履歴、雑感など 年目

起 2008/12/31

更新 2009/12/30

 

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2009/12/30

 今日は道が混んでいます。故郷への脱出を諦めた連中が買い出しに出てきているようで、行きつけのスーパーは超満員…

 

 PENTAXのWEBショップは、今年も元旦0時から福袋を開始するとのことです。5000円から555555円までの数種類だと…

 

2009/12/29

 新PCの構築はおよそ完成しました。メーラーの設定もようやく完了して、何とか使い方も分かってきました。古いIDE

のHDDもIEEE1394で恙無く繋げたので、便利に使えそう…

 

 家の大掃除とPC環境の構築とで、いろいろと忙しい…

 

 CD革命は来年にならないとWindows 7に対応しないようです。OSに嘘をつくのですから、移行が難しいのかな…

 

2009/12/26

 新PCに従前使用のアプリをインストールして行くと、XPで動いていたCD革命がインストールできませんでした。MEでは使えないなどと寝ぼけたことを表示します。そこで、仮想ドライブでXPを動かすからくりをマイクロソフトからダウンロードしてインストールしましたが、そのXP上でもインストールはできたものの、仮想CDを認識できません。バージョンUPせんといかんのかな…

 仮想XPの立ち上がりは、少し時間がかかります。実用になるものなのか、まだ不明…

 

2009/12/25

 今日は朝から新PCの環境整備です。OSはWindows 7なので、勝手が違うこと夥しい…

 メーラーは、これまでずっと使っていたOutlook Expressが無くなったので、後継であるWindows Liveメールにアカウントを引越しです。確かに、こっちの方が使い易そう…

 ホームページのお手入れ用には、これまで使っていたFrontpage2003をインストールしました。バージョンアップ版なので、以前のOffice2000のCDを引っ張り出してきたりして、大変…FTPをインストールして、ようやくアップが可能に…

 まだ環境整備は序の口状態です。

 

2009/12/24

 明日は休みなので、懸案であるPCの引越しをします。この引越しで憂鬱なのが、環境の復元です。必要なアプリケーションのインストール、メールアカウントの引越し、アドレス帳の引越し、メール・メッセージの引越しなどです。

 亭主はメーラーにはOutlook Expressを使っています。これの場合、メールアカウントはツールのアカウントからエクスポートすれば引越し用ファイルが生成されますから、これを新しいPCでインポートすれば設定は完了します。アドレス帳もツールのアドレス帳のファイルからエクスポートすれば引越し用ファイルが生成されますから新PCでインポートするだけです。

 でも、メール・メッセージは秘密のフォルダを見付けて、リムーバブル媒体に*.dbxファイルをすべてコピーしてから引っ越さないといけません。その秘密フォルダの見付け方は、ヒミツ…

 

 PCの周辺で使用する機器は、液晶モニターを始めとしてDCアダプターを使用するものが殆んどです。12Vのものと5Vのものが多いのですが、機器ごとにDCアダプターがあるのは何とも憂鬱です。これをPC内蔵電源のように接続端子の統一がされれば、1個の電源からそれぞれに供給できるコンセントのようなものが作れるのではと構想しをるなり…

 PC用のATX電源は、+12V・−12V・+5V・−5V・+5VSB・+3.3VがDC出力されます。これを利用してDCコンセントを作れば、機器ごとのDCアダプターは殆んど不要となります。PC周りがすっきりとしそうなので、何とか作ってみるかな…

 PCの電源線の色は、+12Vは黄、+5Vは赤、+3.3Vはオレンジ、GNDは黒です。

 ATX電源を利用する場合、ACコンセントに差しただけでは起動しません。マザーボード側からの操作と同等の入力が必要です。それを行う仕組みを付けるのが味噌醤油胡麻油汗…

 

2009/12/23

 依然として寒い朝です。今日は国民の休日ですが、勤務です。この代休は1月の通院に…

 

   富士焼けて霜置く甍光りけり   雌山

 

 増設するUSBハブは、磁石でPCケースに付く7個口のセルフ・パワーのものにしました。バス・パワーは外付けFDDにも必要だし、外付けHDDも2.5inchの方はバス・パワーなので…

 

2009/12/21

 PCの周辺機器はDC電源のものがほとんどです。機器ごとにAC→DCアダプターを使用するので、ラックにはそれらがごろごろと散乱することになります。特に厄介なのがコンセントに直差しするアダプターで、コンセントの差込口を幾つも占領する無法者です。新たなPC環境を整備するのに当たり、PCラックを整頓するつもりですが、このDCアダプター群の処理が課題です。

 今構想しているのが、強力な弾性両面接着テープを用いてラックの裏壁に並べて取り付けるというものです。コンセント直差しのものは1口延長コードで処理します。12V出力のものはどれも結構重量級なので、下を桟木で支えるつもりですが、うまくいくかちょっと心配…

 プリンター、フイルムスキャナー、外付けHDDと、USB接続の機器はどんどん増えますが、バス・パワーを使わないものが多いので、これらのためにセルフ・パワーを持たない簡易なUSBハブを増設することも考慮中です。USBのバス・パワーを使うのは、無線キーボード&マウスの直差し送信機ぐらい…

 

 DCアダプターの整頓法について良いアイデアが浮かびました。洋灯吊りを2個使って、縦にしたアダプターのコードを上下で支えるのです。これなら相当に重いアダプターでも支えられそう…

 

   あれこれと想ひ重ねて師走かな   雌山

   冬薔薇心の隙間埋めに行く   雌山

   ふんわりと土纏ひけり霜柱   雌山

 

2009/12/20

 寒さは続く朝です。昨日の午後、北海道に帰る孫を送って羽田に行ってきました。途中のベイブリッジやつばさ橋から見える冬晴れの景色は、昼過ぎなのに地平までくっきりとしていて、アクアライン海ほたるは無論のこと、木更津や君津の千葉県沿岸工場群が指呼の間に見えました。東京湾はこんなにも狭かったのか…

 搭乗開始までには少し早く着いたので、第二ターミナルの屋上展望デッキに出て、平行する滑走路から次々と離陸する飛行機を孫に見せました。広いデッキは1歳10ヶ月の孫の格好の疾走コースになり、小走りなどではとても追いつけない…

 展望デッキの滑走路側ステンレス製格子網には、所々にレンズを突き出せる穴が設けてあります。数分間隔で離陸する飛行機を撮影できるというコンセプトです。巨大な旅客機が驚くほど短距離の滑走で、静かに軽々と離陸して行くのには これまた驚く…

 

 今日と明日は遅番勤務です。18日に到着しているPCの組立と環境の構築は、手製ラックの改造もするつもりなので、次の休みの金曜日かな…

 

   冬晴れや翔る翼に託しけり   雌山

   積上げる歳の功に冬日笑み   雌山

 

 ここ数日、伊東市近辺で群発地震が続いています。震源はごく浅いということですから、マグマの上昇によるものかもしれません。まだ火山性の微動ではないようですが、 以前のような海底火山の噴火が近いのかも…

 

   うずうずと想ひを溜める冬の海   雌山

 

2009/12/19

 今朝も寒い朝です。今年の年末年始休み中の最大の課題は、新PC環境の整備です。新PC内のアプリケーションなどの整備もですが、モデムや無線LANステーションその他の関連機器のDC電源や信号線のためにPC周りの配線やコンセントがゴチャゴチャしているので、これらを系統ごとに整理してすっきりとさせるぞ…

 

 雌山亭別棟の各部屋も少し整頓しなければと思い、少しずつ進めています。これは内面世界の整頓でもあるし…

 

   北国の天気図気になる師走かな   雌山

   雪国の民の苦想ふ晴れの日々   雌山

   発電の羽根回しけり虎刈笛   雌山

   木枯しの果ては電気となりにけり   雌山

 

2009/12/18

 今日と明日はお休みです。明日は孫が北海道に帰ります。羽田まで送っていかねば…

 

 PENTAXのデジタル一眼レフが、日本カメラ財団の選ぶ2009年の歴史的カメラに選ばれました。カメラ全体から選ばれた10機種の中で、デジタル一眼レフからは3機種が選ばれましたが、その内の2機種をPENTAXが占めた…

「日本の歴史的カメラ」というは、日本におけるカメラ発展の歴史を世にとどめるために、日本カメラ財団が毎年選定しているのだそうです。高性能なだけではだめで、新規性や革新性、あるいは圧倒的な人気とかが選定要素らしい…

 過去においてPENTAXは、デジタル一眼レフの黎明期*Ist Dシリーズのころは毎年のように選定されていたのですが、Kシリーズになってからは、最初のK100Dが選定されて以後、今回まで対象外になっていました。カメラグランプリを受賞したK10Dも選ばれていない…

 閉館したPENTAXの益子博物館の所蔵品は、ここに移管されるのかな…

 

 この「履歴、雑感など」は今年限りにしようかと思い、試行としてブログを開設したのですが、そのハンドリングが今一なので、やはり手軽なこちらを継続することにしました。ブログの方は、今年限りで閉鎖の予定…

 

 振り返れば、今年は句作をほとんどしていません。来年は日々三句を義務として、千句以上を目標に…

 

   衒ひ無く最敬礼する孫厚着   雌山

   冬晴れや北の空見る渡り鳥  雌山

   家々の電飾の垣見回れるをさなご伴に流れ行く日々   雌山

 

2009/12/17

 一段と寒さが加わった朝です。この寒波も、そろそろピークかも…

 

 発注していたPCは明日届くようです。ネットを始めとした既存環境の再構築に相当時間を取られそうです。お手伝い好きの孫が北海道に帰宅してからのことにしよう…

 

2009/12/16

 曇って寒気は加わった朝ですが、懼れていた雪にはならなそうなので助かりました。寒さはさほど苦にならないのですが、雪だけは嫌い…

 

 PCの具合が少々おかしくなって随分と久しく、解決にはOSから入れ直す必要があったのですが、環境の再構築が億劫で、ずるずるとそのまま使っていました。でも、とうとう液晶モニターも終末期を迎えたようです。電源投入で瞬間点くのですが、すぐにブラックアウトしてしまいます。そこで、Windows 7搭載機に更新することにしました。メモリーを4GB積むのと、Windows 7をXPモードにもできるPROにするので、現環境を維持しつつ、更なる向上が図れるかと…

 液晶モニターは22inchにするので、LAW現像作業が少し遣り易くなることを期待しています。今までの16inchだと、メニューをいっぱい広げると画像部分が狭くなってしまうので、操作性が今一…

 

2009/12/14

 昨夜降った雨は上がっている朝です。今日は遅番勤務…

 今週は日毎に寒くなる予報です。天気が崩れる16日水曜日には雪になる可能性もあるようです。桑原桑原…

 

2009/12/13

 昨日、横庭はほぼ仕上げました。2年前に切り詰めて超4m級にしたクロガネモチをまた少し詰めて超3m級にしたのが一番くたびれました。枝を払って幹だけにして、直径約20p近くのそれを梯子の上で四苦八苦して切断すると、20sを超える重さが圧し掛かってきました。これで来年は少し楽になるかな…

 今日は裏庭に取り掛かります。去年あまり鋏を入れなかった寒椿の並木が盛大に茂っているので、これを徹底的に枝透かししなくては…

 

 4時間の作業で今日の予定は終了です。寒椿7本とアオキ2本の枝透かしで、今日も切り屑が山のように出ました。2週に渡る土日の剪定作業で前庭には切り屑が山積みになって、およそ2㎥以上あるかと…廃棄物処理業者に持っていってもらわねば…

 植木の剪定は、高いところで枝を切る作業より、屈んで散らばった切り屑を集める作業の方が重労働です。膝と腰が痛い…

 

2009/12/12

 昨日の夜、PENTAXからアンケート依頼のメールが来ていて、今朝早速回答しました。アンケートの内容はK-7のことと、Limitedのことです。登録者を対象としたアンケートとのことですから、PENTAXユーザー限定…

 

 今日は庭師を再開しなければならないのですが、昨日の雨で木々の葉がびっしょりと濡れているので、それが乾くまで様子見…

 

2009/12/11

 今日から3連休です。今日の午後は通院で、先日の検査結果を聞きに…明日からは庭師に復帰…

 

 D FA MACRO 100oF2.8がリニューアルされて、簡易防滴(WR)化されます。鏡胴がアルミ削り出しになってピント環がLimited シリーズと同様なデザインになり、8枚羽根の円形絞りになったものの、絞り環はとうとう省略になりました。他のレンズも順次WR化が進行するのかな…

 

 カメラのストラップは、斜め掛けが主流になりそうな予感がします。首に掛けるより負担が全然少なく、必要なときは背中に回せるので、とても便利…また、K-xのような小型軽量機種には、ハンドストラップも主流になりそうです。

 亭主所蔵の古いストラップの中にKonicaのものがあります。これに付いている吊り環がワンタッチでカメラの吊り金具に付け外しができる構造のスグレモノです。同社の特許なのでしょうが、この優れたクイック機構が現在生き残っていないのが不思議です。プラスチックの弾力性をストッパーのバネに使っているので、経年劣化による破損が発生したのか、 環がフック状に開いているので、重いカメラだと強度的に問題があるのかも…

 これを利用して、既存の首賭け用ストラップを斜め掛け用にするための延長ストラップに装着する部品に使おうかと思案中です。鉄砲環などより圧倒的にコンパクトでスマートですから…

 K10Dに続き、K-7にも延長ストラップを取り付けました。斜め掛けの場合、ストラップは滑り易い細身のものの方が操作性は良好なようです。K-7+BGぐらいの負荷なら、肩に応えないし…

 

 朝から降り出した雨は、夜になってますます激しくなりました。明日は止むのだろうか…

「D FA MACRO 100oF2.8 WR」は12月下旬の発売予定ですが、135フォーマットをカバーするイメージサークルですから、たぶん入手することに…

 

2009/12/7

 今日は遅番勤務なのでゆっくりの朝です。2日間に渡って剪定鋏を長時間握り、脚立の上で剪定鋸をアクロバティックに操ったので、体中が筋肉痛です。普段使わない筋肉が如何に多いことか…

 

2009/12/6

 今朝は良く晴れています。予報では良い天気が続くとのことですから、昨日の続きを始めるとしますか…3m超級はまだ数本あることだし…

 

 昨日のヤマモモの残りを仕上げ、株立ちの荒樫と藪椿と2本目の金木犀を済ませて、前庭の超3m級は完成しました。午前は生垣の椿を整えたところで終了です。午後からは横庭の超3m級に着手して、梅とイロハ楓を済ませて、モッコクのあらかたを済ませたところで疲労困憊…陽も大きく傾いて眩しいので、本日の作業終了です。超5m級を含む横庭の残りと裏庭は、来週の土日に先送り…

 

2009/12/5

 今朝はまだ晴れていますが、雨になる予報です。さて、降って来るまでは、予定通り庭師を始めますか…

 

 思ったより雨の降り始めは早く、月桂樹、金木犀と3m超級を2本仕上げて、3本目のヤマモモに取りかかったところで降ってきました。そのヤマモモの剪定中、芯止めしている梢の太目の横枝を左手掴んで体重を後横にかけたとたんに、その根元の幹部分がぽろりという感じで裂け、足の間に挟んでいた脚立ごと転倒して、背中から地面に落下しました。枝の折れた梢は約3mですから、背中位置で2m以上は落下した計算に…

 倒れるときに隣の剪定済み金木犀をこすりながらだったのと、剪定切り屑が積もっていたのとで、地面に当たった背中の方はまったく何ともないのですが、幹に倒れ掛かった脚立とヤマモモの幹に脹脛部分を挟まれて下半身宙吊り状態になったので、脹脛に疼痛が残りました。また、無意識に受身を取った右手首外側に、地面の切り枝に当たったらしい軽い打撲があります。

 木の枝が折れるというのは、このような折れ方をするのだということは始めて経験しました。折れたというより、外れたという表現がぴったり来る現象です。以前、札幌の農大ポプラ並木路が老化による枝折れのために立ち入り禁止になったということを聞きましたが、ポプラのように立った枝がこのように幹から外れて矢のように垂直に落下するのなら、確かに危険千万…

 気を取り直して剪定作業を再開しましたが、すぐに大粒の雨が落ちてきたので、途中で作業中止に…

 

2009/12/4

 今日は遅番勤務です。土日は休みなので、庭師をやる予定です。何にでも興味を示す孫が、余計なお手伝いを買って出そう…

 

 昨日K-xのファームアップがありました。電源関係の不具合を生じているバグ取りと、例によって機能向上のおまけ付きです。充電式電池などの容量認識が不安定だったのを改善したもののようです。

 亭主もK-xと同様の単三仕様だった*ist Dでは、充電電池の容量認識不良に悩まされました。一時は5本直列使いの外部電源装置を作って運用していたほどです。これだと、1回の充電であきれるほど長期間使えました。充電式電池は電圧が低いので、カメラ内では昇圧して使っているのでしょうが、その関係での不具合なのでしょう。それが、容量が従前品より少ないはずのエネループで改善したのは、使用による電圧降下などの電池特性が合っていたからか…

 単三仕様は電池の種類や製品ごとの電圧差が大きいので、これを使うのには困難が伴うということでしょう。K10Dで使われ始めた専用リチウムイオン充電池の優秀さが際立ちます。でも、性能優先のために外形寸法などの仕様が機種ごとにばらばらなので、互換性が無いのが最大の欠点…

 

2009/12/2

 師走は暖かく始まりました。南海に台風22号が居座っているせいかもしれません。これの動向が気になります。本土接近なら新記録…

 

 今日と明日は休んで医者通いです。自覚症状皆無の病は自己診断が出来ないので厄介…

 

2009/11/30

 明日から師走です。夜来の雨の残る朝です。少し寒さが戻った…

 今日は休みなので、孫に纏い付かれそうです。日中は晴れて来そうなので、一緒に散策かな…

 

 今週の水木は医者通いです。注射針を何本も刺されて血を抜かれるゾー…

 

2009/11/28

 1歳10ヶ月の孫が家に滞在中ですが、日々成長しているのが分かるので、なかなか面白いものです。言葉を覚えている時期ですが、鸚鵡返しがだんだん的確になる…

 

 今年の消化器検診はバリウム検査を選択しましたが、いつもの事ながら、飲んだバリウムを出し切るまでの不快さが嫌です。下剤を飲むので、あらかたは当日夜までに排出するのですが、その下剤の反作用の乱れを整腸するまでが少しかかる…

 

 今日も暖かそうな朝です。勤務からの帰宅は21時を過ぎるのですが、寒くはなさそう…

 

2009/11/27

 今日も昨日と同じく暖かい朝です。日の出がどんどん遅くなっていて、まだ夜明け前…

 ここのところ、飛び石勤務が続きます。昨日働いて今日はお休み、で、土日は遅番勤務…

 

2009/11/25

 遅番勤務が続いたのと、孫が家の中にいるのとで、「亀」分の補給ができません。「浦島」になるのかも…

 

   清水の舞台の端に佇みてそを跳ぶ夢の未だ醒めざる   雌山

 

 夜来の雨は今朝も続いています。今日は休みなので、雨があがったら、午後には孫と近くの四季の森へ…

 

2009/11/20

 昨日は一日中冷たい雨でしたが、今朝は快晴で、屋根に真っ白に霜を置いています。この冬初めてかな…

 今夜遅く、北海道から孫とその両親が法事で来ます。母子は師走の今頃まで居るらしい…羽田まで迎えに行きますが、この寒さ、その前土産なのか…

 

   デフレ憂ひ夜具引き被る霜夜かな   雌山

   蟻の如暮らし来たりて霜夜かな   雌山

 

 1基また1基と次第に増えて8基になった雌山亭のエアコンのうち、最も古い1基がその寿命を閉じたので、昨日更新機を調達しました。エコポイントが1万点付いて、さて、何と換えるかな…

 

2009/11/19

 北東気流が入っている関東南部は肌寒く、雨も降ってきました。今日はいつもとは別科の病院へ…

 

 PENTAXの「デジタルカメラユーテイリテイ4」がバージョンアップしました。各種バグ取りと若干の機能追加です。早速インストール…

 

2009/11/18

 昨日の朝からの雨は上がりました。寒さは確実に加わっています。夜具を重ねたくなります。さて、今年の庭木剪定はどのように…

 

2009/11/16

 昨日まで3日間、初冬の北陸へ行って来ました。昨日、一昨日と、この時期この地方お約束の時雨模様の中、K-7と☆16-50SDMの組合せなら雨をまったく気にせずに使えるので楽でした。風速15メートル超の暴風に沖までびっしりと波頭の崩れる能登の荒海でしたが、盛大に濤の華飛ぶ能登金剛や、飛砂で目を開けていられない千里浜でも、防塵・防滴コンビならまったく気楽…

 

   家持の縁を梯に冬の旅   雌山

   幾秋霜澄み沈みけり塗師の技   雌山

   朝市や蟹の甲羅の犇めけり   雌山

   塩竈の守人技を誇りをり   雌山

   白米を幾把得たるや千枚田   雌山

   古の家格に繁し萱の雨   雌山

   狼煙絶ゆ禄剛崎の時雨かな   雌山

   南無遍照能登金剛の濤の華   雌山

   七五三祝ふ気の充つ気多社   雌山

   千里浜や濤の華舞ふ砂の飛ぶ   雌山

   五箇山の屋根拝みをり神の留守   雌山

   肘傘で落葉の雨を凌ぎけり   雌山

 

 能登瓦と呼ばれる釉薬を艶やかに掛けた黒瓦を葺いた民家は切妻が圧倒的に多く、棟の両端が反り上がった形状の家や屋敷前の墓地も散見されるなど、能登には秋に訪れた出雲・石見地方との共通性を強く感じました。能登の国の一宮である延喜式国幣の気多大社は祭神が大国主命であると知り、その共通性に合点が行きました。越の国もまた、古代出雲族の勢力地だったのだと…

 

2009/11/10

 湿って暖かい曇り空の朝です。昨日の午後には羊雲が高空に広がっていましたから、暫く晴れベースが続いていたのですが、今日は崩れそうです。

 昨日は近所のシネマコンプレックスで「This is it」を見ました。夫婦割で一人1K…

 公演リハーサル映像とはいえ、MJの歌とパフォーマンスを初めて見聞きしたのですが、ポップスより47抜き短調のバラードに長所ありと看破…

 

2009/11/9

 今日も暖かい朝です。昨日近所の河原を歩いていて見たのですが、モンシロチョウが元気良く飛んでいるのです。それも何匹も…

 如何に小春日和でも、この時期にモンシロチョウが飛ぶのは異常です。シジミチョウなら12月でも見ることがあるのですが…寒い日が何日か続いたあとで暖かくなったので、越冬の蛹が春が来たと勘違いして羽化したのかもしれません。

 

2009/11/8

 今日、明日は休みです。暦の上では昨日からが冬ですが、晩秋に加わった寒さが一段と緩んでいます。季節の行き戻りが激しい時期です。風邪を引かないようにしなくては…

 

 CATVをアナログのTAからデジタルのSTBに変更したので、BSもデジタルで見えるようになり、NHKだけでなく民放のBSも選べる環境になりました。これでハイビジョンテレビが一人前に…

 

2009/11/5

 三日続いた寒い朝も、今朝は少し緩んだ感じです。日中も気温が上がりそう…

 今日から三日連続で遅番勤務です。通勤が少し楽かな…

 

 2007/4/25の随想録で亭主が危惧していたことですが、HOYAがPENTAXのカメラ部門を切り売りしたがっているのは本当のところなのでしょう。引き受け先をあれこれと物色しているようで、色々な企業名が取りざたされ続けています。買う側にとってメリットが無ければ、利益至上が本質である企業なのですから、おいそれとは話に乗れないでしょう。爾後紆余曲折は必至なるべし…

 技術というのは人の技であり、企業の技術というのはその技を人から人へ継承するということによって保たれ、向上しているのですから、ある技術を持った企業が消滅することは、技が、技術が散逸するということにほかなりません。

 技術を以って名を成している企業が異文化の企業に買収された場合、その技術に愛着の無い買収企業は技術の継承にも関心は薄いことでしょう。HOYAがPENTAX技術者を大量にリストラするという話を聞いた時に、HOYAの経営者には技術に対する愛着が薄いと感じたものです。

 以前、HOYAによる買収劇が演じられた頃、PENTAX本社沿線の車内釣り広告に技術者募集を掲げたカメラメーカーがあったそうです。技に矜持ある技術者の取るべき道は…畳屋氏も去ったし、☆平川氏も去った…

 思えば、PENTAXがHOYAに買収されたのは、K10Dでヒットを打ったすぐ後のことでした。2年後、K-7、K-xでヒットの今、またもやの売却話…技術者のロイヤリティを裏切って、その汗と膏血を銭に替えるとしか見えん…

 

2009/11/4

 昨日、今日と冬の寒さです。季節が1ヶ月前倒しになっている感じです。まだ秋なのに…

 今日は月一の通院なのでお休みです。また高額な薬代が飛び去る…

 

   食言の蔓延る国や冬隣   雌山

   月満ちて欠け行く先や冬隣   雌山

 

 今年の秋最後の満月は1日でした。立冬は7日です。その頃には暖かさが戻るらしい…

 月中に能登へ小旅行の予定です。50歳以上限定のツアー参加だとか…

 

2009/11/2

 今日はお休みです。関東には北東気流が入っているので、随分と肌寒い朝です。昨日とはえらい違いです。

 

