履歴、雑感など 十二年目
起 2013/12/31
更新 2014/12/30
・ ☆ 2014/12/30 いよいよ暮れも押し詰まってきました。今日で十二年目は終了です。 この1年は、去年暮れの「蟹」切除以来の闘病の日々でした。この間手懸けた主要な発掘作業は「Super-Takumar 1:1.4/50の8枚玉」、「PENTAX BELLOWS眷属」及び「国産引き伸ばしレンズ」ですが、前二者は、ほぼ完遂したのではないかと自負しています。 しかし、最後の「国産引き伸ばしレンズ」は、まだ道半ばにも達していない感じで、来年の主要な作業となりそうです。とにかく奥が深そうで、井戸の底を覗く心地がしています。 今年墓を購入して檀家となった寺から、除夜の鐘を突く誘いが来ています。これまで、その時間まで起きていたことが少ないのですが、今年は何とか行ってみようかと思案中… 来年は山の神の新規事業が始まって、うまくいけば、その収入は亭主のささやかなそれを超えます。いよいよますます濡れ落ち葉… ・ 己らに絵心無きや落葉掃き 雌山 天焦がす火焚くを願ひ落葉掃く 雌山 ・ ☆ 2014/12/29 朝から冷たい雨です。雪にはならなそうですが、午後外出の予定なので憂鬱… ・ 昨夜、「Anastigmat Lucky 1:3.5 F=50mm」という引き伸ばしレンズが刺網に掛かりました。メッキ金属鏡胴の古い型なのですが、「E-LUCKY」銘ではないので、それ以前の品なのかもしれません。他に表示は無いようなので、その素性は知れない… 大砲型鏡胴で、絞り羽根9枚ですから、どの系統に属すのか、謎がまた一つ湧き出ました。「Lucky」銘は1950年ごろに富士写真フイルムがOEM製造していましたから、その頃の他社によるOEMかもしれません。前群レンズホルダーが飾銘板部まで作り込まれていて、そこに表示が彫り込まれている形状は他に類例を知りません。「Lucky」には謎が多い… ・ その富士写真フイルムがOEM製造した「Lucky」ですが、同時期の「E-Rectar」をそのまま使っていたものと思っていたのですが、「E-Rectar」の後継機と言われている「FUJINAR-E 1:4.5 7.5cm」が手元に来たので比べたところ、それとはまったく内容が異なっていました。全体的な鏡胴意匠は類似しているものの、開放F値以外にも絞り羽根枚数や絞り環回転方向など、細部は違う点が多いことが分かりました。こうなると、「E-Rectar」の現物と照合しなければ確かなことが分かりません。また解くべき謎が増えた… ・ ☆ 2014/12/28 氷が張る冷え込みです。明日は崩れる予報なので、今日はガラス拭きを済ませねば… ・ 午前中でガラス拭きを済ませ、午後は網戸の立て込みです。これで年末業務完了… ・ ☆ 2014/12/27 今日も晴れそうな朝です。いよいよ押し詰まってきたので、今日は網戸を外して洗浄することにしますか… ・ 「E-Lucky Anastigmat 1:3.5 F=75mm」メッキ金属鏡胴の前群ホルダーをようやく外すことが出来ました。フィルムケースの縁に2mmシリコンチューブを貼り付けた手製治具が役立ちました。クリックを対角に置いた先丸真鍮ピン2本で行っている仕組みに感心… ・ ☆ 2014/12/26 寒波の南下があるようで、冷え込みが強まっている朝です。もう少しで氷が張る…
22日夜の網に掛かっていた「Hexar 1:3.5 f=75mm」がやっと届きました。メッキ金属鏡胴のメッキが相当に剥げている、あまり程度の良くない個体ですが、レンズに拭き傷はあるものの、バルサム切れが無いので使い物になりそうです。3群4枚のテッサー型です。レンズ・コーティングはしてあるのか分かりません。見た目は無色… ・ ☆ 2014/12/25 今朝は冷え込みが緩んでいます。晴れベースなのは引き続き… 今年はもう病院に行かずに済みそうだと思っていたのですが、昨夜、被せていた奥歯が外れました。10年以上もったのですが、接着剤が寿命となったようです。とほほ… ・ 夕方になって雲が厚くなり、予定外の降雨、降雪がありました。寒冷前線の通過だと思いますが、これで関東すべて初雪済み… ・ ☆ 2014/12/24 クリスマス・イブの朝は晴れ渡っています。冬型の気圧配置で、この天気は暫く続きそう… ・ 網に掛かったものの、まだ手元に来ないものに「E-Lucky Anastigmat 1:3.5 F=75mm」、「E.ROKKOR 1:4.5 f=75mm」、「FUJINAR-E 1:4.5 f=7.5cm(E-Recter型鏡胴)」、「FUJINAR-E 1:4.5 f=7.5cm(旧鏡胴)」、そして「Hexar 1:3.5 f=75mm」があります。いずれもメッキ金属鏡胴のクラシカルな品なので楽しみに待っています。今日明日には届く筈… ・ 「E-Lucky Anastigmat 1:3.5 F=75mm」と「E.ROKKOR 1:4.5 f=75mm」、そして「FUJINAR-E 1:4.5 f=7.5cm(旧鏡胴)」が相次いで届きました。中では「E.ROKKOR 1:4.5 f=75mm」が初見です。鏡胴意匠は「E-Recter」と似ていますが、その構造は異なっています。レンズ群も3枚玉トリプレット型のようです。 ・ ☆ 2014/12/23 日中晴れの日が続いて、陽光の有難さを享受しています。南西二面に窓のある部屋は日中の暖房が不要です。雪国の苦難に思いを寄せつつ、夕日が西の丘の彼方、弥陀の浄土に沈むのを眺めながら電動シャッターとエアコンのスイッチを押す日々… ・ 昨夜の刺網に「Hexar 1:3.5 f=75mm」が掛かりました。小西六が作った、鏡胴側面を深く覆うメッキ金属絞り環の側面にクリック用板バネをビス止めしている不細工な意匠の品です。「E-HEXANON 1:3.5 f=75mm」という後継機と思われる品は既に所持しているので、それとの比較などせねば… これで、黎明期メッキ真鍮鏡胴時代の品々はほとんど網羅出来て、残すところは極稀少なものに限られそうです。「E-OFNAR」とか…
三日前に仕留めた「E-Recter 1:4.5 f=9cm」が届きました。メッキ金属鏡胴の小振りな品です。早速分解して各部を点検・清掃・注油しました。製造後64年も経ったものですから、その間の汚れが鏡胴各部にびっしり… この品、「E-Recter」の中でも初期の品のようです。絞り環にクリックが入っていません。後にクリックが入れられたのだと思います。絞り表示も小さく薄くて、暗室で扱うには不便だったろうな… ・ 年末業務は大物を先送りして、小物の包丁研ぎに勤しみました。包丁以外にも、亭主の作業用刃物たちの砥ぎを久しぶりに行いました。刃先に親指の腹で触れると指紋の先の当るぞくっとする感覚が得られるまで鋭利に仕上げます。包丁が3本にぺティナイフが3本、切り出しが2本に肥後守が1本、これで何でもスパッ… ・ 孫の親に孫へのクリスマスプレゼントを強請られていたので、指定である本格的双眼鏡を発注してあったのですが、今日来て、それよりトミカの新製品がいいとのたまわられ、憮然…それなら双眼鏡はわらわのものと山の神がにんまり… 結局、近場の「といざらす」に行かされて買わされ、帰ってきたら「PENTAX」のタンクローが届きました。営々と貯めていたポイントを叩いて現金出費を押さえていたのに、何のこっちゃ… ・ ☆ 2014/12/22 この週は晴れベースで推移しそうです。今朝の冷え込みは左程ではない… ・ 昨日届いた「E.Toko 1:3.5 f=7.5cm」ですが、これに使われているレンズは「PRIMOFLEX WA」という東京光学製造・大沢商会販売の二眼レフに使われていたものと同じではないかと思われます。その二眼レフシリーズに使われていたレンズの中で、3枚玉には「Toko」と命名されていて、4枚玉は「Simrar」とか、「Topkkor」と名付けていたようです。同レンズは名レンズとの評価があったそうで、楽しみが増えた… 焦点距離75mmはKマウントデジタルカメラで無限遠まで使える最短のものなので、どうしても力が入ります。特に、梨地メッキ金属鏡胴の時代の、風格ある意匠の品々に魅力を感じています。これまでに「Lucky」「E-Lucky」「FUJINAR-E」「E.ROKKOR」「E.Toko」を入手していますが、残すところは「Hexar」ぐらいなのかな… ・ 暮れの業務は台所レンジフードの清掃を片づけました。網戸の洗浄とガラス拭きが残る大物です。包丁研ぎもせねば… ・ ☆ 2014/12/21 昨夜はかなり激しく降りました。そのせいか、朝の冷え込みは緩んでいます。今日は晴れそう… ・ 昨夜、刺網に「E-Recter 1:4.5 f=9cm」が掛かりました。富士フイルムグループの本体である「富士写真フイルム」が、1950年から小田原工場において製造を開始した引き伸ばしレンズシリーズです。3群4枚構成のテッサー型レンズを用いていて、絞り環は単列です。 このシリーズは程無く「FUJINAR-E」と改名され、その後鏡胴意匠を2回変更したところで、全てのレンズ製造設備とともにグループ会社の「富士写真光機」に製造を移しました。それは1957年のことです。このため、「FUJINAR-E」シリーズ最終型鏡胴意匠のものには、飾銘板に記された製造者銘が「FUJI PHOTO FILM」と「FUJI PHOTO OPTICAL」とが存在しますが、両者の構造はまったく同一です。市中に流通する中古個体は後者が圧倒的に多くなっています。 「E-Recter」という名称で製造された時期は1950年からの数年以内だと思われ、出荷された数は限られているのではないかと思われます。戦後引き伸ばしレンズの歴史の上で貴重な存在です。 これは当時他社の引き伸ばしレンズでも採用していた先細りの大砲型鏡胴意匠で、前群のレンズホルダーを左回しに抜き取ることで絞り環が抜き取れます。その際、絞り環とマウント基部の間にはクリック用鋼球が入っているので、紛失に気をつける必要があります。 「E-Recter」シリーズは、その構造はどれも同じなのですが、焦点距離によって使用部品の多くが異なる寸法になっています。これが意匠変更後の「FUJINAR-E」シリーズになると、共通寸法の部品が大幅に増えます。製造コストの圧縮を図った結果なのでしょう。 この風格あるクラシックな鏡胴意匠の引き伸ばしレンズ、知っている人が少ないのか、漁場に競合漁師が現れません。デジタル一眼で楽しむレンズ遊びのアイテムとして有効なのに、その不人気は、亭主の俄蒐集のためにはもっけの幸いです。お代は僅か0.5Kですから… ・ 一昨日網に掛かった得体の知れない獲物が手元に来ました。飾銘板には「E.Toko 1:3.5 f=7.5cm Tokyo Optical」と記されています。つまり、東京光学(トプコン)の製品のようです。東京光学は「Toko」という名称の双眼鏡を作っていたという記録がありますから、これは確かな事のように思われます。 この品、絞り羽根が12枚という贅沢な作りで、どの絞り値でもほとんど円形です。レンズ自体は3群3枚構成のトリプレット型です。この時代はこれが標準だったようです。これは思わぬ掘出物かも… 同じ網に入っていた「S Kominar-E 1:3.5 f=48mm」は外れでした。外形は無問題なのですが、3群4枚構成テッサー型の故か、後玉の貼り合わせ玉が濁っています。引伸機の強い光を受け続けて、接着剤の天然樹脂バルサムが劣化変性したのでしょう。 この鏡胴はレンズホルダーに後群貼り合せ玉を接着してあるので、取り出して修理することが困難です。何とか工夫して修理の道を探ろうと思っていますが、さて、どうなりますことやら… 巨大漁場からの水揚げにはリスクが伴います。外れを引くこともままあることで、それを呑み込んでの上でなければ出漁できません。外れであっても、スキルを磨く道具として役立ちますから、あながち無駄ではない… ・ ☆ 2014/12/20 天気は下り坂で、また二つ玉低気圧が東進する予報です。南岸を低気圧が通るのは降雪の危機… ・ 昨夜は、刺網や投網に獲物がざくざく掛かりました。予算オーバーで逃した珍品もありましたが、概ね満足です。中には既に所有しているものもあるので、いずれ放流することも考えねば… 最大の収穫は「S Kominar-E 1:3.5 f=48mm」だと思われます。日東光学の作ったもので、独特の濃厚な発色とコントラストの高さがあると言われています。ドンナンカナー… 獲物の中には得体が知れないものもあります。東京光学製らしいのですが、手元に来るまでのお楽しみ… ・ ☆ 2014/12/19 今年の12月は寒い日が多く続きます。今朝も晴れて寒い… ・ 昨夜、刺網に「E.ROKKOR 1:4.5 f=75mm」が掛かりました。「Chiyoko」と言っていた時代の品です。1950年代初頭に流行していた先端になるほど細くなる鏡胴意匠ですから、その時代の品と思われます。恐らく、テッサー型かトリプレット型… 金属製の絞り環が鏡胴先端まで覆う意匠のものも同時期に流行していて、それを採用していたのが「E-Luckey Anastigmat 1:3.5f=75mm」などです。この鏡胴意匠は、その後金属製の絞り環をプラスチック製へと変化させて行きます。それにより大幅な軽量化とコストダウンが実現したのです。 一方、先細りのスマートな大砲型鏡胴意匠は廃れ、寸胴な樽型の鏡胴意匠全盛となったのです。押し出しの立派さを求めた成金趣味… ・ ☆ 2014/12/18 氷が張る冷え込みの朝です。氷雪冬将軍の南下は三宅あたりまでらしい… ・ 昨日の強風は庭の木々を大きく揺らして、鈴生り八朔が5個ほど落下しました。そろそろ蔕力が弱っているようで、悉皆収穫せねばいかんかな… ・ ☆ 2014/12/17 晴れが戻って風が強い朝です。家の中の寒さは中ぐらい… ここ数年は気象が異常です。雨風雪照り暑さ寒さに唐突と極端が目立ちます。やはり、地球温暖化の過程の一つなのかも… ・ 山の神の新規事業資金に融資したために、135判ミラーレス一眼導入資金が枯渇しています。その事業が動き出す来春までは回収困難ですから、焦点距離50mm級の引伸ばしレンズたちの一般撮影デビューは当分お預けです。それまでは、75mm級の引伸ばしレンズのために 、Kマウント用フォーカス装置ベスト組み合せを抽出する業務に勤しむことにしますか… ・ ここ数日で、巨大漁場に泳いでいたカメラ付き8枚玉が相次いで水揚げされて行きました。程度が今一らしかったので追い網は入れませんでしたが、どれも5K台での水揚げですから、少し人気に陰りが出ているのかとも思われます。あるいは、漁師の少なくなったカメラ漁場にいたのが原因かも… ・ ☆ 2014/12/16 まだ降っていない朝ですが、今日は雨の予報です。雲間に月の覗く日の出前の空… ・ 日東光学というメーカーがあります。OEM製造を主力としていたようですが、「XR RIKENON 1:2 50mm」を製造していたという噂もあります。その自社ブランドに「Kominar」があり、これの「引伸ばしレンズ」は発色が特徴的だということです。モノクローム用だったのでしょうが、コントラスト重視で作られたのかも…
今日は雨なので、あらゆる年末業務はお休みです。まったり、ぐったり… ・ ☆ 2014/12/15 一段と冷え込んでいる朝です。水を撒けば凍るかも… 昨日はリビングと第一ダイニングとキッチンとユーティリティの床ワックス塗布を終えました。一昨日に終えた第二ダイニングと玄関ホールにテーブルや椅子などの大小家具を動かしながらなので、ヒジョーに大変です。塗布の前には床清掃が必須で、専用洗剤で拭いてから二度の水拭きが必要なのです。一昨日の施行面積が少な過ぎたのかも… 残すところとしては、洗面所と上下のトイレ、家事室となって、9割方は済ませた計算… 年末の掃除儀式としては、残すところ網戸の取り外し洗浄とガラス拭きがあります。大小取り混ぜて19枚の網戸を外して洗い、21か所の大小開口部ガラスを拭く作業が待っています。ハァー… ・ 昨夜、刺網に「FUJINAR-E 1:4.5 f=5cm」が2種類掛かりました。いずれも「富士写真フイルム小田原工場」で製造していた1957年以前の品です。一つは「E-Recter 1:3.5 f=5cm」から機種名称及び開放F値を変更した直後の品で、鏡胴の意匠は若干の変更だけです。 今一つは、それを大きく意匠変更してプリセット絞りとした品で、「富士写真光機」に製造を移管することになった「最終型」の前の型です。これにより、「f=5cm」の「FUJINAR-E」一族は全て揃ったことになりそうです。 ・ 無職の年金生活者になって収入の無い月が出来、色々と不便です。その反面、各種年金が重複して入る月もあり、その月はバブル状態に… ・ ☆ 2014/12/14 氷の張りそうな冷え込みの朝です。今日も晴れそうなので、昨日の続きの床ワックス塗布に勤しみますか… ・ 昨夜、刺網に「C.E.ROKKOR 1:2.8 f=50mm」が掛かりました。情報によると、変形ダブルガウス型のレンズ構成だそうです。これの登場が、日本光学をして「EL-NIKKOR 1:2.8 f=50mm」をエル・ニッコール型からダブルガウス型へと変更させた要因だ、という噂が流布されているくらい高性能なのだそうです。ほんまのことかいな… このところ歴史的産業遺産となりつつある国産「引伸ばしレンズ」の蒐集に走っています。その世界で著名なブランドである「E-LUCKY」、「FUJINAR-E & FUJINON-E群」及び「EL-NIKKOR」を始めとして、国産なら手当たり次第という感じです。 1950年代から盛んになった「引伸ばしレンズ」製造は、カメラが輸出の旗手として急成長したのと並行して、そのカメラで写したフィルムからプリントをするという需要に乗ったものでしょう。そんな中には外国の問屋からOEM受注したブランドも数多く存在するようです。それらの製造者が誰なのかも歴史の闇の中に埋もれています。それを悉皆明らかにするのは不可能に近いことでしょうが、今に残るその珠玉の製造物については、その存在を可能な限り後世に残したいなどと大それた発願… 「引伸ばしレンズ」は、撮影レンズとしても優秀です。僅か3枚のレンズ玉を組み合わせただけのトリプレット型のものであっても、諸収差を完璧に近く補正出来ているので、解像感のある抜けの良い画像が得られます。ミラーレス一眼の隆盛により、135判でも焦点距離50mm以下のもので無限遠撮影が可能になりました。半世紀を経過したものでも現役なのです。 ・ ☆ 2014/12/13 少し寒さが戻った朝です。エルニーニョが発生しているとの情報があるので、年明けには暖冬になるのかも… ・ 巨大漁場に網を入れる場合、見定めが不十分だと「下手物」に当ることがあります。昨夜も危うくそれに引っ掛かるところでした。「FUJINAR-E 1:4.5 f=7.5cm」がそれで、「引伸ばしレンズ」などを「富士写真フィルム小田原工場」で製造していた時代(1950〜1957)の終盤に作られた旧型鏡胴の品なのですが、その正しい姿を認識していないときに刺網を入れてしまったのです。しかし、その後それを認識したものの、既に入れた網はどうしようもありません。 ところが、最終局面で複数の漁師が競って網を入れてくれたため、その「下手物」を掴まずに済みました。掴んだ漁師には気の毒としか言えません。「ババ抜き」の「ババ」掴み… ところで、その「下手物」たる理由ですが、先端にあるはずのプリセット絞り環が失われているのです。それが無くても「引伸ばしレンズ」としての本質に支障があるわけではなく、絞りを動かすのにも支障はなさそうですが、製品としての正しい姿は失われています。まっことそげなもん掴まんで良かと… また、今泳いでいる獲物の中に「XR RIKENON 1:2 50mm」初期型があります。値付けとしては相場の下なのですが、説明に「パル切れ」とあり、画像もそのように見えます。この「和製ズミクロン」と謳われる銘玉は「Kマウント」カメラで使えるお役立ち品なのですが、貼り合せ玉が鏡胴にモールドされていて取り出せない構造なのです。通常の「PENTAX」レンズならレンズ玉は必ず取り外せるので「パル切れ」の修理が可能ですが、この品は駄目です。つまり価値は限りなく零に近い「下手物」… ・ 今年は庭の八朔の当たり年で、200個以上生っています。せいぜい食べなくてはならないのですが、温州ミカンと違って手軽ではありません。そこで色々と工夫した結果、蔕を刳り抜いて、そこから皮に幾筋かナイフで傷を入れ、それを蔕側から剥くと中の白い綿も一緒に剥けます。次に房ごとに外し、その房の円弧部に、ナイフで円弧に沿って切れ込みを入れ、そこから二つに割って食べるというのが最も容易であると結論付けました。 ・ ☆ 2014/12/12 師走になって一番暖かい朝です。暖房はいりません。雲が多いのですが、日中は晴れて来そう… ・ 昨夜、刺網に「FUJINON-ES 1:4.5/50」が掛かりました。競合者無しで僅か0.5Kです。「FUJINAR-E 1:4.5 f=50mm」の後継機種で、テッサー型だと思われます。これで「ES」は、残すところ「105mm」のみに… ・ 巨大漁場には時々変な放流者が現れて、落札されないと次の開始時価格を釣り上げるのです。昔の三越商法を気取っているのかもしれませんが、もう少し下がれば網を入れてもいいかなと思っていても、それでは「ダメ、ダメェー」… ・ 午後になって「得体の知れない引伸ばしレンズ」たちが届きました。3個の「マスター」は全て引伸ばしレンズでした。どれもトリプレット型で、焦点距離40mmというのは珍しいのですが、後玉がマウント面より15mm近く後に出ているので、ミラーレス一眼なら無限遠も可能かも… ・ 富士写真光機製の引伸ばしレンズのうち、オルソメター型のレンズである「FUJINON-EP」シリーズの鏡胴には灰色のゴム系絞り環が用いられています。この灰色ゴム環が大問題で、同時期の「FUJINON-ES」の方は黒色ゴム環で、これは柔軟性を失うことが無いようなのですが、灰色ゴム環は硬化して亀裂が入り、破損してしまう状況となっています。そうなっても、当然補修部品は無いので、自前で何とかしなくてはなりません。色々な方法があるのでしょうが、亭主の方法は「革」を使います。 少し厚めの革で幅7mmの帯を作り、その裏に両面テープを貼ります。これを巻付けると中々具合が良くなります。革は古いベルトなどを利用するのが簡便です。両面テープで貼るので剥がすのも簡単です。トカゲ革とか、オストリッチとか、色々と凝れるかも… ・ ☆ 2014/12/11 気圧の谷間がやって来て、南風が入っている朝です。冷え込みは緩んでいます。今日は雨になる… ・ 1950年代から60年代にかけては、「引伸ばしレンズ」を外国商社のブランドでOEM製造輸出することが盛んだったようです。単純なネジの「ライカLマウント」で、絞り装置だけを組み込む鏡胴は製造が容易であり、レンズもトリプレットやテッサーなど収差補正に必要な最小限の構成で良かったので、軍需で腕を磨いていた職人たちにはお手の物だったのでしょう。日本の光学工業が世界に冠たるものに駆け上がる礎ともなったのであろうこれらについては、少しでもその姿を産業史の中に残したいもの… ・ ☆ 2014/12/10 あまり冷え込まない朝が続きます。晴れの周期に入っているようで、今日も陽だまりが温そう… ・ 昨夜、刺網に得体の知れない引伸ばしレンズが掛かりました。「FUJINON-ES 1:4.5/90」はいいとして、あとの3本は完璧に「?」です。 「Master Anastigmat 1:3.5 f=75mm」とか、「R.S.K. C.P. Master 1:4.0 f=40mm 」、「R.S.K. C.P. Master 1:4.5 f=135mm 」となると、まったく得体が知れない… ・ その後ネットであれこれ検索したところ、「R.S.K」というのは「理科学精機株式会社」の略ではないかと思えて来ました。この愛知にあった会社は「マスター」というブランドのスライド・プロジェクターを作っていたようです。まさかプロジェクターのレンズだったりして… ・ 午後になって、「E-Lucky Anastigmat 1:3.5 F=75mm」が届きました。175gとずっしり重い金属メッキ鏡胴です。レンズ構成は凸凹・凸のトリプレット型です。絞り羽根は10枚です。これが「E-LUCKY」の始祖かも… ・ ☆ 2014/12/9 一桁後半の気温の朝です。今日も快晴は続きそうです。空気が乾燥して来て、鼻が乾く… ・ 今日は庭師業務で出た切り枝を一般廃棄物業者が回収に来る予定です。1トンダンプの荷台でないと乗らないぐらいの量です。昔はこれを清掃局のゴミに出せるように刻んでいたので、その作業の方がよっぽど大変でした。今は清掃局が受け入れないので業者に頼むしかないのですが、その方がよっぽど楽… ・ 今朝起きがけに投網を打って「E-Lucky Anastigmat 1:3.5 F=75mm」を仕留めました。おそらくトリプレットで、絞り環がメッキ金属製の旧型です。亭主の分類では「type A」と思われます。これも歴史遺産として確保… ・ 「富士写真フイルム」時代に製造された「FUJINER-E」2個と「EL-NIKKOR 1:4 f=50mm」旧型が届きました。「FUJINER-E 1:4.5 5cm」の方は製造者の表示が異なるだけですが、「FUJINAR-E 1:4.5 9cm」の方は一時代前の鏡胴意匠です。プリセット絞りであるのは同じなのですが、絞り設定は横に突き出したノブを引いてロックを外して回すのです。機構としては凝ったもので、コストがかかりそうな構造です。おそらくすぐに意匠変更したものと思われます。 「EL-NIKKOR 1:4 f=50mm」旧型は、やはりテッサー型です。後玉の光源反射が3個です。歴史遺産が続々と… ・ ☆ 2014/12/8 少しだけ冷え込みが緩んだ朝です。今日はあまり晴れないのかも… 今日は今年最後の予約通院です。今年も多病息災に過ごせたものの、医療費控除できるほどの出費も… ・ 昨夜、刺網に珍品が掛かりました。「富士写真フイルム」時代に製造された「FUJINER-E」です。焦点距離9cmと5cmなのですが、9cmの方は、横に絞り設定用つまみネジの飛び出している旧い鏡胴意匠のものです。5cmの方は「富士写真光機」に製造が移された後にも作られた意匠です。いずれも1950年から1957年の間に小田原工場で製造されたものと思われますが、鏡胴意匠の変遷を知る資料になります。 同じ網に掛かっていた「EL-NIKKOR 1:4 f=50mm」は旧型のもので、おそらくテッサー型だと思われます。どれも古い品ですから、撮影レンズとして現役復帰可能かは疑問符の付くところですが、歴史資料としてなら価値がありそう… ・ ☆ 2014/12/7 水を撒けば凍る気温にまで下がった朝です。今日も一日晴れそう…
