履歴、雑感など 年目

起 2009/12/31

更新 2010/12/31

 

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2010/12/30

 昨日と同じぐらいの寒さの朝です。年末の大掃除等は昨日で完了したので、今日はまったりです。買い出しに行くぐらいかな…

 

 昨日オートベローズKを利用してイメージサークル確認器具を作ってみたのですが、イメージサークルがより大きいものの全体を確認できる器具が欲しくなっています。そのためにはピント板を大きくする必要があり、所持している既存のベローズ装置では必要なサイズが得られません。その実現に向けて画策を開始です。

 ピント板自体は擦りガラスでもいいのですが、透明アクリル板にメンディングテープを貼れば簡易に作れます。どうせですから8×10ぐらいのものを作ろうかと考えています。

 暗箱は紙の菓子箱などで十分でしょう。オートベローズのレンズ台座とレールをフォーカシング装置として使います。暗箱とレンズ台座を黒布で連結すれば出来上がりのはずです。写真を写すのではないので、光漏れにはシビアである必要も無いので…

 

 年末の買い出しに大型スーパーへ行きましたが、とんでもなく混雑していました。普段の週末の4倍くらいはいたかな…

 

 今日で八年目が終ります。明日の大晦日から九年目の始りです。継続は力なりという言葉がありますが、さて…

 

2010/12/29

 今朝の冷え込みは昨日より少し緩んでいます。関東南部は、年末年始の休暇中はずつと晴れベースの予報です。こんな年は珍しい…

 年末業務2日目ノルマは窓清掃です。2階の窓から身を乗り出しての作業もあるので、最も過酷…

 

 KマウントBellows用ピント板の作成構想としては、カメラ台座に自作52oリバースリングライトホルダーを取り付け、それにステップアップリング52-55を捻じ込むというものです。そのステップアップリングの中に透明 プラ板とメンディングテープで作ったピント板を嵌め込めば完成のはず…

 

 窓清掃は完了しました。昨日洗った網戸も取り付け、窓は完璧…

 

 KマウントBellows用ピント板ですが、カメラ台座にリバースリングライトホルダーを取り付けたのではフランジパックを超えてしまうことが判明しました。なので、カメラ台座からKマウント金具を取り外し、そのあとに46oフィルター枠と46-49ステップアップリングを組み合わせて取り付けました。これに49oフィルターを利用してピント板を作ったものを捻じ込めば完成です。手持ちのDAレンズ群を試したところ、DA40Limited、DA☆200、DA☆300は自作ピント板の直径44.5oを超えるイメージサークルを有しているものの、他はすべて不足していることが明白になりました。135フォーマットの対角画角は43oですから、このピント板以上のイメージサークルが必要ということです。

 以上の結果から、フルサイズが出たとしても、使えるDAレンズは3本のみということになりました。

 

 来年の正月もPENTAXの福袋は販売されるとのことです。メールで告知が来ました。何と1M円の福袋もあるとのことですが、おそらく645Dとレンズのセットなのでしょう。とても買えない…

 

2010/12/28

 今朝は飛びきり寒くなっています。隣家の屋根の霜も分厚く、この冬一番の冷え込みです。夕方には寒冷前線が通過しそうで、少し崩れるかも…

 今日からお休みで、今日のノルマは網戸をすべて外して完全洗浄です。大小とりまぜて総数20枚…

 今年の八朔は苦味も無くて、味は上出来です。数は例年以下ですが、玉の大きさは市販品凌駕のものが大半です。夏の猛暑の御蔭かな…

 

 今日はノルマの網戸以外にも窓枠レール部の水洗清掃を済ませました。ジョウロを片手にブラシでゴシゴシ…これはあまり行って来なかったスペシャルステージなり…

 ノルマ+の完遂後は、Bellowsに取り付けるイメージサークル確認用ピント板を作りました。Mamiya645Bellowsに取り付けることができる品です。そのカメラ台座部は外径が62oフィルターと同径なので、ガムケースの身部分がぴったりとかぶさるのです。輪切りにしたそれに透明ブラ薄板を貼り付け、3Mのメンディングテープを貼り付けて完成です。

 早速Takumar100oBellowsやFujiner105oなどのイメージサークルを確認しましたが、どれも全面に結像しているので、どんなにあおっても問題がないほど大きいことが分かりました。このレンズ台座があおれるBellowsは、レンズマウントを蛇腹内にオフセットしたM42に改造しているので、Kマウントレンズは取付が面倒です。Kマウントレンズのイメージサークル確認用としては、別な方法を考案したので、近日中に工作するつもり…

 

2010/12/27

 今朝は快晴ですが寒さが少しだけ緩んでいます。風も弱まったかも…

 今日は今年最後の勤務です。明日からは自宅大掃除の日々…

 

2010/12/26

 昨日の朝同様冷え込んでいます。風も強く、体感温度は零下…

 

2010/12/25

 昨夜から気温がぐんぐん下がって、今朝は飛びきりの寒さです。クリスマス寒波到来…

 

 来年2月にまたCP+が開催されるとのメールが来ていました。事前登録すると無料なのは今年と同じです。早速手続きを済ませました。会場がみなとみらい21なので近いしね…

 

 DA18-135oF3.5-4-5.6DCのバヨネット構造花形レンズフードがTAMRONの製品と互換性があることに関連して、他のPENTAX純正花形レンズフードのバヨネット部分を比べてみると、同じ口径でも形式が異なっているために互換性がないものがありました。これは取り違えないための配慮なのか、設計の時期が異なるのでそのためなのか、鏡胴部品などのOEM生産の都合なのか、謎が生まれました。

 TAMRONとバヨネットが共通ということは、鏡胴をTAMRONで生産しているという可能性があります。レンズ構成図が公開されていないことから、それも含めて全体のOEM生産なのかも…

 

2010/12/24

 寒くなるという予報でしたが、大したことはない気温です。明日の朝が冷えるらしい…

 

 これまで同じ口径の交換レンズを所持していなかったので分からなかったのですが、TAMRONとPENTAXの花形レンズフードのバヨネット溝は互換性があるのです。先日入手したDA18-135oF3.5-5.6DCの口径とTamron28-300oの口径とが同一で、花形レンズフードを試しに相互に交換して取り付けてみたところ、ほとんど支障なく取り付けられました。

そのほかの他社との互換性もあるのかもしれません。Tamron28-300oにはもっと長いフードがほしいと思っているので、ジャンク漁りでも試みますか…

 

2010/12/23

 今日は年に数回しかないお休みの国民の休日です。国民の休日の多くが月曜日への変動制になったので、勤務シフト上、その全てが代休対象になってしまいました。海の記念日や成人の日が変動制になったのは、その制定根拠が希薄なためだろうと思うのですが、それなら建国記念の日だって極めて希薄…

 

 出版社のインプレスが開設している「デジカメWatch」という情報Webで毎年実施している人気投票で、デジタル一眼部門においてPENTAXの機種が上位10位に3機種入るという結果が発表されました。投票総数は10Kちょっとというものでしたが、その中で1位になったのがK-5でした。PENTAXの機種が1位になったのはK10D以来のことです。

 投票は5機種までを選べるというものでしたが、K-5を支持した人は投票者の32.8%と、約1/3の人が5機種の中に入れてもよいと認識した結果となりました。そんな中で、上位10位にCanonの機種が入らなかったのには感慨を覚えます。

 この投票に参加する人は当然「デジカメWatch」の定期閲覧者でしょう。その層はデジタルカメラというものに興味を持つ人たちであることに間違いはないでしょう。その層にとっての興味の対象を示すのがこの人気投票の実像ではないかと思います。その中でCanonの機種に興味が向かなかったのは、モデル更新の機種がなかったこともあって、現状では同社の機種の中身が、他社の機種と比べてどれも色褪せているということではないかと思います。PENTAXが3機種入ったのは、すべて今年の新機種で、どれも他社に無い独特の個性を主張し、基本的な性能も水準を凌駕していることを、デジタルカメラに興味がある人たちがそれと認識した結果でもあるのでしょう。

 最近のPENTAXは、保守と革新の舵取りがうまいのだと感じています。その本部ビルをテレビが映す時に同社の大看板がいつも画面に入る某政党のへたくそさにだけは染まらないようにと気を揉むのは、亭主のみなるや…

 

2010/12/22

 昨夜来の雨がまだ降っている随分と暖かい朝です。今年の庭師を無事に終えたので少し安堵…

 

2010/12/21

 少し暖かい朝です。晴れは午前中位で、夜には雨の予報…

 今宵は皆既月食ですが、おそらく雲に隠れて見えないでしょう。月の出にはほとんど欠けている状態でしょうから、雲を明るくすることもないでしょうし…

 夜明け前の南天に明けの明星が輝いていました。十五夜の月は西に隠れていましたが…

 

 今日の庭師業務ですが、北庭には大物が無いので、午前中には完了の予定…

 

 K-5の期間限定販促景品が届きました。SanDiskのExtreme SDHCの16GBです。早速フォーマット…

 

2010/12/20

 日没が早くなるのは止まっていますが、日の出は日増しに遅くなっています。今朝の寒さは昨日並み…

 今日は西庭の大物から取りかかる予定です。6尺の脚立を梯子に伸ばしてよじ登る…昨日1年ぶりで剪定はさみを長時間握ったので、今日は右手の指が筋肉痛です。普段、カメラのグリップより重いものは握っていないので…

 

 ファインダー視野率100%というのは本当に便利快適な仕様だと思います。昨日のレンズフード集合写真のような場合、ファインダーで見たままの範囲が写って、トリミング不要で使えるのですから…PENTAXの仕様表示は約100%ですが、その実際の誤差は無いに等しい…

 

 予定通り西庭の大物群を片付けました。高所作業は筋肉が硬直するので疲れが早い…明日の北庭で予定完遂…

 今日の日没は16時19分です。明日も晴れそう…

 

2010/12/19

 寒いことは寒い朝ですが、昨日の朝が底だったようです。さて、今日から庭師…

 

 昨日話題にしたPENTAXが特許出願の新広角ズームですが、新マウント用かと考えたのは亭主の早とちりの公算が大です。バックフォーカスがフランジパックより6o以上短いので短絡的に誤解してしまいましたが、多くの交換レンズで、特に広角系ではそうなっています。マウントのバヨネット部とかネジ部とかは、マウント面より6o程度はカメラ内に入りますから、その中に収まっていればミラーの軌跡と干渉することはないはずですから…

 これがKマウントレンズ用だとすると、超広角から標準までを1本でカバーするズーム域ということになり、同社既存の広角ズーム2本分を合計したズーム域ということになります。これ1本で済むということになると、需要は相当に高そう…

 非球面を3面も使っている設計なので、☆で出すのかもしれません。それだと代価は当然100K超えに…

 レンズ構成図は最も鏡胴の伸びる12o時のものでしょうが、これは相当に長いものになりそうです。レンズフードを先端部でなく繰出されない鏡胴外部に取り付けることで広角側と望遠側で異なる覆い量を両立させた「FA☆28-70oF2.8」と同様な手法を採用して、その長さを実質的に抑えられるといいのですが…両者は同じ2グループ式ズームなのですから、当然その手法は取るものと予言しておきます。それは他社に無い卓越したギミックなのですから…

 2グループ式ズームはズーム倍率をあまり大きくできないという特徴がありますが、後グループをさらに3グループ式ズームとしてしまうことで高倍率を実現しています。合計で4グループということになりますが、4グループ式という作動分類は別にあるので、2グループ式の変形と考えた方が分類方法としては分かり易い…

 この構造から、前から3グループ目は鏡胴に固定されていると考えられます。標準側へのズーミングによって1グループ目は後方に移動し、2グループ目と4グループ目は前方に移動します。2、3、4グループの動きは3グループ式ズームのそれとまったく同じですから、これによってより望遠方向に変倍することになります。

 このように作動方式も旧☆と同等になることから、鏡胴工作行程などのコストを考えると、代価的にも☆で出さざるをえない内容なのではと考えます。いずれにしても、先のたのしみが一つ生まれた…

 

 9時過ぎから始めた庭師ですが、午後3時までで全体の約1/3を切りました。去年強剪定したので今年は軽剪定です。でも、4メートル超のヤマモモだけは、毎年ほとんど同じぐらい大変…超4メートル級はあと2本ありますが、残りは明日と明後日で…

 

 自作レンズフードの蓋をすべて黒に模様替えしました。素材は3Mのカッティングシートです。なかなか精悍な感じに…

 

2010/12/18

 快晴の空で、今朝は昨日より冷え込んでいます。屋根の霜は少ないのですが…

 昨夜の帰宅時、月は雲が群れていて見えなかったのですが、その東雲が明るかった…

 

 PENTAXが12-35o/F3.5-4.5のレンズ特許を出願しています。これのバックフォーカスが「39.22-60.46o」というのが目を引きます。Kマウントだとフランジパックが45.5oですから、レンズ後端がマウント面よりカメラ内に6o以上入り込むことになります。これではミラーと干渉してしまうでしょう。

 このバックフォーカスが間違っていないとすると、Kマウント以外の交換レンズのためのものと考えた方がよいのかもしれません。ミラーレス一眼の開発を進めているのでしょうから、そのためのキットレンズで、撮像素子のサイズを小さくするためのものという可能性もあります。4/3なら135判換算で24-70oですから、臭い…

 ※12o時(最長時)

 ALを3面使用している12群16枚のレンズ構成は、広角時で鏡胴が伸びる凹凸2グループ式ズームですが、後群を凸凹凸の3グループ式に分割して高倍率を得ています。FA☆28-70oF2.8と同様な手法ですね。インナーフォーカスを採用しているのでしょうから前玉は回転しないでしょうが…

 ミラーレス一眼としても撮像素子をAPS-Cとするのなら、超広角−標準ズームということになります。新マウントのフランジパックがどれくらいになるのか、これが見ものに…

 

2010/12/17

 屋根に白く霜を置く寒い朝です。この冬一番の冷え込み…

 今夜は十三夜です。遅番勤務で帰る頃には、仲冬の月が冴え冴えとするのだろうか…

 

2010/12/16

 予報通り少し冷え込んだ朝です。雲が多いので暗い…

 

 昨日はようやく内面反射防止用墨染め和紙の短冊切りができたので、廃物利用自作レンズフードを幾つか工作しました。ロッテのガムケース蓋部分を利用した定番の外に、切り取り残った胴部分を利用して長めのレンズフードを作りました。白い外側には艶消し黒のカッティングシートを貼り、内側は厚紙に墨染め和紙を貼ってステップアップリングの位置決め用インサートにしました。この工法だと、内付法でのステップアップリングの固定が安定します。

 カッティングシートは、鏡胴のカラー化にも使える便利な素材です。薄くて丈夫で、裏糊も強力で、しかもカッターナイフなどで容易に切れますから…

 直進繰出し式の交換レンズなら異形開口部である蓋付フードが使えるのですが、前玉回転繰出し式のズームレンズでは使えません。そこで円形のフードが必要となるのです。APS-Cフォーマットカメラではより長いものが使えますから…

 

2010/12/15

 昨日の午後は天気の回復も遅れて、予報より暖かくならなかったのですが、今朝は暖かい…

 今日はお休みです。明日からはまた3連続遅番勤務なので、開閉蓋付角窓レンズフードの制作にいそしむとしますか…

 

 夜になってだいぶ気温が落ちてきました。明日は相当に冷え込むらしい…

 

2010/12/14

 雨の朝です。そのせいで暖かい…午後には晴れて、20℃近くになるそうな…

 

2010/12/13

 まだ降ってはいませんが、暗い朝です。これから崩れるのは明らか…

 

 K-5の設定が固まりつつあります。空いている電子ダイアルにはISO設定を割り当て、グリーンボタンにはTvシフトを割り当てるというものです。露出補正は+/-ボタンと後ダイヤルの本来方法のみにして露出モードごとの割り当ては行いません。 モードを変えても操作性を統一するのが目的です。

 この設定の基本理念は、Avが基本であるというものです。そのためにグリーンボタンにTvシフトを設定するのです。後ダイアルで設定するAvに基づいて自動露出させるということです。

 スローシャッターが必要な時は、P、Sv、Tv、TAv、Mのうちのいずれかの露出モードを選びます。これらのモードなら設定次第でTv優先で撮影ができます。中でもTAvはAvも固定できるので使い易いモードです。

 

 K-7ではSvモード時に前ダイヤルにISO設定を割り当て、後ダイヤルにプログラムシフトを割り当てると、正規のISO設定方法であるISOボタン+後ダイヤルでISO設定ができなくなっていましたが、K-5ではできるようになっています。K-7ではそのときにもプログラムシフトが実行され、ISO表示部には残撮影可能枚数が表示されます。

 一方、K-5ではできなくなったのが、メニューのショートカット機能である「コントロールパネル」でのプログラムラインの変更です。撮影メニューを呼び出さないと変更できなくなりました。これは数少ない不満点の一つです。

 

 今日は日中の方が朝より冷え込みました。雨は昼前から降り出して、一時強くなりました。山の神のご託宣にて室内の木工造作を行ったので、カメラ関係の成果無し…

 

2010/12/12

 今日は朝から暖かい一日でした。晴れは今日までで、明日は崩れるのだとか…

 出勤の週末も終り、明日はお休みです。新調したK-5の設定がまだ固まっていないので、降り込められたらそれに専念するかも…

 K-7では初期設定のままで使っていた前後の電子ダイヤルですが、K10Dのときみたいにカスタム設定をするつもりです。グリーンボタンにも機能を割り当てられるようですから…

 

 K10Dから始まった他社に類を見ない露出モードのSvとTAvですが、K-5になってようやくそのコンセプトが生きてきたようです。この両者は基本的にISO感度が在る程度の幅を持たないとあまり使い勝手が良くなかったのですが、高感度性能の高いK-5では十分使い心地が向上しました。

 Svというのは、初期設定のままでは他社のプログラムオートとほとんど同じと言ってよいでしょう。ISO感度を電子ダイヤルで設定するとそれに対するプログラム露出を実行するのです。それでは、Pモードはどのような機能なのでしょうか。これこそ他社に無い機能で、前後の電子ダイヤルで絞り値とシャッター速度のいずれかを任意の値に設定することで適正露出を実行でき、グリーンボタンを押すことでプログラムラインに復帰もできるという機能です。つまり、AvにもTvにもプログラムオートにも自在に変化させられるというスーパーモードです。本来露出モードとしてはこれだけで良いのではと思わせる万能ぶりです。

 TAvというのは、絞り値とシャッター速度の両方を任意の値に設定し、その場合でも適正露出とするためにISO感度を自動で動かすという機能です。被写界深度を稼ぎ、被写体プレも防ぎたいというような、固定されたISO感度では相反する設定を可能にする機能であると言えます。これはK-5において高感度性能が高くなったことで、使用の幅が著しく向上しました。

 このようにPENTAXのインターフェイスは、他社と比較しても秀逸であると亭主は思っています。カメラは人間が操作する機器であるという基本哲学が確固としてあるからだと感じられます。人間の行動に着目して、それに合うように改良を加えているという姿が見えてきます。

 

2010/12/9

 今朝も寒い朝でした。手袋が必要なほど…

 今週末は飛び石週休なので、明日は休みですが土日は出勤です。通勤が楽なのが取り柄…

 

2010/12/8

 予報通り寒くなった朝です。昨夜遅く降り出した雨も上がっています。夜だけの雨、これが理想…

 

 亭主考案のワンタッチオープン蓋付フードを作るための主要材料であるガムケースが幾つか溜まっているのですが、加工作業に着手する気力が出ません。内面反射防止部材である墨染め和紙の 成型加工が面倒…別に大した手間でもないのにね…

  この亭主自慢の自作フード、MFの28oから100oぐらいまでの旧レンズに向いています。これを使えば保護フィルターは不要…

 

 バッテリーグリップを後輩K-5に取られてしまったK-7ですが、やはり単体では小さすぎてホールドが今一です。そこでベルボンのクイックシューセットQRA-63Lを取り付けたところ、ピント環を操作する左手首の窮屈さが緩和されました。左手の掌だけでカメラを保持できる感じです。全体の重心位置も良い感じとなり、TakumarやK・M・AレンズなどのMF専用機として、これからも現役を続ける道が開けました。シューだけだと下面の手触りが今一なのですが、セットだと下面にゴムが貼ってあるのでそれが緩和されます。

 クイックシューセットQRA-63Lからは、2個の水準器は取り除きました。出っ張って邪魔なこともありますが、結構壊れやすいのと、亭主の三脚にはどれも水準器が付いているので…

 これの下に手に馴染む形に成型した板などを取り付ければ、左手のホールド性をさらに向上出来そうです。三脚に取り付けるときにはワンタッチで外せるし、クイックシューは外さなくても電池交換ができるしで、メリットが大きい…

 

2010/12/7

 師走もはや7日目、暖かめの日が続いていましたが、今日日中から低温傾向に入る予報です。今朝はまだ温かい…

 

 バリウム検診は何時も後が不愉快です。これが無ければね…

 

 新レンズであるDA18-135oF3.5-5.6DCは防滴性能を高めているために気密性が高く、望遠時から広角時にするときには長くなった鏡胴を短く縮めるため大量の空気を排出する必要があるのですが、その抜け口は鏡胴にはありません。カメラもK-5などの場合は防塵・防滴構造となっているため、その排出口が問題となります。いろいろといじっているうちに、その排出口の位置が解りました。アイピース上部に視度調節のスライドがありますが、この部分から排出されていました。このことを逆に考えると、水分や埃などはこの場所からカメラ内に侵入することになりますから、雨の時などは、ここを覆う必要があるということです。

 

2010/12/6

 今日から3日間遅番勤務ですが、今朝は消化器検診に寄るので、少し早出…

 

2010/12/5

 今朝は少し寒さが戻りましたが、日中は暖かい…

 

 PENTAXのデジタル一眼レフはどれもファインダーシャッターが搭載されていません。三脚に据えてリモコンでAE撮影する時には、アイピースに蓋をするしかないのです。その蓋は、カメラを買うとおまけで付いてくる…

 でも、いちいちアイカップを外して蓋と付け替えるのは面倒なので、その手間を省くアイテムとして、普段常用している「O-ME53」に亭主が考案した手製の手動シャッターを取り付けているのですが、この材質が滑り易いために携帯中にずれて、ファインダーを覗くと見えないという事態が頻発するのです。これを改善するため、手動シャッターの改造に取り組みました。

 改造と言っても、シャッター片の両側に黒色弾性接着剤を塗布しただけです。これは乾燥後も若干の弾性を持つため、滑り難くなるのです。この改造で携帯中に滑ることは無くなりました。

 

2010/12/4

 昨日の嵐は、各地に被害を残したようです。竜巻を伴っていたからでしょう。雨量も多かった…

 

 コレジャナイK-rは、午後12時という発売時間が公表されていますが、この午後12時というのが真昼の12時であるのか、真夜中の12時であるのか、人によって受け取り方が違うという問題があります。午後というところに主眼を置くと、その日のお終いである真夜中の12時を指すというのが妥当なのでしょうか…翌日の始りの午前0時でもある…

 

2010/12/3

 屋根を打つ激しい雨音で目覚めた暖かい朝です。遠雷が数発聞こえていた数分後、至近に落雷しました。ズドンと耳を聾する雷鳴一発…

 今日と明日はお休みです。でも、雨では庭師はできません。来週以降に延期…

 

 K10Dではノーマルと鮮やかしかなかった画像仕上げですが、その後の機種ではカスタムイメージというかたちで大幅に増えました。K-7では「風景」や「人物」などありふれた名称のもののほかに、他社には無い感覚的な画像表現である「雅」や「ほのか」が搭載され、ファームアップで「リバーサルフィルム」が、K-5ではそれに「銀残し」が追加されて、いずれも名称に違わぬ個性的な画像が得られるようになっています。他社のカメラでこの味付けの画像にまで設定を追い込むのは大変なことでしょう。銀塩カメラからの転向を渋っている老人群に、苦手なPC作業無しに現像の悦びを与えてくれるカメラ内現像機能の卓越は、 既存ユーザー尊重主義社であるPENTAXの真骨頂なり…

 

 集中豪雨で雌山亭周辺の道路は下水道が呑み切れずに低所で溢れ、坂道のマンホールの穴からは噴水が高く噴出していました。こんな状景を見たのはあまりない…

 

 天気は急速に回復して、10時過ぎには快晴になりました。風は強いけれど…

 

 K-5にはデジタルフィルターという機能が搭載されています。これはK-7にも搭載されていました。全部で18種類あるのですが、そのうち9種類はその設定での撮影も可能で、残りは撮影後、カメラ内現像として行います。もちろん撮影後に18種類を実行することも可能です。PCが無くてもカメラだけで画像を色々といじれるのはとても便利です。トリミングや リサイズまで出来るのですから…

 

 K-rにもコレジャナーイバージョンが発売されるそうです。限定100個ですから、今回も瞬間的に完売しそう…

 

2010/12/2

 今日から庭師に変身する予定だったのですが、雨の予報が出ていたので休暇を取り止めました。でも、降らなかった…

 

 新調K-5ですが、電燈下でのAWB画像が真っ赤なので、これは初期不良かと色めき立ったのですが、他のホワイトバランスモードにして撮影を繰り返しているうちに、突然正常になりました。何らかのバグなのでしょうが、再現性が無いので原因は不明…

 それにしても、K-5の設定機能は、何が出来ないのかを探すのが大変なくらいに盛り沢山です。好みの設定に落ち着くまでが大変かも…

 K-7のときにはあまり見なかった使用説明書ですが、折角A4に拡大作成したので、今度はじっくりと通読するつもりです。K-7で出来るようになっていた機能が沢山あったのに、それをほとんど認識していなかった…

 新レンズDA18-135oF3.5-5.6ですが、フードを付けたままで内蔵ストロボを使うと、約30oより広角側でケラレます。フードを外せば18oまで全域でケラレません。ストロボを焚くときは、カスタムイメージを「銀残し」にすると、しっくりとした画面になります。ハイライト部がてかった感じにならず、また、いわゆるストロボ影が気になりません。これにはまりそう…

 K-7とはメニューの配置が大幅に変わっているので、慣れるまでが大変そうです。確かにK-5の配置の方がより整理されてはいるのですが…

 K-5の連写は正味秒7コマです。これを3秒使えば、目をつぶった記念写真はありえない…

 

2010/12/1

 今日から師走、あまり寒くない朝です。今日は月初めなので、恒例の長時間勤務…

 

 昨日は新調のDA18-135o/F3.5-5.6DCを散歩に連れ出して高倍率ズームの便利さを味わいました。PENTAXのレンズの通例どおり冬の低い逆光にも強く、簡易防滴でもあるので、旅行先などでの風景切り取りのためのお気楽レンズとして有力です。

 木の葉雨の季節になり、街路樹の落葉の積る歩道を歩くと、乾いた音が高く響きます。木枯らしの季節はすぐ…

 

   肘笠で木の葉の雨を凌ぎけり   雌山

 

2010/11/30

 今日は通院です。これが終わると来年1月中旬までは無い…

 

 新調のキットレンズDA18-135o/F3.5-5.6DCですが、焦点距離135oの画角は、無限遠ではほぼM135o/F3.5と同等でした。やはり近接では画角が広くなる特性のようです。インナーフォーカスのためでしょう。レンズ構成図を入手していないので、フォーカスのためにどのレンズ群を動かしているのか不明ですが、ズーム原理としては3グループ式であることは確かです。望遠側で鏡胴が長く伸びますから…

 でも、この新レンズ、なかなかハンドリングが良好です。ズーム環のトルクが大きめなので、下を向けても鏡胴が勝手に伸びたりせず、K-5と組み合わせれば、開放F値が暗いことなどまったく障害になりません。ISO400常用で 画質に何の問題もありませんから…

 通常の配置と異なり、ピント環の位置がズーム環の手前になっています。距離指標が省略されていますが、ズームするとピントが大きく移動することも省略の一因なのかも…

 K-5の方ですが、オートベローズの縦位置取り付けが完全にはできないというK-7の欠点は解消していません。AFモードスイッチが干渉して少し斜めにしか縦位置にならないのです。このスイッチがK-7とは少し違う形になったので期待していたのですが、駄目でした。やはり亭主が行ったオートベローズカメラ台座基部の切削加工が必要…

 1.01へのファームアップも済ませました。使用説明書PDFもダウンロードして、A4版での印刷も完了です。あとは販促景品の16GBSDHCカードの届くのを待つだけ…

 K10D・K20D用のバッテリーグリップにはトレー内にリモコンが格納できたのですが、K-7・K-5用はそれが無いので、防滴型の新製品を導入しました。ストラップからぶら下げることになるかな…

 

2010/11/29

 昨日の夜、届きました。

 この新レンズ、本当の意味でのズームレンズではありません。バリフォーカルと言った方が適当なほどピントが移動します。再フォーカスしないと使えない…

 でも、AFは迅速正確です。軽くて小型で、キットレンズとしては出色かも…

 AFが早いのはK-5の功績かもしれません。最大の問題は、焦点距離135o時の画角です。DA☆50-135o/F2.8と比べると、それの90oぐらいでしかありません。他の古いFAズームと比べても画角が広いので、これは問題になりそう…

 比較したのが屋内の近距離だったので、インナーフォーカスの癖が出たのかもしれません。全群繰出し式の単焦点が一番画角が小さいので…明日、日中の遠距離で再度比べてみたいと思っています。

 

2010/11/28

 数日暖かい朝が続いていましたが、今朝は寒さが戻りました。来週末は庭師をやる予定…

 

2010/11/27

 K-5など高感度撮影が可能なカメラが増えました。これらを用いれば、一般人の記録写真用としては、ストロボは必要ではなくなっています。どうしても長くなるズームレンズでは フードを付けるとケラレる場合が多いこともあって、ますます出番が減っている内蔵ストロボは、省略した方がカメラのコンパクト化に寄与するのではないでしょうか。復古調の採用などデザイン的にも自由度が高まりますし…

 K-5の新レンズキットを入手することにしてしまいました。K-7とは撮像素子が変更になって、相当に中身が変わっているとの評判なので…

 

2010/11/26

 PENTAXのK-5新レンズキットが今日発売されましたが、予約難民の発生は無かったようです。それだけ大量に製造したということか…

 

2010/11/24

 ビックカメラのサイトにアクセス出来ない状態が続いていたので、何か異常事態が起きているのだろうと思っていたのですが、不正アクセスで他人のポイントを使った事件があって、サイトを閉鎖していたとのことです。今日再開したのですが、その事件のおかげで、パスワードが変更されてしまいました。意味の無いパスワードは覚えていられないので不便…

 

2010/11/22

 今日は暖かい朝です。薄い雲に覆われているせいでしょうか、崩れてくるのかな…

 

 昨日、「M50oF1.7」について、露出の暴れが顕著である「K10D」を用いてマウント面小細工の効果検証を行いました。A位置情報は導通していない状態で他の信号ピンの導通・絶縁の組み合わせ設定が有効かどうかですが、最小絞り値F22でF1.7用の組み合わせにして試みたところ、それを行わない場合とまったく同じ暴れ方をしました。つまり、A位置以外では、カメラは信号ピンの組み合わせをまったく受け取っていない、利用していないということです。したがって、A位置情報信号ピンを導通させる以外には有効な方法ではないという結論です。残念…

