ヵ所で可能になるのです。全く不可能より少し改善という程度ですが、出来ないよりはましと言うべきか…

 設計変更による作り直しとリコール交換がベターではありますが、現状のままでの次善の策としての解決方法としては、やはりスペーサーの付加以外にはありません。このスペーサーの供給は、SLIKがまともな企業であるのなら、進んで負うべき責務であると、声を大にして言います。 

 

2011/12/20

 今朝も寒いです。6時の空は真っ暗で、細くなった月が冴えています。明日は少し崩れそう…

 

 PENTAXはミラーレスで135フォーマットや645を企画しているとのことです。フランジパックを一新した新マウントを制定するのか、既存マウント規格でそれを行うのか、既存レンズ群の価値の帰趨は、それで大きく変わりそう…

 

 早番勤務から帰宅すると、14日にフォーラムに出していたK-5が早くも戻っていました。年末までかかる予定だったのに…

 電子水準器の狂いが入院の理由だったのですが、見事に調整されて戻ってきました。電子水準器表示を2方向とも緑にすると、ファインダー内は水平線は水平に、垂直線は垂直に見えます。ああものすごく気分がいい…

 K-5を入院させに行ったついでに精進してしまったSLIKの3D雲台SH-908ですが、三脚に取り付けていろいろと弄ってみると、幾つかの問題点が見えてきました。その最大の問題は上下チルトの下チルトで90度+αが出せないというものです。雲台単体ではそれが可能なのですが、三脚に取り付けるとセンターポールプレートと干渉して90度にまで行かないのです。この雲台は、三脚への取付部分の径が51mmとこのクラスとしては小さいのですが、その理由が下チルトで90度+αを確保するためなのです。つまり、三脚のセンターポールプレートの径が51mm以下のものでしかこの雲台を正常に使うことが出来ないというとんでもない設計なのです。そんな三脚がどこにあるんじゃい…

 とにかく、この雲台を正常に使うためには、径51mm以下で厚さ14mm以上の雄ネジと雌ネジの付いたスペーサーを用意しなければなりません。そんな製品は世の中にありませんから、SLIKはその製造物責任上、至急商品化すべきです。今のままでは単なる欠陥商品です。このままだと、SLIKという会社はインチキ商品製造会社であるとの烙印を押さざるをえません。怒り心頭…

 

 三脚に求められる性能として、直立した使用者の目の位置にカメラのアイピースが来るということがあります。これより低い位置しか出せないのは必要な性能を充たしていないと言えるのだそうです。また、この目の位置を出すにしても、エレベーターを10センチ程度上げたときに出るのも必要なことで、エレベーターを一杯に上げて出るのでは性能不足ということだそうです。この定義を当て嵌めると、亭主の体格と機材では、バッテリーグリップ付きK-5の場合で、レベリングユニットを加えてベルボンの6シリーズ4段がぎりぎり充足です。携帯性を考えると、どのような機材でも充足するためには、7シリーズ4段が必要なのかと逡巡中…

 

2011/12/19

 冷え込みの朝は続いています。この寒さは水曜まで続くらしい…

 

2011/12/17

 快晴の朝ですが、気温はこの冬一番の冷え込みです。零下にはならなかったものの、寒い…

 今日の作業場所は日蔭なので、眩しくないのだけが取り柄です。さあ、気合いを入れねば…

 

 剪定は8時過ぎに取り掛かって、ちょうど昼に終わりました。明日から早番勤務なので、午後は休養…

 

2011/12/16

 今日と明日はお休みです。雨にならない限り、庭木の剪定に勤しまねば…

 

 8時過ぎから始めた庭師業務は3時を過ぎると疲労困憊です。10尺越え3本を強剪定に仕上げて、残り3本はまた明日…

 今日の日没は燃えるような夕焼けです。風も強くなってきた…

 

 SLIK SH-908の操作感は少し変わっています。左右チルトはハンドルを少し緩めるとすぐに動くのですが、上下チルトはハンドルを少し緩めたのでは動きません。大きく緩めてはじめて動き出します。重い機材がカックンとならないようにしているのかもしれません。ベルボンの同等品が敏感なのとは随分と違っています。

 

2011/12/15

 師走も半ばです。晴れていますがさほど寒くない朝です。今日まで遅番勤務…

 

 昨日遅番勤務を利用して午前中に新宿フォーラムに行き、K-5の電子水準器不調を見てもらいました。フォーラムのフロント対応者や点検を行った技術者の意見では製造誤差の範囲内ではとのことでしたが、安物ドーム式水準器の精度に遠く及ばないのでは納得できないので、修理拠点板橋での点検ということにしてもらいました。帰還は月末近くの予定…

 お決まり1時間の点検待ちを利用して小田急デパート内の量販店で三脚の売り場をひやかしているうちに、3D雲台の現物比較ができて、その内のSLIK SH-908が、他の同等性能品より優れていると思えてきたので衝動的に精進してしまいました。三脚への取付面の直径は50mmと小さいものの、コマ締め方式の中では、カメラ台を水平にしたときに三脚中心軸とカメラネジを一致させることができる製品はこれだけだったのが選んだ最大の理由です。このことはとても重要なことだと思っているのですが、亭主の愛用するベルボンの同等品はそれが出来ないのです。また、コマ締め式の先駆者であるハスキーもこれを無視しています。

 亭主が三脚中心軸とカメラネジの一致にこだわるのは、アルカスタイルクランプの運用を前提にしているからです。これだと方向性があり、望遠レンズ三脚座などの縦使いとカメラ本体の横使いのいずれのプレートでも、クランプの付け替えを行わなくても光軸を三脚中心軸に対して偏芯することなく使えるようにできるからです。この使い方を円滑にできるためのもう一つの雲台性能として、左右チルトの仰角・俯角可能範囲です。SH-908は正付けで仰角45度程度は可能なので、十分合格です。逆付けなら天頂・直下が可能です。

 ベルボンの製品は、この左右チルトのハンドルが本体と干渉するために、正付け時には仰角が大きく取れません。これが欠点の一つです。軽いというメリットは大きいのですが…

 SLIK SH-908の欠点は重量です。亭主の求める三脚中心軸とカメラネジを一致させるために左右チルト機構を大きくせり出させていることで、それに必要な強度を得るためなのだと納得はしています。

 

2011/12/14

 雨の朝です。気温はそんなに低くありません。出勤までには止むかな…

 屋根を重ね葺した効果かもしれませんが、二階での雨音が低く感じます。釣子葺きしたガルバリウム鋼板の下には少し厚めの発泡スチレンの断熱部材が入っているのも効いているのかな…

 

 遅番出勤を利用して、今朝は新宿フォーラムへ行こうと思っています。K-5の電子水準器表示狂いを見てもらい、必要な修理を受けようかと…

 去年の随想録を見返すと、庭木の剪定は12月19日と20日に行っていました。予定していたその前の週が荒天だったせいです。今年は12月11日に取り掛かりましたが、残りは次の休みの17日と18日で終わらせる予定…

 その随想録によると、K-5は11月29日に入手していました。これまでのように発売日に入手しなかったのは、機体のみより遅れて発売されたDA16-135レンズキットを入手したためです。いずれにしても1年の保証期間は過ぎているので、修理は有償になる公算大…

 

2011/12/13

 晴れの朝ですが、寒さは緩んでいます。この晴れは今日までで、明日は崩れるらしい…

 

2011/12/12

 少し寒さが緩んでいます。今日から4連続遅番勤務…

 

 昨日は庭木の冬選定に取り掛かりました。例年はもう少し早い時期に行うのですが、屋根工事の足場があったのでこの時期に延びました。10時過ぎに取り掛かったので、10尺超の喬木3本を仕上げて終了です。今年は例年より強めの剪定としたので時間が掛かりました。喬木はあと6本あるので、このペースでは最低2日必要です。1年ぶりの剪定鋏使用で手が痛いし、脚立の上り下りで脚も痛い…

 

2011/12/11

 今朝も冷え込んでいます。晴れていても、4℃を下回っているとやはり寒い…

 

 PETNTAXはデジ一入門機のK-rの生産を終了しているのに、後継機の発表をしていません。10月から親会社が変わる混乱があったにしても、何か大きな変化がある前兆と考えるべき現象なのだと思います。

 以前からAPS-Cフォーマットのミラーレスを開発している噂があります。これが入門機の位置付けに取って代わるものだとすると、Kマウントの立ち位置が微妙になるのかもしれません。135フォーマット機体開発の噂もありますが、DAレンズ群の大半はAPS-Cフォーマットにしか対応していないので、レンズ群の新規開発に迫られますし…

 もし135フォーマットの機体を出してくるとしても、APS-Cのクロップ撮影機能を搭載するのではないかと思います。それなら既存DAレンズ群も活用できますし、DAレンズ群の中でも135フォーマットをカバーするイメージサークルを有するものが幾つもありますから、135フォーマット新レンズ群展開の速度もゆっくりに出来るというものでしょう。PENTAXの場合、MFレンズを含めた旧レンズ所有者の比率が高いので、それらを購買層として期待できるのではないでしょうか…

 なお、クロップ機能を搭載するとして、それが無段階の可変可能なものにしたり、そのときの縦横比を可変可能とすることで、イメージサークルのぎりぎりまで使うなどの工夫をユーザーに提供するという道も有りそうです。これはLAWデータの切り取りで可能ですから、ソフト的に実現出来るのではないかな…

 

2011/12/10

 すごく冷え込んでいる快晴の朝です。どの家も屋根に霜が白く降りています。初霜かな…

 今日と明日はお休みです。昨日屋根工事の足場撤去が済んでいるので、家の周囲がすっきり…

 

2011/12/9

 昨日の昼ごろから降り出した雨は今朝も止みません。気温も低く、氷雨状態です。屋根工事の足場は今日撤去の予定ですが、雨が止まないとどうなるかな…

 

2011/12/8

 冬は一進一退です。今朝は少し暖かい…

 

 K-5の電子水準器は異常であることは確実です。近々フォーラムに持ち込もうと思っています。このトラブルはどうも多発していそうな感じ…

 このごろ水平ということにこだわってSLIKのレベリングユニットを各三脚に導入しているのですが、そのうちの1基が水準器不良です。表示通りにしてその上で雲台を水平パーンすると、雲台の水準器が水平に回らないのです。その個体は上にジッツォのパノラマ台を乗せるようにしたので、パノラマ台の水準器で水平を出すので直接の不具合にはならないのですが、流石に中国生産の製品はこのような杜撰さがあるので、安かろう悪かろうのリスクは付いて回ります。また、その水準器が非常に見難いのも問題点の一つです。水平を出すのが目的の機器ですから、水準器のクオリティは非常に重要だと思うのですが…

 

2011/12/6

 午後早々に降り出した雨は冷たく、帰宅の足を濡らしました。朝7時より寒い夜7時…

 

 K-7から内蔵された電子水準器ですが、K-5からは2軸で水平を表示できるようになりました。これは水平面を出す三脚撮影には非常に便利な機能です。でも、亭主のK-5は左右方向が背面液晶表示で3目盛り強ほど狂っています。画面上で無限遠の水平線をフレームラインと平行にして確認しています。零位置へのリセットがカスタムメニューで気軽に行えると至極便利になるのですが…

 

2011/12/5

 よく晴れていますが少し寒さが戻っている朝です。街路樹のケヤキは盛大に葉を落としています。まだ半分ぐらいは残っているので、今週は道路が滑る…

 

 アルカスタイルクランプを使うためには、アルカスタイルプレートをカメラやベローズ、望遠レンズ三脚台などに取り付けなければなりません。アルカスタイルのプレートはどれも高価なので、今年3月に試しで入手したベルボンのDIN規格クイックプレート「QB-145」の斜面部を少し切削改造して使っていたのですが、幅が規格より少し広く、クランプの最大開口に近くて横から滑り込ませる必要があるなど使い勝手が良くないので、さらに切削加工してそれを改善しました。まだ規格より少し幅広ですが、これ以上切削すると強度が不安になるので妥協しています。クランプ全開にしなくても余裕で上方に抜けるようになったので使い勝手は良好です。この製品はカメラネジの摘みが折り畳み式で、頻繁に脱着する汎用プレートとしては便利です。全金属製で、低価格の割にクオリティが高い…

 

2011/12/4

 昨夜の暖かさが残る朝です。寒暖の差が猛烈なので、衣服の調整や体調の維持が大変…

 今日と明日はお休みです。屋根の葺き替え工事のために家の周囲に足場があって鬱陶しいのですが、金曜に解体予定なのでそれまでは続く…

 

2011/12/3

 昨日までの寒さは一段落して少し暖かい朝です。でも、低気圧が近づくので雨が強く、風も強い一日になるようで…

 土曜日ですが今日まで遅番勤務です。昨夜は人身事故の影響で帰宅の電車が乱れました。寒風の中で吹曝しのホームで待つのは辛い…

 

 車以外での携帯に用いる三脚は、すべてベルボンのクイックベース「QRA-6L」を使って雲台をクイックに脱着出来るようにしているので、携帯時に全長を短く、軽くできます。これは電車やバスなどでの移動時にとても具合の良いものです。また、各種の雲台を必要に応じて換装するのも瞬時なので気軽に行えます。このことによる操作性もほとんど低下しないので、メリットが大きい…

 

 雲台に求められる機能について少し考えているのですが、水平パーン軸の直下にレベリングユニットを内蔵すると非常に使い易くなると思います。三脚の伸縮だけで水平面を出すのは手間がかかりますが、レベリングユニットなら簡単です。水平状態で水平パーンが行えれば、良質な写真がより容易に得られます。カメラに動画撮影機能も組み込まれている今、水平に回転するという機能はとても重要なものになっていると考えます。そのことは、自由雲台にも独立制御できる水平パーン機能が組み込まれている必要性が求められるということでもあるのです。

 カメラを水平面に置くということは、垂直線を歪ませないためには必要なことです。見たときに安定感のある写真を得るためには、水平構図は必要不可欠なものです。水平線を得るのは当然としても、仰角俯角の付いた構図は垂直線を傾けますから、不安定感をもたらすものです。高い建物の高さを強調するなどその不安定感を作画意図とするのなら別のことですが…

 この水平面を自在に作りだして操作できるという機能の上に、その水平を自在に壊す機能としての自由雲台のメリットが生きると考えます。自由雲台の自由闊達さは、その基礎の水平が確立していてこそ輝く…

 

2011/12/2

 一段と冷えている冷たい雨の朝です。この天気は明日土曜日まで続きそうです。5℃を下回ると流石に寒い…

 

 PDCU4がバージョンアップして4.34になったので、早速インストールしました。あまり使わないのですが…

 

2011/12/1

 冷たい雨の朝です。今日は日中も10℃を下回る予報です。今日から3連続遅番勤務ですが、今日は月初めなので朝から出勤…

 

 アルカスタイルクランプに換装していない、クイックベース「QRA-6L」の付いた雲台が幾つかあるので、これで運用するための変換装置の需要があります。クイックプレート「QRA-35L」にKIRKのアルカスタイルクランプ2インチを取り付けてそれにしています。この組み合わせは、「QRA-35L」のカメラ止め2個を立てると、2インチクランプがぴったりその間に納まって回転止めになりますから、止めネジが緩むことがありません。これは最強の組み合わせ…

 

2011/11/29

 今朝は暖かくなりました。今度の崩れは雨にならないで過ぎるようです。屋根の葺き替えを施工中なのでありがたい…

 

 自由雲台のリニューアルを行ったので、三脚との互換システムを再整備しました。雲台をアルカスタイルクランプに統一したので、ベルボンのクイックベースとプレートが余ったのを活用したのです。

 ベルボン・カルマーニュ640VEとボルボンVS443Qを完全に三脚と雲台をクイック互換にしています。センターポール等上部プレートは、ベルボンのクイックベース「QRA-6L」を取り付け、雲台等の下部にはベルボンのクイックプレート「QRA-67L」又は「QRA-35L」を取り付けていますから、どの組み合わせも相互に可能です。

VS443Qに付いていたエレベーターにも「QRA-35L」を取り付けましたから、傾くエレベータを両方の三脚で運用出来ます。

 新しく導入した新型自由雲台「QHD-65」には下にスリックのレベリングユニットを取り付け、その下にベルボンのクイックプレート「QRA-67L」を取り付けています。カメラ台にはKIRKのアルカスタイルクランプ3インチを取り付けています。この組み合わせが現在最も扱い易いものです。

 3D雲台が必要な時はカルマーニュ640VEに付属していたものを使えます。これのカメラ台にはクイックベース「QRA-6L」が取り付けてありますから、クイックプレート「QRA-35L」に取り付けたKIRKのアルカスタイルクランプ2インチを運用できます。

 また、他のクイックベース「QRA-6L」直付け自由雲台群も同様に運用可能です。

 このシステム三脚は三脚部と雲台部をクイックに分離できるので、携帯時にコンパクトになることが利点です。三脚部を短く出来るのは大きなメリットです。

 

2011/11/28

 暖かくなると予報されていましたが、随分と底冷えのする朝です。冬が定着したということか…

 今日と明日はお休みです。

 

 ベルボンQHD-53Qのクイックベースを外し、そのあとに「KIRK」のアルカスタイルクランプ2インチを直付け加工しました。このためにはU1/4-20ボルトを用意しなければなりません。ベルボンの最新モデルのカメラ台や新型クイックベースの取付には、現在すべてM6ネジが使われているようです。「QHD-65」のカメラ台もM6ボルトで取り付けてありました。これはアルカスタイルクランプを換装するのに面倒なことになっています。あまりよろしくない…

 なお、「QHD-65」はアルカスタイルクランプを直付けすると、大きく傾けたときに横の操作部と干渉するので不適です。カメラネジで固定するのが妥当のようです。下右の写真のようにSLIKのレベリングユニットと組み合わせれば、操作性で右に出るもの無し…

 

2011/11/27

 寒さが一歩進んだ朝です。遅れていた街路樹の黄葉が進みそう…

 今日は遅番勤務なので今朝はまったりです。

 

2011/11/26

 今朝も寒いです。10℃を下回ると寒い…

 今日明日は土日でも出勤です。通勤電車が空いているので苦にならない…

 

 帰宅すると、昨日発注していた「KIRK」のアルカスタイルクランプ2インチが到着していたので、早速「QHD-65」に取り付けました。いい感じに使えそうです。

 なお、既存の「QHD-72Q」のクイックベースを、これも既存のアルカスタイルクランプ3インチに換装しました。ボール側から6角レンチで回せばU1/4-20ボルトは抜けますが、ネジに緩み止めが塗布してあるので非常に固いです。ボールのステーとクイックベースは2本の細いピンで嵌合してあって、それが回転止めになっています。なので、クイックベースを回して外そうとしても回せません。

 ついでにベルボンの新型自由雲台「QHD-53Q」のクイックベースを外したのですが、これは1/4インチボルトでボールのステーと結合しているのではなく、M6ボルトで結合しています。なので、アルカスタイルクランプと換装するためには、同じ長さのU1/4-206角穴ボルトを入手しなければなりません。この新型のクイックベースは非常にチープです。「QHD-65」はクイックベースの付いた「QHD-65Q」というモデルが生産地の中国では販売されています。これに付いているクイックベースも同じチープなものですから、「QHD-65」のカメラネジ式カメラ台も6mmボルトで結合しているものと思われます。換装は厄介かも…

 

2011/11/25

 今朝は寒さが戻っています。今日から屋根の葺き替え工事です。足場掛けから始まる…

 今週末は金月が飛び石の休みの週です。なので今日はお休み…

 

 昨日入手した新自由雲台「QHD-65」ですが、その操作性の良さに瞠目しています。縦位置グリップを付けてDA18-135ズームを装着した状態で右手でグリップを握り、左手で固定レバーを操作するのですが、水平パーンの固定レバーの操作も持ち変えずに手の内でできるなど、その扱い易さは非常に優れています。ボールの動きもスムーズですし、軽いレバー操作ですっと固定出来ます。これは快感…

 

 足場が家の外周を取り巻いて、シートまで掛かったので家の中が暗くなりました。しばらく鬱陶しい…

 新自由雲台「QHD-65」に取り付けるアルカスタイルクランプは、結局KIRKの2インチ幅のものを発注しました。これなら取付ネジは1/4インチだし…

 

2011/11/24

 昨日以上に寒さが緩んでいる朝です。でも、夜には冷え込むらしいのですが…

 今日は職場の消化器検診なので、朝食抜き…この検査、飲んだバリウムを出し切るまでが憂鬱…

 

 ベルボン党の亭主としては、新製品が出ると食指が動いてしまいます。毛色が変わっていれば尚更のことです。なので、早速常用の6シリーズ三脚で使うために「QHD-65」の人柱に…今夜には届いているかな…

 

 帰宅すると「QHD-65」は届いていて、早速6シリーズ三脚に取り付けて操作してみました。KIRKのアルカスタイルクランプを縦使いに取り付けると長手方向にほぼぴったりなので、幅1.75インチのものでしっくりくるようです。早速仕入れねば…

 操作性は優れています。固定レバーは短く小さいのですが、軽く固定出来ます。カメラを斜めにもぐるぐる振りまわすような操作でも支障感はありません。これでなくては自由雲台とは言えません。やっと国際標準をクリアしたということでしょう。

 レバーの操作は左手でもやり易くなっています。右手でカメラのグリップを握ってのフレーミングがとてもやり易いです。なかなかのものと認定…

 何といっても水平パーンが独立して行えるのは便利です。この操作性を知ったら、従来品には決して戻れないでしょう。レバー2本が近いので持ち変えずに同時に操作できるのもいいものです。危惧していたのですが、締め付けてもフレーミングが動くこともありません。これなら推奨に値します。従来品より重いのだけが欠点かも…

 

2011/11/23

 若干寒さは緩んでいる朝です。今日は夜に向けて天気が崩れて行く予報です。冬が一歩ずつ進むと言うことでしょう。

 今日は国民の休日としてはお休みとなる年2回の内の1日です。

 

 ベルボンが新自由雲台を発売しました。6シリーズのQHD-65です。とうとうコマ締め式の製品を出したということになります。そのことで水平パーンが独立してできます。でも、標準的な下押しのコマ締め自由雲台と異なり、横からボールを押して固定する変則的な仕組みです。これだと、固定するときに構図が微動するのではないかと惧れます。固定レバーの操作性を含めて、いささか疑問符…

 カメラ台はクイック式ではありません。独自仕様の大型クイック付モデルを将来出すのかもしれませんが、アルカスイス式クイックの使用需要を意識したのだと思います。亭主の提言も届いているのかな…

 横押し式にしたことによるメリットと思われるのが、全高を押さえることと、3方向に90度倒せるということのようです。国際標準の下押し式は1方向がほとんどです。しかし、ボールを保持する部分の厚さは相当にあります。マグネシュウム製なので軽量なのですが…

 3方向も90度倒せることから、この内の1か所を正確な90度に調整することで、超望遠レンズのためのジンパル雲台的に使えるようにできるかもしれません。でも、通常の使用時に全方向40度程度は倒せないと 使い心地が不満になります。

 これで6シリーズの新型自由雲台はスリ割り式のQHD-63Qとの2本立てとなりました。こちらはカメラ台が独自仕様の大型クイック式です。これは様子見の体制だとも考えられます。自由雲台というものに対するベルボンの考え方の迷いでもあるのでしょう。クイック式でもスリ割り式の方が13.6%も軽いのですから…つまり、軽さを選ぶか、機能の充実を選ぶかの選択肢を提供したということでしょう。両者の価格差も大きいのですが…

 また、小型三脚用として4シリーズのQHD-U4Qも発売しています。これもコマ締め式で水平パーンが独立して行えますが、その方式は下からコマを押す国際標準仕様です。カメラ台は独自仕様のクイック式で、小型のものです。これはマグネシュウム製ではなく、アルミ製です。強度と工作精度が必要なためでしょう。これもスリ割り式のQHD43との2本立てですが、スリ割り式のほうが24%も軽くなっています。これも価格差は大きい…

 これで新型になっていないのはハイエンドの7シリーズだけになりました。ベルボンファンとしては、これもコマ締め方式での新型を準備していると思いたい…

 

2011/11/22

 冷え込んでいます。26夜の細い月が日の出直前の東の空に懸っています。快晴の冬の朝…

 

2011/11/19

 夜中から降り出した雨のせいで、随分と暖かい朝です。今は止んでいますが、予報では一日雨…

 4連続休の最終日も、雨ではまったりするしかありません。古フィルターの黴洗いでもするかな…

 

2011/11/18

 曇っているので寒く感じる朝です。昨日までの通院検査はいつも通り病状の悪化は無いと出て、また半年後の検査は継続…

 

 新旧交換レンズの在庫が増えて置き場に困っていたので、新たな置き場を新設しました。神棚とちゃうで…

 海苔の透明空き容器を利用し、真中にレンズマウントキャップをビス止めしています。M200mmF4までは余裕で入ります。棚受けが折り畳み式なので、取り出すときは上右のようにします。邪魔にならずに格納できます。この方法なら 家の中の方々に増殖しそう…

 これを製作するには大量のマウントキャップが必要です。純正品は大量入手が困難なので、社外品を入手しました。二つ穴を開けてビスで止めるので、高価な純正品はもったいないということもあります。

 このレンズマウントキャップは通販の八仙堂から入手しました。純正と瓜二つの造形で、ロゴが違うだけです。2個組で\0.5Kですから全部で\3.5Kです。この方法だと、交換レンズを1個ずつ隔離固定できるので埃や黴の心配が少なくなります。地震が来ても倒れたり動いたりしません。取り出しも容易で、ディスプレイを兼ねた格納としてはベストに近いと自画自賛…

 この利点は廃棄される定めの空き容器を生かして使える点です。ご用済みのチープな空き容器でも、その長所を生かせばこうして立派に役に立ちます。何か深い哲学的な気分です。さあ、せっせと海苔を食べなくちゃ…あ、ガムもね…

 

2011/11/16

 少し冷え込んできた朝です。晴れて北風が街路樹を揺らしています。欅の葉が殆んど黄色くなってきて、大量の落葉に悩まされる日々はすぐそこに…

 今日と明日は2カ月ごとの通院です。痛くも痒くもない慢性疾患は通院だけが難儀です。今日は半年置きの検査があるので、時間もかかる…

 

2011/11/14

 今日も暖かい朝です。これから冷えて来る予報です。今日は遅番勤務なので、少し早く出て床屋に行くかな…

 

2011/11/13

 薄曇りの朝です。今日も気温は高めになりそう…

 

2011/11/12

 昨日の冷たい雨は上がっている朝です。すっかり晴れています。今日は気温が上がりそう…

 今週末は土日が休みです。来週は2ヵ月ごとの通院が2日続くので、休みばっかり…

 

2011/11/11

 まだ降り出していませんが、暗い朝です。今日は西暦では百年に一度の1が6個並ぶ日です。デジタル表示の時計文字盤に1だけが並ぶ瞬間が見られます。11年11月11日11時11分11秒…

 毎年十一月十一日は鮭の日だそうです。ハハハ…

 

2011/11/9

 少し冷えた朝です。立冬も過ぎて冬めく日が続くようです。そろそろ夜具を厚くするかな…

 今日は文化の日の代休です。文化に勤しまねば…

 

2011/11/6

 気温が高く、深い霧の朝です。立冬も迫っているのに半袖が欲しい…

 昨日で三連続遅番勤務が終わり、今日、明日は休みです。天気が悪いので外出は×…

 

2011/11/3

 少し雲の多い朝で、気温も高めです。ぎりぎり夏日にはならないと予想…

 今日は起源が明治天皇誕生日である「明治節」の文化の日です。そも文化とは何ぞや…亭主の究極定義は、「人間の生存にとって必要なもの以外のもの」というものです。つまり世に「無駄」と言われるものなどは最も「文化」です。無駄万歳…

 

2011/11/2

 日増しに暖かくなる変な天気です。明日の祝日は夏日になるかも…

 

 今日は職場の音響機器が全部立ち上がらないというトラブルに見舞われました。電気回路のブレーカーが落ちているわけでもなく、音響機器用電気回路だけが死んでいるのです。音響機器を通常のコンセント回路に繋ぐと正常に起動します。照明回路も正常です。これは非常放送設備機器の故障と見当を付けて、その保守業者を緊急で呼んで見させると、まさに正解で、コンソール内のちっぽけな0.5Aのガラス管ヒューズが切れていて、これが原因で全ての音響機器用電気回路をカットしていたのでした。

 異常を検知すると全部動かなくする設計思想で作られているので、このような現象を起こさせるのだそうです。アキレス腱より始末が悪い…

 明日からは遅番3連続勤務…

 

2011/11/1

 今日から11月です。西暦で言うと1が5個並ぶ日で、10日後は6個並ぶ…

 月始めの忙しい日です。気合いを入れて出勤…

 

2011/10/30

 今朝は少し気温が高くなっています。晴れていますが少し雲の多い空です。月末の明日は休み…

 タイの洪水では、現地日本企業の生産システムがマヒしているようです。自動車以外でも、関連部品企業が止まると全体が止まるということのようです。それくらいどっぷりと浸かっているということで、円高の影響を避けて海外に企業が出ることで、ますます円高を加速しているのだと見えてきます。デフレのスパイラルと同根…

 

2011/10/28

 11℃まで下がった朝です。快晴の空が高く、冬の戸口がすぐそこに…

 今日も休みです。したがって明日明後日の土日は遅番勤務…

 

 昨日完成した改造ミノルタSRベローズで「BELLOWS TAKUMAR 100mmF4」を使うと無限遠付近でファインダー像が揺れるのは、そのあたりでは折り畳み式レールの関節部だからです。もう少し前側になるとそれほどではないので、フランジパックに余裕のある引伸ばしレンズ105mm級なら多少使用感が向上します。

 杜撰に見えるピニオンダイヤルの取付方法をそのようにしている理由も、レールの折り畳みにあります。段差を乗り越える必要があるので、その対策をしなければならないからと見えてきます。元々のコンセプトに無理があると、その後の対策にも皺寄せが来るということでしょう。その後にこの方法が途絶したのは、精密化要求が進行したことも背景にあるのだと納得…

 なお、レールが折れ曲がることを利用してチルトあおりが可能なのですが、それだけ繰り出した位置で撮影距離の確保が可能な引伸ばしレンズの焦点距離は135mm以上になりますから、ほとんど現実的ではありません。カメラを倒置しての接写でのパンフォーカス目的ならともかく、中遠距離の特殊効果を目的としたあおり撮影にはまず使えないでしょう。

 

2011/10/27

 今日は休みなので、いろいろと訳有りミノルタSRベローズをM42マウントへ改造する作業に勤しみました。不埒千万にも数mmずれて取り付けてあった蛇腹を正しい位置に付け直して、カメラマウントはKマウントに、レンズマウントはM42マウントに換装したので最短光路長が37mm弱になり、それが38mm以下を要求する「BELLOWS TAKUMAR 100mmF4」の無限遠が来るようになりました。

 このベローズ、全体に大柄なので剛性感はあるのですが、折り畳み式レールの弊害でラックギヤの精度が悪く、操作性は感心できません。分解してみてその杜撰な保持方法に呆れたピニオンダイヤルを回すと、ファインダー像がぐらぐらと上下動する始末です。なかなかピントを合わせるのも難儀なくらいです。やはりPENTAXのオートベローズぐらいの剛性感と操作精度が無いとね…