☆ 2014/12/6 冬将軍の来襲で冷え込む朝です。やはり1桁前半は寒い… ・ 去年の秋ぐらいからなのですが、月桂樹の枝が枯れ始めて、今年は株立ちの幹のほとんどに広がっています。10cmほどの幹回りの株を切り倒すことにして鋸作業です。先日の庭師業務執行の時に1本切って息が上がったのですが、それを3本執行… 残したのは目通りの少し上で切った株1本のみです。でも、ヒコ生えが盛んですから、それを数本残せば、すぐに元通りになりそう… ・ ☆ 2014/12/5 寒さが戻っている朝です。今日は晴れの冬型気候… ・ 「E-LUCKY ANASTIGMAT 1:3.5 F=50mm」が届いたので見分したところ、10枚羽根の絞りが付いていました。鏡胴の意匠は亭主が(type A)と分類命名したものです。レンズ構成は凸凹・凸のトリプレット型です。この(type A)のものはどれもトリプレット型のようです。このOEM製造者には、レンズ貼り合せの技術や設備が無かったのかもしれません。 後年「ANASTIGMAT 」と表示せず、「B」とのみ表示した鏡胴へ変更されているらしいのですが、それは絞り羽根が5枚になり、絞り環の回転方向が逆になっています。コスト削減のためでしょうが、絞り環の回転方向の変更理由が解せない… ・ 以前入手したエキザクタマウントの「COPIL BELLOWSMAT」は、カメラ側はM42マウントに換装したのですが、レンズ側マウントは他マウントへの換装が困難です。そこで、無限遠付近の撮影のためには「ライカLマウントアダプター」を介して焦点距離105mmの引伸ばしレンズを使うことにしていたのですが、その「ライカLマウントアダプター」をようやく本格的なものにする工作が完成しました。 以前、Topconの「BELLOWS UNIT」から蛇腹を追剥した残骸が残っており、そのカメラ側マウント金具を利用しての工作です。これまでは、その中に厚紙を挿入して、そこに引伸ばしレンズを捻じ込んで使っていたのですが、それだと、引伸ばしレンズの換装が厄介だったので、そこにちゃんとしたM39・P=1のネジを設けることにしたのです。 ネジ部の材料は、FUJINAR-Eの古ケースから抜き取った真鍮製円形ナットです。その周囲を少し削って寸法を合わせ、カメラ側マウント金具の中に圧入したという工作です。何日も費やしてヤスリで根気よく厚さ2mmほど削り、きつくて2/3しか押し込めない状態の時に圧入しました。これで各種の引伸ばしレンズを容易に換装して使えるようになりました。目出度し目出度し… ・ ☆ 2014/12/4 昨夜の西風はおさまり、冷え込みは緩んでいます。今日は雨になる予報ですが、午前中の通院までは降らなそう… 幽門側胃3/4切除後にはRoux-Y法による再建をおこなったのですが、それから丸1年が経過しました。一度に食べられる量が少なくなったので、体重は15s以上減少しました。そのせいで、冬の寒さはこれまでになく感じます。ちょうど40年前に誂えた背広を出して着たところ、ぴったりです。背広を着る機会もほとんど無くなったのですが、これで当分は用が済みそう… ・ ☆ 2014/12/3 今朝は大きく冷え込みました。氷の張る直前の気温で、まさに真冬の空気です。裏日本や北海道のみならず、例年積雪の少ない盛岡あたりまで雪が積ったようです。関東平野は快晴の空っ風で、陽だまりが有難い… ・ 通院採血の結果は変化無しで、多病息災状態です。自覚症状の無い病ばかりで、困ったもんだ… ・ ☆ 2014/12/2 西風が強い朝です。北海道西部で低気圧が発達して、それへ吹き込むのでしょう。雪をもたらす寒気も南下しているとのことで、裏日本に雪の季節到来… ・ 風は強いものの日差しが暖かいので庭師業務の残りに勤しみました。山茶花椿類の並木の丈詰めを仕上げ、最後に残した大物クロガネモチも丈詰めしました。6尺の脚立を延ばして12尺の梯子にし、天辺までよじ登って鋸作業です。そろそろ鋸の刃がへたってきたのか、切れが悪いです。替刃の在庫があるので、来年には取り替えねば… クロガネモチの下枝を切っているときに、低い脚立の天板上から足を横のフェンス上に移そうとして目測が狂い、見事転落してしまいました。体重の移動が気持ちとずれているのが原因です。この秋に新調したばかりのフェンスに背中で寄りかかるようにして灌木の茂みに倒れたので大事にはなりません。受身を取った軍手の下の親指の横を少し擦り剥いた程度… ・ 午後になって先日投網で仕留めた「KOPIL FOLDING DUO-TRACK BELLOWSCOPE」SRマウントが届きました。オレンジ色の立派な飾箱入りで、蛇腹も健全、とかく危惧される関節部も問題の無い良品でした。英文の使用説明書も付属していて、「小林精機製作所」が作ったことを明記しています。「製作所」は「せいさくじょ」と読むこともこれで明らかになりました。50年近く前に作られてアメリカ・ニューヨークに輸出された品の里帰り品であることは明白です。まさにお宝…
今が一番日没が早くなって、4時20分までには日が暮れます。今日は一日中快晴でした。明日は早朝から通院して採血… ・ ☆ 2014/12/1 いよいよ師走ですが、あまり冷えていない朝です。天気が悪いせいでしょう。この1週間は通院で忙しい… ・ 昨夜、刺網に「E-LUCKY ANASTIGMAT 1:3.5 F=50mm」と「E-LUCKY 4 ELEMENT 1:4.5/50」が掛かりました。いずれも捨値です。藤本写真工業の引伸ばしレンズ研究の資料としては役に立ちそうです。 後者は同じ名称のものを既に所有しているのですが、それとは鏡胴の意匠が異なっています。時系列による意匠変更なのかを検証したい… ・ ☆ 2014/11/30 霜月も今日まで、今月は通院無しでしたが、来月は予約が目白押しです。夜来の雨は上がって快晴となり、今朝は少し暖かい… ・ 早起きは三文の得の諺どおり、早朝投網にて「KOPIL FOLDING DUO-TRACK-BELLOWSCOPE」のSRマウントを仕留めました。2本丸レールが折り畳める珍品です。国内では貴重… ミノルタSRマウントは、フランジバックが短いためにカメラのデジタル化後は使えない骨董レンズ群になっていましたが、ミラーレス一眼の時代になって、普通に使えるマウントに復帰しています。マウントアダプター併用によりベローズ用レンズや引伸ばしレンズを使える道具として、この小林精機製作所の輸出ブランド「KOPIL」の名作ベローズ装置も現役復帰を果たすことに… レンズ側マウントには「M42マウントアダプター」や「ライカLマウントアダプター」が市販されていますから、各種レンズ遊びの母艦としての使用価値十分… ・ 既に所有する品とは別の「E-LUCKY B 1:3.5/75」が手元に来ました。両者を比べると、明らかに別のOEM製造者の製品です。どちらも1:3.5のトリプレット型ですが、レンズコーティングの反射色や点光源の大きさ、位置などすべて異なっています。鏡胴意匠がまったく違うし、絞り環の回転方向も逆で、名称以外は何一つとして同じものはありません。何と社名の刻印すら異なっている始末で、両者の製造時期が異なっていたのかなど、詳細はまったく不明です。 ・ ☆ 2014/11/29 雨の朝でしたが、雲の切れ間から陽が射したり、初冬の時雨模様という天気です。南関東ではめずらしい… 今日は新調の墓の開眼供養です。いよいよ宗旨替え… ・ 昨夜、刺網に「EL-NIKKOR 50mm 1:2.8」が掛かりました。ダブルガウス型になった新型です。これも既に廃版になっているのですが、産業用レンズとして同じレンズ構成で製造は続いているようです。50mm級の中では評判が良いようで楽しみ… ・ 午前10時からの開眼式の間は雲間から陽も覗くという天気で、無事終えて帰ってくると驟雨が襲って来ました。何という幸運… ・ ☆ 2014/11/28 暖かめの朝が続きます。昨日の小春日の続きになりそうですが、この移動性高気圧は小規模なので早くも下り坂とのことです。明日は新規に入手した墓の開眼法要があるので、降らずにいて欲しい… ・ 程度最良の「PENTAX BELLOWS UNIT U」が手元に来て、「マウントアダプターK」までもが付いていました。後端面に墨塗りのしてあるものなので、相当昔の品… ・ 「FUJINON-ES 1:4.5/75」も手元に来ました。これは「FUJINAR-E 1:4.5 f=75mm」の後継機で、点光源の反射像の大きさを比べると両者同じで、同じ位置関係ですからレンズ玉は同じものと思われますが、コーティングの反射色は若干違います。オルソメター型の「EP」と同様な鏡胴意匠にして、絞り羽根は9枚から8枚に減らしています。軽量になったのは真鍮からアルミへと鏡胴材質を変えたためです。 ・ ☆ 2014/11/27 まだ日の出前なので空の具合は見えませんが、雨は上がっています。今日は降っては困るのだ… ・ 昨夜の刺網に「E-LUCKY B 1:3.5/75」が掛かりました。これで同一鏡胴意匠の一つのシリーズが揃ったことになりそうです。時代によって鏡胴意匠は変化しています。その全容を知るのも一つの楽しみ… 写真文化の華である暗室業務は、プロアマ問わず壊滅状態だと思われます。そこの備品は散逸の憂目に晒されています。今がそれを後世に残す最後の時期だと思います。断片とはいえ、少しでも現物を残す動きをすることは、文化の神髄たる無駄の実行なるべし… ・ 今日は山の神の随身で上棟に立ち合いました。本当に1日で基礎の上に屋根から外壁までほぼ完成です。それにしても、小春日和で良かった… ・ ☆ 2014/11/26 本格的な雨音に目覚めた朝です。今月は降水量が低めだったのですが、これで大きく挽回しそうです。寒さも少し戻った… 今日も庭師は休業です。何か手仕事に勤しまねば… ・ 昨夜、巨大漁場に刺網を入れて「PENTAX BELLOWS UNIT U」を水揚げしました。この型は、最小光路が31mmと歴代PENTAXベローズ装置の中で最短となっています。マウントは「Sマウント(M42)」ですから、近年引伸ばしレンズを用いる遊びの主力フォーカス装置であるM42システムの中にそのまま組み込めます。フランジバックが18mmである「Eマウント」カメラであれば、75mm級の引伸ばしレンズから無限遠が楽々出せますし、105mm伸ばせますから等倍超えの接写も容易です。重量も三脚台座を抜けば355gと軽量なので、手持ちで使える簡便さです。最短にした時に蛇腹がすべて隠せるのも携帯時に安心な点です。カメラ側マウント金具が外せるので、カメラの装着性が優れています。 また、角レールなのでフォーカス中の光軸のブレも少なく、左手で操作出来るのも優れている点です。まこと死角の少ない逸品… ・ ☆ 2014/11/25 今朝も暖かめです。雨の予報があったのですが、まだ降っていません。この崩れは明日までにして欲しい… ・ 昨夜「FUJINON-ES 1:4.5/75」が刺網に掛かりました。「FUJINAR-E 1:1.45 f=75mm」の後継機種だと思われます。「FUJINON-E 1:5.6 f=75mm」がオルソメター型になったのに対して、従来のテッサー型を継承した機種だと思われます。歴史の一片の水揚げ… 亭主は「FUJINON-EP 1:3.5/50」という「EP」シリーズの機種も所有していますが、焦点距離の表記方法がそれと同じなので、両者は同時期の製品なのでしょう。「FUJINON-E」を「FUJINON-EP」とし、「FUJINAR-E」を「FUJINON-ES」としたのでしょうか… また、1950年に「E-Recter」シリーズで開始した「富士写真」の「引伸ばしレンズ」は「FUJINAR-E」と改名したのですが、その時期は「富士写真フイルム」が製造していた時代であり、鏡胴意匠もそのままでだったことも実物の画像で分かりました。現在数多く流通しているプリセット絞り鏡胴の「FUJINAR-E」シリーズは、「富士写真光機」に製造が移管された後に意匠変更されたものであることが窺えます。この間の時期的なものなど、その歴史の概要でも知ることが出来たらいいのですが… ・ 国産の引伸機の一方の雄であった「LUCKY」藤本写真工業の引伸ばしレンズ「E-LUCKY」シリーズには、同じ焦点距離で2系統の鏡胴意匠があって、絞り開放値やレンズ構成が異なっているのですが、製造時期によってそれぞれの系統で異なった鏡胴意匠の製品が存在しています。恐らく、複数のOEM製造元からの供給だったのでしょう。これらの製造元や時系列意匠変遷を把握するのも愉しみの一つです。 なお、同社は戦前にスプリングカメラを製造した履歴があり、それに組み込んだレンズはシュナイダー製との情報もあります。 ・ 雨が降り出したので、今日は庭師休業です。この雨は明日まで続くようです。明後日は山の神新規事業物件の上棟なので、それまでには止んで欲しい… ・ ライカLマウント用のスペーサー制作を画策したのですが、マウント面がえらく狭い引伸ばしレンズが多く、汎用性が薄そうなので、その企画はボツにしました。引伸ばしレンズの幾つかに付属していた0.3mm厚のスペーサーが数枚在庫しているので、これで間に合いそうだし… ・ 先日網に掛かっていた「MINOLTA EXTENSION BELLOWS」(model 1)を、近場の店なので引き取ってきました。蛇腹の程度は悪いものと覚悟していたのですが、案外良品でした。 元箱の表示や同梱の説明書、本体折り畳みボルトの形状などから判断すると、 「千代田光学精工」から「ミノルタカメラ」へと社名が変更になった1962年以降、後継機種の「BELLOWS V」が上梓された1969年までの期間、製品末期の製造と思われます。OEM製造者である「小林精機製作所」が倒産したのは1968年ごろですから、供給が途絶えたために必要に迫られて後継機種が誕生したのかもしれません。この既に滅亡して久しい「SRマウント 」の品も、ミラーレス一眼の時代になって、レンズ遊びの道具として貴重な存在に… ・ ☆ 2014/11/24 勤労感謝の日の振替休日の朝も冷え込みは緩んでいます。今日も小春日和になりそう… ・ 亭主所蔵の75mm級引伸ばしレンズをKマウントカメラで最短光路時に無限遠に近付ける試みは一応完成しました。その試行錯誤の過程で、それぞれの引伸ばしレンズのフランジパック値を知ることも出来ました。オーバーインフ0にまで出来たものもありますが、0.1mm程度残ったものの方が精神衛生上は良いようです。その成果は「引伸ばしレンズをデジタル一眼レフカメラで使う」として設けた部屋に収めました。 この微調節が可能になったのは、自作スペーサーのお陰です。0.2mm厚のポリプロピレンシートは強度があって、とても扱い易いものです。0.3mm厚のシートも存在しているらしいので、入手してスペーサーに加工したいものです。 なお、引伸ばしレンズに付属していることがある金属製スペーサーの厚みは0.3mmなので、これを併用すれば、オーバーインフ0の実現可能性が高まります。 また、亭主が自作したスペーサーはM42マウント用ですが、ライカLマウント用も作ると、引伸ばしレンズ取り付け時に調整する部品とすることが出来ます。サイズ別に色を変えると見分け易いかも… ・ 曇り空なので絶好の剪定日和です。眩しくないので枝が切り易い… 庭師四日目は、木斛とイロハモミジの強剪定を仕上げ、次郎柿は隣地へ伸びそうな脇枝だけを落として、他はあまり剪定しないことにしました。これで来年は久しぶりで実りを食べられるかも… ・ 三人でつい四つ割に次郎柿 雌山 ・ 頑張って裏庭の寒椿&藪椿の9本並木のうち3本の丈詰めまで行ったところで本日の体力が尽きました。椿並木は山の神の託宣で約2mの高さで切り飛ばします。切るのは左程疲れないのですが、切り枝を拾い集めて集積場所まで運ぶのが難儀で、それでへとへとに… 残る大物は椿並木の残り6本と超大物のクロガネモチです。灌木の刈り込みもあるので、後始末を含めて少なくともあと3日は必要… ・ ☆ 2014/11/23 勤労感謝の日です。その昔は新嘗祭、実りを感謝する祭日です。今日も冷え込みは少し緩んでいる… ・ 最初のEマウント135判カメラの入手は、「新型」が発売された後に中古相場の下がるであろう「ILCE-7」の調達にしようと考えています。手ぶれ補正機能の付いた「新型」への乗り換えは多いのではないかとの読みです。それまでは、75mm級の引伸ばしレンズを「K-3」で快適に使うためのヘリコイドシステムのベターな組み合わせを追求せねば… 「K-3」での最適な75mm級ヘリコイドシステムを作って置けば、「Eマウント」カメラを導入しても、M42へのマウントアダプターを付加するだけですぐに最適なものに出来ます。それは当然ヘリコイドを含むものにすることが可能ですから、より近接に強いものに出来ます。互換性を高めるのが亭主の流儀… ・ 快晴になったので、午前中は庭師の三日目です。梅を1本とウバメガシを1本仕上げました。碌に実の生らない梅(白加賀)は徒長枝が毎年1m以上伸びます。少しずつ大枝を詰めて行かないとえらいことに… 毎年剪定し過ぎて実の成らない次郎柿や木斛、イロハモミジなど、まだ大物が4本以上残っています。その中の難物はクロガネモチです。5メートル級だし、足場が悪くて一番切り難い…元々狭い庭に植え過ぎているのです。裏庭の寒椿並木の丈詰めも求められているので、結局、あと5日程度は必要な状況です。去年の倍の切り枝が出そう… ・ ☆ 2014/11/22 少し冷え込みの緩んでいる朝です。今日の午前中は地域自治会の防災訓練があります。来年は班役員の番なので動員された… ・ 引伸ばしレンズの一般撮影用システムは、M42ヘリコイド接写リング等を利用したものが多いと思います。これの場合、色々なリング類を組み合わせて無限遠を出せるようにするのですが、ぴったり無限遠にするのは極めて困難です。どうしても少量のオーバーインフが残ってしまいます。ヘリコイドの繰出量の全てを近接撮影に使用することが快適な撮影に繋がりますので、限られた繰出量を消費するオーバーインフは極微量に止めたいものです。 しかし、M42リングは光路が小さいものでも5mmから6mmです。オーバーインフを調整する道具としては不適です。0.2mm以下に止めるのが理想的なので、そのためのツールを開発しなくてはなりません。亭主は、書類などを挟んで整理するための事務用品「クリアファイル」を利用したスペーサーを制作してその用に充てています。この「クリアファイル」は厚さが0.2mmが一般的で、0.3mmのものもあります。材質はポリプロピレンなので圧縮に強く、スペーサーにして締め付けても光路寸法が変化しません。亭主の自作品を数枚重ねて接写リングで挟んで強く締め付けても、目盛り5/100mmのノギスで測る限り、枚数分の厚さがきちんと出ます。 スペーサーは内径42mm、外径約50mmのドーナツリングです。内径部は「サークルカッター」で切り抜くと作業が容易です。このツール、何かと使える便利なものですから、カメラ弄りのための設備投資としては有効かと… 外径部は、接写リングに挟んではみ出した部分をカッターナイフで切るのが簡便です。これでドーナツリングは出来上がります。これを数枚M42システムの中に挟み込めば、0.2mm単位でのオーバーインフ節約が可能となります。0.3mmも入手出来れば最小0.1mmのオーバーインフも可能に… なお、1mm以上のオーバーインフを解消するための部材として、1mm厚のドーナツリングを制作すると役立ちます。1mm厚アルミ板をドーナツ状に切り抜くだけですが、作り方としてはコンパスで書いたケガキ線に沿って電気ドリルで接近した穴を開けて行き、その穴同士をニッパで切り繋げるのです。最後は甲丸ヤスリなどでケガキ線のとおりに削ります。こうして作ったドーナツリングは、マウント外径が小さな接写リング等に純正「マウントアダプターK」を付けるときにガタと光線漏れを防ぐツールとしても役立ちます。1枚は作っておいて損は無い… M42マウントの雄ネジは3.5mm程度の長さがあります。1mm程度のスペーサーを挟んでも、残りの長さで必要な接合強度は保てますから、これを利用して快適なシステムを構築出来るのが楽しい… ・ ☆ 2014/11/21 昨日の午後降り出した冷たい雨は上がり、快晴の朝です。冷え込んでいますが、日中は暖かくなりそうです。木々がまだ濡れているので、庭師はパス… ・ 標準レンズのそれである焦点距離50mmの引伸ばしレンズ全てを無限遠で使えるように出来る目途が立ったので、そのためのカメラを調達するモチベーションが高まりました。ターゲットの135判「α7」は新型が発表されたので、旧型の値が下がることも期待出来ます。来月にはいよいよ一歩踏み出すかな… もしEマウントカメラを導入したなら、既に死蔵している「MINOLTA AUTO BELLOWS V」が活躍出来そうです。これのカメラ側マウントをM42に換装するのも課題でしたが、それをせずとも専用BELLOWS用レンズで無限遠が出せるように出来ます。追い風はますます強く吹く…
昨夜、8枚玉タクマーV期型が巨大漁場で水揚げされましたが、曇りと前玉に傷との触れ込みのものでも9K近くの競り値になりました。亭主は、瑕疵の分かっているものには網を入れません。 なお、今の漁場に数匹の8枚玉タクマーが泳いでいますが、端っから高値で、誰も網を入れないようです。適正相場は良品で12K以下といったところかな… ・ ☆ 2014/11/20 今年一番を更新する冷え込みですが、慣れてきたせいかさほどには感じない朝です。日中は曇りで小雨もあるかもとの予報ですが、まだ薄曇り… ・ 引伸ばしレンズ「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm」や「EL-NIKKOR 1:5.6 f=80mm」は、φ32.5mmP=0.5ねじマウントにライカLマウントが捻じ込まれているダブルマウント構造です。何故このような構造になっているのか、知りたいことが増幅しています。アタッチメントがφ34.5mmP=0.5というのも悩みの種です。適合するステップアップリングの入手が困難です。 ・ 「FUJINON-EP 1:3.5 f=50mm」のフランジフォーカスを調べたところ、37mmしかありません。SONYのEマウントはフランジバック18mmですから、残る19mmでマウントを含めたフォーカス装置を収めなければならないことになり、BORGのM42システムでは不可能です。それまでのテッサー型ではなく、オルソメター型にしたためなのでしょう。同じオルソメター型でも「FUJINON-EX 1:2.8 f=50mm」の方は38.5mmのフランジフォーカスなので可能なのですが… BORGのM42システムはマウント部の光路がEマウントで8.7mmです。これを1mm短縮できれば無限遠が可能に出来る計算となります。ボディキャップなどを利用してM42マウントを作れば成立するかも… ・ 午後所用で外出したら、戸外は真冬の寒さです。大粒の雨も降り出して、これはいかん… ・ ネット上を漁ってEマウントを最小光路でM42に変換できるマウントアダプターを見つけました。「muk UM42-NEX」です。これは光路1.6mmとのことですから、楽々無限遠が出せます。α7買ったら一つ調達せねば… ・ ☆ 2014/11/19 冬型の気圧配置で好天が続きます。今日は庭師の続きをするかな…もうすぐ手術後一年ですが、体力の回復は未だなので、無理をせずに午前中で切り上げるつもり…気長にやりますべ… ・ 昨日届いた「E-LUCKY 4 ELEMENT 1:4.5/75」の定点試写を行いました。無限遠の解像感は絞り開放から十分です。少し暗いレンズのせいもあるのでしょうが、一般撮影にまったく不足は無さそうです。 ・ 再開した庭師業務は予定通り午前中で切り上げました。成果は金木犀2本と藪椿1本です。いずれも1.8メートルの脚立天板に立ってようやく切り枝根元まで手の届く高さなので、四方を切るのが大変… 切り枝は纏めて積み上げているのですが、およそ軽トラ荷台1台分か…