 ところで、「M50oF1.7」を「K10D」で使用したときの露出暴れ傾向ですが、開放で露出不足気味になります。2/3段分ほど画像が暗くなるのです。これは絞りを閉じて行くと次第に明るくなり、F4ぐらいから適正になって、その後ほとんど同じ状態が続きます。

 また、同じ開放F値を持つ「K50oF1.2」と「A50oF1.2」とでは異なるのか検証してみました。「A50oF1.2」をA位置にしない開放時の画像濃度は両者ほとんど同じでしたが、A位置でカメラ側で開放設定しての画像とは大きく異なるものになりました。これはやはり、カメラ側で開放F値ごとの補正係数を保持していて、それによって開放時付近の測定誤差を修正しているとしか考えられない結果です。この補正を使えないA位置以外では測光センサーの値をそのまま使うので、露出の誤差が生じてしまうのでしょう。

 ちなみに「K-7」ではこの誤差が劇的に少なくなっています。新たな補正ロジックが用いられているのでしょう。A位置の無いレンズを用いるのなら、「K-7」か「K-5」ですな…

 Aレンズを用いてA位置から外したときに、「K10D」での開放付近では露出が大きく暴れますから、マウント面小細工の無効性はこれだけでも明白です。よって、件のサイト記述は何かの間違いか、思い込みによる公算大…通常ではマウント面より引っこんでいるため導通していないカメラ側A位置信号ピンを導通させないと起こらないはずの挙動を記述していますし…

 「M50oF1.7」のマウント面に施した小細工に用いたのは住友3Mのメンディングテープです。貼付後テスターで導通を調べましたが、完全に絶縁です。薄くて滑りも良くて丈夫なので、この用途には向いています。安いし、手に入れ易いしね…

 

 今日の休みも病院通いで半日潰れました。瞳孔拡散眼底検査の結果は、異常なし…

 

2010/11/21

 夏には見ない雀の大群が木々を占拠しています。渡りをする種類らしいのですが、入内雀なのかも…

 入内雀は稲を食い荒らす犯人です。健気な案山子が終日警備するのはこいつら…

 

 「F AFアダプター1.7×」を入手したことで、BORGの77EDUにも触手が伸びそうです。ケンコーのACクローズアップレンズ3をレデューサーとして組み合わせて、500o級F8のAF望遠レンズが100K以内で作れそう…

 AF・BORGを使用している人のサイトの中には、マウント面の信号ピンのことについて取り上げているものがあります。そんな中に、開放F値を伝達する信号ピン部分を設定することで露出の精度をコントロール出来るという記載があります。それが事実だとすると、KAマウントレンズでも絞り環A位置でないとカメラはF値の表示をしないのですが、その場合でも開放F値情報だけは受け取っていて、それを露出制御に利用しているということになりそうです。それであれば、信号ピンが無いKマウントレンズでも、マウント面に小細工をして開放F値を伝達することで露出精度が上がるということになるので、これは検証せねば…

 

2010/11/19

 冷え込んだ朝です。いよいよ冬の到来です。最低気温が1ケタ前半になる日ももうすぐ…

 今日と明日は遅番勤務です。なので朝はまったり…

 

 K5のファームアップがあったのに、新レンズキットはまだ発売していない…なのでダウンロードもまだ…

 

 「F AFアダプター1.7×」とSMC Takumar300oF4との組み合わせだと、絞り開放での無限遠では、パープルフリンジが顕著です。谷の向こうの2qほど離れた台地に立つ送電塔を写すと、白に近いはずの碍子部分が赤紫です。解像感も良くない…でも、2段ほど絞ると相当に改善されます。Takumarは実絞りでの使用となるので、AFの動く絞り範囲での撮影は難しそう…

 SMC Takumar300oF4に使ったマウントアダプターはフランジ付きの社外品です。アルミ製なのでアルマイト加工してあり、そのままでは導通が不良です。カメラが認識しないのでAFは作動しません。そこで、フランジ面の連絡ピンの位置付近を水砥ぎペーパーで削り、アルミ面を露出させています。フランジの厚さが1oほどあるので、ピント環の取り付け位置を調節して無限遠を合わせています。Takumarの望遠鏡胴はオーバーインフが可能な構造なので、この調整ができるのです。しかも分解せずに可能なところがスグレモノ…

 

2010/11/18

 明け方までには雨は止み、晴天になりそうな空です。今日も通院…

 

 「F AFアダプター1.7×」は、明るい戸外でならマスターレンズF7ぐらいまではAFします。F8では駄目なようです。屋内など暗い環境だと、F4は必要…

 SMC Takumar300oF4に取り付けて試みましたが、AFは俊敏です。AFエリアが狭いので、近距離撮影はピント環操作と併用する必要があります。

 天体望遠鏡のボーグにレデュサーを組み込んでF値を稼ぎ、「F AFアダプター1.7×」を使ってAF化する方法が行われています。F5.8まで稼げれば、昼間の屋外で使うのなら十分成立しているようです。亭主はM400oF5.6も所持しているので、これで十分…

 

PENTAXはかねてより公告していたK-5の初ファームアップを公開しました。連写枚数が大幅にUPするとのこと…

 

2010/11/17

 今日と明日は休みですが、病院通いをしなければなりません。朝から雨で寒い…

 

 懸案の「F AFアダプター1.7×」を入手しました。来月から15Kも値上げになるとの情報に接したせいもありますが、以前から入手の対象でした。

 AレンズやMレンズなどMFレンズに取り付けてAFが可能にするアダプターです。焦点距離とF値が1.7倍になるリアコンバーターの一種なのですが、AFカプラーによってアダプターのレンズ群を前後させてピントを合わせる仕組みです。

 汎用コンバーターですが、色補正などはかなり頑張っています。通常の撮影には支障のない範囲に収まっているようです。AFの速度は速いです。AF専用と遜色はありません。駆動するレンズ群の重量が小さいので俊敏なのかも…

 取り付けるマスターレンズのF値はF2.8以上という仕様ですが、明るい被写体の場合は、もっと暗いレンズでもAFは動きます。でも、F1.7より明るいレンズは、どれもF2.8になってしまいます。折角の50oF1.2が明るく使えない…

 Takumarはマウント面がアルマイト加工なので絶縁性が高く、レンズを取り付けていることを認識しません。従ってAFは作動しません。アルマイト加工を削り取らないと使えない…

 

2010/11/16

 11月になって温かい日が続いていましたが、今朝は少し寒くなっています。そろそろ冬の衣装にするかな…

 

2010/11/14

 温かく曇った朝です。今日は遅番勤務のまったり朝…

 

 「F AFアダプター1.7×」の入手を急がねばなりません。大幅値上げの情報があるからです。在庫が払底して新規ロット製造の布石なのかも…

 

2010/11/12

 今日は休みですが、土日は出勤です。煩雑な勤務が続いているので気分は休まらない…

 

 K-5の高感度が評判なので、やはり手を出してしまうかもしれません。新キットレンズと込みでというのが心づもりです。今月下旬が楽しみ…

 高感度が強くなったということは、フィルム時代にISO400が常用感度であったように、それを常用することにシフト出来そうです。これまでは最小感度で使うのが常用でしたから、暗いレンズでよりシャッター速度が稼げることになり、被写体プレが少なくできそう…

 実用高感度域が広がると、K10DPENTAX独特の撮影モードである「シャッター速度&絞り優先自動露出」の実用性が高まるというものです。K10Dから始まったこれは、写真の表現を決定する主要な要素であるシャッター速度と絞り開度を任意に設定したうえで、自動で適正な露出が得られるという便利モードです。暗いところから明るいところが大きく変わる林の中のような場所で用いるのに持って来いです。

 

2010/11/10

 寒さが戻っている朝です。昨日の南風の後ですから一層寒く感じる…

 

 亭主が所持しているPENTAXの交換レンズの中に「FA70-200oF1:4-5.6」というパワーズームがあります。この品はフィルム一眼レフのフラグシップだったZ-1用にラインナップされたパワーズーム群の一つす。パワーズームは全部で7本ありますが、この品と同じような焦点距離帯の製品に「FA☆80-200oF1:2.8」がありました。 その☆ズームが最高峰とすると、これは普及品という位置付けですが、同時代のFAの中にもパワーズームの搭載されていない品もありましたから、廉価版というほどでもなかったのでしょう。

 この品の光学系は崇拝者もいるほどの高名な平川純氏が設計したと言われています。F時代のF70-200oF1:4-5.6も同一のレンズ群枚数で、全長も同一ですから、おそらく光学系は同一なのではないかと思われます。ズームの機構は3グループ式で、70oのときが最も短くなり、F値も最小です。重さは「F」が540gに対して「FA」は460gですから、パワー機構を追加した上で80gも軽量化していることから、「F」から「FA」にあたっては、鏡胴のブラ化が一層進んだということでしょう。

 望遠時無限遠における遠方の被写体の解像感はとても優れています。フォーカスは前群回転繰出式で、最小撮影距離は200oのときが1.1mで70oのときはそれより少し長くなります。前群繰出しフォーカス3グループ式ズームの欠点で、近接時に周辺光量が急激に減少するため、最小撮影距離を短縮できなかったのでしょう。これを克服するため近年採用されたのがインナーフォーカスということです。なお、「FA☆80-200F1:2.8」は4グループ式ズームです。その特徴は、ズームしても全長が変化しないことです。これは、「DA」においては「DA☆50-135oF1:2.8SDM」がその地位を継承していると言えるのでしょう。

 他社には例の無い優れた機能であるパワーズームを最新のK-5でも使えるということが、PENTAXユーザーに与えられた優越点です。それはパワーズーム用のマウント接点をAF用のSDM駆動に共用するという仕様がもたらしてくれる利益なのです。この既存のユーザー利益優先思考がPENTAXの伝統であり、他社より優れていると評価できる点の一つなのです。パワーズームは、動画撮影時にズームするときに便利なことは明白…

 PENTAXのフィルム時代の古いズームレンズは、一部の製品を除いて中古市場において不当なほど低価格です。でもその性能は価格の低下とは無関係で、デジタル一眼レフで使用してもまったく支障の無いものばかりです。これが古くからのユーザーが受ける配当ということなり…

 

 デザインが統一されていた「F」シリーズのズーム鏡胴の特徴として、ピント環の操作性が無視されていたということがあります。AFであるということを強調する思想が支配していたのだと推測できます。その「F」シリーズの中でも「FA」初期のズーム鏡胴と共通のデザインのものがあります。魚眼ズームである「F17-28oF1:3.5-4.5」がそれです。目立たないデザインではあるものの、ピント環の幅が大きくなって操作性が向上しています。Z-1のための「FA」シリーズは、そのデザインと共通なものとして展開しています。

 

2010/11/8

 少し温かい朝が続いています。寒い朝を経験しているので体調が狂いそう…

 今日から遅番の日々になります。10月から最大3連続に変更されたので、飛び石でしばらく続く…

 

 ヨドバシなど量販店に設置されているトミーテックのガチャガチャは、カメ爺やその予備軍団に占拠されている様子です。K-xだけなのが不満です。K-5があればすぐに跳んで行く…

 

2010/11/6

 昨日ほどは冷え込まず、風も無い快晴の夜明けです。街路樹のケヤキもようやく色付き始めました。これから道路に落葉の積もる日々が始まる…

 

2010/11/5

 よく晴れて温かくなった午後、駅まで通勤用のスクーターを販売店に持って行きました。随分と以前からセルが動かなくなり、リレーかセルモーター本体が壊れていると認識していたのですが、キックスタートで支障がなかったため、放置していました。ところが、点火プラグの汚れか劣化だろうと思いますが、そのキックスタートに手間取るようになったので、ようやく修理する気になったのです。

 リレーを換えてもセルは反応せず、結局、セルモーターが死んでいるという結果になりました。ヤマハの当該モーターはその故障が多いとの説明でした。単純なブラシ式DCモーターとのことですから、コイルの断線または絶縁不良なのでしょう。いきなり壊れたのではなく、バッテリーの電圧が少し低下すると作動しない現象が続いていたことから、絶縁不良が最も怪しい…

 

2010/11/4

 少し雲の多い朝ですが、今日も晴れるでしょう。少し寒い…

 昨日の代休を含めて今日から3連休です。先日の雨漏りの原因に手当てをしなくては…

 

 玩具が丸い玉に入っているのが不作為に出てくるガチャガチャと俗称するものの中に、アクセサリーシューに取り付けることができるカラバリK-xのミニチュアがあるようです。子供を押しのけてカメ爺がガチャガチャを占拠する態に苦笑…

 

2010/11/3

 文化の日というのは晴れの特異日だそうで、今日も晴れました。方々で祭りがおこなわれて、亭主の勤務先も大騒ぎ…

 

2010/11/2

 久しぶりに快晴の朝です。無住の隣の柿は、野鳥に木守りを啄ばまれています。上から順に無くなる…

 

   木守を望めど羨し簾柿   雌山

 

2010/11/1

 PENTAXは、カラバリで名を馳せたK-xやK-rのグリップラバー交換サービスを開始しました。グリップの色を変えてみたいという要望が多いのでしょう。確かに、奇抜な色は飽き易いかも…

 

 今日から11月、今日は寒さも去って、ようやく秋をやり直すということか…

 

2010/10/31

 台風14号は夜のうちに温帯低気圧に変わって東海上に去りました。昨日の亭主の予言通り、二番目に遅い上陸記録を更新することもなく…

 この台風による我が家の被害としては、北面に吹きつける雨で1階窓枠から1か所浸水がありました。庇を兼ねているシャッターケース上部のコーキングが劣化しているのでしょう。内障子の敷居に数分に1滴程度落ちるぐらいの微量で、ラップシートを敷いた上にタオルを置いて防ぎました。晴れたらシリコンシーラントを打ち直さねば…

 

2010/10/30

 雨音の高い朝です。台風14号の雨です。上陸はしないと予測していますが、降り込められる週末です。でも、南岸を通る台風は揚水ポンプとして有益な存在です。これで冬の水不足はありえない…

 

2010/10/29

 寒い朝が続きます。一気に冬が到来していますが、来月には秋が戻るとのこと…

 台風の接近が憂鬱な週末です。今週の土日は休みなのに…

 

 PENTAXは予想通り「PDCU4」のバージョンアップを実施しました。「銀残し」などを追加したのです。K-5やK-rで搭載したカスタムイメージ画像仕上げです。今夜早速ダウンロードしなくては

 

 帰宅してバージョンアップしての試用では、カスタムイメージに追加された「銀残し」は、圧倒的に個性的な絵になります。好きか嫌いかは分かれそう

 また、K-5は早速にファームアップするとの予告が出ました。RAWでの連写可能コマ数を8コマから20コマ程度にするそうです。他にも色々とバグ取りをするのかな…

 来月中旬と予告されてたK-5の新レンズセットは、11月26日に発売と発表されました。あと1カ月か…

 

2010/10/26

 巨大台風13号の後に14号が発生し、今朝はその影響が現れています。これは南西諸島沿いに北上しそうで、奄美の被害は続きそう…

 

2010/10/25

 昨日は立川の昭和記念公園に初めて行きました。コスモスの花が見頃で、カメラを向ける人が沢山…

 

2010/10/24

 曇り空の今朝の気温は14℃、少し温かさが戻りました。めじろが今年はまだ来ない…

 

2010/10/23

 ぐずついて布団干しのできない日が続いていましたが、今朝は晴れています。外気温は10℃を下まわって、少し寒い…遅番勤務は今日までで、明日からは4連休…

 空き家が続いている隣の庭に庭師が入って剪定したので、柿の実が見えるようになりました。野鳥が啄ばむ姿がよく見える…我が家の剪定は12月上旬を予定…

 

2010/10/22

 今朝も雨です。奄美に大雨をもたらした巨大台風13号の影響の雨ですが、フィリピンから続いているとはね…

 

2010/10/21

 朝から雨です。昨夜は後の月だったのですが、雲の向こう…

 

2010/10/20

 雨にはなっていませんが、どんよりとした朝です。今日は休みですが、明日からは4週で7日ある遅番勤務の最後の3連続です。それが終わるとしばらくは早番勤務…

 

 K-5が発売されて5日経ちました。購入者の口コミでは高感度性能の評価は良好なようです。来月発売予定の新レンズキットに手を出す圧力が昂進しています。200Kほど必要な資金はどげんするとね…

 

 一昨日の休みに懸案のズーラシアに孫を連れて行きました。都市型の動物園ではなく、サファリ型でもない、中途半端な形態です。希少性はあるのかもしせませんが動物の種類が少なく、2歳8カ月の孫が長い園路を疲れるまで走り回れたのだけが収穫…

 

2010/10/13

 昨日に引き続き、明け方に雨です。おかげで蒸し暑い一日になりそう…

 今日まで遅番なので、朝はまったりです。最近オークションに参加するも、この1カ月は成果皆無…

 

2010/10/11

 今日は移動性の体育の日です。東京オリンピック開会日が起源である10月10日が体育の日だったときには晴れの特異日でしたが、今年はその日は雨で明けました。その代わり、今日は快晴の朝です。特異日も移動性に付き合ったのかな…

 変則勤務の職場なので、昨日も今日も出勤です。しかも、今日から3日間は遅番勤務…

 

2010/10/9

 どんより曇った朝でしたが、8時前に降り出しました。今日は強く降るところもありそう…

 金木犀が散り始めました。隣の柿も色付き始めて、秋は駆け足…

 

2010/10/8

 安定した天気が続きます。でも、これも今日までで、明日は気圧の谷に入りそうです。今週は今日と明日が休みなので、雨だとまったり…

 

2010/10/7

 どうしたことか、PENTAXは10月下旬に発売としていたK-5の発売を、10月15日にすると今日発表しました。発売を前倒しにするというのはあまり例が無く、予約の集まり具合が悪いのではないかと危惧してしまいます。かく言う亭主も、まだ予約を決めかねているところ…

 

2010/10/5

 今朝も曇天です。気温は高め…

 瓢湖に白鳥が飛来したとのことです。これは例年より早いそうで、やはり冬が早く来る前兆か…

 

2010/10/4

 朝の予報では激しい降りがあるとのことでしたが、朝の小雨だけで本格的な雨にはなりませんでした。

 夏の猛暑の影響で、金木犀が遅れるかと思っていたのですが、律義に例年並みに開花しました。芳香が近所を覆っています。冬の到来が早いのかも…

 

2010/10/3

 昨日は朝の暗い曇りの割に日中は晴れましたが、今朝は薄曇りでも、日中崩れてくる予報です。さて、どうなりますことか…

 

 昨日の秋葉原イベントは、K-7のときとは違って、あまり多くの人出がなかったようです。皆まだK-7で満腹で、外形がほとんど変わらない新型K-5に対する興味が高まらないせいなのでしょう。K-7のときのような事前のじらし情報期間も無く、フォトキナ前日の唐突な発表ということで、盛り上がりも不足しているのでしょう。これなら、発売前の予約は必要が無さそう…

 

2010/10/2

 今日明日は、4週ぶりの土日休みです。秋雨前線が下がり切らないのでどんよりモードの朝です。孫が滞在しているので、お相手で忙しい…

 

 フォトキナでのK-5の評価が高かったようです。今日明日は秋葉原でイベントですが、その様子で予約を考えることにしています。新レンズとセットを考えているので、発売は来月予定ですし、K-7と外形がほとんど同じという点で積極的になれないのかもしれません。K20Dをパスした心理と同じか…スペックが著しく向上しているのですが、亭主がほとんど使わない部分なので、バネが利き難いのかも…

 

2010/10/1

 今日から10月です。10日前までの暑さが嘘のように涼しい日々になりました。遅れていた彼岸花も咲き、秋はようやく本番です。金木犀はどれぐらい遅れるのかな…

 

 PENTAXの秋の新製品群は、本当にすべて予告通りに発売されるのでしょうか。そうだとすると、その体力も随分と向上したものです。海外工場の能力が安定・発展しているということでしょうか…支那にしないでよかった…

 

2010/9/29

 26日から昨日まで車で金沢へ行ってきました。方々に自動車専用道が出来ているので随分と短時間で行けます。1日目は金沢城のすぐ隣の宿を取ったので、午後は城と兼六園をゆっくりと見物できました。

 2日目一昨日は朝一で近江町市場を見て、その広さに驚きました。築地場外市場に近い広がりで、テレビなどでの映像で得ていたイメージとは全く別なものでした。ズワイ蟹を発泡スチロール箱単位で売っている店が多く、それらはおそらくロシアからのもの…一日中茶屋街など城の周囲や金沢港近辺の著名な観光スポットを徒歩や車で盛りだくさんに梯子して、泊まりは郊外の湯湧温泉へ…昼に入った港近くの「宝生寿司」は、古い大きな商家を利用した店の雰囲気や味が、価格を含めてお勧めです。湯湧温泉には金沢江戸村が出来ていて、金沢地方の商家や農家、本陣などの建物が集積移築されているので、新たな観光スポットになりそう…

 昨日は山越えして白川郷に出て、折から行っていたイベントのスタンプラリー賞品で、土地の新米を家族全員の合計約九合貰いました。今朝早速炊いて味わったその美味さに感動です。粒の大きさと白い未熟米がほとんど無いことから1等米であることは見ただけで分かりましたが、米の味にだけはうるさい亭主には、一嚙みでその素晴らしさが分かる上物でした。賞品に使うだけのことはあるようで…

 肝心の白川郷自体は、去年訪れた五箇山に比べて随分と俗化していたので、少し幻滅…

 

2010/9/24

 昨日は雨が降り出して急激に気温が下がりました。間歇的に激しく降る雨は、まさに季節を分けるものとなりました。今朝は10℃台にまで下がっていて肌寒い…

 暑さ寒さも彼岸までという諺を駆け込みですが律義に守ったという季節の変化なのですが、彼岸花はまだ咲かず、中秋の名月に栗も薄も間に合わなかった…

 

 PETNTAXのデジタル一眼レフはユーザーインターフェイスが優れているところに特長があります。その使い易いインターフェイスをより使いやすくするのがカスタマイズ機能ですが、K-5ではボタンの機能をよりカスタマイズできるようにしてきました。使い勝手というものは人によって様々ですから、お仕着せではなく各自の好みに合わせて変えられるということは、手に馴染む機材にする上で非常に有効なことです。この方向性は、これからもより一層追及されて行くのでしょうね…

 

2010/9/23

 今日から急激に気温が下がるという予報でしたが、朝はまだ以前のままです。雨が降ってこないと駄目なのかな…

 

 フォトキナでは、各社とも新製品や試作品の発表を行っています。それを見ると、これからのトレンドというものも、ある程度見通せる感じです。EVFは奔流となってカメラを変えて行きそうです。これの性能向上からは目が離せない…

 PENTAXの新製品K-5はミラーを秒7回も作動させる機構を備えてきました。これはK-7のときから既にその性能があったようです。撮像センサーからの読み出し速度など他の要素で秒7コマが実現していなかっただけということのようです。ミラー作動の機械的制約を離れたSONYが秒10コマを実現していることから、新規採用の撮像センサーはまだ読み出し速度に余裕があるということでしょう。機械的作動を更に速くする方向に向かうのか、それが問題…

 

2010/9/21

 真夏日の記録に並んだということですが、明日も真夏日になって、記録更新は確実とのことです。げんなり…

 

 PENTAXのK-5が今日日本でも発表されました。9月20日という噂は、フォトキナでの発表がということだったようです。祝日に発表なんてあるのだろうかと懐疑的だったのですが、やはりと納得…

 K-5はK-7の弱点を相当に潰してきたまっとうな進化形のようです。亭主はK-7にまったく不足を感じていた点は無かったのですが、世の中贅沢な御仁はいるもので、あれが駄目、これが不足と不平不満を並べ立てるものだから、生真面目誠実なPENTAX開発陣は、それに対して精一杯の改良を加えてきたということのようです。

 改良点は色々あるようですが、一言で総括すると、カスタムの増進ということに尽きるようです。ボタンやダイヤルの機能カスタマイズを一層推し進めていることや、肝心の画像についてはカスタマイズ選択肢をこれでもかと提供するなど、ユーザーの我儘な好みに応える機能満載です。

 キット用レンズも新作が発表されました。これは11月中旬の発売予定とのことですが、1本だけで済ますという向きにはまったく過不足ない製品に思えます。レンズキットで購入なら単体での購入より約10K安価ですから、これを入手する人が多そうです。亭主の食指もそちらに蠢く…

 

2010/9/20

 少し蒸し暑い朝です。雲も厚く、風も無いので、気温の割に不快です。

 飛び石の休みの週で、土日を働いたので今日は休みです。敬老の日でもありますが、その代休は月末に…

 

 明日から開催のフォトキナに向けて、各社とも新製品の発表が続いています。2年に1度の開催であるそれは、かつてのカメラ王国ドイツで開かれる伝統のカメラショーですから、その注目度に期待しての行動でしょう。特にヨーロッパは高機能な高いカメラが売れていないという現実があるので、その対策もあるのでしょう。

 PENTAXもK-rやコンデジの新型を発表してその対策としています。さらに、K-7の後継機を発表するとの噂も流れていて、かなり信憑性のある情報も漏れだしています。K-5と表示された機体写真や仕様の載ったリーフレットの画像が流布されていますが、それを信じるとすると、これは撮像センサーの載せ替えを目的としたマイナーチェンジというもののようです。K10Dの後継機であるK20Dのときと同様な手法ということでしょうか…

 そのK10DからK20Dへの変更の時は、撮像センサーをCCDからCMOSへと載せ替えて、新たに得られた特性によって可能になった機能を追加したのですが、今回の変更は、センサーの供給先を変更することによって得られる高感度性能や読み出し速度の向上に関連の機能追加ということのようで、機体そのものの変更は小幅となっているようです。中身は大きく違うのに外見はほぼ同じというこの機種変更の方法が、果たして商売的に良いことなのかどうか、いささか疑問…

 K-7の革新的コンセプトはNikonの方向性に大きな影響を与えたようで、その新製品D7000は、基本的な方向性をK-7と近いものにしています。他者の長所を見習い、それを凌駕しようと工夫することが日本の技術向上における伝統ですから、それはまったく正しい姿勢です。

 歴史的に見ると、Nikonという企業は、革新という手法をほとんど取ってこなかったというふうに見えます。常に既存技術の刷新、ブラッシュアップという手堅い手法で今の地位を築いているのだと…まさに日本技術発達史の典型のような企業であると考えます。

 

2010/9/17

 冷涼な朝です。夜具を厚くしたい夜でした。でも、日中晴れると暑さが戻るのだとか…

 

2010/9/16

 激しい雨音で明けた涼しい朝です。大雨洪水警報も出ています。いよいよ秋雨前線が下がってきました。今日は夏日にもならない予報です。でも、明日からまた暑さが戻ってくる予報です。週末はまた真夏日になるかな…

 

2010/9/15

 涼しい朝がようやく来ました。昨夜はエアコンを使わないで済みました。およそ2ヵ月ぶり…

 今日は2ヵ月ぶりの通院です。遅番勤務なので、病院から直接通勤…

 

2010/9/13

 熱帯夜が戻っている朝です。曇り空で湿気も高い…

 待望の秋雨前線は山陰、北陸から東北に横たわって活動しています。これの北には冷たく乾いた空気がありますから、前線が下がらないと秋は来ない…

 

 K-7の後継機または上級機の発売が11月中旬ではないかとの観測を昨日書きましたが、よく考えると、9月9日に発表された12色単焦点レンズの発売時期が11月中旬であることを考慮すると、同じ時期になることはないのではと思えてきました。レンズの生産はカメラとは別の場所(国)なので直接の影響は少ないのでしょうが、他の流通・営業部門の方が錯綜しそうです。さらに、K-r発売の1カ月後に別の新製品を発売するように同じ工場で作るということは、PENTAXの体力を考えると、かなり無理なことなのではと考えてしまいます。少なくとも数カ月は開けないと…このように考えると、発表はフォトキナ前に行われたとしても、発売は来年春になるという方が現実的に思えます。これがもし年末商戦に間に合う11月中に発売になるようなら、それこそ別の意味で驚きです。それはセブ島工場の生産能力が質量ともに著しく高いということですから…

 

 K-5と表示された写真がリーク情報の中には含まれています。奇数の減数がより上のクラスを示すものとして使われた過去がありますから、蓋然性は否定しないのですが、PENTAXの場合、それが確たる方針であると看做せるほど例があるわけではありません。ZシリーズとMZシリーズぐらいですから…

 カメラのシリーズ名ついでに、PENTAXが機種名として過去に用いたアルファベットを検証すると、使われた時系列順に並べると、K、S、P、F、E、M、X、L、Z、I、T、D、Rというものになります。このうち、Fを用いた機種は、意欲作ではあったがどれもあまり成功しなかったという因縁があります。ですから、これを使うことは、過去にまったく頓着しない人が命名権を得ないかぎり無いでしょう。逆に大きく成功したのは、K、S、P、E、M、X、L、Z、Dということになります。

 rという文字は初めて使う文字です。ギリシャ文字のガンマ(3)に近い形状なので、「K-アルファベット小文字」シリーズの3世代目という意味を持たせたのかもしれません。穿ち過ぎかな…

 

2010/9/12

 遅番勤務の朝なので、まったりです。それにしても、ぶり返した暑さが体にこたえます。特に日盛りの通勤は…

 

 K-7の後継機または上級機とおぼしき新製品のリーク情報が飛び交っています。この手の前情報のすべてが真実とは限りませんが、概ねという範疇では真相を反映しているのが過去の事例から推測されます。

 そんな目で見ると、外形寸法がほぼ同一、つまりマグネシュウムボディ部分はK-7と共通である可能性が高いということは、金型など生産設備の償却という点から肯ける選択です。その外殻の中に何を詰め込むかという選択なのでしょう。K-7発表時に、長く使えるということをコンセプトとしているとの話もメーカー幹部発言で出てましたし…また、バッテリーグリップを更新しなくてもよいというリピート・ユーザーへの訴求にもなりますし…

 1年半で新型を出さざるを得ない必要性として、機能更新の続く撮像センサーの問題があったのでしょう。高感度の画質に差がありすぎると、商品としての競争力という点で厳しくなるとの認識なのかもしれません。また、懸案であるAF速度の改善も商品力の強化に必要との判断も…

 今月中に発表されるのかもしれませんが、発売は11月の中旬になると思われます。ボーナス商戦やクリスマス商戦に遅れては、大きな商機を逸してしまいますから…

 採用を噂されている撮像センサーは、基準感度がISO200のようです。大口径開放の狭い被写界深度や低速シャッターを必要とする絵作りを常態としている人には厳しい感度でしょうが、そんな人はNDフィルターを常用すれば解決するのですから、あまり大きな障害ではないでしょう。高感度と高速読み出しが売り物のようですから、そのメリットを生かすという選択なのでしょう。

 K-7では実現しなかったリモート・アシスタントですが、645Dを含めて実現して欲しい付加価値です。赤外線通信機能をK-rで搭載して来ましたから、それを利用したものなどが期待されます。GPS機能の外付けオプションもあるかもしれません。自前衛星打ち上げも成功したことですし…

 

2010/9/11

 晴れて暑くなりそうな朝です。また猛暑が戻ってくるのかもしれません。うんざり…

 