 折り畳むとコンパクトになるのでバックの隅に納まり、持ち出すのには便利です。蛇腹がカバーされているので裸で転がして置いても問題ありません。気軽に使うのが身上かも…

 M39マウントアダプターを併用することでライカLマウントの引伸ばしレンズも使えます。無限遠まで来るのは焦点距離105mm以上でないと駄目ですが…

 なお、亭主も50mmから105mmまで一通り入手している引伸ばしレンズの「FUJINAR-E」ですが、そのレンズ構成は、75mm以上はどれも3群4枚テッサー型のようです。レンズに強い点光源を反射させてレンズ面の数を数えたのですが、絞りより後は3つの光が反射して見えます。その内の1つはごく薄いので確認が難しかったのですが、それが貼り合せ面のようです。点の大きさからすると前から凹凸の並びであることは間違いなさそうです。絞りより前はレンズ2枚で、凸凹であることは確実ですから、凸凹・(凹凸)の典型的なテッサー型ということになりそうです。

 50mmの場合は、絞りより後に光の反射は2つしか確認できないので、単玉凸と判断せざるをえません。つまり凸凹・凸のトリプレットということになります。

 藤本写真工業製「LUCKY 90oF1:4.5」も所持しているのですが、これは凸凹・凸のトリプレットとしか見えません。同じ90mmでもこちらの方がフランジパックが長いので、PENTAXベローズユニットで無限遠が出せます。

 

2011/10/26

 ここのところのベローズ繋がりで、何かのおまけで付いて来たミノルタのSR用初代ベローズを取り出してきて、何とか最短長を短くするためにレンズマウント変更が出来ないものかひねくり回しているうちに違和感を覚えてきました。それが何かと思ったら、レンズ台座と蛇腹がずれているのです。詳細に観察すると、取付が数ミリずれています。レンズ台座の蛇腹取付ネジ穴がずれて開けられているのか、と疑って蛇腹を外してみました。すると、何と、蛇腹の押さえ板の4つの穴の位置がずれているのです。このような杜撰な仕事をよくするものだと呆れること頻りです。

 このSR用初代ベローズは丸レールが根元で折り畳める形式のもので、その倒産後にニコンの水戸事業所になった小林精機製作所がOEM生産したものです。PENTAXも「BELLOWSCOPE」という名称でOEM生産させたものと同じような作りなのですが、丸レールが太いなど、少し頑丈になっています。でも、これらの製品はどれも各部の作りが相当に雑で、会社としての技術水準が低かったのだろうと思わせるものです。

 それにしても、OEM生産させたミノルタの検品体制も杜撰なものです。この当時はいい加減な仕事をしていたことが明白です。この部品は当然機械加工でしょうから、同じロットは全部この穴を開け間違った部品を使って組み立てていた可能性があります。組み立てる従業員のレベルも低かったのでしょう。こんなエラーに気付かないで組み立てるなんて…これらは輸出も行われたのでしょうから、恥以外の何物でもありません。国辱もの…

 蛇腹を外したついでにSRレンズマウントを外したところ、その跡にPENTAX用のフランジ付きマウントアダプターKを挿入出来ることが分かりました。穴の周囲にほんの少し下駄を履かせればぴったり取り付け出来ます。エポキシ接着剤で固定すればM42マウントの出来上がりです。これで最短長38mm以下が確保できるので、「BELLOWS TAKUMAR100mmF4」が無限遠から使えるようになります。転んでもただでは起きないぞ…

 蛇腹押さえ板の開け間違っている穴は正しい位置に開け直します。恥ずかしいままにして置くのは業腹ですから…

 

2011/10/25

 オートベローズで使える他銘柄の蛇腹ですが、確認済みのものはミノルタSR用のベローズVの蛇腹です。こちらの方が山が多いので外す時に両端が傷んでも使えます。製造した会社が同じと思われるので、これがベストの感じ…

 

 10月から一つの会社になるということを契機として8月から入手を始めた「XR RIKENON 1:2 50mm」ですが、哀れジャンクと貶められているものを救出しているうちに完動品が4個になってしまいました。あることがきっかけで、これらについてそれぞれ重量を計ったところ、随分とばらつきがあります。分解しての見た目にどれも違いがあるようには見えないのですが、204gから214gの間にぱらついています。RICOHのウェブサイトに公表しているデータは190gとのことですから、この乖離はどうしたことか…

 

2011/10/23

 PENTAXのオートベローズは、名称を含めて変更が多いことで知られています。「オートベローズK」はKマウントになってからの最初のものですが、これについては前期・後期の2種類であると思っていたのですが、実は前期・中期・後期の3種類であることが判明しました。これまで後期と思っていたのが実は中期で、後期は別にあったのです。

 後期と思っていたものと、新たに発見したもの(新後期)の違いは、「オートベローズM」から新設されたと思っていたレンズ台座右側面のオプション台座が既に設けられていたことです。このついにそれを使う製品が市場に出ることが無かったオプション台座は、Kマウント化後1年ほどで新設されたということになります。この時期に計画されながら製品化に至らなかったものが何なのか、ますます知りたくなってきました。

 

 オートベローズの蛇腹は紙製なので、使用を重ねることで折り目が損耗し、いずれはピンホールができたり折り目から断裂する宿命にあります。そうなったときに交換する補修用蛇腹は流通していないので、既存のものから外して用いるしかありません。同じオートベローズから外して使う以外に、他製品でも使える物があれば、それをストックしておくことで対応が可能です。

 

2011/10/22

 高い雨音で目覚めた朝です。今日一日は降雨に注意が必要かも…

 

 昔ケンコーが販売していた「Scope eyepiece APK」という製品が戸棚の奥から出てきたので、Tamron28-300mmズームに取り付けて見てみました。28mmでも3倍程度の倍率になりますから、300mmだと30倍で見えます。でも、手持ちでは100mmくらいまでが実用の限界でしょう。150mm以上だと手振れで視界が揺れて、非常に見難くなります。手持ち高性能双眼鏡の定番が7倍程度なのが頷けます。事実70mmの時が一番快適です。

 この製品は廃版となって久しいのですが、三脚座を取り付けるなど装いを変えて「Lens2scope」という名称で、キャノンEFマウントとニコンFマウントで上梓してきました。焦点距離10mmとのことですから、以前の「Scope eyepiece」と同等の倍率となります。他マウントが出ないのはこの頃の傾向ですから、やんぬるかな…

 Tamron28-300mmが実はズームではなくてバリフォーカルであるということが、この使い方をするとよく分かります。ピントを合わせたところからズーミングを行うと、大きくピントがずれてしまいます。AF化が高倍率ズームレンズを成立させているのだということがよく分かります。

 ちなみに、AF化以前のA35-70ズームやM40-80ズームは、ズーミングによってピントのずれはほとんどありません。このころはズームということに拘っていたし、そうでなければユーザーに受け入れられなかったのだろうと思われます。同じような焦点距離でも、AF化後のFA35-80などは、いくら廉価版とはいえ、ズーミングによるピントのずれはとても大きくなります。この中で最も使い良いのがA35-70ズームです。ズーム環とピント環が共通の直進ズームですし、ズームによるピントの移動が少ないので見易いです。少し重いですが、小型なので持ち易い…

 M75-150mmF4という4グループ式ズームがありましたが、これもピントの移動が少ない優秀な望遠鏡になります。7.5倍から15倍ですから、ズーム域も適切…

 

2011/10/21

 10月も下旬に入り、朝の冷気は定まりました。冬がすぐそこに来ている感じがします。半袖衣服は引退の時…

 

 オートベローズM以降に新設されたレンズ台座右側面のオプション台座に取り付けるアイテム第一弾を作りました。ダブルレリーズのハンドル部を懸けて置くステーです。なかなか使い易い…

 

2011/10/20

 また一歩寒さに向かう朝です。雲が多く、雨の振りそうな空…

 今日は早番勤務です。明日、明後日はお休み…

 

 ベルボンの望遠レンズサポーターSPT-1とオートベローズを用いたあおり装置の組み合わせが進歩する構想を得ました。今夜実験してみなくては…

 XR RIKENON 50mmF2のパル切れ玉を置き替えるのを目的として、外装今一のカビ付きジャンクと触れ込みの個体を入手しました。1Kに届かない価格でしたが、無事目的は果たせました。確かにカビは繁茂していますが、白い菌糸カビなので水洗で綺麗に…

 あおり装置の進歩形は、この組み合わせです。相当自在に操れます。でも自在過ぎて、かえって難しいかもしれません。

 付いているのは「FUJINAR-E105mmF4.5」です。このレンズ、イメージサークルは相当に大きいので、ライズ・フォールは大きく使えます。レンズ構成は、一説ではオルソメターだというものもありますが、反射を見る限り、絞りの前に2枚、後に1枚のトリプレットととしか思えません。90mmF4.5は実際に分解しましたが、2群目と3群目はカシメてあるのでレンズ玉単体にできなくて、貼り合わせかどうかは分かりません。1群目は単玉です。レンズ面の反射を見る限り、50mmはともかくとして、他のFUJINAR-Eはすべて凸凹凸3群3枚構成の単純なトリプレットである可能性が高いと思われます。貼り合せ玉を使ったヘリヤーやテッサーではないと思います。

 

2011/10/19

 少し気温が下がった曇りの朝です。季節が一歩進んだ感じ…

 

2011/10/18

 雲の厚い、気温高めの朝です。日中は雨になるのかも…

 

 昨日から3連続の遅番勤務です。オートベローズMとAにあるレンズ台座の右側面のメッキボルトとその下の3mmネジめくら穴を使うアタッチメントを何にするか、どのようにするかを構想しています。折角あるオプション台座なので、これを利用しない手は無い…

 ピント合わせ中などにダブルレリーズのハンドル部をホールドするものがあると便利だなと感じていたので、これをでっち上げることを考えています。ダブルレリーズAのハンドル部のケーブル基部は15mm程度凹んでいます。これを利用すればホールド出来そうです。この場合、単に幅12mm程度の板に、オプション台座に合わせた穴を2個開ければ成立します。厚さ2mm程度のアルミ板で十分でしょう。2個の穴の間隔は9mmです。穴の径は3mmです。これは結構便利かも…

 

2011/10/17

 よく晴れた穏やかな朝です。雲が少なく、気温も少し高い…

 タイの大洪水では、多くの日系企業の工場が冠水の被害を受けているとのことです。水没した設備は復旧に時間がかかります。ホンダやニコンはどうなんだろうか…

 

 オートベローズMから新設されたレンズ台座の右側面のメッキボルトとその下の3mmネジめくら穴の用途は、どうやらオプションの取付用として設けたらしいのですが、実際にはそのオプションが製品化されることは無かったようです。ですから、世の中に出ていないので入手は出来ないと言うことです。有るものなら欲しいという煩悩が生まれますが、無いなら無いでどのような物を計画していたのかを知りたくなります。

 そんな訳で、これを利用したアイテムをでっち上げたくなっています。今構想しているのは、ダブルレリーズを保持するラックです。フォーカシング中など使わない時にぶら下げておくのも無粋なので、これを体裁良く掛けて置けるものを考えています。

 もう一つは、リングライトの電源部などを取り付けられるアクセサリーシューです。元々計画されていたオプションというのも、これなのではないかと思っています。

 

2011/10/16

 昨夜も強い雨になって、ようやく上がった朝です。今日も風が強い…

 

2011/10/15

 未明から風が強まっている朝です。窓を鳴らす北風は木々を揺らし、電線からは虎落笛…

 今週末は4週置きの土日休みです。天気が悪そうなので屋外活動には不向き…

 

 前の台風で屋根の棟カバーが1枚落ちてしまい、少し雨漏りしたのですが、これを機会にカバー工法で金属屋根を施工することにしました。風の弱まった今日午後、施工業者が見積りの下見を兼ねて落ちた棟カバーの復旧をしてくれたのですが、落ちた原因が下地の木材の腐朽であることが判明しました。

 クボタのコロニアルベスト葺き屋根の棟カバーは、スレート板を葺き終わった棟部に木の板を打ち付け、これの側面に成形カラー鉄板を釘止めしているのですが、その釘穴から雨が侵入して板を腐らせていたのです。この症状は頻発しているとのことで、今ではこの施工方法は行われていないとのことです。現在は、木の板の代わりに金属製役物を取り付け、これに対して棟カバーをビス止めしているので腐食の虞は少ないのだとか…

 クボタのコロニアルベストはアスベストを含むため、剥がして葺き替えると撤去に大きな費用がかかります。カバー工法でリニューアルするのがベターです。ガルバリウム鋼板なら耐久性も高く、断熱部材もシステム化されているので、コストパフォーマンスも良好…

 

2011/10/12

 暖かく湿った朝です。今日はお休み…

 

 レベリングユニットを使って雲台の水平を出し、次に雲台を操ってカメラの水平を出して、K-7の電子水準器で見て360度全てで水平を得るのはなかなか困難です。レベリングユニット水準器精度の問題かな…でも、実用的には十分な精度です。水平線のある構図に苦労することが無くなりそうです。これは三脚には必須のアイテムだと思えてきました。中型三脚以上とはセットで入手すべきものでしょう。

 

2011/10/11

 今朝も曇り空の夜明けです。関東南部は高気圧の縁なので雲が出やすいのかも…

 

 昨日夜になってレベリングユニットが配達されました。量販店デポからの直送便でした。実物を見るのは初めてでしたが、結構大きく重く、表面仕上げなども上質です。ベルボンの8シリーズ三脚のセンターポスト上面とほとんど同じ直径なので、取り付けるとしっくりします。たっぷりとグリースを使っているので動きがゆっくり滑らかで、重い機材でも扱い易そうです。これで水平出しの手間が少なく出来ます。

 

2011/10/10

 二日続けて夜の雨になりました。今朝は上がっています。昨日より暗い朝…

 暫くぶりの10月10日の体育の日です。変動制国民の休日は起源を無視ですから、何だかな…

 

 発注していたレベリングユニット、在庫が窮屈のようで、昨日の配達予定が今日に延びました。次の入荷が暫く先になると公告している量販店もあります。製造が間に合わないぐらい売れているのか、それともあまり売れず、在庫解消待ちしていて次の製造の手配が遅れたのか、大陸のOEM先で何かあったのか、フム…

 

2011/10/9

 昨夜の雨は上がって、雲は多めながら晴れてきた朝です。気温は高め…

 

 高品位なビデオ撮影に欠かせないのが雲台を水平に据えるということですが、三脚の伸縮だけでそれを得るのはとても大変なことです。スチール撮影においても、風景撮影時の構図調整のためにパーンは必須です。そのときに雲台が水平に据えてないと画面の水平が狂ってしまいます。パノラマ撮影をするなら尚のこと必要なことです。レベリングベースなどがあると、雲台を水平に据えるのが容易になります。水平に据えた雲台は、カメラを水平にすればパーン時に水平に回転します。

 レベリングベースはマンフロットやFLMなど外国の製品がありますが、どれも高価です。去年の12月に発売されたスリックのレベリングユニットはそれらの1/3以下の価格で入手可能です。これなら貯まっているポイントで手に入るので、試しに入手することにしました。今日届くかも…

 

2011/10/8

 雲の多い朝です。気温も高めです。巷では今日から三連休ですが、亭主は今日まで遅番勤務…

 

2011/10/7

 晴れて暖かい朝です。昨日以上に気温が上がりそうです。まだ半袖は仕舞えない…

 

 オートベローズMから新設されたレンズ台座の右側面のメッキボルトとその下の3mmネジめくら穴の用途について、昨夜、PENTAXにネットで質問を出してしまいました。随分と気になっていたのですが、どのような回答が来るのか楽しみ…

 

 オートベローズAはディスコンになって久しいので、即答できるだけの知識を持ったスタッフがいないようです。調べるのに時間が掛かるみたい…

 

2011/10/6

 昨日の雨は上がっている朝です。まだ雲が厚いですが、日中は晴れて暖かくなりそう…

 今日から3連続遅番勤務です。月の1/4は遅番勤務なので、結構頻繁…

 

 富士フィルムもミラーレス一眼に参入する予定を発表するなど、雪崩を打ってミラーレス化は進行しそうです。EVFの高性能化とコントラストAFや撮像センサー面位相差AFなどの高度化がその原動力となっています。ミラーを必要とするOVFが何時まで生き残るかということも現実的になりそうです。アナログレコードや銀塩カメラが消滅した例を引くまでもなく、この国の通例で、技術的新方式への鞍替えは底雪崩状態が必至です。まだ移行に慎重な勢力は凋落するかも…

 ミラーレスでも機械シャッターを持たないものはまだ使えないようです。PENTAXのQも電子シャッターだと、手持ちではどうにもならないようです。走査スピードが1/125を超えないとね…

 

 今日はJRの駅で人身事故が重なったようで、帰宅の電車が乱れました。人をその気にさせる何かがある日だったのかな…

 

2011/10/3

 曇りの朝が続きます。今日は週休日ですが、明日は体育の日の代休です。涼しくなったので屋外行動に勤しむとしますか…

 

2011/10/2

 曇り空の朝ですが、金木犀が高く香ります。遅番勤務なので、まったり…

 

 昨日からPENTAXがRICOHの子会社になりました。この先どのように推移するのか、見守るしかない…

 

 オートベローズは様々な使い方が出来る素材です。取り付けるアダプターを工夫することで、その使い方はどんどん広がります。そのアダプターは、旋盤などで挽けば最適な物が作れるのでしょうが、それと縁遠い素人としては、既存のリング類を組み合わせて接着することで実現するのが現実的です。素人の加工は金鋸での切断とかヤスリや研磨紙での作業がせいぜいです。適合するリングの発見と蒐集がアダプター作りの要諦なり…

 PENTAX オートベローズSのレンズ台座背面はつまみネジ装置になっていて、55mmフィルター枠を固定出来ます。ここにリングライトホルダーKを取り付ければ、ベルボンの望遠レンズサポーター 「SPT-1」と組み合わせてあおり撮影装置のペースとすることができます。カメラとの間を袋蛇腹で繋げばいいのです。その袋蛇腹の両端には、片側はM42雄マウントを取り付け、他の側にはKマウントの雄を取り付けるのです。両側の金具には重さや力は加わりませんから、袋蛇腹に接着で十分です。カメラ側の金具はジャンクレンズから取り外したKマウント金具が使えます。レンズ側の金具はオート接写リングSが向いていそうです。こちら側は位置調整のために接着ではなく、回転調整が可能な挟み込みが良さそうです。

 アダプター繋がりで話題にするのですが、オート接写リングSの雌部が取り外せるのは既知のことです。これを取り外した跡に46mmフィルター枠を入れることが可能なのです。外周をほんの少し研磨紙で削る必要があるのですが、これを使うとリバースアダプターが作れるし、逆に取り付ければ、オートベローズSに挟み込み方式でKマウントレンズを正向きに取り付けたときのフードやフィルター取付が可能なアダプターとすることができます。オート接写リングSから取り外した雌部はマウントアダプター製作の絶好の資材となりますが、それの残りもひと工夫で有用な資材となるということなり…

 

2011/10/1

 月始めの日は忙しい。帰宅するとぐったりです。明日は遅番勤務…

 

 PENTAX AUTO BELLOWSのバリエーションを集める課題も満了かと思ったのですが、今新たな疑念が湧いています。「A」に前期型と後期型が存在するのではという疑惑です。「A」がマイナーチェンジしたという記事を見た記憶がかすかに脳裏に引っ掛かっているのです。それに、ネット上で見かける「A」の画像が、「M」以前と同等の表面仕上げに見えるものがあるのです。亭主の所有する「A」は、表面仕上げが明らかに「M」以前とは異なっています。亭主の所持しているものは後期型で、前期型が別に存在しているのかもしれません。まだ完了ではないのかも…

 

2011/9/30

 今週末は金月が休みの飛び石パターンです。挟まれる土日は勤務です。明日は月初めで忙しい…

 

 夕方、「PENTAX AUTO BELLOWS K」の後期型が届きました。やはり前期型との違いは絞り操作ケーブルの取付部だけです。2Kにも届かない低額で入手したのですが、全体に径年はあるものの、蛇腹が健全な良品でした。さて、これで全バリエーションが揃ったのでしょうかね…

 

2011/9/28

 肌寒さが一段と増した朝です。雲が広がっていますが、日中は晴れてきそう…

 金木犀の花芽が育っているのに気付きました。10月になれば香りそう…

 今日は老人の日の代休で、明日は秋分の日の代休です。でも、今日も明日も通院です。検査があるので、今朝は絶食…

 

 病院での検査は結果良好で、また2カ月後を予約しました。次回は半年置きのエコー検査も…

 

2011/9/27

 しばらく縁が無かったBELLOWSを入手することになりました。PENTAX AUTO BELLOWS Kの後期型です。これでPENTAXが販売したAUTO BELLOWSのすべての型を入手したことになりそうです。

 現在亭主が知っている限りでは、Sマウント時代が前期型と後期型の2種類、Kマウントになってからは、Kが前期型と後期型の2種類、MとAがそれぞれ1種類の合計6種類です。BELLOWSというのはOEM生産がほとんどで、カメラメーカーが自社で作っている例はあまり無いようです。さて、PENTAXのAUTO BELLOWSを生産していたのはどのような会社なのでしょうか…

 

2011/9/26

 彼岸になってようやく秋の気温が続くようになりました。空気も乾いています。通勤に上着がいるように…

 今週は今日だけ遅番勤務です。月曜は朝の電車が混むので、遅番の方が断然楽…

 

 宮本製作所のPENTAX Q用マウントアダプターが各種出揃います。絞り環の付いたDAレンズ用はその中に無いので、やはり純正としてOEMで出てくるのかな…

 Qはフランジパックの関係でCマウントやDマウントのレンズを使うのに具合が良さそうです。イメージサークルも大きくなくてよいので、m4/3ではケラレたりビネットの出るものでも、Qならまともに使えそうです。焦点距離4mm程度の明るい中古が高騰しそう…

 

2011/9/25

 今週は今日から勤務です。後半は2ヵ月に1度の通院…

 

 

2011/9/24

 台風の雨で白っぽくなっていた車を洗いました。この塩分を見ると、台風の雨雲というのは、巻き上げた海水の飛沫を核に成長していることは間違いない…

 

2011/9/22

 台風一過の快晴の朝です。昨日の通勤帰宅は電車が全て止まっていたので難儀しました。職場で電車の動き出しまで待って、いつもと違う経路を辿って帰りました。帰り着いたのは午後11時近く…

 

2011/9/21

 いよいよ台風15号が急接近して来ました。間歇的に激しく降る朝です。今日中には行き過ぎるのでしょうが、被害が心配…

 

2011/9/20

 台風16号が引き込んだ北東気流のせいで、急激に気温が下がっている朝です。未明に激しい雨も降りました。これは迷走15号の引き込む雲かな…

 

2011/9/19

 二つの台風の影響で、蒸し暑い朝が続いています。彼岸も近いのに真夏の暑さです。もういいかげんにして欲しい…

 今日から三連続の遅番勤務です。まったりの朝が続く…

 

 午後になって急に気温が下がりました。遅番帰りの道は肌寒いぐらい…

 

2011/9/17

 沖縄付近で停滞している台風15号の影響で蒸し暑さが続いています。雨は東海地方までで南関東には及んでいませんが、先の台風12号の降雨で発生した深層崩壊による堰止湖の決壊が心配です。満水になって単に溢れ下るだけならいいのですが…

 今日と明日は4週ぶりの土日休みです。昨夜から孫台風が来襲しているので、何かと気苦労なことで…

 

2011/9/16

 蒸し暑い朝が続いています。台風がもう一つ発生しています。経度的に千島の南方なので、これから北上中に西に動くとしても、本州までは近づかないでしょうが…

 

2011/9/15

 今朝も蒸し暑いです。彼岸花の蕾を見たのにこの暑さ、秋も半ばなのにどうしたことか…

 

 PENTAXのQはこれまでの同社一眼とちょっと違う状況のようです。用品メーカーがカラフルなカメラジャケットを発売するとのことです。このようなことは近年無かったことで、マウントアダプターの発売など、注目度が高いのでしょう。どうも滑らないで済みそうな雲行き…

 

2011/9/14

 秋雨前線はまだ下がってくる様子がなく、蒸し暑い熱帯夜は続いています。台風がまた発生して北上していますから、これの動向が秋の動向を決めそうです。彼岸までは暑いかな…

 

2011/9/13

 今朝も熱帯夜です。蒸し暑さは夏のままですが、陽が傾いているので陽射しが家の奥に入り込んでいます。それだけ部屋の中は暑い…

 昨夜の月はよく晴れていたので明るく輝いていました。肉眼では表面の模様もはっきりしないほど眩しく…

 

 ベルボンが8月31日に発表した自由雲台のリニューアル版ですが、迂闊なことに亭主はそれ以前に既に入手していたのでした。7月7日に入手したエレベーターを傾けることが出来る「VS443Q」に付いていたのがそれです。5シリーズの自由雲台が付いているのは認識していたのですが、すぐにエレベーター部を6シリーズのカーボン三脚と自由雲台に付け替えていたのです。残った4シリーズのアルミ三脚部分と5シリーズ自由雲台は部屋の片隅に捨て置かれていたのですが、今日それにふと目が止まって、これはリニューアル型ではないかと認識した次第です。

 リニューアルした機能である横により多く傾けられるというのは約30度ぐらいで、確かにボールをフリーにしてカメラをぐるぐると振り回すのには一応不自由しないのですが、これが40度ぐらいあると本当に自由な感じになりそうです。

 この機能を実現するために締付軸を上に上げています。というより、軸の下を長くしているのです。そのため全高が大きくなっています。ボールを安定的に押さえるためと、レバーハンドルをT字型にするための操作余地を確保するのがその変更のようです。

 パーン軸を独立して緩められないという欠点は依然として残ります。風景撮影に重要な水平構図のときに微調整が面倒なのです。あくまで軽量小型というのがメリットと割り切るしかないのかも…

 

2011/9/12

 熱帯夜の朝が続いています。今週はずっと晴れるようなので、暑さも続きそう…

 今夜は十五夜、中秋の名月です。今朝の晴天が続けば見事な満月が見られそう…

 

2011/9/10

 熱帯夜の戻っている朝です。よく晴れているので日中は真夏日になりそう…

 

 先月末に発売されたPENTAXのQは、近く絞り環付きDAレンズマウントアダプターを純正で出しそうですが、宮本製作所も三脚座付きの各社用レンズマウントアダプターを月末には出すとのことです。絞り環付きのDA用はラインアップしていないようですが…

 BORGもマウントアダプター試作を完了しているとのことです。超超望遠の世界が一気に開けそう…

 

2011/9/9

 今朝は少し湿度が増えています。台風14号の影響かな…

 

 中秋の月が近づいて、丸くなった月が遅番帰りの空に昇っています。鰯雲の群れに取り込まれておぼろですが…

 

2011/9/8

 ようやく秋めいて涼しくなってきました。雲が多めなので高い空とまではいきませんが、湿度は低い…

 

 ベルボンは8月31日に自由雲台の6シリーズ、5シリーズ、3シリーズのみをリニューアルしています。その改良点は左右方向に首を振れるようにしたというものです。これまでは前後には大きく首を振れるものの、左右にはほとんど振れなかったのです。 これは自由雲台という名にまったくそぐわなかったのです。このリニューアルはこれを改善したのですが、水平パーンを単独で行えないという欠点は依然として残ります。この方式では難しいのでしょう。7シリーズをリニューアルの対象から外しているのは改善すると強度的に不安なのか、それとも近い将来他の方式に変更するためなのか…

 

2011/9/6

 台風の影響からようやく抜け出せたようで、涼しい朝です。空気が乾いているのが嬉しい…

 

 昨日届いた「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」はオークションの出品場所が正しくなかったせいか、相場の半分程度で落札できました。このように正規の出品場所ではないものは、出品者がその品物についての価値に認識が無い場合が多く、競争者も少なくて掘出物となることがあります。また、「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」はカメラに付いている場合も多く、その場合は出品場所が違うことも多いようで、これも掘出物になることが多いかも…

 

2011/9/5

 昨夜も激しい雨音に眠りを中断させられました。関東も山沿いは降雨量が多く、水甕はどこも満水状態でしょう。台風のもたらすこのエネルギー源を利用しない手はありません。揚水発電型ダムをどんどん作るべし…

 

 9月3日にネットで落札した「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」が昼前に届きました。最後部レンズ面に拭けば取れた汚れがあるものの、鏡胴の擦れもない綺麗な個体です。バルサム切れは無く、カビも入っていないので、光学系に問題は無さそうです。絞りもヘリコイドも正常なので、完品というところです。 分解痕はありません。製造番号は17****番ですから、手持ちの最も大きい番号29****と比べると12万の差があります。17****の製造日は53年12月で29****の方は54年9月ですから、1年間で15万台ぐらい製造したということになります。

 和製ズミクロンということで中古人気になっていますが、製造数が20万台近くあるということになると、これからも値が上がったり入手難になることはなさそうです。当時このクラスのカメラを買った層は、写真を取ることにかかる費用に怖気づいて、その後の使用頻度が少なかったと思われます。押し入れなどに仕舞い込まれているのでしょうから、カビの害に会っているかもしれませんが、外観の綺麗なものが多そうです。デジタル時代になって、本当の実力が生かせるようになったということでしょう。

 

2011/9/4

 今朝台風はようやく日本海に出たようですが、それにしても超鈍足です。各地で雨による水害や土砂災害が発生しています。越中八尾の風の盆はどうだったのか…

 今日は遅番出勤です。月曜と火曜はお休み…

 

 「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」の後群レンズホルダーは、その前部をかしめて貼合せ玉を取り付けているようです。これでは無事に取り出すことは不可能なので、バルサム切れしている場合は諦めるしかないようです。これと同時代のPENTAXの鏡胴は、すべてレンズ玉の取り出しが可能な構造ですから、この辺が安さを志向した鏡胴の限界なのかもしれません。少なくとも、バルサム切れの修理は前提としていないということですかね…

 また、前群レンズホルダーも、その後部をかしめて3枚目レンズ玉を取り付けているのでしょう。これは単玉なので、清掃だけなら困らないのですが…

 バルサム切れは、この時代に製造された貼合せ玉には各社共通でよく起きる故障ですから、それらの修理ができないというのは、せっかく「和製ズミクロン」という評価を得ている銘玉として、いささかもったいないことです。

 なお、この交換レンズの絞りリンク構造は、カメラとの自動絞り連結レバーを取り外すことが可能なので、実絞りの鏡胴に改造することも可能です。「和製ズミクロン」の名に違わず絞り開放から解像感が優れているのですが、少し絞ればそれは一層向上するので、F5.6ぐらいまでを常用したいものです。このぐらいまでなら自動絞りでなくてもファインダーが明るいので、ピント合わせも無問題です。自動絞りでMモードグリーンボタン押し半自動AEより、実絞りでAvモードの方が、スナップ撮影では便利です。PENTAXのMシリーズレンズの場合は、元に戻せない切除による改造しかできませんが、この鏡胴なら復元可能な取外しによる改造で実絞り化が可能です。

 

2011/9/3

 四国付近の台風の影響で蒸し暑い朝です。これからも間歇的な雨が予想されますが、遠いので風の心配は無さそう…

 今日と明日は出勤です。その間にもう一つ「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」が届きそうですが、この品はこれで打ち止めにするつもりです。どれも相場より相当に安く入手できましたが、さて、今度のはどんな程度かな…

 

2011/9/2

 東日本に蟠踞する高気圧に頭を押さえられていて鈍足の台風は、明日の午後に四国東部か紀伊水道あたりに到達の様子です。関東から東は、雨以外はあまり影響が無さそうです。

 

 「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」などがおまけに付いていたコシナのカメラをネットで入手しました。おまけの方が目的の入手でしたが、ちょっと手のかかりそうなおまけです。ほとんど剥がれかけている様子のバルサム切れがあるし、フィルター取付枠に小さな凹みもあります。バルサム切れは、今は剥がし方が確立しているので自前修理で完治可能な故障なのでどうということはないのですが、凹みの方は、フィルターを取り付け可能な程度に修正しなくては…