夕方になって、投網で一網打尽にした引伸ばしレンズが届きました。「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm」、「FUJINON-EP 1:3.5 f=50mm」、「E-LUCKY B 1:3.5/75」及びその他「FUJINAR-E」2本です。これで3Kですからにんまり… 「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm」は面白い鏡胴です。ダブルマウントになっています。「FUJINON-EP 1:3.5 f=50mm」はオルソメター型であることが分かりました。プラ鏡胴の魁のようです。ゴム環が緩くて空回りするのが難点… ・ ☆ 2014/11/18 曇り空なので寒さが少し緩んでいる朝です。 今日は山の神の随身で、道路拡張用地収用の説明会に行きます。山の神の新規事業用地にほんの少し懸かっているだけなので、収用対価は4桁以下の見込み…ついでに周辺市場調査と事業物件基礎工事の進捗を見分予定…
基礎工事は鉄筋の配筋とベタ基礎の底盤部コンクリート打設が完了しました。20日に立上り部型枠組みとそこへのコンクリート打設の予定です。27日に雨でなければ上棟なのですが、さて…
網に掛かっていた「E-LUCKY 4 ELEMENT 1:4.5/75」が届きました。レンズ内は美品です。外傷も見当たらぬ良品でした。この引伸ばしレンズ、4 ELEMENTと表示されているように4枚構成です。ただし、凸凹・(凹凸)の3群4枚テッサー型です。ローレットの切られた絞り環にゴム環が被っています。絞り羽根は5枚ですが、円形に近付くように羽根の縁は曲線状です。 ・ ☆ 2014/11/17 今日も晴れて寒い朝です。薄雲が懸り始めていますが、日中も穏やかでしょう… 昨日の喬木剪定の効果で、それまで遮られていた朝日が家の中に深く入っています。寒くなる季節に有難い暖房… 昨日は庭に生った今年の初ミカン(八朔ですが…)を試食しました。年によって強いことがある苦味は薄く、甘み、酸味もほどほどで、まずまずの出来ですが、去年の不作と異なって数が多い(推定200個)のがこれからの悩みです。まだ少し青みが残っているので、難儀な収穫業務は年末かな… ・ 巨大漁場に入れた網張りに獲物が掛かりました。このところ嵌まっている引伸ばしレンズです。群れで泳いでいたものは投網で打尽にしたのですが、中には不要なものも混じっていそうです。 成果としては、「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm旧型」、「E-LUCKY 1:3.5/75」、「FUJINON-EP 1:3.5/50」そして「E-LUCKY 4 ELEMENT 1:4.5 75mm 」です。ほかに「FUJINAR-E」も2個混じっていますが、既蒐集なのと程度が悪そうなのとで、それらは雑魚箱へ… 別々の網に掛かった二つの「E-LUCKY」は同じ75mmですが、レンズ構成と明るさが異なっています。その違いを見るのも楽しみの一つです。これまで入手した「LUCKY」はどれも好印象なので楽しみ… また、「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm」は既に新型を所有しているのですが、旧型はどう違うのかが見所… 「FUJINON-EP 1:3.5/50」はレンズ構成に興味があります。あと「FUJINON-E」と「FUJINON-ES」が揃えば、富士フィルムの引伸ばしレンズ50mmがすべて揃い踏み… 引伸ばしレンズには洋物もあるのですが、どれもお代が丸っと1桁は上なので、遊びで手に入れる対象ではありません。なので、当分手出しはしなそう… ・ 先日網に掛かった「E-Recter 1:3.5 f=5cm」が届きました。鏡胴の意匠を比べると、先に入手した「Lucky 1:3.5 f=75mm」と同じです。やはりOEM製造なのは確かに思えます。 ・ ☆ 2014/11/16 晴れて冷え込んでいる朝です。日の出が遅くなって、まだ暗い… ・ レンズにコーティングし始めたのはツァイスのようです。1930年のことらしいのですが、それが一般的になったのは何時頃からなのでしょうか。特許の関係があったのでしょうから、それが切れた1950年以降なのかも… ・ 今年も庭木が茂ったので、庭師を始めました。去年の初冬、胃手術前に剪定して、もうそれが最後と思ったのですが、体力が少し回復しているのでやる気になりました。手始めに日蔭を作っている南庭の大物に取り掛かり、4メートル超のヤマモモに梯子を掛けてよじ登りました。軽トラ荷台半分ほどの嵩になる枝葉を切り、それだけで疲労困憊です。去年はそれに加えて同クラスの高さの金木犀2本と月桂樹を切れたのですが、今年は駄目…庭全部を剪定し終わるのは月が替わりそう… ・ 各種レンズ遊びの母艦調達が目下の関心事です。ハイエンド機では出費が嵩み、遊びの対価としてはいかがなものかなどと迷いが生じています。次善の策として、ミドル機種を選べば80K近く出費を抑えられます。機種性能を忖度するようなレンズ達ではないので、それで十分かも… ・ ☆ 2014/11/15 朝の冷え込みが冬らしくなってきました。街路樹の欅はすっかり色付いて、そろそろ葉を落とし始めています。ここ半月が難儀… ・ 昨日、雌山亭御料車を車検に出しました。今日戻ってきますが、7年経ったバッテリーが能力低下と言われたのと、ヘッドガスケット部からオイル滲みがあるとのことで、少し予定外の出費になりそうです。オイル滲みの方は添加剤の注入で改善するとのことですが、バッテリーが上がると電子ロックが解除できないために車の中に入れなくなります。壁に接近して駐車するため、鍵穴がドライバー側にしか付いていないのはこんな時に不安です。一般的なバッテリーではないので、安売り品はありません。寒さは懐にも… ・ また珍品が網に掛かりました。「E-Recter 1:3.5 f=5cm」です。富士写真フイルムが1950年から製造を開始した引伸ばしレンズシリーズの末弟です。このころは大判用レンズにも「Recter」銘を付けていました。当時は光学ガラスの製造もしていたようです。 レンズ構成はテッサー型で、後に「FUJINAR-E」シリーズとなって鏡胴意匠と名称を変更しています。その時に絞り開放を1:4.5と少し暗くしていますが、それは絞り開放性能が今一だったためなのかもしれません。 60年以上前に生産された品で、レンズ・コーティングされているのか不明です。漁場に競争者が現れなかったので、安く入手出来ます。ほくほく… ・ ☆ 2014/11/14 この冬一番に冷え込んだ朝です。初めて1桁… ・ 「BORG」QマウントのM42システム最小光路は実測20.5mmです。Qマウントのフランジバックは公称9.2mm、合計29.7mm、これを上回るフランジフォーカスでないと無限遠が来ません。亭主の自作バレルレンズ「Hexanon 1:1.9 47o」は約30mmと計測済みなのですが、実際に取り付けて無限遠風景を写してみないと確証は得られません。宇宙に行った「Rokkor-PF 1:1.8 45o」は約35mmと長めなので大丈夫でしょうが… ところで、「Rokkor-PF 1:1.8 45o」の方は絞り開放付近の性能が劣っていて、絞らないと使えないのは接写に使って分かっているのですが、同じ大口径「Hexanon 1:1.9 47o」は良い印象がありました。無限遠付近の絞り開放時解像感がどれくらいなのか、楽しみは色々…
色々と試した結果、どれも無限遠を出すことが出来たのですが、押し並べて色収差が大きいことが分かりました。そんな中でも「Yashinon 1:2.8 4.5p」は暗めのせいか開放から良好で、もしかすると富岡光学製なのかもしれません。やはり135判カメラで使いたいという欲求が高まります。絞り装置さえ諦めればもう少しフランジバックを短縮できるかもしれないので、それに向けて工作熱が再燃しそう…
このような古いレンズや引伸ばしレンズたちは、押し並べて逆光性能が現在のレンズより大きく劣っています。フレアーやゴーストは出まくりです。レンズ・コーティングによる差が大きいのだと感じました。それだけに、味のある写真を作るのは簡単至極かも… ・ ☆ 2014/11/13 あまり冷え込んでいない快晴の朝です。今日は散歩日和… ・ 思い切って、「Qマウント」のためのM42システム構築に踏み出しました。昔の距離計連動カメラから取り出したレンズ達を無限遠まで使うためです。「Qマウント」のフランジバックは9.2mmです。これに付ける「M42-Qアダプター」の光路は9.5mm、最小光路のヘリコイドは11mm、合計で29.7mmです。自作の絞り装置に取り付けた「Yashinon 1:2.8 4.5p」と「Hexanon 1:1.9 47o」及び「Rokkor-PF 1:1.8 45o」がこれより大きなフランジフォーカスなので、無限遠が出せる計算です。 亭主の所有する「Q7」で使う場合、換算焦点距離が5.5倍になってしまいます。つまり約250mmの超望遠に…しかし、開放から最小絞りまでその効果を検証可能なシステムですから、遊びの価値は大きそう… ・ 「Qマウント」用の「BORG」M42システムが手元に来ましたが、実測すると、公表値と少しずれがあります。無限遠を出すのには微妙な数字なので、もう少し精密に測定して公表してもらいたいもの… ・ ☆ 2014/11/12 雨の朝は少し気温が下がっています。午後には晴れて南風が強く入り、暖かくなる予報… ・ 昨日届いた「E-HEXANON 1:3.5 f=50mm」には後玉内側に菌糸状の白黴が這い回っていました。早速分解をと思いましたが、カニ目が小さく、手持ちのピン先では太すぎます。ダイヤモンドヤスリで細く加工して使えるようにしました。 取り出した後玉は貼り合せで、前群凸凹、後群(凹凸)のテッサー型であることを目視することが出来ました。このクラスの引伸ばしレンズはレンズ玉を取り出せないモールドしたレンズホルダーのものが多く、レンズ玉の小端を見れないものが多い中、整備のためには中々優秀な構造です。これならバルサム切れしても貼り直しが可能… 後玉前面にのみ繁茂していた白黴は容易に除去出来て、痕も残りません。クリアな視界を取り戻した…無限遠の写りが見たい… ・ 随分以前にレンズシャッター式距離計連動カメラの整備に嵌まっていたころ、肝心の距離計が死んでいたり、技能未熟故に整備中シャッターを死なせたりした個体からレンズ群を取り出し、既存の絞り装置を活用して接写用の道具としたことがあるのですが、いわゆる標準レンズであるこれらのバックフォーカスは押し並べて小さいものの、うまくすればフランジパックが18mmであるEマウントデジタル一眼で無限遠が出せるものもあるのではないかなどと妄想中… レンズシャッター式距離計連動カメラから取り出したシャッターを含む絞り装置は、PENTAXの純正「接写リングS」の1から雌部を抜き出した中に納めることが可能で、それによりM42マウントのバレルレンズとすることが出来るのです。絞り付シャッターは共通規格なので、1つ作れば多くの種類のレンズをその前後に捻じ込むことが可能なのです。 カメラの価格破壊者の魁のキャノネットや宇宙に行ったミノルタハイマチック、銘玉との誉れ高いコニカヘキサノンなど、多くの種類のレンズを無限遠で使える存在にする望みがあります。この実験の誘惑はかなり強烈… とりあえずは手持ちの「Q7」で実現を模索しようかなどと、必要機材の調達に向けて準備開始… ・ もしEマウントのカメラを使用した場合、最小のヘリコイドシステムが成立するために必要なフランジバックは37.7mmです。これ以上のフランジフォーカスを有するレンズでないと無限遠が出せません。必要なシステムを調達する前に、それを充足しているのか調べる必要があります。よし、何とかせねば… ・ 早速最も光路の短い「PENTAX BELLOWS UNIT U」を用いて亭主のM42ホルダーに装着して各レンズのフランジフォーカスを調べたところ、「Yashinon 1:2.8 4.5p」と「Hexanon 1:1.9 47o」が30mm、「G-Zuiko 1:1.8 4.2p」が29mm、「Rokkor-PF 1:1.8 45o」が35mmであることが分かりました。いずれも37.7mmを下回っているので、Eマウントではフォーカス可能な無限遠の出る存在にはならないことが判明しました。 しかし、フランジパックが9.2mmである「Qマウント」であれば、どれも無限遠が出せることも分かり、システムの構築に食指が大きく動きました。 ・ 午後になって「E-HEXANON 1:3.5 f=75mm」が届きました。とても程度の良い品でした。先に入手した「E-HEXANON 1:3.5 f=50mm」と同様な意匠ですが、3群4枚構成のレンズ群が少し変わっています。レンズ面の反射から判断すると、絞りより前は1群1枚で、後が2群3枚です。テッサー型だとは思いますが、絞りの位置が変わっている… ・ ☆ 2014/11/11 雲の厚い朝です。関東だけがぐずつく予報で気温も上がらない… ・ 昨日は好天に誘われて六本木に出張って行き、国立新美術館で今年から開催することになった日展を見て来ました。1階2階にそれぞれ洋画と日本画の部屋があり、どちらも2階の部屋に展示されている方が相当に下手です。特に洋画の方の人物画は押し並べて酷いものでした。その点、1階に展示されている絵は、日本画、洋画共に、あげつらうところが少ないものばかりと見えました。金色の札が付いているのも1階です。 この手の公募展に通弊を囁かれる審査員の目もあながち節穴ではないと納得… そもそも日展見物に行った目的は3階の「書」の部屋で、山の神の随身です。ここでは、新入選の作品はおしなべて力があるように見えましたが、無鑑査の作品はどれも凡庸です。その地位にあぐらをかいていること歴然… 工芸の部屋では、陶器や鋳造、木工、漆芸などの作品が並んでしましたが、壁面展示物は別として、平場に置かれた造形物については、用に足る作品以外は目を引かれませんでした。人形は別として、単なるオブジェが目的では、どんなに凝ったものでも工芸の価値無し…用の美とはよく言ったもの… 国立新美術館は初めて足を運びましたが、その建物はいただけません。そもそも陽の当る壁にガラスの凹面を用いるなんぞ何を考えているのかと、その設計者の素養見識を疑います。これも用の美を無視した空疎な意匠と言うべきなり… ・ 巨大ネット漁場に入れていた網にまた珍品が掛かりました。引伸ばしレンズ「E-HEXANON 1:3.5 f=75mm」です。あまり市場に出て来ない品で、少し高価でしたが、小西六の実力が見てみたいと手を出してしまいました。これはヘリコイド装置により「K-3」で無限遠撮影が可能だろうと思っています。手元に来るのが楽しみ… ・ 昼前に、「E-HEXANON 1:3.5 f=50mm」と「Lucky 1:3.5 F=7.5cm」が届きました。どちらも8枚絞り羽根のテッサー型であることが判明しました。「E-HEXANON 1:3.5 f=50mm」の方はプリセット絞りです。これを無限遠で使ってみたいという欲求がますます高まる… ・ ☆ 2014/11/10 夜来の雨は止んで、青空が広がっています。空気はしっとりとして、あまり寒くありません。日の出は日増しに遅くなる… ・ 「FUJINAR E 1:4.5 f=90mm」を無限遠から使えるベローズ装置は、最短光路が31mmである「PENTAX BELLOWS UNIT U」であることを確認しました。マウントアダプターは、カメラ側はフランジの無い純正、レンズ側は光路が1.5mmである「BORG」の「M42→M39AD」だと最小のオーバーインフとなります。純正の「マウントアダプターA」は光路が2mmなので、微妙に無限遠ではない… このベローズ装置は角レールなので光軸が安定し、無限遠絞り開放時の画像品質が向上します。他のベローズ装置使用時の画像では、無限遠絞り開放性能が他の兄弟たちより大きく劣っていると感じていましたが、それほどではないと見直しました。 また、三脚座を取り外せば、手持ちでの取り回しも向上します。 ところで、この角レール、Kマウント化後も後継が出ましたが、それらは最短光路長が伸びてしまい、この引伸ばしレンズで無限遠を出せなくなってしまいました。 ・ 巨大ネット漁場に入れていた網に珍品が掛かりました。「E-HEXANON 1:3.5 f=50mm」と「Lucky 1:3.5 F=7.5cm」です。競合者も無く、合わせて\1Kですから、タダ同然… 前者は後年ミノルタと合併した小西六の引伸ばしレンズですが、後者の素性が分かりません。飾銘板には「Fuji Photo Film Co.」と記されています。「LUCKY」というのは「藤本写真工業」のブランドだと思っていたのですが、「富士写真フイルム」のブランドでもあったとは… 前者は鬱勃たる「無い物強請りの物欲」を強力に刺激しそうな存在ですが、後者は現状でもヘリコイド装置との組み合わせで使えそうです。佇まいは相当に古そうなので、どんな写りか楽しみです。ますます深みに嵌まりそう… 後者の情報をネット上に探ったのですが、まったく見つかりません。「LUCKY」というのは「藤本写真工業」の引伸機ブランドですから、これにバンドルされていた可能性が考えられます。レンズ自体の供給元は「富士写真フイルム」だったのかもしれません。鏡胴全体がメッキされていて、レンズコーティングもされていない時代の品かもしれません。レンズ構成がどのようなものかとか、状態が使い物になるのかとか、何かと微妙… ・ ☆ 2014/11/9 予報では雨ですが、まだ降っていない朝です。気温は高め…
ベローズ装置で無限遠から使うために引伸ばしレンズの蒐集をしていたのですが、その過程で、焦点距離が短くてベローズ装置では無限遠の出せないものたちの入手も進んでしまいました。これらについても、ヘリコイド装置を使用すれば無限遠が出せるものがありますが、それが出せないくらいに短い焦点距離のものも溜まってしまいました。 無限遠は出せなくても、接写ならその活路は開けているのですが、無限遠からの一般撮影にも使ってみたいという欲求も高まります。「無い物強請りの物欲」という始末の悪い感情です。 亭主のデジタル一眼レフカメラでは焦点距離が短くて無限遠が出せなくても、フランジバックが短いためにそれが可能となる存在があります。ミラーレス一眼です。亭主は「Q7」を所持しているので、これを使用することで実現が可能なのですが、フォーマットが小さいために望遠レンズとしてしか使えません。そこで他の選択肢に眼が向きます。 「Q7」ではフォーマットが小さくて不満という感情がある以上、なるべく大きなフォーマットで実現する、すなわち短い焦点距離を生かす方向で使えるものという方向性となります。そうなると、現状ではSONYの7シリーズということになります。 「Q7」の不満点は背面モニターによるフレーミングの不便さです。老眼世代のスナップ撮影用には不向きであると断定しているので、これの無い機種は端から選択外です。 折角導入するのですから、高画素の方が望ましく、どうせスローなレンズを使うので高感度は二の次です。そう考えると、現状では「ILCE-7R」がベターということになります。 肝心の引伸ばしレンズ群を取り付ける方法としては、「BORG」の各種カメラマウントの中から品番「5013」を入手し、これにM42マウント機器を取り付けるためのアダプターである品番「7843」を入手することで、既存手持ちのM42システムが使用可能となります。 なお、短いフランジフォーカスのため、光路の短いヘリコイド装置が必要となります。それが11mmである品番「7840」も入手せねばこの企ては完結しないでしょう。 「5013」の光路は7.2mm、「7843」の光路は1.5mm、「ILCE-7R」のフランジバックは18mmですから、合計26.7mmが最小フランジフォーカスということになります。これに最小のヘリコイド装置「7840」の光路11mmを加えれば37.7mm、これを上回るフランジフォーカスの引伸ばしレンズが無限遠から使えるということになります。 焦点距離50mmの引伸ばしレンズの中でもフランジフォーカスが長めである「FUJINON-EX 1:2.8 f=50mm」のそれは公称38.5mmです。計算上は楽々無限遠が来る筈です。従って、その他の焦点距離50mm引伸ばしレンズも使えるであろうことが推察できます。 また、「ILCE-7R」を導入すれば、マウントアダプターを使用することで手持ちのSマウント、Kマウント等の膨大な手持ちレンズ群を135判で使う道が開けます。同じ焦点距離でより広画角の画像が得られるのです。なかんずく広角系のレンズ群の使い道を広げるツールになりそうです。 特に、あおり装置の付いたベローズ装置の使い勝手が向上しそうです。短フランジバックのマージン18.8mmの分だけ蛇腹が伸ばせ、それだけ無限遠付近でのあおり余地が増えますし、より焦点距離の短いレンズが使えます。 このように物欲の背を押す要因が目白押しなので、ほとんど食指は届きそう… ・ ☆ 2014/11/8 暗く曇った朝です。そのためかあまり冷えていません。この週末から来週半ばまでは雨勝ちの模様… ・ 「EL-NIKKOR 1:5.6 f=80mm 」は、ベローズ装置では無限遠が出せない存在ですが、ヘリコイド装置を使えば無限遠から近接までの一般撮影が可能です。 そのベローズ装置ですが、PENTAXのデジタル一眼レフで使うためには、純正の「ヘリコイド接写リングK」に市販品の「フランジ付きマウントアダプターK」を取り付けたものが最も高性能であると亭主は付き止めました。純正の「マウントアダプターK」では引伸ばしレンズのマウント部直径が小さいため、ガタ及び光漏れを生じてしまうためです。M42-M39変換はフランジ無しを用いないと無限遠が来ません。 この組み合わせなら、最短光路時に若干オーバーインフになり、そこから20mm繰出すことが出来るので、近接撮影距離も短く出来ます。この働き幅を超えるヘリコイド装置は入手出来ないと思われますので、これ以上の高性能化は無理… 「EL-NIKKOR 1:5.6 f=80mm 」はアタッチメントが「40.5mm・P=0.5」です。このままではフィルターやフードの取り付けに不便なので、ステップアップリングの使用が不可欠です。「40.5-49ステップアップリング」ならPENTAXの各種システムが使用可能となりますので、その採用が亭主にはベスト… とにかく、引伸ばしレンズはどれも、今時の交換レンズと比べると逆光耐性が驚くほど低く、フレアー対策は必須です。なるべく長いフードを使うことが求められます。 順光での解像力はまったく問題が無く、フォーカスエイドの安定するF1:5.6でのスナップが楽しめます。 夜などで照明の光を滲ませたい演出なら得意そのものでしょう。光源を画面に入れれば、その周辺には霧が立ち込める… ・ ☆ 2014/11/7 立冬の朝ですが、少し暖かく、台風は南岸遥か沖を通過したので穏やかです。さすがに近付く台風はこれで打ち止めか… ・ 台風の過ぎて晴れ良し今朝の冬 雌山 ・ 最近、引伸ばしレンズの蒐集が続いたので、新たな格納部屋を設けました。ベローズ装置で無限遠から使えるのは焦点距離90mm以上のものですが、それより短いものでも、ヘリコイド接写リングの使用などで無限遠撮影が可能な物もあります。 しかし、最も市中に玉数が多い焦点距離50mmでは、無限遠撮影はミラーレス一眼のみのこととなってしまいます。なので、亭主の好きな赤烏帽子(PENTAXデジタル一眼レフ)では超接写専用に… ・ ☆ 2014/11/6 どんよりしっとりとした朝です。台風に吹き込む北東気流に支配されているためでしょう。今日は小雨もあるかも… ・ ☆ 2014/11/5 曇り空の朝です。もう台風の影響のようです。冷え込みはあまり強くありません。今日は税務署に納税証明を取りに行く… 台風は小笠原付近へと北上するようですが、同海域を荒らし回っている支那の密漁船の避難入港を許さないと国土交通大臣が宣言…当然の姿勢ではあるものの、どしどし拿捕することも必要…