 亭主はPENTAX以外の機材については、特に交換レンズについてはほとんど手にしたことがなく、他社の製品のクオリティについて無知なのですが、先日Minoltaのベローズ装置を何点か入手してKマウントカメラで使えるように改造しました。それで、その マウントに取り付けるための交換レンズを一つぐらいは入手するかという気になり、「Extension TubeU」と込みで「MC ROKKOR-PF 1:1.7 55o」という品を、わずか0.5Kという価格で入手してしまいました。このレンズは、1966年に発売されたTTL開放測光Minolta SR-T101のために作られたMCレンズで、PENTAXのSuper Takumarとほぼ同世代ということになります。 フィルター径が52oで、絞り環がメッキという外観上の特長があります。

 Minoltaの交換レンズは、絞り環とピント環の回転方向がPENTAXとは まったく逆なので、操作に戸惑います。作りは全体に角が立ったもので、かっちりとした印象です。後年これが50o化された後はブラ鏡胴となって、相当にチープになります。

 亭主が入手した品はカビがあるとの触れ込みでしたが、確かに後群の内外にカビが繁茂しています。見る限りでは、洗えば落ちそうなタイプなので、分解整備で解決しそうです。 カビ発生の原因である革ケースに入っていることと、手ずれなどはほとんど無いので、あまり使われなかった品のようです。

 また、絞りの作動に粘りがあります。でも、 見える限りでは羽根自体に油が回っているというのではなく、Super Takumarにもよくあるリンクの潤滑不良だと思われます。 おそらく革ケースの中に40年近く仕舞いっ放しなのでしょうから、油切れして当然です。

 鏡胴の構造については無知なので、慎重に分解しようと思っていますが、少し調べた限りでは、絞りリンクの構造として、開度調整が厄介なようです。その点、PENTAXの方式は分かり易くて 微調整も簡単です。

 この交換レンズのアルミ製キャップはTakumar同様の被せ式なのですが、内側がPENTAXのようにフェルトではなくてプラスチックのインナーなので、保持力の調整が困難です。 生産はし易かったのでしょうが、要求される機能としては今一です。落として無くした人が多かったことが想像できます。

 このレンズ、PFということで5群6枚構成の変形ダブルガウスです。Super Takumar 55o/F1.8と同様な4群目が貼り合せというレンズ構成になっています。MinortaのSRマウントはマウント外で絞り環情報を伝達する方式でしたから、絞り環に信号突起が付いています。この仕組みはTopconの特許を買ったとのことです。このマウント外での信号方式が 後年SRマウントを諦めさせる理由の一つだったと推測できます。PENTAXのKマウントがマウント内ですべての信号の遣り取りを行うことの優越性を認めたからなの かもしれません。また、口径が不足していたことでF1:1.2の成立がトリッキーになっていたことも大きいのでしょう。

 Rokkorの標準レンズは、中心部解像力という点では、他社のそれより優れていたようです。各種の比較検査ではそのようなデータが残っています。でも、周辺部は他社並みか、それ以下です。でも、APS-CフォーマットやM4/3で使うのなら優秀な中心部を使うのですから、利用価値は高いということになります。しかし、SRマウントはフランジパックが2oも短いので、M42マウント化は無理ですね…

 

2010/9/10

 雲が厚くて暗い朝です。おかげで熱帯夜からは2日続きの脱出です。明日からはまた猛暑の山が戻ってくるとの予報ですが…

 今日、明日はお休みです。そのあとは遅番勤務の5連続…

 

 昨日PENTAXが発表した製品群は、キーワードとしてはカスタマイズということのようです。この方向性はミラーレス機にマウントアダプターや革ジャケットなどで行うカスタマイズ潮流と平行する流れだと思います。他と違う物、自分の感性に合うものというコンセプトは受け入れられるものでしょう。ただし、そのコストが収益を圧迫しなければですが…

 ホットシューにミニチュアK-rを取り付けるというアイディアは、携帯ストラップと等質のマインドでしょう。普段は使わないものですから、それを差別化に使うというのは有効な手段かと…

 

 K-7の後継機ないしは上級機が近く発表されるという噂が真実だとすると、その中身は、昨日発表された「K-r」の内容からすれば、ある程度の推測がつきます。他社も採用している1600万画素の高感度・高速読み出しCMOSセンサー、AFシステムは当然光学系一新の「SAFOX \」であり、ボトルネックだったCMOSセンサーの読み出し速度改善により連写は秒7コマ以上、他社を寄せ付けぬ定評の画像処理としてカスタムイメージに「銀残し」を新規搭載し、高速赤外線通信機能搭載というところでしょうか。これを利用して懸案のリモートアシスタントも対応させるかもしれません。GPSも搭載するか、外付けでオプション化するかも…

 得意の色展開については、銀と金など黒色部品と親和性の高い色を注文生産という形で設定するかもしれません。少なくとも銀は設定してほしい…

 

2010/9/9

 今日PENTAXから発表されたのは、コンデジ3機種と、一眼レフでは「K-r」でした。K-xの後継なのですが、暫く併売するようです。

 それで、肝心のK-rですが、K-xより若干大きく重くなっていて、解像度は同等ながら感度がUPしているなど、かなり大幅な更新が図られています。特に、カスタムイメージに「銀残し」というものを新設してきました。これは「ほのか」がハイキーなのに対してローキーなつくりになっているようです。このカスタムイメージを盛り込んだ「PDCU4」はバージョンアップがされること必定…これをK-7にファームアップで搭載するかは疑問ですが、645Dには載せるでしょう。

 電源がとうとうリチウムイオン充電池になったのですが、単三電池を選択する道も残したというところがPENTAXの真骨頂でしょう。やれることは出し惜しみしないというのが好ましい…

 今日はK-7の後継機は発表されなかったのですが、9月20日という噂も流布されていることから、それなのかも…

 

2010/9/8

 台風のおかげで真夏日から開放されました。久しぶりのまとまった雨で、枯れかかっていた街路樹なども一息ついたことでしょう。それにしても変なコースを辿ったもので、福井県に上陸したのは観測史上初なのだとか…よく出口にはなっても、入口が初とはね…風が吹かなくて、各地に雨だけをもたらしたということですから、宝のような台風でした。

 

 明日の午後、PENTAXは何点かの新製品についての発表をするそうです。さて、中身はどうなるのかな…

 

 夜9時の時点ですでに23℃です。今夜は熱帯夜からも脱出…

 

2010/9/5

 半月ぶりの曇りの朝です。でも雨にはならなそう…

 一昨日の朝、巻雲が流れていたので数日後には天気が崩れると期待していたのですが、熱帯夜は相変わらず続いています。熱の坩堝から抜け出ることができない感じ…

 

 先日入手したMinolta BellowsVのKマウント化が完了しました。タップでのネジ切りを含む工作なので、なかなか億劫で手が出なかったのですが、やってみれば、これは簡単…

 

2010/9/2

 昨日気象庁が今年の夏は観測開始以来の異常な暑さだったことを発表しました。特に朝からの暑さは異常の極みです。北朝鮮に向かう台風が北に偏った偏西風を引き戻してくれないかな…

 

 今日もしっかりと暑い一日でした。まだ涼しくなる希望はありません。柏崎や福島の原子力発電所が止まっていたら、どのようになっていたことか…

 また手出しを始めているネットオークションは、夏枯れ状態で成果があまりありません。網にかかるのは外道ばかりです。確固たる信念で臨まねばならぬと言い聞かせつつ、競り合いは程々にしていますから、ほとんど全敗…

 

2010/9/1

 9月になりましたが、熱帯夜は続いています。この異常な夏がこれからは平常になるのか…

 

2010/8/28

 今日の出勤は特に暑い感じでした。夏バテが進行しているのかも…

 明日、明後日は休みです。孫が遠征して来る予定でしたが、手違いでキャンセルになりました。やれやれ…

 

2010/8/27

 今日と明日は遅番勤務です。日盛りになってからの出勤は、この猛暑だとげんなりです。帰りが涼しいのが救いか…

 

 SRマウント用リバースリングUと組み合わせるSマウントリバースリングライトホルダーは、52-55ステップアップリングで作らねばなりません。SRマウント用リバースリングUのフィルター雄ネジが55oだからです。ミノルタとかキャノンとかコニカの標準フィルターは55oでしたから…純正Sマウントオート接写リングの在庫を増やしたので、この改造用資材に困ることはありません。

 

 焦点距離105o前後の大判カメラ用レンズ入手を模索しています。カメラ側をKマウント化したマミヤ645Nベローズに取り付けるためです。あまり古くないニッコールかフジノンあたりで、後玉径があまり大口径でないものをと思っています。引伸ばしレンズと写りがどのように違うのか、それも興味の一つです。

 

2010/8/26

 熱帯夜の明けた朝です。記録の更新は月末まで続きそうな情勢です。秋雨前線の南下を待つしかない…

 

 SRマウント用リバースリングUが手元に来たので、これと自作のSマウントリバースリングライトホルダーを組み合わせることで、TakumarなどのM42マウントレンズ群をKマウントに改造したミノルタのBellowsVで正向きで使えるようにできます。残念ながら最短光路が46oもあるので、BELLOWS TAKUMAR 100oを無限遠まで使うのは無理ですが…

 

 今日は一段と暑く、夜9時を過ぎてもまだ気温は30℃以上です。湿度も高く、不快千万…

 

2010/8/24

 今朝も暑い朝です。この異常な暑さは9月まで続くようです。皆まだ秋物衣料のことなど考えたくもないようで、それを並べたショッピングモールの衣料店は閑散としていました。懐も閑散なのかも…

 今日は旧暦盂蘭盆会の中日です。従って今夜は満月です。初秋の月ですが、清涼感は無いのかも…

 

   地の熱り冷ましあれかし盆の月   雌山

 

 盆踊りというのは、夜が明るい満月に行われるから夜通しの踊りになるのです。月の運行と結びついた夜の行事だったのです。踊りの場に提灯などの照明は不要だったことでしょう。地に人の影が出来るほどの明るさですから…

 昔から行われ続けてきた行事の内、七夕や盂蘭盆会など夜の行事を含むものは、陰暦で行うべきだと亭主は主張します。月の運行と結びついた合理性があるからです。それから離れては、その行事の真の姿が失われてしまいます。

 

2010/8/23

 今日は処暑です。でも、暑さはまったく衰える兆しもありません。快晴の朝です。今日も炎暑は続きそう…

 今日と明日はお休みです。猛烈な紫外線を浴びて出歩く愚は避けて、工作三昧などといたしますか…

 

   おさまりを付けそこないの処暑の朝   雌山

 

 Nikonのリバースアダプター「BR-2A」を入手したので、亭主所蔵のベローズ群の旗艦的存在であるマミヤ645Nベローズのカメラマウント金具を52o対応のものに換装することにしました。そうすれば、PENTAXでもNikonでも、リバースアダプターを入れ替えるだけで共用が可能に…

 

 今日も猛烈な暑さでした。近所のショッピングモールを梯子して、収穫は安かった種無し巨峰が甘かったこと

 48oフィルターというのを幾つか入手しました。このごろは該当するレンズは皆無ですが、枠の外径がちょうど50oなので、改造用部材として役立つかも…

 

2010/8/22

 日曜ですが出勤の朝です。少し涼し目ですが、熱帯夜であることには変わりません。今日も真夏日になること必定の晴れた空です。うんざりの暑さは何時まで続くのか…

 明日、明後日とお休みです。ミノルタのBellowsV、マウント改造に挑戦するとしますか…SRリバースリングも入手したことだし…

 

2010/8/20

 今朝も曇りで、気温は昨日よりも下がっています。北の高気圧に太平洋高気圧が押されているせいです。この調子で秋に向かってほしいのですが、明日からはまた暑さに向かいそう…

 今日は休みですが土日は早番勤務です。4週に1度はこのパターン…

 

 安かったので古い白黒用48oフィルターを少し入手しました。これを使うレンズ(古いTakumarなど)は所持していないのですが、ガラスを外した枠がマウント等の改造に役立つかも知れないので…改造にはこの普段の用意が大事…

 今はフィルターサイズの雌雄リングが八仙堂から購入できるようになったのですが、それだと単価が0.5Kなので、0.3K以下で入手出来ることがほとんどの古フィルターの方が安価です。数枚同時入手なら送料等を入れてもね…

 八仙堂ではそのほかに雌雌リングとか雄雄リングも販売していて、これらは改造などに役立ちます。これまではケンコーが52oのものだけを販売していて、標準レンズをクローズアップレンズとして使うときなど、52o同士でないとステップリングを同時使用しなければならなかったのですが、これからは49o同士なども単独で使えるようになりました。

 

 午後にミノルタのBellowsVが届いて、早速Kマウントへの改造方法を探りました。カメラ側のSRマウント金具を外すと、そのあとにジャンクレンズなどから外したマウント金具がぴったりと被さります。いつもの接着法では面接着だけになって強度的に心許無いので、マウント面にある5個穴を利用してネジ穴を切り、本格的にビスで止める方法にすることにしました。そうすると始めからKマウントカメラ用に製造しているような仕上がりになります。

 このベローズ装置は縦横切り替えができない固定マウントなので、マウント改造の自由度が低くなっています。本格的な改造向きと言えるかも…

 程度は極上で、ほとんど使用されていないようです。蛇腹は手で触れたらしい箇所に数か所カビが出ていましたが、無水エタノールできれいになりました。フォーカスダイヤルの動きが軽いので、操作性は良さそうです。それが右側なのが難点ですが…

 不良在庫だったらしい新品の46oと43oのフィルターも届きました。合わせて7個です。どれも簡単にガラスが外せる枠です。ガラスはスカイライトなので、今は買う人がいないのかも…

 46oのフィルター枠はとても役立つサイズです。オートベローズのカメラ側マウント改造には必需品です。

 

2010/8/19

 曇り空の朝です。少し気温は下がっているようです。日中も猛暑にはならないかな…

 今日で遅番勤務は終了です。日盛りに出勤はきつかった…

 

 ニコンのリバースアダプターは「BR-2A」というものですが、廃版になった「BR-2」というものもあるようです。でも、この「BR-2」を電子接点のあるカメラに取り付けると、その電子接点を痛めることがあるそうです。どこが違うのかな…

 ミノルタのBellowsVが手元に来ることになりました。デジタル一眼レフの無いSRマウントのせいか、1Kちょっとという安さです。小改造で現行カメラで使えるようにできるのにね…

 

2010/8/18

 暑さのせいか体調が少し不良です。夏負けかな…

 

 オート接写リングKを使ってKマウントのリバースリングライトホルダーの自作に着手しています。2や3を胴切りにして、中にステップダウンリング58-52を接着する構想です。49oは純正を所持しているので52oです。それならニコンの「BR-2A」と組み合わせることも可能だし…

 46oや43oのフィルターをまとめて入手しました。新品ですが長期在庫品なので単価は0.3K以下です。これらはその枠がマウント改造に役立ちます。特に46oは外径が48oなので、色々と使える…

 

2010/8/16

 8月も後半に入りましたが、暑さの峠はまだ見えてきません。何としたことか…

 遅番の通勤は昼近くなので、その暑さは半端ではありません。たいした用でもないのにこんな日盛りに外出する人の気が知れません。ましてやそれが遊びとなると…

 

 他社製のレンズを使って楽しむという遊びのための道具として、ベローズ装置は手軽なものの一つです。カメラ台座マウントは改造が比較的容易ですから、手持ちカメラ用のマウントに変更すればいいのです。接写や近接撮影に限定されますが、口径やフランジパック値の呪縛からも逃れられますから、比較的自由に遊べます。

 レンズ台座がMinorta SRマウントのベローズ装置を入手したことで、SRマウントのRokkor群に手を出すきっかけができました。ベローズレンズや標準レンズを少し手に入れようかと…

 ベローズで標準レンズを使う場合、等倍以上の接写が主となります。その場合リバースで使った方が画質が良好なので、SRマウントのリバースリングを入手することも課題に…それがあればレンズ銘柄も問わなくなるし…

 

2010/8/15

 今日から遅番勤務の5連続です。猛暑はまだまだ続きそうなので、体調維持に気を引き締めねば…

 

 先日Auto Bellows Kのおまけで入手したMinoltaのSR用Bellowsですが、ようやく蛇腹補修やKマウント化が完成して道具としてのラインナップに加わりました。ライカLマウントの引伸ばしレンズ105oなら無限遠が来ますから、手軽な望遠マクロとして使えそうです。レールを折り畳むと小さくなりますし、畳んだ時に蛇腹が完全にカバーされるので、携帯時に擦れなどの気遣いがありません。カメラバッグの隅に放り込んで置くのに最適…

 この品には千代田光学精工という社名が刻印されていますから、SRが発売された1958年からミノルタカメラと社名変更された1962年までの4年間に作られたものです。半世紀前、亭主が小学生のころに作られたことを思うと、感慨しきり…

 丸レールが根元から折り畳めるなどその構造や使用部品から、小林精機製作所のOEM生産であることが明白です。でも、同時期にPENTAXなど他社が採用している同社折り畳みベローズのBellowscopeより全体に大きく、丸レールが太いなど特別の構造です。少し重いですが、華奢過ぎずに実用的かも…

 レンズ台座に付いていたライカLマウントアダプターは、Bellows Rokkor TC F4/135oのためのもののようです。これはライカLマウントの交換レンズでしたから…

 

2010/8/12

 世の中は盆休みのようで、通勤電車が随分と空いています。いつもこれなら楽なのに…

 

 PENTAXからアンケートメールが来て、K-xの色展開に関する意向調査のようです。新色としてどんな色が希望かと聞かれたので、海老茶か利休鼠と回答しておきました。小豆色でもいいかな…

 

2010/8/11

 台風4号の影響で蒸し暑い朝です。今日は休みなので、久方ぶりに御料車の洗浄などに勤しみとしますか…

 

 ここ半月ほどのネットオークション参加で、マウントなどの改造資材として非常に役立つ純正Sマウントオート接写リングセットを2組入手しました。1組あたりの平均費用は、それぞれの送料などを入れても2Kを少し出るぐらいです。とっても使える便利な品なのにね…

 また、在庫が払拭していた58oフィルターもまとめて入手したので、その枠が改造に使えます。かかった費用は1個300円ほどですから、惜しげなく使える…

 さて、これでしばらくは改造に困ることもないでしょう。

 

 台風4号は対馬海峡を半島沿岸ぎりぎりに通っています。日本海で勢力を回復して、津軽海峡を目指す模様です。強風の吹くコースですから、収穫前の鳥取の梨や秋田、青森の林檎など果樹への被害が心配…

 

2010/8/10

 今朝は熱帯夜が戻りました。日中は真夏日になりそう…同じ気温でも湿度が高そうなので、身体にこたえる…

 

2010/8/9

 未明に激しい雨音がして、朝の通勤時間帯にも小雨、日中も時々驟雨の来る一日でした。おかげで少し涼しい…

 今年の台風は発生が少なく、まだ4号です。この沖縄発生の台風、沿海州付近に滞在している秋雨を呼び寄せるきっかけとなるのか…

 

2010/8/8

 暦では秋に入りましたが、朝夕少し涼しく感じられます。熱帯夜が続いていることは変わらないのですが、湿度が落ちているせいかな…

 

   じわじわと影伸び来たり今朝の秋   雌山

 

 2歳半の孫は、この1年半ほどミニカーにご執心で、まだよく回らない口調でその車種を正確に言い当てます。遠征して来るたびにその伯父から2、3台ずつ新規車種もらっているので、コレクションは増殖中…

 

2010/8/7

 今日から秋です。太平洋高気圧が居座っているので、猛暑はまだしばらくは去りそうにありませんが…

 

   秋暑し甍の波に陽を入れて   雌山

   昨日より1℃涼しい今朝の秋   雌山

 

 その枠がベローズ装置などのマウント改造に役立つ古フィルターですが、58oが在庫切れです。少し調達するかな…

 

2010/8/6

 今日で夏は終わります。明日からは盆休みの始りのようで、民族大移動によって高速道路は渋滞の予測です。暑さに拍車がかかりそう…

 明日から4週ぶりの土日休みですが、孫が遠征との予告があって、また時間が無い…

 

   葉の色の翳り見てをり秋隣り   雌山

 

2010/8/5

 空が高い朝です。富士が黒々と聳えているのを丹沢越しに見ながら駅に向かいました。夏でそんなに近くに見えるのは本当に稀なことです。太平洋高気圧の中にどっぷりと浸かっているがよくわかる…

 

 マウント改造の資材として色々と役に立つSマウント接写リングセットの確保を目的として暫くぶりでネットオークションに参加したのですが、かねてからの懸案だった「AUTO BELLOWS K」が出品されていたのでそれを入手しました。それで、既に所持している「M」と「A」とどのように違っているのか確認できました。

 「K」と「M」の違いはほとんど無いと思っていたのですが、案に相違してその違いは結構大きく、結論として、3代に渡るKマウントオートベローズの中では「M」が最も優れているのを確信しました。

 でも、入手した個体は新品同様の前期型で、付属部品も揃っています。蛇腹もまったく粘っていません。落札価格も低く、その数日後に終了した別の「AUTO BELLOWS K」が14.5Kであったのに比べて半分以下…おまけにミノルタSR用ベローズも付いて来たというタナボタのような話です。

 ところで、そのおまけで付いていた丸レールが折り畳める構造のミノルタSR用ベローズですが、ライカLマウントレンズ用アダプターが付いているという更なるおまけ付きでした。カメラ台座のマウントをM42に改造すれば、引伸ばしレンズ用ベローズに生まれ変われます。

 ただ、蛇腹の劣化が進んでいて、カバーと擦れた山折り部分が1か所裂けているので、内側からの補強が必要…

 この品も小林精機製作所のOEM生産のようです。レールも少し太く、蛇腹を畳むと全体がカバーされる構造であるなど携帯用として優れている品なので、引伸ばしレンズのためのペースとして有能かも…

 「AUTO BELLOWS K」には後期型が存在することが分かりましたので、それの入手も課題になりました。

 

2010/8/4

 今日は1日出勤の代休です。暑くなりそうな朝です。家に籠ってアダプター作りに勤しむとしますか…

 

2010/8/3

 ミンミンゼミが謳歌する高く晴れた朝です。偏西風が北に移って猛暑が戻ってきましたが、この傾向は月半ばまで続くとの予報です。熱中症には気を付けんと…

 

   朝寝坊しきりに謗る蝉の声   雌山

 

 蝉は種類によって鳴く時間帯が異なります。暑い日中は圧倒的にアブラゼミですが、早朝はミンミンゼミ…

 

 今、M42マウントレンズを使って色々と遊ぶために、その台座製造加工用に純正オート接写リングセットを鋭意収集しています。これの雌マウント部は抜き出せるので、それを使って色々なアダプターが作れます。オートベローズを利用したアオリ撮影装置を作るのにも必要だし…

 でも、この純正のSマウント接写リングは、純正のマウントアダプターKを使ったのでは、K-7など現役のKマウントカメラでは使えないのです。マウント外径がマウントアダプターKの外径より小さいので、取り付けるとガタが出て、光漏れもしてしまうのです。つまり、そのままでは使えない駄目な品なのです。そのせいか、これが非常に安価で入手できています。今のうちに手に入るだけ入れておこうと思っていますが、さて、いかなることになりますやら…

 

2010/8/2

 今日はお休みです。少し厚い雲に覆われている朝ですが、雨が降るほどではないかも…

 

 K-7のファームアップで、カスタムイメージで「リバーサルフィルム」が選択できるようになったのですが、これ、3種類あるシャープネス以外は調整ができないPENTAXお仕着せの設定です。明暗、コントラスト、色調などを弄られると、リバーサル調ではなくなるからというコンセプトなのでしょうが、フィルムの窮屈さを提供するという感じのものでもあり、好ましい考え方です。それが好きな人が選べばいいのだし、その画像が嫌なら使わなければいいのですから…

 一説では富士フイルムのベルビア調であるというこのモード、全般に色味が濃厚になるので、記憶色より綺麗な画像になります。ホワイトバランスの選択肢でCTEを選ぶと、そのメリハリ豊かな画像には嵌まりまっせ…暗部を逆補正する設定なのかも…

 

  じりじりと日暮れをせかす蝉の声   雌山

 

 ようやく夕蝉が姦しくなりました。日の暮れも目に見えて早くなった…

 

2010/8/1

 毎月1日は定例行事があるので、週休日でも出勤です。月末現在の〆も色々とあるので、けっこう忙しい…

 

2010/7/31

 薄い雲に覆われた朝です。7月も今日で終り、暦の上では秋は指呼の間ですが、猛暑はまだ続きそう…

 夏祭り、花火の季節です。金曜、土曜の夜は盆踊りの催される地域も多いことでしょう。やぐらと太鼓と提灯の列…

 

2010/7/30

 今日も雨がちな天気のようです。午後からは回復するとのことですが、気温は真夏日に届かないらしい…

 でも、明日はまた猛暑日に戻るとの予報です。そこからの猛暑はこたえるかも…

 

2010/7/29

 久しぶりにまとまった雨が降りました。台風の雨のような強風と間歇的な驟雨と…

 涼しくて助かったというのが素直な感想です。植え鉢がカラカラだった街路樹にも慈雨だったのでは…

 

2010/7/28

 PENTAXがK-7のファームウェアをアップしました。バージョン1.10になります。645Dで新設されたカスタムイメージの「リバーサルフィルム」を設定できるようにしたのです。その他動画やライブビュー関係、電子水準器の機能 などを増やした内容になっていて、いわゆるバグ取り目的の小アップではなく、バージョンの桁でも分かるように機能増強のためのアップになっています。これがあるからPENTAXのデジタル一眼レフは安心して使えるというものです。既存ユーザーを安易に見捨てない…

 早速ファームアップして、カスタムイメージで「リバーサルフィルム」が選べることを確認しました。

 

2010/7/27

 昨夜は雷雨になりました。稲光は激しかったものの、雷鳴は遠いものばかりでした。そのせいで、少し涼しい朝です。でも、日中は暑くなりそうな空…

 今年は蝉が遅れています。まだ、日中油蝉が遠くでたまにしか鳴きません。はずれ年なのか、遅れているだけなのか…

 

 昨日から孫が滞在していて、ミニカーでの遊びに付き合わされています。床に組立道路を広げて、横断歩道で止まると渡らされます。交通教育になるのかな…

 

2010/7/26

 少し雲に覆われている朝です。ほんの少し涼しくなった感じがします。雌山亭の地域は、昨夜の夕立ちは無かったのですが…

 

 手元の古いカタログにレンズ構成図が載っているので、それを電子データ化しようと思っています。ごく小さなものなので、拡大撮影が必要…

 

2010/7/25

 さしもの太平洋高気圧の勢力が少し衰えて、上空に大陸の寒気が流れてくるようになったようで、午後の雷雨に襲われる地域が増えました。でも、猛暑日の大安売りは依然として続く…

 

 明日から三連休です。家の中でまったりと過ごす予定ですが、このくそ暑い日中に出歩く老人が何と多いことか、連中、熱中症の恐怖に鈍感過ぎる自己中が多すぎ…

 日没が目に見えて早くなりました。最も晩かった時期を1カ月半も過ぎていますから

 

2010/7/24

 相変わらず猛暑が続いています。このような夏は記憶にありません。エアコン環境から出ると殴り付けられるような暑さです。これで心配なのが、来年の春です。山では、杉などが花芽をせっせと生産しているのでは…

 

 ライカの世界は奥深いものがあり、レンズシャッターレンズをライカMマウントに改造する工房があるとのことです。距離計に連動するヘリコイドと絞り装置のある鏡胴にレンズを組み込む改造なのだそうです。改造費は相当にかかるようですが…

 この改造は、レンズごとに新たなライカMマウントレンズに仕立てるというもののようですが、距離計連動レンズシャッターカメラのレンズは、シャッターへのレンズ取付部が規格化されていて互換性が高いので、その互換性を生かしたアダプター形式のものが供給されれば、マイクロ4/3やEマウントのミラーレス一眼での用途が高まるのではないかと思います。バックフォーカスの違いを吸収するために、少し長めのヘリコイドだと便利かも…

 距離計連動レンズシャッターカメラの全盛期に付いていたレンズは45o前後が多かったのですが、これらはEマウントなら70o前後の換算画角で使えることになります。これはいわゆるポートレート画角ですから、超F2.0級の絞り開放が生かせるかもしせません。

 

 今日は遅番、明日は早番と、土日の勤務です。通勤電車が空いているのが取り柄…

 

2010/7/23

 夜中の日付が変わるころ、少し強い雨が降りました。早朝には微弱ながら少し長い揺れの地震も…千葉北東部が震源とのこと…

 

 昨日、PDCU4がバージョンアップされました。6月に発売した645Dに内蔵されているカスタムイメージ「リバーサルフィルム」での現像が可能になったのです。 他の同社機種でも、RAWデータであれば、これで現像出来ます。

 これができるようになることは、今年3月12日のCP+で、田中氏とPENTAXの開発陣との対談ショーの中で出た話でしたから、バージョンアップは近いうちに行われるものと思っていました。それが口を滑らせたという感じで一瞬だったせいか、そのときの聴衆で気付いた人がいなかったのか、この話があったことに、亭主以外にはネットはまったく反応していなかったのですが…

 さっそくインストールすると、カスタムイメージでリバーサルが選択できます。最も濃厚な絵になることを確認…

 このリバーサルというカスタムイメージは、次期機種のどれにも搭載されることは確実です。もしかすると、K-7でも次のバグ取りファームアップのおまけとして使ってくるかも…

 

 昔の距離計連動レンズシャッターカメラに付いていたレンズは、超F2.0の明るいものが多くあります。これらのレンズ構成がどのようなものであったのか、レンズ構成図が見つからないのでよくわかりません。ダブルガウスではない ものもあるのではと思っています。

 当時のカメラ界に価格破壊の混乱をもたらしたことで名高いキャノネットに付いていたのは「SE45oF1.9」ですが、4群5枚という構成とのことですから、「凸(凸凹)絞り凹凸」という配置の元祖クセノターに近いものだったのでしょう。

 同じころ消費者に支持されていたのがコニカS3で、これに付いていたのが「Hexanon47oF1.9」です。5群5枚構成ですから、「凸凸凹絞り凹凸」という、変形ダブルガウスと同じく2群目の貼り合せを引き剥がした変形クセノターとでもいうべきレンズ構成のようです。

 なお、同じコニカでも、1956年に出たコニカ2Aに付いていたのは「Hexanon48oF2.0」 というもので、これは5群6枚構成ですから、変形ダブルガウスであったのでしょう。このレンズはコニカSまで使われました。ちなみに、コニカ2B「Hexar50oF2.8」というのもあって、これは3群4枚ですからテッサーでしょう。

 オリンパスだと35Sシリーズです。これに付いていたのは「G.Zuiko42oF1.8」ですから、7枚構成です。おそらく6群7枚の変形ダブルガウスなのでしょう。他社の後群より随分と厚くなっています。

 オリンパスは枚数しかレンズ名から分からないのですが、ミノルタは群と枚数を表示しているので分かりやすいものになっています。PFなら5群6枚ですから、変形ダブルガウスだろうという具合に…

 これらのレンズは、今は接写でしか使えていないのですが、その画像から見ると、各社同じような明るさ、レンズ構成でも、F5.6程度に絞り込めばどれも破綻は無いものの、絞り開放時の解像力は随分と差があります。それはレンズ性能というものへの企業としてのこだわりの差なのかもしれません。あるいはレンズ開発技術水準の差なのか…