 K-x「コレジャナイロボモデル」は開始10分で完売したようです。亭主は御料車を定期点検に持って行く途中だったので手出ししませんでしたが…

 この限定100台生産や100色受注生産方式を取れるということは、セブ島の工場にそれに対応できる設備と人材が存在するということなのでしょう。カメラというのは優れて趣味性の高い商品なのですから、この能力、存分に生かして使う企画があって然るべし…

 そもそも金型が必要な造形と違って、塗装は単品生産も可能な、手作業も可能な工程です。コストのためには作業者のスキルと設備の合理化が鍵になりますが…

 亭主の思い付く企画としては、「ド」の付くファンがいるタイガース・カラーのモデルとか、サッカーのJ1各チーム・カラー、ナショナルチーム・カラーなど、500台程度のオーダーなら必ずあるようなデザインはいくらでもありそうです。そもそも、現行黒ボデーのおでこの「PENTAX」のロゴを、登録商標と同じ「赤」にしていないのはナゼナノダ…

 

 亭主の主力機がK-7になって以来、ストラップは斜め掛けにしています。この場合、滑り止めは邪魔なだけの存在となります。なぜなら、斜め掛けですから肩から滑り落ちることは無いのに対して、撮影のときにカメラを持ち上げるのにストラップが大きく動くためには抵抗となるからです。そこで、今は裏表を逆に装着しています。使っているストラップが滑り易い生地なので、滑り止めが付いていない表面を裏側にすると、必要なときによく滑ってとても快適なのです。発想の転換はこんなところにも必要ということ…

 斜め掛けにするためには、操作性を考慮すると、これまでのストラップでは短すぎるものが多いようです。少なくとも純正品は、亭主の体格では全部不合格です。そこで、K10Dでも斜め掛けできるように、ストラップの改造を試みました。

 K10Dの吊り金具は三角環式ではありません。そこで、昔のストラップを切断加工して左右とも長さ15pほどの延長三角環を取り付けました。これに対して鉄砲環やナス環で普通のストラップを取り付けるのです。これで長さは確保できます。この方式だとストラップも色々と使えます。両端がナス環のショルダーバックの肩掛けベルトの流用とか…

 ショルダーバックの肩掛けベルトは長さの調整が容易なので、必要なときに首掛け式にもすぐに変えることができるところが優れています。汎用大好き亭主の好みにぴったり…

 また、延長三角環同士をスーパーなどで貰えるプラ・ハンドルで結ぶと、ストラップ無しで持ち運ぶときにぶら下げることが出来て便利です。なかなかに使えそう…

 

2009/11/1

 毎月1日は朝一の仕事があるので早番出勤です。でも、帰りは遅番…

 夜までには雨になるような予報です。傘を持って行かなくては…

 

2009/10/30

 今日は休みです。季節は少し戻りそうです。台風21号はフィリピン海にいて、ルソン島南部からシブヤン海付近を西進しそうです。これなら南支那海に去りそうですが、PENTAXの工場があるセブ島は暴風下に曝されそう…

 

 一眼レフ・カメラの発達過程について、PENTAXを中心に少し勉強しています。まだ端緒に付いたばかりですが、その成果は雌山亭別棟に搭載…

 

 11月2日10時開始のK-x「コレジャナイロボモデル」予約受付ですが、100台ネット限定販売ですから、どのくらいの時間で完売するのか、それとも翌日以降まで売れ残るのか、外野席で見物同じ散財ならFA LimitedかDAの方がいいもんね

 

2009/10/28

 遅番などで遅い帰宅が3日続きましたが、今日はお休みです。昨日と違ってほとんど雲に覆われている夜明けです。日中は晴れるのかな…

 

 ウエーキ島付近にあった雲塊はやはり台風になりました。21号です。これも西進してルソン島に向かっていますので、20号のようにバシー海峡でVターンして、日本列島弧に沿って東進するかも…

 

 100色受注生産方式のK-xですが、その色気戦術が功を奏しているらしく、カメラ界以外の情報誌などにも注目されているようです。入門機なのですから、部外者の関心を引くのは成功の第一歩です。いくら中身が濃くて美味しくても、知られずに食べてもらえねばゴミ箱行きに…

 

 ファインダー視野率約100%の実現は、PENTAXにとっては「LX」で果たさなかった積年の課題でしたが、K-7で実現しました。撮像センサーを動かすことで手振れ補正を実現したシステムの応用とのことですが、PENTAXの改良を積み重ねることでの技術進歩の伝統が結実したもの でしょう。

 視野率約100%のファインダーとするためには、その製造組立時に手間隙がかかるのだそうで、高価なハイエンド機でないとそのコストを負担できないことで一般的になっていないのだそうです。一眼レフのファインダーは見たものが写るという基本コンセプトから、かつての仇敵レンジファインダーのように写らないものでも見えるファインダーではいけないのだそうで、視野率100%を越える事ができないという制約があります。その中で100%に近づけるためには精密な組み付けが必要なのは当然のことでしょう。

 K-7の場合は、製造時に、これまでの機種と同じように組み付けたファインダーの見え方に合わせて、撮像センサーの定点をソフトウェア的に調整するのだそうです。これは2次元的には常時浮いている状態の撮像センサーだから実現可能な仕組みで、レンズ内でレンズの光軸をずらすという奇策で手振れを補正する仕組みでは使えない方法です。機械的に位置を微調整するより遥かに簡易な工程で製造が可能なのはあきらかです。価格と製品誤差に差が出て当然…

 視野率約100%と公言して売っておきながら、それが従前の公言である約97%とか約98%でしかないのが問題なのに、視野率100%にこだわるのは意味が無いというすり替え論がありますが、亭主もこだわる必要性は無い程度の写し方です。なので、100%以上の視野率のファインダーを希望…

 ファインダーのことについては、倍率というものがあります。レンジファインダーの場合は実視に比べてどれくらいの大きさに見えるかというもので、レンズを付け替えても同じでしたが、使うレンズによって見える大きさの異なる一眼レフのファインダーでは、いずれかの焦点距離を基準にして言う必要があります。今は135フォーマットの標準レンズである50oF1:1.4無限遠時を基準としています。

 焦点距離50oというレンズは、APS-Cフォーマットでは準望遠の画角になります。この基準で等倍とか95%とか言っても、実際の標準レンズとしての画角を得るレンズ使用時には75%以下になってしまいます。これでは、フィルムMFカメラ時代ではありえないほどの低倍率です。

 倍率を表示する基準とする焦点距離は、135フォーマットでの50oと画角が近い35oにしてもらいたいと思います。このときに等倍前後になるファインダーの実現を切に希望する次第なり…

 

2009/10/27

 今朝の通勤途中で見る大山越しの富士は、すっかり雪化粧して輝いていました。台風一過の澄んだ空気のおかげ…

 

 護衛艦くらまが衝突事故で火災です。艦首部分にそんなに燃える物を積んでいたんだ…

 

2009/10/26

 今朝は北東気流が入って、寒かった昨日の朝よりも一段と寒冷で、冷たい雨の朝です。今日も遅番勤務なので、通勤は楽…

 よたよたとルソン島に向かっていた台風20号、そのまま南支那海に抜けるのかと思っていたら、バシー海峡手前でVターンして、日本列島弧に沿って沖合いを北東進するようです。秋雨前線も引き連れて北上しますから、今日も雨模様…

 次の台風になりそうなまとまった雲槐がウェーキ島付近にありますから、これも要注意かも…

 

2009/10/25

 今日は日曜日、でも遅番勤務です。昨夜の雨はやんでいるようですが、雲が厚い夜明けです。寒気も一段加わった朝です。

 

 今時のデジタル一眼レフには、各社とも動画だとかデジタルフィルターだとかいろいろと付加機能が付いていますが、亭主はM42マウントなどの古いレンズで写真が写せるという機能を中心にしてしか興味が薄いので、宝の持ち腐れ機能がいっぱいです。MFがし易いファインダーと正確なTTL露出計があれば、要求は充たされています。

 K-7のファインダーは、ピントの山が掴み易いのと視野率が100%なので合格です。露出計も順光なら補正の必要を感じないほどの精度になっています。これらがK10Dとの大きな差です。Mモードのグリーンボタン測光時に補正も設定できるし…

 

2009/10/24

 昨日ケーブルテレビの人が来訪し、アナログのTAからデジタルのSTBへの切替勧誘を受けました。固定電話もケーブルテレビにすると、毎月の料金が安くなるということで、もともと同じAUなので話に乗りました。これでハイビジョンBSが見られる…

 

 SMC Takumar 1.8/55の外装改造プロジェクトですが、昨日ようやく完成しました。ピント環と絞り環とフィルター取りつけ枠に磨き加工を施したのを組み付けたのです。

 そのベースにする鏡胴を分解すると、ピント環の距離指標が剥がれていました。ピント環を動かすとザリザリという異音がしていたのですが、これが原因でした。

 ピント環の距離指標は薄いアルミ板です。これをピント環に接着剤で貼ってあるのですが、経年劣化で接着力を失って剥がれるのです。この障害は比較的頻発します。無水エタノールで残った固化接着剤を除去し、弾性接着剤を薄く塗って貼り直し、修理終了…

 ヘリコイドのグリースも相当に状態が悪いので、完全分解整備で対応しました。古いグリースをAベンジンで完全に洗浄し、シリコーン・グリースにカメラ用潤滑油を少し混入して粘度を調整し、好みのフリクションに調整します。ヘリコイドの組立は導入部を見付けるのに骨が折れます。抜き位置をマーキングしていても、本当に微妙なタッチでの接合が必要です。

 2箇所の回転止めの取り付けは、それぞれ場所も形状も異なり、取り付け小ビスの形状も異なりますから、分解前によく確認することが必要です。取り付け時のヘリコイドの抜出量は、いっぱいに締め込んだ位置から回転止めを正しい位置に取り付けられるようになるまで抜き出した状態ですから、やってみれば簡単です。このためにも、2個の回転止めの正しい取付位置について、分解前の確認が必要なのです。

 いつものことながら、ピント環をヘリコイド中筒に取り付ける小ビスには泣かされます。Kマウントレンズならプラス溝になっているのでドライバーで容易に保持できるのですが、これはマイナス溝なので保持困難です。それを狭い奥まった位置に3本も取り付けるのですから、毎度イライラさせられます。この鏡胴の整備では、最も難度の高い作業です。

 二重構造になっていて、外部鏡胴のヘリコイド側から分離できる内部鏡胴のレンズと絞り部分は健全なので、今回は手を加えません。レンズは一番後ろがトリウムガラスの黄変玉です。

 最小絞り開度と解放の関係を調整して内部鏡胴を締め付け、その状態でカメラに取り付けて無限遠の調整を行います。窓から見える2キロほど向こうの谷を隔てた台地に立つ送電塔がいつもの対象物です。ネジマウントのお約束で若干オーバーインフにしてピント環を締め付けます。最後にフィルター枠を取りつけ、飾銘板を捻じ込んで完成です。

 Takumarの鏡胴は分解組立を前提としている構造ですからそれが簡単で、整備は本当に楽です。この伝統はKマウント化後もMレンズまでは続いたのですが、Aレンズ以降は時代の趨勢に押し流されてか、少し様変わりして、カシメによる組立が多くなります。素人が遊べるのはMレンズまでということかな…

 

2009/10/23

 昨日、PENTAXはK-7のファーム・アップをして1.02にしました。バージョン番号の付け方で分かるように、主は水彩画のプレビューと実画像との大差を改善するなどのバグ取り改変なのですが、お約束で、機能UPもおまけに付いてます。カスタムイメージにファインシャープネス2を追加とか…

 

2009/10/21

 随分と久し振りでヤビツ峠越えをしてきました。菜の花台の展望スペース駐車場が整備されていて、サザエ堂造りの木造展望塔が出来ていたりして…

 ヤビツ峠から宮ケ瀬までの道の狭さは冷や汗物です。今の車は右前方視界が劣悪なので、身体を左にずらさなければ見えません。こんな九十九折れの道は不得意です。対向車が来たら、どちらかが戻らなければすれ違えない場所が大半なので…

 

2009/10/19

 今朝は曇り空の夜明けです。遅番勤務なので少しゆっくりできる朝です。

 昨日までの不用品整理の中で、少し前のPENTAXレンズのパンフレットが出てきました。PENTAXのWEB上に無いレンズ構成図も乗っていますから、接写してデジタル化しておこうかと思っています。分解整備のためには、特に初めての組立のためには、レンズ構成図が有るのと無いのとでは大違いですから…

 

 SMC TAKUMAR1:1.8/55を改造すると、ビニール巻ピント環が余ります。すると、これも改造する構想が玉突き状態で浮かんできます。トカゲ皮などを貼るとか…

 

2009/10/18

 昨日は懸案だった工作空間を整頓して溜まった不用品を整理し、作業を多少やり易くしました。今日は久し振りにSMC TAKUMAR 1:1.8/55ベースの改造でもするかな…

 K-7は、Takumarを使うベースとしては文句なしの存在です。絞り優先AEで露出が暴れることが無いのでK10Dのときには必要不可欠だった露出補正が不要です。また、ファインダーが優秀なのでF1:8まで絞り込んでもピントの山は容易に掴めます。世に数多あるM42マウントレンズのベースとしては最強…

 

 「SMC TAKUMAR 1:1.8/55」は初代絞り優先AE機であるESシリーズに組み合わせる標準レンズとして用意されたモデルで、ビニール巻のピント環ですが、同時期にES以外の従前機種SPなどのためにシリーズ共通のアルミ削り出しのピント環のモデルである「Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:1.8/55」も販売していました。これらはマウントや光学系は同一ですが、ピント環と絞り環、飾銘板が異なっていました。

 「Super-Multi-Coated TAKUMAR 1:1.8/55」はSPが開放測光対応のSPFに変わった時点で製造を終了したようで、そのせいでSMC TAKUMAR 1:1.8/55」の方が圧倒的に多く残っています。でも、Takumarシリーズとしてのデザインの統一性やハンドリングの点でSuper-Multi-Coated TAKUMAR 1:1.8/55」の方を好ましく感じます。

 そこで、ピント環と絞り環をシリーズ共通のものに入れ替える改造を試みようと思っています。Super TAKUMARのジャンク鏡胴が手元にあるので、これから追剥ぎしてなどと…

 改造も単に組み換えるだけでは面白くないので、AUTO TAKUMARにあったパンダモデルへの改造も視野に入れています。手磨れの多いピント環と絞り環の凸部を削り、アルミ地肌を露出させる…

 

  一応、パンダモデル用パーツだけは完成です。さて、これを組み付けるとどうなるのか…

 

2009/10/16

 秋は駆足で冬へと向かっているようです。国民も己の愚かさを思い知らされる日が駆足で近付いている…

 

 今日は遅番です。珍しくこの土日は先週に続いてお休み…そろそろ今年の庭木剪定の段取りを考えねば…

 

2009/10/13

 先月下旬の山陰旅行先では各地で咲いていた金木犀ですが、雌山亭の庭では先週咲きました。咲く時期としては例年より数日遅かったのですが、今年の花は芳香が強いようです。何かの前触れか…

 池上本門寺のお会式が終わると冬の気配が近付きます。四季咲きのお会式桜は咲いたのかしらん…

 

2009/10/11

 今朝は良く晴れました。高い空です。窓から見える街路樹の欅は9月にばっさりと枝を剪定しているので、今年の落葉は少なくて済みそう…

 街路樹に向かない樹種というものがあると思います。車道も歩道も広くて枝を張る余地が大きい場合は別として、普通の日本の狭隘な道路では、すぐに巨樹となる欅や銀杏は絶対に向いていません。両樹とも冬に葉を落とすのは良いのですが、枝を伸び伸びとさせることで良好な樹形が保てるのですから、剪定が必然である街路樹には木が可哀想…

 また、欅は生長が速いので、歩道の植鉢がすぐに不足してしまいます。植鉢の大きさは変えられませんから、30年もすると限界になります。これは楠も桜も同様で、これらはまったく向いていない樹種です。根が走るアカシア類も道路を壊したり隣家に子樹を生やしたりするので、日常の管理に手間や費用がかかります。

 落葉樹で街路樹を選ぶのなら、成長が遅い楓類が第一候補です。これなら更新時期を相当に長く取れます。と言っても100年は無理でしょうが…

 いずれにしても、街路樹は定期的に更新するのが、人間にとっての弊害を避けてその機能だけを利用するという点ではよりベターでしょう。若木のうちだけを利用し、成木となったらメタボとなる前に伐採・跋根して次に植え替えるのだよ…

 

2009/10/10

 暗く冷涼な朝です。各地で初冠雪があったようです。裏日本では時雨模様とか…晩秋モードへの変換や急…

 

 南海の予備群のひとつは台風19号に昇格しました。北上のコースとのことですから、本土に影響する可能性は低いでしょう。これがフィリピン海で発生だと危険なのですが…

 

 K-xのコレジャナ〜イ・バージョンは100個限定で近日中に直販にて受注開始のようです。これを持ち歩いたら、注目度は半端じゃな〜いかも…

 

2009/10/9

 秋晴れの朝です。しばらくこの晴れベースは続くようです。でも、次の台風の予備群が二つ南海に居ますから、来週末ぐらいには再来しているかも…

 

2009/10/8

 台風18号のせいで朝の通勤時間に首都圏の鉄道は大混乱でした。亭主もそれを予測していつもより20分ほど早く家を出たものの、誰も考えることは同じで電車は既に混雑状態でした。間一髪な感じでなんとか定時に職場に着けましたが、その後電車は止まってしまいました。風が強くなったのがその原因とか…

 この台風、亭主はそれまでのコースのとおりにスライスして南岸を舐めて行くものと予想していたのですが、結果としては、気象庁が予報した変なコースの近くを通りました。このことに亭主は不審の念が抜けません。それまで亭主の予想コースをきれいに辿っていたものが、何で知多半島付近で急に北を向いたのか、わざわざ通り難い陸に向かったのか納得できません。まるで何かに吸い寄せられたような感じ…

 思うに、これが秋台風の怖さなのかもしれません。あの北に向かった時点では、台風は熱帯低気圧としての性格を急激に失っていて、温帯低気圧としての挙動だったのだと…

 台風は秋雨前線の北側からの空気を吸い込むと急速に冷却乾燥します。それまでの熱く湿った状態から急激に冷えて乾いた存在に変わるのです。その証拠に、衛星画像では雲がとても薄い状態になっています。でもまだ気圧は低いままなので、風だけは強いままで北の乾いた冷たい空気に吸い寄せられるという挙動が上陸に繋がったのかと…

 

 PENTAXの新型K-xの赤だけが発売日を1日延ばすとのことです。受注が多かったためとのことですが、全国の消防署が現場記録用にでも買い占めたのかな…

 

2009/10/7

 台風18号は明日未明までに上陸の恐れがあると気象庁は予報していますが、気象予想師雌山の見るところ、最悪でも日本列島に半分乗りかかったまま南岸を滑って行く程度だと思います。このコースで台風の進路が気象庁が予報するように今より北を向くことはとてもイメージできません。これまでの進路のままでも中心は上陸出来ませんし、もっと東を向くと見るのが妥当かと…

 

2009/10/5

 今日は休みです。朝から小雨ですが、今週はずっと雨模様の様子…

 台風が二つ南の海上にあります。小粒な17号の方はバシー海峡で足踏みですから大陸に行くでしょうが、猛烈クラスの18号の方は南岸でスライスするコースのようで、南岸をかすめるか沖を通るかで被害状況が変わりそうです。スライスの度合いが足りないと、四国から東海地方へ上陸も有り得るかと…

 この台風が秋雨前線を刺激すると、9月に不足していた各地の降水量が確保できるので、冬支度のためには朗報ですが、台風があまり近付き過ぎると、現在910hPaと気圧が低いので、猛烈な風や高潮などの被害の方が心配です。痛し痒しというところです。金曜、土曜と山の神が姉兄たちと箱根に行く予定なので、なんとかそれまでに通過して欲しい…

 

2009/10/4

 今日も遅番勤務です。初更に入ってから暫くしての帰宅となるので、既に月は高く昇っています。月を愛でるのは更夜となる前でなければ…

 

   十六夜の限りをる闇蟲集く   雌山

   月待つは吾のみか否蟲めらも   雌山

   有明の月の隠れて末の松   雌山

   蟲の音を衾に重ね夢入りぬ   雌山

   貧しくもあらねど羨し望の月   雌山

   野は芒心に団子供へけり   雌山

   風招き吾招きをり薄原   雌山

   世の塵も掃き払ひたき芒かな   雌山

 

 遅番帰宅で降り立った駅頭で見上げると、十六夜の月は中天高く輝いていました。秋は後半に…

   

2009/10/3

 今日は旧暦8月15日です。今夜は仲秋の名月です。秋雨は一休みした快晴の朝ですが、今夜まで持って欲しい…

 

 ロンドンの次のオリンピック開催地はブラジルのリオに決まりました。南米で最初の開催地となるのですから、それが可能な同国経済の現状を見れば当然の結果…

 これでオリンピックの開催地は五大陸の回り持ちという風潮が固定するのなら、それが妥当です。特定の地域でばかり開催されるのでは、世界運動会の価値が維持できない…

 

 今日は変な天気でした。朝の快晴から一転、日中は間歇的な驟雨に襲われて、月の出までには晴れ渡るという目まぐるしさ…遅番の帰宅路は中天に昇った月で明るい…

 

2009/10/2

 晴れは昨日の昼間だけで、今朝はもう雨に戻りました。来週いっぱいは秋霖は続く予報です。この分だと、明日の仲秋の名月は拝めそうにもありません。西日本は雨量も多いようですが、関東はお湿り程度なのかもしれません。冬から春にかけて水不足にならないようにするためには揚水ポンプである台風の来襲が待たれる情勢です。やはり大山参詣が必要かな…

 

 台風も先年米国カリブ沿岸を襲ったような超巨大なシロモノだと、伊勢湾など広口先細りの湾の奥は高潮の被害が懸念されるところです。東京湾は湾口が狭いので、湾内だけの吸い上げ、押し上げ効果では、水位はあまり高くならないのでしょうが…

 同じ広口先細りでも、駿河湾は風の来る方向の東に伊豆半島という防風防波堤があるので影響は減殺されるのでしょう。伊勢湾は西に紀伊半島という障壁があるので、風も海水も伊勢湾奥へどんどん誘導するという図式に…

 

 グッドデザインが発表されましたが、PENTAXのK-7が、バッテリーグリップとキットレンズとの組合せという単位で受賞しています。防塵防滴もデザインの一部ということか…

 

2009/10/1

 秋雨模様の上がった朝です。晴れてはいませんが…

 今年の9月は降雨量が例年の25%しか無かったとのことです。体感的にも雨が少ないなとの印象がありましたが、それは事実でした。台風などによる降雨が無くこのままの傾向が続くと、冬の渇水は必至…神風頼りになるかも…狭量な思い込みで党代表の座を棒に振った前科のある国土交通大臣、その危機を感じているのかいな…

 

 朔日の今日は、毎月最も忙しい日です。必ず勤務しなければならないのも結構重圧です。明日は休みですが、土日は遅番…

 

2009/9/30

 今日で9月はお終いです。今月は旅が2回でした。次は11月かな…

 

 多少秋雨前線らしくなってきた気象配置です。この時期に雨が無いと、関東平野は冬の渇水期が心配です。なにしろ降雨頼りの政権ですから…

 国民・企業の節水マインド亢進や節水型機器の開発・普及で作り出した水需要マージンを、それをもって供給増を不要と判断するような刹那的近視眼、その場限り思いつき政権の本質を見抜けぬ愚民は、その所業のつけを払わされることになるでしょう。どの国でも治水百年の計は為政者に肝要です。歴史がそれを物語っている…

 

2009/9/28

 今日は遅番勤務です。仲秋の月もメニスカス期を脱して円満期に入っています。今年は薄の花穂十分に開いてからの満月となるので、栗名月、芋名月はその名のとおりに…

 

   銀を金に紛ふ芒原蟲啼き望む月の出でけり   雌山

   憶良らの家路を辿る夕闇を照らして明かし望月の出で   雌山

   瓜栗のめごひ子等寝て月夜かな   雌山

 

 旅先の山陰路では金木犀が咲き薫っていたのですが、我が家の庭ではまだです。いつも突然の開花に驚く不思議な花です。蕾が慎ましいためか…

 

2009/9/27

 百聞は一見に如かずという諺がありますが、百見は一問に如かずということもあります。亭主はベローズ蒐集という志を立てているのですが、今日掲示板に一問を頂いたおかげで、これまで百見しても気付かなかったことに氷解の悟りを得ました。ジグソーパズルが完成した愉快さです。

 CONTAXのオートベローズPCはスイングやシフトといったあおり撮影が可能な優れものですが、そのレンズ台座に用途不明な穴があったのです。京セラCONTAXというカメラについての知識が皆無に近いので、その役割に思いが至らなかったのですが、今日それを悉皆知ることができたので、改めてこれが欲しくなりました。

 カメラ側マウントをM42に改造すれば汎用オートベローズとすることができますし、その成算は、同一メーカーのOEM生産品であるコニカAR用オートベローズを改造したことから十分にあります。そのままツァイス銘のベローズ用レンズを得て使うも良し、アダプターを用いてM42やM39の夥しいレンズ群を愉しむのもまた愉悦なるべし…

 