☆ 2014/11/4 昨日とは一転、冷え込む朝です。立冬を間近にして、冬の気配来襲か… 一方、南海には台風が北上しています。偏西風が列島に沿って大きく蛇行しているので、上陸することなく東海に去ると看破していますが、波の高くなる海上船舶は難儀するかも… ・ ☆ 2014/11/3 文化の日の朝は暖かさが戻っています。今日は晴れそう… ・ 地元の業者が造れると言うので任せた裏木戸の新調ですが、既存の古裏木戸を撤去したのはすぐだったのですが、それからが中々進まず、何度も手戻りを繰り返して、今日ようやく造り終えました。その間足掛け二月というていたらく… ・ ☆ 2014/11/2 昨日の雨は上がった朝です。今日は何とか晴れそうな雲行き… 昨日の山の神施主の地鎮祭は、執行時だけ雨が強まるという事態に相成りました。鍬入れ、鋤き入れの後に地縄張りの四隅に米塩お神酒を撒いて回り、祭事は滞りなく行われました。執行の神主は武蔵の国都筑郡特有社である星川杉山神社からの出張で、同神社の祭神は日本武尊とのことです。東国平定の神話を残す祭神ですから、地鎮には好適なのかもしれません。祭中の雨も「雨降って地固まる」の諺の具現か… ・ 新規に入手していた「EL-NIKKOR 1:5.6 f=80mm 」新型のフランジバックを調べていたら、旧型より3mmほど長いことが判明しました。このことにより、PENTAXSマウント純正ヘリコイド接写リングと純正接写リング1(光路9.5mm)とを組み合わせれば、ほんの少しオーバーインフとなる絶妙な状態に出来ることが分かりました。これにより、最短撮影距離は0.7m程度とすることが出来て、非常に使い易い状態に出来ることとなりました。 しかし、ベローズ装置では、どれを使っても無限遠が来ないのは変わらずです。最小光路27mmを確保するためにはマウント部を改造して蛇腹内にオフセットしなければなりません。そんな余地はどれも無さそうなので空論… なお、旧型の方は、光路7.5mmの旧式接写リング1を用いても無限遠が来ません。使うなら新型に限るということに… ・ ☆ 2014/11/1 三連休初日の朝は暗く曇っています。午後までには降ってきそうですが、その午後には山の神領地にて地鎮祭の予定が… ・ 他のものと込みで入手することになった引伸ばしレンズ「EL-NIKKOR 1:5.6 f=80mm」を新旧取り混ぜて3個所持しているのですが、この焦点距離は扱い難いところがあります。ベローズ装置では無限遠が来ないし、PENTAXの純正ヘリコイド接写リングでは5mmほど繰出した状態にしないと無限遠が来ません。それを解消するのに適当な短い接写リングは存在していないので、どうしても近接距離が遠くなってしまいます。その使い方では「f=75mm」が適当なのです。 EL-NIKKORにも「f=75mm」は存在していますが、あまり市場に出て来ません。それに、「f=80mm」は4群6枚オルソメターですが、「f=75mm」の方は3群4枚テッサーのようで… EL-NIKKORには「f=90mm」が存在していません。ベローズ装置で使うためには「f=105mm」を調達するしかないということになります。国内他社のなら幾つかあるのにね… 結局、ベローズ装置のお相手レンズとしては、純正のベローズ用レンズ以外では、「FUJINAR-E 1:4.5 f=90mm」、「FUJINAR-E 1:4.5 f=105mm」、「FUJINON EX 1:5.6 f=90mm」、「FUJINON EX 1:5.6 f=105mm」、「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm」そして「E-LUCKY 1:4.5 90mm」ぐらいが妥当ということになります。このうち「FUJINON EX 1:5.6 f=90mm」は未入手なので、当面の目標に… ・ ☆ 2014/10/31 10月の末日は小雨の朝です。冷え込みは緩んでいても、日中は暖かくならないのかも… ・ ベローズ装置で使うための引伸ばしレンズの入手に手を染めていますが、それらをなるべく短い光軸で使うために、フランジ無しのアダプターを入手したりしています。焦点距離90mm以上ならほとんどの簡易ベローズで使えるのですが、80mmは少し足りません。少しでも光路を短縮して使い幅を広げねば… ・ ☆ 2014/10/30 昨日に引き続いて冷え込んでいる朝です。好天は今日までで、明日からは下り坂… ・ 昨日の散歩の途中、暫くぶりで近所のユニクロの中を通りましたが、すっかり冬着です。買う物も無いので素通り… 東急ハンズではカメラ用ストラップの両端に取り付けるダブル・ナス環を調達しました。本来はキーホルダーなのでしょうが、その大きさが持って来いです。色違いで6個付いて0.95Kなのも魅力です。2組調達したので色違いで6本のストラップが作れる…
☆ 2014/10/28 だんだん夜明けが遅くなっていて、亭主の起床時刻ではまだ暗い… ・ 雌山亭御料車のタイヤを山の神の知人の店にて新調しました。エコとAV用を謳う石橋製です。既存の大分擦り減ったノーマル石橋タイヤとの違いをこんなに感じるとは少々驚きです。曲がり易くなり、加速感、制動感が段違いです。これなら投資効果に満足… ・ ☆ 2014/10/27 昨夜の雨に濡れている庭ですが、日の出の眩しい朝です。今日も曇りがちになりそうな様子…
☆ 2014/10/26 冷え込みは緩んでいる朝です。今日はあまり好天ではなさそう…
☆ 2014/10/25 冷え込んでいる朝です。もうすぐ冬の気配濃厚… ・ 昨日暫くぶりで大型カメラ店の梯子をしてきました。どの店舗にも「Q-S1」のカラバリディスプレイがあり、派手派手しくしています。手に取ってみましたが、新式の丸型グリップは中指を巻き付ける持ち方を予定しているようで、必要十分な形状と納得… ・ ☆ 2014/10/24 3日ぶりに雨が上がった朝です。今日から暫くは好天が続く模様… ・ また巨大漁場に昨日の夜から変な品が泳いでいます。Super-Multi-Coated-TAKUMAR(製品番号37902)の鏡胴にSuper-TakumarW期型(1648***)の飾銘板を取り付けた品です。つまり、「二個一」のバッタ物です。こんな品にも網を仕掛ける人が複数います。いずれもまだ新米漁師のようですが、その獲物の実像を知ってか知らずか… おまけに、この品、距離指標目盛りが付いていないというジヤンクです。貼り付け式のそれが剥がれてしまったのでしょう。それに「B」との自己申告クラス表示までしているというお粗末です。これなら当然「J」じゃろうが… ・ 「Takumar 1:3.5 f=50mm」が届きました。なりはちびっこいのにずっしりとして、何と160gもあります。アタッチメントも無く、フィルターの使用は予定されていない模様です。光学系は綺麗と言えるほどではないのですが、まあまあです。ヘリコイドが物凄く固く、分解整備が必要な状況です。絞り羽根は肉眼や少々の老眼鏡では数えられないほど沢山あります。超拡大して撮影し、数えるしかなさそう… ・ 上記指摘したバッタ物は早速取り消されています。まあいいか… ・ ☆ 2014/10/23 雨が続く朝です。気温は大分下がっています。でも、明日には回復するのかも… ・ 「ASAHIFLEX BELLOWSCOPE」というのが旭光学工業が販売した最初の簡易ベローズ装置です。小林精機製作所がOEM製造した1本丸レールが根元から折り畳める構造です。これは「ASAHIFLEX」用ですから、当然「M37マウント」です。カメラ側マウントは「M42マウント」に換装出来るので、現役のPENTAXデジタル一眼レフを始めとして、ほとんどのデジタル一眼で使用できるのですが、レンズ側のマウントを換装するのは困難なので、これに装着できる「M37マウント」の交換レンズを入手するのが課題でした。 無限遠の出せるレンズは存在していないので、標準レンズを用いて接写用途にするしかありません。そこで、3種類ある標準レンズのいずれかを手に入れようと従来から画策していたのですが、とうとう刺網に掛かりました。最もベーシックだった「Takumar 1:3.5 f=50mm」です。これは3群4枚テッサー型のレンズ構成であり、接写にも向いていると考えられます。手元に来るのが楽しみ… 残る2種類とは、3群5枚ヘリヤー型のレンズ構成である「Takumar 1:2.4 f=58mm」と、4群6枚ゾナー型のレンズ構成である「Takumar 1:2 f=58mm」です。これらについても、入手の機会があったら確保したいものばかりなり… ・ ☆ 2014/10/22 今朝も雨空で、どうやら一日中降りそうです。気温は高めですが、夜には急激に下がる予報… 今日は朝絶食して、午前中の胃内視鏡検査です。去年12月初旬の手術後初の検査ですが、巷のクリニックでは常識の鼻からの検査ではなく、咽喉に入れる旧来の機器なので、少し難儀… ・ 胃の検査は無事終了しました。咽喉を通る時の不快感は何度やっても慣れません。接合部は綺麗で、再発の兆しは無いとのこと…やれやれ… ・ ☆ 2014/10/21 小雨の降る暗い朝です。少し気温高めに戻るも、晩秋の気満ちる… ・ ☆ 2014/10/20 秋晴れはまだ続いています。気温は少し高めの朝です。でも、日中も夏日にはならない模様… ・ 2個目の「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm N」を入手しました。1個目はエキザクタマウントへ改造してあるので、この2個目は「ライカLマウント」のままで使用の予定… 「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm N」は無限遠性能が絞り開放から優秀です。フランジバックも長めなので、レールの折り畳めるベローズ装置の弱点である関節部を過ぎてから無限遠が出ることから、その近辺でのフォーカスが安定します。色んな意味で使い易いのですが、アタッチメントが40.5mmなのが難点です。その解決のためには「40.5-49ステップアップリング」の手配をせねば… 同世代のライバルであった「FUJINON EX 1:5.6 f=105mm」と無限遠性能は肩を並べているのですが、それと同様に照明式絞り目盛りなので、その対策の改造をしなければ撮影レンズとしての性能を生かせません。幸い改造は至極容易ですから問題はありません。その点、洋物の場合は駄目そう… 既に多くの個体を収集している「Super-Takumar 1:1.4/50」ですが、そろそろ的を絞った蒐集に切り替えようと考えています。まだ未確認とおぼしきものを狙うという姿勢が良いのかと…
昨日の漁場では可笑しなことが起きました。8枚玉タクマーV期型の鏡胴に「1330***」というU期型の飾銘板を付けた、いわゆる「二個一」物と思われる品が、何と「\19000」という金額で水揚げされたのです。これはまともな8枚玉タクマーの相場の2倍近い額で、とてもそんなバッタ物に相当する価格ではありません。業者と思われる漁師による水揚げですが、そのバッタ物は外国で売捌くのかもしれません。国辱にならねばよいのですが… ・ ☆ 2014/10/19 秋晴れの続く週末です。昨日今日と新横浜駅から日産スタジアムにかけての処々でフェステバルが開催されています。昨日の散策で知ったのですが、フリマなどもあって、屋台好きは行くべし…
☆ 2014/10/18 先週、先々週と大荒れの週末でしたがこの週末は穏やかです。朝は冷え込みましたが良く晴れています。さて、今日は少し長く歩くかな… ・ 引伸ばしレンズのうち、中古市場で最も品数が多いのが焦点距離50mmのものです。この焦点距離だと無限遠撮影は困難ですから、ベローズ装置を使っての撮影は等倍以上の接写ということになります。そうするとレンズ逆付けが適していますので、リバースアダプターの併用が必要になります。そんな中で、「FUJINON-EX」は先端のアタッチメント部が取り外せて、その取付ネジが「ライカLマウント」なので、リバースアダプターを使用しなくてもレンズ逆付けが可能です。「ライカLマウント」のベローズ装置ならそのまま装着できますし、「M42プラクチカマウント」の品なら「42-39マウントアダプター」を使用することで装着が出来ます。 引伸ばしレンズによってはアタッチメントが付いていない製品もあるので、それらはレンズ逆付けが困難です。その点、「FUJINON-EX」なら手間いらずなので便利です。接写用の定番かも…
☆ 2014/10/17 各地から冠雪の便りも届く季節になりました。今朝も少し寒い… ・ 21個目の8枚玉タクマーが手元に来ました。新規発見皆無の平凡な「V期型」です。漁場にはこのところ魚影が濃いので、網を入れるか逡巡… 投網に掛かったのは「EL-NIKKOR 1:5.6 f=105mm」です。この焦点距離は多くのベローズ装置に配するのに好適な品なので、廃版となっている現在、案外入手難… なお、マウント変換式に改造してある「MAMIYA AUTOBELLOWS 645N」のためにそろそろ大判レンズを入手しようと画策中ですが、取付用の穴を開けた円板を作らねばならないという課題もあったりして… また、後玉部の外径が60mm以下でないと取付出来ないので、どれが適合するのか見極めるのも難題です。さらに、焦点距離は75mm以上なら無限遠が来ると思うのですが、そのあたりの見極めも肝要… ・ ☆ 2014/10/16 10月も後半に入り、強く冷え込んだ朝です。夜具を増やさねば寝られなかった… 今日は午後定例の腹部CT検査です。見張りだけは怠らずに… ・ 漁場に刺網を入れたら、早速鮫どもに喰い破られました。獲物は珍しいものですが、鮮度は落ちていそうなので、網の繕いはしない方針… ・ ☆ 2014/10/15 秋晴れは昨日だけで、今日はもう小雨のぱらつく朝です。移ろい易きは…
☆ 2014/10/14 台風一過ですが、暗い朝です。ほとんど無風で、すこしムッとします。台風が持って来た熱気かもしれません。未明まで風の音が喧しかった… 先週の台風に比べて雨はさほど降らなかったようですが、風は強かったです。通った進路のせいでしょう。先週は左半径が通りましたが、今度のは右半分…それでも庭は左程荒れていません。北風だったせいかも… ・ 昨夜投網を打って、また「8枚玉タクマーV期型」を仕留めてしまいました。8枚玉は21個目です。もう止めようと思っていたのですが、病気かも… なお、現在巨大ネット漁場に出現している安価な「8枚玉」ですが、鏡胴は「V期型」で飾銘板は「U期型」です。肝心の光学系は8枚玉に間違いなさそうです。「二個一」状態になっているこれの来歴が気になる… ・ ☆ 2014/10/13 今日も暗くどんよりとした朝です。琉球奄美を北上していた台風は東に進路を変えて、律義にも日本列島を縦断する構えです。だいぶ気圧が上がっているので、途中で温帯低気圧になりそうですが…
十数年前に「ME super」などのレストアに熱中していたのですが、そのときに大量に入手して置いた裏糊付きのモルトプレーンを久しぶりに取り出したところ、すべてメルトダウンしていました。ウレタンの加水分解です。 ということは、その時レストアしたカメラたちのモルトもすべて同じ状態になっているということで、苦労してレストアした意味が無かったということです。何か虚しい… この教訓から言えることは、カメラのいわゆる「モルト交換」においては、大昔用いられていたウールの黒毛糸と黒フェルトで行わねばならないということです。ゆめゆめモルトプレーンは使うべからず…
☆ 2014/10/12 暗くどんよりとした朝です。段々天気が悪くなる感じ… ・ 久しぶりで「Canon マウントアダプター T3」が刺網に掛かりました。これは「AUTO BELLOWS」を「AUTO」で使うためには必要不可欠とでも言うべき逸品です。そのままでは使えないところが欠点ですが、プラグを付け変えることで、ほとんどのデジタル一眼カメラで使用可能に出来ます。 そもそも「AUTO BELLOWS」はダブルレリーズを使うことで「AUTO」が実現出来るのですが、そのためにはカメラのシャッターボタンにダブルレリーズが捻じ込めなくてはなりません。しかし、カメラが電気で動くようになってからそのことが出来なくなりました。そこで必要なのが、ダブルレリーズの機械的な動きを電気的な作動に変換する機器です。それが「Canon マウントアダプター T3」の役割です。 PENTAXは自社の「AUTO BELLOWS」で使える変換機器を上梓しませんでした。そのため、ユーザーとしては自前でそれを調達するしかないのです。その目的を達成するのに最も近道でスマートなのが「Canon マウントアダプター T3」なのですが、この便利な品も既に廃版になって月日が経ち、店頭在庫もほとんど失われているようです。中古価格が新品価格より高騰するのではと危惧していたのですが、低廉なままで網に掛かり、所有する「AUTO BELLOWS」一族の全てに随伴させるのに必要な数に一歩近付くことが出来ました。しかし、まだその道は遼遠… ・ 昨日の午前の散歩で日産スタジアム横を通りましたが、先の台風で鶴見川はやはり越堤して遊水地に流れ込んだようです。スタジアム本体は水に浸からなかったようですが、周囲の運動施設の多くが使用中止となっていて、土砂の堆積したテニスコートなどの復旧は時間が掛かりそうです。明日からの台風通過を待っての作業とするのかな… ・ ☆ 2014/10/11 雲に覆われた朝です。日中は晴れるとの予報ですが、さて… ・ エキザクタマウントのレンズキャップは、M42プラクチカマウントレンズキャップの内周部に昔の細い編みストラップを接着したものが具合の良いことを発見しました。ナイロンを編んだ平紐は幅が適当で、厚さもぴったりです。バヨネット部を押し込めば、キャップとしての機能を十分満たす程度の強度で固定できます。もしそれがヘタって来ても、更に押し込むことでマウントの少し太い部分で固定できます。何より、工作が容易なのが優れています。なにしろ、内周の長さに切って弾性接着剤で貼るだけですから… ・ 「EL-NIKKOR 105mm 1:5.6 N」を入手しました。このオルソメターの引伸ばしレンズ、フランジバックが100mm以上と長いので、エキザクタマウントへ変更するのに適しています。新規入手の「BELLOWSMAT」に装着すると、若干のチルト可能な状態で無限遠が来ます。これは使い物になる… なお、「EL-NIKKOR 80mm 1:5.6 」は手持ちのどのベローズ装置でも無限遠が来ません。最小でも焦点距離90mmは必要なり… ・ ☆ 2014/10/10 10月の上旬もはや今日まで、旧体育の日です。50年前に東京オリンピックが開催されたことによって制定された記念日です。晴れの特異日としても知られていました。当然今年も晴れ…
エキザクタマウントレンズたちのためにマウントキャップを試作しました。亭主得意の厚紙細工です。長い短冊状に切った厚紙を渦巻状に巻き付け、これに丸く切った厚紙で蓋をするのです。治具としたのはグリースの容器… 蓋は丸い厚紙の縁をギヤ状に切り、それを折り曲げて渦巻に接着するのです。木工ボンドを用いれば、乾燥後は硬化してしっかりとしたものになります。 椅子の脚ゴムなどを加工する方法も考えられますが、肉厚だとエキザクタマウントはマウント面に固定ピンが突き出ているので厄介です。内側にフェルトを貼るなどして少しきつめに作り、ピンの部分を抉るなどしてフリクションで止めるしかない… ・ マウントキャップの試作品を作って気付いたのですが、既存の他規格マウントキャップを利用しての改造が簡単そうだということになりました。ライカLマウントのキャップが近似値なのですが、少しきつく、削らねばなりません。また、単価も高いので、適当とは言い難いものです。M42プラクチカマウントキャップなら安価で供給されていますし在庫も豊富ですから、こちらの方がリーズナブルです。 内径が少し大きいので、下駄を履かせてその上にフェルトを貼れば良さそうです。エキザクタマウント面にロックピンが立っていますから、それをよけるための溝を切る必要はありますが、左程困難ではない… ・ 先日投網の獲物となった「8枚玉V期型タクマー」が手元に来ました。光学系はほとんど瑕疵がありませんが、自動絞りが不調です。よくあるリンク部の潤滑不良と診断しましたので、分解整備が必要… ・ ☆ 2014/10/9 昨夜の皆既月食は雲に邪魔されて全く見えませんでした。夜半に雨が降り、雲の多い朝です。日中も降りそうな雲行き… ・ 改造品を含めてエキザクタマウントレンズを複数入手したのですが、どれもマウントキャップが付いていません。ネットで検索しましたが、新品は作られていないようです。中古品の価格はと見れば…レンズ本体並みという品薄です。あほらし… ・ ツァイスの交換レンズは初めて入手しましたが、その造りはなかなかのものです。Takumarも一時真似したゼブラ模様も堂に入っています。ただ称揚されるわけではないと納得… ・ 蛇腹装置が溜まると、それで無限遠が出せるバレルレンズの品揃えも射程に入ってきます。少なくとも80mm以上の焦点距離が必要ですから、せいぜい励むことにしますか… ・ ☆ 2014/10/8 今夜は皆既月食です。朝は良く晴れていますが、でも、午後から曇る予報です。見えないかもしれない… ・ 昨日久しぶりで鶴見川土手を散策しましたが、一昨日の台風では、鶴見川は洪水一歩手前まで水位が上がっていた痕跡が残っていました。堤防の法面に貼られているコンクリート部分がほぼ水没したのです。その上に少し土の部分があるので越流はしなかったのですが、あと2m弱で大事となっていたのにはびっくり… 堤内の河川敷にはゴミが一面に残り、薄などの原はすべてなぎ倒されています。これは野焼きしなければ再生が遅くなりそう… また、堤外に広がる市街化調整区域の耕作地も、道路部分は冠水した痕跡が残っていました。雌山亭は武蔵野台地上にあるので出水の心配だけは皆無ですが、近所の谷に落ち込む斜面が崩落する危険はあります。事実、少し離れた白山のヤマダ電機裏手北斜面が崩落して死者も出た… ・ 先日入手したエキザクタマウントレンズが2個相次いで届きました。「ツァィス」と名乗れなかった時代の「イエナT 1:2.8 f=50」と「駄目嫌ゴミプラン 1:2.8 f=50」です。エキザクタマウントの交換レンズを手にするのは初めてで、その自動絞りの仕組みには唖然としました。言うならば、これを元に半自動絞りの「AUTO BELLOWS」は誕生したのかと思ったのでした。 その仕組みとしては、鏡胴横に突き出した部分があり、これを押すと絞り込まれるのです。その後、その部分がカメラ本体のシャッターボタンを押すという仕掛なのでした。 東独製とは言っても「イエナT 1:2.8 f=50」の方は、流石「ツァイス」なので実絞りにも出来る機構が組み込まれているのですが、「駄目嫌」の方は押していないと絞れないという「かたわ物」なのです。押し板の根元に何か楔でも押し込むか、ケーブルレリーズでも取り付けて押し込んで置けば実絞りには出来るのですが、何ともダサい駄目構造です。日本人ならこんなものは作らんぞ… まだその光学性能を確かめるまでには至っていませんが、「ゴミ」は「ゴミ」と言われるだけのことはあると、変に納得… ・ ☆ 2014/10/7 韋駄天走りで去った台風が呼び込んだ冷気に覆われた朝です。雲は多めですが、陽射しもある… ・ エキザクタマウントレンズの入手が続いて、東独時代の本家「テッサー 1:2.8 f=50」を投網で仕留めました。紛争により「ツァィス」と名乗れなかった時代の品とのことです。「ゴミプラン」との差や如何に… また、刺網には8枚玉「V期型」が掛かりました。これで8枚玉は各型取り揃えて20個になります。差異の新発見もあまりなくなりましたので、これを機にそろそろ打ち止めか… ・ ☆ 2014/10/6 夜半より雨脚が強まっています。まだ近畿沖なのにこれでは、近づくと相当なことになりそうです。これでこの冬の水不足は皆無に… ・ 正規のエクザクタマウントレンズに投網を打って仕留めました。洋物は初めてなのでどんなものか分かりませんが、まあ、来てのお楽しみ… 50mmの1:2.8ですが、トリプレットのようです。発売当時から駄目嫌のゴミプランとの評価があったらしいのですが、そのうち本家テッサーを手に入れて比べて見ることにしますか… 情報によると、絞り開放ではぐるぐるボケで汚いとか、周辺光量が不足とか、ピントがあまいとか、逆光耐性がまるでとか悪評さくさくですが、絞れば抜けが良いとかの好評も見られます。接写での使用となるので必然的に相当絞ることから、使い物になりそうな予感も… ・ 台風は昼前には通り過ぎ、すっかり好天になりました。風はあまり強く吹かず、被害は皆無です。しかし、雨量は相当に多かったようで、近所の巨大遊水地は流入口付近まで水が上がり、池より数メートル高いグランド部分が2メートル近く冠水しています。ここまで満水に近づくのは稀かも… この分だと、日産スタジアムは周囲の遊水地に鶴見川越流堤から流れ込んで、浮城状態になったかもしれません。来週末は次の台風襲来かも… ・ ☆ 2014/10/5 台風が近づいて冷涼な北の空気を引き込んでいるため、夜半に急に気温が下がった朝です。雨音も高く、これから二日程度は荒天が続きそう… ・ 新たに入手した「KOPIL BELLOWSMAT」のためにライカLマウントの引伸ばしレンズをエキザクタマウントに変換するアダプターの製作ですが、フランジバックの確保の点で少し行き詰まっています。変換対象のレンズは「FUJINON-EX 105mm F5.6」なのですが、ほんの少しフランジバックが短くなってしまいます。あおり機能を生かすには無限遠が出せないと利用価値が大幅に減退してしまうので、何とかならないかと思案しています。 「BELLOWSMAT」に取り付けたカメラ側M42マウント金具の厚みが大きく、これを薄いものに変更すれば、少しオーバーインフにすることが可能なので、その線での対策も考えています。しかし、手持ちのそれが不足しているので、入手の算段をしなくては…