 これらレンズシャッターカメラに付いていたレンズは、どれも前群と後群とに分かれています。それらは絞りを組み込んだシチズンやセイコーなどのレンズシャッターに前後から捻じ込むようになっていて、そのマウント径はどれも同じです。このことから、絞りとヘリコイドを組み込んだマウントアダプターが作られれば、マイクロフォーサーズやSONYのEマウントのミラーレス一眼で使えることになります。その定評のある描写力を愉しむためにも、マウントアダプターの登場を切望するものなり…

 

2010/7/22

 6日連続した遅番勤務も昨日で終わり、今日と明日はお休みです。それにしても猛暑の連続にはまいります。昨日も一昨日も職場の前を救急車のサイレンが何度通過したことか…ほとんどが熱中症患者なのでしょう。

 

 亭主所蔵のMF標準レンズのうち、smc PENTAX M 1:2/50のレンズ構成は5群5枚というものですが、レンズ構成図が入手出来ていないので、その形式が何なのか判断できないでいました。ですが、どうやら「クセノター」 型で間違いないようです。実際に分解してレンズ玉形状を見ると、絞りより前は凸凸凹の「変形ダブルガウス」前群そのものですし、後ろの凹凸は「トポゴン」の後ろ半分と極似した形状をしています。 ですから、「変形クセノター」と言うのが正しいのかも…

 「クセノター」というのはシュナイダーのレンズブランドですが、これは二種類の対称形レンズ構成の一部を組み合わせるという手法でそれぞれの長所を兼ね備えることが出来た例です。歪曲収差の補正が高度に出来て、絞り変化による焦点移動が少ないという、開放でのピント合わせが前提の一眼レフ用レンズとしては優れた特性になっています。解像力を高くすることが可能で、周辺部での低下が少ないという評価のある形式です。

 このsmc PENTAX M 1:2/50という交換レンズは、フィルム時代には軽量気軽なレンズとして旅行のスナップ用になど持ち出したものですが、デジタル一眼になってからは使っていませんでした。Mシリーズの中で最も安価なレンズでしたから、その写りに期待をしていなかったというのがその理由…

 このレンズの長所として、貼り合せ玉を使用していないので、バルサム切れの陥穽に落ちることがありません。経年による劣化が少ないのです。おそらく100年後でも使える状態を維持しているのでしょう…

 

2010/7/20

 炎暑は日増しに酷くなっています。猛暑日となる地域も増えています。遅番勤務が続いているので朝の出勤が難儀…

 

 半世紀以上昔の距離計連動レンズシャッターカメラから取り出したレンズを一眼レフで使うM42マウントのアダプターは、それらのレンズのバックフォーカスが短いために、接写専用としては大分以前に自作しているのですが、これらのレンズを無限遠付近の通常撮影で使いたいという欲求は満たされていません。その欲求を満たす方策としては、フランジパックの短いマイクロ4/3などのミラーレス一眼に取り付けるM42マウントアダプターを自作するか、光学系を付加することでバックフォーカスを延長するかのいずれかがあります。

 Kマウント以外のカメラを入手する構想はまだ熟していないので、現実的なのは光学系を付加する方法です。でも、これはマスターレンズの性能を変容させてしまうものですから、元々のレンズの味を愉しむということにはならないでしょう。でも、改造という愉しみは満足させる…

 バックフォーカスを延ばすという目的のためには、焦点距離を延ばす方法が考えられます。そのためには凹レンズを付加することになりますが、その付加する位置として、マスターレンズの前方と後方の2つが考えられます。後方の場合、付加したレンズの厚みの分だけマスターレンズが前方に出てしまいますから目的と逆方向です。これではよりバックフォーカスを延ばさなければならず、焦点距離もその分長くなって、暗いレンズになってしまいます。これは望ましくないし、実現も不可能に近い…

 でも、前方に凹レンズを置く方法なら、これはレトロフォーカスにするということですから、合成の第二主点が後方に移動するため、バックフォーカスを延ばすことになっても焦点距離の大きな変動は避けられそうです。

 前方に置く凹レンズとしては、それだけで色収差などの補正が完結しているものが望ましいのですが、そのようなものに近いのが2グループ式ズームレンズの前グループです。これを使うことで無限遠が出せるのなら、そのような道具を作るのも課題の一つになります。これは是非ともジャンク広角ズームの入手を目指さねば…

 昨今のインナーフォーカスではない、一昔前の前玉回転繰り出しによるフォーカス方式の2グループ式ズームレンズなら、その前半部を使うことでフォーカスも可能な仕組みを得ることも可能なのではと構想しています。鏡胴は樹脂製でしょうから、切断などの加工も容易であることが予測できます。夏休みの工作としてはお誂え向きかも…

 

2010/7/17

 炎暑の日々が始まりました。数日は雷雨などがあるかもしれませんが、日中の暑さには警戒が必要…

 熱中症は梅雨明けのこの時期に多くなるのだそうです。体が暑さに慣れていないところに急激な高温にさらされるのですから…昨日も、職場前の歩道で老人が倒れた…

 歳を取ると体の水分量が減ります。老人には小まめな水分補給が必要だし、体に悪いと言ってクーラーを忌避する思想は、命にかかわる愚考なり…

 

 交換レンズの前面に取り付ける光学系としては、代表的なものにクローズアップレンズがあります。これの効果は、物をより大きく写せるというものですが、これを言い換えると、画角を狭くするということです。画角を狭くする方法としてはレンズを繰り出すという方法があり、これの目的のためには接写リング、ベローズ装置があるのです。

 つまり、クローズアップレンズは交換レンズを繰り出したのと同じ効果を得るための道具で、光学系にプラス要素を加えることでバックフォーカスを縮小して、近くのものにしかピントが合わなくしているのです。

 クローズアップレンズにはbェ付けられています。これは焦点距離が1メートルの何分の1であるかの分母を示す数字です。3なら焦点距離333o、10なら100oです。無限遠にしたマスターレンズに取り付けたときに、3ならレンズから約30センチのところから手前のものにピントが合うということになります。

 また、交換レンズの前に取り付けるコンバーターには、広角画角にするワイドコンバーターと、望遠画角にするテレコンバーターがあります。どちらも凸レンズと凹レンズを組み合わせたものですが、ワイドコンバーターは前側が凹レンズで後ろ側が凸レンズ、テレコンバーターは前側が凸レンズで後ろ側が凹レンズという構成になっています。凸レンズと凹レンズの屈折力は等しくなっているので、いずれも光軸に平行な入射光を光軸に平行に出すという構造であり、どこにも焦点を結ばないために取り付けるマスターレンズの種類を選ばず、取り付け位置の前後をほとんど問いません。

 凸レンズと凹レンズを組み合わせたダブレットとなっていることから色収差も良好に補正されていて、他の収差もかなり良好に補正されています。しかし、広角レンズに取り付けたときにワイドコンバーターは樽型歪曲収差が目立つものが多いようです。さらに、マスターレンズのイメージサークルを縮小する効果がありますから、もともとのそれが小さいと四隅がケラレる場合があります。

 ワイドコンバーターの中には、前側凹レンズと後ろ側凸レンズを分離できる構造の製品もあり、これは後ろ側凸レンズをクローズアップレンズとして使えます。なかなかのアイデアですね…

 テレとワイドのいずれも倍率は凸レンズと凹レンズの間隔を変化させることで変化します。両者を離すとテレコンバーターは倍率が大きくなり、ワイドコンバーターは小さくなります。つまり、間隔を離すほど望遠度合いと広角度合いが大きくなることになりますが、マスターレンズのイメージサークルがより小さくなるので、自ずと限界はあります。

 

 

2010/7/16

 南関東は昨日が実質的な梅雨明けとなりそうです。前線は北上し、しっかりと太平洋高気圧圏内に入っていますから…

 でも、梅雨前線の活動は依然として活発で、西日本の土砂災害は、まだしばらく警戒が必要…

 今朝の空は完全に夏空です。日中は炎天になりそうです。遅番勤務なので通勤が暑そう…

 

 古いMFレンズを取り出して、これも昔のハンディカム用ワイドコンバーターを取り付けて遊んでいます。そうするとAPS-Cフォーマットカメラでの換算画角が135フォーマット用であるレンズ固有画角と同等になるので、広角レンズがその本来の画角で使えます。取付部が46o径なので、ステップダウンリングを介して取り付けますが、52o径の広角レンズまでが限界です。亭主の所蔵ではA24oF2.8までかな…

 このワイドコンバーター0.7倍は77oという大口径です。樽型の歪曲収差が盛大に出て、四隅の像は外側に向けて大きく流れます。周辺部の色収差も当然あります。そのレンズの焦点距離だと本来の画角がどれくらいであるのかを確認できるという程度にしか使えません。より広い範囲を写したいという場合には有効でしょうし、収差の味を生かした絵を得るという使い方もあるのかも…

 APS-C専用のDAだと、四隅がケラレるものがほとんどです。このワイドコンバーターがイメージサークルを縮小していることがよくわかります。DA40oF2.8Limitedはイメージサークルが大きいのでケラレません。このレンズが135フォーマットカメラでも使えることがよくわかります。

 

2010/7/15

 梅雨前線は活発になっていて、西日本の豪雨は心配です。降雨量が多いと山の斜面の崩壊が危惧されるところですが、表層が滑るだけでなく、深層崩壊というものもあるとのことですから、山国日本は危険がいっぱい…

 今日はお休みですが、明日からは6日連続の遅番勤務です。暑くなってからの出勤は難儀かも…

 

2010/7/14

 梅雨前線が北上気味で、列島の西部は活動が活発のようです。南の海上には台風2号が発生していて、これが梅雨明けの鍵を握っているのかも…今年は台風の発生が少ないので、秋に大型が襲来するのが心配…

 

 今日は2ヵ月ぶりの通院です。高価な新薬の効果なのか検査値は平常値を維持しているものの、それを止めることができないという問題も…

 

2010/7/9

 今年の梅雨は陽性のようで、長雨がしとしとという形にはなりません。降っても短時間で、激しい雷雨が局所的に通過するスコールタイプのようです。梅雨前線が馬蹄形に垂れ下っているのも心配…

 

 PENTAXの次期モデルの噂が流布されるようになりました。645Dの開発に投入していたリソースを振り向けたということかな…

 撮像素子の調達先を巡っての噂が根にあるようで、真偽のほどは計りようもないほどの不確かさという段階と看破…

 

2010/7/4

 この時期今年ほど梅雨らしい年も近年は珍しいかもしれません。多湿で高温気味であることも…

 昼間は晴れるので生活には支障が少ないのですが、この湿気でレンズカビが心配…

 

2010/7/3

 どんよりと曇った朝です。昨夕は激しい雷雨の地域もあったようですが、さて今日は…

 今日まで遅番勤務です。明日から三連休…

 

2010/7/2

 通常の遅番の朝で、蒸し暑いですがまったり気分です。昨夜遅番で帰宅後に書架の隅から埃を払って取り出したのは、40年以上前に読んだロバート・A・ハインラインの「夏への扉」です。読んだという記憶だけで、あらすじも結末もほとんど忘れていたSF小説ですが、縦長でコバが赤く染められた早川SFシリーズの本を開き、福島正実訳の文章を読み始めて、句読点の打ち方のでたらめさに面喰いました。漢字とかなの使い分けにも違和感がありますし、用いる語彙の古さも、咽喉に魚の骨が刺さるような不快さです。こんな文体であったのかと、少し引いてしまいました。

 この本を書架から取りだすきっかけは、この小説を批判するブログを見たからです。こうして読み返してみると、文学作品としては、確かに訳者の用いる文体の瑕疵がその価値を損ねていると言わざるを得ないかもしれません。でも、我慢して半分近くまで読み進めると、その小説としての構成の力が勝ってきて、読み進めるのを止めるために努力が必要になってきます。

 近未来を扱ったSFの限界として、小説の中の設定年代が実際の年代に追い越された時、その設定内容の陳腐さを防ぐことは出来ないのですが、人間のドラマを中心に置いた作品なら、そのSF的な道具立てはファンタジー的に受け入れることで、読み手は合理化できるものです。この小説もその力量を持っていると感じました。

 残りの後半部も、今夜また続けて読むことでしょう。たぶん…

 

2010/7/1

 今日から土曜日まで遅番勤務ですが、今日は月初めなので朝から恒例の仕事があり、早番から遅番までの長時間勤務…

 

2010/6/29

 蒸し暑さの朝です。濃霧に加えて雨も降っているので、皐月闇という季語がぴったりです。孫のずーらしあ初遠征を企画しているのですが、雨が止まないとね…

 

2010/6/28

 雨は止んでいますが、厚い雨雲に覆われた暗い朝です。気温も高く、湿度が高くて、床のべたべた感が不快です。

 今日から三連休です。孫の遠征があるので、時間は取れない…

 

2010/6/26

 このところ梅雨前線は本州中部までしか延びておらず、雨は西日本、それも九州が中心です。関東以北は盛夏の水不足も懸念されます。今日は南の高気圧圏内になって暑くなりそう…

 今日と明日は出勤です。休みが飛び飛びの週は、気分は休まらない…

 

 PENTAXのフォトアルバムが9月いっぱいで閉鎖とのことです。亭主も陣取りだけはしたものの、使っていないのでしょうがないか…

 

2010/6/25

 5日連続の遅番勤務も終り、今日はお休みです。昨日のさっぱりとした大陸製の空気は去って、今日は太平洋の湿った空気に覆われている蒸し暑い朝です。梅雨時の南北鬩ぎ合いの主戦場ということでしょうか…

 

 去年IHI横浜で進水した「DDH(航空駆逐艦?)いせ」は、来年の就役に向けて艤装中ですが、横須賀艦隊の旗艦は同型1番艦の「ひゅうが」です。この2隻の護衛艦は、排水トンで見れば優に重巡洋艦を凌駕しているので、航空巡洋艦というべきか…

 この最新DDHは、全通平甲板を持つ航空母艦そのものの艦型をしています。大型へり4機の発着が可能な甲板上には大せりを2基設置していて、そのうちの1基は甲板下の格納庫からメインローターを展開したままの搭載機を甲板上に出せる大きさです。将来高性能な垂直離着陸機が実用化されれば、その運用も可能でしょう。次期DDHはエアクッション艇を搭載できるようにしたり、他艦への給油装置を備えたりして、アメリカの強襲揚陸艦と同等以上の機能となるようですから、海の守りは航空機の時代になるということか…

 アメリカのような攻撃型空母は専守防衛の日本には不要ですし、中途半端なコンセプトは、天津やで落ちぶれているソ連製のダメ空母の二の舞です。侵略などの有事ばかりではなく、この国に必然な災害時に緊急救援行動能力の高い強襲揚陸艦というコンセプトが、国の守りということではより日本向きということのようです。他国の災害に際して有効に助力する道具ともなりますし…

 軍備というものは国にとって無駄の最たるものですから、その無駄の担保する範囲がより広角な方が、同じ無駄でもより良い無駄ということでしょうか…

 

 グーグルアースというものによって、世界中のほとんどの部分が上空から見えてしまうことになりました。地表の構造物の詳細が手に取るように見えるのです。雌山亭の御料車もくっきりと写っています。撮影時期は先代の御料車のときですが…

 興味のおもむくままに、これで近隣各国の海岸を見て行くと、造船施設が見て取れます。かつて世界一だった日本の造船所は、今世界一の韓国の造船所と比べると、みな小規模です。特に韓国の蔚山にある造船所群は、とても比較にならない大規模さです。これなら量産性では太刀打ちできないでしょう。

 でも、その蔚山のドックの構造が、2隻または4隻の同時建造に向く巨大ドックなのです。この構造のドックは、日本では三菱長崎造船所香焼工場の世界最大ドックぐらいのものですが、蔚山にはそれに近いものが幾つも並んでいるのです。

 これから言えることは、同型船を同時多数受注できるときには、総合的には効率的な造船ができますが、そうではないときには小回りが利かないということです。同規格大量生産の時代ではなくなると、この設備の維持が重荷になることも…

 巨大ドックのメリットとして、巨大船の建造が可能であるということがあります。三菱長崎造船所香焼工場のドックは幅が100メートル、長さが1キロ近くありますから、100万トンの船も建造が可能です。アメリカの原子力空母を3隻同時に建造出来る広さです。このドックで出来る最大構造物を4基縦に並べて浮かべれば、3000メートル級滑走路が楽々出来上がる計算です。浮き空港というコンセプトも、あながち夢ではない…

 グーグルアースで北朝鮮の海岸線を舐めて行くと、そのシンプルさに驚嘆します。貧しい国なのだということが明白です。でも、そんな中に、北東部海岸に潜水艦の係留されているのが見えます。こんなものに使う金があったら国民を飢えさせるなよ…

 

2010/6/21

 昨夜も雨になりました。止んでいますが蒸し暑い朝です。この傾向はしばらく続きそう…

 

2010/6/20

 今日から5日間遅番勤務です。昨日もそうでしたが、梅雨時の常として夜になると雨になる傾向があるので、帰宅時に降られると嫌だな…

 

 自作フードにはステップリングが欠かせませんが、ステップリングの寸法と適合する筒の入手がフード作りの決め手です。菓子など食品の容器の中に使える物があります。ペット樹脂製などそのままでは薄すぎて強度が不足するものでも、紙などで積層することで強度を上げることが可能です。紙は濡らすと伸び、乾燥すると縮むので、水性の糊で貼れば一段と丈夫にできます。書道用の和紙がこの目的に最適です。あらかじめ墨染めしておけば透明素材でも遮光できますし…

 ステップリングとの結合部分は積層を増やせば一段と強度を確保できます。太めで長いフードが望遠系レンズには似合うのじやよ…

 

2010/6/19

 フローリングの床が湿気でべたべたとする感覚が不快です。雲が厚くて暗い朝です。7時を過ぎて少し西空が明るくなってきたかな…

 

 フードの自作やカメラ関係の改造に役立つステップリングですが、これまでは現物当たりで使っていてその各部寸法を把握していなかったのですが、ぼちぼちと手持ちの品を計測記録しています。外径と内径は特に重要な要素なので…

 

 ミラーレス一眼は大きな潮流になるのでしょう。PENTAXもその流れに乗るのであれば、同社の伝統からすれば既存交換レンズとの親和性を維持するのでしょう。そのためのマウントアダプターには、自動絞り機能とAF機能は盛り込んでもらいたい…

 

2010/6/17

 非常に蒸し暑い朝です。しばらく忘れていたじっとり感…

 

 亭主の職場では、デジタル一眼レフのユーザーではない連中の中で、SONYとOLYMPUSなどのミラーレス一眼が購入候補として話題に上がっています。それらの軽薄な形状がコンデジからの移行にとって敷居が低いようです。この情勢では、一眼レフ勢も洞ガ峰を決め込んでいるというわけにもいかないのではないかと思うこのごろなり…

 

2010/6/16

 強い雨音で目覚めた朝です。梅雨前線が南岸に張り付き、雨雲が周期的に流れてくる典型的な梅雨の気象配置です。今日は雨ベースの一日になりそう…

 

 今年はうぐいすやほととぎすの鳴き声が耳近くに聞こえます。それら野鳥にとって住み易い環境になったのか、それともそんな環境から追われてしまったのか、それが問題だ…

 

2010/6/15

 朝からよく晴れましたが、夜になって雨…律義な天気…

 

2010/6/14

 いよいよ梅雨入り宣言が出ました。梅雨の雨らしい霧雨で、濡れる雨です。うっとおしい…

 

2010/6/13

 日曜の朝は「特許許可局」と「法華経」の共演です。多分養い親と養子かと…

 曇り空なので、日中は崩れてくるのかもしれません。いよいよですかね…

 

 三脚をいじっていて、自由雲台のクイックベースに付いている水準器の一つが水抜けしているのに気付きました。どこかにぶつけたようです。この部分は脆弱なので、気を付けねば…

 一脚に取り付けているクイックベースには水準器は不要というより邪魔なので取り外してあったのですが、それを交換部品として使うことにしました。取付ボルトの2oアーレンキーがすぐには見つからずに往生しました。これで予備の残りはあと1個…

 以前、新品のクイックベースで開梱したら水抜けしていたものをクレーム交換してもらったこともあったのですが、これがこの製品の弱点であることを痛感しました。水準器は別に用意した方がいいのかも…

 

2010/6/12

 今日、明日は4週に1度の土日休みです。いよいよ空気に湿気感が増してきました。入梅間近…

 

 オートベローズを基幹とした撮影装置のバリエーション構築に気を取られて、その組み合わせを模索しています。ケプラー望遠鏡式とか、顕微鏡とか…

 

2010/6/11

 PENTAXの645Dが発売されます。これに搭載されているカスタムイメージでリバーサルフィルムというモードは、K-7にもファームアップで搭載される可能性があるようです。PDCU4のバージョンアップもありそうだし…

 

2010/6/10

 レンズの作る空中像を撮影する光学系がありますが、それだと超広角のパンフォーカス像を接写拡大した写真が写せます。先端に焦点距離の短いレンズ(マスターレンズ)を置き、その空中の結像面を撮影できる位置に接写レンズ(リレーレンズ)を置くのです。接写レンズの焦点距離も短い方がマスターレンズと近付けられます。この光学系の組立にベローズ装置が使えそう。2基連結すれば成立しそうなので、試みてみるかな…

 

2010/6/8

 特許許可局、天辺駆けたか、と大声が聞こえる朝です。このごろは珍しくなくなったので、鶯の雛がその分だけ生まれなくなったということか…どんよりと曇った朝…

 

   子規近くうぐひす悼むあしたかな   雌山

 

2010/6/7

 別棟にあるBELLOWSの部屋の改修が一応竣工しました。あまり新しい情報は盛り込めていません。初代オートベローズのちょっとした改造ぐらいかな…

 この改造が必要な訳は、あまりにレアケースかも…

 

2010/6/6

 今日から三連休です。BELLOWSの部屋をリホームしようなどと画策中…

 

2010/6/5

 昨夜の雷雨はやんでいますが、曇り空です。今日も午後には雷雨となりそう…

 昨日、今日と遅番勤務で、朝はまったりなのですが、帰宅後のオシゴトがままならない…

 

 最近オートベローズをあれこれと弄り回しているうちに、課題だったことが簡単に解決したので良い気分です。Sマウントの初代オートベローズにKマウントレンズを正向きで装着して、しかも「Bellows100o/F4」で無限遠撮影が可能であるようにするということが出来る方法を発見したのです。

 それは、レンズ逆付けの逆の取り付けということです。逆の逆は正なりという至極あたりまえのことです。逆付けのときのようにレンズ台座と蛇腹端金具の間にレンズを装着するのです。これにより無限遠を出すことが可能となりました。

 レンズ台座裏面にレンズを取り付ける方法として、そこにある55oのフィルター枠を締め付ける装置を利用します。これは通常蛇腹端金具を締め付けているものです。次に、レンズを蛇腹端金具に取り付ける方法ですが、蛇腹端金具には49oフィルター枠を締め付ける装置があります。これを利用して「リバースリングライトホルダーK」を取り付けます。つまり、レンズの前には「52-55ステップアップリング」を捻じ込み、レンズマウントには「リバースリングライトホルダーK」を装着すれば、オートベローズのレンズ台座と蛇腹端金具の間にKマウントレンズが正向きに装着できるという次第です。

 亭主はKマウントのオートベローズも所有しているので、このような使い方をする必要はまったくないのですが、世の中にはSマウントのオートベローズしか所有していない人も多いと思われるので、その人たちに役に立つならばということで、この情報を公開しました。オートベローズは工夫次第で色々と違った使い方が出来るミラクルな存在であることを認識してもらいたいということもあったりして…

 その工夫の一例として、これは焦点距離がより短い引伸ばしレンズを無限遠で使えるようにするために使えるテクニックです。蛇腹内にL39マウントをオフセットさせる取り付けを可能に出来るのです。また、他社のマウントのレンズを正向きで使えるように出来たりして、互換性をさらに向上させる道が開けるのです。

 「リバースリングライトホルダーK」は、今は絶版になったアクセサリーです。リングライトストロボの新製品も出されていることですし、このような改造のパーツとしてとても役に立つ存在ですから、再版を強く希望するものです。

 ところで、話は少しずれますが、DAなど絞り環の省略されたレンズの場合、リバースアダプターで逆付けすると最小絞りになってしまいます。この問題を解決するために、絞り込みレバーを操作する涙ぐましい工夫がされているのですが、このための絶好のアイテムが市販されています。それは宮本製作所(レイコール)のマウントアダプターで、マイクロ4/3用のものです。これには絞り環が設けてあり、それで絞りを設定できるのです。SONY E用も近日中に上梓されるようです。これも接写用アイテムとして入手すべきものの一つに…

 

 オートベローズ関係の課題として残っているものの一つは、カメラ台座背面にKマウントレンズを取り付けることです。M42マウントレンズや引伸ばしレンズの取り付けは、既にその対策部材を得ているのですが…

 素材の候補の一つは、上記「リバースリングライトホルダーK」を使うというものなのですが、それと組み合わせる部材が入手困難なのです。外径が48oで49oフィルター雌ネジに取り付けることのできるものという条件なので、なかなか成立が難しい…この場合は、結局、旋盤で挽いてもらうのが一番なのかも

 候補のもう一つは、接写リング1を使うということです。雄マウント側を外し、そこに外径48oのパイプを取り付けるという構想です。そのパイプは46oフィルター枠を2個重ねることで成立が可能ですが、このサイズのフィルター在庫がありません。あまり使われていなかったサイズなので、中古の入手も困難です。新品の調達ではコストがかかりすぎるし…

 最も安直なのがレンズマウントキャップの加工なのですが、これもやはり外径48oパイプの調達が関門です。それさえ入手出来ればね…

 

2010/6/3

 少し気温が上がって来た朝です。良く晴れているので、日中は昨日以上になるかも…今日は早番勤務で、明日、明後日は遅番勤務…

 

 アメリカの大きなカメラショーであるPMAは、これまで2月前後の時期に行われてきましたが、来年は9月に移るようです。クリスマス商戦の直前に行う方が効果的との判断なのでしょうか…隔年開催であるドイツのフォトキナの開催時期と近くなるのも計算の一部かな…今年から始まった日本のCP+の行方にも影響がありそう…

 

2010/6/2

 6月になっても冷涼な朝が続いています。晴れているので日中は温度が上がるようになりましたが…

 

 PENTAXのオートベローズは、Sマウント時代のものとKマウントになってからのものの2種類があります。両者の大きな違いは、前後のマウント関係以外としては、蛇腹とレンズ台座とを取り付ける部分です。Sマウントのものはレンズ台座側にあるつまみネジで蛇腹端金具を締め付ける方法ですが、Kマウントのものは蛇腹端金具にあるつまみネジでレンズ台座にねじ込まれている49→50ステップアップリングを締め付ける方法です。レンズ台座は裏返すこともできることからレンズのリバース取付けができて、その時はレンズ先端を蛇腹端金具のつまみネジで締め付ける方式になっています。この部分はSマウントは49mm用であり、Kマウントは52mm用なのです。

 Sマウントのもののレンズ台座背面にあるつまみネジで締め付けることが出来るものは55mmフィルター枠です。つまり、55→52ステップダウンリングを締め付けることができるので、これを用意しておくと、この部分に様々なアクセサリーを取り付けることが出来るということです。 なお、55→49ステップダウンリングは自動絞り機構と干渉するので使えません。

 Kマウントのもののレンズ台座背面にはつまみネジによる締付け装置が無く、蛇腹との結合は蛇腹端金具にある締め付けネジで行うので、この部分は「49→52ステップアップリング」となっています。締め付け装置を一つ省いてコストを圧縮しているのでしょう。マウント部分が複雑になってコストが上がった分を少しでも取り戻す努力なのかもしれません。このことで直接の機能低下にはなっていませんが、改造アイテムとしては応用範囲が縮小しています。

 なお、Kマウントのものがレンズ台座後面を「49→52ステップアップリング」としているのは、PENTAXの細心さの表れだと亭主は高く評価しています。Kマウントになって標準フィルターが52mmとしましたが、従前のTakumarをマウントアダプターK併用で使うことに配慮したのです。それの標準フィルターは49mmですから、それを使用する場合は「49→52ステップアップリング」を外してレンズ先端に捻じ込むことでリバース取り付けが出来るのです。ユーザーはあらためて「49→52ステップアップリング」を購入する必要がありません。これがユーザーフレンドリーと言わずして何と言えばいいのか…

 笑い話として、中古のオートベローズAを購入した人が、標準フィルターが49mmであるMシリーズレンズをリバースで使用するために「49→52ステップアップリング」を購入したということをブログに書き込んでいました。おそらく取説が付いていなかったのでしょうが、この部分がねじ込みになっているということに気が付かなかったのでした。PENTAXの名誉のためでもあり、亭主はそれを教示する書き込みをしておきましたが…

 Sマウントのもののレンズ台座は、前後両面を利用すると色々な改造が楽しめそうです。後面の締め付け装置には他メーカーのマウント金具を装着することで、そのレンズを正向きに使えるようにできます。そのとき前面には蛇腹端金具で締め付けることが出来るように、M42雄マウントと49mmフィルター枠を組み合わせたものを捻じ込んで置けばいいのです。これらの部品の制作が改造の要ですが…

 そのM42雄マウントと49mmフィルター枠を組み合わせた部品を成立させる構想の第一観としては、39→49ステップアップリングとL39→M42フランジ無しマウントアダプターを結合させるというものです。同じ39mmでも 両者はピッチが異なりますから、切削と接着が必要かもしれません。大きな力のかかる部分ではありませんから、接着だけで十分でしょう。

 マウント雌金具と55mmフィルター枠を組み合わせた部品は、最も短い接写リングを加工して作るのが最も手軽です。それのマウント雄金具側を取り去り、そこに△-55ステップアップリングを接着するのです。△のサイズはマウント毎に適合するものを用います。

 Sマウントのもののカメラ台座は、後面のマウント金具を取り付ける部分にレンズを取り付けるようにすることが可能です。Sマウント接写リングを逆向きに取り付けられるからです。

 SマウントのものとKマウントのものでは、蛇腹端金具のつまみネジの位置が異なっています。Sマウントのものは上部にあるので、カメラ台座を前後逆に使う場合、このつまみネジがストロボの出っ張りに干渉してしまいます。Kマウントのものは横なのでその問題がありません。改造アイテムとしては、Kマウントのものの方が優れているようです。

 このように互いに優劣があるので、両者の利点を活用することが幅広い改造利用に繋がるのかと思料するなり…

 

2010/5/31

 5月も晦日ですが、寒い朝です。この寒さは26日の午後から6日間続いています。晴れているので、日中は気温が上がりそうで、明日以降徐々に気温が上がって行くという予報ですが…

 今日はお休みです。明日は月初めで早出しての遅番勤務ですが、明後日はお休み…

 

 ベルボンのSPT-1という望遠レンズサポーターとオートベローズを組み合わせたカメラ側あおり撮影装置を成立させるのが目下の課題の一つなのですが、それに使おうと構想している「コニカARオートベローズ」のレンズ台座背面に取り付けるリングの調達が関門になっています。PENTAXのオートベローズは、Sマウント用なら55mmフィルター枠やステップリングをそれに使えるのですが、コニカはどのサイズのフィルター枠でも適合しません。この辺が芸の細かさの無いところで、そのためリバース取付したときにリングライトが使えません。それが可能なPENTAXの方が、より細心の設計をしているということでしょう。