 もう一つのおまけはTAMRONの80-250ズームです。アダプトールPKAマウントのMFですが、今は同社が作らなくなっている長大な4グループ式ズームです。シグマと並ぶレンズ専業メーカーのとして生き抜いてきたTAMRONの、昔のズームがどんなものなのか、研究品としては楽しめそう…

 本体のカメラは、その後ニコンへOEM提供したものの原型となったものらしく、プラスチック外装はすこぶるチープな代物ですが、同社発展の基礎になったまじめな作りです。これも時代の証人としての地位はありそう…

 

 「XR RIKENON 1:2 50mm前期型」の後群レンズホルダーを分解したところ、肝心の貼合せ玉がレンズホルダーから取り出せないことが判明しました。これではバルサム切れの修理ができません。組立時に押さえリングを圧入しているようです。これでは手出しが出来ない…

 

2011/9/1

 台風が接近しているので暑くて湿った朝です。夜中から間歇的に激しい雨音がしていました。台風は明日伊勢湾付近を北上しそう…

 今日は忙しい月初めです。今週末は明日が休みで土日が出勤のパターン…

 

2011/8/27

 昨日夕方から崩れた天気は今朝も残っています。少し気温は下がっていますが、湿度が高い…

 

2011/8/26

 熱帯夜は免れましたが、湿度の高い朝です。晴れているので日中は真夏日になりそう…

 今日と明日はお休みです。8月も残り1週間を切ると、光の角度が寝て来ているのが実感できます。木々の葉にも疲れが…

 

 「M135mm F3.5」の絞りリンク機構を研究するため、少し分解してみました。標準レンズのそれとはまったく異なった構造で、広角レンズのものと似ていますが、大きな繰出量に対応するためか、かなり複雑な取り回しになっています。同じMシリーズなのに鏡胴ごとにこれだけ構造が異なると、手持ちのMシリーズ全部を分解してみたくなりました。ここにも設計者の感性が表れているのだろうか…

 

2011/8/24

 熱帯夜が戻ってきました。湿度が高くて蒸します。前線が大分北に戻っているのでしょう。雲が多めながら晴れた朝です。遅番出勤は今日まで…

 

2011/8/23

 少し気温が戻っている朝です。秋雨前線が少し北に押し戻されているのでしょう。激しい雨に警戒が必要…

 

 旧交換レンズについては、これまでもっぱら光学系に興味の中心が向いていたのですが、「XR RIKENON 1:2 50mm」を分解したことで、絞り作動の機構に興味が向くようになりました。手持ちのそれらについて、改めてその機構の詳細を確認して見ようと思っています。次の分解研究対象は「M135mm F3.5」あたりかな…

 

2011/8/22

 今日も冷涼な雨の朝です。暑さはこのまま去るのでしょうか…

 今週前半は遅番勤務です。混雑が戻っている朝の通勤がないのが取り柄…

 

 昨日は「M50mm F1.7」の鏡胴構造の復習も行いました。それに基づいて絞りリンクの詳細を更新…

 

2011/8/21

 しとしと雨の降る冷涼な朝です。今週はずっと低温傾向が続くのだとか…

 

今日も雨に閉じ込められているので、「M28mm F2.8前期型」の分解を行って鏡胴構造の確認を行いました。その結果に基づいて、備忘のための記録を更新…

 

2011/8/20

 曇り空で熱帯夜は去りました。秋霖の中に入ってきたということでしょう。今日明日はお休みですが、ぐずついた天気になりそう…

 

 降り出しそうな暗い空が続くので、屋外作業は早々に切り上げ、「XR RIKENON 1:2 50mm」を再度分解して内部構造のおさらいをしました。前回より分解をより細かく行ったので、絞りユニットの取付方法が認識と異なっていることを発見しました。分解過程の写真も少し撮影して、備忘のための記録を更新しました。

 

2011/8/19

 高温の朝は続いています。でも、今夜は25℃を下回る予報です。秋雨前線がいよいよ南下のようで…

 

 今日の午前中の豪雨は相当なものでした。気温が一気に下がって夕方には22℃…

 

2011/8/18

 今日の暑さは堪えました。この夏一番の高温でした。3年に一度ある更新申請に伴う消防の査察があったのも、暑さを増幅…

 

2011/8/17

 都市の熱気は夜になっても去らないところが不快です。今朝も28℃までしか下がっていません。この夏前に、盆明けには涼しくなると予想したのは外れた…

 昨夜寝入り端に久しぶりにこむら返りしました。そのせいで、今朝は歩くと痛みます。ビタミン不足かな…

 

2011/8/16

 だんだんバテてきているのを感じます。暑さは嫌い…

 今日は早番で出勤です。明日は最後の夏休み…

 

2011/8/15

 今朝は晴れています。今週いっぱいは猛暑が続きそうです。北海道に秋雨前線がかかりましたので、下旬には涼しさが来るかも…

 今年は旧暦と月遅れの盂蘭盆が一日しかずれていないので、昨夜が満月でした。帰省というかたちでしか地域社会が賑わない時代の貴重な日々…

 

2011/8/14

 昨日と同じように曇って暑い朝です。まだこの暑さは続きそう…

 

 先日入手した「XR RIKENON 50mm F2前期型」を軽く分解して構造を確認したところ、分解を受けたことが無いことが分かりました。このレンズは製造時に回り止め塗布を多用しているので、そのつもりで作業する必要があります。

 分解して構造を見る限り、これを9000円で販売出来たはずはありません。それくらい製造コストがかかりそうな内容です。これの製造を請け負ったOEM先は、相当に厳しかったのではないかと思われます。

 その後プラスチック化を進めたのは、如何にして製造コストを削るかという足掻きにも似た努力だったのでしょう。

 光学系に汚れがまったくなかったのでレンズホルダーは分解していませんが、絞り装置の機構を確認できる程度の分解を行い、記録しました。興味のある方は別棟へ…

 

2011/8/13

 少し曇っていますが、暑さは相変わらずの朝です。30℃に近い熱帯夜では辛い…

 遅番勤務が続いていて、昼近い出勤時の暑さはこたえます。明日からお休み…

 

 PENTAXがゴーストを軽減する撮像素子の特許を申請しているとのことです。いよいよミラーレス化へ向けて準備が整いつつあるということか…

 

 今日の出勤時の電車の混み方は異常でした。10時半過ぎというのに、ラッシュアワー並みの乗車率です。その約2割は小学生以下の子供です。お盆効果恐るべし…

 

2011/8/12

 今日も温度の下がらない朝です。夜中じゅう高温なので、エアコンを使わねば熱中症必至…

 

 昨夜屋内で「XR RIKENON 50mm F2前期型」の近接試写をしましたが、絞り開放でも解像力は非常に優秀です。パキバキと形容されて語られているとおりの写りです。同時代の安価機種セットレンズであるPENTAXの「M 50mm F2」とはえらい違いです。これで当時9K円で販売していたのですから、驚きを通り越します。鏡胴の佇まいも端正ですし…

 

2011/8/11

 連日猛暑が続きます。熱中症にならぬようにせねば…

 

 入手を画策していた「XR RIKENON 50mm F2前期型」が手元に来ました。外装や機構の作動に難点の無い、光学系もまったく汚れていない個体です。和製ズミクロンとの世評が真実であるのか、同時代のPENTAX製品との違いなど、これからいろいろと試さねば…

 

2011/8/9

 30℃近い熱帯夜が戻って来て、眠々蝉が喧しい朝です。今日も湿った残暑か…

 

 昨日は真鶴での魚料理堪能の後で、御殿場のアウトレットに初めて行きました。多くある出店のほとんどが身繕い関係でしたが、カメラ関係ではNikonだけが出店していました。流派が違うので、当然流し目をくれる程度…

 平日でしたが、夏休みとあって人出は多く、真鶴道路の入口が寸刻みの渋滞になりました。帰りの東名も、20時近かったのに、厚木の流入後の4車線から3車線へのボトルネックを頭に18キロものノロノロ渋滞に…

 夕方のアウトレットでは蜩が鳴いていました。物悲しいと想ふは吾のみか…

 

2011/8/8

 今日は立秋です。熱帯夜から免れているので、昨日より秋めいているかな…

 土日を働いたので、今日と明日はお休みです。孫子を連れて箱根の周辺などを巡る日帰り旅など…

 

2011/8/7

 熱帯夜も30℃に近い蒸し暑さです。雲が多い朝ですが、日中は晴れそう…

 

 日中33℃の焦げる暑さを夕方の雷雨が冷ましてくれました。本降りからは外れていたので濡れることはなかった…

 

2011/8/6

 暑さが戻ってきました。夜8時を過ぎても30℃以上あります。明日は遅番出勤…

 

 どうやら「XR RIKENON 50mmF2」の初期型を入手出来そうです。送料等を含めて片手以内ですから、まあ順当というところか…程度は見てのお楽しみ…

 

2011/8/5

 明け方降っていたせいで非常に湿度の高い朝です。今日も昨日のように突然の降雨を繰り返しそうです。降り出すのは瞬間的なので、晴れていても洗濯物を外に出せない…

 昨日と今日は休みですが、土日は出勤です。明日も同じような天気になるのだとか…

 

 PENTAXは9月1日から各種アクセサリーを値上げすると発表しました。マウントアダプターKは3500円から5000円になるとのことです。数年前までは1975年以来2007年までずっと1000円を維持してきたのですから、それを思うと相当に高価に…

 

 

2011/8/4

 熱帯夜ではありませんが、少し蒸し暑い朝です。西日本上空にいる太平洋高気圧の東のへりになっているので、雲が多くなっています。北に蛇行した隠れ梅雨前線が津軽海峡付近にいるので、不安定な天気は続きそう…

 台風が2個南の海にありますが、これらは本州に大きな影響は無さそうです。まだ熱帯低気圧のが一番本州に近いので、これの動向が気がかり…

 

2011/8/2

 暫くぶりで晴れた朝です。気温は低めで涼しい…

 

2011/7/31

 雨は止んでいますが、暗い朝です。昨夜の雷雨と未明の地震、7月末は波乱で終わる…

 今日から月末・月初めの忙しい勤務です。フィリピン海で足踏みしている台風9号は随分発達しています。九州の西を通るコースを取りそうなので、8月は猛暑型か…

 

2011/7/30

 今朝も雨の朝です。完全に梅雨が戻っています。フィリピンの東をゆっくりと北上中の台風9号の動向が、本当の梅雨明けとその後の夏の行方を決めそうです。本州南岸を通るようなら、今年の8月は涼しい…

 

 昨日小松左京氏の訃報がテレビに流れました。東日本震災と福島原発事故は、ある意味、氏の著作をなぞったようなところがあります。十分預言者と位置付けてもいいでしょう。

 

2011/7/29

 雨は止んでいますが、雲が厚い朝です。蒸し暑さは相変わらず…

 

 フィリピンの東で発生した台風は衰えている太平洋高気圧のへりを進んでくるとまた本州に近づきそうです。戻り梅雨前線を刺激しそう…

 

 今日と明日はお休みです。昨日戸棚の中で見付けた「M50mmF1.7」を分解して、パル切れ貼り合せ玉を取り出しました。レンズを押さえているソケットに小端塗りのタッチアップがこびり付いていてなかなか回らなかったのですが、挟むものを傷めにくい緩衝材付きのパイプ回しプライヤー2本の合い掛けで何とか回しました。これはレンズのメンテナンスには時々役に立つ工具なり…

 曇りが接合面の劣化であることを確認し、小端塗りを接合面で線状に削ってから、早速冷凍庫の中へ…これは冷凍熱湯法を何回行えば剥がれるのかな…予想では2回…

 このパル切れの発生原因は、真夏の車内などの高温化に放置してあったものを冷房の利いた屋内に持ち込んだことによるものかもしれません。相当に大きな温度差が短時間に与えられたものと考えられます。あるいは急冷により鏡胴が収縮してレンズを絞め付けたのか…

 

 パル切れ玉の剥離は、結局冷凍・熱湯法施行3回目で見事無事に分離しました。この方法は本当に簡単で安全…

 

2011/7/28

 蒸し暑いと思ったら雨の朝です。日中の気温がさほど高くならないのが救いです。今日は午後通院…

 

 ほとんど一般的な宣伝をしないPENTAXですが、K-rのそれがJR東日本の賞を貰いました。カラフルの御利益か…

 

 XR RIKENON 50mmF2の調達はなかなかうまくいきません。まあ、気長に行きましょう…

 XR RIKENON 50mmF2のマウント金具を前期型のまま継続したのに対して、ハイエンドのXR RIKENON 55mmF1.2のマウント金具を「LX」対応の後期型に変更したのは、そのOEM製造元が自社ブランドのそれをPENTAXユーザーに売るためだったのかもしれません。そのためにマウント金具を後期型に変更し、それを同時にリコーのブランドにも使ったということなのでしょう。安価なセットレンズであるXR RIKENON 50mmF2の方は、別のOEM製造元が作っていたのでしょう。あるいはリコーの自社工場製だったのかもしれません。いずれにしても、PENTAXユーザーが使うことを予定していなかったことがうかがえます。防塵・防滴性能の向上のための変更なのですから、もともとほとんど考慮されていないカメラ本体ではまったく意味を持たない改良ですから、わざわざ工作法を変更する意味を持たなかったのでしょう。このへんが互換性というものをどう考えるかという企業哲学の甘いところなのかもしれません。

 防塵防滴性能の向上している「K-5」で使う場合、それを生かすために、同じMレンズでも後期型マウント金具のものを選ぶというこだわりが必要となるのかもしれません。マウント金具は移植も可能ですから、Kレンズも後期型のものないしはそれを移植したものしか使わないというような、マニアックな世界が広がるかも…

 

 改良型Kマウント金具はKAマウント以降も引き継がれたのですが、PENTAXがTAMRONにOEM生産をさせたFAシリーズの高倍率ズームレンズについては、非改良型のマウント金具が使われています。TAMRONは自社ブランドのKAFマウント金具も非改良型を使っていますから、PENTAXがそれを止めさせなかったのか、止めさせる力が無かったのか、それともその改良の意味がPENTAXの中で失われていたのか、単にその違いに気付かなかっただけなのか、いろいろと真相を想像させる事実です。本当のところはどうだったのかな…

 シグマはKAFマウントをKAマウントと互換にしていませんが、OEM生産の実績があるTAMRONは互換としています。それなのに、シグマは改良型マウント金具を自社製品のKAFマウントに使っているというのに、TAMRONは使っていません。これはその「改良」の精神というかメリットがPENTAX自身の中でも見失われていたとしか思えません。勘ぐって考えれば、このOEM生産が行われていた時期は、それを使うPENTAXのカメラには防塵防滴性能というものが付与されておらず、それがどうでもよいことだったからということなのかもしれません。OEMを外注する現場と自社開発製造現場とは乖離していて、外注現場の人間にこの違いについての意味が分からなかったのかもしれません。やはりOEM生産というのは問題があるということか…

 

 ここのところあまり開けなかった戸棚に「M50mmF1.7」が1個入っていました。入れた記憶は無いのですが、このごろ記憶が簡単に蒸発するので、別に驚くには値しないのですが…

 前後のキャップを外してレンズを燈火に透かして見ると、貼り合せの中玉が見事に曇っています。周辺の鱗雲状などというかわいいものではなく、殆ど全面に濃い霧状の曇りが出ています。こんな曇り方はパル切れ頻度の高いことで高名な「M50mmF1.4」や「K55mmF1.8」でも見たことが無いほどです。この個体は恐らくジャンクのMEsuperに付いて来て、パル切れのあまりの酷さに部品取り用とするために戸棚に仕舞い込んだのだと思います。そのころはパル切れなんか屁の河童で直せるなどとは夢想だにせずに…かな…

 この個体、7桁のシリアルナンバーが63で始っているし、Kマウント金具が後期型なので、「M50mmF1.7」としては最後の方の品なのだと思います。直せるものは直さねば…

 これで「M50mmF1.7」は6個になります。結局6個中2個がパル切れしていたということになりますから、「M50mmF1.7」はパル切れし難いとまでは言えないのかもしれません。でも、パル切れしていた2個とも、シリアルナンバーは6から始るのだけれども…

 

2011/7/27

 えらく蒸し暑い朝です。昨日と同じく曇り空です。今日は朝通院してから出勤…

 

 リコーのKマウントレンズを入手する前提としての下調べの中で、ピント環の回転方向が機種によってばらばらなことが分かりました。セットレンズの回転方向はPENTAXやNikonと同じ無限遠が左端にあるのですが、ハイエンド標準レンズだった「55mmF1.2」は無限遠が右端です。これは交換レンズのラインアップが複数のレンズメーカーによるOEMに頼っていたことの証明なのかもしれません。リコーはレンズ製造部門を持っていなかったという話もありますから…

 ピント環や絞り環の回転方向に統一規格が無いのは結構不都合なことであると思うのですが、考え方や沿革があるので難しいのかな…

 XR RIKENON 50mmF2は3期に分けられるようですが、1982年に作られたものにも前期型Kマウント金具が付いています。XR RIKENON 55mmF1.2の場合は後期型Kマウント金具が付いたものが存在しますから、OEM製造元によってその扱いが違っていた可能性があります。結構杜撰…

 

2011/7/26

 湿った熱帯夜が明けて、雲が広がっている空です。遅番出勤時に陽射しが出ないと助かるのだが…

 

 10月からPENTAXがリコーの傘下に入るということで、Kマウントのリコー銘レンズを入手しようかなどと考慮中です。XR RIKENON 50mmF2の評判がいいので、まずはこれなどから…

 XR RIKENON 55mmF1.2はコシナのOEMだったようですが、リコーは昔からOEMが多かったようです。ヤシカの傘下に入った富岡光学もその一つ…

 Kマウントは公開されていたのですが、途中でレンズ側を小変更しています。Kマウントを採用していたリコーのレンズもこの小変更を実施しているので、その変更情報は公開されたものと思われます。

 リコーのレンズ側Kマウント金具は4本のビスで止め付けています。本家PENTAXは5本ですが…

 

2011/7/25

 熱帯夜が戻ってきました。床のべたつき感も…

 

2011/7/24

 昨日夕方から少し湿度が上がってきて、今朝は気温が少し高くなっています。熱帯夜ではなかったのですが…日中は真夏日になる予報…

 明日からは3連続遅番勤務です。水曜、木曜は2カ月に一度の通院予定…

 

2011/7/23

 台風由来の冷気は今朝も残っています。乾いた高い空は秋のようです。明日からは猛暑が戻ってくる予報ですが、果たして…

 今日と明日は4週ぶりの土日休みです。昨日の保健所環境衛生による3年ごとのビル環査察はほぼ無事だったので安堵です。来月にはこれも3年ごとの消防査察が…

 昨夜と今夜は近所の公園で近隣町会の連合夏祭りが開かれていて、孫というよりその母がそれを目当てに襲来するとか…

 

2011/7/22

 台風がもたらした冷気は今朝も残っていて、20℃を下回る朝です。昨日は夏日にもならなかったのですが、今日は少し超えそう…

 土用の丑の日に夏日とならないのは10年に1度程度の出現率とのことですが、梅雨明け前ならともかく、梅雨明け後に猛暑が続いた後ではあまり例が無いのでは…

 

 ナデシコたちの東京都表敬訪問における石原都知事の態度は、見聞きするに堪えない下劣極まるものでした。まえからそう思っていましたが、本当に下劣な人間です。非難の集中している総理の数百倍下劣…

 

2011/7/21

 超鈍足台風は依然として関東の南岸沖にいますが、北風を引きこんでいるので気温が下がり、肌寒い朝です。20℃を下回っているのは7月では初めてです。梅雨前線の北側の空気を引き寄せているということか…

 

2011/7/20

 蒸し暑い朝です。台風は紀伊水道でうろついています。明日まで本州南岸に滞在するのは確実で、大雨の恵みになるのですが、そうは言っても被害とのセットは困る…

 

2011/7/19

 間歇的な驟雨に眠りを驚かされた朝です。湿度温度共に高く不快です。台風はこれから数日居座る予想…

 台風の進路を押さえている太平洋高気圧が少し弱まる予想なので、列島南岸を舐めながらじわじわと東進するのでしょう。大雨が3日も続いたら、どの河川系も洪水の危険性は非常に高まります。近くの鶴見川も小机城下の日産スタジアムを水攻めにしそうです。それはそれで見ものでしょうが、後片付けが大変…

 今日は昨日の代休なので、雨の中の通勤は無しですが、明日は年2回の自衛消防訓練があるので出勤しなくてはなりません。防火管理者は辛い…

 

2011/7/18

 台風6号は不穏な動きをしています。四国沖で暫く足踏みをして東に向かいそうなのだとか…その足踏みが2日ほど続くというのが大問題…

 

2011/7/17

 7月9日以来晴れが続いています。気温は高いものの湿度が低めなので朝晩は凌ぎ易いのですが、庭土の乾燥が進んでいます。夕立が待たれる日々です…

 今日は休みですが、明日は出勤です。三連休の中日なので、どこも混みそう…

 

 徒然なるままに、Kマウント単焦点レンズのうち、所有する焦点距離28mmの4本について、F5.6における無限遠撮影を行い、その描写について比較をして見ました。その結果は、等倍にての比較では、実画角を含めて差異を感じることが出来ません。解像感も同等ですし、ホワイトバランス太陽光固定での色味も同等でした。

 しかし、ホワイトバランスをオートにしての撮影では、レンズによって色味が異なるものとなりました。カメラのセンサーが感じているレンズを通した色が異なっているのかもしれません。レンズごとの個性を強調したい場合はホワイトバランスをオートにするのがいいのかもしれません。ちなみに、この場合に色味が並みはずれて派手なのがM28mmF2.8で、最も白っぽくなったのがM28mmF3.5でした。もともとの透過している色味が濃いのがM28mmF3.5ということなのかもしれません。

 周辺画質が劣ると言われているM28mmF2.8も、F5.6で比べる限り、等倍の状態で他とまったく差異が感じられません。結局、これら4本の差を生かすとすると、絞り開放時の前後ボケ具合ということになるのかもしれません。M28mmF2のボケがもっとも甚だしくなるのは当然のことでしょうが…

 

2011/7/16

 昨日が満月で、暦の上では既に晩夏なのですが朝から暑いです。今年は七夕が立秋前で、夏の季語になってしまうせいなのか…

 

 今年の七夕は8月6日ですが、牽牛織女の逢引をパパラッチする輩が増えるのかもしれません。月の落ちた丑三つ時、現場の天の川にレンズを向ける夥しいカメラの行列が予想されます。罪作りな「O-GPS1」…

 

2011/7/15

 今日と明日は遅番勤務です。なので朝はまったり…それにしても朝から暑いです。このところずっと湿度が低いので地面の乾燥が進んでいます。躑躅や皐月など庭の灌木が勢いを失っているので、雨が欲しい…

 台風マーゴンが本土に来るとしたら来週前半になるでしょうから、それまで晴れが続きそうです。この暑さの中で台風が来ると勢力が衰えずに上陸するので被害が心配…

 

2011/7/14

 昨日K-5の新ファームをインストールしたと思ったら、今日また新しいファームがアップされていました。「PDCU4」の新バージョンも…いずれもGPSユニット機能がらみのアップです。これも早速ダウンロードしなくては…

 

 「PDCU4」の新バージョンに更新すると、GPS情報が表示できるようになっていました。これで昨日入手できたGPSユニットが使える…

 

 PENTAXは「645D」の漆塗り版を受注生産販売するとのことです。カメラグランプリ受賞記念なのだとか…この受賞、「K10D」のとき以来かな…

 漆塗りは会津塗とのことです。会津塗というのは代用漆使用の安物の代名詞と思っていたのは亭主だけなのか…

 

2011/7/13

 今日も暑い一日でした。でも、湿度が低いので、日蔭では涼しかったかも…

 

 7月6日に発注したGPSユニット「O-GPS1」が昼間届きました。1ヶ月以上かかるかと思っていたのですが、案外に早かった…ということで、早速K-5の新ファーム1.10をダウンロードして書き換えました。メニューにGPSが追加になった…

 

2011/7/12

 熱帯度を高めている朝です。今日も快晴です。湿度も少なそう…

 

2011/7/11

 熱帯夜で明けた朝です。雲のひとかけらも無い空で、日中の暑さが思いやられます。

 今日と明日はお休みです。

 

 カメラのストラップは斜め掛けが絶対に良いというのが亭主の悟りですが、これまでの首掛け用ストラップでは長さが不足するのと、長さの調節が自在ではありません。そこで延長ストラップを作って使っています。これまでは単に金属バックルで締め付けて輪にした中に三角環を入れたものでしたが、切ったストラップの端に三角環を固定したものを自作しました。ストラップは弾性接着剤で貼り合せただけでも十分な強度があるのですが、念のため脚の長いスティーブルで綴じています。これでプラバックルでも使えるようになりました。スティーブルの代わりに糸で縫ってもいいでしょう。

 三角環に対してカバンなどの肩掛けベルトをナス環や鉄砲環で取り付けるという寸法です。これだとストラップが簡単に取り外せるので、カバンに入れるときや三脚での使用時に邪魔になりません。

 

 暑かったものの、湿度が少なかったので冬並みに富士が見える一日でした。昼過ぎにベイブリッジや翼橋を通りましたが、普段は鈍く鉛色の横浜港の水が青くきらめいて見えました。沖縄やグアムの水辺の雰囲気…

 また、帰りは日没前からたそかれ時にかけての湾岸を走りましたが、眼下にする港湾施設の燈火の美しさに感嘆…

 

2011/7/9

 今日と明日は出勤です。日中焦げるような陽射しで、梅雨はどこかへ吹き飛んでしもうた…

 

 PENTAX Qの発売日が発表されました。8月31日とのことです。新宿高島屋での展示会は盛況だったようです。レンズ交換式コンデジの立ち位置がどのようなものになるのか、先駆者のリスクと栄光は背中合わせ…

 

2011/7/8

 曇っていますが気温は高い朝です。風が弱いので蒸し暑くなりそう…

 

 「VS443Q」は4シリーズのアルミ三脚と組み合わせていますが、自由雲台は5シリーズです。でも、全体的なバランスで言うと、6シリーズのカーボン4段三脚と組み合わせるのがしっくりときます。自由雲台もアルカスタイルクランプのものが理想です。つまり、エレベータ部分だけ別売りするとブレイクすると思うのですが…

 

2011/7/7

 小雨の朝です。熱帯夜なので蒸します。晴れてきそうな雲行きなので、日中はまた暑そう…

 太平洋の高気圧が東に引いているので梅雨前線が進出してきそうです。梅雨明けは中旬末ごろになりそう…

 

 「VS443Q」はエレベーターの端を掴んで回すことで角度調整ができる仕組みです。雲台のパーン棒の中にエレベーターを組み込んだというのが正しいのかもしれません。なかなかのアイディアだと思います。しっかりとした三脚と組み合わせれば、ビデオ撮影にも向きそうですし、ローアングルには極めて強そうです。エレベーターをスライダーとして使えるので、マクロ撮影に便利です。花屋の必需品となりそう…

 

 庭では夏の花「木槿」が咲き始りました。我が家のは「底紅」という品種で、梅雨空に向けて大きな花弁を広げています

 

  憂ひ貌傾け覗く紅の底   雌山

 

 午後には「VS443Q」が届きました。早速分解して、カルマーニュ640VEと「PH-263QL」と組み合わせました。これぐらいが「K-7」や「K-5」とは一番しっくりきます。色々なアングルで撮影が可能になり、これは流行りそうな予感…

 エレベーターを水平にしてマクロスライダー的に使うと、遊びのために少し左右に動いてしまいます。それなりと割り切る必要があります。やはり専用品には敵わないということです。でも、ローアングルはとても自在で扱い易い…

 

2011/7/6

 熱帯夜が続きます。晴れているので気温の上がりが早い…

 

 ベルボンの新型三脚「VS443Q」はエレベータ部が傾くのが特長です。これのエレベータ部は三脚から外せるので、他の三脚や雲台と組み合わせることも可能です。色々と組み合わせが可能なので、調達するかな…

 

 「VS443Q」は、「O-GPS1」と一緒に今夜発注してしまいました。散財、散財… 

 

2011/7/5

 熱帯夜の明けた朝です。夜明け前に少し降っていたようですが、今は晴れています。今日も暑くなりそう…

 夏風邪はもう少しで治りそうです。気管支炎にまでは至らなくてよかった…

 

2011/7/4

 今朝は熱帯夜です。湿度も高くて不快です。風が強いのだけが取り柄…

 夏風邪は少し快方に向かっています。昨夜の早寝が効いたのかな…

 

2011/7/3

 今朝もぎりぎり熱帯夜を免れました。晴れているので気温はすぐに上がりそう…

 夏風邪は捗々しくありません。少し熱もあります。今日から早番勤務が続きますが、明日までは朝一人勤務なので休めない…

 

2011/7/2

 今朝はぎりぎり熱帯夜を免れました。湿度が高いので快適ではありませんが…

 

 リコーによるPENTAX事業部の買収は、両社首脳の記者会見の発言を鵜呑みにするなら吉となりそうです。当面リコーブランドとの並立を続けるとのことですが、完全子会社化するPENTAXにリコーのデジタルカメラ事業を移管するということですから、いずれブランドの統合が起きるかもしれません。レンズ交換式の既存マウントを維持する方向性は取るようなので、当面は問題無し…

 

 夏風邪は少し亢進しています。咽頭部に降りて来たので、要警戒です。気道から気管支へ降りると長期化する虞があるので…でも、鼻水は膿状に変化していますから、白血球など免疫細胞が激戦状態にあるのは確実…

 

 PENTAXはリコーの傘下に入ることになりましたが、思い返してみると、亭主が自分の稼いだ金で最初に手に入れた一眼レフはリコーの「TLS401」でした。PENTAXと同じく当時の国際標準プラクチカマウントで絞込測光で、初めて実現したペンタミラー構造を利してアイレベルとウエストレベルにファインダーを切り替えが出来るギミックが付いていました。1970年のことです。あれからもう41年も経ったのか…

 

2011/7/1

 今朝も熱帯夜で明けました。晴れているので日中は真夏日になること必至です。昨日のように夕立があればいいのですが…

 今日から15%節電が始ります。契約電力量500kwを超える事業所は対前年度比ピークカット義務ですから、暑くなると厳しいところもあります。亭主の勤務先は280Kw以下ですから義務ではありませんが、前年ピークの出た理由が空調ではないので、暑さとは関係が少ないのが心配…

 

 今日は本来は週休日なのですが、月初めの定例行事があるので出勤です。昼過ぎには仕事が無くなるので、切り上げて30℃超の暑さの中を帰宅しました。今日は夕立は無さそう…

 夏風邪を引いてしまって、鼻水と上顎部の痛みが数日取れない…

 

 HOYAがPENTAXカメラ部門をリコーに切り売りするとのことです。PENTAXブランドの医療関係や光学部品部門は手元に残すとのことです。HOYAの本性が現れたのでしょうが、昔のKマウント繋がりが復活するということで、売られる先としては、そんなに悪くはないのかもしれません。10月以降の動向を注視するしかない…

 

2011/6/30

 熱帯夜でも30℃近い暑さの朝です。エアコンの御蔭で寝苦しくはなかったのですが、梅雨明け後が思いやられる…

 今日はお休みです。近くの大型店の梯子で避暑としますか…

 

2011/6/29

 熱帯夜が戻っている朝です。九州南部は梅雨明けしたとのことで、今年の梅雨明けは早そうです。難儀なこっちゃ…

 壊れたエアコンの部品はまだ調達できないようで、修理が来ません。直るまでは涼しくてあれかし…

 

 地上波停波まで1カ月を切りましたが、本当に可能なのでしょうか。買い替えられない層用の廉価なチューナー供給の話も無いようなので、社会問題化しないのだろうか…雌山亭はケーブルテレビなので、2025年までは地上波用テレビでも見られるらしいのだが…