☆ 2014/10/4 少し蒸す気温の上がった朝です。台風が近づく兆しかもしれません。週末は憂鬱… ・ エキザクタマウントの「KOPIL BELLOWSMAT」用のリバースアダプターですが、元々付いていたカメラ側マウント金具を利用してでっち上げました。「49-46ステップダウンリング」の46内径部を少し削り、マウント金具の外径と同じにして接着です。交換レンズの重さぐらいには十分耐える強度に出来ます。これでとりあえずは、レンズ無しの事態は解消…
☆ 2014/10/3 雲は多めですが、陽射しもある朝です。秋はこれからの一ヶ月が本番… ・ エキザクタマウントの交換レンズは品薄のようで、手頃な品の入手は厳しそうです。ミラーレスとのマウントアダプターはごろごろしているのにね… 今度の「初代前期型 B」の新規発掘で、「AUTO BELLOWS」一族の発掘は打ち止めなのかもしれません。ミッシングリングと考えられる点は思い付きません。しかし、走りながら変革を続けて来たその歴史を顧みると、まだまだサプライズがあったりして… ・ エキザクタマウントのバレルレンズを何とか出来ないかと全センサーをフル駆動して探索した結果、以前蛇腹調達のために追剥した残骸の中にトプコンの簡易ベローズ装置があり、そのカメラ側マウント金具を工作するとライカLマウントの引伸ばしレンズをエキザクタマウント化出来そうだということが判明しました。焦点距離135mmなら楽々工作可能なのですが、その焦点距離でライカLマウントのものは入手難であり、あまり長焦点では使い難いということで、105mmを用いて何とかならないかと思案中です。計測した寸法的には可能との心証を得ているので、ぼちぼち工作するつもりです。
☆ 2014/10/2 すっかり秋が深まった朝です。今日の空も少し暗い… ・ 午後になって刺網に掛かった「AUTO BELLOWS」初代前期型が手元に来ました。詳細に見分の結果、やはり新しい型の発掘です。カメラ台座とレンズ台座のダイヤル軸受の形が少し異なっているのと、カメラ台座後端に長角型の窪みとビス2本がありません。このカメラ台座部分の形式は「初代中期型」以降最終の「4代目後期型」まで同じものです。あきらかにこれまで知られていた「初代前期型」とは異なっています。他は「初代前期型」とまったく同じですから、これを「初代前期型B」として分類することにしました。これまでの初代前期型は「初代前期型A」ということになります。結局、これで「AUTO BELLOWS」一族は11種類あるということになりました。 同じ網に入っていた「BELLOWSMAT」は、カメラ側マウントは容易にM42マウントに換装できます。しかし、レンズ側マウントは取付穴径が40mmなので、穴径43mmが必要なM42マウントは付きません。穴径を削り広げる工作をすれば取り付けの可能性はありますが、結構おおごとなので、エキザクタマウントレンズ専用で使う方が良さそうです。トプコンのレンズでも漁るとしますか… やはり同じ網に入っていたニコンのPB-6蛇腹付きカメラ台座ですが、これの入手により、蛇腹の寸法が「AUTO BELLOWS」一族で使えると判明しました。こちらの方が山数が3つ多いので互換ではありませんが… このニコンのPB-6蛇腹付きカメラ台座からは、これがPENTAXを始めとする他社の角レールベローズとは異なって、プラ製の潤滑蟻溝部品を押してクランプするのではなく、別に押し板で直接レールを押す機構になっていることが分かりました。この構造なら、コンタックスやマミヤ中判用などに多発しているプラ製の潤滑蟻溝部品の折損は起き難いと思われます。後発製品なだけに、他社の製品の弱点を横目で見た開発だったことが分かります。
☆ 2014/10/1 いよいよ後半の年度に入ります。その朝は暗い雲に覆われていますが、雨にはなっていない… ・ 仕掛けていた刺網に「AUTO BELLOWS」初代前期型などがまとめて掛かりました。手元に来るまで確言は出来ませんが、どうも新型の発掘だと思います。全体的には初代前期型で間違いはないと思うのですが、カメラ台座後端の形状が初代中期型以降のものになっているのです。つまり、新たな分類を行わねばならない新発見になると思います。これまでの「初代前期型」は「前期型A」に、そして新発見のものは「前期型B」とでもするとしますか… 刺網は多少「縮結」を塩梅しましたが、妥当な範囲で成果がありました。「KOPIL」の「BELLOWSMAT」も獲れたのは望外のことで、エキザクタマウントですが、恐らく「M42マウント」に換装可能と睨んでいるので、手元に来るのが楽しみです。換装用の資材は在庫済みですし… ・・ 先日刺網に掛かっていたSP付きの「Super-Takumar 1:1.4/50」がようやく手元に来ました。8枚玉「V期型」であるのかは賭けだったのですが、見事負けました。レンズシリアル番号「1584782」で、これより後の数字の「1585393」などは8枚玉なので期待したのですが、「W期型」7枚玉でした。このあたりのレンズシリアル番号は8枚玉と7枚玉が前後錯綜していて、「1586489」が7枚玉であるなど前後しています。このことから、「158****」は現物を精査しなければ判別できないということが分かったことがこの負けの収穫です。 別に投網を打って仕留めていた「Super-Takumar 1:1.4/50」も届き、V期型が1個増えました。「1555789」です。絞り不動とのことでしたが、確かに羽根外れでした。分解してチョコットいじると簡単に蘇生しました。7枚玉の相場にも達しない安さだったので、賭けの負けは帳消しに…
☆ 2014/9/30 昨日の快晴とは打って変わって、雲の多い朝です。朝晩の気温はすっかり秋が深まっていて、彼岸花がそうであったように金木犀も例年より早く咲いて、満開の庭は甘い匂いに充たされています。近隣の木も皆満開… ・ 今刺網に掛かりそうなのが「AUTO BELLOWS」初代前期型です。重要部品が幾つか欠けているバッタ品で、他の型なら歯牙にもかけない現状ですが、初代前期型はめったに見られない稀少品です。欠けている重要部品は初代他型と共通ですし、最も重要肝心な蛇腹は健全らしいので、完品へのレストアは可能であると見ました。 なお、もしかすると新型発見となるかもしれないとの予感もあったりして… また、同じ群れに「KOPIL」の「BELLOWSMAT」エキザクタマウントがあります。エキザクタマウントはSONYのNEXマウントやマイクロフォーサーズならマウントアダプターが成立していますが、M42マウントに換装が可能と睨んでいます。内径40mmの取付部なら問題無し… レンズ側マウントも無限遠の出せるバレルレンズが潤沢なM42マウントに換装可能かもしれません。簡易型ベローズ装置にあおりの出来る品は稀少なので、試みる価値がありそう… さらに、1本丸レールは折り畳めない形式で、折り畳めるものは所有しているので重複しないし… 同じ群れにはNikonのPB-6の蛇腹付きカメラ台座と思われる品も含まれています。これの蛇腹が他機種に転用可能な寸法なのかを知ることも価値の一つかも…
別の刺網には「Super-Takumar 1:1.4/50」の絞り作動不良品が掛かりそうです。絞りの作動不良はリンク部の潤滑不良がほとんどで、稀に部品の変形もありますが、修正可能な場合がほとんどです。レストア可能と睨んでいますので、価値は有りそうです。 また、この品、肝心な部位の画像が欠けているので判断が付き難いのですが、レンズシリアル番号はW期型(7枚玉)なのに、後玉形状は8枚玉らしく見え、二個一品の可能性が高くなっています。その実態を検証するのも価値の一つか…
☆ 2014/9/29 御嶽山では、昨日の予感通り、多くの死者が出ているようです。噴火としては小規模なのでしょうが、噴火の場所と時期が悪かった… 今日は糖尿の通院です。結果は…依然として平常値…
☆ 2014/9/28 木曽御嶽山の噴火から一晩明けました。水蒸気噴火らしいのですが、週末の好天とあっては登山者も多かったのでしょうから、噴気孔近くで爆風を受けた登山者もありそうで、死者が出ている気がします。火山登山は恐ろしい… 火山灰はまだ降ってきませんが、久しぶりで洗車しました。マグマ噴火なら当然関東にも降る…
☆ 2014/9/26 曇りがちの朝ですが、日中は昨日の午後のように晴れるらしい… ・ 今日は先日確保した寺院墓地の永代使用契約に行きます。さて、どのような和尚なのかな… ・ 昨日投網を打って「BELLOWS UNIT U」を仕留めました。蛇腹取り用の価格としては十分満足です。ついでに顕微鏡アダプターKも… ・ 先日網に掛かった元箱入り「AUTO BELLOWS K」後期型セットですが、昼前に届きました。元箱に28mmアダプター付きとのシールが貼付されていて、売主はそれが欠品していると思い込んでいたようですが、実際は定位置に正常に捻じ込まれていました。従って新型の発見ではなく、真正の「2代目後期型」であることが判明しました。元箱には色褪せや傷がありますが、中身の方は全く欠点の無い新品同様の品で、使用説明書が欠けているのが惜しい…元箱に貼付されていたシールにより、この時代の定価は\22Kであることが判明… ・ ☆ 2014/9/25 夜来の雨はまだ上がりません。風も少し強く吹いている朝です。午後には晴れるのかも…
漁網には色々な種類があり、亭主が用いるのは主として刺網と投網です。刺網は網の目の大きさで掛かる獲物が決まります。投網は魚影を確認して狙い打ちます。しかし、なかなか成果が出ないのは常のことなり… 現在刺し網を幾つか仕掛けているのですが、獲物が掛かるのか微妙です。網の目を小さくする気力も資力も不足しているので、すり抜ける公算大…
☆ 2014/9/24 薄く雲が広がっていますが切れ目も多く、午前中は持ちそうな空です。気温は少し戻った… 今日は午前中2診療科受診です。今月はあと1診療科受診の予定… ・ 今日の消化器内科受診では、7月25日の大腸内視鏡検査のときに取ったポリープの病理検査の結果が出ていて、癌ではないということでした。ポリープはすべて取り切れているので、次回検査は2年後ぐらいということに… そもそもの本丸の病の元である肝炎ウイルスは今回も未検出ということで、高い新薬の効果や絶大ということに… 泌尿器科の腎臓の方も検査値等は横這いなので、次回受診は半年後ということになって、この分だと、11月は受診無しとなりそう…
網に掛かっている「158****」ですが、もしこれが8枚玉なら、その蒐集は19個目となります。手元に来るのが待ち遠しい… また、「T期型B」は赤外指標に「R」が付いているのですが、それが付いていないものがあるという情報もあり、それは「103****」の可能性があります。これを入手出来たら、「T期型C」に新分類すべきかも… ・ ☆ 2014/9/23 秋分の日の朝は10℃台まで下がっています。空気は乾いて快晴です。暑さ寒さも彼岸までの諺は毎年合致… ・ SP付きの「Super-Takumar 1:1.4/50」が網に掛かったのですが、8枚玉V期型かどうかは賭けです。画像に判別点は一切写っておらず、レンズシリアル番号しか分かっていませんが、その番号が微妙なのです。これまで発掘を確認している8枚玉V期型の最終レンズシリアル番号は「158****」なのですが、その番号帯には7枚玉W期型も存在するのです。網にかかったのは「158****」なのですが、果たしてどちらか… もし8枚玉ならお代は相場以下なのですが、7枚玉なら大幅な相場超えです。付属のSP等は無価値に等しいので、まさに賭け… ・ ついでに「AUTO BELLOWS K」後期型元箱入りセットも網に掛かりました。元箱には48mmアダプター付きとのシールが貼られているので、後期型を明示したものとなっています。このセットにバンドルされているダブルレリーズは前期型です。使用説明書が欠けているのが玉に傷… この品には少し気懸りな点があります。アダプター欠品との表示もあるのです。このことが実際にレンズ台座背面に捻じ込まれているはずのアダプターが欠品しているのか、品物に疎い売主が元箱に書いてある49mmアダプターが別に存在していないので欠品と表示したのか、あるいはレンズ台座背面が前期型・中期型と同様な形状になっているのか、現品で確認を要することが幾つもあるのです。 もしレンズ台座形状が後期型になっていないのなら、ここでさらに新たな型の発掘ということになります。それなら大喜びなのですが、もしそこに捻じ込まれているはずの49mmアダプターが欠品なら、最悪… 実際にはアダプターがどのようなものであるのかを知らない売主が欠品と表示したのだということになるのが最有力ですが、賭けであることには変わりない… ・ ☆ 2014/9/22 曇り空の朝で、冷涼な空気は乾いています。日中には平年並みに上がりそう… 午前中は山の神の新規事業の関係で東戸塚に随身です。駅が出来て初めて行くのですが、車の進路はナビ任せ… 午後は背中の吹き出物治療で通院… ・ ☆ 2014/9/21 朝から快晴です。暫くぶりです。気温は低めですが、日中には上がってきそう… ・ 一昨日入手した8枚玉U期型ですが、自動絞りの不調を整備するべく、分解を始める前に仔細に観察すると、マウント部から出ている自動絞りピンが少し曲がっていることに気付きました。これをプライヤーで掴んで修正すると、分解するまでもなく円滑な作動を取り戻しました。以前の所有者がぶつけるなどして曲げたものと思われます。なので、完全分解はせずともよいことに… ・ ☆ 2014/9/20 不順な天気が続きます。今朝もちらほらと小雨が落ちていて、少し肌寒い… 台風は台湾に居ますが、東シナ海を北上してから列島に近付く予報です。秋雨前線を刺激するでしょうから、暫くは要注意かも… ・ ダブルレリーズ後期型にはケーブルの先端の形状の違いで二種類あることが分かっています。シャッターボタンに取り付ける側にアジャスターが有るものと無いものですが、今般入手した「AUTO BELLOWS M」にバンドルされていたそれはアジャスターが無いものでした。これは最も初期にバンドルされたと考えられるセットですから、それが初期の姿なのだということが分かりました。 「AUTO BELLOWS A」の箱入りセットは入手したことが無いので、それにバンドルされていたのがどちらの形式なのかということに興味が湧いています。 「AUTO BELLOWS A」がディスコンになってから別売りの純正品として入手した「ダブルレリーズ A」はアジャスターの有るものです。この時期でもそれを使う「AUTO BELLOWS 645」は販売されていましたから、それにバンドルされていたものなのかもしれません。解明が必要な事が増えました。 ・・ 一年半前から背中の真ん中付近に吹き出物が出来て、毛嚢炎用抗生軟膏の塗布で治っても、数カ月おきぐらいで何度も再発していたのですが、また膿をもったので、重い腰を上げて近所の皮膚科に受診しました。診断では、患部には脂肪の袋が出来ていて、それを手術で除去しなければ再発を繰り返すとのことです。今は膿んでいるので手術は出来ず、炎症が納まってからとのことです。病のレパートリーがまた一つ加わった… ・ ☆ 2014/9/19 昨日より更に気温の下がった朝です。曇って暗いのは同じ…
亭主が蒐集しているベローズ装置のうち、ASAHIFLEX用の「BELLOWSCOPE」に付けるM37マウントレンズを物色しているのですが、なかなか思うようになりません。テッサー「1:3.5 f=50mm」かヘリヤー「1:2.4 f=58mm」、理想的にはゾナー「1:2 f=58mm」なのですが、どれも不漁…
網に掛かっていた8枚玉U期型と「AUTO BELLOWS M」前期型セットが届きました。8枚玉は全体に程度良好なものの、自動絞りが不調です。手動でしか使わないのでどうでもいいのですが、分解整備することにします。 「AUTO BELLOWS M」前期型セットからは新しい知見が得られました。元箱にはダブルレリーズU型であることのシールが貼られていて、1978年7月印刷の使用説明書にはダブルレリーズU型の使用説明ページが挟み込まれていました。変更後まもなく販売されたものであることが分かります。研究が一歩前進…
☆ 2014/9/18 一段と気温の下がった朝です。雲が多く、少し暗い…
久しぶりに8枚玉が網に掛かりました。7月以来のことです。旧型ロゴのレンズキャップやフィルターも付いていて、相場より少し下なので満足です。亭主分類法による「U期型」ですが、レンズシリアル番号はその中でも前の方です。1964年10月に開かれた東京オリンピックより少し前に販売されたものでしょう。オリンピックの競技を写したかもしれません。 また、殆んど同時に「AUTO BELLOWS M」も網に掛かりました。元箱付きのダブルレリーズと倍率スケール2枚及び使用説明書の付属したフルセットです。カメラ側マウント金具が防水型ではない前期型です。この三代目前期型は出現率が低いので、少し貴重かも… このところ不漁が続いていたので、大物が掛かると嬉しい…
☆ 2014/9/17 今日は気温が上がらない予報です。昨日の昼間は結構暑かった…
昨日の午後は山の神新規事業の提携先候補2社とのヒヤリングに付き合わされました。おかげで全体像がほぼ確定…
PENTAXは新レンズをフォトキナに出展するようです。その中には135判カバーのものもありそうな模様…
☆ 2014/9/16 雲が多いものの雨にはなりそうにない朝です。気温もずっと安定…
昨日は山の神の画策している新規事業のためのマーケットリサーチに付き合わされました。大井町駅周辺を悉皆徘徊して、品川区役所近くの大井町線高架下の商店がすべて閉まっているのに出会いました。耐震工事のために立ち退きになるらしく、転居先のチラシが貼ってある店も多くありました。駅近くの地下街もある部分以外は全部対象みたいです。知らんかった…
☆ 2014/9/15 連休最終日は曇りがちの朝です。日中は晴れて来るのかも… 父母も既に墓に納まったので、自分の入る墓を求めて置く気になりました。それで昨日、近所の寺院墓地の販売に行き、手頃な物件を確保しました。父祖の真言宗からは宗旨替えの浄土宗寺院ですが、天正年間に「光蓮社明譽上人」開山という古刹で、阿弥陀如来立像を安置する本堂前に樹齢500年近いと見える乳の下がった公孫樹が二本あるので、時代は合っている模様…オン・アミリタ・テイセイ・カラ・ウン また、境内本堂右前に鎌倉時代運慶作と伝わる如意輪観音菩薩坐像を安置した観音堂があり、子年毎に開帳というのも気に入りました。旧小机領三十三か所観音霊場第四番なのだとか…オン・ハンドマ・シンダマニ・ジンバラ・ウン 阿弥陀三尊の残り勢至菩薩は宗祖法然が化身であるとの信仰があるので、像は無くとも三尊揃いということか…オン・サンザンサク・ソワカ
☆ 2014/9/14 昨夜の雨も上がって、朝から晴れています。日替わりの天気は秋の印… 今年は老人の日が明日9月15日です。本来の日になるのは不埒な変動月曜制になってからは珍しい… 今年の年末年始はフツーの人は9連休となります。海外旅行が多くなりそうですが、通院以外は365日連休の身としては無関係…
☆ 2014/9/13 晴れは昨日だけで、今日は曇りの朝です。8月中旬から続く不順な気候は、上空に強い寒気の南下が原因です。そこに南から湿気が北上することで強勢な積乱雲を発生させ、局所的な豪雨が多発するという図式となっています。その寒気の南下は偏西風の南への大蛇行がもたらしているもので、これが冬に起きると裏日本豪雪…
2014/9/12 秋晴れの朝です。今日のお勤めは、山の神の下部消化管内視鏡検診に随身車夫… 亭主も既に3回経験している「下部消化管内視鏡検診」は、「上部消化管内視鏡検診」と異なって、事前絶食だけでは済みません。事前に多量の下剤液を飲用するのですが、これが難行です。2ℓものそれを2時間で飲用するのですが、これが飲み難い… 山の神の受診した近所のクリニックは、各大学病院をはるかに凌駕する年間検診数を標榜する所で、件の下剤を飲用するのは同じなのですが、その1時間前に吐き気止めを飲用させるのが、別の病院で亭主の受けた診療・手術とは違う点です。これは受診者の苦痛を和らげる上で効果がありそうだと思われます。 また、前夜に少量の下剤液を飲用させるのも異なっている点です。あらかじめ下痢を起こさせるという点で効果が高いと思われます。腕静脈に点滴を繋いで軽く麻酔を行うらしいのも、受診者の苦痛軽減の元なのかも…
☆ 2014/9/11 南からの湿気と上空の寒気のせめぎ合いで天候が不順です。各地で豪雨が頻発しています。今日も夕立があるらしい… 前月は通院が無かったので、今月は全科受診です。今日午後は消化器外科…
☆ 2014/9/9 台風が影響も僅少で関東南岸沖を足早に通過し、ようやく晴れ間のある朝です。湿気が少ない感じで、晴れてもさほど暑くならなそう… ・ 今某巨大オークションにPENTAXの各種ベローズ装置が幾つも出ていますが、多くが部品の一部失われている問題のある品です。傷物であることを認識して低めの値付けのものもありますが、相場知らずの出品もあります。素人出品なら部品欠品を表示しないのも無知からということで許されるのかもしれませんが、業者出品で無告知はまったくいただけません。悪意なのか無知なのか、いずれにしても部品取り目的以外には手を出すべきではない…
☆ 2014/9/8 不順な天気が続いています。秋霖なので仕方が無いのですが、今夜は中秋の月なのに、とても顔を出しそうにありません。近海で発生した台風も列島南岸を進みそうだし…
PENTAXの「Super-Takumar 1:1.4/55」は、前期の「8枚玉」と後期のトリウム入り「7枚玉」に大きく分けられるのですが、どちらも同じ名称なので、レンズシリアル番号ではその境が判然としません。 亭主がこれまで収集出来た画像等の資料では、「142****」が「7枚玉」の最も早い番号帯なのですが、しばらく飛んでその次に出現するのが「158****」です。「142****」の前後はすべて「8枚玉」なのです。 しかし、「158****」は「8枚玉」にも存在していて、それより早い「142****」はまったく存在しません。このことから、「142****」は試作品とか試供品の可能性を考えています。 そこで、実際に販売された「7枚玉」は「158****」からなのではないかと思っているのですが、この番号帯は「7枚玉」と「8枚玉」の両方に出現するため、その境が判然としていません。これまで画像等で見付けたのは、「8枚玉」としては「1585393」が最終で、「7枚玉」は「1586489」が最初です。このことから、「7枚玉」の始りは「1586***」と考えるのが妥当なのではないかと考えています。