 そのリングが入用の理由は、袋蛇腹を作るためなのです。カメラ台座に固定されている蛇腹の先端金具を外してそれに使う選択肢もあるのですが、元の組み合わせで使えるようにもしておきたいので、別の部品の調達を模索しているのです。

 袋蛇腹制作の構想としては、その部分をステップリングを使って作るというのが最も簡易な方法です。袋蛇腹の片端に適合する丸い穴を開けてステップリングを挿入し、もう一つのステップリングで挟んで締め付けるだけという構成です。他の端にはカメラに取り付けるマウントを取り付けます。同じく丸い穴を開けて、リバースマウントアダプターKを挿入してステップリングで締め付けます。これで無限遠から近接まで使えるぐらいの短い袋蛇腹は成立しそうです。カメラ側のマウントには安価なボデーマウントキャップを接着するのでも良いかなとも思っています。単に遮光だけが必要で、力が掛かることもなく、精密度も必要無いので…

 袋蛇腹をレンズ台座裏に取り付けるためのリングですが、寸法的には62mmフィルター枠がほんの少し直径が大きいので、62→55ステップダウンリングの周囲を切削する方法が最も現実的だと考えています。必要な削りシロが確保できそうですし、55→62ステップアップリングを組み合わせれば、具合よく袋蛇腹を固定出来そうなので…

 

2010/5/30

 今朝も肌寒く、北東気流(ヤマセ)でぐずついた空です。宮澤賢治の「雨ニモマケズ」を連想してしまいます。

 賢治のこの詩は死病に冒された晩年期に作られたということに思いを致すと、芭蕉の辞世の句と重なるものがあります。特に、詩冒頭の「雪ニモ夏ノ暑サニモマケヌ 丈夫ナカラダヲモチ」という部分が心に響いてきます。

 

2010/5/29

 今日も寒い一日でした。夏物衣料への切り替えをする気になれません。これは本当に東北大冷害を警戒しなくてはならないかもしれません。来年の秋まで食い繋げるだけの量の米の確保が必要かも…300kgとして、10万円か…

 

2010/5/28

 冷涼な朝で、空の澄み具合は秋のようです。シベリアの寒気に支配されている証拠…

 

 今は品切れ状態で入手が困難なのですが、「F AFアダプター1.7×」というリアコンバーターの入手が当面の課題です。MFレンズをAF化することのできるアイテムなので、旧レンズの使い道が広がりそうだからです。

 手持ちの「smcTakumar300mm/F4」にこれを付ければ、AFの400mm/F7として使える計算になります。「M400mm/F5.6」ならAFの680mm/F9.5となることに…135判換算画角なら、それぞれ600mmと1020mmということです。

 なお、smcTakumar300mm/F4の実質焦点距離は280mmです。

 

 亭主は純正の2×リアコンバーターを所持しているのですが、これを超望遠レンズで使うと色収差が増大してしまい、グレーに塗られている遠方の送電鉄塔などは、赤い靄を纏ってしまいます。正直言って、まったく使い物にならないというのが亭主の結論です。これはトリミングがままならなかった銀塩カメラ時代に、画角を調整する道具として位置付けられていたのでしょう。デジタルでトリミング加工が自在な現在、リアコンバーターを使わずにトリミングで同等画角を得た方が画質が上だと結論付けています。このことは「F AFアダプター1.7×」でもあてはまるのでしょうが、AF化のメリットと秤にかけるという要素もあるので…

 

 オートベローズはカメラシステムの一員でしたが、銀塩カメラが終焉するより前に製造販売を終了しています。そのためなのでしょうが、製造販売の終了以降に開発発売されているデジタル一眼レフでは、正常に取り付けることの出来ない機種が生じています。

 例を挙げると、PENTAXのデジタル一眼レフ初代である*istDは、横位置では取り付けが出来ません。カメラ下部がオートベローズのカメラ台座と干渉してしまうからです。接写リングなどを間に挟むことでそれを回避して使うことはできますが、その分だけ繰り出されたことになって、Bellows専用レンズでは無限遠が出せません。

 K10DとK20Dでは、設計の配慮によって横位置・縦位置共に正常に取り付けることが出来るのですが、カメラ全体が大型になったことで縦位置にするとカメラ左側がレールと干渉してしまい、カメラ側を前後させてフォーカスする技法が使えなくなりました。

 K-7になってカメラ全体が小型化したことで、縦位置にしてもカメラ左側がレールと干渉することがなくなったのですが、その肝心の縦位置に正しく取り付けることが出来なくなったのです。カメラのマウント左側にあるAF・MF切り替えスイッチとカメラ台座が干渉することで、少し斜めの縦位置にしかならないのです。これは、その分について雲台を傾けることで正しい縦位置写真を得ることは可能なのですが、雲台やオートベローズを再操作することなく、カメラを付け替えるだけで横位置・縦位置を切り替えるということが出来ないので、操作性は著しく阻害されます。

 この*istDとK-7を横位置または縦位置で取り付けられないという重大な問題を解決する方法として、カメラ台座を切削加工する改造があります。素材がアルミなので金工鑢での切削が容易ですし、必要な分だけ削っても強度的に問題が生じる場所ではないので、*istDやK-7で完全に使える状態にするためには必要な改造でしょう。

 数10分の作業で、御覧の通り、K-7を縦位置でも「無問題」で取り付けることができるように…

 

2010/5/27

 天気予報どおり雨になった昨日の午後から空気が入れ替わって、随分と低温の朝です。雨は上がっていますが厚い雲に覆われている空です。この低温傾向は来月初旬まで続く予報のようで…

 遅番勤務は今日までで、明日は休みですが、土日は勤務です。しばらく飛び石の休みが続く…

 

2010/5/26

 夜明け前にぱらついた雨は上がっていて、晴れている朝です。気温も高く、昨日の予報のようには崩れないのかも…

 

 645Dなどのフランジパックの長いカメラにフランジパックのより短いKマウント交換レンズを取り付ける場合、常に繰り出された状態になるために無限遠が来ません。近接撮影か接写にしか使えないことになります。これを無限遠撮影が可能にするためには、交換レンズの後方か前方に凹レンズを取り付けるしかありません。後方に取り付けるとテレタイプの望遠になるため に画角が小さくなります。

 一方、前方に取り付けるとレトロフォーカスの広角になるため、繰り出されていることによる画角の縮小を打ち消す効果が期待できます。しかし、元々イメージサークルが小さいものをさらに縮小してしまいますから、それに余裕がある望遠系の交換レンズでしか実用にはならないでしょう。このように考えると、マウント変換アダプターを作ったとしても成立する余地は少ないので、そのようなものが販売目的で作られる可能性は限りなく零に近い…

 

 カメラマウントやレンズマウントのカバーは黒いプラスチックで作られていて安価で入手できます。これらを利用してフォーカスが可能なトイレンズを作って楽しむことができます。切削が容易なカメラマウントカバーとレンズマウントカバーに穴を開け、それを遮光性の布袋などで接着連結すれば、簡易な蛇腹装置とすることができます。さらに、これと小型自由雲台、三脚プレート、マクロスライダーなどを組み合わせることで、手持ちではない正確なあおり撮影が可能なカメラとすることも容易です。この場合、レンズマウントカバーをマクロスライダーまたは三脚プレートに固定する部品を工作するだけでいいのですから…

 使用するレンズは、これも穴を開けたカメラマウントカバーに接着などで取り付けます。焦点距離が60mm以上のものなら無限遠まで出せる可能性があります。

 

 オートベローズなどの蛇腹装置も、使用や経年による損耗が進んで行き、紙でできている蛇腹の折り目からいずれ光漏れが生じてしまうことになります。その場合、新たに蛇腹だけを補修部品として入手することは困難ですから、自作するしかないのかもしれません。大判カメラ用などの大型の蛇腹なら自作も比較的容易なのですが、135判のものは小さいので工作が大変です。

 亭主も蛇腹が光漏れして使えないオートベローズを所有しているのですが、これを利用して超望遠レンズのフォーカシングユニットとする構想を練っています。その妄想的構想の一つとして、レンズ台座とカメラ台座をスライドする筒で結ぶというものがあります。オートベローズの働き幅は約190mmですから、繰出量はその半分以下になってしまいますが、90mm程度を確保できれば、フォーカシングユニットとしては十分なのではないかと考えています。

 スライドする筒の素材は雨樋の竪樋を考えています。内筒にする部分を縦に切り割って外筒との直径差を調整接着し、その内側に遮光布を貼ることで成立しそうです。

 肝心のレンズですが、望遠鏡の対物レンズになっているダブレットが使えるではと考えています。500mm程度の焦点距離のものが使いやすそうです。クローズアップレンズだと2が相当します。

 

2010/5/25

 日曜、月曜と2日間続いた雨が上がっている朝です。でも晴れ間は今日だけで、明日からは梅雨の継続のようです。結局、気象庁の定義や見解がどうあれ、今年の南関東の実質の入梅は5月20日ということになりました。今年は低温傾向ではありますが、入梅が半月以上早まっている10年来の傾向の方は続いているということ…

 

 メーカーはより解像力が高い、収差が少ない交換レンズの開発に日々努力しているのでしょうが、シロートが楽しむものとしては「改造力」が主体となりますから、あえて収差が多いものをも厭わないということも有りの世界です。

 改造のための素材としては、正規の交換レンズから抜き出したレンズ玉を用いるというものや、虫眼鏡やチープな双眼鏡などから抜き取ったものなどの、元々レンズとして作られたものを使うというものもありますが、ビー玉やアクリル球などを使って改造する技法もあるようです。

 

2010/5/22

 今日も朝から気温が上がっています。日中は25℃を超えて昨日と同じく夏日になりそう…

 

 トイレのリホーム工事は昨日半日で無事完了しました。2階の洗面所に取り付けた便器は最新の節水型でタンクレスなので、水を溜める音が小さいのが快適です。洗面所のドアを開けると蓋が自動で開くし、洗浄やウォシュレットの操作は壁リモコンだし…

 今日は1階トイレの窓際に飾棚板を取り付けねばなりません。雌山亭の既存トイレ排水管は壁面から300mmになっています。これに今の標準規格である200mm用便器を取り付けると、当然壁との間に空間ができます。この空間を利用して窓前に飾棚を設けよという山の神のご託宣です。

 狭いトイレだとこのような交換はせず、便器の内部で配管を調整するリホーム型を使って壁から前に出さないようにするのですが、幸い雌山亭のトイレは前後に長いので、あえてリホーム型を採用しないようにしました。便器の後ろに空間があることで壁面の掃除もしやすくなりますし、こうして飾棚を設ける余地も生まれる…

 昨日の午後調達してきた棚板は、厚さ18mm、幅183mmのパイン材です。これを裏糊付きの薄い木目化粧シートで包むという算段です。掃除などの利便のために固定はせず、左右の壁面に穴を開けて差し込む棚受けダボ1個ずつと窓の額縁で受ける構造とする設計ですが、さて…

 

 2時間ほどの作業でトイレの窓際飾棚は完成しました。三脚雲台用クイックプレートの水準器を利用して水平を調整して、ほぼ完璧な仕上がりです。棚板に木目化粧シートを貼る作業は少し難儀でしたが、何とか貼るこつを会得したので、これから色々と多用する技法になりそう…

 窓前の飾棚は、手前に写っている新設した既製品タンデムペーパーホルダーの木目調と似た雰囲気にできたので、一応満足…

 なお、この粘着化粧シートを使って棚板をカバーする場合、側面が丸く加工されている板を使うと施工が容易です。直角のエッジを立てるのが難しいので…

 

 PENTAX645Dの公式作例が発表されていて、その画質には圧倒されています。写真スタジオ・プロからの注文が多いとの情報ですが、この画質なら、普通のスタジオ写真では十分でしょう。ブローニーフィルムを使って撮影するより後の手間はかからないし、色々と試せるし…

 レンズ等を含めたシステム構築の費用のことを考えると、とても手が出せないというのが亭主の本心です。画質うんぬんより、古いレンズを使えるデジタルカメラを入手したいというのが亭主のカメラ選びの原点ですから…

 

2010/5/21

 雨の上がった朝は急激に気温が上がっています。湿気が多いのでむしむし感があります。空は快晴…

 

 今日はトイレ便器を交換するリホーム工事です。前のものより洗浄水が1/3程度と節水になります。これで水道料金がどれだけ少なくなるのかな…

 

 ミラーレスAPS-CであるソニーのEマウントは、フランジパックが18mmとのことですから、古いレンズシャッターカメラのレンズを使うための母艦カメラとして使えるものになるのかもしれません。シネ用のCマウントレンズは17.53mmですから、これらを使えるアダプターも作られそう…

 

2010/5/20

 昨日の午後降り出した雨は、今朝も降り続いています。アジアモンスーンの端が日本列島に到達したということです。昨日が今年の梅雨入りとなることでしょう。しばらくは雨モードに…

 今日から三連休ですが、日曜からは遅番の連続です。まったりモードの下旬になるのか…

 

 ミラーレス一眼などを中心として厚手の本革製のカメラジャケットが上梓されています。1960年代以前には当たり前のアクセサリーだったのですが、カメラが薄くなり小型化することで再び脚光を浴びることになったのでしょう。レトロなレンズやアイテムと組み合わせたりすることも少し流行りそう…

 

2010/5/19

 長く続いた晴れモードも、今日が変換点のようです。午後には雨かな…

 

2010/5/17

 爽やかな晴れが続きます。虫干しには絶好の季節です。本の虫干しを曝書と言いますが、近頃の図書館等の曝書は蔵書の棚卸しのことを指します。データベース化しているデータと現物の本等を照合する作業です。書棚に並んでいる本のバーコードを全てスキャンする大変な作業なのです。10万冊あればそれを1冊ずつ全てスキャンする…

 

2010/5/15

 5月になってから晴れベースの日々が続きます。この10年来、例年連休明けには梅雨入りしているのですが、今年は様子が違っています。大陸からの移動性高気圧に覆われる日が多く、晩春から初夏にかけての気候パターンになっています。この分だと、梅雨入りは昔ながらの6月上旬になるのかも…

 今日と明日は1カ月ぶりの土日の休みです。昨日から孫が遠征して来ているので、昨夜は一緒に入浴です。3日前よりさらに知恵は進んでいて、この時期の知能の成長の著しさを感じています。怖さの自覚も進んで、制止などの叱る効果も一段と加速…

 

2010/5/14

 4月中旬、職場のPCにウイルス対策ソフトの変更が行われ、それまでのウィルスバスターから一斉にノートン360になったのですが、DVDドライブをOSが認識しなくなっていることに昨日気付きました。そうなっていないPCも幾つかあるのですが、多くのPCでDVDドライブがOS上から消えて使えなくなっていました。業務上、DVDドライブを使用することは稀なので気付かなかったのです。

 この現象についてネット上を検索すると、これはノートン360に起因する既知の障害とのことだったのですが、このプログラムのバグに対するシマンテックの対応がはなはだ気に入りません。同社のサイトに対策ファイルを置いてはいるのですが、ユーザーに対してこの障害と対処方法を個別に連絡をしていないというその姿勢が、 日々更新ファイルを送りつけることを売り物としてウイルス対策ソフトを商っている者として極めて不誠実です。もともと同社のソフトはユーザーフレンドリーではないと感じたので、個人的にはずっと以前に使用をやめてい て、そんなノートンの導入を聞いたときに危惧を感じていたところなのですが、その悪い予感が的中したかたちです。

 また、ノートン360は、亭主の母屋サイトを閲覧しようとすると、安全ではないサイトであると警告を発します。ウイルスバスターやMSエッセンシャルズではそのような警告はまったく発しないので、これはノートン360の機能的な欠陥なのでしょう。とにかく、使えないソフトのようで…

 

2010/5/13

 少し冷え込んだ朝です。夜具を薄くしていたので寒かった…

 昨日は通院のため休んだのですが、一昨日から孫が遠征して来ているので、「遊ぼうか…」攻撃に付き合うのに忙殺されました。2歳になると知恵が急速に進みます。言葉のオウム返しの能力も日増しに加速…

 

 PENTAXがK-xの限定版を発表しました。100台限定で出して10分で完売した「コレジャナイ」の乗りでカラフルにした1000台の予約限定だそうですが、ノーマルより約30K高いプレミアム価格でこの数量を完売するのは難しいでしょう。100色カラバリ生産システムを応用した予約生産なのでしょうから、売れ残り在庫は出ないのでしょうが…

 また、645Dの発売が、5月20日から6月11日に延期されました。予約が予想より多くあったからだそうです。月産500台ぐらいの生産力だそうですから、数千台規模の予約だと作り溜めも間に合わないということかも…

 

2010/5/9

 今日と明日は休みです。5月に入って晴れベースが続いています。雨が降ったのは1日だけ…

 勤務先の事業所は屋上に降った雨水を地下のタンクに貯めてトイレ洗浄水などの中水道として利用しているのですが、4月後半に多かった降雨の貯金をこの晴れの連続ですべて使い果たしてしまいました。でも、現時点での降水量全体として、今年は去年より遥かに多い…

 この10年、毎年連休明けには関東も実質的に梅雨入り状態になっていたのですが、今年は様子が違いそうです。寒い春をもたらした北の寒気が強く、梅雨前線の北上が阻害されている…

 

2010/5/8

 雨も昨日の後半だけで、今日は快晴の朝です。気温も高くなりそう…

 

2010/5/6

 今日も昨日のように暑い晴天が続きます。朝のラッシュは戻りましたが、休み明けお決まりのダイヤの乱れも…

 

2010/5/5

 今日はこどもの日です。今日も気温が上がりそうな朝です。連休は本当に晴れベースでした。さあ、今日から夏ですね

 端午の節句と言えば柏餅です。子供の頃の楽しみの一つで、前日に漉し餡を作り、臼でうるち米を粗い粉に砕き、それを練って丸めて蒸籠で蒸してから再び搗くのですが、両親が手作りしたそれを食べ過ぎて、腹を壊したのが思い出されます。乾燥した柏の葉を水で戻さなかったので、餅に付いて食べ難かった年もあったりして

 

   三つ食べ子供に還る柏餅   雌山

   シャツの襟釦外さむ今朝の夏   雌山

 

 粗挽きのうるち米だけで作る団子や柏餅の食感が忘れられないのですが、そのような商品には近頃出会いません。餅自体の香りも似て非なるものばかりで、満足は得られない

 

2010/5/4

 今日はみどりの日です。元々は連休にするために作られた国民の休日ですが、4月29日を昭和の日に取られたので移ってきました。お国替えですね…

 

 トイレの便器をすべて節水型のものに変更するという懸案のリホーム計画が進行中です。今日は現物確認のためにランドマークのTOTOショールームへ出張です。

 

   茶畑に新芽眩しく夏隣   雌山

   職替へて見回すゆとり柿若葉   雌山

 

 今年の春は低温が続き、サトザクラの花がまだ散っていない木のある異常さです。でも明日は立夏ですから、春は今日で終わり…

 

2010/5/3

 今日は憲法記念日です。そのことを話題にするマスコミも少なくなりました。それくらい現憲法が当り前の存在になったのか、あえて無視する風潮が高まったのか、いや、無関心が正解なのかも…

 

 K-7はそれ以前の機種に比べると大きな変革がなされているカメラです。高速シャッターのためにミラー駆動を専用のモーターで行うようにしたり、100%視野率ファインダーの実現などです。

 PENTAXから明確な説明はされていないのですが、レンズを取り付けない状態では絞り込みレバーが作動しないというものもあります。K10DやK20Dでは、レンズを取り付けなくてもグリーンボタン押しやプレビューレバー操作で絞り込みレバーが作動していたのですが、K-7では作動しません。測光やピントの検出(フォーカスエイド)はどちらでも行なうのですが…

 マウントアダプターK併用のSマウントレンズの場合、大部分のものはカメラ側マウント面の接点がレンズ側マウント面に接触せず、また、接触するぐらい太いレンズの場合でも、マウント面が塗装やアルマイト加工により絶縁されているので、これらの場合は絞り込みレバーは作動しませんが、もともとそれが不要なのですから問題はありません。これが不要であるということから採用したファーム設計なのだと思われます。少しでも無駄な作動はさせないという合理性の表れか…

 でも、このことにより生じる弊害があります。他社が製造した電子接点の無いKマウントレンズの中には、マウント面が塗装やアルマイト加工などにより絶縁状態になっているものがあって、これらの場合、 自動絞りが働かないので絞り開放でしか撮影が行えないということになります。それらのレンズは、マウント面を削って金属面を露出させればいいのですが…

 PENTAXの初代デジタル一眼レフ*istDの場合、SマウントのTAKUMARレンズだと、この導通問題でフォーカスエイドを働かせることができなかったので、とても不便でした。後の機種では、カスタムファンクションで絞り使用を許可する設定にすると、レンズを取り付けなくても作動するように なったので便利になったのです。これをK-7で再びレンズの導通をチェックするファーム論理に変えたという必然性が何かあるのか、興味の湧く点ではありますが…

 

 懸案の玄関外防滴型蛍光灯具の防水パッキンですが、近くのホームセンターで10mmD型中空スポンジの計り売りを1メートル購入して施工しました。接着テープが付いているので、ガラス製シェードの周囲に貼り付けるだけです。出来栄えは…至極満足…

 ホームセンターで品物を漁っていて見つけたのですが、ゴム製のコの字型断面の計り売りビードがありました。これを利用すると、ピンやピンの蓋などを交換レンズの飾銘板外しに加工するのに持って来いの形状です。茶筒、茶碗などでもいいかもしれません。円形の縁に差し込んで接着するだけですから、多様な直径の飾銘板外しがすぐに作れそう…

 また、棚板を壁に取り付けるものに、木製のL型のものがありました。木を煮沸して高圧で成型したもののようです。壁にちょっとした小棚をつくるのに洒落ています。これまでのチープな金具よりなんぼか素敵…

 

2010/5/2

 雌山亭玄関の外回りを照らす防滴型の蛍光灯具の安定器が唸り始めていたので交換しました。その形が住宅のシンボルを兼ねているので灯具全体を交換するのではなく、内部ユニットだけを交換しました。でも、灯具の防水パッキンは30年以上の経年で既に分解状態なので、何か代替品を用意しなければなりません。直径10mm程度のゴムチューブが第一候補ですが、明日からの連休中にホームセンターで適当なものを漁るとしますか…

 

2010/4/30

 今日は連休の狭間ですが、亭主はお休みです。明日、明後日は勤務ですが…

 

 NYのトレンドはアップサイクルなリサイクルという話題を今日の朝のNHK番組でやっていましたが、亭主の考案した自作フードは、まさにそのアップサイクルそのものです。使用済みのガムケースをワンタッチオープンレンズキャップ付きの高性能レンズフードに変えてしまうというのですから、アップサイクルの名に恥じないものと自画自賛…

 今、新たなアップサイクルを企画しているのが、味付け海苔やスルメなどの入っている透明な筒ケースの利用です。薄くて透明度の高い本体にねじ込み蓋の付いているこれらは、その蓋部分を厚板などに固定して倒立させると、中身が見えるレンズケースとすることができます。製品により太さも色々ありますから、ディスプレイを兼ねた保管場所とするのに最適です。レンズキャップを外して置いても埃でレンズ面が汚れないし、それにより光が当たっていることでレンズにカビが生え難いというメリットもあります。シリカゲルの小袋を入れておけば防湿庫にもなりますし…

 厚板に固定する蓋と一緒にレンズマウントキャップも固定すると、長いレンズでも安定して直立ディスプレイできます。厚板は厚さ15mm程度の集成材棚板を利用すると良さそうです。計画を実現するべく、せっせとスルメを噛んで、歯の訓練に励んでいるところ…

 

2010/4/29

 生温かい朝です。ようやく低温傾向から抜け出せるのかもしれません。春物に衣料転換するとしますか…

 世間は今日からゴールデンウィークですが、亭主は今日も遅番出勤で、この代休は6月になりそうです。因果なことで…

 これから5月5日までずっと晴れベースが続いて、気温も上がる予報です。観光地はどこも盛況になりそう…

 

 昨日、雌山亭の洗面所など幾つかある小部屋の天井直付け30W蛍光灯器具5か所を電灯器具に交換し、LED電球に置き換えました。そのLED電球は各社のものを量販店の店頭にディスプレイされている点灯状態を比較してから購入したのですが、亭主の判定では、シャープと東芝以外は問題外です。その中では配光が最も優れているのがシャープのボール型のもので、電球形のものはどれも少し眩しいものの、シャープより東芝の方が光源が目に入るときびしいし、電球基部の放熱フィンが異様…

 現在は、あかりとしての性能を考えるとシャープのボール型がダントツのお勧めですが、価格が他のものの倍近くしているのが難点…結論として、どのタイプでも、使用感としてはシャープが他社を引き離しているというところでしょうか…

 現在、雌山亭では既存のものを含めて東芝40W型が3個、シャープのボール型が2個、同じく電球60W型が3個になりました。この換装によって消費電力は約1/3以下になった計算で、なにより点灯が瞬時になったので至極快適です。点滅回数が多くてもその長寿命にあまり影響が無いという触れ込みでもありますし…

 今のLED電球は防湿密閉型の電灯器具には使えないとのことですから、浴室用として白熱電球の需要は続くのですが、いずれ対策品も出されることでしょう。白熱電球だけでなく蛍光灯も、駆逐されるのは時間の問題です。特に電灯型の蛍光灯に未来は皆無と断言しておきます。白熱灯よりはるか以前に消え去ることでしょう。CDに駆逐されたアナログレコードのように…

 

2010/4/28

 昨日の昼前から降り出した雨が続く朝です。気温は少し高く、品薄で高騰している野菜の生育に助けとなることでしょう。今日も遅番なので、出勤時間までに止んでくれるとありがたい…

 

 645Dの発売が5月20日に決まりました。亭主には手の出せない価格なので、さて、どれくらい売れるのでしょうか…

 

2010/4/26

 昨日、今日と晴れが続きます。昨日の肌寒さからすると随分と温かく感じる朝です。この時期にしてはまだ低温ですが…

 昨日の日曜から遅番勤務なのですが、大きなイベントがあったので早出しました。今日からは木曜まで本来の遅番勤務が続きます。この遅番勤務の朝はまったりとします。通勤電車も空いているので体も楽…

 

2010/4/24

 昨日は晴れてくるどころか一日中雨でした。このところ菜種梅雨という感じ…今日こそ晴れるか…

 今年の5月連休は、世間は1日から5日までの5連休ですが、亭主は3・4・5の3連休です。飛び石にならなかっただけでも見付けもの…

 

 エツミから「L型ブラケットミニ」(E-6276)という小型の縦位置用ブラケットが月末に発売されます。これを利用すると、カメラ側あおり装置が比較的容易に作れそうです。カメラ底部側が100oで、短い方が80o、プレート幅30oと小型なので、既存のL形ブラケットなどと組み合わせることで、センサー面にその中央部でX軸・Y軸が交わるようにしたチルト・スイングが可能なスイベル装置に出来そうです。このブラケットに対してどのようにカメラを取り付けるのかが成功の鍵…

 このようにした装置だと、あおっても構図がほとんど動かず、ピント位置も動かないので、被写界深度を調整するという用途での操作性が向上します。レンズ側であおるとイメージサークルが大きく移動してしまいますから、構図の再調整が結構大変…

 カメラの取付で、今、脳内設計で浮かんでいるのは、クイックシューの利用です。これだと、シュープレートは前後方向の取付調整が可能なので、センサー面に軸を持って来られるかも…

 

2010/4/23

 昨日からの雨が続く朝です。日中は晴れてくるのかな…

 今日と明日は休みです。来週は日曜から5日間遅番勤務です。今年度は遅番が短期に集中するようにしたので、生活のリズムが作り易い…

 

 昨日PENTAXがK10Dなどの旧機種を対象とするファームアップを発表しました。一部SDHCカードの記録時の不安定を改良するという内容です。このファームアップは現行機種のK-7とK-xは対象となっていないので、これらでは出ない障害なのでしょう。さっそくダウンロードして適用します。これでK10Dのバージョンは1.31に…

 このファームアップを行っても、SDカードのルートに「鍵ファイル」を置く方法での「うらメニュー」への入り方はキャンセルされていないので、みなさん安心して実施しましょう。これが使えなくなるとAFの微調整ができないので、K10Dの価値が下がってしまいます。

その「鍵ファイル」の作り方と使い方の復習ですが、「メモ帳」などの普通のテキスト・ファイルエディターに[OPEN_DEBUG_MENU]と入力して(アルファベットの前後の[ ]も入力 し、最後に必ず「改行」を入れる。)、SDM対応バージョンである1.30のファームウェアにしている「K10」については「MODSET.TXT」というファイル名で、SDカードの「ルート・デレクトリ」に保存します。 これは新バージョンの1.31にしても同様です。

 そのSDカードを セットして、メモリーカード・ドアを「開けたまま」電源を入れると、背面液晶モニターに「うらメニュー」が表示されます。

 

 電源装置のリコールから帰って来た旧PCに、少し前に入手しておいた無線LAN子機を装着して、無事インターネット環境に復帰しました。無線LAN親機の近くに持って来ないと自動設定ができないので、配線の着脱などが億劫で延び延びになっていたのです。リコールのおかげで実施できました。このPCでメールやインターネット検索などはしないのでどうでもいいのですが、最新のウィルス定義ファイルなどのダウンロードができないのが不便で導入することにしたのです。これで利用の幅が少し広がるかも…

 

2010/4/22

 昨日は夏日になるほど気温が上がり、温かい朝は続いています。でも今日は気温が下がってきて、週末は遅霜もありそうなほど寒くなるとの予報です。この状態だと、今年の梅雨は久しぶりに遅いのかも…

 

2010/4/21

 今日はお休みです。昨日の午後からの雨は上がって温かい朝です。

 

 昨日の夜、リコールで外出していた旧PC(AT920C)が戻ってきました。問題の電源ユニットは交換したとのことですが、マザーボード上のアルミ電解コンデンサーが膨張しているとの指摘が付いてきました。ケースを開けて確認すると、1個だけですが、確かに筒型上面の+の切れ込みが膨れています。これはもう寿命に至っているとのことで、今は動作しているものの、これから動作不安定になる可能性があるらしい…もしそうなっても、同等のコンデンサーを入手して付け替えることは可能でしょう。そのときには挑戦することになるかも…

 

2010/4/20

 温かい朝が続きます。でも、これも今日までで、明日からまた少し寒くなる予報です。天気も崩れるらしいし…

 

 K-7が「デジタルグランプリ2010SUMMER」のデジタル一眼ミドルクラスで金賞となったようです。この賞は大手量販店の影響が強いもののようです。価格帯によって細かくクラス分けされているので、金賞といっても、それほどの価値があるわけでもなさそう…

 

2010/4/19

 今日も晴れて温かくなりそうです。また週中には低温の日々が来る予報ですが、この時期にこの低温傾向だと、梅雨の早さも気になります。北大西洋のアイスランドで大量の火山灰が吹き上げられた影響による全世界的な低温傾向も危惧されます。今年は北の冷害と西の旱魃が心配…