 

 今日はこの夏一番暑い日になってしまいました。エアコンの修理が完了したので、寝苦しい夜にはならないで済みますが…

 あと少なくとも1回は梅雨らしい日々があるようです。それが過ぎると梅雨明けになりそうです。7月上旬に梅雨明けは久しぶり…

 

2011/6/28

 熱帯夜寸前の朝です。少し蒸します。晴れると日中は暑くなりそう…

 

 大手量販店でもメーカー欠品とのことで、GPSユニット「O-GPS1」は、すぐには手に入らない状態になっているようです。月産1000台とのことですから、注文しても1ヶ月以上待つことになっているのでしょう。その評判は非常に高いようです。

 価格的に近い先行他社のGPSユニットは経緯度と高度のみを記録するのに対して、誤差±5度の撮影方位を記録できることと、設定地までの直線距離と方位を表示できる直線ナビ機能があるというものですから、他社の現行カメラ機能ではまねのできない「アストロトレーサー」を考慮に入れなくても、その価値の差は著しい…

 この付加価値が欲しい撮影スタイルの人が、K-5やK-rの取得に向かっているようです。特に、敷居の高い赤道儀撮影に憧れている天文ファンは雪崩を打つこと必至です。元々競合他社と比肩しうるほどに基本性能が優れている両機ですから、その選択となるのに何の障害も無いのですが…

 「O-GPS1」での撮影は、イメージサークルに余裕のある、歪曲収差の少ない広角レンズが向いているようです。50mmでも全方位300秒の露光が可能なのだそうです。そうなると、135フォーマット用の旧レンズが人気になりそうです。☆を含むFA勢の中古価格が高騰するのでしょう。新しいものではDA40mmF2.8Limitedのイメージサークルは135フォーマットをカバーしますから、これが多用されそう…

 

2011/6/27

 梅雨空の朝です。涼しいのが嬉しい…

 

 GPS機能内蔵の機種へのマーケットリサーチとして、「O-GPS1」は有効に機能するのかもしれません。その機能を盛り込むことで実現出来ることが具体的にどのようなことなのかをあらかじめユーザーに知らせることとなり、その機能が他社の製品に対して大きなアドバンテージとなるのなら、販売戦略的に有効なのですから…

 アストロトレーサーはレンズ内手振れ補正機構を利用したものですが、撮像センサーを磁力で宙に浮かせて3Dに駆動することが可能という独自機構がそれを可能にしているので、これは他社には無いアドバンテージです。基本理念が優れているとその後の発展が望めるという好例になると思います。他のGPS機能は他社でも真似られるでしょうが、これだけはオンリーワンです。本格的な天体望遠鏡と組み合わせてどれくらい実用的なのかが、赤道儀に手を出すほどではない天体写真愛好家に使われるための分かれ道になりそうです。

 単純な位置情報、撮影方向情報の方も、これを写真データとして残せることは、写真の記録性という観点でとても優れた機能だと思います。それをどこでどの方向を写したのかということをいつもメモして置くというのは、とても現実的ではありません。この機能は、ミステリー小説の小道具として使われるであろうことは必然です。さて、それを最初に使う作家は誰かな…

 また、風景写真においても、山並みなどを写した場合、その山などの名を調べのも容易かつ正確に出来ることになりそうです。写した場所と方向が分かっているのですから、地図上で容易に確認できます。この機能だけでも便利極まりない…

 将来の機種が多少機体を大きくしたとしても、GPS機能を内蔵するメリットは大きいと思います。そのスペースのためにストロボとどちらを選ぶかと言われれば、高感度性能がこれだけ進化している今では、亭主は断然GPSを取る…

 「O-GPS1」のフル機能を使用することができる機種はK-5とK-rだけですが、これをファームアップでK-7やK10Dにまで広げてくれたなら、即刻入手します。それだけの価値がある機能だと思えてきました。期待していますぞ、PENTAX…

 

2011/6/26

 梅雨空が戻っている朝です。今年だけは梅雨明けが遅れて欲しいと願っています。暑さは危機だ…

 

 PENTAX Qは、デジボーグで使われる予定のようです。135フォーマット換算で1500mm超の画角が得られるのですから、メリットは高そうです。中心画質が優秀でも、イメージサークルの周辺に難のあるダブレットですから、その中心部のごく一部だけを使うシステムには持って来いかもしれません。軽いのもメリットになります。深めの背面モニターフードもマウントアダプターとセットで作る必要がありそうですが…

 コンデジサイズのセンサーでも、レンズ交換式のメリットというものがあるように思えてきました。昔の8mmシネ用Dマウントや最新小型CCDカメラ用CマウントやCSマウントのレンズを付けられる可能性のあるフランジパックですから、それらで遊ぶ可能性も出来たということです。Cマウントは焦点距離4mmとか5mmとかの製品でF1.2〜1.4のものが市販されています。つまり、遊びの道具の幅が大きく広がったと捉えることも出来そうです。正統なコンデジからのステップアップ需要以外にも、M4/3やEマウントが受け皿となっているマニア的レンズ遊び連ご用達のプラットホームとしての需要も有りそうです。TOYシリーズのレンズを展開するということも、その方面への誘導かと…

 

 夕方、壊れたエアコンの修理が来ましたが、室外機の高圧側回路が死んでいるとのことで、部品取り寄せしてまた来ることになりました。冬の暖房には使っていないので、昨秋以降に壊れたことになります。近所の落雷が原因かな…

 

2011/6/25

 熱帯夜は開けて、熱帯色の空が広がっています。梅雨前線が下がってくる予報がありますが、まだその兆しは見えない…今日と明日の土日はお休みです。エアコンの修理は明日来る予定…

 

 PENTAX Qは賛否が分かれているようです。まったく新しいものを出せば、それはいつものことです。既成概念が否定を引き出すのですが、それを持たない層にどれだけ訴求出来るのかで結果が決まるのかもしれません。既成概念が化石化している亭主などを相手にしている商品では無さそう…

 その「化石的既成概念」から見て、GPSユニットは、発展性を秘めたなかなかの商品であると思えてきました。K-5の後継機種には近い将来必ず内蔵されると確信しています。撮影地点の記録の中には、緯度・経度・高度以外にも、正確な撮影方位とカメラの仰俯角情報も盛り込める可能性があるのですから、年月を置いた定点撮影が容易に実現可能になります。記録ツールとしての機能が高くなるということです。これも、手振れ補正機構をカメラ内に設けた広角的視野がもたらしている利益ですが…

 

2011/6/24

 今日も暑い一日でした。関東で40℃近くになった場所もあったし…

 

 GPSユニット「O-GPS1」が発売され、その評判がなかなかのようです。特に「アストロトレーサー」は星屋に受けているようです。これはPENTAXの独壇場機能なので、他社ユーザーでもこれを使うためにK-5やK-rを買う人間が増えそう…

 K-7など手振れ補正内蔵の従前機種でも使えるようにしそうな雲行きもあるようです。それをするのがPENTAXの心意気…

 

2011/6/23

 夏至が過ぎ、今年初めての熱帯夜が開けて、雨がぱらついている朝です。不快指数は高い…

 

 今日発表されたPENTAXのミラーレス一眼は、やはりコンデジセンサーでした。この製品コンセプトで商売が成り立つとは到底思えません。クオリティの高いコンデジを購入する層をイメージすることが出来ません。人間が古すぎるせいでしょうか…

 秋にソニーのミラーレス一眼と同じAPS-Cセンサーを使ったミラーレス一眼が出るという噂もありますから、こちらのほうに期待することにします。Kマウントと親和性の高い新マウントで出てくるなら、商売が成り立つぐらいの市場規模は期待できそうです。あくまで供給されるマウントアダプターの機能の高さ次第ですが…

 マウントアダプターに求められる最低限の機能としては、DAレンズの絞りをカメラ側からコントロールすることのできるギミックと、FAレンズの内蔵ROMを利用できる電気的連絡、そしてSDMを駆動できることです。その上Fレンズ以来のAFを駆動出来たら言うこと無し…

 

 日が暮れても外気温はまだ31℃あります。まだ3シーズンしか使っていない寝室のエアコンが冷媒抜けしたらしくて動かないので、辟易状態です。安物買いはとかくね…

 

2011/6/22

 いよいよ夏らしい朝になってきました。杜鵑が姦しく鳴いています。このまま晴れると、日中は暑そう…

 

 明日はPENTAXミラーレス一眼が発表される日です。どのようなものなのかな…

 

2011/6/21

 PENTAXは、K-5などのファーム・ウェアを更新しました。6月25日に発売することを公表しているGPSユニット「O-GPS1」に対応するためです。現在のところ入手する予定はないので、このファーム・アップは見送ることに…

 

 PENTAXのズームについてのお勉強は進んで、2グループ式の多グループ型を商品化したのは1986年の「smc PENTAX A ZOOM 1:3.5〜4.5 28〜80mm」であることが分かりました。これは翌年1987年にFレンズ化されています。

 3グループ式の多グループ型の商品化が1984年の「smc PENTAX A ZOOM 1:4 28〜135mm」と

「smc PENTAX A ZOOM 1:3.5 35〜105mm」ですから、PENTAXにおいては、3グループ式は多グループ型の高倍率ズーム比に着目しての採用だったことが分かります。しかし、この2本はFレンズ化されませんでした。

 Fレンズ晩期にはコンベンショナルな3グループ式ズームの商品化を行っていて、これらはどれも開放F値やズーム比などのスペックが低いものばかりでした。価格的に売り易い安物の展開という感じです。

 

2011/6/20

 朝から少し気温が高くなっています。いよいよ梅雨も中盤か…

 

 PENTAXの黎明期ズームのお勉強を続けています。それによると、Mシリーズまでは3グループ式ズームは作っていないことが分かりました。Takumar時代に苦闘していた光学補正式ズームの欠点改良型として誕生した機械補正式の4グループ式ズームで標準ズームと望遠ズームを作り、広角に強い2グループ式ズームで広角ズームと標準ズームを作るという具合でした。

 現在超広角から超望遠に渡る高倍率ズームが用いている3グループ式ズームに手を付けたのはAシリーズになってからのことです。それも原理に近い低倍率・コンベンショナルなものではなく、高倍率・多グループ化したものから始めています。そのコンベンショナルなものは後の時代のAF化後に作り始めているという変な具合でした。これは当時のレンズ設計幹部の固定観念が反映されていたのではないかと疑っています。PENTAXというのは、良い意味でも悪い意味でも職人気質の集団なのだと感じます。この悪い側面が出たのがこの時期の3グループ式ズーム軽視の現象なのだと思われてなりません。これを打破したのが「平川純」氏なのではないかなどと思ったりして…

 

2011/6/19

 明け方雨は止んだようです。今日と明日はお休み…

 

 KシリーズやMシリーズのズームレンズなどのレンズ構成図が得られたので、少し勉強しています。それによると、Takumarから光学系を引き継いだズームレンズは、 1本を除いて機械補正式ではなかったようです。光学補正式というものらしく、機械補正式ズームの中の4グループ式の内の第3グループを取り除いたものです。第2グループバリエーターを動かしても焦点移動が発生しないように全体を設計してあったのでしょう。これから判断すると、PENTAXにおける4グループ式ズームレンズの製品 のうち、同社が設計から行ったものとしては、1977年に発売された「smc PENTAX ZOOM 1:4.5 80-200o」が最初のようです。これがMシリーズ化されたのは1979年です。これのズーム比を押さえて少し明るくした「smc PENTAX M ZOOM 1:4 75-150o」は、1980年の発売開始でした。

 なお、Takumar時代末期に発売されてKマウント化され、Mシリーズ化もされた4グループ式ズームレンズとして「smc PENTAX ZOOM 1:4 45-125o」がありますが、これは当時密接な関係にあったツァイス社の設計であるという説があります。そのため、使用している光学ガラスもショット社のものなのだとか…

 

 徒然なるままに、新旧標準ズームの望遠側の画像を比べてみました。上からFA、A、Mの順です。どれも当時の廉価版ズームです。等距離から絞り開放で撮影したもので、等倍のものを適当に切り出しています。画角が少し異なっているので像高が異なっています。

 これを見て歴然としているのが、新しいものの方が解像感が優れていることです。FAは紙の目まで写し出しています。これは亭主の肉眼では老眼鏡を使ってもとても見えないものです。55mm標準レンズをルーペ代わりにしてようやく見えます。同じカメラでのAWB撮影なのに、色調が随分と異なります。Mは異様に黄色くなっています。

 FAはPENTAXの中で最も軽量小型とされているチープなAFズームですが、この性能の高さは恐るべしという感じです。文句無しの解像力でしょう。Mは開放F値が最も明るいので、その差も考える必要があるのかもしれません。2グループ式ズームなので広角側は期待できませんが、望遠端なら高性能そのものです。

 

2011/6/18

 曇り空の朝です。土曜日ですが今日まで遅番勤務です。今日も上着が手放せないかな…

 

 来週発表するらしいミラーレス一眼と関係があるのかもしれませんが、PENTAXはAFなどを伝達可能なマウントアダプターの特許を2月に取得しています。2009年に出願しているので、微妙なところですが…

 DAを含めたKマウントレンズ群と親和性を持った新規格レンズマウントでないと、商売として成り立ち難いと思うので、また、PENTAXのこれまでの企業姿勢からすれば、多機能マウントアダプターの準備は当然のことかも…

 

2011/6/17

 今朝も梅雨空、梅雨寒です。日中の気温も上がらないとの予報…

 

 PENTAXは来週ミラーレス一眼の発表を行うようです。新型センサーを使ったレンズ交換式コンデジという可能性が大です。それで果たして市場が形成できるのか、冒険のような気もするが…

 

 色々なリーク情報により、ミラーレス一眼の発表は6月23日(木)の午後のようです。ふむ…

 

2011/6/16

 曇天の朝が続いています。朝と昼間の気温差が小さいので、冷房需要が低いようです。この状況なら電力需給は危険とならないのでしょうが…

 

 カメラを吊るためのストラップについて、通常の首掛け型でもたすき掛けを可能にするためと、それの取外しを迅速にできるようにするために延長ストラップを自作して使っているのですが、その新型製作案が浮かびました。接着と若干の縫製で、よりシンプルに出来そう…

 

2011/6/15

 朝の最低気温が20℃を超える日が続いています。湿度も高く、蒸す感じ…

 今日は早番勤務ですが、明日から3連続遅番勤務です。なので、カナダバルサムが昨夜到着しましたが、それを用いるのはまだ先のことになりそうです。 加熱しながらの作業が必要なので、環境の整備を先にしなくては…

 

 昨日紹介したベルボンが7月1日に発売する新型三脚VS-443Qですが、5シリーズの自由雲台なのに上級の6シリーズ以上用のクイックシューが組み合わさっています。やはり大開脚ローアングル用途を主要ターゲットとして開発したとしか思えません。花を追いかける連中には便利な仕組みと思われます。背面液晶のライブビューで狙うのが使い易そう…

 

2011/6/14

 雲の厚い朝です。気温も高めで、鬱陶しい梅雨空そのもの…

 

 ベルボンがセンターポールを倒せる三脚を発表しました。センターポールは二重パイプになっていて、中のギヤ式エレベーターは200mmの出し入れが可能のようです。

 花など地面近くの被写体をマクロ撮影する時に、大開脚して高さを低くした時にカメラを近付けられない場合など、センターポールを傾けることで被写体に迫ることが可能です。三脚は4シリーズアルミ4段ですが、5シリーズのクイック シュー付き自由雲台が組み合わされているので、大開脚でエレベーターを一杯に伸ばしての使用でも、重めのカメラを確実に固定出来そうです。やはり花チャン向きかな…

 

2011/6/13

 今日も雨の朝です。梅雨前線は列島に貼り付いたままです。今年は陽性の梅雨です。恵みの雨であり続けて欲しいもので…

 土日が勤務だったので今日と明日はお休みです。発注したバルサムは今夜到着かな…

 

 紫陽花の剪定は、どんなに花が見事に残っていても、7月31日までにしなければならないという説があります。これを過ぎてから行うと、翌年の花芽が少なくなるとのことです。これが正しいことが今年証明されています。例年冬の初めにばっさり 剪定することの多い株について、去年は7月初旬に切って、冬にはほとんど切らなかったのですが、今年は開闢以来の花付きです。いつもは数個しか花を付けていなかったのに…樹下にあるせいで少し徒長しているので、梅雨を受けてお辞儀をしているのが難点ですが…

 

  あぢさひや白きなかにも色を持ち   雌山

 

 バルサムは今日発送と連絡がありました。ということは、到着は明日の夜…

 

2011/6/12

 昨日の午後上がっていた雨も、今朝未明にはまた降ったようです。今は上がっていますが…

 梅雨の活動期が続いています。今年だけはあまり早く開けて欲しくない…

 

 昨日の職場の雨漏りは、実は雨漏りではなくて、天井設置エアコンのドレンパンから溢れたものと判明しました。その先のドレン管が詰まって流れなくなったということです。雨が降っていて温度も高かったので、冷房運転で熱交換器の結露水が大量だったために顕在化したこのトラブルは、天井配置エアコンの泣き処で、秋から春まではお役御免状態のドレン管の中にはゴミがカチカチに固まって、これは次のシーズンでも流れ溶けずに毎年新たに固まり続け、やがて目詰まり状態となってこの現象を引き起こすというわけです。これを防ぐには、夏の冷房運転開始前に、およそ5年ごとぐらいには高圧管清掃するぐらいの覚悟が必要のようで…

 雨漏りではないといことで、胸を撫で下ろしているというのが本心です。これだと入口を特定するのが厄介なことが多く、徒労の補修工事を何度も繰り返すはめになることもあるので…

 

2011/6/11

 未明から午前中の豪雨で、職場が初めて雨漏りしました。3月11日に揺られて、天窓当たりのコーキングがどこかで切れたらしい…

 

 PENTAXの古いレンズを整備することで有名な修理業者が、バルサム切れ修理を7月末までで受注しなくなるとのことです。そうなると、素人整備がますます必要になりそうです。みんな、がんばれ…

 とにかく、7枚ある剥がしたレンズたちを貼り合わせねばなりません。色々な方法を試したいと思っていて、カナダバルサムを今夜発注しました。紫外線硬化型アクリル接着剤は入手済みです。外に紫外線硬化型エポキシ接着剤とか組織標本封入剤Bioleitとか、素人修理に向いている接着剤は何なのか、色々と試せればと思っています。ワセリンで十分という珍説もあるのですが、ネタで試したら問題外です。酢酸ビニールエマルジョンは中の方が白いままで、なかなか硬化しそうもない…これもネタか…

 

2011/6/10

 今週末は飛び石休なので今日は休みです。今朝も少し蒸す…

 

 今朝「M50mmF1.7」のバルサム切れ玉の剥離作業3回目を終わりました。バルサム切れはなお一層亢進したものの、まだ分離していません。接着層は虹色なので、ほとんど分離しています。湯から出すと接着剤の臭いも立ち上って来ました。小端塗りをそのままにして作業を行っているので、これが剥離を遅らせているのかもしれません。ナイフで接着層部分の小端塗りを筋状に削り、今は4回目の冷凍中…

 

 急激な温度差がバルサム切れの原因の一つであることは確実となりました。温度差のある環境を行き来したことで、接着層とレンズの間が微細に剥離するのです。ここから言えることは、夏の車中に放置したカメラを車外に持ち出すときは、タオルなどにくるみ、しばらくそのままにして置くなどの対処が求められるということです。温度変化を緩やかにするというのがバルサム切れ防止につながるということ…

 

 昼前に「M50mmF1.7」のバルサム切れ玉の剥離作業4回目を終わりました。これにより見事分離に成功しました。接着面はほんの少しだけ球面になっていて、既知のレンズ構成図のとおりでした。平面に近いため、接着層に対するストレスが球面の曲率が大きいものより少ないことでバルサム切れの例が少ないのであろうことが有力となりました。接着面の臭いは、同時代の他のバルサム切れレンズとまったく同じです。これで亭主手持ちのバルサム切れした個体はすべて分離に成功しました。あとは接着と小端塗りに着手するだけです。7個か…

 

2011/6/9

 少し蒸す朝です。窓外で「特許許可局」と啼く声がします。近所に鶯が住んでいるので、押し掛け入り養子が居るのも当然か…

 

   鶯や天辺駆けるは誰のこと   雌山

 

 今夜「M50mmF1.7」のバルサム切れ玉の剥離作業2回目を終わりました。バルサム切れは亢進したものの、まだ分離していません。もう1回で分離しそうな予感がしています。今3回目の冷凍中…

 

2011/6/8

 梅雨空の朝です。気温も高めで、いよいよカビの跳梁する時期に…

 今日はお休みです。でも野暮用が山積で、まとまった作業時間は取れない…

 

 小端塗りのときのレンズの保持方法を考えているのですが、レンズサッカーで保持するか、小端を何かで挟んで保持するか、作業台を作ってその上に固定するか、などと、作業性の容易さを主眼として、失敗のなるべく少ない方法を模索しています。

 最も確実に保持できるのが作業台を作る方法で、レンズ小端を3点保持するのが安定していると考えられるのですが、この作業台を作るのが面倒です。プロ級の作業には必要な治具でしょうが、数量をこなさない素人整備では大げさすぎるかな…

 小端を挟む方法としては、ピンセットが考えられます。先端にシリコンチューブなどを装着すれば、滑り止めと傷防止に役立ちそう…

 レンズサッカーが一番手軽そうですが、その吸着力が保持したままの長時間作業に耐えられるのか不安…

 結局のところ、作業対象の貼り合せ玉が7枚程度になる目算なので、また、その後の整備のことも考えると、この際作業台を作るのが良さそうだと思い始めています。急がば回れの諺もあることですし…

 その作業台ですが、塩ビの排水管接合部品など厚みのあるもので輪を作り、それに対して周囲から120度間隔で3か所穴を開けて、それに4mmネジ溝を切るということで良いのではと考えています。4mm径ボルトを3か所から捻じ込んで、それらの先端でレンズ小端を保持するのです。これならレンズ径の大小に対応が可能ですし…

 

 亭主が所有する5本の「M50mmF1.7」のうち、唯一バルサム切れしている貼り合せ玉を取り出しました。これが入っている後群レンズホルダーは、マウント金具を取り外すだけで後方から左回しにねじることで外せます。ホルダーにはソケットで押さえてありますから、これも左回しにねじることで外せます。特別の器具は不要です。

 上の写真のように、右上の部分だけが三日月状にうっすらと曇っています。これを亭主考案の「冷凍・熱湯法」で剥離可能なのか、これから実験の開始です。これが可能であるのならば、少なくとも「Mシリーズ」とその前の「Kシリーズ」の貼り合せ玉は、この分離法によって安全な剥離が可能であることになります。また、これを行うことで貼り合せ面の実際の形状も確認出来ることから、知られているレンズ構成図が正しいのか判別できます。実験の価値は非常に高い…

 なお、この程度の曇りであれば、撮影に影響が感じられることはありません。斜めから強い光を当てなければ曇りの確認も困難です。このレンズは絞りのすぐ後ですから、この位置の曇りは絞り込めば隠れてしまいます。F2.8ではまったく問題が無いでしょう。F2でもほとんど隠れます。開放時逆光での使用時に、フレアーの発生が危惧されるぐらいですかね…

 

2011/6/7

 蒸し暑い朝です。いよいよ梅雨本番の様相です。窓外で啼く鶯の声も老いを深めた感じ…

 

   皐月来ば声も古りなむ不如帰まだしき程の声を聞かばや   伊勢

 

 バルサム切れ修理には三つの技術が必要になります。その内の最初の関門である貼り合せ剥離の技術を習得したことは確信しているのですが、残る二つ、再貼り合せと小端塗りの技術は、これから獲得を目指すことになります。

 貼り合せのためには接着剤の選定とその使用の技術が、小端塗りのためには塗料選定とその塗布の技術が求められます。いずれも誰でもが出来そうでいて、そうそううまくは出来なそうでもある微妙な技術です。現在はどのようにするか思案研究中という段階です。

 接着剤は紫外線硬化型アクリル樹脂ガラス接着剤を入手済みです。でも、これを使って貼り付けた場合、不都合があって再び剥がすときに、亭主考案の「冷凍・熱湯法」が通用するのか不安が残ります。バルサムの入手が容易なら、それを試してみたい気持ちもあります。とにかく、まとまった時間が取れたなら、色々と試すことでスキルの向上が図れそう…

 小端塗りの方は、硯で擦った墨液を使うことでほぼ決めています。古梅園の油煙墨を使うつもりです。これは失敗しても除去が容易なところが利点です。手短でもありますし…

 墨塗りの道具としては、綿棒で決まりです。筆より塗料の含み量コントロールが容易なので、素人向けです。

 

2011/6/6

 昨夜降り出した雨も上がって快晴の朝です。少しづつ夏らしくなってゆく…

 

 バルサム切れ玉の安全確実な分離法を発見して、手持ちのレンズのバルサム切れ状況を総ざらいしてみたところ、ほんの少し周辺部が薄曇り気味の「M50mmF1.7」を見つけました。これは以前「ME Super」などを分解修理する愉しみにのめり込んでいた時に漁っていたカメラに付いていたもので、5本ある内の1本です。同じようにして数多く入手した「M50mmF1.4」の4本、「K55mmF1.8」の3本がすべてはっきりと分かるぐらいにバルサム切れしていたのとは対照的です。この貼り合せ玉でも亭主考案の「冷凍・熱湯法」によって分離が可能なのかどうか、普遍性確認実験の愉しみがまた…

 

2011/6/5

 今日から早番勤務です。朝から少し気温が高く、梅雨寒からは抜けられたよう…

 

2011/6/4

 昨日晴れて日中の気温が上がったので、今朝も暖かくなっています。今日も皐月晴れで気温が上がりそう…

 

 PENTAXは6月中にホットシューに取り付けるだけで使えるGPSユニット「O-GPS1」を発売するとのことです。カメラ側のファームアップが必要になるようですが、画像データに位置情報などを取り込めるとともに、カメラ内手振れ補正機能を利用して数百秒に渡る星の追尾撮影も可能なのだそうです。市価20Kぐらいで、高価な赤道儀を導入しなくても星の長秒露光撮影が可能になることから、夜空にレンズを向ける人の数が増えそうです。たしかこれは大分以前にオンラインユーザーアンケートで欲しい機能かどうか聞かれていた品で、K-7が出る前だったかな…

 

 バルサム切れ分離法の確立を受けて、ほんの少し曇り始めている「M50oF1.4」の貼り合せ玉を取り出し、冷凍を始めました。これが何回の施行で分離できるのか、愉しみの始り…

 

 今回のバルサム分離は、「冷凍・熱湯法」を2回施行したところで成功しました。冷凍庫から取り出した貼り合せレンズを熱湯を入れた丼の中に入れ、そのまま電子レンジを用いて2分ほど加熱した後に水を入れて50℃弱程度に冷まし、その湯の中で手に持った貼り合せレンズを横方向にずらすように力を加えると、あっけなく剥がれました。これで、この方法が特別な僥倖頼みなどでは無く、本当に安全確実であることを実感しました。大成功…

 

2011/6/3

 雨はあがっている朝ですが、梅雨寒です。電力危機には都合がよいのですが、農作物などへの影響は困ります。

 

 数日来亭主考案の分離実験を行ってきた4個のバルサム切れ貼り合せ玉ですが、今朝の作業で残された最後の1個の分離に成功し、完璧な結果となりました。この「冷凍・熱湯法」は、十分安全にバルサム分離を行うことが出来る方法であることが実証されたものと考えています。

 この方法における最後の分離作業においては、レンズを入れた熱湯に水を加えて45℃程度にし、その中でバルサム面に横向きの力を加えることで、2枚のレンズは、ずれるように剥離できます。

 この方法は、2枚のレンズの膨張差を利用しているので、ガラスを破壊するような危険が少ないものと考えられます。これが加熱後の急冷のように収縮差を利用したものだと、温度差によっては、ヒビなどの破壊が発生するおそれがあります。「冷凍」と「熱湯」の温度差を利用したガラスの膨張による接着層に対する横向きの応力によって接着層をガラス面から分離するという原理です。温度差は約120℃で安定していますから、ガラスそのものに対するストレスも過激にならずに済みます。

 とにかく、長年の念願だった分離法が確立できたことで、バルサム切れは交換レンズの価値を失わせる恐ろしい病ではなくなりました。誰でもが施療可能な、治癒可能な病へと変貌したのです。部品交換による修理が出来なくなった古い交換レンズの価値が、これで安定します。程度の差こそあれ、今やほぼ100%バルサム切れしているであろう「K55mmF1.8」や「M50mmF1.4」の修理が可能になったのですから、この発見の意義は大きいものと思っています。

 

 バルサム切れの分離が出来たとなれば、今度はこれを貼り合わせねばなりません。以前自然に分離していた「M50mmF1.4」に用いたのは二液型エポキシのガラス用接着剤でした。でも、これはほどなくバルサム切れを再発してしまったので、他の方法を取ることにしています。そこで、今日の散歩の途中で近所のららぽーと内のハンズに立ち寄り、アクリル樹脂が成分の紫外線硬化型ガラス用接着剤「ピタガラス」を入手しました。大阪の「アルテコ」という会社の商品で、容量10gなので手頃な利用です。入手価格は1Kと少し…

 これは室内程度の紫外線では固まらないという触れ込みなので、夜間の白熱灯下での塗布作業なら空気の泡が残らないようになど気をつけて、のんびりと行えそうです。UVライトで照射すると30秒程度で硬化するらしく、太陽光下だと2分程度とのことです。トリウムレンズの美白化のためにも、UVライトを雌山亭重要装備品に加えることを画策しなくては…

 

2011/6/2

 今朝は雨です。梅雨寒は続いています。鬱陶しいのは天気だけではない…

 今日まで遅番勤務です。明日と明後日はお休み…

 

 バルサム切れレンズ分離作業はM50mmF1.4について続けていますが、今朝の作業ではまだ分離に至っていません。周辺部の曇りは大分増加したものの、まだレンズ中央部の透明度が高いので、今少しかかりそうです。K55mmF1.8より直径が大分大きいのと、縁の形状が異なっているので、熱の差の伝わり方が異なるのでしょう。世の中のバルサム切れ個体の数はこちらの方が圧倒的に多いのでしょうから、これに成功しないと本当の剥離法確立とは言えない…

 

 本日2回目の冷凍・熱湯法施行で、M50mmF1.4の2個のうち、劣化程度のより進んでいた1個が分離しました。ついにこの方法の普遍性が立証されました。今まさに「和井内貞行」の気分です。これで「バルサム切れ」は不治の難病から治癒可能な普通の病になった。感涙頻り…

 この分離法を行うに当たっては、レンズ周囲の接合面接着剤部分をナイフなどで溝切りを施しておくとより効果が高まるような感じです。どうせ小端塗りはやりなおさねばなりませんから、このひと手間が分離を早めるかもしれません。

 

2011/6/1

 今朝も梅雨寒は続いて、上着なしには通勤不可能…

 

 亭主が永年希っていたバルサム切れ玉の分離についに成功しました。自然分離に近い事例以外に分離が出来たという情報はネット上に殆ど無く、確実に有効なその方法は見出されていなかったのですが、ついに、ついに発見しました。

 K55mmF1.8のバルサム切れしていた4群目貼り合せ玉の分離を、上の写真のように成功させたのです。しかも2枚同時に…

 その方法は、ここ数日来実行していた冷凍後の熱湯漬です。冷凍庫でキンキンに冷やした貼り合せ玉を熱湯の中に入れることをこれまで何回か繰り返していたのですが、今夜ついに分離しました。レンズそのものに物理的な力は加えていませんが、冷凍から熱湯への温度変化で接着面が剥がれたのです。ガラスにはダメージが生じていません。これは安全に剥がすと言う要求に叶う画期的な方法だと思います。