2009/9/26

 昨日までの3日間、岡山駅を基点として小郡・新山口駅までのバス・ツアーに行って来ました。安来は尼子の本拠月山富田城の膝下にある足立美術館で大観や雅邦、玉堂、龍子、松園、深水などの明治から昭和初期の日本画と、外国で高く評価されている日本庭園(これは多分に勘違い評価だと思われますが…)を見て玉造温泉に止宿、2日目は本殿大改修中の出雲大社見物と世界文化遺産石見銀山を歩いてから萩に止宿です。山陰と出雲平野生成の実態についてや、石見銀山の痕跡が何を以って世界文化遺産たりえるのかということについて、百聞は一見に如かずと納得できる旅でした。3日目は長州萩城下と萩博物館などの見物と、県都山口の瑠璃光寺五重塔や雪舟作庭園などの見物をしての帰途となりました。移築されて公共施設となった明治期建築料亭である採香亭に、ここを贔屓にした長州出身歴代総理らの墨痕扁額を見るなど、歴史遺物と美術品などの鑑賞を中心とした旅でした。旅程中は心配した雨が降らなくて良かったのですが、連日暑くて疲れた…明日から勤務…

 

2009/9/20

 シルバーウイーク2日目は快晴の夜明けです。大陸の空気に支配されていますから冷涼です。これのせいで、台風は本土に近付けないのです。秋の長雨をもたらす前線は南に下がりました。夏はもう完全に去ったと見るべきか…

 秋の長雨が無かったことで、今年の冬の水不足が心配です。ダムが無駄などと不見識なことを言う政治家集団にこの国を支配させることにした愚民に対する天の鉄槌かも…

 亭主は、人類を今のように進化させた原動力は、無駄なことに血道を上げることにあると看破しています。文明を開化させ、文化を進めた原動力は、無駄を厭わない人類の行為です。より多くの人を動かし、物を動かすことが文明をもたらしました。その現象が戦争であったり、ピラミッドの建設であったり、万里の長城の造営であったりという壮大な無駄なのです。究極的、短絡的に言えば、無駄こそが文化であり、人類の本質なのだと…無駄の排除を前面に出すのは、自己否定と等質なのだということを知るべきです。もっとも、人が無駄を言うときには、他の無駄を企んでいることが常套なのは、歴史の真実でもあるのですが…

 

 PENTAXの新機種K-xが始める注文色のシステムなども、これは無駄と切り捨てることができるものでしょう。でも、とても文化的…

 

2009/9/19

 新製品K-xは、レンズ・キットのみの販売という手法を採用するようです。初心者あるいは初PENTAX向けというコンセプトに特化しようということでしょうか…

 初心者を他社が弱いコンパクトな単焦点レンズ群に誘導するためにも、初めに少なくとも1本ぐらいは標準ズームも持たせるということなのか、ご新規さんにはとりあえず全体としての安さで入口の敷居を低くするという魂胆なのか、これはマーケット・リサーチ社長の判断なのでしょう。一眼レフ黎明期にはレンズ・キットがあたりまえだったし…

 100種類の外装色を設定して、注文生産するシステムを始めるとのことですが、その中にレンズやアクセサリー類の追加・置き換えオプションも組み込んだら、よりユーザー層を広げるのではないかと思われます。注文生産の直販PC界ではあたりまえのシステムですが…

 100種類の外装色の中には奇抜なものやシックなものなど様々です。ディスプレイとしても面白いものや、目からうろこ的な組合せもあって、これはかなり受けそうな予感…

 

 PENTAXのサイトで色の組合せの人気投票を行っていて、その結果だと、グリップ色は黒とか茶とかが好まれています。組み合わせるレンズが黒ということからなのでしょう。亭主はネイビーに黒とか、イエローにブルーとかが好み…

 

 

2009/9/18

 PENTAXは入門機K-mの後継としてK-xを発表しました。10月発売だそうです。撮像センサーを1.0MのCCDから画素数を1.2Mに上げたCMOSに変更し、 先にK-7で採用された新機能のあらかたを搭載しています。外形はK-mとほとんど同じですから、これはK-10DがK-20Dとなったときと同じ手法です。見た目は同じでも、中身は別物…

 受注生産で本体20色、グリップ9色の中から組合せを選んで100種類の色の組合せを選ぶことができるシステムも導入するようです。180種類ではないのは、本体の色ごとにグリップは設定9色のうちの5色に限定されていて、本体の色によっては選べないグリップ色があるからです。白い本体に白いグリップが無いというように…

 マウント部がプラスチックの軽量ダブル・ズームキットを設定しています。18oから300oまでをカバーしますから、このカメラを選ぶような初心者や普通のユーザーにはこれだけで十分でしょう。望遠ズームの鏡胴の色は黒だけのようですが…

 

 今日は遅番です。明日からのシルバーウイークは、土・日がお休みで、月・火は出勤です。そのあとは、土曜までの4連休…

 

 K-mがK-xに移行することで、CCD撮像センサーの終焉が決定的です。亭主のK10Dは、CCD機の最高峰として歴史に残ることに…

 

2009/9/16

 昨日一日働いて、今日は来る連休の代休です。その連休後半からは、石見銀山から萩への2泊旅なり…

 

2009/9/15

 昨日、大雄山最乗寺に行って来ました。箱根外輪山の東麓にある曹洞宗の古刹です。曹洞宗では総持寺に次ぐ寺格の寺だとか…

 ここは天狗の下駄奉納で有名な寺です。本堂に安置している本尊は禅寺らしく普賢文殊を脇持とする釈迦如来像ですが、寺の守護である天狗「妙覚道了大薩埵」の本地仏十一面観音を本尊とする奥の院まで350段以上の石段を登りました。密教系の尊格である十一面観音は秘仏とされていますが、厨子を閉じた仏前の経台にはその真言が貼られていて、「オン マカキャロニキャ ソワカ」とありました。これは胎蔵界真言で、金剛界真言なら「オン ロケイジンバラ キリク」となります。金剛界真言の方が唱え易い…

 十一面観音の陀羅尼は、なかなか面白いものです。特に前半が…

 

オン・ダラダラ・ジリジリ・ドロドロ・イチバチ・シャレイ・シャレイハラシャレイ・ハラシャレイ・クソメイ・クソマバレイ・イリミリ・シリシチ・ジャラマハナヤ・ハラマシュダ・サタバ・マカキャロニキャ・ソワカ

 

 修験道の行者が守護する禅寺という触込みですが、禅宗が隆盛した鎌倉時代に平安時代以前からの密教系修験道の修行道場を乗っ取ったというのが真相と看破しました。証左の一つとして結界の内に不動堂を残しています。当然ここでは不動明王慈救呪を三度唱えました。

 

 この寺への参詣には、結界内では賽銭以外の出費は不要です。車で行っても駐車場は無料ですし、数多い堂塔などの拝観料もまったくありません。開山以来そこにあると思われる杉の巨木が並ぶ参道に土産物屋も少なく、落ち着いた佇まいです。法師蝉の鳴く樹林は、晩秋には紅葉も楽しめそうです。でも、傾斜はきついので足腰の弱い人には無理無体…

 

 参詣後、小田原城下を抜けて真鶴まで行き、遅い昼食を摂りました。相模湾の向こうに丹沢山塊大山の見渡せる窓際の座敷席で、舟盛には鯛や伊勢海老が生きたまま乗っているお決まりの「磯料理」です。今回は前回の「うに清」ではなく、その隣の「しょうとく丸」にしました。人気は「うに清」ほどではないものの、座敷はこちらの方がゆったりとしていて、満腹必至な料理の内容も大差がありません。著名でない分空いていて、そのため接客は細やかかも…

 西伊豆沼津などの磯料理店より、ここ真鶴の方が内容は遥かに上です。何より近いのがいい…

 これが二人前福沢さんの舟盛ですが、これ以外にも、煮魚と焼き魚の皿が付きます。まだ生きている伊勢海老は、大椀の味噌汁にされるために途中で拉致されて行きます。成仏寸前の鯛の目は見ないほうがいいかも…

 最後は柚子入りシャーベット風アイスのデザートも出て、心底満腹…

 

2009/9/9

 今日は休みです。台風は直接の影響が無かったのですが、暗い朝です。台風が大陸の冷気を引き込むので、乾冷な一日となりそう…

 

 ぼちぼちと「LENSEEP.LNS」のデータ構造を調べ始めています。異なったレンズのそれらを比較することで、規則性を見出すことから始めています。ロゼッタ・ストーンの解読のような感じ…

 手持ちのDAレンズでは、DA☆50-135/2.8の「LENSEEP.LNS」のデータが最も多く、32ブロック1024個の2桁16進数の全てを使っています。DA☆16-50/2.8はその半分の16ブロックを使っています。単焦点レンズのDA21Limited、DA☆200/2.8、DA☆300/4はどれも8ブロックです。でも、DA☆200/2.8は、使っていないブロックのうち、「FF」の羅列が「00」になっているブロックがある点が、他の単焦点レンズと異なっている点です。

 これらからの現時点の亭主の推測では、ズームレンズのデータ量が単焦点レンズの倍以上あるということで、デストーションや色収差の補正データであるというのが有力です。

 DA☆50-135/2.8のデータがDA☆16-50/2.8の倍あるという点については疑問の一つです。前者は4グループ式ズームで後者は3グループ式ズームであるという、ズーム原理上の大きな違いがあります。この辺が補正データ量の違いになっているのかもしれません。

 一つのブロックについて比較すると、同一のレンズについて他のブロックと共通の数値である部分があります。

 また、他のレンズとも共通の数値である部分もあります。これらは情報の区切りの部分なのかもしれません。

 他のレンズとは違うが、そのレンズの他ブロックとでは共通の数値の部分は、そのレンズを他のレンズと区別するような固有性を示すデータなのかもしれません。各ブロックの1番目から3番目の数値はレンズごとでは共通なのですが、1番目はズームがどれも「28」、単焦点がどれも「18」となっています。なので、これはズームと単焦点の違いを示す部分なのでしょう。2番目はレンズごとの規則性は見出せていません。同一のものと異なるもの とがあるのです。3番目はレンズごとにすべて異なっています。これがいわゆる「レンズID」なのかもしれません。初期のDAレンズ以前のROMから生成される「LENSEEP.LNS」に羅列されている数値に相当するものだったりして…

 分析はまだ緒に就いたばかりです。資料をもっと蒐集する必要もありそう…

 

2009/9/7

 昨日まで4日連続で勤務したので、今日はお休みです。よく晴れた朝ですが、大型の台風が南の海で北上を続けていますから、勤務のある明日はその影響を受けそう…

 

 K10Dの「うらメニュー」を使って色々とファイルの生成などを行っていたら、電池切れになりました。この作業、結構電気を大量に消費するようです。充電状態には注意しなくてはなりません。AC電源を利用するのが安全かも…

 

 新形式の内容になっているDA21LimitedとDA☆50-135の「LENSEEP.LNS」を比べると、後者のそれは前者のそれより、全体で1024個の2桁16進数を32のブロックに分けている内の、数値が変動するブロックが4倍になっています。単焦点のそれとズームのそれとで異なっているということは、やはり、デストーションや色収差の補正データの可能性が高そうです。

 そうだとすると、そのデータがレンズROMに無いDA40Limitedなどの初期DAレンズについての補正をどのようにしているのかに興味があります。「LENSEEP.LNS」をバージョン・アップする方法よりも、数も少なく限られているそれらの分だけはファームウェアにあらかじめ載せてあるというのが最もありそうなこと…

 でも、ファームウェアと同じようにバージョン・アップという手段で可能ならば、FレンズやFAレンズでも補正が可能になるのでしょうから、せめて販売中のそれらについてだけでもその方向に舵を切って欲しいというのが亭主の主張…

 

2009/9/6

 「うらメニュー」に手軽に入ることができるようになったので、所有するレンズについてSDメモリーに生成される「LENSEEP.LNS」の内容を見てみようということで、幾つかのそれについて試みてみました。その結果、FA以前のレンズは、機種ごとに異なる同じ1バイト16進数の羅列でしかないということが分かりました。ROMを積んでいないAレンズの場合は「00」です。中にはF17-28FisheyeとFA35-80のように、同じ数を使っているものもあります。

 DAでも、初期のものはFA以前のものと同様です。亭主が所蔵するものでは、DA21Limited以降のものは、異なった1バイト16進数の羅列が意味を持って変化している配列となっています。この時期に何か大きな変革の計画がスタートしたのかもしれません。

 このことからの現時点での亭主の「憶測」ですが、このEEPデータは、K-7でカメラ内自動補正が行えるようになった倍率色収差やデストーションについての補正値情報なのではないかというものです。このことが事実なら、DA以降のレンズで行えるとしているこれらの補正も、初期のDAレンズでは行えていないという可能性があります。

 また、この「うらメニュー」の機能で書き出せるLENSデータは、レンズ内ROMにあるデータの全てではなく、AFの調整に使えるものではないという可能性です。

 まだ分析は緒に就いたばかりです。これからどのようなことが分かるのか、ちょっと楽しみ…

 

 上で書いたようにF17-28FisheyeとFA35-80の2桁16進数が同じだと思ったのは、いささか老眼の進んだ亭主の見間違えでした。再確認したら「2B」と「28」だというお粗末…汗顔至極…

 

2009/9/2

 9月になるとカメラの新製品情報が湧いて出ます。日進月歩のこの世界ですから、それを一々追っていると出費が際限の無いことに…

 

 デジ一眼などのCPUで作動する機器の特徴は、設定を色々と変えられることです。正規のメニューなどユーザーが操作する方法以外にも、特別の方法でファームウェアを操作することができます。

 K10Dのときに半島南部人らしいどなたかが発見(漏洩)した「うらメニュー」ですが、これはメーカー側で行うメンテナンス・サービス用のツールという位置づけです。これと同様なものは、全世界に配置されている整備担当者の利便のためにどの機種にもあって、これを利用する立場にある者の誰かが、決してしてはいけないはずの漏洩をするのでしょう、K-7などのそれを表示する方法も当然漏洩しています。

 亭主は、その方法はSD経由だろうと推測していましたが、果たしてそのとおりで、DOS時代にあったテキスト・ファイルによる実行ファイルを利用しているというシンプルなものでした。で、その詳細は「情報館」に…

 

2009/9/1

 毎月1日には必ず行わなくてはならない業務があるので出勤です。でも、明日はお休み…

 

2009/8/31

 8月も終わります。近付いてきた台風も被害よりは恵みの方が大きいようで、収穫の秋にとっては大慶至極…

 

 目下のところ、最大の懸案は中判マミヤベローズで使う袋蛇腹の制作です。実用的で体裁も良いもので、しかも手軽に作れるというコンセプトですから、なかなか構想が収斂しない…

 

 次なる懸案は贋Aレンズの試作です。これも「A位置接点」の構造をどのようにすべきかで右顧左眄のていたらくです。でも、出来上がっても実用性がどこまで得られるのかが不透明…

 

2009/8/29

 8月も最後の週末です。孫が滞在していたことと、まだ完治に至らない足の怪我もあって、この1か月半は何も出来なかったのですが、その孫も今日北海道へ帰ります。羽田まで送って行かねば…

 明日から4日間、少し忙しい勤務が続きます。それが過ぎれば、いよいよ懸案に取り掛かれるかな…

 

   乳離れの母と子の間秋袷   雌山

 

2009/8/21

 8月も下旬です。今年の夏は暑い日が少ないままで終わってしまうのかもしれません。その分、秋がいつまでも暑かったりして…

 

2009/8/17

 国民的休暇時期も終わって、通勤電車の混雑も戻るのでしょう。でも、今日は遅番勤務なので、混雑とは無縁…

 

 足の怪我は半月を過ぎましたが、擦過傷が最も深かった部分はまだ治癒に至りません。完治まであと7日程度はかかる感じです。擦過傷は治りが遅い…

 

 孫の母親が体調不良なので、滞在が延びそうです。一歳半前後の子供の日々の発達の速さに瞠目の日々です。ずっとそばにいた自分の子供のときにはそうとまでは感じなかったのですが、遠くに住んでいる孫のこの1ヶ月余の期間だけを見ると顕著です。2階への階段の昇り降りも自在になりましたし、言葉も単音語から複音語へ…

 

2009/8/15

 今日と明日は休みです。孫がまだ居るので、日常は戻って来ません。はあ…

 

2009/8/14

 蒸し暑い朝です。しばらくこれが続きそう…

 月遅れ盂蘭盆の足を奪う駿河湾地震でしたが、日本の山がどれくらい滑り易いのかを示す例ともなりました。国土の風化が進んでいる…

 昨日から通勤電車は目立って空いています。今日は更に空くかな…

 

2009/8/10

 激しい雨音に目覚めた朝です。小型の台風9号が南沖に発生しています。これは南岸を舐めるコースを取るのでしょう。大型の8号の方は大陸に上陸していて、その東岸を北上していますから、いずれ回頭して黄海に出てくることでしょう。遥か南方海上には次に台風になる渦もありますから、これからぼこぼこと発生する予感…この台風で梅雨前線はようやく霧散するでしょう。南の熱気を大量に持ち込みますから…

 

2009/8/9

 立秋も過ぎたのにまだ梅雨前線は居座っています。今日もはっきりとしない空です。日照不足の農作物への悪影響は必至の状況です。昨日と今日は遅番勤務で、明日はお休み…

 

 足の怪我は丸7日を過ぎましたが、まだ治癒半ばという感じです。傷を乾かさない事で治癒を早くするというバンドエイドのキズパワーパッドを使っていますが、片方の脚は膝下の腱が見えるほどの擦過傷だったので、滲出はまだ止まらない…もう一方の軽かった脚は痕跡だけに…

 

2009/8/4

 梅雨はまだ明けません。曇天が戻っている朝です。今日の午後は雷雨もあるかな…

 エルニーニョの影響による異常気象と気象庁が発表しました。台風が少ない夏でしたが、今日発生…

 今日は休みです。足の怪我のせいであまり動けないので、何もやれません。手仕事のみ…

 

2009/8/3

 昨夜は涼しかったのですが、今朝は急激に蒸し暑くなっています。今日も雨の降る天気なのかな…

 

 一昨夜、1歳5ヶ月の孫を抱いて暗い庭の階段を下っていて、最終段で空足を踏み、転等してしまいました。気を取られることが多かったせいで不注意になっていたようです。悪いことに半ズボンだったので、両膝の下を盛大に擦り剥いてしまいました。抱いていた孫を庇っての無意識な身のこなしをしたのか、孫にはまったく擦り傷、打ち身は無かったのがちょっと自慢…でも皮膚を失った擦り傷は治りが悪いので、打ち身も加わって動くとまだ相当に痛い…

 

 昨日も今日も遅番なので、打ち身擦り傷の足には通勤が楽で助かります。明日は休み…

 

2009/7/30

 朝から蒸し暑いです。南に低気圧があるせいかな…

 

 PENTAXのオートベローズの場合、カメラ側マウントはベローズ装置から外せる構造になっています。カメラ側マウントをカメラに取り付けてからベローズ装置に取り付けるという使い方なのですが、このことから、カメラ側マウントをカメラに付けっ放しにしているケースがあるようです。このようなオートベローズの場合、元の所有者が亡くなり、遺品整理などで中古市場に出るときに、整理者に知識が無くて、そのカメラ側マウントが外されたまま、カメラに付けられたまま処分されてしまうケースがあります。このような品の場合、無くなっているカメラ側マウントだけを補修部品として入手することは今では困難ですから、何とかしないと折角のオートベローズ自体がただのジャンクと化してしまいます。

 カメラ側マウントの自作は、旋盤を利用できる環境にいる人であれば、M42マウントとするのなら、さほど困難ではないでしょう。でも、そうではない人の場合は…

 Kマウントのオートベローズのカメラ側マウントは、ベローズ装置との取付部の外径が46oフィルター枠と近似値です。このことを利用すれば、比較的容易にカメラ側マウントを自作することができます。

 用意するものは、部材としては、ジャンクレンズから外したマウント金具、ステップアップリング43→46、ステップダウンリング46→43だけです。道具としては、金工用ヤスリと仕上げ用に布ヤスリ、水研ぎ用紙ヤスリ、それとエポキシ接着剤です。

 工作としては、ステップアップリングとステップダウンリングを46o側で捻じ込み、その合わせ目を断面がV字になるように削るだけです。Vはさほど深くしなくても、捻じ込みのストッパーが効く程度で可です。

 最後にマウント金具とステップアップリングの43o側をエポキシ接着剤で固定すれば完成です。この方法が最も簡単で安価だと思います。

 なお、このようにして作ったカメラ側マウントは、コニカや後期ミノルタ、コンタックスのオートベローズを改造するときにも使えます。

 

 部材の調達で難があるのは、ステップダウンリング46→43です。これは大手のマルミでは販売サイズとなっていないのです。特注品として供給している通信販売店もあるようですが…

 名古屋の八仙堂という会社が、このサイズを販売しています。ネットで購入できますから便利です。同社は各社用リバースアダプターやライカLボディキャップなども販売しています。改造資材として役立ちそうなものが色々とありますので、亭主の食指は頻りに蠢く…

 

2009/7/29

 K-7のファーム・ウェアのバージョンUPがあって、バグは一応つぶせたようです。亭主もインストールしましたが、実質的には何も変わらず…もともと不具合の部分は使っていなかったし、新機能も使わないので…

 まだつぶしきれていないところや、機能の追加余地もあるようなので、ファームのブラッシュ・アップはコンティニューってか…

 

 明日と明後日は休みです。天気図を見ると、本当の梅雨明けは近そうな雰囲気…

 

2009/7/28

 今日は遅番勤務です。昨日の午後のような嵐が今日もあるのでしょうか…

 

 コシナから、ファインダーの無いオリンパス E-P1を主要ターゲットとするのであろうズーム式のビューファインダーが発表されました。従前からあるものの等倍表示を廃して、1.3倍、1.5倍、2倍の換算焦点距離を表示できるようにしたものです。デジタルカメラ専用という位置付けでしょうか…

 

2009/7/26

 今日も梅雨の晴れ間は続くようです。西日本の梅雨空は被害が大きいようですが…

 

 M50o/F1.4のバルサム切れ玉を幾つか抱え込んでいるのですが、これのバルサム剥離を試みる構想を温めています。以前、K55o/F1.8のバルサム切れ玉に挑戦したことがあるのですが、成功していません。そもそも、これが作られた時代に使われた接着剤が何だったのかが不明なので、対策が定まりません。

 世上には、80℃程度の湯で気長に煮る方法とか、キシレンやアセトンなどの溶剤浴とか、無水エタノール浴とかが紹介されていますが、少なくとも無水エタノール浴は無効でした。アセトン類は入手に難がありますし、吸引による健康被害の懼れも…

 亭主が唯一経験しているのが自然剥離です。バルサム切れしていたM50o/F1.4が、ある日突然剥離していたというものです。このときは、当初接合面に残った接着剤を研磨剤で除去しただけにしていたのですが、ニュートンリングが見られたり、表面反射が大きいように感じられたので、ガラス瞬間接着剤で接合しました。

 亭主がこの自然剥離現象に関して推理しているのは、アルミ製の鏡胴とガラスとの熱による膨張率(収縮率)の違いによる圧力によって接合部に力が加わり、剥離に至ったというものです。貼り合せ玉は厚いため、コバがより多くの面積で鏡胴と接触していることから、鏡胴収縮による不均等な圧力を受けやすいのです。剥離が起きた環境は、厳冬期の夜間は暖房を切る部屋です。

 接合面に圧力をかけるという方法は世上にも紹介されていて、万力などで接合されたそれぞれのレンズを挟んで物理的な力を加えるというものもあります。でも、ガラスというものはコバから圧迫すると容易に破壊されますから、リスクが高い方法だと思います。

 接合されたレンズを高圧中に置き、これを急減圧するという方法も紹介されています。これには園芸作業用の殺虫材散布用ポンプ加圧式噴霧器を使います。洗剤と温水を少量入れた中にレンズを沈め、これに噴霧器ごとに定められている最大加圧を行ってから急減圧をするのだそうです。これを何回か繰り返すことで剥離が起こるとのことです。これは試してみる価値がありそうな方法ですね…

 

2009/7/25

 梅雨の晴れ間が広がった朝です。空気が少し乾いている感じです。昨夜までの雨で庭は濡れているのですが…

 

 1歳5ヶ月になる孫が滞在中なので、その母にご近所のズーラシア行きをせがまれています。月末の2日間が休みなので、そのあたりで連れて行こうかと思案中です。車なら15分もかからないのですが、隣の四季の森の方は常連なのに、ズーラシアの方はまだ未踏の地…入場料大人600円なのですが、動物には興味僅少なもので…

 

2009/7/22

 昨日からまた梅雨空が戻っています。今朝も暗い雨空です。日食観測は絶望的です。結局、関東・甲信限定での梅雨明け宣言が早すぎたのは間違いのないところです。列島付近の梅雨前線が消えたわけではないので、沖縄・奄美の梅雨明けとは違う…

 

 今日は月一の通院です。血液検査と薬価が1錠約1.1Kという新薬の投与…

 

 特定の設定時に不具合が生じることがネット上に報告されているK-7ですが、その不具合は亭主の個体にも生じます。設定を変えると不具合は解消されるので、部品の不具合ではなくてファームウェアのバグのようです。近日中にバグ取りその他のファームアップが行われる公算大…

 その不具合の生じる設定は、亭主が使っていない設定なので、使用上支障は生じていません。他社も新機種に大きな故障を抱え込んでいることが判明したようで、その場合、部品の不良なので入院が必要とか…