 

2010/4/18

 良く晴れて温かさが少し戻って来た朝です。昨日の雪は、東京では観測史上のタイ記録となる41年ぶりの遅い積雪だったようです。雌山亭の付近に積雪は無かったのですが…

 

 EPSONダイレクトが昔販売したPCの数機種に使われた電源がハンダ割れのために発火の恐れがあるとかで、亭主の旧PCもそのリコールの対象となりました。今日クロネコが引き取って行って電源を交換するらしいのですが、亭主のそれは先日OSを入れ直したときにメモリーを増設したりHDDを交換したりして、中に積っていた埃を掃除したばかりなので、これで電源も新品になると、寿命は相当に延びそう…

 

2010/4/17

 凍雨という言葉がぴったりの雨が降る寒い朝です。外気温は2℃…萌え始めた木々には過酷な雨です。

 

 昨日の午後から孫が来ています。市内に暮らすようになったので、短時間で来られます。ときどき拙く口にするのが亭主の手を引いて「おうちかえろうか…」なのですが、これは自宅でも言うのだそうです。それは半月前まで北海道で住んでいた家のことを言っているのでしょう。2歳2ヶ月にしてその環境の刷り込みが行われているということでしょうか…

 

 Windows 7のディスクトップに出せるガジェットの天気表示ですが、このところ温度表示などにエラーが多発しています。今日も夜が明けたとたんに晴れ16℃となっています。凍雨はまだ止まないのに…再インストールすると表示は2℃になりました。どうも表示地域を細分化したことが原因なのかもしれません。以前は地域の選択が市単位だったのが、今は区単位になっている…

 

2010/4/15

 4月も半ばです。今年は春と冬がほとんど日替わり状態なので、何とも異様な感じです。毎朝衣服の選択が悩みですし、冬物の洗濯もできないし…さて、今日は温かくなるのか、寒いのか、午前6時の外気は14℃と出ているのですが…

 

 朝の気温表示はやはりエラーだったようで、実際は6℃程度だった模様です。今夜も冷える…

 

2010/4/14

 今朝も温かいのですが、夜に向かって気温は下がる予報です。この気象傾向も温暖化のプロセスのひとつなのか…

 今年の冬から春にかけては雨が多く、雨水を中水としてトイレ洗浄水などに使っている施設では、上水道の使用量が去年より著しく低下しています。中水施設に上水道から補給する必要が無いからです。温暖化はエコ…

 

2010/4/13

 昨日一日中降った雨が上がって良く晴れ、温かい朝です。今日の低温と変わって日中も気温が上がりそう…

 今日から金曜まで早番勤務です。今年度のシフトは月7回から9回程度の遅番が同じ週に集中するようになったので、生活や体のリズムが作り易そう…

 

2010/4/12

 昨日の朝のように重く曇った朝です。昨日は日中晴れたのですが、今日は本当に悪くなりそう…

 これからの数日は、日替わりで気温の乱高下があるとの予報です。特に朝と夜が大きく変わると体調の維持が難しそうです。そのためには精神的安定も必要な防御策に…

 花粉病の季節が去った昨日は、久しぶりに長丁場の散歩をしました。相当薄着で出かけたのですが、それでもまだ暑く、辿る道の所々に残る桜の花は、萌えようとする若葉に混じって晩節の薄汚さを曝していました。自戒頻り…

 

   花弁の一片落としなほ牡丹   雌山

   花弁の一片舞て遠き花   雌山

   花拾ひ拾ひ歩みて終日   雌山

   連翹の我も我もと競ひけり   雌山

   縄張ると声張り上げる四十雀   雌山

   鶯ややはり嫌いじゃ法法華経   雌山

   行く春や面従背反意に染まず   雌山

 

2010/4/11

 やはり天気が悪くなりそうな朝空です。気温は高いのですが…

 

 ニッシンジャパンからPENTAX用のストロボ外部電源が発売されることになりました。ニッケル水素充電池のクラスターを使ったもので、AF540FGZで使えます。純正がアルカリ単2電池6本使用で最短4.5秒間隔700回フル発光15000円という仕様のところ、この品は最短0.7秒間隔300回フル発光約44000円という仕様です。純正より連写に強いというメリットがありますが、撮影可能枚数は1/2以下です。それと、価格が3倍以上というところをどのように考えるかということでしょう。これで、課題だったAF540FGZを入手するメリットが増えたことも事実…

 

 亭主がよく訪れているあるWEBサイトへ縦位置グリップ、バッテリーグリップについて書き込みをしていて閃いたのですが、現在の製品はどこのものも100%縦位置ボタン類は右手で操作する位置、すなわち後ろから見て右側にあるのですが、これを左側に配置することで、持ち替えなくてもそのままカメラを90度回すだけで縦位置・横位置が素早く切り替えられるようになるということです。右手は通常のグリップを握り、左手は縦位置グリップを握るということになります。この持ち方をすると、両肘を体側に付けて構えられるのでカメラが安定します。

 この持ち方は、ピント環を動かす必要があるMFレンズでは成立しませんが、今時のAFレンズならズーム環しか操作しませんから、とても具合の良い持ち方となります。なお、PENTAXには電動ズームを実用化していた過去がありますから、ズーム環も不要な製品をすぐに実現可能という強みもありそう…

 このバッテリーグリップでは、電池は右側から装填することになります。そうすると三脚ネジ穴位置もオフセットしなくてもよく出来そうなど、別のメリットもあるかも…

 

 袋蛇腹についてもイメージを醸成しつつあります。単山でも直径がCDほどにできる余地があるので、少なくとも5pほどの繰り出し余地を得られそうです。あおり撮影用としてはそれぐらいあれば十分なので、試作はまずそのような代物で始めようかと…

 

2010/4/10

 昨日に続き今日も遅番勤務です。今朝は10℃を超えているので温かい…

 

 3月のCP+に出品していたマルミのカラバリ・フィルターですが、マイクロ4/3カメラ用レンズのための小さなサイズだけが今月下旬に発売になるようです。K-xの100色カラバリには使えないサイズだけですから、随分と用途を絞った商品展開です。やはり色テープを巻く改造で事足りるコンセプトでは、手広くはできないと判断したのかな…

 

 明日と明後日はお休みです。気分を変えて、職場での嫌なことを忘れて過ごしたいと思います。天気は悪くなって来るようです。たっぷりと充電をしなくっちゃ…

 

2010/4/9

 冷え込みの続く朝です。風が無くなっているので日中の寒さは昨日ほどではなさそう…

 今年の花は長命です。咲き始めから2週間以上は経ちましたが花吹雪にならず、まだ葉桜にならない…

 

   散る花のその訳知らず華やげり   雌山

 

2010/4/8

 また少し冷え込んだ朝です。着るものの選択が難しい…

 歳を取るに従って、新しい長期記憶がすぐに消えてしまうようになりました。それは恐ろしいほどで、頑固に残っている恐ろしく古い長期記憶が恨めしい…

 昨日の怒りは目覚めてもまだ消えていません。頑固に残るのかも…

 

2010/4/7

 昨日より一段と温かい朝です。雲が厚いので暗いのですが…

 年期替わりの儀式に付き合い、昨日は晩く帰宅です。世の中には自己実現ということに関して、色々な人がいるという見本帳を見る儀式でもありました。ふうーん…

 

 雨のせいで夕方までに急激に気温が下がりました。朝7時には17℃あったのに、午後10時には9℃…

 今日の午後、職場内の連絡手段の一つであるメールがようやく開通し、そこに届いていた数日前のメールを見て、久しぶりに激怒の念に駆られました。おのれ、このままにては捨て置かぬぞ…

 

2010/4/6

 一日降り続いた雨は止んでいる朝です。10℃を超えて温かい…

 今日から実質的な新年度勤務です。変則勤務職場で全員が顔を合わせる可能性があるのは火水木だけなので、新しい仕事の水面下部分(実はこれの方が重要で困難)を取り込む作業の開始です。こんなことを毎年させられるとは、まっこと難儀じゃのう…

 

 袋蛇腹構想はとりあえず単山式で試作を考えています。それなら中心に取り付け金具用の丸い穴を開けた布を2枚重ねて、周囲をミシンで縫ってから裏返せば完成のはず…

 複山式だと、単山と単山を普通のミシンで縫い付ける方法がイメージできません。両面テープで接着しておいてから手縫いかな…

 

2010/4/5

 昨夜晩く降り出した雨が少し強く屋根を打つ朝です。変則勤務のため休みが連続しないときがあり、そんな時は気分的にあまり休んだ気になれません。今日は休みですが、リセットのための時間が不足…

 

 外は冷たい雨なので、午後も家に閉じ込められている休日です。そんな時には改造のための夢想に限ります。そこで、先日入手したベルボンのSPT-1を利用したカメラ側あおり装置のでっち上げ構想に想いが至りました。

 亭主所蔵のベローズ装置のうち、既にM42マウントへの改造を施したコニカAR用ベローズ装置はレール部が中判用にも使われているほど大振りなので、そのレールをSPT-1に取り付けるときに下駄などの追加部品が無くても成立しそうです。また、カメラとレンズ台座を結ぶために自作する袋蛇腹を取り付けるのにも、簡単な工作でそれが出来そうです。

 こうなると、いよいよ袋蛇腹の制作が現実味を帯びてきます。他のベローズ装置のためにも袋蛇腹の制作は構想化されているのですが、しなやかで光漏れのしないものという条件を充たす適当な素材の調達に至っていない状況なのです。「ハイミロン」という商品名の布が遮光性と反射防止性を高度に兼ね備えているという情報は得ているものの、それだけでユザワヤに行くのが億劫で…

 他の入手容易な素材で簡易に試作をしてみるという選択肢もあるので、いよいよ始動するとしますか…

 

2010/4/3

 昨日の午後急激に気温が落ちました。今朝は昨日の朝より10℃ほど低い…この変動は体にこたえます。

 今日と明日は勤務です。新しい仕事ですが、実質的な仕事始めは今日で、まだ中身の把握は全く白紙…

 

2010/4/2

 強風の吹き募る朝です。気温は19℃と高く、南風で生温かい…

 強風の影響で方々の電車や飛行機が止まっているようですが、春の低気圧は台風並みのエネルギーを持っています。竜巻の発生が危惧されます。家鳴りするほどに揺さぶられる…

 今日は休みですが、孫とその母親がまだ引越し先に行かずに居座っているので、休みにならない…車にベビーシートを装備して強制連行の予定…

 

2010/4/1

 先月22日以来冬並みの寒さが続いていたのですが、今朝は急に温かさが戻りました。日中も気温が上がる予報ですから、これで桜も大股で満開に近づく…

 

 さて、今日から新年度、新しい仕事の取り込みと以前の仕事の引き継ぎと大幅な人の入れ替えとで、二重三重に気を使う日々がしばらく続きます。腹を括らなければならないこともありそうで、低く構えてあたるしかなさそう…

 

2010/3/31

 今朝の冷え込みも昨日と同じくらいです。とても寒い…桜もじりじりとしか咲き進んでいません。この寒気が去ると、いよいよ春本番か…

 

 年度末となって、区切らなければならないことが山積みです。28日に北海道から送り出した家財道具が届く今日は、娘夫婦と孫が新居への引っ越し…転勤族は厭だね…

 明日から亭主の勤務も一年前までやっていたのと同じような仕事に変わります。場所が変わらないので少しは気分的に楽なのですが、それでも仕事の細部は前とは随分と違うので、それをのみ込んで手の内にするまでは気苦労を強いられる…この訳の分からない毎年の異動は勘弁してもらいたい…

 電車で乗り換え無し、車で1時間弱の距離に住むので、孫の顔を見に行くのも頻繁になりそうな状況…

 

   花冷の底で光を仰ぎけり   雌山

 

 PENTAXからイベント申し込みは今日までだととの催促メールが来ていますが、発売即入手の目途がまったく立っていないので、参加するだけの熱がありません。懐具合がもう少し温かくならないと…

 

2010/3/30

 今朝は一段と冷え込んでいます。真冬でも、この寒さはあまり無かった…

 

 また新年度も新しい仕事に変わります。勤務場所は同じですが、これまでとは全く違う分野の仕事を年度末退職者から引き継がなくてはならないので、これは難儀です。しかも全体で5/8のメンバーが入れ替わるときては…

 

2010/3/29

 予報通り低温は続いていて、寒い朝です。桜の開花はゆっくりで、満開はやはり週末になりそう…

 

 昨夕羽田まで迎えに行った孫と3か月ぶりで入浴しました。2歳1カ月になって少し会話が成り立つぐらいに成長しています。自我の確立でもある恐怖心というものにも目覚め、長期記憶というものにも随分と進歩があるようです。顔を見た叔父たちの名をすぐ言うし、3か月前に浴室で使った玩具を探 しなどする…

 

2010/3/27

 昨日より少し寒い朝です。ここ数日の冷たい雨や低温で開花した桜は足踏みを続けています。この低温は今月いっぱい続くようですから、花は来週末まで持ちそう…

 今日、明日と休みですが、明日は北海道から転勤になった娘夫婦と孫が戻って来て、新居への月末の引越しまで滞在するので忙しい…

 

2010/3/26

 雨はようやく止みましたが、逆戻りした冬は月末まで続くようです。今朝はまだ8℃ですが、夜には3℃位に下がるらしい…

 それにしても「塞翁が馬」というのは、何と普遍性を持つ諺なのでしょう。それが人間とその社会というものの本質なのか…

 

2010/3/25

 平成21年度も最終週に入り、憂鬱な時期です。特に、来年度の体制が超不満な状況では…

 今朝は真冬の寒さに戻っています。三日続きの雨も降っていますし…

 

   凍雨浴び花耐へてをり菜種梅雨   雌山

 

 バス共通カードが今月末日で販売終了となります。割引率が大きかったので5Kのものを愛用していたのですが、手持ちのものも7月末日までの利用で以後は使えなくなります。それ以降はスイカかパスモの利用しかありません。これまでより月間利用回数別の段階割引率が少し高くなるようですが、あまり使用頻度が多くないので、これまでほどのメリットにはならなそう…

 バスの中に掲示してあったのですが、使い残したバス共通カードは、手数料無料で残額を返金するとのことです。それなら5Kを1枚買ってもいいかな…

 

2010/3/24

 三連休の最終日ですが、生憎朝から肌寒い雨です。一日中こんな天気かも…

 

2010/3/23

 春の天気は日替わりで、今朝はどんよりと曇っています。気温は昨日より少し高いのですが…

 今年の花粉は確かに少ないです。昨日の午前中、屋外作業にマスクを着用しなかったのですが、全く症状が出なかったのです。例年、沈丁花の開花のころに症状が酷くなり、桜が終わるまでは悩まされるのですが、今年は一回も症状が出なかった…

 近年ヒノキにも少し感じるようになっているので、5月の連休開けまでは油断できないのですが…

 

2010/3/22

 昨日の暖かさも夜には急速に冷え込んできて、今朝は少し寒さが戻っています。でも、春分を過ぎていますから、快晴の日差しは、夏に一歩踏み込んだ明るさです。今日から三連休…

 

 今日は、葉の色が悪くなっている庭の八朔のためなどに、先日購入した肥料類を施します。それで少しは回復するといいのですが…

やたらとテリトリーを広げて葉が繁茂するばかりで、日蔭のせいか一向に花を咲かせない岡菖蒲の根絶を山の神に命ぜられているので、それもついでに…

 

 ベルボンのSPT-1と同時に購入することでようやくUSB接続の無線LAN子機を入手したので、先に 分解整備したVertual PC母艦の旧PCを無線LAN環境に取り込むための設定作業も行わなくてはなりません。2階に置いている旧PC一式を、1階にある無線LANステーションのすぐ近く(1メートル以内)までえっちらおっちら運んできて、ポチっとAOSSボタンを押すだけですが…配線の抜き差しと持ち運びがめんどい…

 

 連休1日目根絶業務の対象となった岡菖蒲、サトイモ科の植物だけあって、根に小芋が山のように付いていました。それを残さないように掘り取るのが半端ではない重労働です。1坪少しの繁茂地なのですが、半日かかった…

 

 ベルボンのSPT-1を使った「あおり装置」は、上の写真のように一応成立しているのですが、オートベローズの方に少し高下駄を履かせた方が操作幅を大きくできそうです。この高下駄は、他にも色々と使い道がありそうなので、何種類かの高さのものを作ろうと思っています。木の厚板の上下に1/4吋ボルト・ナットを埋め込むだけで成立、という目算は既に立っています。木の板は四角を落として八角形にすることも…

 なお、カメラ取付側を自由雲台ではなく、「コの字形」のチャンネル2個を組み合わせたスイベル装置とする改造を施すと、操作性がより一層向上しそうです。撮像面の中心を軸にして上下、左右にチルト、スイングするようにすれば、あおりによるピントの移動がほとんど無くなります。またまた改造ニーズの大発生…

 蛇腹の方も、袋蛇腹にしたほうが自由度が高そうです。正規の蛇腹が劣化して使えないオートベローズがあるので、それを利用して改造することでカメラ側台座を使わなくても良くなりますから、もっと具合の良いシステムが出来るという脳内設計は既に完成…

 木の厚板に埋め込む1/4吋ボルト・ナットですが、背中合わせにして周囲の六角部を薄いアルミ板などできっちりと包むと、エポキシ接着剤だけで強固なものが造れます。これを使えば、厚板の方は単に貫通穴を開けて接着するだけという簡便さです。これならボルトの長さを変えるだけで色々な厚さに容易に対応可能です。これもまだ脳内設計の段階ですが…

 上記あおり装置で実用的に使えるレンズは、焦点距離100o以上のものです。それなら無限遠も可能です。レンズマウント金具を接着した袋蛇腹を用いることでカメラ台座を使わなくてもよい改造ができれば、もっと短焦点のレンズでも実用になりそうです。さらに、カメラを撮像面を軸としたスイベル装置で取り付ければ、極めて使い勝手の良いあおり装置になりそうな予感が…

 

2010/3/21

 雷の至近弾で目覚めた朝です。強風で交通機関も方々で止まっています。この時期は竜巻などが起きやすいのですが、何も無ければよいのですが…

 今日は遅番なので、天気が回復してからの出勤になりそう…

 

2010/3/19

 少し寒さが戻った小雨の朝です。日中には晴れて来そう…

 満天星の蕾が大きくなっています。金木犀や姫林檎も芽吹いています。いつのまにか垣根の椿も咲き出しています。春は確実に桜の季節へ前進中…

 今日はお休みです。土日は遅番勤務で、そのあとは三連休…

 

 昨日話題にしたように、ベルボンのSPT-1という望遠レンズサポーターを利用すると、カメラ側をチルト・スイングしたりライズ・フォールする仕掛けを至極簡単に成立させることができそうです。

 カメラを取り付ける部分が筒状になっていて、三脚座のある望遠レンズを取り付ける部分とは、スライドさせて高さを調整できるようになっているからです。このカメラ取り付け部に小型の自由雲台を取り付け、レンズ取り付け部にはオートベローズを取り付けるのです。

 オートベローズのレールからカメラマウント台座を外してしまいます。その状態でカメラに取り付ければ、レール上のレンズ台座側とは関係なくカメラを動かせることになります。

 ライズ・フォールは円筒を上下させればよいのですし、上下左右へのチルト・スイングは自由雲台でできます。これだけでは左右へのシフトは出来ませんが、自由雲台の下に左右方向の微動台を追加すれば出来るようになります。

 オートベローズのレール後部だけを利用することになることから、レンズ前方に余ったレールが付き出すことになるのが難点かもしれません。接写に近い撮影だと邪魔になることも…その場合は、断固切断あるのみ…

 レンズ側をあおると、フレーム位置やピント位置が大きく動いてしまいます。カメラ側を動かすとそれが軽減されます。操作性としては、その方が優れていそうです。入手の方にほとんど気持は動いているような…

 

 このアイテム、レンズの三脚座とカメラの間隔を相当広く調節出来る構造ですから、BORGなどの長大な天体望遠鏡利用の望遠レンズシステムを保持する道具としても使えそうです。三脚側の取り付け部も複数設けてありますし、筒部を向かい合わせにして2個組み合わせれば、どのような重心位置にでも対応できそう…

 また、外付けストロボの台座としても流用出来そうですし、多用途アダプターとして「使えるヤツ」のような雰囲気…

 なお、これは同社の高級ビデオ雲台のクイックシューとしても使えるのだそうで、超望遠用としては絶対買いでしょう…

 

 CP+で見たベルボンの製品に触発されて、手持ちの同社の製品であるウルトラ・マックスiと40シリーズモノポットを結合できるようにする改造は完成しました。石突部に1/4吋ボルトをエポキシ接着剤で固定して自由雲台を取り付けられるようにしたのです。バッテリーグリップ付きのK-7をクイックシューで取り付けると、約1.6メートルの高さで自立では、ファインダーを覗くと微妙にゆらゆらしています。やはり観覧席で座っての使用ぐらいが限界のようです。その場合、三脚と違って広がらないので、座った足の周りが窮屈になりません。取り回しも楽だし…

 リモートや多灯ストロボ用のスタンドとしては、伸ばした三脚部と合わせることで2メートル以上の高さを余裕で確保できます。天井付近から光を降らせることも可能に…

 

2010/3/18

 昨日、東芝が120年続いた白熱電球の製造を終了したそうです。昔川崎駅北側にあった同社工場塀際に巨大な看板があって、そこに記されていた「マツダランプ」という電球の名に幼少時より馴染みました。その場所は、今は大型モールなどになっています。時代の流れに瞑目…

 「マツダ」というのは東洋工業のブランド名である「マツダ」が創業者「松田」から取ったのと違い、ペルシャ拝火教の主神アフラ・マツダから取ったということも当時の常識でした。その強勢なる火の神も新興イスラムに吹き消されたのですから、LEDはイスラムか…

 

 エツミの雌・雌止めネジを調達したので、早速超小型三脚ウルトラ・マックスiと40シリーズモノポットを結合させてみました。有り合わせのナット利用よりしっかりと固定できて、少しは揺れが少なくなりました。でも、K-7クラスを自立させるのは、いささか実用的でない…

 多灯ストロボ用のスタンドなら、十分実用になります。1K未満の出費ですから、遊休機材の活用としては、価値のある改造に…

 

  ベルボンの新製品に、SPT-1という望遠レンズサポーターがあります。これとオートベローズを組み合わせると、カメラ側をライズ・フォールさせる仕組みが手軽にできそうです。レンズ側をあおるより、ピントの修正などの操作性が良くなりそう…ちょっと注目のアイテム…

 

2010/3/17

 暖かい朝が続き、街は白木蓮、辛夷の花盛りです。この花、咲く時期が年によって大きく変化するようです。桜の時期と重なる年もあったりして…

 

 古い非Aレンズを使う場合、亭主はMモード・グリーンボタン押しでしか使わないので気付かなかったのですが、Avモードの場合、絞り環付きAレンズをA位置から外して使う、つまり開放撮影になるのですが、その開放値を撮影データには取り込む仕様になっていたのです。このことは、非A位置でもカメラ側がレンズのマウント面からレンズ情報を取り込んでいるということで、KレンズやMレンズでも固有のレンズ情報をカメラに与えるようにすれば、何らかの効果があるのかもしれません。

 

 DAレンズには絞り環がありません。このレンズを使ってリバース撮影するためには絞りの設定ができず、常に最小絞りになってしまいます。これをリバース装着しても絞りを任意に設定して使えるようにするにはオートベローズを使えばよいのですが、それはあまりに大げさなということで、簡便にヘリコイド接写リング程度で使いたい場合には、絞り込みレバーを適当な位置まで動かしていちいち縛り付けるなどの小細工が必要です。

 でも、これをスマートに行う道具として、宮本製作所が新たに販売を始めたマイクロ4/3用マウントアダプターが使えます。これは絞り環を備えたマウントアダプターで、しかも絞り環の働き量を1/2に変換して絞り込みレバーを動かす仕組みが組み込んであるとのことですから、操作性も良好なようです。これも欲しいアイテムの一つに…

 

2010/3/16

 昨夜は、冬の夜具では寝苦しいほどの暖かさでした。雨音も一時激しかった…

 今日はお休みなので、運転免許の更新に行く予定です。1967年の取得以来、43年になります。写真の用意がいらない二俣川に行くことになるでしょう。警察署に行くのとさほど距離も違わないことだし…

 

 KAF2マウントのピンアサインについては、亭主の調べたものを含めて情報が散見されるのですが、645KAF2のピンアサインについての情報が見つかりません。手元にカメラもレンズも無いので、実験もできない…

 地下鉄の車両がどこから地下に入るのかよりも気になるのが、マウントの電子接点の個々の役割です。それを考えると、夜も眠れない…嘘…

 

2010/3/15

 今日も遅番勤務なので、朝はまったり…

 

 PENTAX645Dのマウントには12個の電子接点があります。KAF2マウントには合計9個ですから、3個の差があります。一方、新DFA645SDMレンズの電子接点は10個です。使わない2個の役割とか、それでもKAF2マウントより1個多いその役割とか、色々と新しい興味が湧いてきます。視野が広がると、新たな疑問も…

 

2010/3/14

 今日は遅番勤務です。昨日ほどではないのですが、暖かい朝です。春は加速して、花の季節にまっしぐら…

 

 モノポッドの先端部に1/4吋ボルトを植える工作の目途は立ちました。既存のゴム石突の糊をはがしてすっぽりと除去出来たので、少し長めのボルトをアルミパイプ内に接着するだけです。そのままでは緩すぎるので、あんことして厚紙を幾重かに巻いて良い具合に…あとは全体をエポキシ接着剤でがちがちに固めるだけです。FRPならぬPRPかな…

 外したゴム石突には、内部に1/4吋ナットを接着すれば、元のような状態に近くできます。こちらの接着剤は、セメダイン・スーパーXがいいかな…

 あとは雲台部接合用にエツミの雌・雌アダプターを入手するだけです。12o厚とのことですから、それで十分かな…

 

2010/3/13

 朝からとても温かいのですが、風も強いので花粉が飛びそうです。少し症状が表れ始めたかも…

 

 645Dのシャッターは銀塩645とは違って縦走りの金属シャッターになっているので、最高速が1/4000です。これにより動き物の被写体ぶれを軽減する効果が増すものと思われます。レリーズ時の振動が少ないのも、その効果があるのでしょう。

 ローパスフィルターの省略を選択するということには、色々な事柄を択一のはかりに掛けた結果なのだと思います。現時点の諸条件を天秤の支点にしてのことでしょうが…

 モアレや偽色の発生は苦情の種になるのかもしれません。このカメラの主要な使用対象としている風景でも、連続パターンは必ずしも少なくは無いのですから…寺院などの化粧垂木の列や古民家の連子格子など、また、稲荷社の鳥居列などもそうですね…

 押さえるより修正するというコンセプトは、それが今もある程度は修正が可能で、今後ツールが進化すればより高度にできるという判断なのでしょう。元のソースの質の方を選択するという判断は、時の流れを大きくとらえた立ち位置であると見ることができますから、亭主的には肯頭…

 RAWでの記録を推奨する立ち位置も、将来性という時間軸に重きを置いている思想ですから、文化財としての画像という哲学性が感じられて、好もしい…

 

 昨日のCP+で見たベルボンの新提案である超小型三脚とモノポットとの結合のアイディアを有り合わせの資材でさっそく試してみたところ、揺れが大きいので、K-7などでは完全な自立での使用は無理ということが判明しました。コンデジなどの軽量カメラ以外は実用性がありません。

 ただ、昨日も書いたように、モノポットが自立もしますというコンセプトでは、観客席などでの使用時には便利でしょう。応用システムということでは安価に実現できますから、多灯ストロボのスタンド用などへ使えるアイディアとして、一応本改造を目指すことにしました。モノポットは3本あるしね…

 マルミのフィルター外周のカラー化に関しては、市販のアルミカラーテープなどを一巻きするだけで類似品をでっち上げられそうです。自分の固有色を決めて、全部それで統一するなどのコンセプトも有りかと…

 用品としては、斜め掛けのストラップが前面に出てくるのかと期待していたのですが、そうではなかった…

 昨日のCP+見物のお伴として、バッテリーグリップ付きのK-7を自家製斜め掛けストラップでぶら下げて行ったのですが、体への負担が、首掛けとはまったく違うレベルでした。絶対に首掛けには戻れないことを確信…

 

2010/3/12

 朝一でCP+に行ってきました。お目当ては、勿論645D…

 まず最初に「タッチアンドトライ」をしてきましたが、一言で言うと、何もかもが軽快ということです。新レンズ付きのものを持った感じですが、軽くてバランスが良いし、シャッターの作動も、大きなミラーが作動しているのだということをまったく感じさせない、あっけないほどのスムーズさです。ショックなどという感覚は全く感じません。手持ちでのスナップ撮影に何の障害も無いハンドリングの良さです。

 外形はさすがにボリュームたっぷりですが、それはK-7と比べてのことで、持つと拍子抜けするほどの持ち軽さです。がらんどうの箱を持つ感覚とでも言ったら言い過ぎかもしれませんが、撮像素子の後方には大きな空間があります。それは台形プリズムの採用によって高さを小さくしたファインダーシステムが生む必要悪なのですが、フィルム645はこの空間にフィルムを格納していました。将来的には、ここに色々とギミックを組み込む構想があるような雰囲気が…

 田中希美男氏とPENTAX開発陣3人とのトークショーを見てきましたが、その中で明かされたのは、新設カスタムイメージのリバーサルフィルム調は、亭主が先日看破したとおり、富士フィルムのベルピア50の色調と近似の色調を再現するモードとのことです。田中氏のその「かまかけ発言」にPENTAXの開発陣平井氏は否定しなかったので、このことは事実のようです。このモードとノーマルモードとの撮り比べ画像が提示されましたが、その濃厚な色調は、湿度が悪さして白っぽくなる日本の風景を鮮やかに写す効果があるようです。特に緑のイメージ画像化は著しいものがありました。

 既存の645マウントレンズは、ほとんどが問題無く使えるとのことです。田中氏はシャッター付きレンズ以外はすべて所有していて、そのほとんどを試したが、唯一33-55oズームだけが疑問符で、他はすべて十分許容範囲内に入って問題が無いと判断しているそうです。特に150oF2.8が素晴らしいとのこと…

 なお、PENTAX開発陣は、既存645レンズでの適合評価について、これから出して行くような発言でした。

 645D関係では、開発中の広角レンズが展示されていました。鏡胴前部にダイヤルが2個あり、これの用途が謎です。最前面のレンズが飛び出していることからフィルターが装着できず、フィルター鏡胴内挿入式なのかもしれません。 一つはPLフィルターやクロスフィルターなどを回転させるギミックか…

 防塵・防滴や新コーティングなど、デジタルにより最適化するリニューアルを、既存レンズ群にも順次行いたい構想があることが開発陣から表明されました。

 ローパスフィルターを付けないことで、連続パターン部にモアレが発生する恐れはあるとのことですが、このカメラの対象が風景撮影を主とするハイアマとのことで、そのような被写体はほとんど対象にならないとの判断で、ローパスフィルター無しの高解像感を選んだとのことです。また、ローパスフィルターを付けた場合、コストが200Kほど上昇するところだったとのこと…