☆ 2014/9/7 昨夜は洪水警報も出る真面目な土砂降りだったのですが、今朝は小康状態です。ぱらぱらと降る程度なのですがえらく暗い空です。気温は下がっていますが、その割に蒸す…
☆ 2014/9/6 今朝は熱帯夜で明けました。蒸す感じで、空には薄雲が広がっています。カメラ関係は夏枯れ…
☆ 2014/9/5 秋も半ばになり、熱帯夜にならなくなって残暑も勢いがありません。でも、今日は真夏日になりそう…
☆ 2014/9/4 今朝も雲が多い空です。気温は低めですが、まだ10℃台にはならない…
☆ 2014/9/3 曇り空の朝ですが、日中は晴れ間もありそうです。今週は晴れベースとなるとのこと…
☆ 2014/9/2 暫くぶりで快晴の朝です。冷涼なのは引き続きですが、陽射しのせいで日中は少し暑くなる模様…
このところ、交換レンズやベローズ装置の漁は成果がありません。魚影はちらほらとあるのですが、どれも網の目から逃げてしまいます。根気が足りないのかも…
☆ 2014/9/1 九月になりました。今朝も暗く冷涼です。まだ降っていませんが、日中は雨の模様…明日からは残暑が戻る予報… 蝉はアブラゼミ、ミンミンゼミが聞こえなくなり、ヒグラシ、ツクツクボウシに変わっています。日中は結構喧しい…
☆ 2014/8/29 冷涼湿潤な朝が続きます。山勢と秋霖が来たのです。蝉の声が哀れ…
PENTAXは、かねて噂どおりの「K-s1」を発表しました。9月19日の発売だそうです。新系統の普及版カメラで、ミラーレスではありません。画像仕上げにクリアで爽快感のある「さわやか」、退色感のある「フェードカラー」、赤外線写真のような白黒画像の「赤外調」が加わるとのことです。これらを「K-3」や「PDC」にファームアップで入れて来るのかどうか…
☆ 2014/8/28 涼しいというより肌寒い朝です。山勢と言われる北東気流の威力や絶大…
☆ 2014/8/27 北東気流が入ってぐずつき、急に涼しくなりました。季節が急に1ヶ月進んだ感じです。今週はこの傾向が続く予報で、残暑は9月になってかららしい…
☆ 2014/8/26 昨日日中涼しかった割には蒸し暑い朝です。まだ実質的な秋風は立たない模様…
8枚玉の出物が最近少なくなり、有っても相場以内で入手するのは困難な状況です。相場が上がっているのか、玉数が枯渇しているのか、さて、どうするか…
☆ 2014/8/25 真夏日の日々もようやく途切れ出しました。曇りがちですが雨はあまり降らなさそう… DKのエアコン修理が完了しました。室外機電子基板の交換で機能復活です。冷媒の圧も確認してくれましたが、基準内とのことで一安心です。コンプレッサーの音も問題の無い範囲とのことで、これでまだ数年は現役続行の望みあり…
☆ 2014/8/24 ようやく熱帯夜を脱した朝です。少し爽やか… 昨日は早出して蓮田インター近くの某巨大工場の工場見学会に参加しました。山の神の企む新規事業の一環です。武蔵小杉からバスでの移動で、途中隅田川脇高速から東京スカイツリーなどの名所がハイデッカーの車窓から良く見えました。帰りは江戸川脇高速から左に筑波の峰々、右に丹沢の大山という珍しい眺めに出会いました。普通の車では防音壁に遮られて見えないのでしょうし、それくらい空気が澄んでいたということのようです。残念ながら、富士は湧き上がる雲の彼方… 蓮田インターは6メートルを超える車体だとETCが使えないようです。そのためか、バスは一つ手前の岩槻インターで東北道を出ました。よく使う首都高、東関道などはETCがゲートの主力なのですが、東北道はそうではないようです。
金曜日に「PENTAX K-3」の新ファーム1.11が公開されました。純粋にバグ潰しという内容です。噂の「ミラーぱたぱた」対策などのようですが、亭主の所持品は未発症です。いずれにしても早速導入…
☆ 2014/8/22 今朝も蒸し暑さは続きます。西日本に豪雨をもたらしている秋雨前線の猛威は週末まで続きそう… 故障しているDKのエアコンは室内外機の通信不良とのことで、基板の取り寄せ交換が必要となり、修理は来週初めになりました。天井の既存埋め込み穴に適合する機種は存在しているとのことなので、室外機が死んでも新機種に置き換えは可能とのことです。機器の入れ替えに天井工事が必要だと大ごとですから、まずは一安心…
☆ 2014/8/21 蒸し暑い残暑は今日も続きそうです。突然死したDKのエアコンは今日修理が来ます。リモコンが指示するエラーコードは室外機の異常を示しています。2002年の製造なので、もう部品の在庫が無くなっていて修理不能の場合もあるとの前振りがありました。天井埋め込みの室内機なので、それだと大 ごと…
☆ 2014/8/20 蒸し暑い朝が続きます。今朝突然「DK」のエアコンが死にました。送風だけは可能なので、室外機の故障が疑われます。最近少し異音がしていたようなので、コンプレッサーの昇天かも…
既に発表された「Q-s1」以外に、「K-s1」というのも近々発表されるのかもしれません。その外形画像がネット上に流出しています。まだ内容詳細はまったく不明ですが、エントリーモデルのようです。もしかするとK-01の後継ミラーレスの可能性もあります。その造形は、亭主の感性的には食指の動くものではない…
☆ 2014/8/19 暦は進んでも夏はまだまだ続きます。今朝も暑く蒸して、秋の爽やかさには程遠い…
滅び去るものとしてのベローズ装置を収集分類保存する道は遼遠ですが、一品集まれば何かしらの発見があるものです。半世紀の隔たりは大きい…
☆ 2014/8/18 盆明けの週が始ります。また熱帯夜が戻っていて、湿気も多くなっています。今週はお疲れの衆に辛いかも…
「PENTAX SV」時代の1本丸レールベローズ装置を入手しました。共箱と使用説明書も付いていました。その使用説明書は1962年8月印刷と記されていますから、それによりこの品が作られた時期を特定できます。 また、共箱は黒地に赤と青と白の文字で、身の下部に引き紐が付いている形式です。これが「PENTAX SP」時代になると、同等意匠ですが、蓋に指掛けの切れ込みが入っている形式に変わります。 このベローズ装置は前面のネームプレートが白地ステッカー式で、その表記は「BELLOWS UNIT」です。しかし、使用説明書は「ベロスコープ」のままで、イラストのカメラとレンズは「PENTAX S2」前期型のものと思われます。内容の改定を行わずに増刷したものと思われます。かなり杜撰… ベローズ装置の方は蛇腹の損耗も少なく、程度は良好です。
☆ 2014/8/16 熱帯夜で明けた朝です。少し風が強くて蒸す… 今夜は各地で送り火が焚かれます。オンアボキャベイロシャノウマカボタラマニハンドマジンバラハラバリタヤウン…
☆ 2014/8/15 秋雨前線は北に登ったので南関東は晴れです。少し雲が多めですが、終戦記念日は熱い一日になりそう…
☆ 2014/8/14 曇りがちの朝で、少し蒸し蒸しします。午後には雨になる予報で、秋雨前線の影響なり… 昨日から始った下りの街道渋滞は今日も続くのでしょう。曜日の並びの関係で、今日の方が混雑するかも…
☆ 2014/8/13 旧盂蘭盆会も過ぎて、すっかり秋めいて来た朝です。戦後東北地方から始った「新生活運動」による月遅れ盆は今日からですが、これは今や旧弊順守の京都にまで伝播しているようで、五山焼きを始めとした諸行事が月遅れ盆の日程で行われるようです。大和政権に蝦夷と抑圧された東北の底力恐るべし… ちなみに、「新生活運動」とは、稀代のアホ首相の祖父首相が提唱したものとのことです。冠婚葬祭等儀礼の簡素化が目的の運動だとかで、祖父の代からズレピンのアホは始っていたのかと変に得心… そもそも旧来の伝統行事のほとんどは月の運行によっていました。特に夜の行事はそうです。盂蘭盆会に盆踊りが行われるのも、古代の「歌垣」が起源であるそれが、夜通し明るい満月前後の時期に行われるのは当然のことなのです。それを太陽の運行を基準とした新暦に移すことが愚の始りであり、それは旧暦で行うのが行事の成り立ちから言って正当なことなのです。 月遅れ盆は農作業の実態と習合させるための工夫だったと思われます。盆踊りには不都合な年もありますが、農民の休養としては次善の選択なのかも…
☆ 2014/8/11 夜中は強風が窓を鳴らしていましたが、今朝は爽やかな北西風が吹き渡っています。まだ曇りですが、切れ間も見え始めた…
☆ 2014/8/10 台風は6時過ぎに四国室戸西部に上陸しました。えらくノロノロなので、風雨の強い時間が長いことで被害もありそう… 生憎旧盂蘭盆の時期なので大潮で、高潮と満潮が重なると沿岸域が危ない… 今朝は流石に熱帯夜ではありません。時々小雨が降りますが、風はありません。この台風、関東南部だけは影響が少なさそう…
☆ 2014/8/9 ぎりぎり熱帯夜を免れた朝です。台風11号の余波で雨が降り出しています。コース予想によれば、台風のコースとしては最悪のパターンです。雨は勿論、風も大きく影響しそうで、東北の地で秋の実りを待つ果実が吹き落されそう…
☆ 2014/8/8 熱帯夜ですが、ぎりぎりのところです。少し涼しく感じる朝で、今日は曇りがちの様子…
☆ 2014/8/7 熱帯夜だったものの、吹く風に爽やかなものを感じる立秋の朝です。昨日までの強風も収まり、高く秋空が広がっています。しかし、今日も残暑が厳しそう…
空高く風さやけくて今朝の秋 雌山
☆ 2014/8/6 昨日昼間からから今朝まで風が強く、窓を鳴らして安眠を妨げられました。台風12号崩れの低気圧のせいですが、先輩11号が列島を狙って虎視眈々…
新型として発表された「Q-s1」ですが、付属ソフトが「DCU5」へと変更になっています。「Q7」までは対応していなかったので、これは進歩か…
昼に葉書を出しに近くのポストまで行っただけで滂沱の汗…今日は昨日よりよっぽど暑い…
空の色ばかりなりけり秋隣 雌山
雲一つない高い空を熱い強風が吹き渡り、いささか辟易です。その空の色だけが既に秋色… 去年の秋に強剪定した街路樹の欅は、今年一斉に伸ばした夥しい徒長枝を強風に捥がれています。そうして弱者は淘汰されて、強壮な枝だけが生き残る… 暑中は今日までで、明日からは秋なので残暑見舞い…
☆ 2014/8/5 空の色はますます秋に近付いている朝です。熱帯夜ですけど…
昨日早朝にネットオークションに業者出品された変な「6桁シリアル8枚玉」ですが、丸1日後の今日早朝に取り下げられています。誰も入札しなかったようで、やはり何らかの曰くがあったのかも…
数日で予約払底したガンメタ特別仕様限定数量の「K-3」は、8月8日発売の予定だったものが、一部資材の手当て遅れを理由に8月29日に延期しています。PENTAXに限らず、これまでもカメラ新発売の延期は珍しくないのですが、さて、何が間に合わなかったのか、発売数日前の変更は異例なので、何か不具合が見つかったか、あるいは既知の不具合解消の方策が見つかったのか、いずれにしても亭主は手出ししていないので他人事… しかし、亭主は遭遇していないものの、もし既知の不具合解消が成ったのであれば、その方策は既存機にも敷衍される可能性があるので、少しは注視か…
「前期型」と「後期型」が存在することが分かっている「PENTAX BELLOWS UNIT V」ですが、その違いについて見逃していたものに気付きました。それは角レール上面に取り付けてあるラック・レールの取付ビスです。「前期型」にまで至る歴代は「マイナス皿頭」だったものが、「後期型」では「プラス鍋頭」に変更されているのです。プラス鍋頭ビスは ダブルヘッダーでの圧造やネジ転造法で安価に出来ますが、マイナス皿頭ビスは製造に手間がかかります。わずか2本の小ビスの変更ですが、それなりの製造コスト圧縮になったのだと思われます。組立時の作業性も改善されたのでしょうし… また、その時期がマイナス頭からプラス頭への変換期にあたっていたのかもしれません。交換レンズ鏡胴に使われている小ビスの頭も、マイナスからプラスへと変更されていますから… なお、プラス頭自体は1933年に米国で開発されたとのことですが、日本の製品製造に敷衍されたのはずっと後のことです。組立の容易さは比較になりません。その採用により生産効率を劇的に改善したものと思われます。
「Q7」の後継として「Q-s1」が正式発表されました。仕様は「Q7」とほとんど同じようです。「Q10」と「Q7」はディスコンになるのでしょう。センサーの大型化は行われませんでした。このシリーズは、当分同じセンサーで行くのかも… グリップが省略されて、赤外線リモコン受光部を兼ねた円形指掛けに変更しています。持ち具合がどうなるのか、試してのお立会い…
☆ 2014/8/4 空の色が幾分秋のそれを匂わせる朝です。熱帯夜でも湿気はそれほどではなく、朝鮮西方で消滅した台風12号の影響から外れたのかも… でも、11号はいまだフィリピン海に蟠踞していて、これの動向が今週前半を左右しそうです。台風には功罪両面があり、巨大揚水ポンプとしての効を得るには、房総沿岸沖を少し離れて東進するのがベストなコースか…
今朝早くに出品された「8枚玉」ですが、少し変です。そのレンズシリアル番号は、亭主の分類法でいう「T期型B」になら頻発する「977」で始まる6桁ものなのですが、その品の鏡胴は明らかに「U期型」なのです。それは「U期型」には初めて出現したレンズシリアル番号帯ですから、後になって飾銘板を入れ替えた、いわゆる「二個一」ものであることが疑われます。キワモノ好きな仁以外は手出しすべきではないのかも… ちなみに、6桁ものでも「U期型」に登場しますが、それは「766」で始まるものしか確認していません。しかし、「9779**」が「T期型A」で登場していますので、この番号帯は「謎」の存在ではあるのですが…
☆ 2014/8/2 熱帯夜が戻ってきました。台風の遠い影響でしょうか、湿気も多いし… 今月は医者通いの無い月です。コスモス全13回を録画してあるので、何とか消化しなくては…
☆ 2014/8/1 夏空の広がる朝ですが、台風の情報が頻発していて、来週はその動向に注意…
PENTAXはQシリーズの新型を上梓するようです。何時ものようにリーク画像が出回り始めました。「Q-s1」という機種名になりそうですが、機体の厚みが増しているので、センサーをより大きなものに積み替えているのかもしれません。 「s1」という名称は、正方1インチを意味している可能性があります。これでは既存レンズのイメージサークルを超えてしまうので、正方画像を得るのではなく、縦位置をクロップして使うというような仕組みなのかもしれません。厚みは3mm以上増えている感じなので、何かを仕込んでいるのは確実なのでしょうが、それが何かはこれからのお楽しみ…
☆ 2014/7/31 7月も今日で終わります。今月は各種診療科医者通いの連続でしたが、それも今日の午後の消化器外科で終了です。はあ、しんど…
新規に入手した元箱入り「FUJICA BELLOWS」ですが、以前に入手していたものと説明書を比較してみたら、全く同じ印刷年月でした。これは、1970年7月の「ST701」上梓の時に印刷したものを、1972年「ST801」上梓後も使い続けていたということになります。当初にいったい何部印刷したのかは不明ですが、2年以上の間の製造販売数が少なかったことが推定できます。使用可能な交換レンズに事欠かず、現役デジタル一眼カメラのほとんどの機種で使えるこの品が中古市場にほとんど出て来ない理由はそれかも… 古いものと新しいものを詳細に比較しましたが、違っているのは1本レール左右両面に刻まれた倍率スケール表記文字の太さです。古いものは細く繊細明瞭な印象ですが、新しいものは少し太くて輪郭がぼやけた感じです。押し型が擦り減ってきたのでしょうか… また、先日入手した「白地ステッカー式ネームプレート」の「ASAHI BELLOWSCOPE」ですが、規格違いの蛇腹が使われているなど程度が悪く、そのままでは蒐集品としては耐えられないので、分解して塗装の補修や駆動系に注脂などの整備を行い、他から移植用に調達した正規規格の蛇腹を装着してレストアを完了しました。これは「PENTAX S3」時代に販売されていたと思われる品ですが、同じ「白地ステッカー式ネームプレート」でも「ASAHI BELLOWS UNIT」と表記されているものもあり、両者について製造時系列の新旧や製造数の多寡などに興味が湧きます。 これで1本丸レールの簡易型ベローズ装置の蒐集も、既知のものとしては残すところ「ASAHI BELLOWS UNIT」と表記された「黒地ビス止め式ネームプレート」の品だけとなりました。しかし、これは試作品の可能性もあって、入手は困難かも…
☆ 2014/7/30 熱帯夜ではない朝ですが、昨日より湿気を感じます。日中は蒸し暑くなりそう…
「FUJICA」のプラクチカM42マウントベローズ装置を入手するのは2個目ですが、その販売時期は少し異なっていて、新規に入手したのは開放測光になった「ST801」が上梓された1972年以降のものです。後継「ST901」が上梓されたのは1974年のことですから、その間に販売されたものであろうことが元箱の表示で推定できます。 先に入手してあった品は元箱が富士フイルムの企業カラーであるグリーンで、「ST701」用との表示がありましたが、今度入手したものは表示以外は黒一色になった元箱で、「ST701・ST801」用との表示があります。いずれも貼り付けてある定価は「\5000」です。当時「PENTAX SP」用は「\4000」でしたから、クオリティは高いとは言え、結構強気の値付けです。 この品は富士フイルムが自社製造したものではなく、OEM製造と思われます。海外の画像に他社用のマウントの品が見られますから、ほぼ合っていると思っています。そのOEM製造の会社がどこであったのかは、資料が見つからないので現在不明… この品は、カメラ側マウント金具の取付穴径が44mmとミノルタの「BELLOWS T」と同じなので、互換が可能です。「小林精機製作所」がOEM製造した太い1本レールが折り畳める同品を他社の現役デジタル一眼カメラで使えるようにする改造に役立つと言う訳です。好き者は入手すべき逸品なり…
☆ 2014/7/29 今朝も空気が乾いていて不快度が軽減しています。亡母の法要に10時までに着かねばならないので、早めの出立…
PENTAXがガンメタ塗装仕様の限定判「K-3」の発売を発表していましたが、早くも2000台の製造予定数だけの受注を完了したとのことです。毎度のことで、予約しても実際には購入しない連中が相当数発生するでしょうから、発売後でも入手は可能かも…
「FUJICA」のプラクチカM42マウントベローズ装置や同社純正リバースアダプターが届きました。これらはかつての国際標準マウントですから、使用可能な交換レンズや現役カメラがたくさんあります。その意味で製品寿命が長いものです。元箱付きだし、説明書も付いて程度も良好なので、安い買い物… 他のものと同梱で入手したものにニコンの「AR-8」があります。これは同社ダブルレリーズ「AR-4」を「F3」以降のカメラで使えるようにするためのアダプターです。これが無いとキャノンの「レリーズアダプターT3」が使えないので、「AR-4」を有効利用するためには必須のお宝…
☆ 2014/7/28 大陸から高気圧がやってきて、西高東低冬型の気圧配置になったので、空気が乾いて気温も下がりました。随分と楽な朝… 明日は母の49日の法要…
☆ 2014/7/27 熱帯夜の連続で、外出は恐怖です。今日も猛暑で、夕方はどんがらかな…
☆ 2014/7/26 今朝も熱帯夜で明けました。湿度が高いので不快…
PENTAXは「K-3」のスペシャルエディション発売を発表しています。受賞記念の2000台限定ガンメタ仕様とのことです。スペシャルエディションの買い増しは「K10D」で懲りているので、当然スルーして次期機種のために資金温存…
「FUJICA」のM42プラクチカマウント時代のベローズ装置を入手することになりました。PENTAXのカメラで使用可能なので、蒐集の対象です。専用のリバースアダプターセットも入手の運びとなったので、言うこと無し…
☆ 2014/7/25 今日も猛暑日に近付いて、暑い… 今日は1年ぶりの大腸内視鏡検査です。ちっこいポリープが2個あったので早速切除… 大腸内視鏡検査で最も嫌なのが事前の下剤飲用です。2リットルもの飲みにくい液体を2時間以上かけて飲み干す…
☆ 2014/7/24 朝から暑い朝です。雲が厚めですが、日中は猛暑日に近付きそう… 今日は午後腹部CT検査です。3ヶ月ぶり…
☆ 2014/7/22 晴れている朝で、今日は梅雨明けが発表されそうです。いよいよ本格的な夏…
☆ 2014/7/21 昨夕はどんがらどんがらと喧しい限りでした。今日も大気の不安定は続くようで、どんがらがあるのかな…
☆ 2014/7/20 そう言えば、昨日から学校の夏休みは始っていたのでした。どちらさまも台風の季節… 熱帯夜ではないものの、蒸す朝です。雨は降っていないものの、暗い空…
ミラーレス一眼で復活している「FUJICA」は、当時の国際標準マウントだった「プラクチカM42マウント」を採用していた時期があります。「ST701」や「ST801」などがそれで、その時代にもOEM製造させていた簡易ベローズが存在するのですが、これに使用する「リバースアダプター」も販売していました。 「FUJICA」の交換レンズは「Takumar」と異なって、自動絞りと手動絞りの切替機構が組み込まれていなかったので、レンズ逆付け時には絞り全開となってしまうという問題を抱えていました。そこで、販売していた「リバースアダプター」には交換レンズマウント部に捻じ込むリングがセットになっていて、それで絞込ピンを押し込み、手動絞りを実現する仕組みとしていました。つまり、このリングが無いと、「FUJICA」純正交換レンズでは、等倍以上の接写に必要なレンズ逆付けが非常にやり難いことになっていたのです。 今日、この絞込リングが付属している純正の「リバースアダプター」が中古市場に出て来ることは皆無に近くなっています。旭光学純正の「リバースアダプターS」ならかなり頻繁に見かけるのですが…
☆ 2014/7/18 昨夜の雨が残る朝です。今日も日中は晴れて蒸し暑くなりそう… 今日は山の神の所用に随伴です。つまり、御料車の運ちゃん…
☆ 2014/7/17 蒸し暑い梅雨空が続きます。今日も真夏日になりそう…
亭主が使っていた無料掲示板が昨日から機能停止しています。最近順次旧データが失われていたのですが、いよいよ撤収したのかな… 雌山亭敷地の外周の半分ほどにある鉄製パイプフェンスがボロボロになっているので、アルミフェンスに更新することにしました。今週の土日で工事の予定…
☆ 2014/7/16 雲が厚く、暗い朝です。予報では真夏日になるとのことですが、湿気が多いので不快…
昼前に狩の成果の「AUTO BELLOWS M」とスライドコピアが届きました。何と新発見です。これまで「AUTO BELLOWS M」には1種類しか無いと思っていたのですが、実は前期型と後期型に分けられるのです。その前期型の発掘ということです。 ミノルタの「BELLOWS U」スライドコピア付きも届いたのですが、スライドコピアの蛇腹断面幅は55mmだったので、残念ながら1本丸レールには使えません。しかし、この寸法のベローズ装置が複数あるので、それらの補修用として使える存在であることが判明しました。 最後に、白地ステッカー「BELLOWSCOPE」は、程度があまり良くなくて少しガッカリです。蛇腹の交換など整備を要する状態ですが、貴重な存在であることだけは毀損されない…
☆ 2014/7/15 梅雨も終盤に近付いているようで、太平洋高気圧の西への張り出しが大きくなっています。そのため、台風8号と同じような位置に発生した台風9号は北上できず、フィリピンから香港方面へと向かうようです。畢竟これが夏台風の常套回廊なり…
今週はまとまった狩の成果があって、こういうこともあるのかとほくそ笑んでいます。特に念願の白地ステッカー「BELLOWSCOPE」を仕留めたのは格別です。この品には歴史的存在として大きな価値があります。何にしても、えがった、えがった… 夕方、「Super-Takumar 1:1.4/50」8枚玉「U期型」が届きました。一見したところ鏡胴に傷は少なく、光学系も問題無しです。ヘリコイドはグリース抜け気味なのが難点と言えば難点ですが、これは分解整備すれば解決するので無問題…