 

2009/7/20

 朝から蒸し暑い晴れです。今日は猛暑日になりそう…

 

2009/7/19

 相変わらず曇りの朝です。日中は昨日のように晴れてくるのかな…

 今日と明日は休みです。これから月末までは、勤務よりも休みの方が多い配置です。飛び飛びですが…

 

 庭の八朔の実がぐんぐん大きくなっています。槿も花が大きく、最盛期のようです。例年季節が進むと花が小さくなるのですが…

 

 K-7は出来ることがとても多く、その操作法も分かり易いのですが、それに慣れてくると、少し使わなかったK10Dの操作法を忘れています。両者の圧倒的で顕著な違いはAWBです。電燈と窓からの太陽光の混合環境などでの性能差は目を見張るほどです。また、仕組みが大きく変わったAEの精度の違いも数段違います。でも、写真の出来の悪さをカメラのせいに出来なくなった恐ろしさも…

 とにかく、絞り・シャッター速度・ISO感度という露出の3要素を操作するためのインターフェイスが、より分かり易く、統一的になって操作し易くなっています。中でもプログラム・モードとマニュアル・モードのハイパー・システムは、他社に無い傑出したもので、特にマニュアル・モード時のそれは、露出補正設定が可能になったことでK10Dより数段価値が上がっています。A位置の無い旧Kレンズでの露出決定の半自動化、露出の高精度化が一層進みました。

 

 日本の一眼レフ製造会社の中で、マウントの継続性・互換性というものを尊重して来たのはNikonとPentaxの2社のみですが、Pentaxは上位互換というものをより尊重している企業姿勢を維持しており、これが同社の最も好ましい点です。交換レンズなどの旧資産を山と積む雌山亭には、何よりのこと…

 

2009/7/18

 昨日から戻り梅雨で、今日も暗い朝です。梅雨明け宣言が早過ぎたようです。都内の小学校などは、今日から夏休みです。日中の街に浮かれた子供たちが出てくるので、運転者は注意が肝要…

 永田町では、奸賊小泉の手先だった中川とその一派による卑劣な手を聾したクーデター計画が頓挫したようです。今の暗い日本を作り出した張本人たちによる妄動には、唾棄の念頻り…

 それにしても、宰相の腹の無さには厭きれるしか無い。小泉一派などを懼れて正論を吐いた鳩山を切るなど、馬謖切りの故事とはまるで異質…

 今の国政の遅滞する原因の一つは、国会議員の世襲の甚だしく多いことにある。その者達は押し並べて惻隠の情薄く、短慮で、志低いのである。これが世襲を許してきた国民の愚かさにあることは論を待たないが…

 

2009/7/15

 昨日あっけなく梅雨明け宣言が出てしまいました。今朝の空は雲多めながら夏色も見える…暑く長い夏が始まったと言うこと…

 

 今日から土曜日まで勤務です。金曜までは早番ですから、通勤は規則正しく…

 

2009/7/14

 今日は北風が入って空気が乾燥するという予報でしたが、朝はまだ蒸し暑く、無風に近いので、風が出るのを待つのみ…

 

 K-7で採用された画像仕上げのモードに「ほのか」があります。これは、これまであった「雅(みやび)」と対極の印象の写真が得られます。淡彩の数寄屋空間などで力を発揮しそうな、清涼な感覚の色彩です。「鮮やか」とか「自然」とかとするのに比べてより感覚的な表現の名称ですが、撮影者のイメージと融合しやすいと亭主は感じています。これらは、ホワイトバランスに新設された「CTE」と並んで、写真の、映像の多様性に志向しているPENTAXの企業個性が窺える機能です。

 

 *ist DやK10Dが吐き出していた絵は、自分が実際に見ているものとは何か違うという違和感が付き纏っていました。これは感覚的なものなので、どこがどうと説明できないもどかしさがあるのですが、今度のK-7が吐き出す絵は、そうだよ、そうも見えるんだ、という新鮮さがあります。自分が見ているものと同一ではないのには変わりがないのですが、より好ましい方向に写し出しているようです。露出の傾向とホワイトバランスの質がそうさせているのかも…

 

 「ほのか」と「雅」を亭主なりに比喩的に表現すると、「ほのか」は清少納言の「枕草子」で、「雅」は紫式部の「源氏物語」だと思います。それだけに、「ほのか」を使うのには、より感性を要求されそう…

 

2009/7/13

 蒸し暑い朝です。梅雨前線が北に上がっているのでしょう。梅雨明けも間近になってきたということかな…今日、明日は休み…

 

 ボールヘッドやシンクロタップなど、何処でもスタジオ構築用資材が集まりつつあります。あとは、ベースとなる板を調達するだけ…

 

 亭主30年来の宿痾である肩凝り、不定期な首痛・頭痛はトリガーポイントが原因で、そのトリガーポイントへの麻酔薬注射によるブロック療法や鍼あるいは圧迫療法が有効であるという情報を得ましたので、昨日、試しに首の後に生じている軟質のしこりを自分で少し強く圧迫したところ、今日は随分と軽快感があります。プラセボ効果でないことを望むのみ…

 また、妻も15年来肩甲骨下部から起因すると思われる胸部・上腕部の転移する不定期の痛みに悩んでいますから、当該トリガーポイントへの圧迫によって軽快するなら、これは吉報…

 

2009/7/12

 昨日と今日は遅番勤務です。昨夜は久し振りに孫と入浴しましたが、また泣き叫ばれてしまいました。慣れるまで時間がかかりそう…

 

 PENTAX(HOYA)の巨星がまた一つ、その輝きを消すとのことです。同社の傑出したレンズ設計者として知られる平川さんが、6月末で退社だとか…時代は移り、星座も変わる…

 

 ニッケル水素の充電電池は、エネループなど最近のものは別として、古いものは満充電時でもストロボで使えないものばかりです。必要な電圧が不足するのだと思いますが、装填してスイッチを入れても起動すらしない…

 これらも電燈を灯す能力はあるので、容量が無いというわけでもないし、テスターで調べても電圧はそれなりにあるし…電池の能力というものは良くわかりません…

 

2009/7/10

 朝からムシムシする天気で、風も強いし、雲も多い。裏日本、北日本は嵐だとのことですが、今夜の飛行機は飛ぶのだろうか…

 

 オートベローズを「オート」たらしめるためには絶対必要不可欠なダブルレリーズですが、亭主の手元にNikonのAR-10という3接点式ケーブルスイッチ機能内蔵のものが、随分以前から死蔵されています。このケーブルスイッチ機能はスイッチ部にマイクロスイッチを2個使用するなど、なかなか上等のシロモノです。他のものと込みで入手したのですが、これのプラグは当然Nikon用なので、コードを含めてPentaxで使えるプラグに変更する必要があります。それはステレオ・ミニ・ミニ・プラグがモールド済みの市販コードを使えば簡単なのですが、それ以外のプラグしか使えないカメラの場合には役に立ちません。亭主は汎用性、互換性ということを重要視していますから、折角工作するのですから、少しでも汎用性を確保したものにしたいと思っています。

 そこで、従来亭主がケーブルスイッチ互換システムとして採用している「ステレオ・ミニ・プラグ」への変更を企画しています。これの良い点は、下の「CanonケーブルレリーズアダプターT3」を改造した写真の例のように、今や国際標準化しつつある「ステレオ・ミニ・ミニ・プラグ」への変換ブロックが市販されているので、これを使えば簡易に見栄え良く変換できることと、適合するプラグ付きのコードを入手すれば、どのカメラにも使えることです。亭主は既にPentaxのF、中判用ワンタッチ、ワインダーME用と、Canonの旧3ピンプラグを作っています。Nikon用も、取外したプラグ付きコードを利用して作ることができますし…

 

2009/7/9

 今年の梅雨は日照時間が少ないとのことです。野菜類の作柄に影響が出なければいいのですが…

 明日夜、北海道から孫が来ます。母子で1ヶ月以上滞在するとのこと…さてはてふむ…

 

 接写の光源として、幾つもある古いストロボの活用を画策しています。数灯を同時使用できるようにする配線機器の調達など…

 ステージとする板の上にボールヘッドを2個取り付け、これにそれぞれコード付ホット・シューを取り付けます。両者をシンクロ・タップで繋げば完成…のはず…

 450×900×20o程度の板には必要な場所に幾つも穴を開けて、カメラ用のボールヘッドも取り付けます。この板をテーブルなどに置けば、何処でもミニ・スタジオ…

 

2009/7/6

 朝から蒸し暑い曇り空です。梅雨も佳境に入ったようで、黴の繁茂も盛んに…

 

2009/7/5

 今日、明日は遅番勤務です。曇りの朝ですが、夜には降るかも…

 

2009/7/4

 小型軽量のK-7が旗艦になったので、同じく小型軽量がメリットだった老朽艦*ist Dが退役して、電池を抜いて予備役に回ります。旗艦を張っていたK10Dも、比較写真撮影用などの後方援護に後退…

 K-7のストラップは首から提げる形式でなく、斜め掛けできる長いものにしました。ベルトの下あたりに来る長さで、腰溜めの感じです。縦位置にするなどの振り回しが楽で、老眼でも遠くにできるので、大きく綺麗になったこともあって、モニターの確認が裸眼でも楽…

<Fujiner-E 105o/F4.5> 絞り開放

 視野率が100%なので、構図が取り易いのがいいですね。ファインダーで見ながら計算したとおりの画面になるので、非常に使い易い…後でトリミングする手間がいらない…

 

   物干しの託ち顔なり梅雨晴れ間   雌山

 

 K-7に付いて来たPENTAX Digital Camera Utility 4はとても操作し易く、特に色のコントロールが自在なので、イメージに近い色の写真が簡単に作れます。やはり、写真は嘘吐き…

 

   ささがにのいと絡みけり紅の濃き   雌山

 

2009/7/3

 降っていない朝ですが、雲は厚い…

   

 K-7の親指グリーンボタンにようやく慣れてきたようです。後ダイヤルに指先を触れると、親指の腹の位置がグリーンボタンの位置ですから、探らずとも押せます。あとは親指AFの習熟かな…

 前ダイヤルは、シャッター速度の変更以外には使わない存在になりそうです。シャッター速度の変更そのものが、グリーンボタンのお陰で皆無と言うほど必要性が無いので…

 

2009/7/2

 昨日・今日と2日働いて、明日・明後日は休みです。梅雨空は相変わらず…

 

 PENTAX Digital Camera Utility 4のヘルプファイルを印刷して、使用説明書を作りました。K-7にはマニュアルが同梱されていないので…

 

2009/6/30

 朝から雨です。今週は土曜日まで雨模様の予報です。梅雨真っ盛りということでしょう。この梅雨が無ければ日本列島の自然は維持できないし、水資源も不足してしまいます。天の恵みと甘受がよろし…

 

2009/6/29

 今日ようやくK-7付属の画像管理ソフトをインストールしました。結構分かりやすくて、使い易い感じです。カスタマイズも分かり易いし…

 

 明日は休みです。でも、雨らしいので、外出は無しかも…

 

2009/6/28

 今日と明日は出勤です。K-7を弄る時間が取れない…

 

 K-7がこれまでのカメラと大きく違うことは、ファインダーが100%になったことと、背面モニターが大きく、高精細になったことです。ライブビューでの撮影が楽しみ…

 

2009/6/27

 昼少し前にK-7が到着しました。野暮用で外出する寸前だったので、すぐに開梱することもならず…

 帰宅後、まず充電を開始しました。フル充電には結構時間がかかるようです。待ちきれずにK1:1.2/50を装着して露出の暴れ具合を検証しました。結果は、開放から最小絞りまで、支障の無い範囲に収まっています。これなら露出補正をしなくても使える…

 AFは、SDMでも、カメラ内モーターでも、体感できるほどに速くなってはいません。コントラストが無いターゲットだと抜けてしまうのも相変わらずだし…

 レリーズ音は拍子抜けするほど軽く小さくなりました。連射しても迫力無し…

 グリーンボタンが親指操作になったので、慣れるまで少し時間がかかりそうです。その他操作手順が相当に変更になっているので、当分迷いそう…

 でも、確かにインターフェイスは合理性が高くなったと思います。機能が大幅に増えたので憶えるのが大変そうです。全画像消去がメニュー内に移ったのが、ちょっと不満…

 

2009/6/26

 今日と明日はお休みです。明日のK-7の発売を待って、まったり…

 

 自作フードのうち、ガムケース流用の物の内面反射防止用に、墨染めの和紙を使うことにしました。書道用手漉き半紙に墨液をたっぷりと塗布します。膠が含まれているので乾くと紙が硬く丈夫になり、扱い易くなります。鋏などでの加工が自在ですし…

 

 随分以前に作った墨染め和紙の在庫が自作フードの内貼り試作に使って無くなったので、三枚ほど作り掛けたのですが、横着して新聞紙の上で作業したら墨液の膠で新聞紙に貼り付いてしまい、剥がせなくなりました。フェルトの下敷きの上で作業しないと駄目だったのを忘れていました。無念…

 

 K-7その他を予約注文していた量販店から、全品発送の通知メールが届きました。これで予約難民になるのは避けられました。明日の午前中には配達されそう…

 

 墨染め和紙製作のリベンジは成功しました。フェルト下敷きの上で書道半紙の裏から墨液を塗ると、表から塗らなくても完璧に染まります。これが表からだと、裏側に染まらない部分が出来てしまいます。何事も準備と手順が大事だということです。早く乾け…

 

2009/6/25

 夏至も過ぎて、いよいよ蒸し暑い季節になります。水洗便器の水タンクに盛大に結露して、床を濡らすほどです。まだ水道水の温度が低く、高温多湿との差で起こる現象かと…

 

 絞り込み測光と開放測光の結果が違うという現象、それも、絞り開放のときに最も大きく違うという現象がよく理解できていませんでした。TTL測光なのですから…

 現象から原因を推理してみると、K10Dなどこの頃の機種の測光は、アイピース近くに置かれたセンサーでファインダースクリーンの明るさを計測しています。このファインダースクリーンを透過したり散乱する光の量が、開放のときと絞った時とでは正確に比例していないということかもしれません。開放F値が明るいレンズほど顕著なこの誤差を、開放測光の仕組みの中では、カメラはレンズデーターを用いて補正しているのでしょう。Aレンズ以降のものなら、付けられているレンズの開放F値と最小絞りのデータをカメラは知っていますから、それを使って露出の調整をしているのですが、Mレンズ以前のものだとそのデータが無いため、調整しないままで露出の決定をしているということなのでしょう。この誤差は、ファインダースクリーンの特性と不可分であり、明るく見えるスクリーンほど絞りを開けたときの光をより多く透過してしまうため、センサーは実際よりも光が多いと誤解するという仕組みなのではないかと…

 K-7のファインダーは少し暗い印象との情報があります。この透過光と散乱光のバランスを調整した結果のものなのだとすると、絞り込み測光の絞り位置による誤差が縮小している可能性があります。それなら嬉しいのですが…

 K-7がアイデンティティを引き継ぐとしているLXは、ダイレクト測光の仕組みを採用していました。シャッター幕やフィルム面の反射光を計ってシャッター速度を調整していたのです。ですから正確な露出が得られ、プロから高い評価を得られたのでしょう。ダイレクト測光のメカを搭載していた場所は、AF用のメカに奪われてしまいました。画像センサーが測光センサーとして機能するのなら、ミラーアップによる絞込み測光という手段も可能なのでしょう。Mレンズ以前の旧資産のより便利な活用のために、その機能の搭載を望みます。

 

2009/6/24

 朝から大雨です。昼には止む予報ですが…

 今日は月一の病院の日です。高い薬を処方されていますので、福沢さん、さようなら…

 

 土曜日に来るK-7に付けるストラップを何にしようかと思案しています。皮製のものもいいのかもしれませんが、機能が増えたらしいリモコンのスイッチ格納場所がBG内に無くなっているようなので、銀塩MZ-Sなどに使われていたポーチ付を使おうかとも…

 

 血液検査は平常値に戻りました。でも、2年ぐらいは高い薬が止められないらしい…

 

 K-7ではMモードで露出補正の設定が出来るのかが大きな関心事でしたが、リークされた英文の使用説明書を見ると、どうやら出来るようです。また、亭主の認識不足だったのですが、K20Dでは出来るようになっていたとのことです。 以前折角ダウンロードした使用説明書をよく見なかったということですね…そんなことなら買って置けばよかった。とほほ…

 いずれにしても、K-7で出来ればそれでいいのです。露出がそれほど暴れないので、補正しなくても使えるという話もありますし…

 

2009/6/23

 亭主はポジティブではないのでまったく使ったことが無かったのですが、コダックのエクタクロームが終焉を迎えたとのことです。製造は終わり、あとは市中在庫のみの販売とのことで、自前では出来ない現像は2010年までとか…日本での販売と現像サービスは随分前に終了していますから、これは対岸アメリカでのことで、ひとごとの話ですが…

 銀塩の終焉は焦眉の急ということでしょう。富士フィルムも、以前売ったラボ用機材の消耗品を繰上げ供給停止する告知をする始末ですから…過去にした約束を反故にせざるをえないほど経営も逼迫しているということなのかも…武士の商法的化粧品程度では化けられない…

 亭主は*ist Dを入手した時点で、銀塩の滅び去る日の直近なるを声高に予言しましたが、やはり的中したということです。過去における日本人の行動を顧みれば、アナログレコードの例を引くまでもなく、これは必然の理なるべし…

 

2009/6/22

 今日も梅雨空でした。降ったり止んだりで、いかにもの天気…

 

 OLYMPUSの初マイクロ4/3機の評判は、毀誉褒貶といったところのようです。その人の着眼点によって評価も異なるということでしょうか…亭主はフランジバックが短いという点だけでも前途洋々と看破していますが…

 

2009/6/21

 梅雨空の戻ってきた朝です。昨日の暑さとの落差が大きい…

 

 OLYMPUSのPENというのは、時代を作ったカメラでした。露出をオートにし、開放F値を大きくして被写界深度を深く取ったレンズでピント合わせを容易にして、光と時間を操って写真を撮るというスキルの無い大衆にも写せる機材として提供し、フィルム費用を半分にするハーフ判という選択で、小型軽量安価というコンセプトで大衆に受け入れられたのです。この小型軽量と操作の平易化は35o判の方にも波及し、開放F値を大きくしてピント合わせを容易にしたコンパクトカメラの氾濫期へと向かったのでした。

 そんな時代のコンパクト機に搭載されているレンズは、前の時代のレンズを装着したシャッターユニットごとヘリコイドで前後させるものから、カメラに固定したシャッターユニットに小型のヘリコイドを組み込んだレンズユニットを装着するものや、それまでのレンズ装着方式をまったく廃したものに変わりました。前者の場合は、亭主の自作したアダプターにヘリコイドごと装着できますから使用が可能ですが、後者の場合はまったく別のアダプターを新たにでっち上げる必要があり、互換性というコンセプトからは離れてしまいます。

 で、その小さなヘリコイドを組み込んだレンズ(E-Zuiko)の写りですが、42oという焦点距離と元々のフランジバックが短いせいで写る範囲がとても狭く、撮影距離も短いので、実用性はありません。このことから、実用にもなる範囲でのレンズシャッター機レンズは、1960年代前半のもので終焉ということに…

 

2009/6/20

 PENTAX のK-7は、同社最高の名作であるLXのデザイン・アイデンティティを受け継いでいることは明白ですが、OLYMPUSのペンE-P1もまた、同社のPEN-Fをデザイン・アイデンティテイとして誕生するとのことです。このコンセプトは、過去を弊衣の如く切り捨てる企業マインドからは生まれないもので、己の歴史、成果というものに誇りと責任を持つ企業にしか採り得ないことです。

 それで、ペンE-P1ですが、フォーマットは4/3ということで135の半分の画角です。PENシリーズは135の半分の面積ということで、ハーフという共通項があります。マウント規格もマイクロ4/3はフランジバックが従前の4/3の半分ですから、PENという名称を使わないことの方が無理があるほどの選択だと思います。

 マイクロ4/3の最大の利点は、フランジバックが20oということで、マウントアダプター併用により、ライカL&Mレンズ群を嚆矢として、過去の数多の「名&迷レンズ」たちを使ってあげられるという点です。弊衣の如く捨てられたFL・FDや、使えるカメラを失っていたフランジバックの短いレンズたちが、虚しく朽ち果てようとしている暗冥の底から救い出される、これはまさに救世主の如き存在なのです。

 今や、多種多様なマウントアダプターの氾濫が予感されます。亭主が数日来でっち上げに腐心している距離計連動レンズシャッター機のレンズ用アダプターについても、ヘリコイドと絞り装置が内蔵されたものが製品化される日が来るのかも…ミラーレス、これはやはり、革命の始まりなのかも…

 

2009/6/19

 今日は遅番勤務です。明日、明後日は休みです。

 

 絞り無しアダプターの開放径を測り間違っていたので、新たに絞り径を計算しなおさなければなりません。その結果に合わせた穴あけも…

 絞り開放では収差が酷くて使い物にならないレベルの大口径レンズも、1:5.6程度にまで絞れば著しく改善します。昨日試作したドーナツ板絞りを装着しての試写では劇的な変化です。昔のレンズは、大口径開放の明るさは単なる数値を競う看板で、写るんですという程度、おまけ程度でしかないようです。もっとも、レンズ設計者が想定もしなかったであろう使用条件においてですが…そこまで使用に耐えるレンズがあるのか、検証の愉しみが増えました。

 

 先日掲示板に掲載して頂いた贋Aレンズの絞り挙動資料画像を分析した結果、標準レンズはレンズ側で見て1:2.8から1:8の間なら、1.5段の露出補正である程度精度を保ったAE撮影が可能であろうと思われます。デジタル一眼レフで使う場合は、大きく絞ることは画質に悪い影響もあるので、これで十分実用になると思われます。

 Avで使う場合は、カメラ側でする絞り設定をレンズ側で必要な絞り値より1.5段大きくし、同時に1.5段プラス補正します。これでほとんど適正露出が得られそうです。絞り優先は被写界深度の調整のために絞りを選ぶことが多いですから、あらかじめ試写して誤差を調整することも可能でしょうし…

 TvとPで使う場合は、1.5段マイナス補正するだけで良さそうですが、開放と最小絞り付近をカメラが選ぶこともあるかもしれませんから、不安定要素は増すでしょう。止めておいたほうがよさそう…

 カメラ側の改造で贋Aレンズと認識させる方法は、レンズの改造が極めて簡易なのが最大のメリットです。手振れ補正をカメラ側で行うかレンズ側で行うかの関係と類似…

 マウント金具の3番接点穴を金属で充填する工法が構想として浮かんでいるのですが、それを半田付けでするか、ネジを立てて2oビスを捻じ込むのか、真鍮棒などを圧入するのか、色々と構想だけは枯野を駆け巡る…

 カメラを接点ユニットが外せる程度まで分解して、接点ユニットの下の基板そのものに短絡加工を行う構想もあったりして、やる気がどんどん上昇中…互換性の高い工法が確立できれば、以後の機種にも敷衍が可能かと…

 6月27日にK-7が雌山亭艦隊旗艦に座れば、二つあるK10Dの守備範囲は狭くなります。二つのうちの一つを贋A化するのも、非Aレンズの便利な活用のためには有効なことと気持ちは決まりかけています。老朽戦艦伊勢・日向の航空戦艦への改装と同じ轍を踏むことになるかもしれませんが…

 

2009/6/18

 昨日は早番勤務だったので帰宅後に時間があり、仕掛かり中だったレンズシャッター機レンズ用絞り付きアダプターを完成させました。シチズンを使ったので5枚羽根です。光輝ボケがペンタになりそうなのがちと心配…

 仮組み状態のままにしている絞り無しアダプターで使うドーナツ絞りは、ワッシャーとか50円玉とか色々遊べそうです。こちらの絞りは真円ですから、ボケはきれいになりそう…5円玉はほんの少しのところで入りません。外周を削るのは…立派な犯罪ですぞ…

 で、完成した絞り付きアダプターの素材ですが、レンズを取り付ける本体は、ミノルタ・ハイマチックに付いていたシチズン・シャッターからシャッター羽根や周囲の突起物を除去したものを前後逆にして、PENTAX純正接写リングS1からM42雌部と自動絞りリンクを抜いたものに挿入して出来上がりです。M42雌部を止めていた芋ネジ3本で固定していますから、絞り操作プレートの手掛かり位置も調整出来ます。純正接写リングSはマウントアダプターkだと光漏れとガタが出てしまいますから、フランジ付きマウントアダプターを使用します。試写の結果は、大口径のものでも、絞ると被写界深度が随分と 深くなります。いずれ各レンズの比較検証を…

 これは、絞り無しアダプターです。左下のドーナツ板を前群と後群の間に挿入すると、開放1:2のレンズを1:5.6に絞ります。

2009/6/16

 昨日のまったりで色々と工作が進みました。まだ仮組み状態ですが、古い距離計連動レンズシャッターカメラのレンズをKマウントに装着するアダプターが成立しました。試写の結果は、撮影距離20p前後の接写専用となります。ヘリコイドも無いため、マクロスライダーなどにセットしたカメラを前後させてピントあわせしなければなりません。ミラーと干渉しないぎりぎりのところまで追い込む作業が必要ですが、撮影距離はたいして稼げそうもない…