 なお、M50mmF1.4のバルサム切れ貼り合せ玉2枚も同時に実行していたのですが、これについては曇りが進行しているものの、分離には至っていません。なお続けることで分離に至る希望があります。これは励みになる…

 

2011/5/31

 曇りの朝ですが、日中は晴れてくる予報です。気温は低めで、梅雨寒…

 5月も今日で終わりますが、冷房が必要なほどの気温にならないのが不気味です。今年の夏の気温動向はどうなるのか…

 

 今朝も冷凍した貼り合せ玉を約95℃の湯に入れて、それを電子レンジで加熱する作業を行いました。心なし曇りが増幅した感じがしますので、今少し続けてみますか…

 

2011/5/30

 台風は低気圧に変わりました。でも、梅雨前線を刺激して記録的な大雨になっているところがあります。関東はこれから通過ですから、まだまだ降りそう…

 今日から4連続遅番勤務なので朝はまったりです。6月1日は定例の早出をしなくてはなりませんが…

 

 交換レンズのレンズ構成の中に使われている貼り合せ玉の接着面が変性により透明度を失うことをバルサム切れと俗称します。同時期のものでも、この変性が発生しているものとそうでないものがあり、また、高率で発生している機種とほとんど発生していない機種が存在します。このようになる理由が何なのか、ずっと気になっていました。

 バルサム切れが多発しているのがKマウント化後の機種であることは以前から認識してましたが、最近気付いたことでは、同時代のものでも貼り合せ面の曲率が大きい機種のものに多発し、平面に近いものには稀であるという事実です。バルサム切れの曇りは周辺部から広がるものが多いという特徴から、曲率の大きいものの方が、そうでないものより接着面の受ける応力的なストレスが多いことが推測できます。2枚のレンズは成分が異なることで膨張係数が異なり、寒暖の差による膨張と収縮の繰り返しが接着面に影響を与えるという推論は成り立つと思います。

 その寒暖の差も急激に受けることでよりストレスは大きくなり、変性も進むものと考えられます。このことを基本に置いて考えると、バルサム切れを亢進させることで貼り合せ面の分離が可能になるのではということです。実際にバルサムを用いていた時代には加熱によってバルサムを軟化させることで分離が可能であったようですし、その時代の貼り合せ玉にはバルサム切れの例が少なく、この接着剤が寒暖の差、収縮と膨張に柔軟に対応するということが考えられます。

 しかし、Kマウント化ごろから使われ始めたUV硬化型などの化学接着剤は、接着力は強力で作業性は良好なものの、収縮と膨張のストレスには弱いということが考えられます。これにより、ストレスがより強くかかる外縁部に変性の薄曇りが発生してしまうということなのではないでしょうか。加熱と急冷を繰り返すことで接着面の変性が進むとするなら、これを積極的に行うことで接着面の変性を促し、接着強度を低下させて2枚のレンズを分離できるのではないかと思い付きました。

 以前ホットプレートで加熱したときには冷却が自然放熱だったせいもあって変性は進みませんでした。この時の温度は200℃程度にはなっていたと思われます。この状態のものを冷水などで急冷すれば 、レンズそのものに亀裂などの破壊が生じる恐れがあります。冷却と急加熱の繰り返しの方がレンズそのものに与える影響は少ないものと考え、冷蔵庫で0℃程度に冷やしたものを40℃程度の温水に入れる方法を試みようと 思い付いて今朝チルド庫に入れました。冷えたころ合いに温水に入れることを繰り返すことでどうなるのか、結果が楽しみです。

 

 冷却と温水急加熱を何回か繰り返しましたが、変化は見られません。どうもこれは効果が無さそう…

 

2011/5/29

 今朝も雨です。台風2号の進路が気になります。梅雨前線を刺激して雨量が多くなるのでしょうが、地震で広範囲な地盤がゆるんでいるでしょうから、土砂災害が多発しそうです。でも、この台風がこの国の水の豊かさを維持してくれている大きな力ので、一概に忌避することもできません。再生可能エネルギー供給の筆頭格なのですから…

 それにつけても、ダムはいらないと騒ぎまわった連中の見識の無さに憤りを禁じ得ません。この国に住み続けるために必要なことの本質が分かっていない愚か者めら…

 災害と恵みをもたらす台風ですが、恵みの方が大きいコースとして、列島南岸をなぞるように通過するものがあります。今度の台風はそのコースを予想されているので、宝風となってほしい…

 

2011/5/28

 4週ぶりの土日休みです。今朝も雨です。明日も雨らしく、頑固な気象庁も流石に折れて、ようやく関東を梅雨入りにしました。本当は5月11日には始っているのに…

 

 PENTAXがミラーレス一眼を近く発表するという噂が海外で飛び交っています。海外の代理店などの口の軽い連中が漏らす情報なのでしょうが、それだけに確度は高そう…

 噂では、APS-Cフォーマットと1/2.33インチのコンデジ用フォーマットの2種類があるとのことですが、後者の位置付けがどういうものなのか、ほとんどイメージできない…

 価格が5〜6万円という噂もありますから、1/2.33インチである方が有力なのかもしれません。大きさが鍵となりそうですが、AUTO110の轍を踏まねばよいのですが…

 

2011/5/26

 今日も午後は通院です。昨日より気温が上がっていて、午後から雨の予報です。

 

 久しぶりで「M 28mmF2.8前期型」の分解を行いました。ほとんど内部構造を忘れていたことと、未分解の個体が出てきたためです。レンズエレメントはカビや汚れなどの問題がないので、機械的な部分の調整のためです。

 絞り駆動部のリンクが標準レンズとは大きく異なっているのですが、その駆動部の繰出し摺動部品が、どういうことが原因でそうなったのか赤錆状態でした。他はまったく問題が無いので、その部分だけがそうなった理由が分かりません。電蝕でも起きたのでしょうか…

 この鏡胴はMシリーズ広角レンズの標準的な構造ですが、この絞りリンク部を設計した人の発想プロセスが「順次積上式または玉突き式」ではないと感じられるものです。絞り装置自体を駆動リンクの途中プロセスとして使うというのは何とも飛躍的で、なかなか発想できない…

 

 屋外放置で紫外線曝露を続けていたトリウムレンズを取り込み、代わりに新たな黄変レンズを屋外放置にしました。どちらも右が取り込んだレンズで、これから放置する左側のレンズと並べると、その色の変化は歴然です。

 左の写真の下は55mmF1.8の最後部玉で、右の写真の上は50mmF1.4の後から2番目の玉です。小端の部分でこれぐらい色が抜ければ、一見しただけではトリウムレンズとは分かりません。「アトムレンズ=黄変」ということではなくなるので、これからはガイガーカウンターが必要になるかも…

 

 

2011/5/25

 梅雨前線が南に下がり、良く晴れていますが、冷たい朝です。大陸の高気圧に支配されているためですが、去年の随想録を見ると、この時期に寒さが続いていて、東北の大冷害を心配していました。今年も去年の夏のような猛暑になるという兆しなのでしょうか…

 今日と明日は2ヵ月おきの通院の日です。今日は1年ぶりの検査も加わって、忙しい…

 

2011/5/24

 梅雨寒という言葉がぴったりの朝です。梅雨前線が居座って、夜中から雨音が高い…

 

2011/5/23

 機能と打って変わって梅雨寒です。梅雨前線が下がったせいで大陸の冷たい空気に覆われているからでしょう。今日はぐずついた天気になりそう…

 

 「Super Multi Coted Takumar 50mmF1.4」の光学系を受け入れるKマウント鏡胴を準備するために「M 50mmF1.4」の分解を行いました。中玉が派手にバルサム切れしている個体です。ヘリコイド装置も完全に分解し、古いグリースをベンジンでふき取り、新しいものと入れ替えました。内筒と中筒を結合しているネジは6条構成なので、抜き位置をマーキングしておかないと組立時に困ることになります。内筒の回転止めの2ヶ所は対称の位置に無いので外筒と中筒の位置決めに困ることはないのですが…

 派手にバルサム切れしている貼り合せ玉を分離できるのなら貼り直しに挑戦してみたいのですが、剥がす方法が分かりません。本物のバルサムならレンズを加熱することで軟化するらしいのですが…

 

2011/5/22

 今日と明日はお休みです。今日も少し蒸す暑さです。風が強く、午後には雨になる予報…

 

 5月6日から今朝まで15日間ほど紫外線曝露のために屋外放置を続けていた「Super Multi Coted Takumar 35mmF2」の比較試写をしてみました。レンズ自体を目視すると驚くほど色が抜けていて、ファインダー越しでも黄色みを感じなくなるぐらいになりましたが、他の同等画角レンズと画像を比べると、少し色の差があります。これ以上の改善が可能なのか不明ですが、トリウム入りのレンズエレメントを取り出しての紫外線被曝の方が短時間で成果が出せるようです。鏡胴ごと日なたに曝す方法だと、アルミ箔で覆っていても鏡胴内は相当に高温になり、貼り合せ玉のバルサム切れの恐れもあるので、やはり面倒でもレンズエレメントを取り出しての紫外線曝露が正解かと…

 左が黄変緩和後の「Super Multi Coted Takumar 35mmF2」、右が比較対象の「K 35mmF3.5」です。絞りはF3.5で揃え、WBは太陽光で、光源は北からの朝の外光のみです。画面左の壁紙部分などを見ると、左の方が黄色みが随分と強くなっています。青い部分も黄ばんでいますし、緑も強くなっている…

 右はTakumar以来の光学系でKマウント化されたものですが、発色の爽やかさとその解像感の高さに驚きました。1群目の凹レンズが大曲率の1枚のみという最初期の原始的構成なレトロフォーカスですが、後群がテッサータイプのためなのでしょうか、開放でもかっちりとした写りは優秀です。

 公称はどちらも焦点距離35mmですが、実際の画角は「K 35mmF3.5」の方が少し広くなっています。これを写したK-7の露出計が感じる明るさは「Super Multi Coted Takumar 35mmF2」の方が1段分以上明るくなります。その分+の露出補正をかけないと、アンダーな画像になってしまいます。「Super Multi Coted Takumar 35mmF2」は解像感が今一の印象で、露出値が暴れるのはいただけない…

Super Multi Coted Takumar 35mmF2

 

2011/5/21

 少し蒸し暑い朝です。6時時点で20℃です。いよいよ夏の空気かな…

 今日は遅番勤務なのですが、気懸り事があるので早出をします。杞憂であればよいのですが…

 

2011/5/20

 今日も晴れの続く朝です。5連続勤務も後半に入り、今日と明日は遅番勤務…

 

 18日に届いている「FA Limited」姉妹ですが、試写などさわる時間が取れていません。まだ開梱しただけ…

 トリウムレンズの黄変除去作業を進めるために「50mmF1.4」の分解を始めました。昨夜はまず手始めに「Super Multi Coted Takumar 50mmF1.4」を分解しました。これは貼合せ玉だけを「M」と交換した個体で、あらためて「M」から移した貼合せ玉を取り出して見ると、周辺部のバルサム切れが顕著です。この症状を直す方法があるなら、何とかしたいもので…

 黄変を除去したトリウムレンズは、他の玉も合わせて貼合せ玉だけ移していた「M」に移すつもりです。つまり、完全移植するのです。それに伴って飾銘板も移植して、「Super Multi Coted Takumar 50mmF1.4」のKマウント化ということに…

 

2011/5/19

 昨日今日と爽やかに晴れています。空気が乾いていて少しひんやりとしますが…

 今日は変電設備の保守点検のために職場は停電で休業です。有事対応のために出勤ですが…

 

2011/5/18

 FA Limited三姉妹のうち、既に所持している末妹31mm以外をPENTAXオンラインのアウトレットで入手してしまいました。この5月13日に一挙登場したレンズ群のアウトレット価格は、大手量販店のポイント引き後の価格よりも低いものです。31mmは早々に売り切れましたが、他はまだ販売中です。さて、今日中に届くかな…

 FA Limitedがアウトレットに登場したということは、そろそろディスコンにするのかと疑ってしまいます。単に箱ずれなどの欠陥品だけを対象としているのならいいのですが…

 

 到着した2品には箱ずれなどもなく、なぜアウトレット対象なのか分かりません。やはりディスコンを視野に入れているのか…

 FA Limitedは、どれもアウトレットから消えました。FA50mmF1.4も売り切れです。今日は大きく動いたようで…

 

2011/5/16

 飛び石休みの週なので、今日がお休みです。明日からは、久しぶりの5連続勤務…

 

 5月13日に屋外放置を始めた「SMC Takumar 50mmF1.4」の黄変玉は、小端の黄ばみがほとんど無くなりました。本当に紫外線照射の効果は著しいものがあります。手持ちの黄変玉は順次屋外放置を進めることに決定…

 「Super Multi Coated Takumar 55mmF1.8」から黄変後玉を取り出し、紫外線被曝により脱色済みの後玉と入れ替えました。取り出した黄変後玉は、代わりに屋外放置措置に…

 「Super Multi Coated Takumar 55mmF1.8」から右の黄変後玉を取り出し、代わりにすっかり色の抜けた左の脱色済み後玉と入れ替えました。取り出した黄変後玉は、今は屋外放置中…

 黄変が無くなったといっても、それでアトムレンズでなくなったわけではないので、依然として放射線は放出中…

 

 1965年ごろからの10年間には、トリウム入り光学ガラスが広く流通していたようで、それを使ったレンズが多くの光学メーカーによって作られています。PENTAXを始めとして、Canon、Minolta、Nikon、小西六、富岡光学などが高性能の新種ガラスとして採用しています。そんな中で、M42マウントで唯一F1.2の交換レンズを作っていたことで有名なのが富岡光学なのですが、その55mmF1.2の交換レンズはOEM生産されて、Yashinon、Rikenonなど様々なブランドとして販売されました。そしてこれらの特徴的な切欠きのある後玉はどれも見事に黄変していますから、これにトリウムガラスが使われていることは確実と思われます。

 

2011/5/15

 PENTAXのオンラインショップでFA Limitedなどのアウトレットを行っているので、つい衝動買いをしてしまいました。これでFA3姉妹も完備…

 

2011/5/14

 今日と明日は出勤です。朝から気温が上がっているので、日中は暑くなりそう…

 

 仕舞い込んであった「SMC Takumar 50mmF1.4」の黄変玉を出してきて、屋外放置にしました。これは、貼合せ玉をバルサム切れしていた「M 50mmF1.4」に追いはぎされた残りです。Tamumarの貼合せ玉はバルサム切れしにくいのに、Mには高率でそれがあるのは何とも不思議…鏡胴の方は相当に腐食がひどかったので、引伸ばしレンズのためのヘリコイド装置に改造済み…

 

2011/5/13

 今日は休みなので、朝からバイクのバッテリー充電です。昨日までの雨は止んで、気温が上がっています。午後には30℃近くになるらしい…

 

 晴れたので、屋外放置していた「smc Takumar 35mmF2」のアルミ箔を剥がし、色の変化を確かめました。透過の状態は、少し色が薄くなった感じがします。でも、まだ明らかにアンバーなので、もっと照射を続ける必要があります。同じく屋外放置を続けている「SMC Takumar 55mmF1.8」から取り出した後玉は、本当に色が抜けてきました。小端の色は、肉眼ではほとんど黄色みを感じないほどです。レンズ表面はコーティングのアンバー色が影響して少し黄色っぽいのですが…

 やはり、太陽光曝露法では、レンズエレメントを取り出して行わないと、効果が薄いのかもしれません。もうしばらく屋外放置を続けてみようと思っています。

 

2011/5/12

 昨夜は冬の終わりごろの寒さで、少し薄くしていた夜具が恨めしいほどでした。今日も梅雨空は続く…

 明日は30℃近くになるとの予報です。寒暖の差が大きいと、体調の維持が難しい…

 

 屋外放置を続けている「smc Takumar 35mmF2」に、紫外線の照射がありません。巻き付けたアルミ箔を外さないと美白効果が確認できないのですが、それをして見ようと思わせるだけの累積日照が無い…

 

 太陽光発電促進付加金という制度が平成21年11月から実施されているのですが、平成22年度までは付加されなかったものが、今年度から使用KWhあたり0.03円付加徴収されています。このことは、大震災や原発事故に隠れてしまって、マスコミで取り上げられていません。この徴収された金は、電力会社が太陽光発電を買電する費用に充てられるらしいのですが、よう分からん話ではある…

 

2011/5/11

 今年も梅雨が始りました。ここ十数年、連休明けのこの時期に梅雨が始るのは固定しています。気象庁は旧弊に囚われていて、6月に入らないと梅雨入りとしませんが、モンスーンの到来を梅雨と定義するなら、今がまさに梅雨入りの気象配置です。今年も6月に入ると中休みが続くのかもしれません。なので、去年のように気象庁はなかなか梅雨入りと言えなくなるのかも…

 

 ミラーレス一眼という新分野の確立に向けて、新規参入を準備しているカメラメーカーがPENTAXなど幾つかあるようです。現在フランジパックが最も短いのはSONYの18mmですが、これと同等付近のフランジパックで出てくるのかな…

 18mmのフランジパックだと、昔の距離計連動レンズシャッター機のレンズを使うことのできるマウントアダプターを作ることが可能になりそうです。それらのカメラは、どれもシチズンやセイコーなど専業シャッターメーカーから供給を受けた絞り装置組込みレンズシャッターの口径20mm・間隔16mmに、前後からそれぞれのカメラメーカーが用意した前玉群と後玉群を捻じ込んだものです。F2より明るいものにはダブルガウス型かクセノター型が使われ、F2.8より暗いものにはテッサー型などが使われていました。

 これらを使うためのミラーレス一眼用アダプターとしては、絞り装置とヘリコイド装置を備える必要があります。絞り装置の両面に径20mmのネジマウントをフランジ面16mm間隔で設ければ、ほとんどの距離計レンズシャッター機の前玉群と後玉群を取り付けることが可能です。この絞り装置を前後させることが可能なヘリコイド装置にミラーレス一眼に取り付けるマウントを設ければ、アダプターは成立します。ヘリコイド装置はネジによる単純な回転繰出式にすれば、コストが低く抑えられそうです。

 1970年ごろまで全盛だった距離計連動レンズシャッターカメラは、ほとんどのものが焦点距離40mmから50mmにかけての標準域レンズです。これらの中には、当時のユーザーによって名玉と称揚されていたものがあります。これらを無限遠から手軽に使うことができるようになれば、シャッター不調などで廃物扱いされていたものも、その心臓部は生かせるというものです。亭主の手元にも、そんな名玉が幾つも出番を待っています。近い将来の計画として、アダプターのでっち上げが課題となっています。

 カメラから取り外したレンズシャッター部はSマウントの接写リング1の中にぴったりと嵌め込むことができます。これを利用すれば、絞り装置とレンズ取り付けマウントは出来上がります。これをミラーレス一眼に取り付けるマウントアダプターと組み合わせればよいのですが、組み合わせにヘリコイド装置を介在させるのをどのようにするかが、この計画の成否の肝となります。塩ビ管のネジ接合部あたりが有力かな…

 

 発注していたバッテリー充電器が到着しました。セルスターのSV-50Tです。バイク用から車用まで対応の品なので、手持ちのすべての鉛蓄電池を充電できます。あまり稼働率が高くない御料車の補充電を月一程度で実行する予定 です。補器類を外さないとバッテリーが取り外せないので、マイナス端子配線を外して、車載したまま充電するつもりです。晴れていないと実行不可能…バイクは3Ahの容量なので、30分程度で充電できる計算に…

 

2011/5/9

 立夏が過ぎて夏の気配が強まってきました。しつこかった花粉症は連休前におさまっていて、衛星写真では列島南岸にモンスーンの雲らしき群れが近づき、いよいよ梅雨に近づく…

 

 1977年に使用を終了したPENTAXの使い残しトリウム入り光学ガラスは数キロと少量のようですが、1975年に使用を廃止したミノルタは2トン以上もあるとのことです。これは兵庫県伊丹市に保管しているとのことですが、これ、ずっと保管し続けるのですかね…

 

 通勤バイクの充電能力が不足していて、バッテリーがあがりやすいので、充電器を手配しました。当然乗用車にも使えるものを選択です。2.2Ahから55Ahまで可能との触れ込みなり…

 

2011/5/7

 洗車ジンクスのとおり、未明から早速雨です。吹き降りではないので、ベランダ放置のレンズ達を濡らすほどではない…

 

 2005年9月にPENTAXが発表したことで、小川事業所から酸化トリウム入りガラス片が保管されているのを発見したというものがあります。これによれば、1977年ごろまでこのトリウムガラスでレンズを作っていたとか…

 そこで、この1977年まで作っていた交換レンズが何であるのかを推理してみたのですが、結論としては「K35mmF2」ではないかというものです。その根拠は、1975年にKマウント化される以前の「Super Multi Coated Takumar 35mmF2」には使われていて、また、「K50mmF1.4」も黄変が多いという情報があることと、1976年にはMシリーズが作り始められていて、その最初から後継の「M50mmF1.4」が出されていることからです。「SMC Takumar 55mmF1.8」はKマウント化される以前からトリウム入りレンズを使わなくなっていることは事実ですから、最も最後まで作られていたのが「K35mmF2」という答えが導き出されたのです。

 なお、「K50mmF1.4」は「K50mmF1.2」に標準レンズハイエンドの地位を譲っていますから、足掛け2年の製造期間に販売された数が少なく、中古市場に出てくる数も少なくなっています。実際にこの目で見る機会が無いので確かなことは言えないのですが、ネット上の情報では黄変が多いとのものもありますから、これに使われていた可能性は高いものと思われ ます。

 また、「K35mmF2」は準広角のハイエンドですから販売数が少なかったものと思われます。したがって、これも中古市場に出てくることは稀で、亭主は実際に目にしていません。後継は「M35mmF2」ですが、これが1976年のMシリーズ開始時からあったのかどうかが不明なのですが、そう多くの需要が見込めないハイエンドモデルですから、ラインアップが遅れたことの方が可能性が高いと推量します。したがって、これが1977年ごろまで作られていた可能性が一番高いということになります。

 このことから分かるのは、これまでアトムレンズであると言われていたものより多くの機種で酸化トリウム入りのレンズが存在するという可能性です。これらはどれも黄変という病弊を抱えているのですから、それを治癒することのできる手段があると言うことは大きな朗報かと…

 

2011/5/6

 三連休の2日目、曇りがちなものの降りそうにはなく、気温も低くないので、本当に久しぶりに御料車の洗車に勤しみました。2月来の夥しい杉・檜花粉と支那由来らしき黄砂にまみれて、ものの見事にこてこてな状態だったもので…

 洗車をすると雨が降るというジンクスは今回も続きそうです。明日は雨だとか…

 

 黄変の著しいsmc Takumar 35mmF2にアルミ箔を巻き付け、ポリ袋に入れて昨日から2階のベランダに放置を始めました。これは、SMC Takumar 55mmF1.8から取り出した最後部レンズの黄変が屋外放置で劇的に緩和された実績によります。

 亭主には黄変レンズを取り出さずにどこまで改善できるのかを確かめたいという思いがあります。レンズ玉を鏡胴から取り出すスキルは、だれもが持てるわけではないと思うので、また、特別の機器を用意しなくともより簡便に効果が得られるのなら、それを行う方が一般的なのではないかと思うからです。この方法で効果があるなら、遍く世に広めたい…

 

2011/5/5

 三連休初日は曇り空の朝です。風も強く、葉の出揃った街路樹の梢を大きく揺らしています。今日は骨折で手術入院中の老母を見舞いに…

 

 トリウムレンズの黄変が紫外線照射で薄くなる原理が分かりません。ガラスというのは結晶ではなく、非常に粘度の高い液体という状態なのだそうですが、イメージできない…

 アトムレンズを今朝まで6日間屋外放置した結果です。その間晴天は少なく、十分な紫外線被曝が得られてはいないと思われますが、上の写真のように、右の屋外放置したものは、それをしていない左のものより明らかに色が抜けています。紫外線で着色が消えるのは、都市伝説ではないことを証明できました。

 紫外線照射によってどこまで着色を消せるのか、この屋外放置はもうしばらく続けることにします。もし着色がほとんど無くなるのなら、smc Takumar 35mmF2など他の黄変アトムレンズ達のために、マニュキアライトなどの紫外線照射装置調達も検討課題にしたい…

 

2011/5/4

 連休の中日で、昨日夕方からの雨は上がっています。今日まで遅番勤務で、明日から三連休…

 

 4日屋外放置を続けているアトムレンズは、昨日の曇天・雨天でも色抜けは進行している感じです。この色が再び着色するのか不明ですが、もしそうなら、アトムレンズの保管は、ビニール袋に入れるなどして後玉露出させ、紫外線を受ける環境に置くことが必要ということになります。今日は晴れそうなので、色抜きが進行するのかも…

 

2011/5/3

 ゴールデンウィーク後半の三連休初日は薄曇りの朝です。雨の降るような様子ではありません。今日も遅番勤務…

 

 3日間屋外に置いているアトムレンズは、随分と色が抜けている感じです。陽に曝していない方と並べて比べと、小端方向から見る色が随分と薄く見えます。これは本当に効果があるようです。もっと晴れれば良いのですが…

 

 図書館では、年に一度程度、特別整理期間を設けているところが多くあります。これを業界では「曝書」と称していますが、昔は実際に陽に曝すことで紙に付く虫を駆除していたようです。でも、今は蔵書の棚卸しです。図書館システムなどによって蔵書はすべてデータベースに登録してあります。そのデータに対して現物の本を照合する作業です。蔵書にはバーコードが貼付してありますから、これをスキャンすることでデーターと照合するのです。8万冊蔵書があれば、そのすべてを書架から出してスキャンするのですから、相当な作業量です。これを行うのは、無くなっている蔵書を特定するためです。図書館というところは無料で本を見たり借りたりすることができるところですが、その蔵書を無料で貰えるところだと心得ている不逞の輩が多くいて、貸出の手続きを経ずして書架から持ち去る例が多いのです。その窃盗にあった蔵書がどれだけあるのかを特定する作業が「曝書」というわけです。なので、今は「暴書」と表記すべきなのかも…

 

2011/5/2

 今日から3連続遅番勤務です。休日は早番の方が電車は空いている…

 曇りがちで陽射しが強まらないので、アトムレンズへの紫外線曝露は捗々しくありません。安価なマニキュア固化用紫外線器具でも入手しないとならないのかも…

 

 今日の通勤電車はいつもの平日遅番のときより混んでいて、旅行鞄を持った乗客が目立ちました。連休の狭間なのにね…

 

2011/4/30

 今日と明日は本来休みなのですが、明日は月初めの恒例業務があるので出勤です。ゴールデンウイーク中祝日として休めるのは5日の木曜だけ…

 

 アトムレンズとして高名なSMC TAKUMAR55mmF1.8の最後部玉を2枚所有しています。これはどれも貼り合せ玉がバルサム切れしていることで高名なK55mmF1.8へ移植した残りです。酸化トリウムを含んでいて、それが放射能を出して崩壊しつつあり、そのために黄変するということのようです。2枚とも同じように黄変しているのですが、紫外線をあてるとこの黄変が薄くなるという情報があるので、その内の1枚について実験してみようと考えています。実験後2枚を比べることで、その情報の当否が判明するはずです。それが単なる都市伝説なのかどうか、興味津津…

 紫外線にあてる方法として、これから屋外に長期間放置するつもりです。裸のレンズ玉に夏の太陽光を直接長時間当てるのですから、相当の被曝量になるはず…

 

 アトムレンズでの画像と他社レンズとの比較画像を試みてみました。

SMC Takumar35mmF2                                                      SMC Takumar 55mmF1.8

SMC Takumar 50mmF1.4                                                    Sigma 50mmF2.8EX Macro

 上の4枚は同一距離から撮影し、同一範囲を切り出して縮小しています。光源は外光と電灯光の混じったものです。ホワイトバランスは5000Kに固定で撮影しています。アトムレンズはどれも絞り開放AE露光です。シグマは絞りF4のAE露光です。これを見ると、35mmF2が最も黄変していることが分かります。シグマは明らかに白味が強くなります。

 この発色は、明らかに画像に影響を与えるものです。紫外線照射でこれを緩和できるのなら、実施する価値は十分にありそう…

 それにしても、SMC Takumar 35mmF2の黄変には凄まじいものがあります。ファインダー越しだと、何もかもが黄色く見えます。それでもK-7やK-5のオートホワイトバランスは優秀で、初期値でも印象色どおりに仕上げてくれるので問題は無いのですが…

 K-7以降、非Aレンズでの露出の暴れは劇的に緩和されましたが、それでも絞り開放時に画像が暗くなる傾向はあります。少し絞ればニュートラルに近づくので、それほど使い難いというわけではありません。開放主体の使い方なら、+0.5程度に補正するといいのかも…

 

2011/4/29

 4月の勤務は今日までです。今朝は昨日ほどの気温ではありませんが、それでも十分暖かい…

 

 夏の節電対策がまだ示されていません。ゴールデンウイークに突入してしまったので、連休明けになることは必至の情勢です。何とも胡乱なことで…

 

 亭主はレンズごとの発色の違いということにあまり頓着していなかったのですが、シグマの50mmマクロEXを使うと、得られる画像がPENTAXのレンズより明らかに青みを帯びるのを感じます。同じカメラで同じホワイトバランスですからこれは事実…

 レンズごとの色違いと言えば、アトムレンズの黄変がどのように影響するのか、これを比べてみなくては…

 

2011/4/28

 嵐になるかと思った昨夜ですが、さほどではない降りでした。雨は上がっている朝です。気温は6時で既に18℃です。今日も昨日のように日中は暑くなりそう…

 明日から5月8日までのゴールデンウイークの始りです。亭主にはほとんど関係の無い10日間ですが…

 

 コマ止め式カメラ雲台はハスキーの3D雲台に決めました。専用のアルカスタイルクランプ付きを注文するつもりです。2008年からは国産になっているので品質も安心ですし…

 

 勤務から帰宅すると、25日に入院したK-5が退院して来ていました。予定では5月11日の退院でしたが、わずか三日で帰ってくるとは…

 前後電子ダイアル共に一ノッチごとに数値が確実に変化します。これでなくちゃね…

 

2011/4/27

 晴れていますが南風の強い朝です。気温も高く、日中は夏日になりそう…

 

 PENTAXがミラーレス一眼の開発をしているのは事実のようですが、その撮像素子はコンデジ用の小さなもののようです。SONYやオリンパスのようにアダプター経由で旧レンズなどを使えるベースにならないと、一定の販路の確保は難しいと思われるので、このサイズの撮像素子選択は大いに疑問です。コンデジからのステップアップ層だけをターゲットにするということだと、リスクが大き過ぎる気がする…

 

 帰宅すると、ガチャK-rが到着していました。

 全部で15色あるとのことですが、5個の中に同じ色が無かったので一安心…

 先代のガチャK-xと違って、グリップは単なる塗装なので交換が出来ません。残念…

 

 今、ハスキー3D雲台を入手すべきか迷っています。コマ止め式カメラ雲台の入手が課題なのですが、どの銘柄にすべきか決めかねているのです。ベルボン一辺倒からの脱却に気持は傾いていて、アルカスタイルクランプの取り付けも選択肢に影響が…

 

2011/4/26

 風も無く穏やかに晴れている朝です。今週は今日だけ遅番で、金曜までは早番…

 

 昨日はフォーラムの帰りにBICに寄り、上得意宛ての来店記念品と6月末まで期限のクーポン集を貰いました。5%値引きとか最大3000ポイントの付加のクーポン集です。来店記念品がスナック箱菓子というのは何だかなーという感じです。クーポンも、メモリー5%引きぐらいしか使わなそう…