 何だかんだで、エナジャイザー単三2本セットを3セット貰ってしまいました。これはK-7バッテリーグリップに使おうっと…

 

 他のブースは、用品メーカーのものを見て回りました。マルミがPENTAXの100色にインスパイアーされたらしい縁をカラーにした フィルターの試作品を展示していました。近い将来商品化するとのことです。当面大口径は計画していないようですが、顧客の要望次第で応需も考えているらしい…

 亭主が使用している三脚のメーカーであるベルボンが、倒立させたモノポッドに同社の超小型三脚を組み合わせるコンセプトを展示していました。目から鱗のアイディアで、亭主もさっそく採用して改造しようかと…

 

 で、モノポットと超小型三脚の雲台取り付け部のそれぞれの雄ネジを結合させるためには、雌・雌のアダプターが必要になります。エツミなどの雌・雌止めネジを入手すれば、それだけで成立します。モノポットの石突にはカメラネジを取り付けなければなりませんが、吋ネジのボルトを植えればよいので、ドリルと接着剤だけの工作は至極簡単です。普段はそれに傘の石突を捻じ込んでおけば無問題…

 このシステムだと、スポーツ観戦などでのシートに座った狭い場所でも、三脚を立てずに高さ調節自在の自立するコンパクトな保持具とすることができます。モノポットだけより、どれだけ楽か…

 

2010/3/11

 645Dのじらしメール登録者にはカタログを送るという触れ込みでしたが、発表の翌日である今日、それが届きました。PENTAXとしてはあまり無い素早さです。これは、本当に勝負に出ている感じ…

 明日は休みなので、CP+に行くかな…

 

2010/3/10

 昨夜の霙雪は、夜中には雨になったようで、朝の積雪は少なくなっています。これなら道路は大丈夫…

 

 昨夜二日続きになる「じらし広告」メールが届きました。新機種の撮像センサーは、44×33oのCCDとのことです。135フォーマットの約1.7倍というのは、面積比だったということでした。縦横比が3:4というのは、PCの標準モニターの縦横比ですから、デジタル用フォーマットとしては、135フォーマットの2:3のより適しているのかも…

 CCDとのことですから、LVは採用されていない公算が大です。熱対策が難しいでしょう。この素子面積で約4000万画素だと、画素ピッチの余裕というのは135フォーマットのそれとほぼ同等になる計算ですから、この点でのアドバンテージは無いのでは…

 

 病院から帰ってみると、PENTAX 645Dが発表されていました。明日からCP+ですから、ぎりぎりの発表でした。

 これまで展示された試作機の枠を超えているものは無いようです。銀塩645のシステムがほとんど流用可能なようですから、そのユーザーをある程度取り込める見通しは立ちそうな内容です。

 発売日は5月中旬とのみ発表されています。価格はオープンとのことですが、量販店価格は848Kです。新レンズと込みで1000Kを少し切るといったところか…同等既存競合機の半値以下というのは、そのカテゴリでは圧勝の構図か…

 これで風景派のハイアマは、既存135フォーマットデジタルに行けなくなったでしょう。動き物以外は圧勝な雰囲気…

 専用電池はK-7と共通です。このためにK-7の電池をK10D・K20Dと違うものにしたのですね。納得…

 

 次の病院は5月の連休後です。1年ぶりにエコー検査も…

 

 645用新レンズ「smc PENTAX-D FA645 55mmF2.8AL[IF] SDM AW」のレンズ配置図が公開されています。それを見ると、前方に凹レンズ群を置いたレトロフォーカスなのですが、後方凸部は4群6枚の基本的なダブルガウスになっています。前方の凹部は「凹凹凸」の3枚ですから、この部分は逆トリプレットとでも言ったらいいのか…

 55oという焦点距離は、新カメラで使う場合、135フォーマットでのFA43Limitedと同等の画角になります。この画角は、以前からPENTAXが人間の有効視野に相当するとして提唱している標準レンズの画角になります。まずはこれを使って、本物の風景写真というものをしっかりと勉強せい…というPENTAXの提言か…

 このレンズ、実売価格が100Kを切っています。ディスカウントに近い驚きの値付けです。本体とメモリーカードを合わせて1000Kを切るのは、これは本当に驚き…

 カスタムイメージに新設されるリバーサルフィルムですが、あからさまには言っていないのですが、富士フイルムのベルピア50の発色に近似した超高彩度画像が得られるものになっているようです。このモードの場合、色調の微調整はできない仕様にしているのも、リバーサルフィルムの窮屈さを再現するというコンセプトらしい…

 

2010/3/9

 午後から降り出した雨は夕方から霙、雪に変わりました。とても寒い…明日の朝は病院に予約しているので、憂鬱…

 

 PENTAXのティザー広告は徹底していて、この期に及んでもまだじらし状態です。製品の発表は、本当にCP+において行うつもりなのかもしれません。これまでとは随分と様子が違う…

 

 うっとおしい花粉症が発症しないのはいいのですが、その代わりに風邪を引きそうです。気温の上下に体が追いつかない…

 花粉症が発症して以来30有余年、発症時期に風邪を引いたことは一度もありません。免疫が異常亢進しているので、風邪のウィルス程度は歯牙にもかけないということか…

 

2010/3/8

 晴れたものの、あまり暖かくならない一日でした。それにしても、今年の花粉はどうしてしまったのでしょうか、一向に症状が現れない…

 

 CP+が近づいて、いろいろ面白い品が出てきています。マイクロ4/3用のアダプターとして、チルト・シフト機構を組み込んだものも取り上げられています。20o以上のマージンがあるのですから、結構小細工は利きそうです。ミラーレスの効用は当分続きそう…

  今日は例のティザー広告の予告メールが来るはずの日ですが、18時50分現在でまだ来ていません。これまで3回19時過ぎだったので、今回もそうなのかな…

 

 やはり19時7分にメールは到着しました。撮像センサーは約4000万画素とのことです。撮像面積に余裕があるので画素ピッチに余裕があり、被写体の立体感のみならず、空気感が表現できるんですと…

 これは1.7倍が面積比ではないことを意味しているのかもしれません。画角比だとすると、長辺は60oなのか…

 

2010/3/7

 昨日に引き続いて雨の朝です。昨日より気温が下がっています。これからどんどん下がって行く予報…

 昨日、今日とお休みなのですが、悪天候なのと体調が少しマイナーなので、屋外行動などは自重…

 

   春の雨今年も泥を被るかや   雌山

 

 ぼちぼちという感じで「雌山亭別棟」を少改造しています。家具の置き替えと内装の変更というような程度ですが…

 

 CP+もいよいよ来週に迫りました。その前に645Dは発表されるのでしょうが、ティザー広告で既に示されている3つの特徴点は、それぞれの内容がさらにティザーになっていて、なかなか興味をそそられます。

 135フルサイズ比1.7倍の撮像センサーで100MB超のファイル容量という中身が、その倍率が面積比なのか画角比なのかという疑問と、100MB超のファイルはどのフォーマットの時なのかという疑問があります。

 1.7倍という倍率が画角比なら、本当にブローニー判の645に近いサイズですし、面積比なら画角比は1.3倍程度で、ブローニー645の半分弱の面積ということに…

 また、新設されるカスタムイメージがどのようなものなのかという疑問と、ダブルスロットでもプロ用機材に多いCFメモリーではなくSDメモリーにしたのはなぜかという疑問があります。新設カスタムイメージのピクトグラムに使われているフィルム形とその中の富士に何か意味があるのかなど…単に風景撮影に向くリバーサルフィルム調の画像というだけなのか、特定の銘柄のリバーサルフィルム の色調を再現する画像が得られるのかなど…

 SDメモリーにした理由は、これは「軽小安価」で決まりでしょう。ベクトルをプロ用ではなくハイアマチュア用に振っているようですから、トレンドのメモリーを採用するのは当然の判断ですし、K-7などの既存ユーザーには同じメモリーなのですから喜ばれる選択かと…

 ダブルスロット同時記録にするのは、ファイルサイズが巨大なことから必要となる高容量高速SDメモリーの不安定さに対する保険でしょう。プロにも使わせるためには、そのファインダーシステムが生んでしまうデッドスペース利用のコストとしては安いもの…

 その販売価格によっては手の届くものとなるのかということも、興味を惹かれるもとになっているのでしょう。レンズ群等の構築も必要ですから、無理でしょうが…

 

2010/3/6

 非常に暖かい朝です。気温は13℃、季節の行き戻り幅が大きくて、体調を崩しそう…

 

 ミラーレス一眼のマイクロ4/3勢の攻勢は著しいものがあります。ミラーレス一眼は、APS-C陣営にも飛び火しそうな形勢です。

 ミラーレス一眼機のメリットは、フランジパックが小さいので、既存規格交換レンズ用のアダプターを作り易いことです。PENTAXのDAなど絞り環の省略された交換レンズでも、アダプターに絞り環を設けることで絞りをコントロールできます。宮本製作所(RAYQUAL)が、マイクロ4/3用の絞り環付きアダプターの直販を始めました。DA用は絞り環の回転方向もPENTAX標準ですから使い易そう だし、従前あった外国製より5Kも安価…

 

 気温は日中の方が下がってきて、午後5時では11℃です。でも暖房不要の暖かさ…

 

2010/3/5

 暫くぶりで快晴の朝です。しかも7℃と暖かい…明日は啓蟄なのだ…

 今日は遅番勤務なので、朝の気分はまったり…

 

2010/3/3

 今日は休みなので、確定申告に行きます。明日からは、また天気が崩れるらしいし…

 天気の悪い日が続いたせいか、今年の花粉はまだ感じていません。例年2月の初旬には感じているのに…これも老化の一つかも…

 

 ティザー広告は進行しています。画像処理モードに新設される「フィルムの中に富士」のピクトグラムを富士フィルムのCCD供給と深読みしている人がいます。単にリバーサルフィルムの風景向き色調との意味だとは思いますが、富士フイルムの色調を再現するのだとしたら、少しニヤリ…

 

 メモリースロットはSDのダブルとのことで、同時記録はメモリーカードの不具合対策としてほぼ万全か…

 645はミラーボックスの後ろにフィルムパックがあるので、プリズムより後ろ側に長い光路を要する方式を採用しています。それだと軍艦部を低くできるというメリットがありましたから…

 ティザー画像を見る限り、645のファインダーシステムを基本的に踏襲しているようなので、それに要する後部光路に相当する空間が余ります。これをダブルスロットに使うのでしょう。ですから、小さなSDメモリーでも上下ではなく、前後に並べる配置にしていると思います。メモリーカードをCFにしなかったのも、プロ用を謳わないコンセプトからか…

 この余裕を使ってチルト式の背面モニターも試作されたようですが、ハイアマに向けての普及のためには販売価格を抑えるという要請がありますから、実機では採用されていない公算大…

 

2010/2/28

 2月が逃げます。もう終わります。本当に速い…

 今朝は少し寒さが戻ってきました。夜明けの気温7℃です。昨日と同じく雨音が大きいです。花粉病には役に立つ…

 

   鬱勃を押込めにけり春の雨   雌山

 

 気温は夜明け前より下がっています。午前9時で5℃…

 

2010/2/27

 昨日ほどではありませんが、暖かい朝です。強い雨脚が屋根を叩いています。気温は13℃…

 今日と明日はお休みです。予定は…特になし…

 

 CP+ではその発売時期が明らかになっているであろう645マウント機のために、亭主所蔵のBELLOWSのうち、Kマウントに改造したマミヤオートペローズ645Nを使えるように出来るかを検討してみました。

 一応の結論を言うと、リバースアダプター645セットを利用すると、カメラ側マウントは簡単に改造が可能です。49→58ステップアップリングと組み合わせるだけで、既存改造部と組換え可能なはず…

 使用するレンズにしても、ライカLマウントの引伸ばしレンズのイメージサークルは大きいので、十分使えると思われます。また、レンズ側マウントを工夫すれば、大判用レンズも取り付け可能にできるので、望遠系の焦点距離のレンズなら無限遠も可能にできるし…

 

2010/2/26

 気温16℃といういう朝です。春が一気に進み、湿度も急上昇で、花粉も大放出か…でも、まだ感じていない…

 

 昔の親しい仲間のうち、最後の卒業の集いがありました。10年近く年齢差のある構成ですが、それぞれがその歳の差に過ごした同じ年を加えていますから、距離感は等質…

 

   足元を見確かめる春の宵   雌山

 

2010/2/25

 今日も、とても暖かい朝です。10℃直前…

 今年の杉花粉はまだ感じていません。寒い日が多かったので、大量飛散時期はまだなのかも…

 

 3月のCP+は、2日目に行くと思います。金曜日がお休みですから…みなとみらい地区にはしばらくご無沙汰しているので、ついでにレンガ倉庫を経て大桟橋から山下公園方向を散策する予定です。レンズは、改造HOYAゴムフードを付けたFA31Limitedにするかな…

 

2010/2/24

 暖かい朝です。今日から3連続早番勤務です。今月はもうすぐ終わり…

 

 K-7のシルバー限定版の情報が出ています。黒レンズでも違和感の無い配色となっているので、混在して所有する輩に向くなり…

 黄金分割ラインの入っている、特に対角線の入っているフォーカシングスクリーンが差別化アイテムに使われています。確かに納得の機能ですが、標準スクリーンも外枠線は黄金分割になっているので、脳内で対角線を意識すれば済むことではないかと…じゃによって、一般販売部品としろと騒ぐほどのことでもないかと…

 

2010/2/23

 今日は暖かい一日でした。早出で遅帰りの勤務でしたから、疲れた…

 

 PENTAXのティザーは一段進行して、画像仕上げの話題になっています。新モードを設けるとのことですが、それは、リバーサルフィルム調仕上げを新設するのだと看破…

 

2010/2/22

 曇っていますが、暖かい朝です。日中は気温が大きく上がる予報です。雪が多かった地方は雪崩に警戒を…

 今日は平成22年2月22日です。2だけで構成され、しかも5個並ぶということで、両手両足でも表現できない珍しい日です。前回の5並びは平成11年1月11日でしたが、平成11年11月11日には1の6並びでした。これも年号制を採用しているから頻繁に発生するので、西暦では5並び以上は、この次に来るのは2222年2月2日ですから、212年後…平成では今日が最後…益体もない…今日はお休みなので、少しまったり…

 

 PENTAX恒例の限定販売モデルが出るようです。来月中旬の発売とのことですが、K-7のシルバーです。色以外に、内容に多少の差別化を行っているようです。今回のK-7ファームアップでFA Limited3姉妹へのカメラ内レンズ補正を可能にしたのは、これの販促であるのは明白です。同レンズの鏡胴はシルバーと黒があり、シルバーの方を黒カメラに装着するとかなり浮いた感じがしていましたから、そのユーザーに向けてや、同じく銀塗装鏡胴のFA☆を所有するヘビーユーザーを主要な標的とした限定版は、ある程度売れること必定…

 このところのPENTAXは、既存ユーザーの物欲を刺激する巧妙な戦術を駆使していると思います。亭主のFA Limitedは黒鏡胴なので、FA☆Zoomのためだけだと、多分パス…あの645Dの動向とも不可分だし…

 既存ユーザーというのは、企業にとっては資産ともいうべき存在です。これを恒常的なリピーターとして確保する気配りが、安定的な経営には不可欠なり…

 

2010/2/21

 今日は少し暖かい朝です。これで例年並みなのかも…

 今日の出勤は遅いので、朝はゆっくりです。K-7のファームアップを実行することができて、確かにFA31o/F1.8Limitedでレンズ補正が設定できました。でも、これをONにすると、画像が表示されるのが相当遅くなります。その差が処理時間なのでしょうか…

 

2010/2/20

 今日と明日は遅番勤務です。今日は早出の遅帰りだったので12時間以上職場にいて、えらく草臥れた…

 

 K-7のファームがまたアップしました。1.03ですと…付番から知れるように、基本的にはバク取りが目的のファームアップですが、例によって言い訳めいたおまけの機能強化が付いていて、今回はこれまでDAのみで可だった画像の歪み直しと雑色取り機能について、FAリミのへの対応拡大です。これで、FAリミの3本を当分売り続けるだろうことが確実になり、買う気が出る輩が輩出するかも…亭主は31oを所持しているので、まずはにんまり…

 PENTAXはアメリカのカメラ・ショーPMA2010へ、今年は参加しないのだそうです。Canonもそう決めたとのことで、この世界にいったい何が起きているのか…

 

2010/2/18

 雪の降っている朝です。ふわふわの牡丹雪ですから、庭木には綿帽子が被っています。気温も零度で、寒さの底…

 今日と明日はお休みです。確定申告に行こうかと思っていましたが、雪では中止に…

 

 ティザー広告進行中のPENTAX新型中判カメラに関して、ネット上に最終モデルと称する画像が流布していますが、これは断じて最終モデルのものではありません。画像にはペンタ部にミラーアップボタンがあることで、ティザーとは違う試作モデルであることが明白なり…

 使用説明書の原稿からリークされたと思われるイラスト画像の方は、本物度が高いと思われます。ペンタ部にミラーアップボタンが無いだけでも、よりティザーに近い…

 

2010/2/17

 12日以来ずっと寒い朝が続いています。今日も零度近い寒さです。この冬は断じて暖冬ではない…

 

 確定申告が必要な身分になって2年目です。今年の申告書は既に完成していて、あとは税務署に出向くだけです。電子申請もあるのですが、その条件整備の手間が煩雑過ぎ…

 

2010/2/16

 どうも、ぐずついた天気のモードは続くようで、春に向かう前兆でしょう。花粉の季節の到来もじき…

 

 PENTAXの新型大型センサーカメラは、135フルサイズの1.7倍の面積になるとのことです。100MB超のファイルサイズになるとのことですから、その保存環境の構築が大変そう…

 

 ティザー広告をよく見ると、1.7倍というのが面積比だということはどこにも書いてありません。これは亭主の勝手な予想なのですが、これを縦横比に換算すれば1.3倍ということになり、幅が約45oで、これくらいが妥当なサイズかと…

 もし1.7倍というのが縦横比だとすると、幅は約60ミリということになり、本当に645に近いということになります。これだとサプライズ過ぎ…

 

2010/2/14

 昨日の雨と雪で濡れている路面の凍結が心配な寒い朝です。今日は遅番勤務…

 

 去年まで有明で開かれていたPIEはどうなったのでしょうかね。不景気風が吹き飛ばしたとか…

 

 Windows 95の中に「CD革命」Ver.2を入れて、旧ゲームのCDを仮想化する作業をぼちぼち行っています。仮想PCの中の仮想CDの中の仮想世界…

 mouse.comは組み込めたものの、メモリ不足を理由に立ち上がりを拒否していたDOS/V用ゲームですが、UMBを明け渡したら、しぶしぶ立ち上がりました。でも、チェックのためにFD#1を要求して、それが読み込めないというお粗末…FDの経年劣化が怪しい…後年CD化されたWindows95用もあるので、実用化は断念することに…

 仮想CD化で躓くものもあったりで、旧世界の復元作業は蹉跌の連続です。何しろ紙資料が皆無で、記憶も白紙に近く、すべて手探り状態ですから…

 

 新製品がヒットしてカメラの販売量が増加すると、旧レンズに対する需要も高まります。温故知新のマインドがそうさせるのか、カメラの機能が制限されるMシリーズ以前の少し使い難いものにも興味が出てくるようです。バルサム切れがほぼ100%生じているM50/1.4なども、以前より高値で取引されているようです。 レンズのカビはほとんどが除去可能ということも常識になりつつあるようで、自前分解整備に要するスキルをあまり要求されないそれらの需要が戻るのは当然なのかも…

 張り合わせを使わない旧レンズはバルサム切れが無いので傷とカビ繁茂だけが恐い瑕疵ですから、その味(取り切れていない収差による画像の瑕疵)を楽しむツールとしては、永く使えそうな存在です。M28/2.8やM50/2がそれであり、発売価格が安かったこれらですが、相当後世にまで残りそう…

 

2010/2/13

 細かい雨粒が霖然と降っている寒い朝です。あと1℃下がると雪になっていたかも…

 

 PENTAXが新型カメラのティザー広告を始めました。3月中旬発表に向けてのカウントダウンという趣向です。その新型カメラは645マウントを用いた大型撮像素子のもののようで、同社幹部が以前のインタビューで予告していたものです。レンズは銀塩のFA645シリーズのものが使えるのでしょうから、それらを所持するハイアマチュアが当面のターゲットに…

 横浜パシフィコで3月に開かれるカメラ関係ショーには行くつもりです。有明より随分と近いし、入場登録も済ませたし…

 

 DOS用のマウスドライバーを入手したので組み込みましたが、スマートドライブと干渉するようで、立ち上がりにすごい音が出ます。remしてスマートドライブを組み込まないとうまくゆくので、これが原因でシステムの仲間に入れなかった公算大…

 組み込んだものの、肝心のゲームソフトからはメモリが足りないとのつれないお返事です。かな漢も外しているので、これ以上何を削れというのかわかりません。これだからDOSは難しい…

 

 外気は1℃下がって、お約束通り雪に変わっています。氷の粒のような雪なので、近隣の屋根はもう白くなっている…

 

   すべなきを嘲笑うなり細雪   雌山

   野焼きする炎の如し吾の欲   雌山

   

2010/2/12

 昨日の雨は幸い雪には変わらなかったものの、寒い朝が戻っています。三寒四温の時期ですが、その揺れ幅が大きい…

 

 DOS/V用旧ゲームの中には、DOSでのマウスの組み込みを要求するものがあるのですが、亭主の所有する正規MS-DOSのシステムFDには、MOUSE.COMが含まれていません。マイクロソフトのサイトにある解説では、使用していない環境にインストールする時には解凍しない圧縮ファイルが2枚目FDにあるような記述があるのですが、どこにも存在せず…

 旧ゲーム環境の復元も今回のオペレーションの一部なので、それが無いと実現できないのは不満です。何とかどこかで調達しようと躍起に…

 Virtual PC 2007に旧OSをインストールする作戦はほぼ完了しているのですが、ホストOSとの連携がWindows 98までしかできないようになっています。それより古いOSには共通のホルダーが作れないので、ファイルの交換がFD経由以外はできないので、とっても不便…

 

2010/2/10

 とても暖かい朝です。日中は下がって行くとのことですが…

 今日は明日の代休です。その明日は早出で、しかも遅番勤務…

 

 仮想PC環境へのOSの再インストールを楽にする工夫を続けています。FDを使わねばインストールできない仕組みの旧OSは、結構厄介なのだ…

 MS-DOS6.2で作ったインストール用FDでWindows95(グレードアップ版)をインストールすると、Aドライブに入れているFDの中にWindows95環境で実行されたくないファイルがあると、同名のバッチファイルに書き換えられてしまいます。何ともお節介な…

 Windows95まではFAT32をサポートしていないのでMS-DOS6.2のFDISKでHDDの領域設定を行えばよいのですが、Windows95osr2.1以降はFAT32をサポートするので、そのためにはインストールするバージョンのOSで作ったFDでインストールする必要があります。DOSのバージョンがその都度上がっているようなので…

 Windows95(グレードアップ版)をクリーンインストールすると、途中で旧OSシステムディスクの挿入を求められます。FDDにWindows3.1のシステムFD12枚のうちの1枚目を挿入すれば満足します。それがコピーであっても…

 今現在、旧OSインストールが完了した仮想PCは5台です。残りの手持ち旧OSはIBMのOS/2だけです。でも、これの場合は夥しい数のFDでインストールする必要があるので、なかなか始める踏ん切りがつきません。後々の再インストールのことを考えると、先にCDに焼く作業をしてからの方がいいのか思案中…

 これからそのバージョンの旧OSでしか動かないゲームなどのアプリケーションをインストールする作業にも本腰を入れます。Officeや一太郎・花子などの事務系アプリは、相応のバージョンをほぼ入れ終わったのですが、肝心のゲームの方は、まだほんの端緒…

 

2010/2/8

 今朝の気温は3℃です。有明の月が快晴の南空に残っています。大分細くなって寒々しい…

 

 昔のFD・CD類が詰まっている段ボール箱の中には、OS/2の大量のFDが入っています。昔インストールしたものの、それ用のアプリが無くてまったく使わなかったことを思い出しました。デュアルブートだったので、もっぱらDOSの方を使ったような…

 自作DOS用メニューの方は、DOS環境とWindows 3.1環境に復活させようと思っています。OSの個人的博物館に展示するのにぴったりな歴史的遺物ですから…

 FDによるインストールを行うOSやアプリを、可能な限りCDに焼いておくこともしておこうと思っています。FDは時間が経つと読めなくなるものが多発します。複数のバックアップを保存するのも場所を取りますし、再インストールのときにCDからの方が手間がかかりません。DOSのIO.sysのようにブートセクターに書き込む必要のあるファイルの場合は、FDそのものを残さないといけないのかもしれませんが…

 なお、CDやFDのイメージファイルを残しておくことも、同時に取り組みたいと思っています。ホームページのあるサーバーにそれを保存しておけば、災害対策に役立つかもしれない…

 

 DOSの場合、OSが管理できるメモリが極めて少ないため、アプリが要求するメモリ空間をいかにして広げるかが使いこなすスキルの一つでした。そのため、立ち上げのときに組み込むデバイスドライバーをその都度替える仕掛けが必要で、このためにも「メニュー」が便利でした。用途別のconfig.sysとautoexec.batをあらかじめ作ってメニューから選べようにしておき、選択によってそれらを書き換えてからリセットするだけで、次には用途に最適な構成で立ち上がるという仕掛けです。これをリセット文化とも称していたような記憶も…

 Windows 3.1には不要なマウスドライバーの組み込みもDOS用ゲームでは必要だったり、そのゲームではかな漢字変換は不要だとか、UMBを使用するデバイスドライバーの組み込む順番によってコンベンショナルメモリの空きが違ってくるなど、メモリを占有する要素をいかに減らすかということにいつも気を使っていたと思います。また、これがゲーム的な興味の対象の一つだったような…

 autoexec.batに大規模な構造のメニューを置くとファイルサイズが大きくなり、メモリを無駄に使ってしまうので、出来るだけ小さくして必要な小さいメニューバッチファイルを呼び出す構造にすると、階層ごとに細分化されてメニューバッチファイルが多数になるのでディスクを占有するファイル量は多くなりますが、メモリの節約になります。亭主の作ったメニューは3層構造なので、autoexec.batが呼び出すメインメニューの下に8×8で64個のサブメニューバッチファイルで構成されていて、これらを一つのメニューディレクトリの中に納めている構造です。他に各メニューから呼び出される実行用バッチファイルが最大64個まで増えていくというものです。

 下層メニューや実行用バッチファイルは命令実行後上層メニューを呼び出す作りですから、上層メニューがメモリに残るCall命令は使いません。このメニューディレクトリにパスを通しておけば、ハクション大魔王のようにどこからでも呼び出されて実行するという仕掛けなり…

 

 今日は遅番勤務です。暖かくなってからの通勤…

 

2010/2/7

  寒い朝は続いていて、今日も1℃です。明日からは少し緩むのかな…

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 旧PC内のVirtual PCに旧OSをインストールして、それに各種旧アプリをインストールする作業が続いています。段ボール箱にまとめて仕舞い込んであったFDやCDを引っ張り出してきて整理し、PC9800シリーズ用で今は使えないものを取り除いたりすると、ゲーム用FDはほんの数枚でした。亭主がPC黎明期に使っていたのはCPUがV30でFDD2台のHDD未搭載98Uでしたから…

 そのわずかに残ったDOS/Vで使える1.44FDも、壊れていて読み込めないものがあったりして、FDの不安定さが際立ちます。SCANDISKを実行したものの、壊れたのがFATの部分らしく、修復できなかった…

 また、Windows 3.1以前の環境では、かな入力とアルファベット入力のキー切り替えはキーボードで行うことをすっかり忘れていて、一太郎5やワークス3、Excel4を大量のFDからようやくインストールして、さてキーボード入力をしようとしてもアルファベットキーしか入力出来なくて、随分とあわてました。日本語106キーボードの場合、「Sift+Ctr+かなキー」でのみ切り換えができるのでした。この制約はWindows 95以降には無いので、すっかり忘れていた…

 また、Excel4は、DOS用の「かな漢」でしか漢字ひらがなが入力できないことも忘れていました。Windows用のMSIMEやATOK8は使えないのです。DOS用のソフトからの転換が、まだうまくできていなかったようで…

 それ以外にも、Windows 3.1ではマウスの右クリックメニューが無いという不便さも、忘れていたことの一つです。また、頻繁にハングすることも忘れていました。Excel4を使うときにはメモリ不足で立ち上がれなかったりして…

 昔使っていた旧OSや旧アプリを使ってみると、今のOSやアプリがいかに便利なものになっているかが実感できます。重いとか遅いとか不満を言うのは、この不完全な旧OSや旧アプリを使ってみれば、何とも罰当たりな思いであることは明白…

 

 段ボール箱の中に入っていたFDの中に、自作したDOS用メニューのバックアップがありました。DOSの色々なコマンドの実行や用途による最適なシステム環境の選択立ち上げ、Windows 3.1やゲームを立ち上げるためなどのバッチファイルで構成したものですが、各メニューの背景や文字に色も付け、何層かのサブメニューで構成された労作です。Windows 95以降の環境ではまったく不要となって使わなくなっていたのですが、記憶を辿ると、DOS環境では随分と便利だったような気が…

 

2010/2/6

 寒さの底は昨日だったようで、今朝はほんのちょっぴり気温が上がっています。でも、十分に冷えている…

 

 旧PC弄りの一環として、旧OSにおけるハードディスクの領域設定について少し勉強しました。FAT32でフォーマットできる領域設定は、Windows 95 OSR2以降から可能になったとのことです。ですから、FAT32でフォーマットしたディスクは、Windows 95以前のOSで作ったシステムFDでブートすると認識出来ないということだそうです。FAT16でフォーマットしたディスクは多くの他OSから認識できるとのことですから、FAT32が可能なOSの場合、Virtual PCに構築する仮想HDDのフォーマットをどちらにするかは、FAT16にある2GBの壁との相剋で悩ましい…

 ハードディスクに領域を設定するツールは、FDISK.exeというアプリです。これのバージョンにも幾つかあって、FAT32設定可能なWindows 98用としては、バグ取りをした補正版がまだダウンロード可能です。

 これらの事実を基にCD-ROMからのOSのインストールFDを考えると、それぞれのOSでシステムFDを作り、その上に最適なバージョンのファイルを乗せることが必要なのでしょう。Windows XPのようなCDブートを前提としたOSは別として、OSからインストール用FDは作れる仕掛けが用意されていますから、これを利用して作っておくことが求められます。

 今はOSを意識しなくてもPCを使える状況になりつつありますが、決してそうではなかった黎明期からのOS発達の軌跡をあらためて辿ることも随分と興味あることですし、老化による忘却の防止にもなるかと…

 亭主はWindows 95については、製品版とOEM版を所有しています。マイナーバージョンアップはOEM版でしか供給されなかったのですが、亭主のものはOSR2.1というもののようです。USBとFAT32がサポートされているのが最大の変更点です。なので、Virtual PC上には両バージョンを構築することにします。

 

 夜が明けてからの方が気温が下がり、昨日と同じく零下に…

 