 このアダプターなら、捻じ込み式の前群と後群の間にドーナツ板を挿入することで、絞ることも可能です。ズイコーやヘキサノン、ロッコール、セコール、ヤシノン、コラール(アイリス)、ローザー(タロン・富岡製)など、色々な銘柄の旧レンズの接写を楽しめるアイテムになりそう…

 まだ仮組み状態です…                 絞り無しの開放撮影ですから、こんなものかな…

 

 昨夜、亭主のWEBを見ていただいた方から、FAマウント以降のカメラで、ただのKマウントレンズをKAマウントレンズと誤認識させる改造法や、レンズのKマウントを簡単にKAマウントに改造する方法についての情報を掲示板に頂きました。亭主にとって逆転の発想で、とても参考になりました。近くK-7に雌山亭艦隊の旗艦を譲るK10Dに改造を施す計画を立案中なり…

 

 寄せられた情報に基づく改造計画の資料収集として、カメラマウントの接点がマウント内でどのようになっているのか調査した結果、少なくともMZ-7以降のマウント、*ist D以降のデジタル一眼レフでは、7つの接点はユニット化されており、各接点を入れ替えることはできないことが判明しました。残念…

 

 待ちに待ったK-7の発売日が発表になりました。6月27日土曜日です。ちょうど休みの日ですから、そわそわしてその時を待つのでしょうね…

 

2009/6/15

 土日の連続遅番勤務を終えて、今日と明日は休みです。梅雨空なので、家でまったり…

 

 1970年以前の古い距離計連動レンズシャッターカメラの不動品が幾つかあるのですが、これのレンズを活用して撮影レンズに変身させられないかと画策し始めました。この時代のシャッターは、どのカメラメーカーのものでもセイコーかコパル製の絞りとユニットになったもので、その前後にカメラメーカー製のレンズ群が捻じ込まれている構造です。

 絞り・シャッターユニットの外径48ミリと結構大きいので、そのままでは、MシリーズなどのKマウントレンズの鏡胴の中には組み込めません。シャッターは不要なものの、絞りは残したいと思うのですが、フォーカスのためにヘリコイドを活用するというコンセプトからすると、両立は難しい…

 前群と後群のレンズ群を正しくセットするためには、両者の間隔を16oとする必要があります。その間に絞りを設置しないとレンズ開放での撮影となってしまい、画質は期待できません。ドーナツ板を設置して1:5.6程度に絞るのが、ピント合わせのために必要なファインダーの明るさと画質を両立させる方法かも…

 レンズの焦点距離は皆50oを下回っています。バック・フォーカスが約20oと小さいですから、ミラーアップしない限り、無限遠を出すのは不可能です。ミラーに干渉しない程度で近接撮影するしかないでしょう。デジ一眼では、マイクロフォーサーズに改造する以外には、活用の道は無さそう…ミラーレスの時代まで待つとしますか…

 

 不完全なレンズの写りに興味が湧いて、Kマウントの不出来な後輩に後群を献上したTakumar 1:1.8 55oをBellows Unitに取り付けて撮影してみましたが、前群だけだと、無限遠のフランジフォーカスが約70o伸びます。焦点距離がそれだけ伸びたと言うことで、約125oか…

 絞り開放では超ソフトな画像で、全体がまるで霧の中のようです。球面収差を後群で補正していたことが良く分かります。絞り環位置で1:5.6まで絞ると、相当に解像感は上がります。まあ、遊びとしては面白いかも…

 また、このレンズの後群として古いレンズシャッターカメラの後群を付けてみたところ、バックフォーカスはほとんど同一になりましたが、解像感は絞ってもたいして向上しません。色収差、特に青の収差がものすごく、遠くの青い紫陽花を写すと、青い綿でくるんだような状態に写ります。前群だけの方が色収差は少ないようです。レンズの設計というのはたいしたものですね…

 

2009/6/12

 去年初冬に強剪定した日陰の紫陽花は、花芽が1つしか付かなかったのですが、その1つが薄緑から白に変わりつつあります。紫陽花は梅雨時の花ですが、花芽をたくさん付けるためには、陽当たりを必要とします。それと、乾燥も嫌います。樹下の北向きでは、花数は元々望めない…

 剪定は7月末までにしないと、翌年の花付きは期待できません。生憎、その時期は猛暑と藪蚊の季節で、剪定作業は覚悟が必要…

 晴れは今日までで、明日からは梅雨空になるような…

 

 大口径のユニット式長焦点望遠鏡を、その比較的安価軽量な点に着目して、一眼レフの撮影レンズとして利用する手法が鳥撮りなど遠距離撮影派の間に広まっているようです。そのときに、テレコンバーターを併用して、F値が増大するのを厭わずにさらに遠距離からの撮影のために焦点距離を大きくする手法と、レデューサーを併用して、焦点距離の短縮と引き換えにF値を小さくする、つまり画質に影響する高感度化を伴わずに、被写体ブレを避けるためのシャッターの高速化を目指す手法に分かれるようです。

 テレコンバーターというのは凹レンズです。それに対して、レデューサーというのは凸レンズです。これにはクローズアップレンズが代用可能なようです。でも、それらを併用することによって、アポクロマートなどのマスターレンズの色消し性能に大きく影響を与えないものなのか、その点が心配…

 F値を小さく出来た場合、PENTAXの「F AFアダプター1.7X」が使用可能になることもあります。その場合、AF撮影も出来ることになりますから、利便性が相当に向上することに…

 そのシステムはもともとが望遠鏡ですから、カメラ用レンズのようにはシステムとしての可変絞り装置がありません。基本的に開放やドーナツ板の挿入程度で使用するのですが、最近、可変絞り装置を部品として供給しようという動きもあるような…

 でも、亭主の所蔵する最も長いレンズは「M 1:5.6 400o」ですから、これにF AFアダプター1.7X」を組み合わせて、1:9.6 680o(135画角換算1000o)として使うのが最も有効ではないかと思慮する次第なり…日中の屋外でならAFが作動する可能性大とのこと…

 

 まだ実行していないのですが、今日ふと発見したのが、玉露園の昆布茶の容器です。この蓋が49oフィルター径鏡胴の被せ蓋としてぴったりなのです。内側外周部に純正の被せ蓋のようにフェルトを貼れば、まさにどんぴしゃりとなりそう

 DA21oF3.2Limitedは高級な造りの高価な被せ蓋なので、落下紛失を危惧する亭主は、これも希少となりつつあるTakumar時代の被せ蓋を使用しているのですが、少し浅いのが欠点でした。この代替被せ蓋構想がものになるのなら、角穴フードごと深く被せるので、お誂え向きになる予感が…

 

 この季節のヤマモモの若葉は、露出を抑え目にすると、こんなにも色々な色を出します。400o+2×リアコンでの絞り開放近接撮影…

 

2009/6/11

 今年度最後の5連続勤務も今日で終わりました。これで来年3月末までは、最長でも4連続勤務なり…

 いよいよ梅雨入りしましたが、朝からの雨も午後には晴れました。でも蒸し暑い…明日は休みですが、土日は遅番勤務…

 

 ケンコーからK-7用の液晶保護シートの発売が予告されました。今度出るSONYの三兄弟用も…

 

2009/6/9

 自作M39マウントアダプター用のエクステンション素材として、丈夫な紙筒を使います。シートの芯に使われている内径50oのものが49oフィルター枠に使えます。若干内径を布ヤスリなどで広げると、ぴったり収まります。分厚い紙筒なので、とても丈夫です。必要な長さをカッターで切取れば、どんなサイズのものも簡単に作れます。これも廃物利用のエコ…

 

2009/6/8

 晴れは昨日だけで、今朝はもう雨音の夜明けです。梅雨ですな…

 

 このところ、M39マウント用の機材自作と、自作レンズ・フードをデコレートするシールの自作に勤しんでいます。

 M39マウント用の機材というのは、傷、カビ痕やバルサム切れなどで光学系に難がある旧レンズの鏡胴を、各種引伸しレンズのフォーカス用ヘリコイド装置として流用するアダプターの自作です。からっぽにした鏡胴に直接ライカLマウントを設置したものは、90o専用として既に完成しましたが、複数の焦点距離に対応できるシステムの構築が資材調達の途上…

 基本構想としては、最短長31oのMシリーズ標準レンズを使用し、からっぽにした鏡胴のフィルターネジにM39マウントアダプターを装着するというものです。自作するM39マウントアダプターは、光路長2o程度にできる予定ですから、フランジバックとしては、45.46+31+2で約78.5oとなる計算です。これで所有する75oの引伸しレンズに無限遠が来るか不明ですが、90o以上のものなら十分です。このシステムの良い点は、鏡胴のフィルターネジと自作するM39マウントアダプターの間に49oフィルター枠等で自作するエクステンションを挿入すれば、各レンズに適切なフランジバックが得られる点です。そのエクステンションの製作には、一応の目処が立っています。

 なお、自作M39マウントアダプターですが、オアシス(BORG)のフランジ付きM42→M39アダプターを使用し、これをステップアップリング「49o→55o」の中に装着するというものです。ステップアップリング「55o→△o」で押さえるだけで接着などは不要ですから、自作というより、この組合せの発見と言うべきか…

 引伸しレンズを使っての無限遠撮影は、ベローズ装置を使えば、90o以上のレンズなら無限遠から接写まで簡単に行えるのですが、雨の季節などに屋外環境に持ち出すには、紙のベローズでは難しいのです。K-7など防塵防滴のカメラには、多少の雨には負けないレンズが必要になるということで…

 

 自作のレンズ・フードをデコレートするシールは、光沢写真用紙を使用してカラー印刷し、裏に両面接着テープを貼って作ります。PENTAXのロゴをフード外周に一周させる、というのが今の構想…

 

2009/6/7

 今日から5連続勤務です。ずいぶん久し振りのような…

 

 昨日は定額給付金を口実に、家族で昼の外食に行きました。高級豆腐料理の店ですが、結構繁盛していました。土日は法事の団体がよく入るそうで、半年前から受ける予約は週中の昼間が取り易いとのことです。当家は前日に予約したので、豪農や豪商の居間という風情の部屋ですが、普段は待合室といった位置…でも、障子を建て込んでいるので立派な個室…

金の器に金の匙…分厚い匙は重かった…

 

2009/6/2

 今日は5月連休の最後の代休です。朝から晴れですが、この晴れが入梅前の最後になりそう…

 

 今年は庭の梅がかつて無いほど花が咲いたのですが、実は一つも生っていません。近所の花と時期がずれたのかもしれません。自花稔性が低い品種らしいので…

 

2009/6/1

 今日から6月、月例の1日限定業務があるので、休みの日ですが出勤です。晴れるとの予報ですが、暗く曇った朝です。暗雲の懸かる先行きの象徴か…

 

 クリップ部が壊れたPENTAX純正広角用角プラフードを、締付式フードとして再生させたものの画像です。右横で締め付ける方式にしたので、なかなかセットし易い…

 締付部の金属部分は素材が真鍮なので、結構重量級です。49o径なので、52o径のA24/2.8で使うためには、52→49ステップダウンリングに49o径フィルターをセットして使うというわけなり…

 

2009/5/30

 週末ですが、今日と明日は出勤です。雨が降り続いている朝です。明日も降るでしょう…

 

 PENTAXの広角レンズ用角フード49oは、レンズ先端を挟むクリップ部が壊れやすいのが欠点です。そんな壊れたフードを利用して、以前入手したジャンクの山の中にあったステレオアダプターの取付部と合体させた締付式角フードを製作しました。135フォーマットだと28oレンズでほんの少し4角がケラレるので、クロームメッキ真鍮製のステレオアダプター取付部を四角く削り広げました。両者は黒い弾性強力接着剤で接着し、メッキ面には墨染め和紙を貼って内面反射を抑えています。これで、使える道具がまたひとつ増えた…

 

2009/5/29

 今日も雨の朝です。低気圧が居座るので、この雨は土曜、日曜も続くらしい…

 

 K-7の発売は6月25日であるという情報があります。6月最後の木曜日ですから、さもありなむ…

 K-7への期待の一つは、旧Kマウントレンズでの使いやすさ向上です。よりMFが、ピント合わせがやり易くなれば、また、露出精度が高まるのならば、とても嬉しい…

 135フォーマットで40oから60oが標準レンズと定義すると、それはAPS-Cフォーマットでは28oから40oとなります。亭主の所持するPENTAXの旧Kマウント単焦点レンズでその焦点距離のものは、種類で言うと7種類になります。中では28oが4種類と最も多く、K-7にO-ME53を付ければファインダー倍率は0.61倍となることから、これらの100%画角に馴染みたい…

 

2009/5/28

 雨の朝です。いよいよ梅雨に入る前兆なのでしょう。雨は国の宝…

 

 5月の嵐、メイストームは、PENTAXファンに吹き荒れています。大手量販店ヨドバシのネットでの予約勧誘広告では「人気商品の為、発売日以降のお届けとなりますが商品確保に努力いたします。」となっています。大手に商品確保されたら、中小の商品確保はどうなるのだろうとか、K-7難民の発生状況を心配してしまいます。さて、今回はどこが難民を多く出すのかな…

 

 亭主は携帯用三脚に自由雲台を使用していますが、動画機能を使うことを考えると、重くて嵩張るカメラ雲台に変える必要があるのかもしれません。自由雲台の斜め方向への自由さが、動画撮影には不向きです。

 

 APS-Cフォーマットでは、135フォーマット換算の画角で言うと35oレンズが標準レンズになります。亭主はSMC Takumar35/2というSマウントの旧レンズを所持していますが、これはトリウムガラスを使用している有名なアトムレンズです。亭主の個体も見事に黄変していますが、K-7の場合、AWBを調整することでどのくらいJPEG画像の色が変化するのか、この試しも愉しみ…

 広角系のレンズは無限遠調整の余地が少なくて難しいのですが、135o以上の望遠レンズならサードパーティ製フランジ付きKマウントアダプターでも調整で無限遠が出せます。これにすると装着時にロックがかかるので、純正のマウントアダプターKのストッパーバネを外してレンズに装着する運用方法より脱落事故が防げます。重いレンズほど脱落の危険性は多くなるので、非常に有用です。実質的にSマウントをKマウント化できるというわけです。自動絞りにはなりませんが…

 

2009/5/27

 昨日先週のCT検査の結果を聞いてきましたが、特段の異常は見られないとのこと、喉の慢性症状は対策無しということで、けり…

 

 亭主はM50oF1.7という旧Kマウントレンズを幾つか所持しています。ベストセラーMEシリーズのキットレンズになっていた標準レンズですから、恐らくKマウントレンズの中で最も多く作られたものでしょう。K-7が手元に来たら、暫くはこれを使ってみようと思っています。愉しみがえらく増えた感じ…

 

2009/5/26

 晴れている朝です。今日から4連休です。来月からは、前年度とほぼ同じ勤務シフトになります。「我が闘争」の一応の成果なり…

 

 秋葉原でお披露目会に参加した人の感想では、持参して試したM50/F2での露出暴れは、背面モニターの画像では顕著には感じられないそうです。これが事実なら、亭主にとって大きな福音です。測光センサーをアイピース付近に置いている現在の仕組みでは、AEがファインダースクリーンの特性に左右されることは、他機種のものを流用すると露出傾向が変化することでも実証されますから、新作のファインダースクリーンの特性が、Mシリーズレンズに合っているのかもしれません。

 スナップ撮影にAEは大きな武器となります。カメラを振り回せばEV値は大きく変化します。それに追随して適正露出を得るのは、単純なMモードでは大きな負担です。シャッター速をカメラに任せることができれば、フレーミングとフォーカスに専念できますから、絞り優先AEは最低限欲しい機能です。K-7はセミAvを実現するグリーンボタンを親指位置に移しました。人差し指はレリーズボタンから離さなくてよいので、快適性は向上しているハズ…

 露出が大きく暴れないとしても、グリーンボタンによるセミAvとして快適に使うためには、Mモードでも露出補正をセットできることが大事なのです。そうなっていることが、今となってはK-7に対する最大の望み…

 

2009/5/25

 今度のバッテリーグリップD-BG4は中々行き届いている逸物のようです。電池トレーを2種類にしたことや親指AFボタンの増設もそれですが、これなど、どうよ…

 

2009/5/24

 明日出勤すれば4連休です。火曜日には先週のCT検査の結果を聞きに行かねば…

 

 D-BG4で運用するための予備電池携帯用に、単三6本用電池ケースを試作してみました。こんなんでいいかな…

 

2009/5/23

 今日も明日も出勤です。故に秋葉原には行けません。元々混んでいる所とか、行列して何とかとかは大嫌いだし…

 

 K-7用の新型バッテリーグリップは、トレーを変えることで単三電池6個での運用が可能です。予備電池を体裁よく携帯するためには6個用のケースが必要なのですが、適当な市販品が見当たりません。自作しかないかな…

 6個ずらりと一列に並べる形式より、真田の六連銭式にするのが良さそうです。厚紙で作れば簡単だもんね…

 

2009/5/22

 昨日早速K-7の予約をしたので、来月末予定の入手までに用意しておくべきことに着手しました。まず第一弾は、ボディ・キャップの用意です。マウントアダプターK使用時にも使え、マウントアダプターKの保管場所ともなる雌山特製のリバーシブルボディ・キャップKです。んだ、これだばK-7のロゴが決まっているだべ…

 

2009/5/21

 いよいよ来ました…といってもトンフルですが、東京・神奈川に感染者が入り込みました。人口比から言って、関西圏の発生より少ないはずがないので、これからヒステリー状況が出現するのは必至…運び込まれたマスク2万枚の出番かな…

 

 K-7の正式発表は、時差の関係で、日本が最も遅くなるようです。既にアメリカは発表されていて、その反応は狂奔状態のようです。K10Dのときの騒ぎが再現されるかもしれません。あのときは、予約難民などという言葉が生まれましたが…発表された内容は、既にリークされていたものとほとんど同一で、それ以上のサプライズは無いようですが、既に満腹状態のスペックですから、大きな失望はありません。唯一、旧レンズ資産のための機能が不足しているのが残念…

 

 亭主は、*ist DとK10Dの発表の時には、即日予約をして発売日に入手をしています。そのときと同様、日本版の発表を確認し、その内容の濃さに納得してK-7の予約を済ませました。同時発売予定のバッテリーグリップと予備電池、分割ファインダースクリーンも…

 今回は、K10Dと同様な予約の嵐が来そうな予感があります。K10DのユーザーでK20Dを見送った人は、殆んどが手を出しそう…

 

 結局、マウント左上のふくらみは、動画撮影に対応する滑らかな絞り駆動に必要な新設モーターを収納する部分である公算が大きいようです。従来のアクチュエーターだと、瞬間的な移動しか出来なかったでしょうから…

 

2009/5/20

 K20DからK-7になるにあたって、インターフェイスの増減がありましたが、減になったのがブラケットボタン、Fnボタンです。増になったのは、ISOボタン、LVボタン、タイマー、ホワイトバランス、ストロボモード、カスタムイメージです。使用頻度の少ない機能はメニューで切替える方に移して、使用頻度の多い機能はボタン等による直接入力にしたということのようです。より分かりやすくなったのではないかと思っていますが、さて、使い心地は…

 自動露出モードとして、K10DからSvモード・TAvモードを新設したことに加えて、ISOボタンをレリーズボタンのそばに設けたことから、写真の内容を決める露出の構成要素としてのISOというものを、よりコントロールすることの必要性を強く主張しようと言うコンセプトのあらわれかもしれません。フイルム時代には、感度を上下することのバーターとして、粒状感が大きく増減しましたが、これが表現の手段の一つとしても使われていたこともあり、このへんを何か主張の要素としたいのかも…

 K10D・K20Dの自動露出コントロール系でも、ISOの可変要素というものは主要なコンセプトでした。SvモードというのはISOを容易に変更設定できるプログラムモードで、TAvモードというのは、絞りによる被写界深度とシャッター速による動態切り取りの両方を同時に満足した上で適正露出をISOの自動変動で得るというものです。でも、ISOの変動による画質の変化が大きければ、このモードでの撮影は、成果としての写真に不安定要素が大きいと言えます。そこで、Mモード時にISOを容易に変更できるようにした、というのが、新しく加えられたコンセプトなのでしょう。従前はメニューにより変更する方法でしたから、フイルムを入れ替えるという感覚に近いものでしたが、今度の方がより操作性が上がります。これは相当に使える機能なのかもしれない…

 

 動画のときにAFと絞りが働くという情報がありましたが、そうだとすると、ライブビュー時にも絞り込まれているという可能性があります。これなら、A位置の無い旧Kマウントレンズでも実絞りで使えるということになるかもしれません。これはすごいことになるかも…

 

2009/5/19

 今日から3連休です。でも、今日明日は検査通院…

 

 正式発表まであと2日と迫りましたが、リークも精度を増したようです。機能的には相当革新があったようですが、それによると、いつものことですが、これまでの情報の中にはガセも含まれていたようです。結局、マウント左上のふくらみ には何も設けてなくて、これが何のためのものか、まったく不明…外殻を共用する予定の将来機のためのもの、というのが、最も現実的な解答かも…

 現時点でのK-7のリークスペックを信じたとしての評価ですが、各社APS-Cフォーマットカメラの中では、トップクラスの内容であることに異論は無いでしょう。スペックの全てでトップということではないのですが、カメラの本質性及び総合力、将来への方向性としては、トップに立ったと亭主は断じます。特に、操作系インターフェイスの成熟は著しく、群を抜く出来栄えであると認定…

 PENTAXユーザーの中には、電源に関して乾電池に固執する勢力が相当に存在します。確かに、入手性の点で、電源が乾電池であることのメリットには大きいものがあるというのは亭主も認めます。しかし、軽小で高容量という点では、リチウムイオンバッテリーには遠く及びません。しかし、PENTAXはこれら乾電池派にも受け入れられる方法として、バッテリーグリップにリチウムイオン電池と単三電池6本の互換システムを導入しました。これは相当に画期的なことだと思います。従前のバッテリーグリップは、少し小さくて持ち難かったですから、単三6本を収容する大きさにすることでそれが解消するのなら一石二鳥…

 また、HDRという機能も搭載したようです。露出を3段階にブラケットして、これらを合成することで1枚の画像を生成するという内容のようですが、そのブラケットが実際の3連写によって得る画像を合成するのか、それとも1つの画像のゲインを上下することで3つの画像を生成してこれを合成するのか、その方法について興味が湧きます。実際の3連写ではタイムラグが生じて絵がブレてしますから、単写でゲインの上げ下げ(ISOの上下)によって行う、というのが正解と看破…

 従前のリーク情報でファインダー像倍率が約1.1倍としていたものがありましたが、これが0.92倍と、従前機種より少し落ちています。これは、視野率を100%としたこととのバーターなのかもしれません。ちなみに、O-ME53を使用すると約1.1倍となりますから、それならばまんざら嘘ではない…ファインダースクリーンを新型に変えているということですから、MF時の使い心地がさらに向上していることを期待…

 シャッター速度は、1/180と幕速はそのままで、スリットの制御で1/8000を実現したようです。まさかゲインで調整していないでしょうな…

 

2009/5/15

 今日も涼しい一日でした。でも、蒸し暑い梅雨はもうすぐ…

 

 

 背面の十字ボタンのうち、右のボタンの機能は、カスタム・イメージの操作のようです。だとすると、あのブラケットボタンはどこへ行ったのでしょうね…

 

 依然として、マウント左上に新設されたボタンの役割が漏れてきません。やはり、これがサプライズの肝なのか…

 

2009/5/14

 昨夜半から冷涼な空気が戻ってきました。今日は快適な一日になりそう…

 

 K-7のライブビューは、ミラーアップしてコントラストAFにより背面モニターで行う方式のようです。動画撮影が前提のギミックのような感じか…

 無線LANでのデータ転送によって、PC画面上でライブビューも可能になれば、使い道もいろいろと増えるのかも…

 

 比較的明瞭な前後の写真が出てきました。絞り位置伝達機構の復活は無かったようです。

 それにより、前から見てミラーボックス右側のボタン類の機能が明確になりました。上から内蔵ストロボアップボタン、X接点カバー、RAWボタン、AF・MF切替レバーです。分かってしまえば至極当たり前の配置でした。

 ミラーボックス左側が写っていないので、マウント左上部にあるはずのボタンの役割が不明です。ライブビューにも必要な、ミラーアップのためのものというのが、最もありそうな機能…

 シャッターボタン右横のボタン状のものは、AF補助光で間違いないようです。近赤外ではない…

 上面の露出モード選択ダイヤルに追加されたボタンは、ロック解除のような感じです。動画モードをこのダイヤルで選択するようですから、必要なのかも…

 背面のボタン類は、右上から順にAE-Lボタン、電子ダイヤル、グリーンボタン、AFセンサーモード選択レバー+AFボタン、ライブビューボタン、十字配列ボタン、メニューボタン・インフォボタンと上下に並んでいます。この配置は、機能的にも操作的にも、何とも自然な感じです。インターフェイスとしてこれまでの中で最も優れている、というのが亭主の第一観です。

 中心にOKボタン?を置いた十字配列ボタンの各機能ですが、上がタイマーモード選択、下がストロボモード選択、左がホワイトバランス選択、右は写真が不鮮明なので不明です。モニター左上部にはモニター入・切ボタンとデータ廃棄ボタンが置かれましたので、従前機ではそこにあったブラケット選択ボタンがそれなのかも…