 

2011/4/25

 よく晴れている朝ですが、今日は急な雨もありそうとの予報です。今日は休みで、前後の電子ダイヤルが不調なK-5を持って新宿に行く予定なので、空模様が気になる…

 

 フォーラムでのK-5点検の結果は、前後電子ダイヤル機能不全で、やはり入院と決まりました。連休明けまでかかるとのことで、治り次第の配送を依頼しました。

 フロント脇にK-rのガチャ機が置かれていました。100円玉を切らしていたので手を出しませんでしたが…

 帰路鴨居駅に着いたとたんに、土砂降りに近い俄か雨の洗礼です。天気予報は的中ということで、感心すること頻り…

 

2011/4/24

 昨日の荒天とは打って変わって快晴の朝です。街路樹の欅に若葉が出揃って、すっかり初夏の風景です。気温はまだ晩春に届いた程度ですが…

 

 PENTAXのオンラインショップで、タカラトミーアーツのガチャK-rを取り扱い始めました。5個単位で1Kでの販売です。色は選べない仕組みで、ガチャの本領を守るということか…

 

2011/4/23

 瞬間的に降り出す強い雨が5分ほどで弱まる繰り返しが一日中続きました。こんな変な天気は記憶が無い…

 

2011/4/21

 天気は日替わりで、今朝は雨です。昨日より少しだけ暖かい…

 

2011/4/20

 寒が戻って寒い朝です。昨日の雨空とは違って快晴なので、日中は暖かくなりそう…

 

 PENTAXはK-rについて、タワーレコードとのコラボバージョンを限定300台で発売します。この路線は、外装の塗装を小ロットで行える製造現場を構築したことによって成り立っているのでしょう。他社に無い特長であることは確か…

 また、K-rのグリップ交換サービスを拡充して、迷彩柄など5種類を追加しています。迷彩柄はK-5にも展開して欲しい…

 亭主のK-5は電子ダイヤルが不調です。前部ダイヤルもノッチの数か所が反応せず、後部ダイヤルはその1/4ほどのノッチが反応しません。来週月曜にでもフォーラムに持ち込もうと思っています。たまには新宿に出るのもよかんべ…

 

2011/4/18

 曇り空ですが暖かい朝です。今日と明日はお休みです。体調維持のためにも、散歩に励むとしますか…

 

2011/4/17

 桜の季節が10日以上遅れた春でしたが、潮干狩りは例年通りの歩みでやってきているようです。大潮の時期ですから、今が好適か…

 

   豊饒を喜ぶ海に津波寄せ   雌山

   遅くとも歩みの進み貝寄する   雌山

 

 孫が幼稚園に通い始めましたが、2月生まれは3歳児の中では最も幼いグループになります。この時期の1年の差は大きい…

 今日は遅番で出勤です。昨日より少し低温ですが、晴れているので暖かくなりそう…

 

2011/4/16

 4月も後半に入ります。気分が晴れない日々が続くのは、大震災とそれによる原発事故、電力不足が大きく影響しているのでしょう。まさに春憂ひ…

 

   道端の草に積れり春憂ひ   雌山

   春憂ひ一片散りて重なりぬ   雌山

 

 今日は早番で出勤です。土日の勤務は通勤が楽なのが取り柄です。花粉病みはまだ終息しないので、いよいよ檜にも感じているのでしょう。難儀なこっちゃ…

 

2011/4/15

 飛び石の休みが続きます。今日は休みですが、土日は出勤…

 

 昨日体重体脂肪計が配達され、早速使用…先代よりいろいろ表示項目が増えていて、その中に体内年齢というものがあります。実年齢より15歳若いと出ました。ほんまかいな…

 

2011/4/13

 快晴で風も穏やかな朝です。気温も安定していて寒いほどではない…

 気疲れしているので今日は休みです。消費行動でもして気晴らしをするとしますか…

 

 大震災後の余震が続いていますが、これはまだ暫く続くとの見方が学者のほぼ共通の認識のようです。450qに渡ってプレート境界面が大きく東にずれたことによって、それまで圧縮を受けて耐えていた周辺地殻が圧力を開放され、元に戻ろうとして発生している断層が震源というメカニズムのようです。これはドミノ倒しのように周辺に伝播するというイメージですから、埼玉・東京・神奈川の直下でも発生する可能性は大なり…

 本日の消費行動の第一は、体重体脂肪計の購入です。先代と同じくタニタの製品で、SDカード記録式のものにしました。5人まで自動認識で計測できるとの仕様です。先代はボタン選択式だったので便利にはなるかな…

 SDカード経由でPCにデータ転送して、付属アプリケーションでグラフ表示などもできるようです。5人の80年分を記録できるって、その間この品が壊れずに使えるのか…

 

2011/4/11

 4月も中旬に入り、新年度当初のお決まり業務が本格目白押し化します。ようやく暖かくなって一安心…

 

 花冷えが続いていたせいもあって、消費マインドが冷え込んでいます。でも、体重体脂肪計が壊れて体重表示しなくなったので買い替えねば…

 健康管理が必要な年齢になっているので、体重体脂肪計や血圧計での日々の計測が習いになりつつあります。その中では、朝起床時の最低血圧が高いのが気になっています。活動後の計測では平常値なのですが…

 

 大きな余震が続いています。事故原発の付近が震源なので、心配が重なる…

 この余震はいつになったら終息するのでしょうか…東南海への伝播が危惧されるところです。太平洋ベルト地帯に津波が襲ったら、経済へのダメージは東日本震災どころの話ではない…

 

2011/4/10

 日曜ですが、今日は早番勤務です。暖かくなって桜はどこもほぼ満開状態に…

 

 この夏の電力不足対策の電気事業法施行令第2条第1項適用に備えて、去年の記録を繰ってピーク値を調べてみたのですが、それは9月上旬に出ていました。デマンド値で約270KWです。これの75%以下に押さえるということですから、約70KWの削減が必要です。照明の間引きやエレベーターの半数を運転休止にすることなどでベース的に削減できる数値だけでは、それには到底届きません。やはり、ピーク形成に利きそうな大口の使い方を抑制しなければ…

 

2011/4/9

 暖かい小雨の朝です。家を揺するような昨日の強風は収まっています。杉花粉は少なくなったものの、檜花粉は最盛期のようです。両方に感じている人には、憂鬱な季節はまだ暫く続く…

 

 ソーラーパネルを屋根に設置している家庭用太陽光発電システムには、蓄電池が組み込まれていないようです。また、停電時には配電盤からの回路は使えず、手動切り替えによりDC-AC変換機器に付いているコンセントから最大1500W程度出力するというものですから、昼間の停電はともかくとして、夜間停電には無力です。やはり配電盤経由で15時間程度15A以上の出力が可能なものでないと、システムとして完成しているとは言えないでしょう。まだまだ詰が甘い…

 12V蓄電池を使う場合、115Ah(20HR)の容量のものを4個並列に使うことで、20時間に渡って2KW近く使える計算になります。8個なら4KWですからエアコンも十分使えます。これをシステムに組み込むことで、停電に強いものになりそうですし、電力会社に依存しなくてもよいものにもなりそうです。

 

2011/4/8

 強い南風の吹く暖かな朝です。晴れですが少し雲の多い夜明けです。今日と明日はお休みなので、まったり…

 

 今行われている計画停電を夏も実施するものと思って、蓄電池などによる停電時の冷蔵庫対策を薦めていたのですが、それは不急なことになりそうです。計画停電は、最後の切り札としてはありえることですが、大口需要者に前年度使用ピーク時比25%減での使用を義務付けるという方法で対応するということになりそうだからです。他の小口需要者に対しては努力を求めるということのようですから、電力不足を必ず防止できるということではないという問題は残り、そのときにはグループ分けした停電は行わざるをえないのでしょう。

 蓄電池利用による停電対策の資材は、車によるキャンプなどで活用ができます。正弦波インバーターなら炊飯ジャーや電気毛布も使えますから、寒い季節でも快適なキャンプや車中泊が出来そうです。発動発電機による停電対策と違って、排気や音の問題が無いというところが利点ですかね…

 

2011/4/7

 早番勤務の今日は朝から暖かく、初めて春衣装で出勤しました。南風が強く吹いて日中も暖かく、冷房が欲しい部屋もある状態になりました。

 津波被害がもたらした電力逼迫は、暖房需要の後退で緩和されていますが、この分ではすぐに冷房需要が高まりそうです。電気事業法施行令第2条第3項に基づいて行われている計画停電を4月末で終えて、その後は夏に向けて、同条第1項に基づいて、500KW以上の受電電力の容量の事業所に対して、対前年ピーク時の75%以下での最大使用電力を義務付ける方法に切り替えることは必至の状況です。その場合、受電電力容量が950KVAである亭主の勤務先も該当することから、照明やエレベーター運転を間引いて行う節電などでは到底実現は困難で、減らすべき25%に相当する施設使用の停止が必要になることでしょう。それはそれで難儀なこっちゃ…

 

2011/4/6

 桜の開花に促されるように暖かさが少し進んでいます。この一進一退は、例年では3月前半のような状態です。でも、まだ冬の服装から抜けてもいいとは思えない…

 

 Nikonが初級機のモデルチェンジを発表して、それには上級機種の中身を多く盛り込んでいます。でも、カメラ内モーターの搭載を廃しているのは旧機種と同様で、これが既定路線になるようです。このことが意味するのは、レンズ内モーター搭載レンズでしかAFを使えないということで、カメラ内モーターに頼る既存レンズ資産を切り捨てるという選択になります。カメラは製品寿命が短いので、旧型カメラで新型レンズを使うケースは少ないのですが、レンズは寿命が長いので、新型カメラで旧型レンズを使いたいケースは多くなっています。この欲求に対する切り捨てが行われているということなのですが、この傾向は今後拡大進行するのでしょう。初級機を購入する層では、旧型レンズを所持しているケースは少なく、また、レンズの新規購入を促した方が収益の向上に役立つし、安価にする必要がある初級機の部品コスト削減にも繋がるということでしょう。

 PENTAXには、まだカメラ内モーターを廃した機種がありませんが、レンズ内モーターのみでのAFとしたレンズはあります。PENTAXにおいてもNikonと同様の選択をする時期が来るのか、それとは一線を画した企業哲学を維持するのか、旧資産を多く手中にしている愛好者としては、大いに気になります。レンズ内モーターAFではない単焦点Limitedレンズ群を人気主力商品として維持出来ている間は、カメラ内モーターを廃するという事態には至らないのではないかというのが希望的観測…

 

2011/4/5

 昨日より少し寒さが戻った朝です。よく晴れたせいでの放射冷却でしょう。寒気団は去りつつあり、明日の日中は20℃近くになるとのこと…

 寒さのせいでソメイヨシノの開花が遅く、この週末までに見頃にまで進むのか疑問です。これは、この40年ほどで何度もなかったことです。被災地に過酷なる天の配材…

 昨日から3連続遅番勤務です。チームの半数が新人または転勤者なので、元の通常戦力レベルに戻すまでが難儀だし、戻るかどうかも少々疑問符…

 

 ベルボンが脚径25mm5シリーズの三脚にダブル雲台キットを発売しました。もともとカメラ雲台が付属しているところにカメラ台付き自由雲台を加えたものです。それぞれを単体で購入するより実売で1K程度安価というものですが、もう少し色を付けてもいいのではないかというのが率直な感想…

 カメラ雲台は単体売りしていない4シリーズナンバーの擦り割り式廉価版ですし、6シリーズ自由雲台もレバー式の方で、亭主的には薦められないというのが実感…

 デジタル一眼レフで使う場合、脚径28oの6シリーズ三脚が、安定的に、多用途に使うためには最小なのではないかと思っています。地面近くに低く構えることがほとんどである草花などのマクロ撮影なら、もっと小型のものでも十分で、むしろそのほうが向いている場合も多いのでしょうが…

 

2011/4/4

 土曜夜からの寒気の南下が残っている朝です。この寒気団は明日まで残るとのことで、その後に春の長雨が来るのかな…

 

2011/4/3

 少し寒さが戻っている曇りの朝です。空の具合と同じく重い気分が続いています。原発問題の先行きが暗澹…

 

 どんよりと曇った空の下、近所の散歩の行程で見た桜は、どこも本当にちらほらという状態がほとんどです。唯一鴨池人道橋南橋詰の並木だけが、5分咲きになっていました。ここはそろそろ老桜になりかかっているので、他より早く咲くのでしょう。余命は長くても20年というところかな…

 

2011/4/2

 10℃を超える朝です。ソメイヨシノもちらほらと咲き始めたようです。見頃は来週末か…

 今日は亡父の13回忌法要です。1999年も悪い年でしたが、今年も悪い年…

 

2011/4/1

 さて、新年度です。月初めの恒例業務と年度初めの人事異動が重なるので、業務引き継ぎなど繁忙を極めそうです。気温は少し暖かさが戻って、桜の開花がぼちぼちという感じです。去年より1週間以上遅れている…

 

 限定500個DA Limited Silver三姉妹は入手の運びとなりました。遅番帰宅時には運ばれて来ていることでしょう。予約開始以後、世の中激動の日々がありましたから、予約キャンセルになるものもあるでしょう。その分は予約に間に合わなかった人にも入手の機会は訪れそうです。この500個、ネット環境にいない人には、入手の可能性はほとんど無かったことでしょう。予定数予約完了までに発表から2日とかからなかったのですから…

 

 早出で遅番勤務で6連続勤務は終わりました。疲れて帰宅すると、専用パッケージで三姉妹がお出迎え…

 

2011/3/31

 気の重い年度最終日です。人事異動もあるので、余計な仕事がどっさり…

 今朝は昨日の暖かさはありません。早番勤務なので、厚着で出かけなくては…

 

 明日が限定500個DA Limited Silver3姉妹の発売日ですが、さて、手に入っているのかな…

 

 昼過ぎに三つとも発送した旨のメールが到着していました。明日には配送されるべし…

 

2011/3/30

 今朝は気温9℃近くあり、暖かくなっています。暖房が無くても過ごせそうです。計画停電も実施されないとのことで、年度末の繁忙にとって何よりのこと…

 

2011/3/29

 遅番勤務の朝は座れるほどに通勤電車が空いていますが、帰りは混み始めています。残業の企業などが増えているのかな…

 今朝は少し寒さが緩んでいます。これはこの時期に言う言葉ではなく、2ヶ月近く季節が遅れている感じです。職場周辺にあるソメイヨシノの蕾はまだ固いし…

 

 今年の夏の動向がしきりに気になります。発電量は今より少し増強予定のようですが、去年の夏のように猛暑になると大幅な不足は目に見えていますから、計画停電の強化が現実的です。今の季節と違って冷凍庫内の温度上昇が大きいでしょうから、冷凍食品の解凍は必至です。計画停電に備えて、冷凍冷蔵庫を稼働させることが可能な電力を作り出せる発電機の用意か、深夜に充電した蓄電池による100V交流の供給システムの構築が差し迫った課題になります。雌山亭は重要施設に位置付けられているのか、五つあるどの計画停電グループエリアにも属していませんが、もし属するなら蓄電池利用が選択肢かな…

 電力他社からの供給体制の強化も焦眉の課題です。でも、地域により交流に50サイクルと60サイクルの違いがあるのが何とも恨めしいことです。電力のサイクル変換には膨大な投資が必要なのだとか…

 

 電力逼迫の事態になって思うことは、電気は溜めておけないという事実です。直流ならば蓄電池でごく少量なら可能ですが、マクロのレベルでは非現実的です。それをある程度大規模に行えるのが揚水式発電のシステムでしょう。上下の貯水池を作って電力が余るときに水を下から上の貯水池に上げ、不足する時に落として水力発電する仕組みです。これなら水資源を浪費せずに、発電した電気を溜めているのと同じ効果が得られます。風力や太陽光発電などの変動要素の大きい発電に対する補完機能を担えます。やはり、この国には作れる限りのダムが必要です。劣化や地震などにより崩壊して下流に大洪水をもたらすかもしれないというリスクはあるものの、渇水や台風時などの気候激動に対する危機管理の上でも、ダムの有用性は明らかです。その点だけでも、現政権民主党のマニフェストの底の浅さが明白です。目先のばらまき利益誘導で国民を惑わした罪は重い…

 ダム崩壊のリスクは、津波のリスクより小さいリスクでしょうし、コントロールもより可能なリスクでしょう。それは、人間と言う存在が他の生物種と比してあまりに享楽的な現在を維持していくためには、必然的に払わなくてはならない対価と考えるべきです。ダム崩壊を防止するためのコストなどをも含めて…

 この国の他国に優る経済発展は、国民の勤勉が基礎になっていたのは事実です。しかし、必要な電力の確保が、その発展の大きなエネルギーになっていたことを忘れてはならないでしょう。これを絶たれるのは命を絶たれるのと等価であることを思うべきです。先人による黒部川開発などを始めとした心血を注いだ水力発電がその大きなベースとなっていることを決して忘れてはいけないでしょう。

 これからのダムの建設にあたっては、大きなダム1基作ってたくさんの貯水をするより、貯水量の減少やコストの増大はあるとしても、中小規模のダムを2基以上配置して揚水式発電所を配置する方向性を選ぶべきでしょう。少しでも永くダムを使うためには、複数の上流側貯水池を設けて交互に運用し、沈殿土砂を排出除去するというようなシステムも必要でしょう。この果てしない努力は、この国に住み続ける以上、滅ぶ日まで続ける必要のあることと覚悟すべきです。

 

2011/3/27

 年度末の繁忙期に突入しました。今週は今日から6連続勤務です。原発が気持に突き刺さった棘になっていて、重い気分…

 日曜の通勤は電車が空いていて楽です。明日から遅番勤務が続くので、通勤は楽かも…

 

2011/3/26

 今朝は少しだけ暖かくなっています。厚着ですが暖房を使わなくても部屋の中にいられる…

 

 最近三脚関係の道具についてすこし弄り回しています。亭主の所持するフラグシップ三脚はベルボンのカルマーニュ830ですが、これの最下段は径28mmです。脚のロック・ナットを外して脚を抜き出し、そのロックする仕組みや、パイプが空転しない仕組みを見ていて思い付いたことなのですが、これの最下段とカルマーニュ730の2段目(径28mm)とを入れ替えると、エレベーター無しでも全高2mを大きく超える4段にできるのではないかということです。スリックなど他社にはそのようなトールタイプの製品があるので、対抗出来そうです。

 なお、これが可能なら、830から外した最下段は730の2段目として使えるはずですから、言わば720として使えそうです。その時のエレベーターを使わない全高が1200mm程度は確保できそうで、手頃な超軽量32mmクラス三脚が出来上がると言う塩梅です。730の手動式センターポールは360mmもありますから、ファインダーを目線高さと同等にすることも十分可能です。雲台抜きなら2kgを少し出るぐらいにできるかもしれません。これは駄目元で挑戦する価値がありそう…

 

2011/3/25

 昨日の朝ほどではないものの、家々の屋根に厚く霜を置く寒い朝です。今日と明日は休みで、日曜からは新年度のシフトに繋がる6連続勤務の予定です。月曜からは遅番3連続なので、痛勤からは免れそう…

 

 7時ごろ庭に鶯が来て、その鳴き声を今年初めて聞きました。まだ稚拙な鳴き音で、ホーがほとんど無くてケキョばかり…

 

   うぐひすの春告げをれどなほ寒し   雌山

   悪しきことばかりならずと初音かな   雌山

 

2011/3/24

 今朝も気温3℃と冷えています。真冬並みの日が彼岸明けまで続くのは、あまり無いことです。この時期、送電塔が倒壊するほどの大雪が関東南部で降った年のあったことを思い出しました。25年前のことです。交通がマヒし、そのために、それから半年に及ぶ入院を一日延ばしたのだった…

 今日の午後も通院です。晴れたり曇ったりの一日になるのかな…

 

 検査結果の数値は随分と改善していたので一安心…

 

2011/3/23

 通院から帰って、通勤バイクにガソリンを補給に行きましたが、閉店している店があるものの、開いている店に行列は出来ていませんでした。今回の災害に当たり、日本がその素晴らしさを示したことの一つに、供給力の減少により品不足にはなっても、価格の暴騰を起こさないということです。これは誇るべき事象です。心の豊かさだけがそれを成し得るのでしょう。この災害は不幸なことでしたが、その危険な土地に住む人間の強さを全世界に示したものでもありました。尊い犠牲の上に成ったことでもありますが…

 

2011/3/22

 連休明けの今日、横浜線が50%運行なのでこれを回避し、いつもより約1時間早く家を出て、鴨居駅前からバスにて東神奈川に行きました。車庫から出てきたパスなので座れ、痛勤は免れました。年寄りに早起きは何の苦にもならない…

 帰りは始発なので、1本待てば座れます。時間はかかっても、身体が楽な方がいい…

 

 明日と明後日は2ヵ月ごとの通院の日です。通勤地獄からの開放で、少しほっとしています。通勤バイクのガソリンが心細くなってきているので、明日は給油に挑戦するかな…

 

2011/3/21

 出勤の今日は雨の朝となってしまいました。夜明け時点の気温はまだ高く、薄着で出かけたのに日中はぐんぐん気温が下がって、帰りには職場に置いてあったフリースを重ね着する始末…

 祝日とあって電車は空いていて、行き帰りともすべて座れました。先週の痛勤が嘘のよう…

 

 非常時の電源ということを少し考えています。計画停電程度であれば、深夜充電して停電時に使うということでバッテリーによる電源が音と燃料の確保の点で手軽ですが、完全停電に備えるということになると、ガソリンエンジン発電機が現実的です。どちらも冷蔵庫の継続運用が可能な実用的システムを構築するために最小限必要な経費は、およそ10万から20万円ぐらいとなります。

 DC-ACインバーターは、正弦波を作れるものが高価でも必要で、これを補助バッテリーと共に車載することで、普段でも100V電気器具を車内で使えることになります。雌山亭御料車のようにワンボックスセダンの場合、電気毛布などの利用で冬季の車中泊でも快適にできるメリットがありそう…

 

2011/3/20

 18日発売と発表されていたPENTAXの限定K-5 Limited Silverは予定通り発送されて、既払い予約者の手元に渡っているようです。物流の遅滞でまだの人も多いのでしょうが…

 暖かくなってきたので助かります。停電の危機が少しは和らぐことでしょう。電気が無いと水洗も作動しない便器に二か所ともしないで良かった…

 今起きている事象から思うのは、100Vの非常電源装置の構築です。ダイレクトにガソリンエンジンを動力にした発電機を入手するという方法もあるでしょうが、比較的容易なのが、車やバイクなどの12V蓄電池を利用できるシステムの構築です。DC-ACインバーターを用いれば100V電源が得られます。高価ですが、正弦波を出せる機種ならすべてのAC機器が使えます。用途に制限がある調整短形波のものは安価で、シガーライターを利用するものは150W程度ですが、蓄電池と直結なら350W以上の製品もあります。これでも便器の水洗を動かす程度の電力は得られそう…

 深夜の電力に余裕がある時間帯に蓄電池に充電し、計画停電時などにこれを利用するという運用方法が妥当でしょう。ガソリンエンジン発電機の方が安価になるかもしれませんが、使用時の騒音が難点…

 高価ですが定格1000W程度の正弦波を作れる製品が実用的なのかもしれません。これと充電器と安価なカーバッテリー数個をキャスター付きのラックにまとめれば、冷蔵庫にも使える相当に強力な非常電源になりそう…

 

 素人考えより先に、プロはしっかり商売していました。ネットで検索すると、インバーターや充電器のメーカーの中には、計画停電キットと銘打って、105Ah大容量のディープサイクルバッテリー4個と組み合わせたものを200K程度で販売しているところがあります。既に売り切れているようですが…

 

 合計420Ah(20HR)ということは、20時間に渡って最大21Aの電力を使用可能という計算になるようです。使用量が21Ahよりも少なければ、使用可能時間がより延びることになるようです。10Ahの消費なら40時間以上に渡って使用可能ということですから、冷蔵庫と照明程度は十分まかなえそうです。

 105Ahバッテリーだけでも、計画停電最大6時間なら15Ah程度は使用可能ですから、これだけでも成立しそうです。10A充電器なら10時間程度で満充電が可能でしょうし…

 

2011/3/19

 世の中は今日から三連休です。工業の電力需要も落ちるでしょうし、停滞している商業もそうは立ち上がらないでしょうから、この間、相対的に停電の危機は低下しそうです。何しろ、個人レベルに至るまで、徹底した節電でこの危機回避に協力するしか、国を維持する道は無さそうです。そのための働きかけが欠けている自治体が多すぎる。身をもって律するの気概は無いのか…

 

 PENTAXの限定K-5 Limited Silverの発売日は昨日でしたが、この世上の大混乱の中、発売はされたのでしょうか。亭主は見送りを決めていましたから入手はいたしません。この限定販売について、その実勢価格が通常品より高いということを取り上げて、色々と非難めいた論調が見受けられます。で、その価格をと見れば、通常品の発売時の価格と同等なので、何をか言わんやの論であると切り捨てることができます。その発言の根底にあるのは、入手出来ない妬み嫉みであるのは明白…

 限定商法とは、人の希少品所持願望をくすぐる商法であることには異論が無いでしょう。それだけに、いくら人気になってもその限定数を維持するモラルがそれを行う商人には求められます。その品を欲しがってこれを崩せと要求する声に耳を傾けていては、商人としての信用が失墜します。また、限定商法が成立するのは、その商品に価値があることが大きな条件となります。特に生産がいくらでも可能である工業製品ということであれば、その品に他と同等以上の価値があることは必要なことです。これが欠けていれば、いくら限定品を出しても人気となることは無いでしょう。商品力があるからこそ、限定商法は成立するのです。予約が数日で限定数に達するという人気は、その商品力が優れている証です。誇るべき事実です。これからも限定商法が成立するような製品を輩出して行くことを、ディープな愛好家を自認する亭主がPENTAXに望むことです。

 

 震災以来、自分の世界が失われています。日々の通勤の困難と職務煩多で心身の余裕が失われています。福島原発で推移している危機が、意識の底に重くしこっています。事故現場の部外者があれこれ言ってみても、害こそあれ何の益もないことなので、重くとも仕舞って置くしかない…

 

2011/3/18

 昨日は薄氷の電力需給だったようで、今日は計画停電の強化が企画されているようです。停電時間を延長することと、ピーク時の2組同時から3組同時への計画組替えもあるとのことです。それだけに、計画停電域外とされている地域においても、この危機にあたって、傷みを分け合うという心構えと行動が必要です。戦争と同じレベルなのだと、しっかりと認識する必要がありそう…

 寒かった昨日より一層低温ですが、今朝も早く出て、痛勤緩和に協力するつもり…

 

 宵の東空には巨大な月が昇っていて、左下が若干欠けているように見えました。

 鶴見と新子安間の踏切で人身事故があって、帰宅の足が乱れました。蒲田から東急振替で菊名に出ての帰宅です。通勤の辛い週が終わって、明日、明後日は休みです。いろいろあって、草臥れた…

 

2011/3/17

 今日に至るも東京大田区の愚物首脳どもは、計画停電回避に協力をする姿勢を全く見せません。その日和見怠慢を叱責するがごとくに、昼過ぎには大停電の警告が…

 その恐怖の大停電に怯えて仕事を切り上げ、帰宅を急ぐ人の群れで帰りの電車はどれも超超鮨詰です。何とか帰宅した時には疲労困憊…

 みずほ銀行の連日のATMダウンは、利用過多によるもののようです。それだけ預金者が多いということか…

 

 明日は19年ぶりの月大接近の日です。このことが、この大震災の引き金であることの方に百票…

 

2011/3/16

 今日は横浜線が動き、ようやく正規のルートで通勤が可能になりました。時間がかかることを予期して、通常より50分ほど早い時間に鴨居駅に着き、到着した電車は、この時間としては異常なほど混雑していました。でも、時間はいつもより10分程度余計に要しただけでした。ずっと閉じていた蒲田駅コンコースの弁当店が今日から開いていて、そこで山積みされている崎陽軒のシュウマイ弁当を仕入れて勤務場所に向かいました。

 

 勤務場所の前は都道なのですが、少し離れたところにあるガソリンスタンドに入る車の列が一日中続いていました。すぐ隣にあるセルフガソリンスタンドの方は、ずっと閉鎖されたままです。人手が無いので混乱を恐れてのことかもしれません。

 道路を走っている車の数はいつもより大幅に少なくなっています。ガソリンの入手難が原因なのでしょうか…大昔に読んだSF小説の「渚にて」がしきりに思い出されます。

 

 昨日予定通り毎年の行事である区政功労者表彰式を漫然と実施した東京都大田区では、今日に至っても図書館、区民センター、文化センターなどの、およそ人の生き死にとは縁遠い不急施設群の休館措置を行っていません。この電力不足の事態をどのように把握しているのか、昨日も言いましたが、区長以下、区行政の意思決定権を担う首脳部連中の見識を疑うほかはありません。愚か故に事の重大さに気付かないのか、気付いていてもその決断をすることで受けるかもしれない一部の反発を恐れる小心さゆえなのか、おそらくは様子見をしているのでしょうが、そこにはカメが首を竦めているイメージが浮かびます。そもそも、この電力不足という未曾有の危難の本質が分かっていないとしか思えません。自区のごく一部を除いて今行われている計画停電のエリアから外れていることで一安心、停電が無いのだから支障なく開館できるという様子がありありとしています。このような利己的思考傾向の人間が多いことは、この数日の各種対人折衝で痛いほどに感じています。何と嘆かわしいことか…

 今日天皇が発したメッセージにもあるように、国民すべてがこの危難にあたって等しく痛みを分かち合うということ以外に、この国をこれまでのように他国に優れて繁栄した姿で存続させることは不可能な緊急事態なのだと、亭主は声を大にして言います。電力は国の基盤です。これ無くして今の日本社会は成立しないとまで言い切ることができます。停電の事態を何としても回避するために何が必要かを国民一人一人が等しく共有しなければ、この国は立ち行かなくなってしまう…

 営利を旨とする駅前のパチンコ店ですら営業時間の大幅短縮を実施しています。これは身を削る行為であり、そのことは今の危機に対しては尊い行為です。それに引き換え、身を削ることでも何でもない不急施設の停止を実行できない判断能力欠如連中の醜さを座視できない…

 

2011/3/15

 震災後初めて電車で通勤しました。横浜線の完全運休が続いているので東神奈川までバスで行くしかありません。途中のバス停では乗れないと予測し、鴨居駅まで出てバスに乗りました。1本やり過ごせば座れたかもしれないのに乗ってしまったため、立ったままおよそ50分かかって東神奈川に着き、50%運行の京浜東北線に乗り換えました。普段のラッシュに数割増しの混雑で、結局いつもより家を1時間早く出たのに、職場に着いた時刻はほとんど同じという結果に…

 帰りは横浜から始発のバスに乗り、これはまさに正解で、東神奈川では乗れなかったでしょう。帰りも2倍近い時間がかかりました。これが毎日ではとても身体が持たない…

 

 鴨居駅前のダイエーは午後5時で閉店していました。昼間行った家人の話では、米や牛乳、トイレットペーパーなどは払底していたとのことです。政府首脳が原発事故にかかりっきりになっているせいで、この国の歯車は軋み始めています。そのことにまだ気づかずに、能天気に祭りの準備などにかまけている連中を見ると、この国はもう終わりなのかもと思えてくる…

 

 このような電力不足の事態になっても、人の生き死にとはおよそ縁遠い不急なお遊びのための公共施設(図書館、公民館、文化センター、体育館など)を漫然と開館し続けるとしている自治体があります。今の危機が何であるのかまったく見えていない馬鹿者が首長以下を占めているのでしょう。その危機意識の欠如に慄然としている亭主です。

 