2010/2/5

 昨日以上に冷え込んでいる朝です。少し早く昇って来た朝日に照らされた近隣の屋根が霜で真っ白です。気温は零下…

 この寒さは日曜まで続くようです。雪さえ降らねば、寒さは苦にならず…

 今日は遅番勤務です。この土日は世間並みにお休み…

 

 旧OS用のインストールFDですが、新たに構築するVirtual PCにクリーンインストールするときには、まず最初に仮想HDDの領域確保とフォーマットが必要です。これを分かりやすいそれぞれの作業別FDで行う構成にしようかとも思いましたが、作業をメニューで選択する方式で1枚のFDで行う方が、将来にFDを残しやすいと考え直しました。

 それで、メニューを構築したバッチファイルを作らねばならないことになり、試行錯誤を繰り返しています。このメニューFDが完成したら、仮想FDにして「情報館」に展示するかも…

 

2010/2/4

 立春ですが冷え込んだ朝です。日の出が少しだけ早くなったので、外の明るさが春…

 

   丹沢の沢白けれど春隣   雌山

   風も落ち梅ほころんで今朝の春   雌山

 

2010/2/3

 明日は立春というのに、とても寒い朝です。屋根には雪も残っています。陽が出ているので、日中は少しは温かくなるのかな…

 

 PENTAXが発表したOptio I-10ですが、その造形に昔の「110」を意識しているのは、その命名にも表れています。これ用に革の白い速写ケースもオプション設定されるようですが、亭主も嵌まっているトレンドの斜め掛けも可能で、白モデルと組み合わせると、ご婦人用として、これは少しやばいかも…

 K-7を始めとして、PENTAXは少し回顧モードに入っているようですが、回顧できるものを持っているということは大きな財産だと思います。いつの時代でも、温故知新は必要なマインドかと…

 

 今日は休みです。マニュアルの無いVirtual PC 2007の操作に習熟するべく、あれこれと弄り込んでいます。CD-ROMの操作が今の最大の関心事…

 Windows 98用のインストールFDが出てきたので、Virtual PCにクリーンインストールを試みましたが、システムCDの読み込みのところで転んでしまいます。このインストールFDはRAMDISKを作ってCABから検査用ファイルをそこに展開してインストールを行う仕組みなのですが、このRAMDISKが犯人なのか、CD-ROMのドライバー設定が犯人なのか、まだ検証できていません。Virtual PCの上に仮想ディスクを作るのが問題なのかな…

 DOSから3.1、95、98と段階的にアップグレードインストールしたときには問題なく98にできていますから、CD-ROMからシステムが読み込めないということではないはずです。原因はVirtual PC 2007側か、RAMDISKを使うインストールFDにあるとするのが順当な判断かと…

 

 Windows 98用として残っていたインストールFDでは、どうしてもVirtual PC上にクリーンインストールができません。そこで、クリーンインストールに成功していたWindows 95用のインストールFDの内容を改造し、一応Windows 98のクリーンインストールに成功しました。その95用FDに入っているCD-ROMを動かす特別のプログラムが味噌のようです。でも、そのFD上のDOS小プログラム群の中に、トロイの木馬だとマイクロソフトの配布している無料ウイルス対策ソフトに騒がれたものがありました。システムに入り込んで、インストールを中断したときに活動する仕掛けのアプリなので、トロイの木馬と同類視されたようで…

 まだ、必要最小限のものにする作業が残っています。自家用なので汎用である必要はなく、このインストールFDをもっと簡易なものにして、次のために残そうかと…

 

2010/2/2

 昨夜の雪で、積雪の朝です。道路の状態が気懸り…

 

 Virtual PC 2007の上にWindows98以前の旧OSをインストールするためには、リアルモードのCD-ROMドライバーをDOSで設定しなければCDからOSがセットアップできませんが、このデバイスドライバーは新しい機種用は供給されていないことと、旧機種のものもそれを格納していたFDなどを失っているケースが多いようです。

 このデバイスドライバーは互換性が少しあるので、他の機種用のものでも使えることがあります。旧PCの光ディスクはXPになってからの機種なので、DOSのドライバーは付属していません。98用のインストールFDに格納されていた汎用デバイスドライバーで動いたので支障なくインストールできましたが、これを入手出来ない場合は各社がネット上などで公開しているデバイスドライバーを利用することができます。

 機器によって使えないドライバーがあり、亭主の機器はOAK系のドライバーが使えます。LGやサムスンのもの、NEC用の多くのものなどです。IBM用も動きます。松下やパイオニア、ティアック、ケンウッド、日立、東芝は軒並み動きません。結構癖がありそう…

 

2010/2/1

 温かい夜明けで始まる2月です。今日は遅番勤務なのですが、月例の朝一に行う業務があるので出勤は早出です。一日が長そう…

 

 旧PC上にはDOSからXPまでが勢揃いしました。4つのVirtual PC 上に構築した98までは、すべてDOSの設定次第で挙動に差が出る仕組みなので、しばらくconfig.sysと取り組むことになりそう…

 グレードアップ用Windowsを単独でクリーンインストールするためのセットアップFDも構成できたので、弄りすぎて壊れても、復元は容易に…

 

2010/1/31

 毎年同じことを思うのですが、1月は長く感じます。その長い1月も今日で終わり、明日からは超短い2月…

 

 昨日、旧PCに再インストールした身綺麗なXP上に構築したVirtual PC 2007の上に、旧OSをインストールする作業に入りました。亭主所有のOSは機器バンドルのOEM版とアップグレード版ばかりなので、セットアップが単純ではないものばかりです。特に機器が違うOEM版は、ドライバーを用意するのが最初の難関…

 MS-DOS6.2にはCD-ROMドライバーが含まれていないので、使用する機器用のリアルモードドライバーが必要です。それと、DOSを立ち上げるときにそれを組み込むConfig.sysやAutoexec.batなどの記述の方法を知っていなければどうにもならないことになります。

 CD-ROMドライバーは汎用性が比較的高いので、入手はあまり困難ではありません。亭主もWindows98インストール用のFDに残っていたものを使うことで、旧PCのDVD+RW光ディスク機器をCD-ROMとして動かすことができました。

 このドライバーの組み込みを始めとして、DOSの操作についてのスキルが無いと、Windows98以前のOSをインストールすることは出来ないでしょう。アップグレード版は前の時代のOSがインストールされていないとセットアップができないので、DOSから積み上げていく作業によって忘れかけていたスキルの良い復習になりました。

 MS-DOS6.2とWindows3.1はフロッピーです。これらはレガシーのFDDがあれば単純作業だけでインストールできます。USB接続の外付けFDDでは役に立ちません。

 DOSやWindows3.1をインストールしただけではCD-ROMは動きません。機器用のドライバーファイルを用意し、それを立ち上げ時に組み込む呪文をConfig.sysなどに記述する必要があります。その記述には約束事がありますから、これが最初の大難関かも…

 今は処分したOEM版がバンドルされていたPC用のCD-ROMドライバーは、旧PCの光ディスク機器を認識しなかったので、少し後の時代のドライバーを試みたところ、うまく動いてくれました。このドライバーを使用する呪文に書き換えたセットアップFDを使って、OEM版のWindows 95・USB版はインストールできました。

 また、別のVirtual PC上にDOSからWindows3.1を積み上げて、アップグレード版のWindows 95をCD-ROMからインストールするときにもそのドライバーは役に立ち、さらにその上にはアップグレード版のWindows 98を無事インストールできました。

 これらの作業の結果、旧PC上には最新版のWindows XPとWindows 98とWindows 95が併存する環境となりました。これらはどれもモニターの解像度も選べるので、特定の解像度や色数を要件とする旧ゲームも動かせることになりました。でも、Windows3.1はモニター用のドライバーが不足しているので、レガシーのVGA以外はまだ成功していません。いずれ解決を試みようと思っています。

 Virtual PCを使うと、OSのインストールが気楽に行えるので、そのインストール法の学習・復習にはとても便利です。失敗したらその仮想化ファイルを抹消すれば済むので、何度でも簡単にやり直せますし、幾つものPC環境を同時に構築できます。当分はまりそう…

 なお、このVirtual PC上では、ホストPCに無線USB接続されているキーボードとマウスは動きます。ただし、動き出しにレガシー機器として変換するためと思われるタイムラグがあるので、あまり早くタイピングするとキー入力の最初の文字が入らないことがあります。最初の文字が入力されたことを確認してから続けなくてはいけません。また、マウスポインターの動き出しもワンテンポ遅れます。

 CD-ROMを使ったOSインストールのために必要なDOS立ち上げ用のConfig.sysとAutoexec.BATは、情報館に搭載予定…各種ドライバーファイルの収集も課題に…

 

2010/1/30

 外気温は4℃、寒さが少し戻った朝です。今日と明日は休みですが、PC環境の整備に費やされそう…

 

 昨日は遅番勤務だったので、帰宅時の空には12月15日の月が高く上っていました。左下が少し陰っていましたから、満月は今日の日中、地球の裏側でのことなのだと思います。左下に隋伴する明るい惑星は何なのかな…

 

   春望む凍てる身照らす寒の月   雌山

 

2010/1/29

 今朝も温かい朝です。夜明け前でも9℃もある…

 

 マイクロソフトが無料のウイルス対策ソフトを提供しています。ウイルスバスターやマカフィーなど有償のソフトは打撃を受けるのではないでしょうか。亭主もライセンス切れの近いウイルスバスタの入っていた旧PCにはこれを使うことに…

 

 無線LANでネットワークに繋いでいる新プリンターですが、無線LAN親機に有線LANで接続しているPCから認識できました。共有設定が必要でしたが…これでUSBで接続する必要が無くなりました。ネットワークの知識は必要なのだ…

 

2010/1/28

 西風が強く、温かい朝です。8時で10℃を超えている…

 

 新旧PC環境の構築と新プリンターのセットアップは完了しました。旧PC上にVirtual PCを構築する作業はまだですが…

 無線LANで使える新プリンターですが、有線LANとは排他利用で、無線LANの親機がハブを兼ねていても、そこに有線接続したPCからではアクセスできません。無線LAN子機を追加するしかないようです。プリンターはPCラックの上棚に設置したので、USB接続で使うことに…

 プリンター自体はAOSS接続に対応しているのでBuffalo親機に認識させるのは至極簡単なのですが、それを手動で設定するのはどのようにするのか興味が湧いたので、ネットワークについて少し勉強を始めました。IPアドレスやネットワーク・キーなど、理解すべきことがどっさりありそう…

 旧PCと新PCで共用している横長の22吋モニターは、旧PC上で動かす旧ゲームの表示に難があります。解像度が幅広に対応していないゲームでは画像が横伸びして少々見難い…

 

2010/1/26

 昨日一日を費やして、旧PCを再構築する作業が概ね終了しました。ケースを開いて中を清掃し、HDDを更新しました。約7年分の埃がCPUのヒートシンクに分厚く吹き付けられているのをブロワーで吹き飛ばし、マザー上や分解した電源内の埃もすべて吹き飛ばしました。マイクロATXのケース内は狭く、以前自作していたころのフルタワーとは作業性が段違いに厄介です。到着したバルク増設メモリー1GBも無事認識したので、RAM総量はメーカー仕様の上限より多い1.5GBとなりました。やはりチップセット仕様の上限である2GBまでは増設できるのだ…

 ハードの整備もなかなか手間暇がかかりましたが、ソフトの再構築が大変な作業でした。リカバリーディスクでの再インストールは簡単なのですが、その後にネットに繋いでからOSなどの更新ファイルのダウンロードとインストールが延々と続きました。特にチップセットのドライバーが横長の22吋モニターと縦横比などが適合していないので、チップセットメーカーであるIntelのサイトから最新版を下ろしてきてインストールするまでは、変な画面での作業で見苦しいことおびただし…

 これまで一度も見たことのなかったメーカーの機種用サポートWEBからもドライバー更新ファイルを下ろしてきて処理したりしましたが、このメーカーにして良かったと思わせるサポート内容です。伊達にネット直販はしていないというところでしょうか…

 この旧PCにはFDDが内蔵なので、CDブートに対応していない旧OSのインストールが可能です。また、フロッピーベースの旧ゲームも使えそうなので、Virtual PCの構築がたのしみです。CD革命も使えるので、遊びのペースには最適になったのかも…

 

20101/25

 今日と明日はお休みです。PC環境をリニューアルする作業もようやく終盤にさしかかりました。今朝もよく晴れて寒いけど、さあ始めるか…

 

 旧PC内の家族のアカウントにある「お気に入り」をエクスポートし、新旧の引越しはほぼ終了です。あとは調達した増設メモリーの到着を待って旧PCのリニューアル作業と新プリンターの無線LAN環境へのセットアップです。

2010/1/24

 今日も遅番勤務です。寒さも昨日ぐらいの朝です。氷点ぎりぎり位か…

 

 ネットを色々と物色するうちに3.5Kほどの1GB DDR400を見つけ、1枚手配してしまいました。溜まっていたポイントで決済…

 しばらくPC自作の世界から遠ざかっているうちに、すっかり浦島になっていました。HDDもIDEからATA100を経てSATAになっていて、メモリーもSIMMからDIMMになり、そのDIMMもSDRの168ピンソケットからDDRの184ピンに、DDR2からは240ピンにという具合に、誠にめまぐるしい…

 亭主の自作時代にはSIMM74ピンが一般的で、ハイエンドは128MBでした。今では1GB以上は当たり前ですから、これも隔世の感が…

 そもそも亭主が40の手習いで始めたPC自作から足を洗ったのがATがATXに移り変わった頃です。AT電源のケースにはATXのマザーボードは使えませんから、ATXマザーと併売されていたATマザーが少なくなって更新熱が冷めたのでした。ATX電源のタワーケースに更新する直前までは行ったのですが…

 思えば、亭主のPC元年はWindows3.1が発売された1993年5月です。その前のDOS時代にもゲームや一太郎などを自宅などのPC9800シリーズで少しは使っていましたが、本格的に仕事などで使うようになったのはWindows3.1からです。特に、Excel4.0はDOSの時代のLotus123に比べて圧倒的に便利で、すっかり虜になってしまいました。Windows3.1でもワープロはしばらく一太郎が続いていましたが、表計算は最初からExcelです。挫折したLotus123とは比べ物にならない操作性の良さに感動したことを覚えています。

 Windows3.1とその上で動くExcelなどを発売日に秋葉原に行って現金で買ってきた目的は、当時の担当業務の一つである30社以上もあった銀行等との取引管理のためでした。借入れに対する日歩などによる毎月の利払い額算出などが自動計算でできないかという動機でしたから、条件分岐式や日付関数などを駆使した使い方を、分かり難いマニュアルだけを相手にまったくの零から独学し、導入1か月後の6月末の支払いで使える計算表を作り上げました。

 その後次第に便利機能を付加するなど改造を加えて行ったその計算表の算出結果と銀行等からの請求額とが乖離していることが幾度もあって、そのすべてが銀行等の誤りだったことが自慢の一つです。それが銀行の仕事に全幅の信頼を置かなくなった原因になっているのかも…ちなみに、その誤謬請求をした銀行等は、今は吸収されたり倒産したりで、何と一つも存在していない…

  自作用パーツの調達は秋葉原以外にはほとんど出来ない時代でした。雑居ビルの上階のバルクを商う怪しげな店に屯する連中は皆若く、40男はあまりいなかったかも…

 当時のマザーボードなどは、それに接続する機器との相性が厳然と存在していて、これを回避するための情報も少なく、苦汁を飲まされたことも幾度か…

 

2010/1/23

 昨日よりまた少し寒い朝です。氷点下ではありませんが…

 

 自作木製PCラック補強等の改造は昨日完成しました。リブの効果は絶大で、横揺れ防止横板を付加する必要性は無い剛性です。新PCと22吋モニターを格納し、旧PCも併用できる環境を構築しました。残ったのは新プリンターの設置とその無線LANの設定のみ…

 旧PCのHDDを更新することと、メモリーの増設または更新が課題です。内蔵FDDのXP機は、Virtual PCを構築する母艦として当分有用ですから…

 

2010/1/22

 寒さが戻って来た朝です。昨日の朝との気温差は10℃…

 今日はお休みです。土日は遅番勤務で、月火はお休み…

 

 自作木製PCラックに対する補強とACアダプター搭載ギミックの装着などに着手する予定です。新PCと旧PCを同居させる必要があるのと、上部棚でプリンターを作動させると横揺れが激しいので…

 この自作ラックは、もともとはディスクトップワープロ用として30年近く前に制作したもので、30p幅のシナ合板を組み合わせて作り、大型高級キャスターを用いた頑丈なものです。20年ほど前にPCをタワー機としたときに鉄チャンネルで組み立てた自作大型ラックに役目を譲ってしばらく邪魔にされていたのですが、10年ほど前に居間に置くサブPC用に転用するときにプリンター用に急遽増設した上部棚の材料合板の厚さをけちったせいで上部構造が脆弱で、作動中の横振れが大きかったのです。この上部棚の薄い合板に補強リブを追加することと、横揺れ防止横板の追加で剛性を確保する構想です。上部棚増設には木ネジを用いていますから解体と補強工作はあまり困難ではありません。もっと早くやりゃあいいものを…

 マザーボードやCPUを何回か入れ替えたメインPC用ラックは、今はカメラ等の工作台に身を窶しています。栄枯盛衰世の習い、無常の理これ真理なり…

 Virtual PC2007の母艦としてMS-DOS6.2を始めとしてWindows3.1など昔のOS群を搭載するつもりの旧PCにメモリーを追加しようと目論んで、搭載可能なメモリーについて少し調べています。いま乗っているのは512MBのSDRAM DDR PC2100 で、PC3200までが上位互換で使えるようです。

 また、最大積載量は、メーカースペックでは1GBなのですが、チップセットがIntel845GLなので2GBまでは可能なはずです。メモリースロットが2本しかないことから、発売当時は1枚1GBのメモリーが一般的ではなかったので、メーカースペックは最大1GBとしていた可能性が大です。Buffaloのサイトにあるパソコン別メモリー対応表に、同社の同一型番機で2GBの動作確認の記述もあるし…

 旧PCには512MBが1枚差してあります。これを1GB2枚差しと交換するか、単に空きスロットに1GBの追加とするか悩むところです。単価が10K以上するので、ニーズと機器寿命との兼ね合いが難しい…

 新PCのチップセットはIntelG45なので、メモリーの最大積載量は8GBのはずです。メモリースロットが4本あり、これに2GBのDDR3 8500が2枚刺さっています。これをあと2枚追加して総量8GBにしようかという欲望も生じています。Buffaloの製品を使えば、同社のユーテイリティを使って32ビットOSの管理領域外もRAMディスクとして使えるし、そうしておけば将来64ビットOS化しても対応できそうだしなどと、必要経費20Kを横目に逡巡中…

 

2010/1/21

 大寒に入った途端に温かくなりました。昨日など季節が2ヶ月以上進んでしまった感じです。夜明け前ですが今朝の外気温も何と16℃…移動性の高気圧に覆われているためですが、この流れだと、あす以降に寒さが戻った時に、南関東にも雪が降るかも…

 

2010/1/19

 今朝は寒さが少し緩んでいるようです。2℃なのですが、氷点下の朝を経験すると、少し気温が高いだけで体感はずいぶんと温かく感じる…

 

 Virtual PCを弄りだしてそれに入れるためにMS-DOSの呪文を少し復習しはじめているのですが、上位互換のために生じていたメモリーの制約に四苦八苦していたことを思い出しました。これはカメラマウントの上位互換、下位互換の呪縛と等質なような…

 

2010/1/18

 今宵の月は三日月、左下に明星を伴って西空に懸っていました。イスラム圏の国旗のよう…

 

 プリンターも新調して、今度の複合機は6色インクで無線LAN対応です。でも、筺体は極めて脆弱になり、腫れ物に触るようにしないと、すぐに壊れそう…

 

 Windows 7 ProにはおまけでダウンロードできるVirtual PCとWindows XP Modeですが、Virtual PCの方は他のOSを併用することに無関心なそっけないインターフェイスです。これも無料でダウンロードできるVirtual PC 2007の方が、XP以外のOSを使うのには分かりやすい…

 

2010/1/16

 今朝は昨日より少し寒さが緩みました。旧暦12月2日ですから…

 朔である昨日は、部分日蝕のままの日没が沖縄で見られたようです。日蝕をこの目で見たのは何時だったのかな…

 

 Windows 7ではXPで使えていたCD革命が使えません。最新バージョン用は対応版が1月12日に公開されたようですが、以前のバージョンなので無理…

 CD革命は、CD-ROM版の広辞苑第五版を、CD-ROMを使わずに使うために導入したのですが、今回色々と弄っているうちに、単純にHDDにファイルをコピーするだけで使えることが分かりました。あらかじめCDに用意されている通常の方法だと音や映像部分が使えないのですが、CD-ROMから残りのファイルも全部コピーすることで全機能が使えるのです。これならCD革命は不要…

 亭主が広辞苑第五版を愛用しているのは、季語検索機能があるからです。俳句に季語はほとんど不可欠ですが、これを容易に出せるので便利です。

 

   階段を一歩上りぬ寒の朔   雌山

 

2010/1/15

 小正月の朝はこの冬一番の寒さです。気温が氷点下まで下がり、庭に高い霜柱が上がっています。風が無いので外での体感温度はさほどでもないのですが…

 

 昨日、新PCに入れたVirtual PCのWindows XPモードにOffice2003をインストールしました。SP3を適用して、それ以降の更新をダウンロードしてと、数時間を要しました。やはりExcel2003は2007より使い易い…

 

 新PCのOSであるWindow 7のユーテイリティにSnipping Toolがあります。画面上に表示された領域の任意の部分を切り取り、Jpegなどで保存や、WordやExcelなどに貼り付けることができる機能です。使ってみると、これはとんでもなく便利…

 

2010/1/14

 旧PCにXPをクリーンインストールすると、SP3以降現在までの更新ファイルを適用しなければならないのですが、それまでネットに繋ぎたくないので、あらかじめ更新ファイルなどをダウンロードしてDVDなどに焼いています。あらかじめisoファイルにしてから焼くと簡単…

 

2010/1/13

 今日は月一の通院の日です。次からは2カ月に1度に…

 

 isoファイルを作れるユーテイリティを入手したので、ブートファイルを入手することでブータブルCDも作れそうです。でも、仮想PCはFDDのある旧PCに作った方が便利そう…

 

2010/1/12

 成人の日が変動制になって、小正月の影が薄くなっています。薮入りという言葉も…

 

 システム起動ディスクの中身をISOファイルにしてCDに焼くことで、FDでの起動に代替できるのか、情報を収集しています。ブートの仕組みを勉強中…

 

2010/1/11

 FDDが無いPCで、Virtual PCにFDDブートのOSをインストールする手段を色々と模索しているのですが、ブータブルCDをでっち上げるしか無さそうです。その方法はまだ不明…

 

2010/1/10

 今朝も寒い快晴です。この天気が崩れるのは火曜日か…

 

2010/1/9

 今日と明日は休みです。寒い朝で、外気温は4℃…

 

 新PCに環境が移行すると、旧PCの用途を考えなくてはなりません。Windows95の環境でしか動かない古いゲームCDがあるのですが、旧PCにWindows95がインストールできるのなら、それらのために専用にするという選択肢と、具合の悪いXPをクリーンインストールして、その中にVirtual PC2007を使って仮想PCを作って、その中にWindows95や98をインストールするという選択肢を考えています。まだ旧データの整理が済んでいないので、肝心のクリーンインストールは少し先ですが…

 新PCにもVirtual PCは入れたので、その中にWindows 95や98をインストールするという選択肢も考えたのですが、新PCにはFDDを内蔵していないので、ブータブルでないWindows 95&98インストールCDが 使えないのです。外付けUSB接続のFDDでは認識しない…

 95用旧ゲームの中には、Windows 95を要求して先に行かないものと、256色モニターを要求して先に行かないものがあります。16ビットOSでは駄目、16色モニターでは駄目ということでそのようにしているのでしょうが、より上のスペックまで拒絶する結果となる阿呆な仕様です。今時256色を設定できるモニターなんぞあるのかいな…

  

2010/1/8

 今朝も晴れて寒いです。5℃ですから…

 

 Windowsのスタートメニューの中に「すべてのプログラム」という項目があります。この中にソフトを呼び出すショートカットが置かれているのですが、これを消去した場合、復活させる方法がなかなか厄介です。スタート メニューというフォルダーを見つけて、そこにショートカットを置けば良いのですが、その フォルダーのある場所を見つけるのが厄介の種…

 結論を言うと、その場所は、C:\ProgramData\Microsoft\Windows\Start Menuということですが、各ユーザーがインストールしたものは、C:\Users\亭主\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menuというように、それぞれのユーザーの環境にあるスタートメニューフォルダーにも置かれるというものでした。

 また、ファイル等のアイコン上でのマウス右クリックメニューの中に「送る」というものがありますが、これの送り先にWordやExcelなどを追加する方法も、sendtoというファイルを見つけてそこにショートカットを作ればいいのですが、ディスクトップなどにある 既成のショートカットをそこにドラッグしても機能しません。必ず自分の環境のsendtoフォルダー内で新たにショートカットを作らなければならないのです。このへんがちと面倒…

 ただし、Windows付属のアプリやフォルダーなどは、既成のショートカットをドラッグするだけで機能します。この辺の使い分けも分かり難い…

 この「送る」の効用は、たとえばExcelのファイルを開く場合に、ファイルアイコンをダブルクリックするとExcel

は立ち上がってくるのですが、それまでに他のファイルでExcelを立ち上げていた場合、その立っているExcel内に入れ子の形になってしまいます。別のExcelを立ち上げた方が好都合なことも多いのですが、この「送る」を使うとそれができるのです。亭主は95時代からこれを愛用してきたのですが、その設定方法が、OSが変わるたびに 何かしら違っているので、これは何とも困るのだ…

 なお、sendtoフォルダーの簡単な見つけ方としては、「ファイル名を指定して実行」で、名前を「shell:sendto」と入力してOKすれば出てきます。エクスプローラーをいじるより、これの方が便利かも…

 

2010/1/7

 寒さの続く朝です。痩せた月が西空に残るのも寒々としている…

 

 PCの高速化というキーワードで情報を収集するなかで、昔懐かしいラムディスクというものに行き当たりました。バッファローなどが無料で提供しているユーテイリティですが、物理メモリーの余裕をディスクとして使うものです。このユーティリティを提供する狙いは、より大きなメモリーを買ってもらうというところにあるようです。32ビットOSだと3.2GB程度しかメモリーを扱えないので、2本差しで4GBまでしか意味がないのですが、これをもっと大きいものを使ったときに、その使えない部分をラムディスクという形で超高速のHDDとして使おうというものです。ここに仮想メモリーを設定すれば、スワップが発生してもストレスは無さそうだし、オーバーメモリーも64ビットOSに移行するときの資産となりそう…

 

 でも、この無料ユーティリティには裏があって、他社製と混在でも良いようですが、バッファローのメモリーが装着されていないと、OS管理外の使えていない部分を利用できないのです。つまり、バッファローのより大きなメモリーを買ってもらうための撒き餌ソフトなのでした。ちゃん、ちゃん…

 ところで、山の神ご用達の超遅VistaノートPCを改善する作戦は、メモリーを機種仕様上限の2本差し2GBに換装したところ、劇的に速くなりました。メモリーのパフォーマンス評価値も2.0から4.3になって、これならXP並みには使えそう…

 

2010/1/6

 今日も寒い一日です。寒中らしい…

 

 山の神のどうにもならないVista ノートPCを何とかしてくれとの要望で、重い腰を上げました。Vistaが出たてのころに最低スペックで入手したものですが、遅いという言葉が恥じ入るほどにあまりに酷い状況で、まったく使い物にならずに放置していたようです。

 CPU能力もぎりぎりのようですが、何よりメモリーが足りないようです。XP用のスペックで500MBに満たないのでは…これを最大の2GBに換装することで、少しは何とかなるのかも…

 それにしても、天下のNECほどの会社が、いくら安物とはいえ、このようなものを売りつけるということに腹が立ちます。Vistaの不出来のせいもあるのでしょうが…

 

2010/1/5

 寒の入りですが、寒波も襲来するようです。西高東低が強まって、裏日本は豪雪化かも…

 

2010/1/4

 今日から出勤です。遅番なのですが、月の初日なので早出します。今朝も寒い…

 

 昨日はフォトフレーム用にするために、過去の写真の選択とサイズダウンで日を過ごしました。フォトフレームは山の神の要望です。まだ入手には至りませんが…

 画面が広い新PCでの画像弄りはとても快適です。これまでのPDCU4が、まるで別物の便利さ…

 

   新しき手袋脱ぎて石掴む   雌山

   枯野踏み芽の出る日待つ寒の入り   雌山

   

 

2010/1/2

 新PCのキーボードとマウスは無線式なのですが、キータッチや操作性が今一です。キーはノートパソコンのそれのようにぺたぺたとした感じで、しかも押し込みが重く、馴染むのに時間がかかりそうです。マウスはこれまでの4ボタンから2ボタンになったので、戻る・進むが面倒になりました。紐付きでない解放感はありますが…

 

 今朝も寒い朝です。屋根に霜置く夜明けです。快晴の空…

 

   爪伸びて楽な暮らしの日々寒し   雌山

   南天の実の繋ぐらむ鳥命   雌山

   紺碧の悉皆覆ふ霜の屋根   雌山

   新暦赤き衣の日々捲る   雌山

 

2010/1/1

 明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

 

 午前0時を期して開始したPENTAXの福袋、さっそく見ましたが、555555円の主力商品はほとんど所持していそうなので、今年はパス…

 

 日の出まで夜通し起きているのが年神様を迎えるしきたりとのことですが、亭主は除夜の鐘を聞くことは稀…

 今朝もよく晴れています。関東では初日の出が見られたのでしょう。寝過したので亭主はパス…

 

 PENTAXの福袋、一番安いのと一番高いのと、それにDA Limited3姉妹が午前8時30分現在で既に売り切れです。流石…

 555555円の中身ですが、☆望遠の4本というのが何なのか、ちょっと気になります。300と200は当然として、あとの2本はZoomなのでしょうか。それなら亭主は3本所有なので、当然パスで正解…

 

 山の神の伴をして初売りに出かけて、福袋を幾つか調達しました。街は車が少なく、まったり…

 

   元旦の空明らかし雲もなし   雌山

   新なる年を迎へむ柿膾  雌山

   自分では選ばぬ品ぞ福袋   雌山

 

 

2009/12/31

 大晦日の夜はお楽しみがあります。午後11時59分を過ぎると、PENTAX福袋にアクセス出来るようになるのですね…今年もポチっとしてしまうのかな…

 

 朝から洗車をしました。上下雨カッパと軍手をしたまま使える厚い作業用ビニール手袋で防備して、夏より楽…昨日より風は収まっていますが、まだ強い…

 

 新PCの仮組は一応完成です。あとは、旧PCとのラックの入れ替えと必要なファイルの引越しです。完全手製の木造ラックは引越し時に若干改造する予定です。プリンターが作動すると横揺れが激しいもので…

 

 今日から八年目が始まります。容量の制約で、過去のものは別棟へ移しています。今年の収穫は、 稀代の名機K-7を入手したことや、☆超望遠たちをコレクションしたことでしたが、さて来年は…