 ISO選択は露出の機能の一つと位置付けて、シャッターボタンの後に露出補正ボタンと並べて設けたので、後の電子ダイヤルと組み合わせて、絞り選択やシャッター速度選択と同じ感覚で操作するコンセプトのようです。

 

 これでK-7のインターフェイスはほぼ出揃ったような感じですが、内蔵ストロボのヒンジ位置を後に移すことで、おでこの出っ張りを押さえたようです。内蔵ストロボにはLEDライトが4個付いているようですが、その機能が何であるのか、興味深々…

 

 レンズのロードマップが縮小されたのは、現行ノーマルDAレンズに光学部分以外の仕様変更を加えるので手が回らないからとのことでしたが、その仕様変更の中身は、K-7のキットレンズがWR化されるらしいことと考え合わせると、単にWR化だけなのかもしれません。SDM化もあるのかもしれませんが…

 

 全容が明確になるのは1週間後に迫ったのですが、その間は新機能についての妄想が許されるので、それを愉しみたいと思います。

 まだ機能が明確になっていないインターフェイスとして、前から見てマウント左上部のボタン、MZ-3の絞り込みボタンのような形状のボタンがあります。これがPENTAXでしかできない機能のボタンだと仮定して妄想してみます。

 まず、A位置の無い旧Kマウントレンズで絞り優先AEを可能にするためのものというアイディアが浮かびます。Kマウントレンズは、装着時には絞り開放になります。従って、実絞りAEは出来なかったのですが、レンズの絞り設定後、このボタンを押すことで絞り込んで同時に開放時との 露出差を取得記憶し、その差を、以後のその絞り位置でのAEに利用するというアイディアです。この場合、AvモードでもMモードと同様に絞り駆動アクチュエーターを作動させることができるようにしておくことが必要ですが…こうなれば、現行のMモードでの撮影直前グリーンボタン押しによるシャッター速度決定という操作上の煩わしさから開放されて構図とフォーカスに専念できるということで、KシリーズやMシリーズの旧レンズたちの使い勝手が著しく高まるのですが…

 PENTAXのカメラが他社より圧倒的に優れている点は、旧レンズの使い勝手が優れているという点です。露出計が動かなかったり、無限遠も出ないとかいう無神経さからは無縁ですから…

 絞り位置伝達機構の復活をするのには大きなコストがかかりそうですが、上記のような仕組みなら、必要なハードとしてはボタンスイッチ1個の設置だけで、他はファームウェアの工夫で出来そうですから、コスト的にはあまりかけずとも旧レンズを所持するユーザーは泣いて喜ぶかも…

 

 リチウム二次電池がK10DやK20Dとは異なり、小型になるという情報もあります。X70で採用しているD-LI92を共用するのか、それとも、もっと大容量を新規設定するのか…いずれにしても、3接点式の電池にするのは間違いの無いところのようで…

 

2009/5/13

 今日と明日はお休みです。K-7のリークは低調になっているようです。絞り環連動機構の復活は無いようなリーク絵が出ただけ…

 目下のところ、憶測の標的は、前面から見てマウント左上の、MZ-3にあった絞込みボタンのような形状のものです。ミラーアップ機能があるとの情報も過去にありましたから、それのためのものなのかもしれません。それとも、動画用の何か…

 

 思い返してみると、今年1月下旬に、オンラインショップ登録ユーザーを対象として、時限でアンケートを実施しています。その内容は、無線LANでの画像データ転送機能と、GPS機能と、動画機能についてでした。これらがK-7に搭載又はオプションで搭載可になっているような気がしてきました。某リーク情報で、Sシリーズカメラにシャッターダイヤル連動アタッチメント外部露出計を装着してある画像について思わせぶりなコメントをしていますから、それはアタッチメント式の無線LANデータ転送機能かGPS機構のような感じ…

 

2009/5/12

 真夏の気温近くになる日が続いていますが、今日までのようです。明日からは少し涼しくなるようで…

 

 K-7は、ファインダー倍率が50o/F1.4∞時に等倍になるという情報もあります。この倍率は、フルサイズ換算だとAF銀塩機の標準的なファインダー倍率ということになります。拡大アイピースO-ME53を付ければ0.77倍…

 もう少し倍率を頑張ってほしかったと思っています。1.18倍なら、拡大アイピース付きで換算0.9倍となり、「LX」と同等なのですが…

 

2009/5/11

 K-7の憶測がファンの間で飛び交っている昨日今日です。ファインダーにサプライズがあるとか、SR機構を利用した何かだとか、何だかんだとかしましい。ああ、21日が待ち遠しい…

 

2009/5/9

 ようやく晴れた朝です。休みは今日だけで、明日からは三連勤…今月後半は勤務と休みが細切れ状態…

 

 PENTAXの新型機の名称はK-7になるようです。なぜ「7」なのかは不明ですが、銀塩の末期に出たMZ-7という入門機は所有しています。この機種の後継はMZ-Lでした。3や5や10など、他にも過去に数字を使った同社の機種は幾つかありますが、ティザーにある「名機の誇りを受け継ぐ者」というところから憶測すると、同社最高の名機は「LX」であることに異論は無いでしょうから、ローマ数字の「LX」すなわち「60」の後継ということで「7」にしたという繋がりはあるのでは…

 「LX」の売りは、シールボディとコンパクトのほかに交換式ファインダーでしたから、これらによって、特にファインダーを高性能にしていることで「誇り」を受け継ぐ資格があると言いたいのかもしれません。ペンタ部形状も「LX」に似ていますし、ロングセラーになって欲しいとの思いも込めて…

 一眼カメラのファインダーは、早晩ミラーレス化してEVFに移行するのが目に見えていますから、これが一眼レフの最終名機となるのかどうか…

 

 「K-7」は、モニターの操作ボタンを大幅に変更しているようです。従来のモニター左側に並べたものから、上部と右部に分けて配置しているようです。上部には起動・終了と消去ボタンのみを置き、メニューなどの選択系は右下に置いているらしい…

 シャッターボタンの周辺には露出補正とISOボタンのみ置いています。両方とも後電子ダイヤルとの組合せで変更するのでしょう。グリーンボタンは後面上部で、親指で押す位置に変わりました。この方が良さそうなので、よしよしです。半押し時ロックが設定で選べるためにほとんど使わないAE-Lは後面右上部端です。AFボタンはAFモードセレクト回転スイッチの中心に置かれ ています。FNボタンは廃止されて、OKボタンの四方に置いた4つの機能ボタンで直接選択する形式にしたようです。従前の位置にブラケットボタンが無いのですが、左上面にある露出モードダイヤルの中心に新設されたボタンがそれなのかな…露出モードダイヤルには 「Movie」が増設されているそうな…ワンタッチのライブビューボタンは親指位置だそうですから、後部電子ダイヤルの右側かな…

 AF補助光は近赤外ではないとのことです。シャッター左部にあるのがそれなのかな…Movie用のマイクは、ペンタ頂部の穴がそれらしい…

 外部マイクの端子やAV用端子のHDMIなどが増設されて、ケーブルスイッチのコネクターは右に移されたらいしのですが、その具体的な位置がどこなのか、まさかメモリースロットと同居じゃあないだろうな…

 アクセサリーとして、やはりバッテリーグリップが設定されるようです。従前のものより、もう少し持ちやすい形状だと嬉しいのですが…

 全体の外形寸法としては、同社デジタル一眼レフ初代の「*ist D」と近似値のようです。内蔵ストロボやグリップのマウント面からの出っ張りも、同程度らしい…

 肝心のファインダーの視野率や倍率ですが、もし95%や0.95倍なら*ist DやK10Dと同じですから、何ら向上していないことになります。視野率はともかくとして、倍率は50oF1.4∞時ではなく、換算50oF1.4∞時での0.95倍なくては驚喜とはならないのでは…

 

 追加のリーク情報によれば、右に移されたケーブルスイッチのコネクターは、SDメモリースロットの下部のようです。同居でなくて良かったものの、グリップ部というのは、位置的にどうかな…微妙…

 シャッター速度は最高速1/8000のようです。以前MZ-Sを新発売したときに、どこの社のものも公称はそうでも実際は1/6000程度しか出ていないとPENTAXが言っていたのを思い出しています。APS-Cのアパーチャーになっているので、実速も可能になったのかな…

 

2009/5/8

 今日で4日連続で雨です。朝の通勤途上で雷雨に降られました。どうなっているの…

 

 盛んにリークされていたPENTAXの新型の正式なティザーが始まりました。リーク情報どおり、5月21日に発表になるとのことです。どれだけの新機軸が盛り込まれているのか不明ですが、K20Dは飛ばしましたから、たぶん、買うことになるのでしょうね…

 

2009/5/7

 今日も雨の朝です。連休明けの梅雨模様は、今年も…

 

 昨日、次男の通勤車の購入を契約しました。月末には納車の予定です。エコ減税と景気対策補助金前倒し値引きで、少しは出費が抑えられたかも…早急に駐車場を見付けねば…

 

2009/5/6

 今日と明日はお休みです。昨日から続く雨模様ですから、出かける気分にはなれない…

 ここ十年近く、毎年連休が終わると梅雨模様になっています。季節が前倒しになっているというのが実感です。今年もそうなのかも…

 

2009/5/4

 世の中景気が悪いというのが通り相場のようですが、売り上げが大幅に落ち込んでいると報道されている自動車販売について、このゴールデンウイーク中の販売店の営業状況は、閉店というところが多いようです。次男が通勤用を購入しようかと検討中なので昨日一緒に何店か回ったのですが、何種類かある候補の機種の販売店はどこも営業していません。休日出勤の経費を抑えたいのか、どうせ客が来ないからと高をくくったのか、どうなのよ…

 

 曇り空ですが、まだ雨にはなりそうもない朝です。さあ、今日は、早番から遅番まで勤務だ…

 

2009/5/3

 世の中の連休は真ん中です。今日は亭主も休みですが、明日、明後日は出勤です。どうやらメキシコ発トンフル騒ぎは下火になりそうな状況ですが、連休後半の海外遊行組帰国の状況がどうなるのか…

 

 庁舎や公共施設に出入りする人間に対してマスクを半月分配布する構想を実行するとしたらどれくらい必要かを現場に緊急報告させた自治体があります。マスク屋さん、儲けなはれ…

 危機管理というものは、事前にああでもある、こうでもあると「杞憂」を弄ぶのが本来の仕事です。何事も無ければ何の役にも立たない無駄で不毛な仕事ですが、それをどれくらい濃密細密熱心に行っているかで、いざ鎌倉の対応に差が出るというものでしょう。その危機管理の担当が、危機を目前にしてあわててマスク配布必要数を調べるようでは、管理のための基礎データーの事前把握が出来ていないことを露呈したということで、まさに危機管理が何たるかを理解していなかったことを白状したようなもの…

 

 5月下旬にはPENTAXの新型デジ一の詳細と発売予定が公表されるのでしょうが、社外から情報が漏洩しているのか、させているのか、これがこの会社の特徴のようです。まあ、コアな固定客を繋ぎ止める手法としては、ある程度効果的なのかも…

 上の写真はリーク画像の一つですが、これを信じるとすると、操作ボタン類の配置がK20Dとは少し変わるようです。シャッターボタンの後方にあったグリーンボタンを親指操作の位置に移し、露出補正のボタンはその後に持ってきたようです。グリーンボタンの位置としてはこの方が良さそう…

 また、ペンタ部左側にストロボ・ポップアップボタンがあるようですし、その下に押し回しスイッチのようなものがあります。その機能が何なのか、興味の一つです。

 マウント右側上部には押しボタンが設けてあります。これがミラーアップ機能と関係があるのかもしれません。

 リトラクタブルではない大型モニターの操作ボタンは上部に移されて、2つだけのようです。起動用と廃棄用と…

 また、撮影モードダイヤル中央に押しボタンが増設されています。ロック解除ボタンなのか、それとも他の機能のものなのか…ブラケットボタンが無くなっているので、それなのかも…

 右の写真の黒塗りされている部分が新機能に関係する部分なのでしょうが、その右側部分には親指の付け根でホールドする形式のグリップの大きな盛り上がりがあるのは、少し外側に傾けた前グリップを考えると必然なりと看破…先のリーク画像にもそれらしいものは見られますから…

 ファインダー窓との位置関係から判断すると、ペンタプリズムが相当に高く大きくなっているようです。視野率と倍率を相当に上げているのは確実のようです。換算標準レンズで等倍に近いということもあったりして…

 また、アクセサリーシューの位置が後方に移されていることと、おでこの前への出っ張りが少ないことと関係があるとするなら、内蔵ストロボの位置を後に移したということが考えられます。MZ-Sの位置関係と似ていますから…

 シャッターボタンの左横に設けられているのは、AF補助光の発光部かもしれません。そうだとすると、内蔵ストロボは廃されている可能性もあります。軍艦部のペンタ部にある筋からすると、残っている可能性の方がより大ですが…

 吊り金具が三角環式になることは喜ばしいことです。使い心地が断然違いますから…外装がエンプラなのか金属なのか、この吊り金具の形式と軍艦部全体の造形は、MZ-Sのようなマグネシュウムなどの金属外装を想起させますが、果たして…

 

2009/4/29

 世の中はゴールデンウイークに突入しましたが、亭主は勤務の日々です。今日も遅番…

 

 豚インフルエンザが、人の間で感染する新型として変異したようです。中国がその発生元になるのでは、と言われていましたが、メキシコとはね…

 

2009/4/24

 晩春の天気は長続きしません。晴れは今日までで、週末は雨模様の様子…

 

 新製品の情報漏洩が外国からというのが、PENTAXの特徴になっています。情報の中には、愉快犯のガセも多いのですが…

 

2009/4/22

 昨夜の雨もあがり、快晴の朝です。今日は夏日になるかもしれない…

 

 これも次機種漏洩画像らしきもののひとつですが、先のものと同一なのか不明…

 

2009/4/21

 だんだん鮮明になる次機種漏洩画像が本物とするなら、ペンタ部の内蔵ストロボによる前方への出っ張りは相当に少なくなっているようです。内蔵ストロボのヒンジ部を後方に移すことで実現しているような様子…アクセサリーシューも後方に移しています。ポップアップしたときのストロボの位置は、これまでより、かなり高くなりそう…

 ストラップを三角環で装着する釣金具にしているのは、我が意を得たるかなというところです。使い心地は断然違う…

 また、背面のグリップ部が丸く出っ張っている形状のようです。親指の根元でもホールドするというコンセプトのようですが、果たしてその具合は…

 外装は金属、アルミかマグネシュウムのダイキャストでしょう。シャッターボタン周囲の造形や、上記吊り金具形式もそのことを示唆しているような…

 

2009/4/19

 PENTAXの次期新型の情報が、漏洩か、リークか、し始めているようです。流布されている画像が本物だとするなら、内蔵ストロボを廃するというものなのでしょう。そのことでファインダー性能を向上する方向に向かうのなら、喜ばしい選択ですが…

 

2009/4/18

 今週末も出勤です。でも、来週半ばは、また3連休…

 

2009/4/16

 今日も初夏の気温です。3連休もすぐに終わってしまいます。でも、毎日ショッピングに出かけましたが…

 

2009/4/15

 昨夜は久し振りに強い雨音でした。日中の初夏の気温は、今日も続きそう…

 

 昨日から今年度最初の3連休中です。来週も火曜から3連休にするぞ…

 

2009/4/10

 昨日は初夏の気温になって、冬の支度にコートを脱いだだけの衣装では暑い帰宅路でした。今日も暑くなりそう…

 

 亭主がパスしているK20Dの手振れ補正精度を向上させるファームアップが行われました。これが亭主の待ち望む次機種の発表時期を先に延ばす布石なのか、憶測の疑雲はもくもく状態…

 

   居心地の悪しき古巣や初燕   雌山

 

2009/4/7

 桜の花は、特にソメイヨシノは、老木ほど開花が早いという特長があります。もっとも、老木といってもその親によく見られる千年越えなどはとても望めず、接木による苗木製造に原因がある宿痾によって、40年も経過すれば、ほとんどどれも老衰状態…

 と、いうことで、新職場の横にある幼稚園の庭の桜は、今朝は盛大に散り始めています。通勤電車の線路脇の若木の並木はまだ満開の一歩手前だというのに…

 

 PENTAXは、発売が延びていた「DA60-250mmF4ED [IF] SDM AL」の発売日を4月24日にしたようです。また、「K-m olive レンズキット」と「K20D チタンカラープレミアムキット」も各1000セットずつ同日に…

 

 明日は病院で先月の続きの検査…

 

2009/4/6

 春は一気に爛熟して、庭のドウダンツツジも鈴のような花を開いています。隣家のカイドウも満開で、木犀の赤い手のような新葉も、日に数センチも伸びています。晴れが暫く続くとの予報…

 

 今日は新職場での初めての一人遅番です。最終儀式の執行が遅番の最重要役割ですが、前職場のそれとあまり違わないようなので、それは良いとして、中遅番にも儀式執行が割り当てられていて、それは未経験なので、会得までが緊張の日々…

 

2009/4/4

 今日と明日は新職場へ移って最初の休みです。花は満開に近くなりましたが、風も強い一日でした。夕立もあったりして…

 

2009/4/3

 花冷えの日々が続きます。花の開く速度も遅々としているようです。今年は、その花を愛でる気持ちの余裕が少ない…

 

 昨日までの2日間、旧職場での後任に、自分としては可能な限りの懇切丁寧さで、膨大なノウハウを背景に持つ仕事の引継ぎを済ませて、さて今日は、これまでとはまったく違う、別業界の別会社に移ったような業務になる自分の新職場での前任者からの引き継ぎ…

 早番勤務ですが、1人でしなければならない遅番の役割りを早急に会得するために、今日の遅番に付き合って最終まで勤務の予定です。こうなると、意地の世界…

 

2009/4/2

 年度があらたまり、勤務先の人事異動によるごたごたが続いていて、更新する時間と気持ちの余裕が取れません。桜はやっと見頃を迎えたというのに…

 

 組織というものを考えるとき、その運営の責任者の素質というものについて、改めて考えさせられています。米沢藩主上杉鷹山の故事を持ち出すまでもなく、組織の長の取るべき態度というものは、自ずと決まっているでしょうに…

 利巧者と智恵者という対比があります。我が組織の長等は、利巧者ではあるのかもしれませんが、決して智恵者ではない…

 亭主は利巧者でも智恵者でもないと自負していますが、人間鑑定眼については無類の巧者であると自任しています。その鑑定眼に映る我が組織の長等の何と矮小なことか…

 

2009/3/28

 晴れが長く続きません。昨日の午後も時雨のように驟雨が来ましたが、今日も朝から暗い空…

 

 昨夜遅く、北海道の娘夫婦と孫が来ました。遅番勤務から帰って羽田まで車で迎えに行きましたが、到着出口から出てきた約2ヶ月ぶりに会う孫はまだ顔を覚えていたらしく、手を差し伸べるとすぐに抱き付いてきました。少し成長していて、言葉に近い声を出します。久し振りに風呂に入れましたが、風呂嫌いは相変わらず…

 今回は娘婿の所要のための帰省ですが、週明けには帰ります。何も乳児を連れてこんなに忙しく来る事はないのに…

 

2009/3/26

 いよいよ20年度も最後の週に入り、来年度へ向けての整理調整の時となりました。来年度からの新天地は、多難が待ち受けているとの予告もあり、期待のレベルは数段低下しています。まあ、なるようにしかならないということ…

 

2009/3/25

 PENTAXは、PIEの見世物として645Dを選んだようです。銀塩の67と645は、この秋まででディスコンにするとのことで、肝心の645Dは2010年発売予定…

 また、K20DとK-mの色違い限定版を出すとのことです。共色の標準ズームレンズとセットの艶消しオリーブK-mはともかくとして、K20Dのチタンカラーは、FA LimitedやFA☆など過去の銀色レンズにはマッチしそう…

 この限定版ビジネスは、新製品を出すまでの、既存製品の在庫機能部品消化、製造ラインの維持が主要な目的と看破…

 

2009/3/24

 PIEに向けて、新製品情報が続々と出てきているようです。何かと楽しみなことで…

 さて、明日からは意識を新年度モードに切替えて、変化を乗り切らなければ…

 

2009/3/23

 いよいよ益々暖かくなってきました。夜明けはどんどん早くなっています。このペースで景気も良い方に進んでくれればいいのですが…

 

2009/3/22

 曇り空の暗い朝です。桜の開花が今年は早いようですが、花持ちの長さは開花後の気温に左右されます。さて、4月まで持つのだろうか…

 

 企業でも同じことですが、組織の根本は人です。他に金と物もその要素だとされていますが、根本が人であるということに認識の薄い首脳によって運営されている組織及びその組織に属する人は不幸です。某電気メーカーの首脳のように金、すなわち株主にばかり顔を向けている、少なくともそのような発言をしている例や、某光学メーカーのように、刹那でしかない財務諸表の辻褄を合わせるために肝心の人を大幅に減らすなど、組織を弱体化させることを意図しているとしか見えない事例は枚挙に暇がありません。

 そのような首脳は視野が狭小な、自己保身的な性格の強い人間である、というのが亭主の看破するところです。己を含めて人というものを理解していない人間は、組織の首脳になってはならない、ということです。孫子の「敵を知り己を知れば、百戦して殆うからず」という思想は、はなはだ普遍的なものなり…

 また「兵は拙速なるを聞くも、いまだ巧久なるを睹ざるなり」という思想もあります。この拙速・巧久の意味を取り間違えている首脳の何と多いことか…

 

2009/3/21

 定年退職後再就職して1年が経ちますが、早くも来年度は別の施設に勤務場所が変更です。今度の勤務は、一昔以上前に館長をしたことのある図書館と類似の施設です。図書館法に適合せず、「図書館」と名乗れないのですが、内容は同等とか…

 ということで、仕事の基本的な内容についてのイメージはあるので、特にどうということはないのですが、一昔以上前のイメージですから、運営方法が激変した現在、何が変わっているのか、それが問題…

 それにしても落ち着かない人事で、身勝手な音痴の所業であることは明白…

 

 今日は早番勤務ですが、明日から三連休です。その後は、異動に向けてのドタバタが…

 

2009/3/19

 現場の状況を正しく理解していない音痴みたいな首脳部で構成されている組織というのはよくあることですが、それが自分の所属する組織ということになると、何ともはやです。PENTAX事業部の技術者の方々、同病相哀れむの心地…

 

2009/3/18

 地上デジタル対応のテレビとブルーレイディスクレコーダーを導入してCATVに繋いでいたのですが、電波の状態が不良で映らないチャンネルが生じることが出てきました。アンテナケーブルをCATVのTAを経由してテレビ等に接続すると減衰が激しく、この現象が出てしまうことを確認しました。ビデオデッキやブルーレイディスクレコーダー内蔵の分配器経由だけなら、テレビに内蔵している機能による検査値がほとんど悪化しないので、これらには増幅機能が内蔵されているようです。CATVのTAに内蔵している分配器が減衰対策を施していないことが明白で、逆に、信号が強すぎるときに可変で0〜10dB減衰する仕組みが付いている始末…

 結論として、TAは他のアナログテレビで使うこととし、将来のSTB導入までは、亀山モデルはパススルー専用機とすることに…

 

2009/3/17

 今日は神奈川海っぺり最西部付近に行きます。不景気対策に協力して、少し散財することに…小田原を通過するときに、元祖外郎の店にでも寄りますか…

 

 真鶴半島の磯料理の店で昼食としましたが、くちこみで最も人気の店だけのことはある中身でした。満足…

 でも、25年前に行ったときとは、店の位置が変わっていました。元の店は道路より海側で直接汀に出られたのですが、今は道路より山側…

 小田原の市街は通らなかったので、外郎はお預けに…

 

2009/3/16

 晴れの続く気象パターンに入ったようで、春の駆足が始まったようです。ぐんぐん加速して、夏になるのも早そう…

 

 今日は中途退職者の穴を埋める交代の遅番です。自民党の総務会長の素朴な発言ではないですが、腹の据わりが足りない人間はどこにでも…

 明日からは三連休です。杉花粉は下火でも、桧花粉の盛時を迎えます。屋外活動は自殺行為…

 

 レンズ収差の勉強では、軸上色収差や倍率色収差の概念は何とかイメージの中に取り込めたのではと感じているのですが、コマ収差が今市、鹿沼…

 

2009/3/15

 昨日と打って変わり、穏やかな朝です。西空に痩せ始めた月が残る快晴の空です。少し寒いけれど…

 

 レンズの収差について、その発生の原理や対策方法等について興味が湧き、少し勉強しています。でも、いまひとつ理解が進まないというか、確固たるイメージが出来てこない…

 

2009/3/14

 家を揺らすほどの強い南風の朝です。虎落笛も鳴り、雨音も高くて、暴風雨と言った様子…

 我が家の庭の、幾株も枯れてしまって残り少なくなった沈丁花も盛りを越えました。街中の辛夷や白木蓮も咲いています。今年の花は早いというのは実感…

 沈丁花の寿命が短いのは、クローンである挿木繁殖のせいだという説があります。奈良時代に雄株だけが渡来して、以来、連綿と挿木で増殖してきたので、遺伝子のテレメアが短くなっているのだと…

 

 週末の今日と明日は早番勤務です。この暴雨風の中を出勤…

 

 朝の通勤電車が、風速25メートル超の強風のために運行停止となり、迂回経路を辿ったので、いつもより30分以上余計にかかりました。

 いつもとは逆方向なのですが、これだけがとりあえず中山まで動くという下りの横浜線に飛び乗り、中山からは市営地下鉄グリーンラインで日吉まで行って、東横線と多摩川線を乗り継いで蒲田へ…