2011/3/14

 東京電力から発表されている計画停電グループ分けPDFリストは町名別になっているように見えます。これを信じるとすると、雌山亭の町名はそのリストに載っていません。道路を隔てて隣接する隣の区の町名も連続して幾つか載っていないので、この系統は停電対象にしていないのかもしれません。この電力供給網の中に何らかの重要施設があるのかもしれません。

 職場の住所もリストに載っていません。停電の被害は及ばなそうですが、元々不急のお遊び用施設なので、電力事情が安定するまでは休業するのが世のためになりそう…

 

 営業しているガソリンスタンドの周辺には交通渋滞が発生しているとのことです。閉鎖しているスタンドも多く、そのために集中しているのでしょうが、買い溜めに走る群集心理は、オイルショック時の紙不足の時を思い出させます。あな恐ろし…

 

 東電の計画停電がうまくいかなければ、全域停電という事態も予定しておかねばなりません。3年前に車を更新したときに、先代の車はバッテリーがまだ交換して間が無かったので、そのとき処分しそこなっていた古いバッテリーと付け替えて下取りに出し、新しい方は保管していたのですが、これを引っ張り出してきてテスターで測ったら、まだ12Vを維持していました。早速手持ちの簡易型充電器で昨夜から補充電を行い、これも大昔の車から取り外して物置に死蔵してあった55Wハロゲン電球のフォグランプに繋いで緊急照明装置をでっち上げました。バッテリーに端子クランプが無いので、スイッチ付き配線回路とはブースターケーブルを用いて繋いでいます。これで蝋燭や懐中電灯より明るい環境が確保出来ました。いざとなれば4灯まではランプの在庫があります。

 今はでっち上げの仕組みですが、バッテリーの端子クランプを入手して、体裁の良い安全な非常照明装置を作ろうと思っています。車やバイクのバッテリーを外してくれば、相当の容量が確保できそう…

 この用途を含めて、今のより少しはまともなバッテリー充電器を入手しておきたいと考えています。バッテリー上がり事故への対処としても有効でしょうから…

 

2011/3/13

 3月11日午後の地震発生時には勤務先にいました。通勤の電車は終日運休になりましたから、帰宅手段は自らのリアルな足だけです。実際の最短行程は19kmありますから、5時間近くかかる計算です。翌日も勤務があるので、帰宅しないつもりでした。下請企業の従業員も帰宅困難者が多くあり、これらも留まることになりました。

 ところが、電話、携帯が繋がらない状態が夜に入って少し改善し、家と連絡が取れると、車で迎えに行くということになりました。翌日には電車も始発から運行するだろうという見込みからでした。

 迎え車は通常の2倍以上の時間をかけて職場に到着したのですが、その帰りが通常の3倍以上もかかったのです。多摩川に架かる橋がどこもネックになって、車が流れない状態だったというわけです。

 途中、歩道を途切れなく歩く人の波を見ました。自分の足を頼りに帰宅する人々です。その時の時刻は20時を過ぎていましたから、既に数時間以上を歩いて来た人たちがほとんどなのでしょう。この日が金曜日であったことが、このような行動を助長したものと思われます。翌日が休みであるという思いが、人を自宅へと駆り立てたのでしょう。

 渋滞の道路沿線にあるコンビニの店内を外から見ると、店内の弁当類の棚はどの店も空っぽです。夥しい徒歩帰宅者の群れが立ち寄って購入した結果なのでしょう。その時刻までに、どれだけ沢山の人がその道を歩いたのかと、慄然とする思いでした。

 昨日も電車は始発から動いていないので、車で出勤しました。土曜日ということもあって、幸い道は空いていました。両日とも12時間以上の勤務になったので、今朝は久しぶりに遅寝をしました。

 今一番の心がかりは、電力不足です。この情勢だと、供給不足は決定的です。計画輪番停電を東電は考えているようですが、毎日一定の時間、それもかなりの長期間に渡って停電するという生活は、著しい障害を予期させます。電気が無ければガスも使えない、灯油も使えない機器がほとんどなので、まさに万事窮すということ…

 計画停電は産業にも大きな影響を与えるでしょう。24時間操業で効率を維持してきた構図は崩れ去るということです。

 このように考えると、最大限の節電によりこの事態を乗り切る方策を緊急に講じることの方が、より適切なことと思われます。市民ホール、公会堂、図書館、コミュニティセンターなどの住民利用を目的とする公共施設を始めとして、人の生き死にとは縁遠い利便娯楽を主要な目的とする不急施設の間引き営業や休止措置は必要なことと考えます。何しろ、昼間電力の節約に効果のある方法をこそ取るべきでしょう。

 

 天気が良いので地震以来駅近くの駐輪場に置きっ放しになっている通勤車を回収しに行ったついでに寄ったスーパーで、レジの大行列に遭遇しました。同店開闢以来約三十有余年、初めて見る規模の行列で、買い溜めに走っている群集心理に辟易することしきり…

 昨日の帰宅時に街道沿いのガソリンスタンドに車の行列が出来ていたのを思い出しました。今日から大幅値上げでもするのかと怪訝な思いだったのですが、これも買い溜め心理が 為せる現象だったとは…

 

2011/3/10

 今年の花粉の量は確かに多いようです。例年以上に鼻炎の症状が重篤です。例年目には症状がほとんど無いのに、今年は目頭が痒い…

 今朝も冷え込んでいて、真冬並みです。乾燥もひどいので、静電気にも注意が必要…

 

 今日PENTAXはK-5と645Dのファーム・アップを公開しました。K-5は純粋にバク取りのようです。低輝度時のAF向上をファーム・アップの理由第一にしていますが、本音は第二の方の動作の安定性の向上にあることは明白です。いつものファーム・アップのように新機能の追加をサービスすることもなくK-5のバグ取りをしたのは、結構緊急の障害だったのかも…

 帰宅後すぐにダウンロードしてファーム・アップ完了…特にAF挙動に顕著な変化はありません。高輝度のローコントラスト時の迷いは相変わらずだし…

 

 低輝度時AF向上の中身は、前ピンを改善するもののようです。暗い所で写真を撮る習慣が無いので、そんなバグには気づかんだった…

 

 明日、明後日は遅番勤務…

 

2011/3/7

 お休みなのに朝から雨です。昨日の暖かさとは打って変わって寒い…

 

 アルカスタイルのクランプを導入したので、ベルボンの望遠レンズサポーターSPT-1の使い勝手が飛躍的に向上しました。下面の蟻型を利用して取付位置を簡単に微調整できるので、好みの重心位置が得られます。カメラ雲台でも、自由雲台でも…

 

 DIN規格クイックプレートをアルカスタイルクランプで使用できるか試すために、ベルボンの「QB-145」を入手して試したのですが、蟻型が少し幅広で、そのままでは使えないことが判明していました。でも、 それをみすみす無駄にするのは業腹なので、正方形の蟻型のうち、一方向の蟻型の両面の斜面を均等にヤスリで削って使えるようにしてしまいました。ほんの少し削ることでクランプの蟻溝に入るようにできるのです。上方に抜くことはできませんが、滑らせて抜くのには支障がありません。底面と斜面の接触で固定するので強固です。オートベローズなどの装着に役立てることができて、これで無駄にならなかった…

 「QB-145」は下部蟻型と上部カメラ台を上面ゴム層の下に隠れているM4ビス4本で結合させている構造です。これを分離して蟻型だけにし、平らな面に置いた平ヤスリに滑らせて蟻型斜面を研削したのです。両面を等回数ずつ気長に研削し、最も開いたクランプの蟻溝に楽に通るまで削りました。これはやってみると案外簡単な作業です。亭主は包丁砥ぎの名手を自認しているので、なおのことかも…ゴム層は粘着剤で貼ってあるので 隅からゆっくりめくれば剥がれますし、そのまま再貼り付けも可能です。カメラ台の縁が隆起しているので横にずれにくくなっています。

 最後は平面に置いた水砥ぎペーパーの上でこすってサテン仕上げを行いました。アルマイト層が無いので、研削面には取り付けによる線が残ります。それを見ると、クランプの顎が面状ではなく線状に咥えているのがよく分かります。

 規格品と違ってクランプ上部からは抜けないので、ジッツォのクイッククランプと同様に横から滑り込ませるしかありません。野外などでの忙しい運用には向きませんが、オートベローズなどのんびりと扱う機材用には十分使えます。カメラネジが蝶ネジなので交換が手軽なのが優れています。1K前後と安く入手が可能なので、手間暇は少しかかりますが、使える品になったことが嬉しい…

 

 雨の音がしない、もう止んだのかと窓のシャッターを上げると雪になっています。気温がぐんぐん下がっています。これは結構積りそう

 

 改造「QB-145」がクランプから上方へ抜けないという欠点を克服する方法として、蟻型側面にできる取付条痕より下方を垂直に削るということを思いつきました。斜面は条痕より下はクランプ蟻溝とは接触していないのだから、斜面強度を損なわない程度離して切り取っても支障はないものと判断できます。それで上方へ抜く可能性が生まれます。これは試みる価値がありそう…

 アルカスタイルクランプの蟻溝の角度は「QB-145」の蟻型角度より鋭角です。蟻溝への斜めからの進入を容易にするためには、蟻型下部を丸くするのが有効かも…

 

 昼過ぎに雪は止んで、舗装路に積雪するほどではなかったので、まずは一安心…

 

 「QB-145」を再度分解して、蟻型先端の加工を施しました。その結果、見事クランプへの上方からの取り付けが可能になりました。その状態からノブ半回転ほどで固着できます。オートベローズとカメラ程度の重量の機材取付なら、これで十分実用可能に…

 

2011/3/5

 真冬並みの寒さは今日までのようです。日中は陽射しで暖かくなりそう…

 今日と明日は遅番勤務です。少しは暖かくなってからの通勤…

 

2011/3/4

 寒い朝が続きます。春は名のみが文字通り…

 

 亭主が予約している全世界限定500台DA Limited Silver三姉妹の発売日が、4月1日と発表になりました。K-5の限定1500台Silverは3月18日とのことです。K-5Silverの方は、K-7Silverのときと違って予約締切がえらく早かったものの、量販店によってはその後キャンセルも出ているようで、今からでも予約可能なケースも出そうです。時間が経って冷静になったとか、購入資金の工面が出来ないとかなのかな…

 

 バッテリーグリップBG-2やBG-4の三脚ネジオフセット補正対策としてアルカスタイル互換プレートであるベルボンのQB-F51を入手しているのですが、これは相当凝った作りになっています。元々ビデオ雲台用のロングプレートなのでVHSピンが設けてあり、それがカメラネジと同時に取付位置調整スリット内を移動するギミックになっているのです。そのため、裏面にステンレスプレートをネジ4本で取り付けているので、これを外せば2mm厚のスライド板が入れられる構造になっています。これを利用すれば、望遠レンズの三脚座回り止めを取り付けることが出来そうです。大田区に集積する零細機械加工業者あたりで作ってくれれば、ネット口コミ販売で十分数量が出そうなのに…

 

 発注していたジッツオのパノラマ雲台QR「GS3750DQR」が配送されたので、早速ベルボンのネオ・カルマーニュ830に取り付けました。 これに付いているジッツォの大型クイック装置は、はっきり言って性能はお粗末なものです。プレート側面の蟻型をレバー式で締め付けるのですが、その締め付けトルクが不足しているので、いっぱいに調整しても強く押すとプレートがずれ動いてしまいます。これでは、 決してそんなことがないアルカスタイルに人気が集まるのも当然だと思います。落下防止策は施されているので決定的な危険は無いのですが、アルカスタイルのノブ式クランプががっちりと締め付けるのに比べると、使い勝手は段違いです。国際標準がアルカスタイルに傾斜するのも当然のことと納得できます。 もっとも、アルカスタイルでもレバー式は、互換性に難点があるとの発言も聞こえています。結局、レバー式は、蟻溝締め付けには不向きであるということか…

 付属しているジッツオのCプロファイルミドルプレートにベルボンの自由雲台QHD-72Qを取り付け、パノラマ雲台QR「GS3750DQR」に装着したので、独立パーンが出来るようになって使い勝手が飛躍的に向上しました。このパノラマ雲台は目盛り環が動くので、零指標に合わせるのが簡単です。回り止めビスをセンターポールプレートに食い込ませれば、がっちりと固定出来ます。フリーにしても回転に重さがあるので扱い易いものです。

 

2011/3/3

 桃の節句の朝は冷え込んだ快晴の空です。日の出が日増しに早くなるのが判ります。日足が駆け足で伸びる…

 

 カメラでの撮影において歪みの無い安定した構図を得るために必要なのが、カメラを水平に構えることであるということに遅まきながらようやく気付きました。独学しかも不勉強な亭主ですから致し方の無いことなのかもしれませんが…これは建物を始めとして、水平な地面に垂直に立っている木や柱が傾いて写らないようにするためには絶対に必要なことなのです。この水平は、左右方向だけではなく、前後方向も、つまり、カメラを水平面に置く必要があるということです。この前提がなければ、レンズの歪曲収差うんぬんを忖度する意味が無いということになります。

 カメラを水平面に置いて必要な構図を得るためには、それを取り込み得るだけの画角を持ったレンズが必要になるということです。また、水平面を上下させることによってでしか上下の構図調整は行うべきではなく、三脚使用の場合、雲台のチルト機能によってそれを行えば、画像が歪んでしまうということです。 高い建物などを見上げて、つまり仰角を持たせて撮影すれば、垂直線の上部ほど画面内側に倒れ込んで、先すぼまりの建物となったり、画面の端なら倒れ掛かっているように見えるのは当然のことなのです。

 手持ち撮影においても、上下の構図調整はカメラを上下することでしか行ってはいけないのだということに愕然としています。カメラを正確に保持するということは、どのような高さにおいても水平面を維持するということで、この大変さにあらためて戦慄しています。 身体が取りうるどのような高さでもカメラをその状態にできていることが、撮影者として最も基本的なことなのだと知りました。こんなことは、撮影技術を教える場では当然のことなのでしょうが…

 このように考えると、三脚や雲台に求められる基本機能というものが、まったく別のものとして見えてきます。カメラの水平をいかに容易迅速に、正確に出せるかということと、上下の構図調整が水平を保ったまま容易迅速細密に行えるかということになります。ラックアンドピニオン・エレベーター式のセンターポールが必要な理由がこれなのだと大いに納得しました。

 雲台について言えば、自由雲台に必要なのは、ボールを緩めなくても水平に回転する独立したパーン機能であって、これの無い製品は基本的に間違っていると思えてきました。ベルボンの自由雲台にはどれもこれがありません。利用における汎用性と言う点で、これは大いなる欠点と言えるでしょう。現状では、異形の構図を得ようとする異端のための道具でしかないということと、単に写したい主題を自由に追いかけるためだけの道具であるということに尽きるのでは…

 カメラ雲台とも呼ばれる3D雲台は、長方形フォーマットのカメラにおいて、縦位置、横位置を切り替えるために便利であるという以外には、特に利点を見いだせない形式です。独立した水平パーン機能があるもの以外は使い物にならない…

 ビデオ雲台は、縦位置、横位置が切り替えられないので、カメラ用としては使えません。唯一、三脚座の付いた超望遠レンズを使う場合、ロングプレートにより重心位置を調整可能なものが使い物になる…

 結局、雲台に最も必要な機能は、回転台の精密な水平が出し易い、レベラーと呼ばれる製品がそれを最も充たしているということになりそうです。

 

2011/3/2

 昨日午後からの雨は、ようやく上がった朝です。これから冬型気圧配置が強まって、一層寒くなりそう…

 今日は遅番出勤なので、まったりの朝…

 

 PENTAXとローソンがコラボして、K-rの予約限定1000台を7月に発売するとのことです。リラックマというローソン製人気キャラクターをテーマとしたゆるきゃらカメラということか…

 PENTAXは受注多色生産体制を確立しているので、このようなコラボが可能なのでしょう。これからの機種でも展開しそう…

 

 PENTAXの超望遠レンズに装備されている三脚座には、回転防止のためにピン穴が設けてあります。この位置が、ビデオ雲台で普及しているVHSピンの規格と違うため、三脚側にそれを利用する対応ピンがありません。ユーザー側で雲台やクイックプレートに機械加工する以外には、これを利用することができない状況です。HOYA傘下のケンコー・スリックからでも、DS-20などアルカスタイルプレート等に対応ピンを設けた製品を開発してほしいものです。出来たら前後ダブルピンで…

 ダイレクト・ショップ扱いでこのような商品を展開すれば、多少高価でも需要はあるのでは…

 

 午後から冷えてきて、勤務帰りの強風は寒かった…

 明日、明後日はお休み…

 

2011/3/1

 今日から3月、月初めは定例業務があるので遅番ながら早出をしなければなりません。夜の帰宅までには雨が止んで欲しい…

 

 超望遠レンズ三脚座にある回転止め穴の活用法として、雲台への取り付けをアルカスタイルプレートにより行う場合は、プレート面にも同位置に穴を開けるのが一番簡単な方法だと思えてきました。そこにM5のネジを切ってボルトを植えるのがよさそう…

 PENTAXの三脚座回転止めの位置は、カメラネジ中心から20mmで穴径は4.5mmです。昔のレンズのそれは、カメラネジの前後に2ヶ所開いています。

 VHSピンの場合は、カメラネジ中心から14.5mmで、ピン径は4.5mmです。

 オートベローズの三脚座にも回転止めがカメラネジの左右に2個開いていて、それはVHSピンと同じくカメラネジ中心から14.5mmで、ピン径は4.5mmです。4.5mm径のピンというのは、M5ボルトのネジ山を削り取ったサイズがぴったりなので、やはりM5ボルトをクイックプレートに埋めるのがもっとも向いているようです。

 DIN規格クイックプレートは、アルカスタイル・クランプでは使えないことが分かりました。これを共通プレートとしようとするベルボンとスリックの行動は、世界標準というものへの正しい方向性ではないとしか思えません。5年後には、アルカスタイルクイック装置が世界標準の地位を得ているであろうと亭主は予言しておきます。

 

2011/2/28

 2月も晦日です。朝から雨で、日中次第に気温が下がって、帰宅時は氷雨という風情です。明日も降るらしい…

 

 亭主所蔵の8シリーズ3段三脚にジッツォのパノラマ雲台QR「GS3750DQR」を導入することに決めたので、次にこれに導入する雲台はビデオ雲台FHD-71Qにすることにしました。クイッククランプがアルカスタイル互換ですし、クイックプレートにアルカスタイルクランプを直角に取り付ければ、アルカスタイルL型プレートを取り付けたカメラなどでも使えます。パノラマ撮影には必要なレンズのノーダルポイントも設定し易そうですから…

 ジッツォのクイックプレートの蟻型はアルカスタイルより幅広なので、互換性はありません。ただ、ジッツォのクイックベースに嵌めることでアルカスタイルプレートを使えるように出来るアダプターが存在するので、これを使えば、パノラマ雲台QR「GS3750DQR」に直接アルカスタイルプレートを装着することも可能です。

 ジッツォのクイックプレートもそうですが、ビデオ雲台で使うクイックプレートには、VHSピンと称するピンが付いています。これはカメラネジと14.5mm離れたところに設けてある4.5mm径のピンで、カメラ台上でビデオカメラが回転してしまうのを防ぐ仕掛けです。今のところカメラ側にこれが開いているものはありませんが、PENTAXの超望遠レンズに付いている三脚座には、カメラネジと20mm離れたところに4.5mm径の穴が開いています。これに対応する雲台やプレートは現存していないので、今は全く無意味な存在です。でも、アルカスタイルのロングプレートの場合、スリットを利用した雇実を作ると、この穴が使えるのかも…

 

2011/2/27

 今日から4日連続勤務です。月初めを挟むので忙しい日々です。昨日と変わって日中は暖かくなりました。

 

 パノラマ雲台を導入すると、パノラマ撮影というものに撮影範囲が広がりそうです。これは縦位置撮影が基本とのことなので、アルカスタイルL型プレートのメリットがこれにも…

 パノラマ撮影のためにはパーンの回転軸をレンズの節点(ノーダルポイント)に一致させる必要があるとのことで、そのためにはカメラを大きくオフセットする必要があります。そのための機材としてアルカスタイルクイックは持って来いの存在です。

 

2011/2/26

 昨日の朝とは打って変わって、寒さが戻っています。北風が強く吹いて、窓のシャッターを揺らす音が喧しい…

 昨日から本格的に花粉症の発症です。これから鬱陶しい日々が続く…

 

 アルカスタイルプレートの蟻型幅は38oですが、これと同じ寸法のクイックプレートとしては、スリックのDQ-10のものがそれです。長方形のプレートなので幅が狭く、亭主の使用用途には使えそうもありません。ジッツォのプレートに38o幅のものがあり、これがアルカスタイル互換のようなので、試してみることにしました。今日には届くかも…

 ベルボンの6シリーズ4段三脚にクイックベースQRA-6Lを取り付け、それにクイックプレートQRA-35Lを取り付けた自由雲台とカメラ雲台を取り付ける方法を用いているのですが、これだと、雲台を取り付けずに直接カメラを取り付けたときに、三脚を一脚として具合よく使えます。雲台が無い分軽快で、取り回しが楽です。カメラ雲台を携帯するときは特に利点があります。

 この雲台クイック換装システムの便利さを亭主のフラグシップ8シリーズ3段三脚にも取り入れることを考えています。現在自由雲台しかこれ相応の雲台を所有していないのですが、カメラ雲台やビデオ雲台も導入したいと考えているので、クイック換装の必要性が迫っているのです。

 ベルボンの自由雲台の不満点は、独立したパーンができないことです。構図を少し修正したいときなどパーンだけを使いたい状況は多いものです。そんな時に独立パーンが出来ないとボールを緩めて行わなくてはならず、重い機材の場合などは、上下の構図や水平も動いてしまうことが多いのです。

 雲台クイック換装システムを構築するときに使えそうな機材として、ジッツォのパノラマ雲台QR「GS3750DQR」という製品があります。上部にクイックベースが組み合わされているので、これを三脚に取り付ければ、使用する雲台下部にクイックプレートを取り付けることで雲台換装は容易になります。まずこれを導入して、自由雲台の使い勝手を向上させるとしますか…

 

2011/2/25

 生温かい朝です。今週は今日と明日が休みです。今日は確定申告に行きます。去年は医療費が嵩んだので、所得税は還付になる…

 

 昨日の通勤帰りに川崎駅前のカメラ量販店に寄り、クイックシューを物色したのですが、スリックの初級三脚に採用されているDIN規格クイックプレートはプラスチック製であることが判りました。雲台もプラスチック成型品で、とても手の出せる代物ではありません。上級機は品物自体が置いていなかったので、どのようなものか確認できませんでした。

 ベルボンの初級三脚に採用されているDIN規格クイックプレートは金属製で、これならサイズが合えばアルカスタイルクランプで使うのに十分な感じです。でも、プレートの在庫が無かったので入手はできず、生憎メジャーを持参していなかったので、肝心のサイズを調べることもできなかった…

 スリックのDQ-20というクイックシューがあり、これがDIN規格なら汎用のクイックベースとして使えるかと思っていたのですが、これのクイック部は長方形短辺だけが蟻型の独自規格であることが判明しました。国産のDIN規格クイックベースは、雲台直付けのものしかないということです。これでは三脚システムの中に組み込むわけにはいかない…

 三脚と雲台について少々勉強する中でその評価が高いハスキーの3D雲台が展示してあったので、少し操作してみました。デザイン的には旧式無骨で、全体にチープな感じの仕上げですが、肝心の動きは滑らかです。締め込みのオンオフ中間がほとんど無い感じなのが好き嫌いの分かれそうなところかもしれません。軸周囲の擦り割りを締め込むことで止める形式ではないので、オンオフでフレーミングが変化する弊害は無さそうです。左チルトは90度以上ですが、右チルトするとパーン棒が本体と当たるために、20度程度までしかチルトしません。この辺が最新雲台と差の出るところかも…

 なお、ハスキーは現在日本製となっているようです。2008年以来アメリカのクイックセット社では製造しておらず、トヨ商事が製造を引き継いでいるとのことです。

 

 税務署帰りに新横浜のカメラ量販店に寄り、三脚コーナーでクイックプレートを漁りました。釣果は無いというのが結果ですが、少ないながら在庫している各プレートをメジャーで測り、DIN規格クイックプレートの蟻型幅が約42oであるのを確認しました。DQ-20用のプレートが蟻型幅約50oあるのに比べて小さいのですが、アルカスタイルプレートの約38oより大きいので、アルカスタイルクランプで咥えられるか微妙です。他のクイックプレートも50o程度のものがほとんどで、流用はできないでしょう。

 こうしてクイックプレートを漁っていて知ったのですが、材質がプラスチックのものがほとんどであるというのには驚きました。単価が安いので当然なのでしょうが、強度的、精度的に必要性能を満たしているのか疑問…

 

 午後になって気温はぐんぐん上昇しています。強い南風が吹き荒れていて、花粉が舞い放題…

 

2011/2/23

 最近、アルカスタイルクランプの導入を始めとして三脚関係のシステムを整備しているのですが、クイック装置について少し考えています。

 日本の三脚メーカーは、従前、会社ごとの独自仕様のクイック装置を展開して来ました。当然他社との互換性は無く、それどころか、同じ会社のものでもクイックプレートは機種ごとのものとなっていました。

 ところが、ここ数年、DIN規格のクイックプレートが使えるクイックベースを直付けした三脚が作られるようになりました。亭主が愛用しているベルボンでは、まだ中級、初級の製品にしかありませんが、スリックでは既に上級機種にも採用しています。

 DIN規格のプレートとは、クイック部が正方形の蟻型で構成されています。正方形ですから方向性がありません。今、これがアルカスタイルのクランプで保持できるのかという疑問が沸いているのです。WEB上に散らばっている情報では、その蟻型の最大幅がどれくらいなのかが分かりません。どこにも数字を見つけられないでいるのです。

 一番簡単なのは、実際の製品を入手して、使えるか試してみることです。ベルボンのDIN規格プレートは3種類あり、どれも1K円前後で市販されています。試しに入手するのにあまり負担とならない額です。近日中に手に入れることになるでしょう…

 スリックの上級機種のクイックプレートは、一体構造のようです。分厚いカメラ台を持っていて、重量のあるカメラや望遠レンズを保持するために必要な精度と強度を確保しているようです。一方、ベルボンのクイックプレートは同社の独自仕様のものと同じく2ピース構造のようです。カメラ台とクイック部はネジ4本で結合する仕組みです。カメラ台を必要な大きさにするという点で合理的な手法でしょう。

 もしこのDIN規格プレートがアルカスタイルクランプで保持できるのなら、望遠レンズの三脚座やベローズ装置に取り付けるクイックプレートはこれにしたいと思っています。入手が容易ですし、何より安価ですから…

 

2011/2/20

 昨日より少し寒さが緩んでいる朝です。雲が多いので予報通り日中暖かくなるのか疑問…

 

 昨日の工作でクイックプレートQRA-67Lにアルカスタイル3インチクランプを接着装着するなど三脚関係の工作が完了しました。接合面に両面接着テープを併用することでネジ1本での固定が驚くほど強固になります。接合する両者の回転を圧着された両面接着テープの水平移動に対する強力な抵抗力で阻止するためですが、分離が必要になった時には手こずりそう…

 

2011/2/19

 厚い雲に覆われた夜明けです。寒さも少し戻って来た…

 今日明日は4週ぶりの土日休みです。6シリーズ4段三脚に取り付けたクイックベースQRA-6Lにより運用する自由雲台とカメラ雲台ですが、底に強力両面テープを貼ってクイックプレートQRA-35Lを取り付け、回転を強力に制止する加工を施さなくては…

 

 三脚の中心軸上に雲台の中心、カメラや望遠レンズなどの三脚座ネジの中心を置けるということは、カメラ雲台にとって重要な性能なのかもしれません。そのことにより、X軸Y軸いずれの方向のチルトに対しても光軸の下に回転軸を置けるということになります。

 亭主所有の旧式ベルボン製カメラ雲台はカメラ台のネジが位置固定式で、カメラ台を水平にしたときに三脚中心にネジが位置する作りです。しかし、現在のベルボン製カメラ雲台の上級機は 、どれもそれが不可能な構造になっているようです。カメラ取付ネジがカメラ台上で前後に移動できる構造になっていることから、ビデオ雲台的に前後方向の使用を前提としている構造で、左右方向を前後方向として使うフレキシブルな前提ではないということです。つまり、左右方向のチルトは単に画像の水平を取る、または斜めの構図を得るためのものということで、カメラの取り付けをカメラ台上で90度回転させて左右チルトを上下チルトとして使うというようなことを予定していないということになります。

 この前提があるとすると、アルカスタイルクランプの場合、取り付けの方向性を蟻溝の縦使いか横使いかの選択に悩むことになります。ハスキーの3D雲台にアルカスタイルクランプを固定する製品を展開しているショップでは、直付けに近い固定ではなく、回転止めピンを利用する90度付け替え方式を採用しているのはそのためでしょう。

 このことを踏まえて考えるとき、アルカスタイルクランプの取り付け方向としては、望遠レンズやベローズ装置の三脚座取り付け時のことを優先として考え、蟻溝を縦方向に固定することが、三脚の回転軸と光軸を交差させることができることで使い易いものになるのではないかと思います。 これならカメラ取付ネジの位置調整用スロットを利用して2ヶ所以上のネジでクランプを強固に固定できるという利益もありますし…

 このようにしてカメラ台上に縦方向にクランプを固定した場合、プレートを蟻溝横方向に固定しているカメラを取り付けるときは、左右チルトの方を上下チルトとして使うことになります。この場合、三脚の回転軸と光軸を交差させることが困難です。しかし、スチルカメラの場合、このことが操作性に影響することはほとんど無いと考えられるので、左右完全チルトが可能であるカメラ雲台ならクランプ縦方向固定が正解なのでしょう。 ロングプレートにクランプを直角に取り付けたアダプターを使えば、精密なパノラマ撮影に必要な、三脚回転軸上に撮像面中心線を一致させるように調整することも可能になりますから…

 

2011/2/18

 激しい雨音で目覚めた朝です。気温は14℃!…

 

 昨日PENTAXはPDCU4をバージョンアップしました。内容は新レンズの登録とバグ取りです。レンズ収差補正のインターフェイス不具合を修正しました。早速ダウンロードして実行…

 

 K-7・K-5用バッテリーグリップD-BG4に取り付けるためにベルボンのアルカスタイルプレートQB-F51を入手したので、早速試着してみました。すると、これがまったく具合のよい塩梅で、それを装着することを前提としてD-BG4を設計してあったかと思わせるほどのものです。元々D-BG4は薄いので縦位置グリップがやり難いとの誹りがあり、これを取り付けることでとても持ち良くなります。試着なのでカメラネジで取り付けただけですが、回転してしまうこともなく、強固に取り付けられます。プレートに厚さがあるので強度があり、変形しないためでしょう。両面接着テープでの固定を併用すればまったく問題がなさそう…

 ベルボンのクイックベースQRA-6Lとアルカスタイルプレートを変換するためのクランプは、結局両面接着テープでの接着併用ということで完成しました。試用したところ、固着力は全く問題の無いレベルです。これでクランプ横使いのカメラの取り付けには不足がないのですが、縦使いで超望遠レンズを取り付ける場合は、変換クランプが中心線から偏心しているので不満です。やはりクランプ縦使いで三脚中心と偏心しない変換クランプを作る必要があるなり…

 

2011/2/16

 昨夜行ったアルカスタイルクランプとベルボンクイックプレートQRA-35Lの結合仮組は所期の成果を得たので、その完成に必要な回転止めのために、M4のボルト2本を調達せねばなりません。頭が筒状で六角穴のものがあれば最上です。ネジ長さは10o程度が必要です。長いものは所持しているので、いざとなったら鋸で切断…