☆ 2014/7/14 朝から湿気が多くて不快です。日が出ると暑い… 今日は糖尿病内科に受診です。下降を続けていたHbA1cが平常値に下がりました。これは10数年以上無かったことです。半年で15kgの体重減と並んで、昨年末に胃の大部分を切除した効果は絶大…
2ヵ月ぶりに8枚玉(U期型)の猟に成功しました。このところめぼしい出物が無かったので、ようやくの感あり… 夜になって、永らく探し求めていた白地ステッカー「BELLOWSCOPE」の猟に成功しました。これで1本丸レールは残すところ1点のみとなりました。 ついでに、ミノルタの「BELLOWS U」スライドコピア付きが1Kと安価だったので手を出してしまいました。これは蛇腹断面がPENTAXの「AUTO BELLOWS」と同一なので、補修用として使えます。スライドコピアの蛇腹も、1本丸レールの補修用として使えると嬉しいのですが…
☆ 2014/7/12 へなちょこ台風が連れて来た熱気と湿気が不快な朝です。交換レンズ内をカビさせる日本の夏が来た感じ…
簡易型ベローズの1本角レールと1本丸レールを独立した部屋としました。その他にもベローズ関係の部屋はちょこっと手直し… ところで、1本丸レールの蒐集は、存在を確認できている品としては残るところ2点となっているのですが、なかなか入手の機会に恵まれません。それだけそれらの販売数が少なかったのかもしれません。特に、黒地ビス止め式ネームプレートの「BELLOWS UNIT」は完品を見たことが無いので、試作品クラスのものの可能性があり、他に存在しているのか微妙…
「AUTO BELLOWS M」と「スライドコピア」が安価で転がっていたので手を出してしまいました。値が上がらなかった理由は、カメラ台座にマウント金具が付いていない画像だったせいかもしれません。しかし、他の画像ではレンズ台座に取り付けてあるのが確認出来ますので、それがカメラ台座マウント金具と認識できなくての不人気だったのかもしれません。「スライドコピア」の方は、取り外し式のロールフィルム受けが欠損していますが、カットフィルムには不要な品なので、大した瑕疵ではあらざるなり… 補修用の蛇腹が入手困難なことから、健全な中古は、しかるべき価格以内なら、これからも入手して置くつもりです。 また、「M」は、カメラ台座マウント金具が防水型ではないものの存在の有無を確かめたいと思っているので、特に要注意です。今般入手した品は肝心のマウント面が画像に写っていないので、手元に来るまではやきもき…
☆ 2014/7/11 台風が穏やかに通り過ぎた朝です。雨風共に弱く、台風の名に背くものでした。えがったえがった…
K-3の新ファーム1.10をインストールしました。レンズ補正の中に回折補正の選択が現れます。DAやDFAは魚眼を除いてどれでも使えるとのことですが、FAはLimitedだけのようです。また、リアコン使用中は使えないとのことです。FA☆が使えないのは、少し不満…
☆ 2014/7/10 午後になって風が強くなってきました。まだ強風圏は到達していませんが、夜中には来そう…
本日PENTAX K-3の新ファームが公開されました。645Zで搭載された回折補正が可能になる機能などが盛り込まれました。早速ダウンロードせねば…
☆ 2014/7/9 台風8号に刺激された梅雨前線が降らせる雨で街は濡れています。沖縄を通過し、九州の西の海に到達した台風は、これから進路を東に曲げて列島を串刺しにするコースを取りそうです。雨風共に強い本気の台風のようで、要警戒…
今日は消化器内科を受診しました。血液検査結果は、いつも通りの変化無し…
☆ 2014/7/5 雨が降り続く朝です。本州遥か南方、マリアナ諸島付近に台風8号が発生していて、北西に針路を取っています。沖縄付近で東に向かうと思われるので、来週には本州南岸に近付く虞多し…
PENTAXのAUTO BELLOWS一族について、独立した部屋に移しました。次は簡易型の1本丸レール一族と1本角レール一族かな…
☆ 2014/7/4 予報のようには降らなかった朝です。雲が厚くて暗い…
今月は通院の日が目白押しです。昨日の消化器外科を皮切りに、消化器内科、糖尿病科、腹部・骨盤部CT検査、1年ぶりの大腸内視鏡検査、消化器外科と6日間も… 昨日の血液検査結果は小康状態で、血糖は標準値内、CAマーカーも大きく下がっています。このところ気になっている低血圧は、体重大幅削減とストレスが無いせいかもと医師はのたまえり…
☆ 2014/7/2 朝から結構高温多湿です。いよいよ夏本番に近付いたのかな…
昨日の出張筆屋は関西ではなく、山陽道安芸の業者でした。熊野町など近年日本の毛筆生産の多くを占めるようになった地ですから、当然のことかも… 販売員と多少のやりとりをしましたが、安価な毛筆には化学繊維を中心部に入れ込んでいるものもあるそうです。そのため、使用中に毛先が割れる現象が多発しているのかもしれません。従前は、筆に腰を持たせるために必要なこの用途には馬毛が使われていたとのことで、近年、カナダなどでも馬を食用にしなくなったために輸入が減り、化学繊維を使わざるをえなくなっているとのことです。死ぬまで飼っていた馬の毛では、使い物にならないからです。馬肉って、アルバータ牛なんぞよりよっぽど美味いのにね…
☆ 2014/7/1 今日から今年の後半に入ります。梅雨模様は相変わらずですが、少しずつ蒸すようになった…
今日は山の神の随身で都心方面に出役の予定です。何でも、関西から筆売りが出張って来るのだとか…
☆ 2014/6/30 相変わらず愚図ついている空です。日中は蒸し暑く、朝は冷涼…
FAX付き電話機の子機がどれも劣化して、バッテリー交換も不能になったので、更新することにしました。今時のFAX電話機は親機もコードレス受話器になっているので便利そうです。3か所で使いたいので、子機2個は必須です。現行品はブラザーなのですが、今はレーザープリンター式ばかりなので、大きさの点で選択外になってしまいました。他はシャープとパナソニックだけなので、より老人向きのシャープを選択…
☆ 2014/6/28 梅雨らしい雨の朝です。ここ数日は続きそうな気配…
1969年に発売されたミノルタ3代目の簡易型ベローズ装置「BELLOWS V」は、使用している蛇腹が断面幅62.5mm、山数12山というものなので、PENTAXの歴代「AUTO BELLOWS」に使えますから、程度の良いものは補修用に出来ます。 今日、補修用蛇腹は新規入手が極めて困難です。「SRマウント」は滅亡マウントなので中古価格が低めであることから、部品取り用として有用です。亭主も手頃なものがあり次第、入手に勤めています。 なお、「BELLOWS V」の販売価格は「\5.5K」でした。カメラ側マウントが固定式なので、ストロボの出っ張りのあるカメラでは使用が出来ない場合があります。そんなことも不人気の理由なのかも… この簡易ベローズ装置の先代として2本レールの「BELLOWS U」がありますが、これの蛇腹も断面幅62.5mmですから、PENTAXの歴代「AUTO BELLOWS」に使えます。より製造時期が古いので、蛇腹の程度が悪いものが多いのが難点ですが… 更に、ミノルタ初代の「AUTO BELLOWS」は1968年発売です。これにも同じ断面幅の蛇腹が使われているのではないかと思っているのですが、未入手なので未確認なり…
☆ 2014/6/27 沖縄は梅雨明けしたようなので、当地はいよいよ梅雨本番となりそうです。今年はしとしと雨が少なく、どんがらが多発しているとのことで、気候が亜熱帯化しているのは如実…
東京都議会での野次問題が姦しいのですが、当の発声人の真意が奈辺にあったのかはともかくとして、その言ったこと自体は至極まともで、何も問題とすることではありません。眦を決して言い募るようなことではありません。その野次られた当人のありようがどうなのかは不知ですが、世の中の風潮として、結婚しようとしない男女が多いのは、民族の衰亡を明示している現象です。軽佻浮薄な男女の多いらしいフランスの真似をする必要などどこにも無い… そもそも少子化は、公立保育園の充実が根本原因です。そのため子を持つ女親が困難苦行を伴う育児を放棄し、安易な収入増の道に血眼になっている結果なのです。亭主は断言します。少子化を喰いとめるためには、公立保育園の即時大幅削減しかありません。「母親」という最も重要至高な使命を軽視阻害する今の社会、政治、行政の方向性は、根本から間違っている…
☆ 2014/6/26 各地でゲリラ豪雨が跳梁跋扈しています。幸い近隣には被害がありませんが、積るような雹は降って欲しくない…
☆ 2014/6/24 梅雨前線は正常な形になりつつあります。東西に横たわって、北の寒気との押し合いの形に… まだ曇りの朝ですが、日中は降ってきそう…
☆ 2014/6/22 未明の豪雨に眠りを幾度も破られた朝です。梅雨も後半に入ったのかな…
4月29日に亭主が警戒を呼びかけた急ぎ働き業者出品の8枚玉合製品「1550204」が、昨夜とうとう落札されました。11Kですから、まっとうな品なら相場価格なのですが、どんな中身なのか知れたものではないフランケンシュタインのようなシロモノでは、その投資はドブに捨てるようなもの…
☆ 2014/6/18 とても暗い朝です。出戻り台風6号崩れの低気圧が東進していて、ぐずつく一日になりそう…
☆ 2014/6/17 曇り空の朝です。気温も湿度も高め…
☆ 2014/6/16 昨日今日と取り行われた母の葬儀も滞りなく済みました。好天だったので良かった…
☆ 2014/6/14 昨日、今日と、晴れが続いています。でも、午後には昨日のように夕立があるのかも…
☆ 2014/6/12 昨日午前から降り出した雨は、強弱を繰り返して今朝も続いています。今年は陽性の梅雨と決定…
☆ 2014/6/11 曇りの朝で、湿気を感じます。今日は青砥経由で京成成田に行きますが、青砥からの成田行きは本当に少なく、成田空港行きの多くが、京成成田を通らない北総鉄道なのにびっくり…
午後1時47分、母逝去…享年98歳 瓜食みし子等の囲み居憶良逝く 雌山
☆ 2014/6/10 今朝も曇りベースで、しっかりと梅雨空です。東のブロック高気圧は横綱級…
☆ 2014/6/9 今日は、小学校に入った孫の初運動会を見に行かされました。本当は、一昨日の土曜日が開催日だったのですが、雨で順延に… 朝から雲が多かったのですが、雨は降らずに済みました。2組目に走った50m徒競争は後半伸びて、1着…でも、最後の一歩をスキップするとは…
☆ 2014/6/8 梅雨寒の夜が明けて、今朝も梅雨空です。この数日で例年の6月降水量を超えたところが多いとのこと…
☆ 2014/6/7 強く屋根を打つ雨音と風の音とで眠りを幾度も破られた夜が明けましたが、間歇的に強まる雨は続いています。今朝も気温は低め…
☆ 2014/6/6 いよいよ梅雨入りした朝です。結構強い雨が間歇的に降っています。気温は少し下がった… ・ 所蔵するT期型とU期型の8枚玉タクマーを3列に並べて、チルトダウンであおり撮影した結果です。飾銘板にピントが来るようにしましたが、なかなか3列同時にピントが来るのは難しい…
また、飾銘板の表記向きを揃えるように3か所可能なフィルター枠の取付位置を調整したのですが、ロットごとにネジ溝の切り始め位置が少しずつ異なっていて、すべてを全く同じ位置にすることは出来ません。 しかし、この向きが、物撮りをした時に最も情報を多く伝えられる位置になります。整備後の組立時には、この向きに拘ることが至極肝要なり…
☆ 2014/6/5 雲が厚い朝です。湿気を感じるので、これから降って来るのでしょう。南北に立った梅雨前線が東進してくるのかもしれません。今日の午後は消化器外科の定例通院… ・ 昨日は、「Mamiya Auto Bellows 645N」に取り付けるレンズのための「Kマウントユニット」と「SRマウントユニット」を完成させました。まだ接着剤が固化していないので、試用はしていません。昨日届いた「袋蛇腹」と合わせて使ってみなければ…
☆ 2014/6/4 今朝も薄繰りの空です。気温は20℃を超えています。日中は蒸し暑くなりそう… 四国も梅雨入りしましたが、梅雨前線の形が異常です。普通は東西に伸びるものなのに、蛇行して南北にかかっています。北海道で猛暑になったりして、例年並みの夏にはならないのかも… ・ 亭主はカメラは斜め掛け専門です。首掛けだと古傷持ちの首に負担が多過ぎなのです。斜め掛け可能な調整式ストラップもあるのですが、カメラに付けっ放しだと長くて邪魔です。そこで、カメラに短い(10cm程度)延長ストラップを取り付けて、それに対してナス環などを取り付けた首掛け用ストラップや鞄の肩ヒモなどを取り付ける方法を愛用しています。 最近、近くの東急ハンズで両端がナス環になっているS字型のフックを発見し、これを利用したストラップを作りました。と、言っても、ストラップの両端に三角環を取り付けただけです。カメラに取り付けてある延長ストラップの先には三角環が取り付けてあります。この三角環同士をS字型フックで結ぶのですが、なかなか具合の良い組み合わせなり… このS字フックはキーホルダーの鍵掛けなので、1組に6個付いています。なので、3本のストラップに付けられますし、取り外しも容易なので、三角環をストラップの数だけ入手すれば運用可能…
・ マミヤ645N用の袋蛇腹が届きました。繰出し量が限られるので超接写には向きませんが、無限遠から近景までの通常撮影で「あおり操作」を行うには、これの方が自在です。赤箱に入っていたので、初期のものらしい…
☆ 2014/6/3 薄い雲が全天に広がる朝です。湿気を感じますが、日中は晴れて暑くなりそう… いよいよ九州と防長二国が入梅です。今年は上空の偏西風が大きく蛇行しているため、異常気象になる虞があります。北日本が旱魃だったりして…
ミノルタのベローズ用レンズを入手したので、「MAMIYA AUTOBELLOWS 645N」用の「SRマウントユニット」を作るモチベーションが高まり、ぼちぼちと作り始めました。 亭主の「MAMIYA AUTOBELLOWS 645N」は、「Bellows Takumar 1:4/100」を蛇腹内にオフセットして使うために、レンズ台座を内径が58mmフィルター枠の入る大きさに削り広げてあるので、本当は「58-62ステップアップリング」が適当なのですが、手持ちの在庫が「55-62ステップアップリング」しかないので、これを使って作ることにしました。 「55-62ステップアップリング」の雌部を、既存のマウント金具のバヨネット突起に合わせて3か所を5mm研削します。このままでは取り付けてもレンズ台座穴径が大きいのでセンターが出せません。そこで「58-55ステップダウンリング」を使えば良いのですが、手持ち在庫が無いので、55mmフィルター枠を使うことにしました。 55mmフィルター枠の外側3か所に厚紙を貼り付けて、レンズ台座の穴内径と同じにします。これは全周に貼り付ける必要はありません。あくまでセンターが出せれば事足ります。 これでミノルタ「SRマウント」雌部を取り付ける土台は完成です。この土台内周と「SRマウント」外周とは、すこし間隔があります。これも厚紙で作ったインサートを3か所挿入してセンターを出し、エポキシ接着剤または弾性接着剤を隙間に充填すればよいのですが、まだこの接着は未着手です。「55-62ステップアップリング」はもう一つ在庫があるので、「Kマウント」用も作るかな…
☆ 2014/6/2 今日も暑くなりそうです。晴れは続く… ・ 何年か前にKマウントカメラで使えるように改造した「MAMIYA AUTOBELLOWS 645N」ですが、レンズ側はM42マウントに改造しているので、イメージサークルの大きな「Bellows-Takumar 1:4/100」を無限遠から使えます。 このベローズ装置には、レンズ台座に完璧なあおり装置が組み込まれているので、究極の静物写真が写せます。しかし、あおり撮影のときには蛇腹が大きく歪むため損耗が進みますし、無限遠付近ではより無理がかかります。それを回避するためのアイテムとして袋蛇腹があるのですが、このベローズ装置にはオプションで設定されていました。 しかし、その品は中古市場に出て来る頻度がすこぶる少なく、永年探していましたが、ようやく猟に成功しました。これで風景を模型風に写せる逆チルトも手軽になりそう… ・ 「MAMIYA AUTOBELLOWS 645N」は、135判またはAPS-C判カメラだと、そのままでは使えるレンズが限られますから、他マウントのレンズも使えるようにした方が利用の幅が広がります。亭主が改造したように、レンズ台座内径を半丸ヤスリ等で研削する方法だと、元の「マミヤNマウント」に戻せなくなります。研削せずに、部品の取り外しだけで改造する方法の方が、改造の敷居が低くなります。 「55-62ステップアップリング」を用意し、その62雌部は既存マウント金具のバヨネット突起部に合わせて平ヤスリで切除します。この作業は対象がアルミなので簡単です。この中に使用したい交換レンズの雌マウント金具を取り付ければ出来上がりです。既存マウント金具のバヨネット突起部でこれを押さえて固定しますから、交換レンズの脱着に支障がありません。 「Kマウント」の雌部は、ぎりぎりで接着可能です。ミノルタ「SRマウント」は、大分余裕がありますから、適当なサイズの下駄を外周部に貼り付ける必要があります。 しかし、こうして作った「マウントユニット」だと、ベローズ専用レンズでも、無限遠まで出せるとは限りません。比較的入手が容易な「SRマウント」は最短光路41mm位ですから、恐らく無理です。「Kマウント」の場合は、絶対無理…
☆ 2014/6/1 月が変わって、晴れベースの日が続いています。まだ梅雨の兆しはありません。エルニーニョによって梅雨入りが遅れる、北日本は冷夏、西日本は旱魃と、色々と心配の種がゴロゴロ…
☆ 2014/5/31 今朝も夏の朝です。西日本に高気圧が居座っているので、熱気が溜まるためにずっと暑くなるらしい…
☆ 2014/5/30 薄曇りの暖かい朝です。今日も日中は晴れて暑くなりそう…
今は滅亡したマウントであるミノルタのSRマウントの「AUTO BELLOWS V」は、ベローズ装置の終焉期を飾る高機能な品です。レンズ台座にスイングとシフト機能が搭載されていて、そのスイングは360度ですから、レンズ逆付けをレンズ台座をレールから外さなくても行えます。 この今は新品を入手することは不可能な名品を現役のデジタル一眼レフで使うためには、カメラ側マウント金具を汎用性のあるM42マウントに変更する必要があります。ミノルタSRマウントはフランジパックが短かったため、なるべく最短光路を短縮することが、ベローズ用レンズを無限遠で使えるようにするためには必要なことです。 このベローズ装置のカメラ側マウントは、蛇腹内からリングを捻じ込むことで取り付けてあります。蛇腹を外さなければマウント金具は外せないのです。その取付ネジはピッチの細かい特殊なものなので、マウント金具だけを作るためには厄介な問題となります。プロの機械加工業者に依頼するしかありません。 亭主はこのベローズ装置を複数死蔵しているのですが、このマウント問題を解決しなければ使える品に出来ません。少量生産を依頼して、不要分を売却するプロジェクトを考えているのですが、重い腰が上がりません。困ったもんだ…
☆ 2014/5/29 昨日の週間予報では晴れベースです。梅雨の兆しはあるものの、まだ訪れなさそう…今朝も晴れて、暑くなりそう…
☆ 2014/5/28 薄い雲が広がる湿った空気の朝です。いよいよ季節が入れ換わるのか… テッペンカケタカ(特許許可局)を初めて聞く朝です。ウグイスの雛が殺される季節…
五月こば鳴きもふりなん郭公 まだしき程のこゑをきかばや 伊勢
昨日は、エビス麦酒工場跡地の商業施設に初めて遠征しました。昭和41年から42年にかけて、1年間その脇の山手線から見た工場です。引込線に貨車が並んでいる光景が思い出されます。 38階の展望レストランに入り、眼下の城南・城西から川崎・横浜を一望しました。丹沢がかすかに遠望出来ましたが、富士は見えず… すぐ下に、えらく長い建物を見つけて、その長さと無窓の壁から、ライフル射撃場か何かと感じたのですが、帰宅してネット地図で見ると、防衛省の艦船研究施設のようです。恐らく、中には長い水槽が造られていて、そこでは、艦形模型でその性能を研究しているのでしょう。その建物の近隣は陸上自衛隊や航空自衛隊の目黒駐屯地なのでした。そうは見えなかったけど…
PENTAXを中心としたベローズ装置関係の蒐集に嵌って随分経ちますが、深く知れば知るほど、新たな存在が現れます。今が所有者の代替わり時期になっているためなのかも… 今最も入手したく思っているのが、「Universal-Takuamr 1:4/100」です。「Bellows-Takumar 1:4/100」の前身で、極短期間の製造だったようです。また、「BELLOWS U」の使用説明書には、専用の「ベローズ・ペンタックス100ミリF4」があると記載されていますが、これが本当に存在しているなら欲しい…
☆ 2014/5/27 昨夜の雨は激しく、屋根を打つ雨音に眠りを妨げられました。今朝はまだ降っていますが、霧雨程度…
☆ 2014/5/26 今日は朝から通院です。血液検査は先々週に済んでいるので、診察と投薬だけ…
☆ 2014/5/25 晴れて気温の高い朝です。カルミヤが満開で、紫陽花の花芽が大分大きくなった…
午後になって、一昨日の猟の獲物が届きました。「Super-Takumar 1:1.4/50」U期型です。なかなか状態の良い品だったので、ほくそ笑んでいます。
☆ 2014/5/24 少し気温は低めですが、晴れています。空が白っぽいのは、湿気があるせいかな…
昨夜「Super-Takumar 1:1.4/50」U期型の猟に成功しました。U期型でも、始めの頃のレンズシリアル番号です。程度はあまり期待できなそうですが、8枚玉の一般的な相場より3割ほど安かったので、いいかな… U期型の8枚玉からが実際に販売されたものというのが亭主の立てている仮説です。T期型より絞り環の幅が1mm広くなり、操作性が向上しています。この改良は、β版のT期型を試供した結果の意見を汲んで行われたのかもしれません。試作段階ではスポット測光だったものを、プロへの試供結果で平均測光に変更したTTL測光を搭載して、満を持して発売する「SP」のセットレンズですから、力の入れ方が違っていたのかも…
旭光学工業のレンズブランドTakumar一族の標準レンズは、黎明期においては色々な型が存在しています。「ASAHIFLEX」の時代のものとしては、「Takumar 1:3.5 f=50mm」が普及版の存在でしたが、これは3群目が貼り合せの3群4枚構成テッサー型です。 高級版として「Takuamr 1:2.4 f=58mm」というものがありましたが、これは1群目と3群目が貼り合せの3群5枚構成ヘリヤー型でした。これはSマウント化されています。 カメラが「PENTAX」となってSマウントの時代になると、様々な標準レンズが作られました。 「Takumar 1:2 f=58mm」は、4群6枚構成のゾナー型です。これは2群目が3枚貼り合わせ玉です。 「Takumar 1:2.2 f=55mm」は、5群5枚構成のクセノター型です。 ダブルガウス前群とトポゴン後群の合成型なのですが、ダブルガウス部分の貼り合わせ玉を引き剥がした形にして、一眼レフに必要なバックフォーカスを稼ぎました。 「Auto-Takumar 1:2 f=55」mm及び「Auto- Takumar 1:2.2 f=55mm」は、4群目が貼り合せの5群6枚構成変形ダブルガウス型です。この2機種は、同じ光学系だと思われます。 「Takumar 1:1.8 f=55mm」、「Auto-Takumar 1:1.8 f=55mm」及び「Auto-Takuamr 1:1.9 f=55mm」は4群目が貼り合せの5群6枚構成変形ダブルガウス型です。この3機種は、同じ光学系だと思われます。 以上が「AP」、「K」、「S」及び「S2」前期型時代の標準レンズで、黒と梨地銀メッキの鏡胴意匠が特徴です。これらより後の全自動絞りのものは、黒尽くめの鏡胴に意匠を変更しています 。 しかし、黒と梨地銀メッキの鏡胴意匠は、なかなか風格を感じる物です。これが当時の各社鏡胴意匠のトレンドではあったのですが…