 急勾配のためにリニア駆動車両を採用しているという新線のグリーンラインにはからずも初乗りすることになったのですが、都営大江戸線と同規格の小型車両のこの地下鉄、中山駅を出ると、地下で外が見えない中、座っていても身体が大きく傾いていることが体感できるほどの急勾配です。なるほどの納得なり…

 

2009/3/12

 昨夜から風が強く、快晴の朝です。杉花粉が最後の大放出をしそうな天気です。同病相憐れむなり…

 

 今年のPIEまであと半月、PMAの様子では出品内容も期待が持てないし、勤務の都合も悪いし、孫も来るしで、今年もパスかな…

 

2009/3/11

 杉の花は、2月初旬の開花以来、60%以上が花粉の放出を済ませているとのことです。くずついた天気の日が多かったので、飛散は少なかったのかもしれません。残りの量は少ないとしても、好天になって短時間に一斉に放出すると、危険な濃度になるのかも…

 亭主の実感では、毎年沈丁花が咲くと杉花粉症も終焉期を迎えます。今年はその時期にさしかかっているかも…

 

 去年の秋の定期健康診断で30年来の持病に関する検査値が悪かったので、先月から病院に行っています。今日のエコー検査では特段の異常は無いとのことですが、改善されてはいるものの、先月下旬に採血した血液検査の数値が平常に戻り切っていないので、薬物治療の必要性を判断するために、来月上旬にまた血液検査をすることに…

 

2009/3/10

 今年の春は、本当に雨の降る日が多いと思います。昨夜も朝まで降りました。おかげで、杉花粉症は軽くて楽ですが…

 

 PMA2009でのPENTAX商品企画マネージャーの新機種開発情報発信により、上半期のうちにその実像があきらかになりそうで、期待は膨らみます。別に亭主の主力機であるK10Dに取り立てて不満があるわけではないのですが…

 スタンダードのDAレンズを新機種の特長に合うようにリファインする、そのためにロードマップを縮小したという話には、いろいろと想像をたくましくすることができて、当分楽しめそうです。その新機種の特長とは何なのか、その新機種にはPENTAXらしさを盛り込むと言うが、レンズのリファインを促す機能とは何か、忖度は尽きない…

 光学系の変更以外の部分で「スタンダードのDAレンズ」に仕様変更を加える、とも言っているようです。これが☆シリーズやLimitedシリーズ以外のDAレンズを意味しているのだとすると、これらをSDM化するということなのかもしれません。でも、新機種に盛り込む機能を使うための変更ということですから、電動絞りの搭載もありえます。また、旧K・Mレンズ所有者の誰もが切望する絞り環および絞り値伝達機構の復活なのかもしれません。これなら随喜の涙ものですが…

 

2009/3/9

 今日は遅番勤務です。明日からは、代休を並べて4連休…

 

 PMA2009でのインタビューで、PENTAXの商品企画マネージャーが次機種等の開発状況について答えていますが、K20Dの価格帯の新機種を、夏ボーナス商戦に向けて出したいとのことです。K20Dの後継機というコンセプトでは無いような発言のようですが、その新機種には、世の中のトレンドとなっている機能は総て入れたいとのことです。ペンタックスには小型軽量を求める声が強いとの認識に立つ製品でもあるらしいのですが…

 商品テイストにこだわった製品にするということで、交換レンズLimitedシリーズの小型軽量さや小技の利いた造り込みをその製品像の引き合いに出しています。スペックに表れない、しかし使ってみると愛着が沸き「手元に置いて寝たくなるような」カメラにするということですが、さて、その実態や如何に…ところで、「手元」ではなく、「枕元」の誤用と思いますが、まあ、細かいことは言わない言わない…

 レンズロードマップが縮小されたのは、既存DAレンズを新機種の特長を活かせるように仕様変更するためなのだそうで、この変更は、光学系はそのままだということですから、鏡胴機能の変更ということでしょう。絞り環による絞り値入力を復活するのなら大歓迎ですし、現行Kマウントを維持するというのなら、それくらいしか変更の要素は無いのでは…

 いずれにしても、ロードマップの縮小は、次の発進に向けての戦線再構築のための後退という位置付けとのことですから、今後の展開に楽しみは残ります。もし絞り環の復活だとすると、手持ちDA達の立場は微妙…

 

 以前から亭主が次世代の必然と予言するミラーレス・コンセプトへの積極的な発言は無かったようです。新規格マウントを創設し、それに適合する新シリーズレンズ群の構築となると膨大なパワーが必要で、もっと情勢が推移しないと手を出せないとのこと…無視しているわけでは無さそうなのが救いか…

 フランジバックが短くできるミラーレス新規格なら、既存規格マウントレンズに対して高機能な変換アダプターを用意すれば、レンズ群の更新は徐々に行えばよいことです。Kマウントはフランジバックが長めですから、アダプターのための働き幅をより多く確保できますし…

 マウントアダプターに盛り込む機能としては、SDMならば接点だけでよいし、ボディ内にモーターを置かないとするなら、レンズAFを駆動するモーターを組み込むべきでしょう。絞り駆動用のアクチュエーターも…

 

2009/3/8

 PENTAXのレンズロードマップが改定になり、幾つもの上梓予定が消えていました。心待ちにしていたSDM対応のリアコンバーターも…このご時勢のせいで先が見えないからなのか、会社の行方がお先真っ暗なのか、暗雲が立ち込めているらしいのだけは伝わってくる…

 

2009/3/7

 昨日の雨は夜には上がり、7時前には南天にオリオンの星々が輝いていました。でも、今朝はもう曇り空…日中は晴れてくるのかも…

 

 フルスペックデジタルハイビジョン液晶テレビを導入し、CATVがパススルーで送信している地上デジタル放送を受信すると、従前のアナログ地上波放送との違いに目を見張ります。ワイドショーなど地上デジタル放送ではフル画面で放送している番組も、アナログ地上波放送では左右を切って放送しています。ですから、番組カメラマンは両方の放送に対応するフレーミングを要求されているということです。アナログ放送の方では左右に立った発言者が画面の外だったなどということが無いように…

 でも、この画質の違いを見てしまうと、地上デジタルチューナーを導入してまで従前の非ハイビジョンテレビを使い続けるという選択は無いというのが実感です。CATVは2011年以降も数年は、変調によるアナログ波を搬送し続けるということですから、今般導入のフルスペックデジタルハイビジョンテレビでBSデジタル放送を受信可能にするためにTAをSTBに変更するとしても、TAを経由せずに受信している従前の非ハイビジョンテレビ2台は、その余命を尽くさせることに…

 

2009/3/6

 晴れは本当に続かず、日替わりで今朝はまた雨です。上旬は忙しく、休みがあまりありません。明日はまた交代の遅番…

 

 今年のPMAは低調で、各社とも大型の新製品はほとんど無い状況のようです。そんな中で、EVFを採用することでミラーレスとするコンセプトが一歩前進しているようです。亭主が以前から予言しているように、この流れは奔流となってレンズ交換式カメラの本流となることでしょう。AF方式など条件整備のための技術開発やフランジバックを短縮したマウント規格の確立が焦眉の急であることを認識し、それに基づいて行動していないメーカーは、次の時代に残れないこと必定…

 

 雨も止まないので、午後は近所のシネコンでオスカー受賞映画を見ました。夫婦50チケットで、二人で2000円也…

 筋立てや演出、演技は水準以上だと思いましたが、カメラ技術関係は今一の手前の印象です。素材は出色のものを選んでいるのに、色の使い方やフレーミングが鹿沼か栃木…とは言うものの、受賞するだけのことはあって、全体としては他の映画より優れていたのだろうことは納得しました。

 

2009/3/5

 午後から秋葉原に行き、甲種防火管理者の再講習を受講しました。亭主が防火管理者の資格を取ったのは25年以上前ですが、消防法が改正になって、現役の防火管理者は5年に一度再講習を受ける義務が生じたのだそうです。以前の資格取得者は就任1年以内に講習受講義務があるとのことで、滑り込みの受講となりました。

 消防行政というのは形から入るのが好きな組織で、言い換えると、行政の本質である「格好付け」を最も露骨に実践しているということ…

 

2009/3/4

 昨日午後からの雪混じりの雨も止んでいる朝です。積雪は無く、路面の凍結も無いようで、電車も平常通りとの情報で、遅番の出勤は問題無しか…

 

 地上アナログ放送停止の時期も迫りつつありますが、財務大臣の事後報告では、我が家の居間のブラウン管テレビも製造後約10年になることから、近所の量販店の「贋」閉店セールの目玉商品で安かったので、フルハイビジョン42吋亀山モデルを調達したとのことです。今までの25吋ノーマル東通工ブラウン管テレビも、近所のディスカウント店の「本」閉店セールで安かった物のはず…また、付いてきた大量のポイントを使って、ブルーレイディスクレコーダーも調達とのこと…これで一気にAV環境の激変…

 CATVの場合、2011年の地上アナログ波搬送停止後も、変調波のケーブル送信により従前のアナログチューナーを使い続けることができるようにするとのことでしたから、CATV契約をTAからSTBに変更する必要も無いと洞ヶ峰を決め込んでいたのですが、テレビの方をハイビジョンにしたのでは、BS対応のために早晩契約切替を迫られそうな模様…

 

2009/3/3

 PENTAXから新製品のアナウンスがありました。いずれも3月下旬に発売だそうです。食指が動くものではないのが残念…

 

 晴れは続かず、午後から雨です。夜になると雪になるのかも…

 

2009/3/2

 久し振りに晴れた朝です。杉花粉の最盛期ですから、午後には症状が悪化するかも…

 今日も交代で遅番です。来年度の勤務シフトを作っているのですが、体制が不明なので、どのようにするか決めかねています。さて…

 明日は亭主が防火管理者をしている施設の自衛消防訓練です。地震火災を想定した観客の避難誘導が訓練内容ですが、時間帯によっては従事者が微少なので、そんなときに本番が起きたら、たぶんお手上げ…

 

 今週の金曜日あたりが新製品発表の時期かもしれません。今月はPIEなどの大きなショーがありますから…

 

2009/3/1

 今日から三月、今年度も最後の月になりました。初旬は忙しいので、中旬、下旬は休みを多くするぞ…

 来年度の体制が見えていないのですが、噂では、相当に酷いことになりそう…

 今日は遅番勤務です。他の人の分の交代ですが…

 

2009/2/27

 今日も冷たい雨が降りました。一時は雪混じりに…

 

 世の中の不景気気分に影響されてか、写真機業界も動きが鈍いようです。春のショーに向けての新製品の予告が出てきてもよい時期なのに、あまり動きが無い…

 

   縮こまり空見上げれば春の雪   雌山

 

2009/2/26

 派遣切りの嵐が吹き荒れていますが、勤務先もその嵐の埒外ではないようです。新年度へ向けてのモチベーションは下がる一方…

 

2009/2/25

 今日も朝から雨です。今週中は全部雨になりそうな予報で、季節の変わり目なのでしょう。杉花粉が飛ばないので楽なのですが…

 一昨日病院で2月6日に採血や喀痰採取をした検査結果を聞いてきましたが、去年11月初旬から続いている気管の炎症は、特に原因は分からないとのことで、対症薬以外に対策は無いとのことです。アレルギー検査もしましたが、杉と桧以外は陰性とのこと…このごろ、この症状の患者が増えているらしいのですが、さて、真の原因は…

 昨日は税務署に行き、確定申告を済ませました。国税局のネット上で申告書を作成して持って行きましたので、待ち時間を入れても、提出と納税で10分程度…

 

 不調のPCに悩み、昨日デフラグを実行しました。分析では不要と出ましたが、実施した結果、不調は直ったようです。ExcelとFrontPsgeはハングしなくなりました。

 

 今日と明日は遅番勤務です。来月上旬は忙しい予定…

 

2009/2/24

 昨日は雨だったので、税務署行きは延期しました。で、今日行くことに…

 

2009/2/22

 今日から三連休です。明日、明後日は天気が崩れそうです。明日にでも確定申告に税務署へ…

 

 広瀬惟然(いぜん)という俳人がいました。芭蕉の死を看取り、蕉門十哲に数えられることもある人です。不勉強な亭主は、つい最近その作品を知ったという汗顔もののていたらくですが、亭主の評価では、十哲の異端児にして傑出した存在と認めざるを得ません。

 また、十哲のそれぞれの作品を見ると、元禄期に確立した俳諧とは、子規の言う俳句などとは異なる存在で、まさに俳にして諧であることを求めたものであったことがよく理解できます。そのため、俳はともかくとして、諧はときに駄に落ちることがありますから、その後、しかつめらしい世相に移行すると、月並みの誹謗を集めることとなったのかもしれません。いずれにしても、子規・虚子流の、俳句を芸術であるとする方向性で元禄期俳諧を鑑賞し、評価すると、真相を見失うこと必定…

 

  梅の花赤いは赤いはあかいはな   惟然

  水鳥やむかふの岸へつういつい   惟然

  別るゝや柿喰ひながら坂の上   惟然

  おもたさの雪はらへどもはらへども   惟然

  のらくらとただのらくらとうあれよ春   惟然

 

2009/2/20

 暫く振りで強い雨音に目を覚ました朝です。南岸低気圧が北寄りを通るようで、雪にはならない…

 

 今日まで三連続遅番です。通勤電車が空いているのと、対外の仕事をしなければならない時間が少ないのが取り得ですが、時間が少ないことでその対外の仕事が忙しい…

 

 今日はPENTAX新製品の発売日です。資金難ですぐには手が出せず…

 

2009/2/19

 このページはFront Pageで作成しているのですが、このところ挙動が不安定なので困っています。やはりシステムファイルが少し壊れているらしい…

 

 北海道にいる初孫の1歳の誕生日です。祝いの品の中に、かかとに折畳み式滑り止め金具の付いた編上げブーツを入れました。これなら凍結路でも滑らないかな…

 

2009/2/18

 昨日からの低温傾向はしばらく続くようです。今朝も快晴の寒い朝…

 今日から三連続の遅番勤務です。体調がいまいちなので、自重の日々…

 

 今年から確定申告をしなければならない境遇になったのですが、今はWEB上のソフトで簡単に作れるので、作成自体はあまり負担ではありません。電子申告の制度もありますが、初回手続が煩雑なので、今年は紙で提出するつもりです。少し納付しなければならない作成結果でもありますから…税務署へは、来週の月曜あたりに行くかな…

 

2009/2/17

 昨日の暖かさとは打って変わり、北風のごうごうと鳴る寒い朝です。光のみが春…

 

 昨日のデジカメWatchに、2月20日に発売されるDA★55oF1.4SDMの、中村文夫氏による作例が出ています。設計者平川純氏自身がピントが極薄と語っているとおり、絞り開放では極めて被写界深度が浅いようです。手袋を干している画像などは、画面中央部、右手用親指の先端側面付近の毛羽立ちにしかピントがありません。撮影距離がどれくらいかは推測するしかありませんが、バストアップの距離だと、被写界深度は数ミリ程度か…

 でも、その質感描写力はなかなかのものだと思いますし、少し絞った点光源のボケも丸くて、円形絞りであることが良く分かる…

 

2009/2/16

 昨日、一昨日と暖かい日が続いています。一昨日などは初夏の気温で、夜帰宅した室温は暖かいと言うより暑い…

 この暖かさは今日日中までで、夜には寒気が南下してくるようです。この暖かさで空中のスギ花粉も濃くなったようで、いよいよ憂鬱な季節の到来…

 昨年11月から続いている咽頭から気管支にかけての炎症は余り改善していません。来週の月曜には診断結果がでるのですが、果たして…

 今日と明日はお休みです。これから年度末にかけては仕事も忙しそうなので、休養につとむべし…

 

2009/2/14

 昨日の午後から風が強く、週末は大荒れの天気になりそうですが、今日明日は出勤…

 

2009/2/13

 今年のバレンタインは土曜日なので義理チョコの売れ行きが悪いようです。今日が商戦の最後で、駅前の洋菓子屋は出勤OLを狙って早朝営業…ヨシタケの影響か、生チョコがトレンドらしひ…

 

 日本を本当に駄目にした恥知らず小泉の妄言に、まだ己らの愚かさを自覚しない国民には、嗤うというより怒りを覚える…

 

2009/2/12

 ここ数日、パソコンの挙動がおかしいのです。CHKDSKを実行しましたが、そろそろハードディスクの寿命なのか…

 

 ここのところ、雨の予報は出るのですが、降るまでは崩れないことが続いています。今朝も快晴…

 

2009/2/11

 アメリカの国益を充たすために郵政民営化を進めたアメリカ隷従者小泉一派の企みが、次第に露見し始めているようです。国民が愚弄されたと言うことは明白で、それを見抜けなかった愚かさは国民の罪なり…

 

2009/2/10

 世界的な経済の混乱が、これからどのように推移するのか、その影響がカメラの世界にどのように来るのか、じっと息をひそめて待つのみ…

 

2009/2/9

 マウントアダプターというシロモノは、カメラいじりには無くてはならない存在です。もう使い物にならなくなった古いカメラのためのレンズを、今現役の新しいカメラで使うということに、亭主は大きな興味を覚えます。

 他規格の交換レンズをカメラに取り付けるときには、その成否はフランジバック値というものに左右されます。これが短い規格のマウントのカメラほど、他規格の交換レンズをマウントアダプター経由で装着することができることになります。

 現在、デジタル一眼で最もフランジバック値が短いのはミラーレスが前提となるマイクロフォーサーズです。過去においてこれより短い交換レンズは無かったと思われますので、総ての交換レンズを取り付けることが可能であると言えます。

 このミラーレスのマウント規格は、これからのトレンドとなることは間違いの無いところです。フォーマットサイズがフォーサーズで良いかどうかは疑問ですが…

 ミラーレスにはEVFの実用化とコントラストAFの実用化が技術的なネックですが、これはほとんど解決されているというのが現状でしょう。そうとなれば、ミラーレス化しないマウント規格は、早晩過去の遺物と化すことでしょう。

 

 雲の向こうですが、今夜は満月、初春の月…

 

2009/2/7

 今朝のニュースでは東京・神奈川にスギ花粉が飛び始めたことを扱っています。ここ10年の平均より10日ほど早いとか…東日本では去年よりやや少ないとの予測に、そうあれかしと願ふのみ…

 

 今年のPIEは、ネットで事前登録をすると無料で入場できる仕組みにしました。企業の宣伝の場なのですから、当然のことでしょう。でも、行くか、行けるか、まだ不明…

 

 かねてより上梓を予告されていた接写に便利なリングストロボPENTAX AF160FCが、2月20日に発売になるとのことです。P-TTLオートに対応ですから、使い勝手は良さそうです。アダプターリングは49mm・52mm・58mm・67mmとDFAマクロ専用アダプターが付属するとのこと…

 

2009/2/6

 今日は夜明けから快晴です。地平付近が少し焼けている空ですから、浅間の火山灰の影響か…

 昨日の小旅行においてスギ花粉を浴びたらしく、花粉症の初期症状を自覚します。目が少しはれぼったく、鼻にも違和感が…

 

 Bellows Takumar 100o/F4で無限遠が来ない亭主所蔵のマウントM42改造コニカオートベローズですが、アダプターリング類を幾つか併用することで、無限遠まで使えるスグレモノに変身させることが可能であることを発見しました。その詳細はここです。

 

2009/2/5

 昨日もごく僅かですが降灰が車やバイクの上にありました。噴煙が出続けているのか、2月2日未明の小噴火の時に高く吹き上げられたものが落ちてきているのか不明です。

 

 営業損益が赤字になる見通しの企業が続出しているようです。それだけ販売が振るわない、消費が冷え込んでいるということでしょうが、世界経済というものの架空性というものを露呈したと言うことでしょう。

 他国のことはともかくとして、この国の現在の不景気感ヒステリー状態は、企業の業績悪化回避の安全弁としての不正規雇用の切捨てが端緒にあります。これをマスコミがあおることで国民意識は縮こまって行くというドミノ倒しが実態でしょう。

 そもそもグローバル化などという甘言を以ってこの国の良き制度を破壊した、架空を弄ぶアメリカにかぶれた小泉一派などのむちゃくちゃな行為が、現在のこの国の状況を生み出したのです。それを見抜けなかった国民の愚かさは自業自得ということですが…それにしても、企業は、会社は株主のためにあるなどと高言して憚らない無知・無智・無恥な経営者が出て来る始末…

 

 富士五湖総てをほぼ完全周回して、湖畔の撮影ポイントを確認しました。朝霧高原道の駅でUターンしましたが、肝心の被写体は雲や靄の向こうで、まったく絵にならず…たまに現れてもコントラストが低くくて、何だかなあ…夕日になるまでは居られないので、断念…

 8時に家を出て、清川村経由で道志みちを遡り、11時に着いた山中湖北岸で雲が切れるのを待っていると、砲声らしきものが湖面を渡ってしきりに聞こえていました。対岸の遥か向こう、北富士演習場で砲撃訓練をしているらしい…

 行きと同じく道志みちの帰りは厚木まで殆んどアクセル不要で、渋滞の無い帰路は快適そのものでした。全行程10時間ジャストなり…

 

2009/2/4

 立春が来ると、スギ花粉の飛散を憂います。春憂…

 

   空舞ふは灰か花粉か今朝の春   雌山

 

 レールの折畳めるベローズ装置であるASAHI BELLOWSCOPEがいつまで市場にあり、これがASAHI PENTAX BELLOWS UNITに置き換わったのはいつなのか、知りたいことがまた出来ました。50年近く昔のことなので、資料は見当たらない…

 

 明日から三連休なので、初日の明日は咲耶姫の尊顔を拝しになどと画策中…

 

2009/2/3

 曇天の朝です。今日は節分です。今日で冬は終わり、明日からは春…

 

   豆炒る香路地流れをり春隣   雌山

   春隣夕餉の支度遅れけり   雌山

 

 浅間山の冬の噴火は、関東南部にも降灰をもたらします。今日は遅番勤務ですから、昨日の早朝に車の上に積もった灰を、寒いですが出勤前に洗い流さなければなりません。浅間繋がりの富士山が噴火したならば、その降灰被害の大きさを恐れるなり…

 

   春暁や寝静まれかし咲耶姫   雌山

   空耳に夜泣き声聞く北の冬   雌山

 

 遅番勤務から帰宅すると、入手した古典的ベローズが届いていました。ASAHI BELLOWSCOPEの化粧箱入りです。PENTAXの表記はどこにもありません。去年の6月に入手した品と同じ、レールの折畳めるモデルですが、製造時期が少し新しいもののようで、1958年ごろか…これも死蔵品のようで、使用された様子はありません。

 

2009/2/2

 昨日の結婚式参列を果たし、1ヶ月ちょっと滞在していた娘と孫が婿に連れられて、今日、白鳥大橋の袂に戻ります。なほ2ヶ月以上の極寒なるを、いかでか過ごすらむ…

 

 通勤のために家を一歩出ると、一面の灰世界でした。車の上やバイクのシートの上、植木の葉の上に積もった浅間山の噴火灰…

 

 また古い時代のベローズ装置をGETしてしまいました。業者出品で少し高めの開始値でしたが、競争相手も出ずに落札しました。まだ手元に来ていないので全容は不明ですが、歴史的な存在の希少品であることに期待…

 業者のスキルも様々で、ベローズ装置に関しては、どうも皆あまり知識を有していないようです。たいしたことのないものに場違いに高額な開始値を付けたり、比類の無いものを安値で出したりで、その品がどういうものなのか分かっていないとしか思えない…

 

2009/2/1

 今日は甥の結婚式です。明治神宮で挙式とのことで、参列します。神式は久し振り、というか自分のを含めても4回目かな…

 明治神宮は、境内にも一度も足を踏み入れたことがありません。様子が分からないので、少し早めに…

 

 観光客の環視の中での境内の行進や屋外林間での写真撮影など、明治神宮での挙式は寒いの一語…コートを着て参列するわけにもいかず、真冬と真夏には行うべきではないと、大声で陰口…明治記念館での披露宴は、出された料理に満足…

 

2009/1/31

 月末の土曜日は夜来の風雨で目覚めました。久し振りで強い降りです。少し暖かい…まだ寒中ですが、一雨ごとに春に進んで行くのでしょう。来週は寒さが戻るそうですが…夜来風雨声 花落知多少…

 毎年必ず感じていることですが、1月は長いです。ようやく終わるという気持ちで、元旦が随分と以前のように感じられます。それに引き換えて2月、3月の日々の過ぎるのの速いこと、速いこと…

 

2009/1/30

 明日までは雨ベースが続くようです。昨年末から逗留していた娘と孫の帰宅が近付いて、散乱していた玩具等の荷造りが始まりました。この月齢児の1ヶ月の成長には目覚しいものがあります。叱責に反応するようになったり、意思表示の方法も多様になったりで、日々豹変すると言っても過言ではない…

 

 アオリ撮影用の機材について、また少し画策しだしています。既に所持している機材のレンズ側を動かす方法だと、動かす度に構図が大きく動くので、それを修正する操作が煩雑です。カメラ側を動かせばあまり変化しないと思うので、その方法を模索しています。

 一番良いのが撮像面中心でチルト及びスイングする機構ですが、そのためには大がかりな仕掛けが必要になります。シフトやライズ・フォールも実現しなければなりませんから…

 