 

 アルカスタイルのクランプはベルボンの望遠レンズサポーターSPT-1をとても具合よく保持します。これが確認できたので、亭主が将来調達する雲台は、すべてアルカスタイルに移行することに決定…

 

2011/2/15

 朝の出勤は積雪の歩道で、駅までが難儀でした。手製改造の靴底である積雪対策靴は3年ぶりの着用で、また靴擦れができてしまいました。靴内部のかかと部分の造りが悪くて、滑らないのがいけないのだ…すっかり忘れていたのですが、あらかじめ踵に絆創膏を貼っておくべきだった…

 

 発注していたKIRKのK-7・K-5用アルカスタイルLプレートと3インチクランプが今夜配送されました。早速3インチクランプをベルボンのQRA-35Lのカメラ台を外したクイックプレート部に取り付けました。クイックプレート左右のステンレス金具部が少し出っ張っていて干渉するのでヤスリで削り、面一にしての結合です。その結果はまったくお誂え向きといった具合です。Lプレートも極めて具合が良く、これは大当たり…

 

2011/2/14

 ベルボンのカメラ雲台(3ウェイ雲台)が左右完全チルト方式になったときに、そのメリットについて理解できていなかったのですが、クイック装置との関係、特に足の長い三脚座付き望遠レンズを取り付けるときのチルトをどちらのパーン棒で行うのかという点で、これでないと不自由であることに近頃初めて気付きました。

 クイック装置、特にアルカスタイルのクイック装置の場合、雲台に固定すると蟻溝の方向が左右か前後かになってしまいます。これを使用ニーズによって付け替えるということは、撮影の現場においては現実的ではありません。それならクイック装置にしている意味がありませんし…

 クイックベースは雲台に対して強固に取り付ける必要があります。カメラネジ1本だけで取り付けたのでは回転に対する抵抗が不足しています。そのため、雲台に直付けした製品が有効なのです。

 クイックベースに方向性があるのは当然の仕様です。小型のものならクイックプレートを正方形にすることでそれを回避できますが、大型のものではカメラ下面からはみだしたりして現実的でありません。そこで、方向性のある雲台でX軸Y軸ともに同じように使えるようにすることが必要になるということです。そのために左右完全チルトが必要になったのです。

 亭主が所持しているカメラ雲台(3ウェイ雲台)は随分以前に購入した6シリーズカーボン三脚に付属していたもので、左チルト方式です。このカメラ台にベルボンのクイックベースQRA-6Lを横使いに固定しています。この場合、カメラを取り付けるときに縦位置撮影を左チルトで行うだけで、撮影には上下チルトしか使いません。そのため、左チルトだけで何の不足も感じていなかったのです。この機能は縦位置撮影や文書複写撮影用のものとしてしか捉えていなかったのです。

 ところが、これに三脚座付き望遠レンズを使うときや、ベローズ装置を使うときには、クイックプレートをそれらの光軸と垂直に取り付けなければならず、これでは取り付け安定性に不満があるのです。特にアルカスタイルのロングクイックプレートの場合、前後方向に使わねば意味が無いものです。そこで左右チルトのパーン棒の方を上下チルトとして使う必要性が生じるのです。このとき亭主所蔵のカメラ雲台(3ウェイ雲台)では仰角に制限が生じてしまいます。ベローズ装置なら不自由はないのですが、望遠では使えないことになります。

 ところで、カメラ雲台(3ウェイ雲台)の回転軸に対する固定方法として割り締めと玉締め(コマ締め)があります。割り締めは回転軸周囲に擦り割りを入れてこれを締め込むことで固定します。つまり、緩んでいるときと締めている時ではカメラ台が微小ですが動いてしまうということです。これにより超望遠レンズのときにはフレーミングが変化する弊害があります。良い点は、構造が容易なので安く製造でき、整備性も良好なことです。それに対して玉締めは、回転軸とその周囲の間に入れたコマを動かして固定する方法で、割り締めより製造コストが必要で、機構が複雑なために整備性も劣ることになります。しかし、緩んでいるときと締めているときのカメラ台の動きが少なく、フレーミングの変化が少ないというメリットがあります。ベルボン、スリックの高級モデルやハスキーがそれを採用しています。見分け方として、回転軸の周りに擦り割りが入っていないものがそれです。

 超望遠レンズを使うためには玉締め(コマ締め)のカメラ雲台(3ウェイ雲台)が望ましいのですが、亭主所蔵のものは残念ながら割り締めのものです。確かにこれで400o+2倍リアテレコンバーターなどを使うと、フレーミンクの移動は顕著です。特に仰角をかけたときには腹が立つほどです。

 そんな訳で、超望遠レンズのために雲台を調達したいと妄動しているのですが、それに特化してビデオ雲台とするのか、汎用を重視して玉締め(コマ締め)のカメラ雲台(3ウェイ雲台)とすべきなのか、悩ましい限りです。

 亭主の所持する三脚のフラグシップはベルボンの8シリーズカーボンです。これと同ナンバーの雲台は、同社では1機種しかありません。これまでは7シリーズのクイック自由雲台を使用することが多かったのですが、アルカスタイルへの移行とも勘案すると、ここは7シリーズしかないビデオ雲台より、8シリーズのカメラ雲台(3ウェイ雲台)とするのが順当かな…

 ベルボンのPH-285はカメラ台が105oと長く、カメラネジを3/8吋と交換できる上に、前後位置調整穴が長いので、アルカスタイルクランプの長いものが2点以上の固定で容易に取り付けられそうです。KIRKの4インチクランプなら打って付けかも…この雲台は上下チルトを調整つまみで制限できるので、超望遠レンズに必要な微動フレーミングにも役立つかも…

 

 三脚のクイックシステムをアルカスタイルに移行するとなると、これまでカメラに取り付けていたクイックプレートが余ってしまいます。これの利用として雲台のクイック変更システムを構築しました。携帯することの多い6シリーズカーボン三脚には小型軽量な自由雲台を取り付けていたのですが、実際の撮影時にはカメラ雲台(3ウェイ雲台)の方が使い易い局面が多いのも事実です。そんな時に取り換える手間を最小にするためにクイックシステムを構築してしまいました。ベルボンのクイックベースQRA-6Lを使った固定は強固で精度も良く、この用途に用いて不足は感じません。マグネシュウム合金製なので軽く、雲台を外して携帯すれば全長が短いのが最大のメリットかも…

 

 夜になってまた雪になっています。明日の朝は早番出勤ですが、積雪と凍結が心配…

 

2011/2/13

 暫くぶりで零下にまで冷え込んだ朝です。快晴の空の下、積雪と見まごう分厚い霜が屋根に降りています。昨日の雨で濡れている路面はしっかりと凍結…

 

 日本の三脚メーカーは、独自仕様の優秀なクイックベースに拘るせいか、アルカスタイルクイックベースに消極的です。特に自由雲台のクイックベースとしてはそれが国際標準に成りつつある現実からすると、ガラパゴス化が懸念されるところです。PC98の轍を踏まねばよいのですが…

 ロングプレートを使用するビデオ雲台の場合、アルカスタイルに利があることは明白で、ベルボンはFHDシリーズ4機種でそれに対応しています。カメラメーカーやレンズメーカーの望遠レンズについている三脚座の足も、アルカスタイルロングプレートになることは時代の趨勢でしょう。

 この場合、クイックプレートは光軸に平行に使いますが、カメラプレートの場合は光軸に垂直に使う方がカメラの形状からして合理的です。自由雲台ならどちらにも対応できるので問題がないのですが、3ウェイ雲台(カメラ雲台)の場合、方向性の問題が生じます。アルカスタイルのロングプレートが三脚座の足になった望遠レンズのためには蟻溝が縦方向である必要があるのですが、カメラのためにはそれが横方向の必要があるという問題が生じます。

 これを考えるとき、三脚座付きの望遠レンズを取り付ける場合、カメラを取り付ける場合より重量が大きくなることから、これを優先すべきなのは当然のことでしょう。問題は 、カメラを取り付けるときということになります。

 ベルボンのPHシリーズなどは両サイドチルト方式が採用されているので、カメラ台に対する蟻溝の設置方法は三脚座付き望遠レンズに向く縦方向とすることで問題がないと思われます。645Dなどの大型カメラについても プレートを縦方向に設置すれば問題がありませんし、横方向に設置することが合理的な135フォーマット以下のカメラについても、両サイドチルト側を仰俯角用に使えば良いことになります 。

 また、ロングプレートに蟻溝の向きを直角に取り付けたクランプを用意することで、マクロ撮影時の簡易微動台としても使える変換アタッチメントとする方法もありますしね…

 当面の移行措置として、ベルボンのクイックプレートQRA-67Lに3インチクランプを強固に取り付けて対応して行こうというのが亭主の方針です。これなら既にある資産を、互換性を保ったままそのまま使い続けられるというものです。 ベルボンのクイックベースQRA-6LにクイックプレートQRA-67L・QRA-35Lを装着する精度・強度に問題は無いのですから…

 QRA-6LとQRA-67LやQRA-35Lとの結合は、クイックプレート短辺部に設けてある台形蟻溝によって行っていますから、その固着原理はアルカスタイルと同一です。その固定精度から言えばまったく遜色が無く、アンロック時に脱落してしまう危険性回避についてはこちらのほうに利があると思うのですが、汎用性と取付位置調整の柔軟性において、国際標準化しつつあるアルカスタイルには敵わないと思うのです。

 このことを考えたときに、ベルボンのクイックベースQRA-6Lで使えるアルカスタイルクランプをオプションで販売してほしいと思う亭主です。カメラの形状に合わせて作られている優秀なアルカスタイルカメラプレートが国際的に供給され始めている現在、 特に縦位置撮影に便利なL型プレートの存在を考えると、ハイアマチュアの間における需要は相当にあるものと考えます。

 市販されていないとなれば改造で調達するのが亭主の基本姿勢です。そこで手軽な方策を考えてみましたが、クイックプレートQRA-67LやQRA-35Lは、上部カメラ台部と下部クイックプレート部の2ピース構造になっていて、クイックプレート部は両者共通なので、どちらもクイックベースQRA-6Lで使えるのです。このクイックプレート部に直接アルカスタイルクランプを取り付ければ、強固なものとすることが可能です。固着の方法としては、エポキシ接着剤とネジ留めを併用すれば必要な強度は得られそうです。両者の回転に対する抵抗を確実にすれば良いのですから…

 この2ピースを分離する方法としては、カメラ台のゴム板を剥がし、4本の皿ビスを抜けばいいのです。ゴム板は粘着性の接着剤で貼ってあるので、隅からゆっくりめくることで剥がすことができます。

 市販のアルカスタイルクランプは各種ありますが、汎用性や接着剤併用による固着ということを考えると、QRA-67LやQRA-35Lの長辺と近い幅のクランプが良いのではと考えます。そのためには2.5か3インチの製品が望ましいということになります。

 すでに発注したKIRKの3インチクランプは長さが約72oとのことなので、分離したQRA-35L下部クイックプレート部の長辺とぴったりです。下部クイックプレートに4か所ある結合ネジのうちの2か所に適当なボルトを捻じ込んでおけば、その頭を回転止めとして機能させることも可能でしょう。うまいことにクランプ背面の刳り型を利用できそうだということです。これは品物が届くのが楽しみ…

 

2011/2/12

 快晴の朝です。昨夜の雪は少し積もっていますが、道路に残るほどではありません。路面の凍結などは無さそうです。これなら今日の通勤は大丈夫…

 

 すぐに予約受付が終了したPENTAXの限定品は、300/500個と700/1500個ぐらいが国内割り当てだったようです。予約したDA Limited Silver三姉妹が空手形になったらどうしよう…

 KIRKのK-7・K-5用のアルカスタイルLプレートとそれを使うためのクランプも手配しました。まだ手元に来ていませんが、これで三脚システムをリニューアルする予定です。

 クランプは3インチを選びました。これを手持ちのQRA-67Lに取り付ければ、既存のベルボンクイックベースQRA-6Lで使えます。これにより、望遠レンズサポーターSPT-1をアルカスタイルプレートとして活用できるはずです。

 K-7・K-5用のアルカスタイルLプレートは縦位置側にも蟻型が付いていて、横のドアとも干渉しないように穴が開けられているというスグレモノです。これなら3ウェイ雲台は不要なので、ビデオ雲台導入に弾みが…

 今のところK-7・K-5用のアルカスタイルプレートはKIRKからしか出していないようです。NやCなら数社あるのに、マイナーの悲哀はこんなところにも…

 

 陽が昇ってきたら、雲が広がってきてしまいました。今日も寒そう…

 

2011/2/11

 朝6時を過ぎて雪が降り出しました。積雪にならなければいいのですが…

 明日も低気圧が通過する予報で、その方が降雪量は多くなる予報です。今日も明日も遅番勤務なので、通勤が心配…

 

 夜になっても止まない湿雪ですが、明日の朝には止んでいるのでしょうか。道路が凍結するようだと、遅番ながら通勤が心配…

 

 全世界500台限定のDA Limited Silver三姉妹に続いて、全世界1500台限定のK-5 Limited Silverもすべて売約済みとなったようです。前回のK-7 Limited Silverのときは、1000台限定でもしばらく売れ残っていたのに、この売れ足の速さは、出ると見込んで買い控えていた一群がいたということか…

 K-7のときと違って黄金分割線入りのフォーカシングスクリーンは採用されていないことからすると、オプション部品として近々販売する気があるのかもしれません。また、グリップについても、K10DやK20Dのときのように改造を受注するつもりがあるのかも…

 

2011/2/10

 南関東にも雪の予報が出ています。今夜あたりから降り始めるのかも…

 

 DA Limited Silver三姉妹は昨日早々と完売してしまったようです。夜にはどこでも予約を受けていなかった…

 CP+で実物を見てからなどと洞ヶ峠を決め込んでいた連中は、皆蚊帳の外に置かれたということでしょう。世界中で500個限定では、それが当然のこと…

 カメラの限定版の場合は、デジタル一眼ではすぐ陳腐化してしまいますが、交換レンズの場合は製品寿命が長いので、同じ限定でも買い気が違うってことですな…特にLimitedということになればね…

 

 亭主所蔵のベルボン8シリーズの三脚には主として7シリーズのクイック自由雲台を使っているのですが、これは超望遠レンズ用としては不適当です。そこでビデオ雲台の入手を検討していて、7シリーズのそれがいいのかなどと逡巡中です。この雲台のクイック にはアルカスタイルのプレートが使えるとのことで、同社の望遠レンズサポーターSPT-1も使えます。将来ボーグに手を出すとしても役に立つかな…

 SPT-1がアルカスタイル互換ということは、自由雲台などにもアルカスタイルのクランプを取り付ければ使えるということです。K-5・K-7にはアルカスタイルの専用L型プレートが既に市販されているので、クランプ導入も検討すべきか…

 

2011/2/9

 霙の朝です。2月に入って雨の降る日が多くなりました。一度に降る量と時間は少ないのですが…

 今日はCP+に行きます。アクセサリー類以外にはあまり見るものが無さそうですが…

 

 ブラケット取付式の古い大型東芝ストロボを解体して、汎用ストロボブラケットをでっち上げました。ホットシューに取り付けるストロボを高い位置に取り付けることが可能です。太い筒状のグリップ部を利用しての改造ですが、中に巨大な筒型コンデンサーが入っていました。その下部にカメラ雌ネジがあったので、1/4吋ボルト頭を切り取って捻じ込んで、そこにオフカメラシューアダプターFを取り付けています。これでPENTAXの外付けストロボ群を取り付けることができます。グリップ内は空洞のままですが、予備電池とか外部電源とかを収納するスペースとする構想もあります。単三8本が入る容積が…

 

 DA Limited Silver三姉妹を予約してしまいました。限定1/500に負けた…

 

2011/2/8

 明日からCP+が始ります。PENTAXはK-5の1500個限定銀バージョンを発表しました。ついでにDALimited三姉妹の500個限定銀バージョンも…

 今年のPENTAXの出し物は色物で取り繕うコンセプトなのかもしれません。当分新製品は出ないのか…

 

2011/2/5

 K-rの限定バージョンが発表されました。あまり一般的ではない歌書き歌手とのコラボとのことで、限定100台で、希望者がそれより多かったら抽選とのことです。過去2代のコレジャナイ販売への反省からでしょうが、期間限定の注文生産だとパブリシティ効果が薄いと踏んだ結果かな…

 要するにカラーリングのバリエーション小回り展開能力があるというプロパガンダなのでしょう。グリップの迷彩色は魅力的かも…

 

2011/2/4

 晴れ渡った立春の朝です。寒さも少し緩んでいます。番いのめじろが椿の蜜を吸いに来ていて、梅も大分咲きました。春の訪れは駆け足で…

 

 また小田原城に言ってきました。今度は独りで…

 紅梅の向こうに銅(あかがね)門…

 

   白壁に紅匂ふ今朝の春   雌山

 

 常磐木門外には寒桜も咲き始めていて…

 

2011/2/3

 屋根屋根に霜を置いて、節分の朝は晴れています。寒さは昨日と同等ですが、日中は暖かくなる天気予報です。春隣りに背かぬということか…

 

 PENTAXフォーラムに出頭して取り調べを受けていたDA☆16-50oF2.8SDMが昨日戻ってきました。モーターと回路基板を交換したとの調書が付いていて、今朝試用すると、AFの作動が俊敏になった印象です。何にしても、えがったえがった…

 

2011/2/2

 晴れてはいるものの雲の多い朝です。そのせいでか寒気は少しだけ緩んでいます。いよいよ立春も目前に…

 遅番は今日までで、明日明後日はお休みです。この週の後半は、新型カメラなどの発表ラッシュになるのかな…

 

2011/2/1

 月は替わりましたが、寒さはほとんど緩んでいません。今朝も零下…

 黎明の空に偃月刀のような月が昇ってきました。もうすぐ新月…

 今日は月初めの仕事があるので早出です。一日が長い…

 

2011/1/31

 1月も今日で終わります。今朝はこの冬一番寒いかもしれません。零下2℃です。快晴で風も弱いのですが、日本海側では大雪が降っているとの報道…

 2月に入れば、長かった寒気も緩む予報です。庭の梅も咲き始めています。水仙ももう少しで咲く…

 

 マップカメラ調べでは、11月に引き続いて12月の新品デジタル一眼レフカメラ販売の1位はK-5とのことです。中古も引き続いて1位はK-7とのことで、この店の顧客にPENTAX贔屓の多いことが明瞭に…

 

 今日から三日間は遅番勤務です。でも、明日1日は早出で、遅帰り…

 

2011/1/29

 昨夜PENTAXからメールが来ていて、初期のK-5に製造過程で生じた撮像センサーの汚れがあるものがまれに混じっているとのことで、そのリコール告知でした。このメールはユーザー登録者に送っているようです。亭主のK-5は先日フォーラムに出頭していて、既に無罪が確定していますが…

 CP+は新製品発表の場になるようにと、2月上旬に設定しているようです。PENTAXの新製品は、K-5のシルバーのほかは、交換レンズが出るのかどうか…

 

 昨日は裏庭に繁茂していたイネ科の雑草を除去しました。根が丈夫で抜き難く、樹下に屈み込んでの作業で、今日は体中が痛い…

 

2011/1/27

 昨日の午後、久しぶりに日中の降雨がありました。寒冷前線の通過ですから降ったのは20分弱…でも乾燥注意報の継続記録を中断するほどの効果は無かったようで、史上3位とのことです。ちなみに上位3位まではいずれもラニーニャ現象のときに発生しているとのことで、ガラパゴス諸島周辺の海域が冷えているからだとか…日本社会もガラパゴス冷え…

 今日は午後から予約で通院のためにお休みです。今年の八朔は苦味が無くて酸味も少なく、美味…

 

 K-5のシルバーモデルが出るようです。例によって外国のサイトでリーク写真が出回っています。今年のCP+での目玉の一つにするのでしょう。K-7と同じように、数量限定で発売するのでしょうか…

 亭主はこの手の「変わりバージョン」には手を出さぬと決めています。資金は次期機種のために温存…

 

2011/1/24

 昨夜は久しぶりに微量の雨が降りました。降水量になるほどではなかったが…

 曇り空のせいで寒さが和らいでいる朝です。路面が凍結するほどではない…

 

2011/1/22

 4週に1回の土日休みです。しかし、昨日から孫が来ているのでお休みではない…

 このカラカラ天気は何時まで続くのか、八ッ場ダムを止めた前原の罪は必ず罰せられるべし…

 

2011/1/21

 良く晴れて寒い日が以前として続いています。去年末から雨が降っていないので、どこもかもがカラカラです。静電気の発生も盛大なので、取っ手など金属部分に触れるのが怖い…

 

 カメラ関係のアクセサリー類を販売している商社のUNから、新型のレンズキャップが発売されることになりました。でも、それがPENTAXやKenkoのレンズキャップとそっくりの形なのです。おそらくそれらと同一の製造元なのでしょう。先行2社のものと違うのは銘板が付いていないことで、独自の銘板を自作して取り付ける素材として使えます。46oもあるとのことなので、亭主自慢の正逆システムレンズフード用に使えるかも…

 

2011/1/19

 今日は2ヵ月置きの通院です。採血検査があるので、寒いけど長袖の下着は着れない…

 朝の寒さは続いています。こんなに毎日零度近くになる冬は随分と暫くぶりです。去年の夏の猛暑のお返しであることに間違いはないようです。この寒波の終り頃に南岸低気圧が通ると、南関東でも大雪の心配が…

 

 重い腰を上げ、今日は新宿に出かけます。DA☆16-50oF2.8SDMのSDM不調を見てもらうためです。購入直後からその現象は出ていたのですが、使い始めに時々AFしない現象です。ピント環を大きく動かせば動き出し、その後は正常に使えるので放置していました。K-5の撮像センサー障害も出ているようなので、ようやく…

 

 新宿行きの顛末ですが、便乗出頭をしたK-5は無罪放免でしたが、レンズの方は症状は出なかったものの、嫌疑を晴らせずに留置処分となりました。対応からすると、そのような事例が他にも発生しているようなことはなさそうです。来月初旬には釈放されて護送される予定…取り調べに要した時間を潰すために量販店に行き、カメラとレンズのマウントキャップなどを仕入れました。溜まったポイントを使ったので散財は無し…

 

2011/1/17

 北極からの寒波の張り出しは依然として続いていて、長期予報でも2月上旬まではこの傾向が続くとのことです。春が早く来るという以前の予報は少し修正されたようです。今朝も良く晴れて寒い…

 

 外は凍える寒さでも、深く陽光の入る南面した部屋は暖房が不要な暖かさです。関東南部の気候の恵みは計り知れません。

2011/1/16

 この冬一番の寒さ更新の朝です。隣家の屋根に霜が分厚く降りています。こんな湿気がどこにあったのか…

 今日と明日はお休みです。風邪も下火になったので、山の神の買い出しに駆り出されそう…

 

2011/1/15

 今日も遅番勤務です。咳の発作はようやく下火になりました。気管支炎にまでは至らずに済みそうです。やれやれ…

 成人の日が変動制に移行して、今日15日は本来の小正月に戻りました。薮入りは遥か遠くになりにけり…

 

2011/1/14

 今日は遅番なので、何とか出勤しました。咳の発作が治らない…

 

 PENTAXはK-7とK-xのファームアップを昨日発表しました。公式にはSDXCへの対応のためとなっていますが、バグ取りも行っているようです。旧機種についてもこのようにファームアップを継続してくれるのはうれしいことです。早速ダウンロードしてファームアップしました。1.11となったことを確認…

 

2011/1/13

 数日前から症状が出ていた風邪の具合が今朝は一段と悪く、お休みしてしまいました。頭痛と咽喉の痛みです。間歇的に咳の発作が起きるので、結構つらい…

 

 今年も確定申告の季節が近づきました。去年も医療費が大きかったので控除額が発生します。添付書類としては電子申請にするほどのことはないので、今年も出力して税務署に持参します。源泉徴収票が集まらないので、まだフォーマットへの入力は未完成…

 

2011/1/11

 今日はこの冬一番冷え込んでいる朝かもしれません。でも、乾燥が続いているので、霜柱が上がることも無い…

 今日から5連続勤務です。後半の2日間は遅番…

 

2011/1/10

 寒い快晴で明けた変動制休日となった成人の日です。今日は元々週休日なので、休日分は19日に振替…

 

 PDFファイルがダウンロードできるPENTAXのレンズ・アクセサリーカタログが、12月1日現在版に更新されています。DA18-135oF3.5-5.6DCのレンズ構成図も載っているので、早速ダウンロードせねば…

 11群13枚のレンズ構成の内、前から4枚目はハイブリット非球面メニスカス凹レンズで、11枚目はEDレンズ、13枚めはガラスモールド非球面凸レンズのようです。このレンズ構成はDA17-70oF4SDMのものと似ています。12群17枚のそれよりレンズ枚数を減らしているのは、EDレンズを1枚採用しているためでしょうか…

 

2011/1/9

 今日は遅番勤務です。寒い朝が続きますが、氷が張るほどではない…

 

2011/1/8

 昨日の夜、PENTAXからのメールで、K-5などのSDXC対応等のファームアップが告知されました。その中でK-7やK-xのSDXC対応 が1月中に行われるとの予告もありました。既存ユーザー尊重の社風はいまだ健在なり…

 

 福袋が売れ残ったせいではないのでしょうが、オンラインショップでお得なセット売りが始りました。DAリミの3本セットは早々に売り切れ…40oは所持しているので、当然パスですが…

 

2011/1/7

 今朝はこの冬一番の冷え込みです。南天に明けの明星が輝いている夜明けです。今日も快晴…

 

 昨日K-5などのファームアップが発表されました。主としてSDXCへの対応のためですが、1.02となったK-5は、外にBモードでもISO感度設定の制限を撤廃したことと、コントラストAF合焦速度改善が入っています。その他バグ取りもしているのかもしれません。早速ダウンロード完了…

 

 昨日は小田原と箱根をドライブしてきました。初めて小田原城に行ったのですが、コンクリート模造品の天守はパスして、門ばかり見てきました。山の神も同行なので、じっくり拝見とはいかなかったのが残念です。桝形の虎口は多門櫓あり、 渡り櫓門あり、埋門あり、高麗門ありと、どれも見ごたえがたっぷり…

 最近の城郭復元のトレンドは門と櫓です。戦後流行ったコンクリート製模造天守閣とは違って、使用する部材は時代考証に基づいて再建していますから、存在感が違います。小田原城にしても、天守閣の最上階にご都合主義の展望デッキが廻らせてあるという時代考証に合わないでたらめさで、その価値を低めています。もう一度、今度は一人で行かねば…

 二の丸正門である銅(あかがね)門桝形の二の門には埋(うずみ)門という珍しい形式です。この桝形からの城外への出撃は、乗馬したままでは困難です。その外側に馬出曲輪があり、そこの虎口桝形は一の門も二の門も、開口部の高い高麗門だからかもしれません。

 

 ファームアップ後のコントラストAFは合焦が一段と速くなった感じです。三脚撮影には重宝しそう…

 

2011/1/6

 日の出のときには曇っていましたが、すぐに快晴となった朝です。これからも晴れの日が続きます。長期予報では傘マークが現れていません。これはこれで問題になりそう…

 今日と明日はお休みです。ご近所イケアとららぽーとの梯子でもするかな…

 

 67oステップアップリングがぴったり入る丈夫な紙筒を入手したので、長めのレンズフードを自作しています。内側には墨染め和紙を貼り、外側には艶消し黒のカッティングシートを貼ります。先端部は黒色弾性接着剤で補強し、ステップアップリングの安定的な固定のために、内側に補強リングも貼り付けます。62-67oステップアップリングを入手すれば、smc PENTAX A 50oF1.2のための正逆システムレンズフードで使えます。市販金属レンズフードを利用したのでは不可能な、逆付け時に全体を完全に覆える長さが確保できるように作るつもりです。

 同寸のステップアップリングを背中合わせに取り付ければ、正逆フードになります。長めのフードを確保できますから、標準レンズ以長のレンズには有効なレンズフードになりそう…

 

2011/1/5

 今朝は一段と寒さが進んでいます。零下になるのは秒読み状態か…

 昨日の仕事始めは遅番勤務から始まりました。今日は月初めの恒例行事があります。7月の部屋取り抽選会ということですが、季節感零…

 

2011/1/3

 今日はまた少し寒くなった朝です。晴れは続きそうですが…

 

 今年は地上波アナログ放送が終了する年です。CATVはアナログ放送を延伸するという話が以前あったのですが、これはどうなるのでしょうかね…ということで、ちょっと調べたところ、2015年3月15日までデジアナ変換をしてパススルーで暫定延伸するとのことです。これはCATV事業者ごとの事業内容となることから、すべてのCATVでそうなるということなのかは不明ですが、亭主のところは実施と、去年5月に決定済みでした。アナログテレビは、あと1台あるもんね…

 

2011/1/2

 今朝の寒さは少し緩みました。山陰の大雪も止んだのだろうか…

 この寒波の終わる頃に南岸低気圧が通過すると、関東南部の雪が心配です。ほんの少しで街の機能が麻痺するので…

 

 今年は「門」の撮影を目指そうかと思っています。様々な形式があるそれを撮影できたらと…

 城郭の門、社寺の門、武家屋敷の門、民家や農家の門など、江戸期以前からの形式を伝えるものをと考えています。前面からだけでなく、内側や構造など記録的に撮影する方針なのですが、さて、何から始めますか…

 

2011/1/1

 平成23年はこの冬一番冷え込んだ朝で明けました。元旦の空は雲ひとつなく晴れ渡っています。今年が良い年であるように、昇ってくる初日に祈らざるをえません。謹賀新年…

 

 PENTAXの福袋の最高額1M円は予想通り645Dのレンズキットです。午前0時からの開始ですが、夜明けの段階で100K円のDA3姉妹セットだけが売り切れていました。その内の2本は所持しているので当然パスしましたが…

 山の神への賽銭とするつもりで、10K円のデジカメ福袋をポチリました。亭主は付録が目的…

 

 ここ数年の恒例となっている新横浜プリンスペペ地下の福袋漁りに行ってきました。概ね半値の内容のようです。漁ったのは当然食品のみですが…

 午後6時現在で、K-5レンズキット福袋200K円が売り切れています。これは確かにお得です。みなさんお目が高い…

 

2010/12/31

 今日から九年目が始まります。容量の制約で、過去のものは別棟へ移しています。今年の収穫は、K-7から内容の大変身を遂げたK-5を新キットレンズとセットで入手したことでしたが、さて来年は…

 

 今朝の冷え込みは、また一段と増しています。正月三が日は晴れが続きそうです。この暮れは手順良く仕事を済ませたので、今日はまったり…

 

 来年の目標は、Mamiya645Bellows改のための袋蛇腹の制作です。構想は二転三転しているのですが、いまだ気力が充実していない…

 袋蛇腹は他のBellows用としても課題になっています。あおりが可能な装置を操作自在にするためにも、製作技能の確立が求められています。

 

 思い返せば、今年入手した新品レンズは、「F AF×1.7」と「DA18-135oF3.5-5.6DC」の2本だけです。来年の物欲目標はFA Limitedの制覇ですが、いかがなりますことやら…

 

 まったりするはずだったのに、あれこれと使嗾されて、鏡を磨いたり、数の子の薄皮を取ったりと、手の荒れることばかりです。明日は福袋漁りに駆り出されるし…

 

 マップカメラ調べによると、11月はPENTAXのK-5が、デジタル一眼レフとしては最も売れたとのことです。中古販売もK-7がトップとのことです。業界2強のマスコミ宣伝氾濫に比べ、全くと言うぐらいそれををしていない機種がトップを占めたということに、その商品力の卓越を感じます。

 

APO