2009/1/28

 今日から勤務ですが、今週は第五週ですから早番だけの勤務です。週末は暫く振りで土日が休み…

 

 FAレンズの値上げ日が迫っています。どうするかな…

 

2009/1/27

 昨日よりほんの少し温い朝です。快晴ですが飛行機雲が長く伸びる空ですから、上空は少し湿り始めているのかも…

 

 PENTAXがオンラインショップ登録ユーザーを対象として、時限でアンケートを実施しています。回答すると500ポイントを加算してくれます。アンケートの主たる内容は、無線LANでの画像データ転送機能と、GPS機能と、動画機能についてです。ユーザー像とその意識を探るためのものでもあるようです。

 GPS機能はアダプター形式で供給することを予定しているようです。こうして質問されてみると、撮影場所が特定されるのですから、あったら随分と便利であることに気づかされます。内蔵が次の時代のトレンドとなっているのかもしれません。

 無線LANは、カメラに内蔵されていれば便利であることに疑問の余地はありません。パソコンに有線接続しなくても画像を送れるのですから…それに、ユーティリティ・ソフトのリモートアシスタントも無線で操れるように出来るのでしょうし、一歩進めて、モニター画面の大きめなフォトストレージにリモートアシスタント機能を搭載することで、三脚にカメラを据えてのじっくり撮影シーンでは強力無比に…

 動画はコンデジに任せておけばよいと思います。二兎を追うものは、の喩あり…

 

 このアンケートの目的が近未来の開発のための基礎資料とするものなのか、既に開発が進んでいて直近上梓の成否を探るものなのか、亭主は後者だという気がしますが、ハイブリットファインダーやミラーレスマウント規格について問われていないのが気になります。既に発進しているのか、考慮の外なのか、それとも…

 

2009/1/26

 今日は陰暦正月元旦です。屋根には白く霜を置き、寒中らしく厳しい寒さの朝です。この寒気、数日は続くらしい…

 

 亭主が改造したマミヤ645Nオートベローズのレンズ側マウントはM42(プラクチカ)ですが、これをKマウント用に変更するための金具を作ろうと思っています。今のマウント金具は既存のマミヤマウント金具で押さえる形式ですから、新たに作るKマウント用金具も同じ形式にします。

 材料は「ステップアップリング58雄→62雌」と「58フィルターの枠」を組み合わせたものと、オート接写リングKの雌側マウント金具を取り出したものです。

 既に運用しているM42(プラクチカ)と同じように「ステップアップリング58雄→62雌」の62雌側縁を既存マミヤマウント金具のバヨネット部形状に合わせて切削し、その部分にKマウント金具をエポキシで接着すれば完成するはず…

 Kマウント金具を接着するときは、切削した「ステップアップリング58雄→62雌」+「58フィルターの枠」をレンズ台座に既存マミヤマウント金具で固定してから、レンズが正しくセットできる位置で接着します。このことでセンターも容易に出せます。ほとんどぴったりの状態ですから…

 なお、この方法を用いれば、ニコンFマウント用も作れます。BR-3というリバースリングライトアダプターからなら、ニコンF雌マウント金具を安価で調達可能ですし…

 

 ただ、この方法でKマウントを作った場合、最短光路長がsmc PENTAX bellows 100o/F4のフランジバックより長くなってしまうので、無限遠が来ません。近接・接写専用となってしまうのが残念…

 結局、smc PENTAX bellows 100o/F4で無限遠が来て、そのときでもあおれるようにするためには、レンズ台座をベローズ枠金具も含めて大きく切削し、そこに凹板をセットする方法で改造するしかないようです。そこまで改造しても使えるようになるレンズは限られますし、smc PENTAX bellows 100o/F4にしても、自動絞りで使えるようにはならないので、smc TAKUMAR bellows 100o/F4で同等の写真は得られることから、Kマウントレンズが取付けできるというところまでにとどめるのが良策と判断しています。

 

2009/1/25

 夜中に降った霙が車の屋根などに玉状に凍り付いている朝です。道路も凍結しているので少し怖い…

 

 日曜の出勤は電車が空いているので座れます。それだけが取り柄…

 

2009/1/24

 気象庁の予報どおり寒さの舞い戻ってきた朝です。雲の布団を着ているからこんなものですが、晴れていたらさぞかし…

 

 PENTAXから以前販売されていたリバースリングライトアダプターKは、リバースアダプターSと組み合わせることで、M42マウントカメラにKマウントレンズを取り付けることができるアダプターとなりますが、これと同じ機能のアダプターがニコンから現役で販売されているのを知りました。その名称はBR-3というリングで、税込定価で2100円となっています。値上げ前のPENTAXよりは高いのですが、現在ではべら棒クラスで安い…

 このアダプターを使えば、ニコンのレンズをPENTAXで接写用に使うことができます。入手しておくべきものの一つでしょう…

 リバースアダプターSはフィルターネジ49oしかありませんから、ステップダウンリング52→49oを間に挟む必要がありますが、リバースアダプターKなら52o用がありますから、ダイレクトに組み合せることができます。

 

2009/1/23

 雨があがった昼間は春の陽気です。三寒四温が確実に進むのでしょう。明日は三寒の方…

 この週末は勤務です。月火が休みですが、北海道に帰宅間近な孫に時間を取られそう…

 

 K10Dファームウェア1.30をバイナリーエディターで気長に眺めていると、ファームバージョンをチェックする命令が書かれている部分が見つかりました。真ん中より少し後半に入ったあたりです。それによって既存のものと同等以上の数値のバージョンでないと拒否するのでしょう。

 うらメニューの出し方がわかる部分は見つかりません。どの部分がうらメニューなのかも…

 

 亭主の靴の紐は、結んでもすぐにほどけてしまいます。以前のものはそんなことがなかったのですが、このごろのものは全部同じ症状です。紐の材質と作り方が異なるのだと推定していますが、具合の悪いこと甚だしい…

 普通の蝶々結びのほかにイアン・ノットと言われる本結びの変形を試してみたこともありますが、これも構造上蝶々部分を押すと緩んでしまう結び方ですから、大して効果はありません。場合によっては蝶々結びより早くほどけてしまいます。困ったものだ…

 

 DA★55o/F1.4SDMの発売日が2月20日と決まりました。予定では1月中のはずだったのですが、遅れるのは生産地のテト休暇の影響のようです。それを計算に入れて発売予定を発表しないとね…

 

2009/1/22

 霧雨が止まない朝です。今日は遅番なので、出かけるまでに時間がある…

 

 半端な朝の時間を使って、歴代のK10Dファームウェアをバイナリーエディターで少し比較してみましたが、変更内容が少ない1.10と1.11でも、相当部分が書き変わっています。うらメニューを出せなくしている部分がどれなのか、プログラミングに素人な亭主には同定不能です。少し時間をかけてみますか…

 

2009/1/21

 寒中ですが晴れの続かない気象配置になってきたようです。春の兆しではあるのでしょう。庭の白梅も数輪咲いたことだし…

 一昨年末と昨年末の剪定が適切だったと見えて、今年は梅の木に蕾がたくさん付いています。少しは楽しめるかも…

 年末に収穫した八朔のうち、あまりに小さいものを数日置きに半切りにして庭に置いていますが、翌日には皮だけになっています。ほとんどをヒヨドリが啄ばんでいるようです。メジロやシジュウカラにも譲って欲しい…

 

   ひよどりの冬越し支ふ夏蜜柑   雌山

 

 Canonの旧レンズであるFD、FLは、フランジバックが短いために他社や後継機種では無限遠が出ず、そのためにマウントアダプターも未整備でした。これがマイクロフォーサーズの登場により、日の目を見そうな状況です。サードパーティから対応アダプターが上梓されています。

 後継機種に流用が出来ないために、中古の市場価格が他社の旧レンズよりも低く推移していたのですが、これが上向くかもしれません。好事家は今のうちに…

 マイクロフォーサーズは距離計連動ライカのLやMレンズにも光を当てるものになるのかもしれません。画角が半分になるのが最大の難点ですが、中望遠から望遠と割り切れば…

 APS-C軍団も、EVF専用マウント規格の新設を真剣に検討しないと、次世代のレンズ交換式カメラのトレンドに乗り遅れるおそれが高いでしょう。亭主は大分以前から主張していますが、EVFが必ず主流になることでしょう。それが技術革新の方向性だからです。ミラーのための厚さを減じることでコンパクトになります。減じた分には、旧レンズ機能を可能な限り使えるようにする機構を組み込んだアダプターのために使うことで、従前ユーザーも取り込めます。

 

2009/1/20

 少し雲の出ている朝です。その分冷え込みも弱い…

 

 K10Dでは、ファームバージョン1.10の場合にうらメニューに入ることができます。これをその後のバージョンにUPすると入れなくなってしまいます。バージョン1.20まではさほどの改良ではないので、UPしなくても不便は無かったのですが、レンズのSDMを使う場合は最新のバージョン1.30が必要なので、どうしてもUPしなくてはなりませんでした。

 バージョン1.30から1.10へDownする方法は発見してあるので、AF調整が必要なときはそれで対応すれば、バージョンを再び1.30にUPしてもその調整値は保持されることから、問題は少ないのです。

 でも、ファームUP作業はけっこう煩雑ですし、メモリーの書き換えを頻繁にして安全なのかどうかは疑問もあります。そんなとき便利そうなユーティリティ・ソフトが見つかりましたので、これを試してみることにしました。

 AF調整は、うらメニューのうちDEBUG MODEに設定することでMENUの詳細設定に項目があらわれて行うことが出来るようになっています。このDEBUG MODEへの設定を、うらメニューからではなく、パソコンにK10DをUSBケーブル接続してユーティリティ・ソフト上から行うものです。このことでMENUの詳細設定に項目があらわれてAF調整が可能になります。バージョン1.30のままですから、SDMレンズも、SDMでのAFを調整することができるということです。露者語版がありますから露国製のようですが、英語版もあります。詳細は例のところに…

 K20DにはMENUにAF調整の項目があります。上記のような苦労をしなくとも必要な人はAF調整が自分でできます。K10Dの場合、メーカーのサービスだけが使うことの出来る隠された調整機能として位置付けられています。これをユーザーが享受するためには、苦労は必然なのでしょう…

 

2009/1/19

 夜来の雨も上がり、寒さが緩んだ朝です。今日と明日は休みです。でも、にたにた笑いながらテレビやパソコン、リモコンなどの押しボタンスイッチを押すことに執着している孫が纏わり付くので、何もできません。イメージサークル検証装置のでっち上げ、袋蛇腹の製作、Kレンズの贋Aマウント化工作などなど、工具作業を伴う課題は山積しているのに…

 その孫も、今日で生後11ヶ月です。居間や食堂の引き戸は磁石のように吸い付く掌で開け、ちょこまかと家中を走り回っています。目が離せない…

 

2009/1/17

 寒さの一段と加わった朝です。今日と明日は出勤です。明日は天気が崩れ、寒さも一休みするとか…

 

2009/1/16

 1月も後半に入り、日の出が遅くなるのも止まりました。これからは日増しに朝が明るくなっていきます。でも今朝もえらく寒い…と思ったら、庭には盛大な霜柱が…

 

 支那では陰暦で正月を祝う風習が強いとのことですが、正月の里帰りの足の確保が今年は不足気味で、都市の地方出身者の間に不満が高まっているようです。その対策に頭を使えとの指示を首脳が出したとのことですが、頭を使わなければならないのは、どこの国も首脳の方なのにね…

 

   苔の庭突崩しけり霜柱   雌山

 

 窓外の西空には朝日に照らされて下弦の月が浮いています。旧正月まではあと半月…

 

 滞在中の孫は日増しに振る舞いが達者になって、にたにた笑いを浮かべて帰宅を迎えに出ます。亭主と風呂に入っても泣かなくなりました。入浴の心地良さが自覚できるようになったのでしょう。でも、顔に湯がかかるのは嫌いますから、キタジマコウスケにはなれそうにない…

 

 DAシリーズなどレンズ側に絞りをコントロールする装置が付いていない交換レンズは、接写リングやベローズに装着すると最少絞りになってしまい、事実上使えないものになっています。これを何とかできないかというのが亭主の妄想です。

 工作的に最も簡便なのが、楔状の部品で絞り込みレバーを必要な位置にまで押し上げる方法ですが、正向き時には絞り値の選択や変更が面倒なのが難点です。そこで構想しているのが、Mレンズなどの旧レンズ鏡胴のマウント部を利用して何とかできないかという妄想です。絞り環を回すことでDAレンズの絞り込みレバーを動かし、必要な絞り値を設定するというものです。Mレンズのマウント部の先にDAレンズを装着するということから、厚みのある接写リング代わりとしての機能だけですが、DA70oぐらいなら使えるのではないかと…

 

 DAシリーズ交換レンズなどAPS-Cフォーマット用レンズのイメージサークルが135フォーマットを充足しているのかを検証するためには、銀塩カメラに装着してフィルムで撮影すれば可能ですが、そのイメージサークルがどれぐらい余裕があるかを確認することはできません。一般的には余裕があるほど周辺画質の劣化が防げますから、その実体を知りたいという欲求は抑えられません。そこで、それを確認できる方法を模索しているのですが、ベローズ装置を利用すれば、ある程度は可能なのではと妄想しています。

 透明なプラ薄板にメンディングテープを貼ると、優秀なピント板が作れることは広く知られています。これをベローズ装置のカメラ側に取り付け、それに写った画像を接写することで、画質もある程度は確認できます。ピント板には24o×36oの枠を記入しておけば、どれくらい余裕があるのかを確認できますし…

 この装置のためには、ベローズ装置を連結すると、被検レンズと接写レンズの光軸が一致するので、イメージサークルの検証には向いていると思われます。

 なお、この妄想を実行に移そうと画策する中で知ったことですが、考えればあたりまえですがKマウントオートベローズにDAレンズを取り付けると絞りは開放になるということです。そこからダブルレリーズで押し込んでいくと絞り込まれて行きます。ダブルレリーズにはストッパーが付いていますから、必要な絞り開度のときに締めて押し込みを保持すると、絞り開度も保持されます。つまり絞り込みでの使用なら、オートベローズでDAレンズが使い物になるということです。あくまで大雑把で、正確な絞り値は指定できませんが…

 

2009/1/15

 しばらく寒い朝が続いています。今日は遅番ですから、少しは暖かくなってから出勤できます。それにしても、方々で人身事故による朝の通勤電車の運行乱れが多くて困ったものです。新年になってから特に顕著です。不況風 の昂進で先行き不安な世相を反映していることは確か…

 明日は休みで、土日は出勤です。その後は連休…

 

 ズームレンズの原理について、雌山亭別棟に勉強の成果を開陳しました。所蔵するAFレンズ群についても…

 

2009/1/12

 昨日の朝もとても寒かったのですが、今朝も寒い通勤電車です。空いているだけに、寒さがひとしお…

 

 ズームレンズの勉強は大分進んで、ニコン以外の各社が公開しているレンズ構成図は大いに参考になります。ニコンのしみったれめ…

 

2009/1/10

 昨日の氷雨は昨夜のうちにあがり、晴れの朝です。少し雲が出ていますが…

 

 ズームレンズの勉強で、所蔵しているそれらを観察して分かったことですが、smc PENTAX-DA★ 16-50mmF2.8ED AL[IF]SDMは 結構苦労しているフシがあります。ズーム通しのF値にするために絞りを小細工したり、花形フードやPLフィルター装着の利便のために鏡胴先端を回転させないようにしているものの、少し動いてしまうとか、第2グループ(前群バリエーター)を動かしてフォーカスするため、ズームすると焦点位置が若干移動するのを補正する仕組みを付けたりと、ただ高価ではない作り込みをしています。

 

2009/1/9

 朝から雪にならなくて良かったのですが、久し振りの雨です。小降りですが…

 

 ズームレンズの各グループごとの役割というものが少し理解できて来ました。機械補正式ズームの最も基本的な構成である4グループ式でいうと、前から第1グループはフォーカシングレンズ(焦点系)、第2グループはバリエーター(変倍系)、第3グループはコンペンセーター(焦点補正系)、第4グループはマスターレンズ(結像系)であり、実際にズームレンズとして機能する第1グループから第3グループは焦点を結ばない無焦点系(アフォーカル)であって、アフォーカル倍率(平行光線が第1グループに入射する光軸からの高さと第3グループから出射する光軸からの高さの比)を変化させることで全体の焦点距離を変化させます。このときのアフォーカル倍率とマスターレンズの焦点距離を掛けた数値がズームレンズの焦点距離となります。アフォーカル倍率が0.5〜1.5倍だとすると、マスターレンズの焦点距離が90oなら45-135oのズームレンズということになります。

 第1グループの焦点系はフォーカシングのために移動するだけで、ズームによっては動きません。第2グループの変倍系がズームにより直線移動することで変倍します。第1グループの位置が変わらないまま第2グループが移動すると焦点移動が発生するので、この焦点移動量を第3グループが曲線移動しながら追いかけて補正し、常に一定の焦点位置になるようにしています。この3つのグループ(成分)からなるズーム部が作り出したピント位置が一定のまま倍率だけが変化した虚像を、最後の第4グループが実像に戻して撮像面に投影するのです。

 この4グループ式ズームレンズは、最前部の第1グループと最後部の第4グループの間隔がズームによって変化しないことと、動かない第4グループに絞りがあるためにズームによってF値の変動が無いという特徴があります。

 また、各成分の機能が各グループに独立している上に屈折力が分散しているため、第1グループで発生する収差を第2グループや第3グループで相殺することによって補正しやすいという利点があります。

 しかし、絞りが最後部にあるために広角域での周辺光量の確保が難しく、また、広角時に最短になる3グループ式のようには収納時の小型化が出来ないという制約があります。

 でも、イメージサークルが小さくてよいAPS-Cフォーマットのデジ一眼なら、広角域での周辺光量確保の必要性も低減するので、PENTAXのDA☆50-135o/F2.8がこの4グループ式を採用して収差の極限補正を実現しているのは納得です。この交換レンズはインナーフォーカス式ですから、フォーカシングによって第1グループも動かない完全等長になっています。

 

 3グループ式ズームは凸、凹、凸の順にグループが並びます。中心の凹(前群バリエーター又はエレクター)はほとんど動かず、ズームのときには前グループ(焦点系)と後グループ(バリエーター、変倍系)が一緒に前後に移動します。後に移動すると前グループが第2グループに近付き、その凸レンズのプラスパワーが第2グループの凹レンズのマイナスパワーに圧倒されて全体的にはレトロフォーカスの広角レンズになります。前に移動すると後グループが第2グルプに近付き、その凸レンズのプラスパワーが第2グループ凹レンズのマイナスパワーに相殺されて、全体としてはテレフォトの望遠レンズになるのです。中間では対称系の標準レンズとなります。

 近年高倍率化や大口径化に伴う機械補正の複雑化のため、後グループのバリエーター成分をさらに2グループや3グループに分割する一種のフローティングを採用するのが普通になっています。

 なお、3グループ式が広角域を広げると、問題となるのが周辺光量の著しい低下です。前グループが正成分(凸)の場合は、コサイン4乗則による口径食(ビネッティング)のため、広角時の周辺光量が低下するのです。

 第1グループの焦点系を前群繰出しでフォーカシングを行うと、近距離では周辺光量が急激に不足し、イメージサークルが不足することになります。TAMRONの初代28-200o(71D)の最短撮影距離が2m以上もあったのはこのためでした。

 この問題を解決する方法としてインナーフォーカスが採用されました。焦点調節は第3グループの一部を動かすことで行うものです。このことにより、PENTAXもOEM供給を受けたTAMRONの二代目28-200o(171D)は最短撮影距離を52cm.にまで短縮しました。

 厳密に言うと、この方法の場合はズームによって焦点移動が若干発生します。これはカメラ側のAF機能により補償しているというのが現実のようです。従ってMF時にはズームした場合は再度のフォーカシングが必要となります。

 PENTAXのDA☆16-50o/F2.8はこの3グループ式ズームです。インナーフォーカス式ですから、ズームによる焦点移動は発生するものと思われます。

 しかしながら、インナーフォーカス式にしてのメリットの一つとして、前玉が回転しないので広角域で効果がより高い花形フードが採用できることです。

 

 2グループ式ズームは、第1グループを凹、第2グループを凸とした方式です。つまり、レトロフォーカスの広角レンズの前後間隔が変化するようにしたものです。両グループを近づけると対称形の標準レンズとなり、離すとレトロフォーカスの広角レンズとなります。

 広角時の周辺光量低下が少なく、広角ズームに適した方式ですが、成分数が2グループしかないためそれぞれ強いパワー配分となり、また、前後のパワー比率が極端に偏っているために、収差の補正が困難でした。しかも固定される成分がなく、それぞれの成分を曲線移動させる必要があるため、複雑なカム工作が要求されます。そのため、他方式より実用化が遅れたのですが、それが可能となったのは、コンピュータの高性能化による光学設計の高度化や工作機械の高性能化によって複雑かつ高精度な鏡胴の製造が可能となったためです。

 当初、2つの成分の間隔を変化させるという原理上、ズーム比は2倍程度が限度とされていましたが、今日では、第2グループの凸成分をさらに分割してグループにすることで、超広角化やズーム比の拡大を行っています。

 PENTAXのFA☆28-70o/F2.8や名レンズとの評価が高いDA16-45/F4は、この2グループ式ズームです。この形式の特徴としては、広角時に全長が伸びるという点にあります。FA☆28-70o/F2.8などはこの点を逆用して、望遠用フードを伸長しない鏡胴外側に取り付けることで、ズーム全域での適正カバーを実現しています。

 

2009/1/8

 今日は遅番ですから、朝の時間に余裕があります。明日と明後日は休みですが、明日は雪になるとの予報もあります。南岸低気圧通過の気圧配置予測ですから、確率は高そう…

 

 このところ、ズームレンズの原理や構造について若干勉強しています。最も簡素な2グループのレンズ群が移動するものから3グループが移動するもの、4グループが移動するものなど、なかなか面白いのですが、焦点距離の変化に対応するレンズ群の移動過程がわかる資料が少ないのが悩み…

 基本的な鏡胴の構造としては、ヘリコイドという一種のカム装置でそれぞれのグループを動かす仕組みですが、グループごとのレンズ群を組み込んだ円筒外周に斜めに切った溝の角度を変えることで、この溝に突起を嵌めているズーム環の回転角に対する移動量を変化させています。同じ溝の角度を途中で変化させれば移動量も変化させることが出来ますから、非線形に移動させることも容易ということです。

 このヘリコイドの作動イメージは、昔自転車を趣味としていた頃にシクロランドナーという高名な高級変速機がこの機構を採用していたので熟知していて、すぐに理解することができました。回転運動を正確な直進運動に変換する機構としては、簡素確実なものですね…

 

2009/1/5

 今日から仕事です。遅番ですから帰りは遅くなります。暖かくなってから空いている電車で出勤できるのが取り柄です。でも、気分的に1日が長い…

 

2009/1/4

 寒い朝が続きます。晴れている証拠ですが、陽はまだ昇ってきません。これからまだ暫くは夜明けが遅くなります。夕方は随分遅くなりましたが…

 

 今年の正月休みはカレンダーの関係で少し長かったのですが、明日から仕事です。他の人と交代したのでいきなり遅番から入ります。今週は早番は1日だけ…

 

 今年は写真の写し方の勉強と練習に少し努めようかと思っています。まずは、いわゆる日の丸写真からの脱却をね…

 

2009/1/3

 今朝も昨日の朝ぐらいの寒さです。日中は昨日ぐらいの暖かさになるのかな…

 

 昨日は妻の外出に付き合い、福袋漁りの梯子をしました。妻は去年のアクセサリーや衣類の福袋で懲りているので、今年は堅実に食品類のみ…

 

2009/1/2

 持病の首通のため昨夜は早寝したので、早朝に目覚めました。日の出はまだまだです。あまり寒くない…

 今日の3組ある交換レンズ福袋のうち、☆望遠セット以外はほとんど所持しているものばかりです。☆望遠セットに250Kの出費は、ウーム…

 

2009/1/1

 謹賀新年、2009年の夜明けです。寒波襲来のおかげで南関東は快晴の空です。寒いですけど…

 

 サブプライムローンを発火点とした金融危機により全世界が経済混乱に陥った中、日本も恐慌の渦に呑み込まれそうです。バブル破綻による就職氷河期に定職に就けなかった人たちを襲う再度の打撃が派遣切りの嵐です。人材派遣という制度、江戸時代の口入屋以来のものですが、不景気の風を真っ先に受けるというのも変わらぬ図式…

 

 来月からFAレンズが値上げされますが、FA Limitedを入手すべきか、逡巡中です。明日の福袋は交換レンズなので、年の初めの景気付けに福を狙ってみますか…

 

   初春やレンズの向ふに明るさを   雌山

 

2008/12/31

 今年の正月は寒波に覆われて寒く、晴れる日々になりそうです。裏日本は雪の日々か…

 昨日は庭の八朔を収穫しました。カーポートの上や歩道に出ているものだけを採りましたが、去年より玉数も少なく、形も小さいものが多かった…

 八朔は追熟が必要な柑橘で、1ヶ月ほど置くと甘味と香りが増します。採りたてでも結構いけますが…

 

 今日から七年目が始まります。容量の制約で、過去のものは別棟へ移しています。今年の収穫は、あおり撮影のできる中判用ベローズ装置をKマウント化する改造などでしたが、さて来年は…