「S2」の時代に作られていたらしいものとして「SB」というカメラがあります。これは、自衛隊の「酒保」で販売されたという説が有力なのですが、沖縄でよく出土するということもあるようです。内容は「S2」とまったく同じとのことです。 「S2」が誕生したのは1959年昭和34年ですから、沖縄は日本に返還前のことです。このことから推定できるのは、「SB」はベトナム戦争に入り込みつつあった沖縄アメリカ軍への供給用であった可能性です。その機種を、アメリカ軍の従属的存在であった自衛隊にも供給したという可能性です。 この時期は、輸出など供給先に応じて機種名称や内容の一部を変更しています。蒐集者に苦行をしいるものなり…
☆ 2014/5/23 今朝は少し気温が下がっています。昨日の雨が連れて来た寒気…
先日猟に成功した「Super-takumar 1:1.4/50」8枚玉が今朝届きました。「1002503」という初期のシリアル番号「SP」にセットとなっている「977920」の6桁8枚玉ですが、亭主の分類法では「T期型 A」の鏡胴です。このレンズシリアル番号帯のものは「T期型 B」の鏡胴のものしか未発見だったのですが、「T期型 A」が存在したのは少々驚きです。このことをどのように考えるべきか、悩みの種が増えました。 「T期型」というのは、販売開始前に販売網等に配るなどした試供品である「β版」ではないかというのが亭主の仮説ですが、それを作っているうちに「B」の部品が払底したので、残存していた「A」の部品を組み込んだものを作った、というような製造現場の光景が浮かぶのです。「A」も「B」も機能的にまったく変わりませんから、その辺は考えが緩かった可能性があります。レンズキャップのロゴ字体も旧ですから、時代は揃っています。想像の翼を広げさせてくれる存在… カメラの方はミラーアップする故障があり、走り切らないシャッター膜に黴もあって、レストアするには手がかかりそうなので、当面死蔵するしかありません。この「SP」も、「10*****」と「11*****」とではマウント金具部分など変更が行われているので、バリエーションを本気で蒐集解明したらえらいことに… しかし、レンズの方は健全な状態なので、落札に要した費用がレンズ単体の相場の半値だったのは得した気分…
☆ 2014/5/22 よく晴れて暖かい朝です。上空に寒気が入り込んでいるとのことで、午後には雷雨の予報が…
PENTAX旭光学工業が歩きながら、走りながらその製品を改良し続けていた伝統は、過去の製品を発掘すると良く分かります。ちょっとした変更は元より、大幅なモデルチェンジと言えるものでも、それを製品名称に反映させていないことが多いのです。それは、既にその製品を入手している既存ユーザーに劣等感を抱かせまいとする配慮なのか、単に改めて変更点について商品宣伝する労を厭ったのか、あるいは、不完全な製品を世に出してしまった引け目から黙っていたのか、色々とその動機を忖度させるものです。いずれにしても、その結果からは、同じ製品名称で多くのバリエーションを持つという状況を作り出したことは事実です。今それを発掘しようという亭主のような病人には、何とも過酷な試練…
予報どおり雷雨がかすめて、お湿りの午後となりました。気温は下がらないので、寒冷前線というほどではない…
☆ 2014/5/21 激しい雨音に眠りを何度も破られた夜が明けて、まだ雨音は続いています。上がるのは午後かな…
昨夜、暫くぶりで「Super-Takumar 1:1.4/50」8枚玉の猟に成功しました。カメラの部にあったのと、出品表題に「Takumar」の表記が無かったせいか、随分と安めです。出品者はカメラに無知な素人リサイクル業者のもようで、品物の素性が分からないのが残念… この8枚玉、レンズシリアル番号が6桁で、亭主分類法による「T期型B」に頻出する番号帯なのですが、鏡胴は「T期型A」の特徴を持っていそうなのです。出品写真がその部分は不鮮明なので確定的ではないのですが、もしそうなら、疑念の湧く事実です。
新たに入手した「PENTAX AUTO BELLOWS」前期型を詳細に見聞しているうちに、色々と気付いたことがあります。それを中期型へと変更した理由も垣間見えて来て、それはただコストダウンのためだけでは無かったのだと気付かされました。 「MOVINGダイヤル」の軸が台座の反対側まで貫通していたのを、中期型以降では貫通しなくなった理由は、軸受を片持ちにしているのです。そうした理由は、軸受の外側を偏芯させて、それの台座への取付位置を調節することで、ジュラコン製ピニオンギャの出を微調整できるようにしたのです。前期型のように軸を台座に対して固定しては、そんな微調整は不可能です。外見意匠は殆んど同じですが、その中身は物凄く改良されているのでした。 また、レンズ台座のマウント金具の取付方法のことです。前期型は「BELLOWS UNIT」や「BELLOWS U」と同様に、マウント面に設けた4本のビスで固定しています。これを中期型以降では、レンズ台座側面の上左右の3か所に設けた芋ビスで押さえて固定する方法に変更しているのです。この変更の理由は、ネジマウントである「Sマウント」の宿命を少しでも回避するためと、製造の容易さ、ひいては製造コストの削減を目的としたものだったのです。 マウント面に設けた4本のビスで固定する方法だと、ビスの位置に対してマウントネジの切り始めの位置を精密に行わねば、取り付けた時のレンズの上位置の正確さが保てません。正確な位置からネジを切り始めるのは、旋盤へのセット位置の調整など能率が落ちます。それを無頓着に切り始めても良ければ、当然能率は向上します。 製造組立においても、取り付けた時のレンズの上部が正確に上を向く位置にマウント金具を取り付けるのは容易になります。使用しているうちにマウント面が擦り減って上の位置がずれても、芋ビスを緩めて再調整することが可能ということです。良く考えられた改良だと言えるでしょう。このように、結構大きな変更を行っても、その事実を特に公表することも無く、旭光学工業は同じ名称で販売を行っています。この伝統を良しとするのか、悪しきと糾弾するのか、道は分かれる…
☆ 2014/5/20 今朝は湿度を感じます。今日の後半は崩れて来る予報ですが、そろそろ梅雨の走りが来るのかな…
今般その存在を新たに発掘出来た「PENTAX AUTO BELLOWS」前期型ですが、ネット上の画像を漁っても、まるで登場しません。ダイヤル形状が同じ中期型は、それなりに登場しているのですが… 1点だけ確認出来た画像も、肝心のカメラ台座後部が写っていないので、その部分がどうなっているのか分かりません。新たに見付けた前期型が、更に分けられるのかどうかという疑問が残ることに…
PENTAX最初のF値1:1.4レンズである「Super-Takumar 1:1.4/50」には、その約7年の製造において多くのバリエーションが存在するのですが、その中でも、初期のものには不可解なシロモノが見付かります。交換レンズには固有のレンズシリアル番号が付されているのですが、その前後関係がバリエーションの枠に入らないものが散見されます。それをどう考えたらいいのか、悩ましい点ではあります。 例えば、亭主が所有している「766156」という6桁レンズシリアル番号の個体は、絞り環が1mm幅広となったU期型の鏡胴なのです。6桁のものは試作品または試供品として作られたものである可能性が高いと思っているのですが、それが実売型だと思われる絞り環幅6.5mmのU期型鏡胴に付いている理由が疑問点です。亭主としては、これが廃業したカメラ店からの出土品ということから、改良型の試供品とでも考えるべきなのかもしれないと思っていますが… 亭主が試作品(β版)ではないかと推定している絞り環幅5.5mmの鏡胴は「T期型」と分類しているのですが、その中でも、零指標の形状で「A」と「B」に小分類しています。その「B」に頻出している番号帯の中に、「A」の分類に属する鏡胴の個体が存在しているのです。このことをどのように考えるべきなのか、悩みは尽きません。β版の時代ですから、試供配布の必要に応じて残存の旧部品を組み付けたものがあったとでも考えるべきなのでしょうか…
午後になって、新発掘の「AUTO BELLOWS」前期型が到着しました。早速画像を別棟2棟目の「「BELLOWS」はカメラシステムの華」に掲載しました。「旧前期型今後は中期型」との違いをご確認ください。この品は極少量しか製造されなかった可能性があります。ネット上にある画像の中にはほとんどありません。元箱も、後の機種のそれより大幅に巨大です。お宝発掘の心地… なお、元箱には値札が付いていて、「\14.5K」です。ちなみに、後期型になると「\19.5K」になり、2代目の「K」になると「\21K」となっています。今これを製造するとしたら、売値は「\50K」を優に超えることでしょう。
☆ 2014/5/19 雲が多い朝ですが、今日も好天は続きそうです。5月2日に訪れてまだ三分咲きだった本栖湖の芝桜は今が見頃のようです。やはり、例年より1週間ほど遅いのだとか…
PENTAXのAUTO BELLOWS歴代の蒐集研究は亭主の主要なテーマの一つですが、先日述べたように、これまで最も初期の品と思っていたものが、実は違っていたということが使用説明書の詳細な精査によって分かってきました。その表紙等に使われている画像と亭主の所蔵品と比べると違いがあったのです。これまでもその使用説明書は精査していたつもりなのですが、目が節穴だったということで… その表紙の品にある特徴と一致する品がネットオークションに登場したので、昨夜、必至の思いで仕留めました。その稀少価値を知ってか知らずか、競争者がいたのですが、亭主の虚仮の一念の方が上回ったということで… 入手することになったその品は、ダブルレリーズT型や倍率定規付きで元箱入りなのですが、使用説明書は失われています。それがあれば、印刷年月が印刷されているので、この品の製造時期が推定できるのですが、誠に残念…でも、元箱の意匠は「BELLOWS U」と同じものなので、その製造時期に近いものであることは確実… これは手元に来て精査しなければ分からないことなのですが、カメラ台座の後部形状が、その後の全てのものと異なっているのです。明らかにコストが掛かる形状なので、後のものは仕様変更したことが推定できるのですが、初めにそのようにした意図に興味があります。 なお、このカメラ台座後部形状だけがその後のものに変わった中間機種の存在も疑われます。手持ちの使用説明書画像では、その部分が明瞭ではないので、可能性としては残ることになります。そうなると、AUTO BELLOWS一族は10種類ということに… さらに、以前から疑念のある3代目「AUTO BELLOWS M」についてです。亭主がこれまで確認できているのは、カメラ側マウント金具のロックピン受穴形状がO字型のものだけなのですが、これがU字型のものが存在したかどうかという点です。もしそれが存在するなら、機種がさらに増えて11種類ということになります。もうこうなると病膏肓… ところで、「AUTO BELLOWS M」にはカメラ側マウント金具のロックピン受穴形状がO字型のものだけということになると、その製造開始時期は1976年のMシリーズカメラの開始時期とは一致せず、「LX」の発売された1980年以降ということになります。その間は2代目「AUTO BELLOWS K」の製造が続いていたということになり、製造時期5年間ということなら、この機種が前期型、中期型、後期型とある理由が納得できるものです。これは、かなり重要なことなり…
☆ 2014/5/18 好天が続いて、今日も暑いくらいになりそうです。例年この時期は梅雨の走りが現れるのですが、今年は遅れている…
昨日入手した「Auto-Takumar 1:2/55」前期型ですが、全く問題点の見つからない新品同様な品でした。製造から半世紀以上経っているのに、その間どのような時間を過ごしたのか、想像の翼が広がる思いです。恐らく、殆んど使われていない… 後の時代の貼り合せレンズにはバルサム切れの宿痾がありますが、この時代には殆んど見られません。接着剤が新しくなった故の欠陥であることは明白です。製造能率の向上のための変更なのでしょうが、角を矯めて牛を殺すとはこのこと… この半自動絞り「Auto-Takumar 1:2/55」には後期型も存在するので、その蒐集で打ち止めの予定です。輸出仕様である「Auto-Takumar 1:2.2/55」には手を出さない…つもり…
以前、MinoltaのオートベローズVを複数入手して死蔵しているのですが、そのためのベローズ用レンズを、その数だけ調達しました。「AUTO BELLOWS ROKKOR 1:4 f=100mm」です。これにはレンズ構成の異なる2機種が存在するのですが、入手したのは、どれも旧型の3群3枚構成トリプレットです。新型は4群5枚構成クセノターとなりました。こちらの方はあまり中古市場に出て来ません。製造数が少なかったのか、まだ購入者が生きているのか、さて、どちらかな… 3群3枚構成トリプレットの100mmはTakumarにも存在していて、ASAHIFLEX用のM37マウントと後継のASAHI PENTAX以降用のM42マウントがあります。光学系は同一なものの、鏡胴意匠は大きく変わっています。M37は総メッキで、ごつい… クセノターと言えば、「Takumar 1:2.2 f=55mm」というプリセット絞りの機種が存在し、もっぱら輸出用だったようです。これは5群5枚構成のクセノターでした。 MinoltaのオートベローズVは、レンズ台座にスイングとシフトのあおり機構が付いているのですが、SRマウントなので、カメラ側マウント金具をM42に変更しないと現役の1眼レフでは使えないので、その改造構想はあるものの、あおり撮影は他のもっと高機能なものを所持していることから改造の腰が上がりません。ミラーレスフルサイズ一眼にでも手を出したら、マウントアダプターが存在するので使えるかも… ところで、「クセノター」というのは、前群にダブルガウスの前半、後群にトポゴンの後半を組み合わせたハイブリット対称形のレンズ構成です。ダブルガウスほど明るくできませんが、非点収差、像面湾曲や歪曲収差などを良好に補正できて、解像力の高いものが作られました。まさにマクロレンズ向きのレンズ構成と言えます。前群を変形ダブルガウスとしたものなら、変形ダブルガウスと違って貼り合わせレンズを使いませんから、製造コストを押さえる効果もあったのでしょう。PENTAXは「PENTAX ME」の後継廉価版「PENTAX MV」のセットレンズ「smc PENTAX-M 1:2 50mm 」で、このクセノターを採用しています。この場合はコスト削減が目的でしょう。当時、価格破壊者「XR RIKENON 1:2 50mm」のわずか\9Kという存在と戦わなければならなかったのですから…
☆ 2014/5/17 今日は幾分気温の下がっている朝です。天気は良くなりそう…
昨日到着したライカLマウントの「DUO-TRACK-BELLOWSCOPE」のカメラ側マウントを外すと、取付穴は40mm径だったので、「PENTAX BELLOWS UNIT」最終型のカメラ側Sマウント金具と換装しました。これで「マウントアダプターK」だけでKマウントカメラに装着できます。重くて光路が長いクロームメッキ製のライカLマウント金具から光路が短いアルミ製のSマウント金具に変えたことで、随分軽くなりました。 レンズ側のマウント金具は取付穴径が小さいので、Sマウントへの換装は困難です。しかし、ライカLマウントは引伸ばしレンズの多くが採用しているマウント規格なので、このベローズ装置で使えるレンズに事欠きません。 2本丸レールのベローズ装置というと、大きくて重いというイメージがありますが、この品はアルミ製丸レールで1本丸レールより細いので、全く重さは感じません。レールを2本とすることで光軸の精度が大きく増し、全体的な強度も向上しています。f=105mmのレンズを取り付けて無限遠撮影を試みましたが、手持ちでまったく重さを感じません。望遠マクロレンズとしての使い道が広くなります。
昨日同じく到着したのが、半自動絞りの「Auto-Takumar 1:2/55」です。飾銘板の表記が「1:2/55」となっているものは、完全自動絞り機構になった「PENTAX S2」後期型のセットレンズとされていたものです。表記が「1:2 f=55mm」となっているものは、半自動絞り機構の「PENTAX S2」前期型のセットレンズです。内容はまったく同じな両レンズですが、お相手が違っていたというお話…
☆ 2014/5/16 ここ数日、朝早く目が覚めます。夜明けが早くなっているせいかな…その代わり、昼寝も必須… 今日は桜木町から大桟橋方面に歩くかな…
関内で降りて、駅近くの「キョーワ」で、山の神の業務に入用な「かな用筆」の仕入れに付き合い、その後、公園として整備後にまだ行ったことが無かった「象の鼻」を訪れました。慶応3年の建造施設です。対岸の海上保安庁の桟橋には、去年11月に完成した「あきつしま」の巨体が舫っていて、前甲板の40mm機関砲をレンガ倉庫に向けていました。以前は、そこは1番船「しきしま」の定位置だったのですが、同船は尖閣諸島警備に出動しているのでしょう。「あきつしま」は、それと交代の出動のための待機かもしれません。3番船は建造中かな… 帰りはレンガ倉庫を経てワールドポーターズに寄り、遅い昼食を摂りました。1階の「元町ドリア」という店に入りましたが、味は…鹿沼まで行っていない…
☆ 2014/5/15 5月もはや中日となって、初夏の気が充ちています。今朝も気温高め… 右親指の痛みは大分軽癒しています。皮膚を詳細に観察すると1か所変色が見られますから、毒蟲説が有力に…
昨日獲物とした「DUO-TRACK-BELLOWSCOPE」は、2本丸レールが折り畳めないタイプですが、これにも折り畳めるタイプが存在します。ここまで蒐集が進むと、それも欲しくなる…
☆ 2014/5/14 雲が多いものの、雨にはならない朝です。気温は高めなので、日中は夏日になりそう… 今日は定期受診の消化器内科に早朝通院です。朝一で採血して、9時半から診察予約…
数日前から右手親指の第一関節が痛み、物を掴み難くなっています。手袋をせずに跳梁し始めた庭のヤブカラシを抜き回ったときに毒蟲にでも刺されたのかもしれません。親指全体が腫れて少し熱を持っている感じですが、今朝は幾分軽くなったかな…
「Minolta AUTO BELLOWS V」に組み合わせるために「AUTO BELLOWS ROKKOR 1:4 f=100」を標的として猟した結果、蛇腹などが使用不能な「Minolta BELLOWS U」が付いて来ました。この品はPENTAXの「BELLOWS U」と同等と思っていたのですが、各部の寸法は結構異なっていました。2本丸レールの幅とか、蛇腹断面寸法などです。しかし、MOVEMENTダイヤルなど極似した部品もあることから、恐らく同じOEM製造者なのでしょう。蛇腹を更新すれば現役に戻せますが、この不細工さでは、その労は取りたくない…
「KOPIL」というのは、PENTAXを始めとして多くのカメラメーカーのベローズ装置をOEM製造していた小林精機製作所の輸出用自社ブランドです。この名称で、プラクチカ、エクザクタ、ニコンFなど多くの種類のマウントの製品を輸出していました。 同社が製造していたベローズ装置は、原則として丸レールでした。初期においては1本丸レールで、その根元付近で折り畳める形式のもので、製品名称は「BELLOWSCOP」でしたが、丸レールを2本にした製品も上梓しました。その製品名称は「DUO-TRACK-BELLOWSCOPE」というものでした。その他に、「あおり装置」を組み込んだものもあり、それは製品名「BELLOWSMAT」というものでした。 亭主は「BELLOWSCOPE」と「BELLOWSMAT」は入手済みですが、「DUO-TRACK-BELLOWSCOPE」は未入手です。いつかは入手したいと思っていたところ、「ライカLマウント」のものですが、ひょんなことで猟の獲物とすることができました。しかも5K未満で… ライカLマウントは、引伸ばしレンズに多用されているマウントなので、使用レンズに事欠きません。カメラ側マウントは、「M42-L39アダプター」と「マウントアダプターK」の2枚使用で現役Kマウントカメラに装着することが出来ます。これで念願の一端は叶うことに…
☆ 2014/5/13 夜に降り出した雨の朝です。気温は高めです。1週ぷりの雨ですが、午後には上がりそう…
昨日「Auto-Takumar 1:2/55」の猟に成功しました。これは完全自動絞り対応となった「PENTAX S2」後期型のセットレンズとされていた半自動絞りの標準レンズです。カメラの方は完全自動絞りになったのに、セットレンズの方が半自動絞りという変な組み合わせです。同時期の「PENTAX S3」の方は、新製品である完全自動絞りの「Auto-Takumar 1:1.8/55」をセットレンズとしていましたから、カメラのクラス分けのための措置だったのでしょう。半自動絞りである「PENTAX S2」前期型のセットレンズだった「Auto-Takumar 1:2 f=55mm」は既に所蔵していますが、それとの違いは、飾銘板の表記法の変更のみ… 獲物に付属しているレンズキャップは46mm径鏡胴用なので稀少で、それを勘案すると、「1.8K」は十分納得…
一昨日仕留めた「Auto-Takumar 1:1.8 f=55mm」の黒鏡胴が届きました。経時の割に外観はまあまあなものの、半自動絞りの動きが若干緩慢です。分解しての清掃注油等の整備が必要な様子です。まあ、資料的存在に価値があるものですから、満足満足… なお、このレンズ、鏡胴が46mmなので、昨日仕留めたレンズキャップが使えます。PENTAXとしか表記されていない被せ式…
☆ 2014/5/12 薄雲に覆われている朝です。気温は高め…
昨日「Auto-Takumar 1:1.8 f=55mm」の猟に成功しました。「PENTAX K」のセットレンズとして誕生した半自動絞りのこれは、一般的には絞り環が梨地メッキで、ピント環の山部をアルミ地肌色とした、大熊猫のような派手な鏡胴なのですが、仕留めたのは黒尽くめの品です。これは、少量作られた黒塗りの「PENTAX K」に組み合わされていた品のようです。稀少性に気づかれなかったのか、競争者は現れず… PENTAXの「AUTO BELLOWS」は、初代は「Sマウント」のものです。これはKマウント化後は「AUTO BELLOWS K」、「AUTO BELLOWS M」そして「AUTO BELLOWS A」と改変を継続することとなりました。 初代「AUTO BELLOWS」は、これまで初期型と後期型の二つの形式があると認識していましたが、どうも初期型は更に二つ以上の形式に分けられそうだと思えてきました。「AUTO BELLOWS」の使用説明書に使われている画像は、初期型の特徴であるダイヤル形状なのですが、亭主が所有している個体とは微妙に異なっているのです。そのことにこれまで気づいていなかったのですが、見付けてしまっては蒐集の虫が疼いてしまいます。 PENTAXは同じ名称で異なる仕様の製品を作るという伝統があります。歩みながら常に改変を続けていたと言い換えた方が良いのかもしれません。その結果としての現象なのでしょうが、蒐集を始めてしまったものには苦行を強いることになります。罪深い伝統…
☆ 2014/5/11 今朝も快晴です。爽やかで気持ちの良い朝ですが、日中は夏日にまで行きそう… 庭の八朔が花盛りで、甘い柑橘の匂いであたりは充たされています。去年はぱらぱらとしか咲かず、収穫も20個ちょっとしかなかったのに、今年は物凄い花付きです。この分だと、優に百個以上の実がなりそう…
☆ 2014/5/10 好天が続きます。昨日は午後風が強くなりましたが、今日はどうかな… 窓外に見える街路樹の欅が、冬の間に強剪定した枝に葉が出揃って、モンスターのように垂れ下がっています。竹箒を立てたような姿とは縁遠い…
製造・販売後50年近く経過した交換レンズは、故障または破損したとしても、正規の補修部品を入手することは殆んど不可能なことです。そこで、部分的に故障または破損している複数の個体を合体させて、程度の良好な個体を得る方法が考えられます。「レストア」とでも言うべき方法ですが、この場合に行ってはならないことは、時代の異なる部品を組み合わせるということです。機械的寸法は同一で、組み込みが問題無く可能な場合でも、詳細なデテールが異なっているものを組み合わせるのは、少なくとも、売却の可能性のあるものには行うべきではありません。まったく同じ時代の部材であるなら、補修部品と同等ということになりますから、それを行っても製品としての価値に変更を加えることにはならないと考えられますが、やむをえず時代が違う部材を使う場合は、売却時にはそのことを明示すべきでしょう。 このことを順守するためには、新規に組み合わせる部材が、廃する部材と同じであることを詳細に比較する必要があります。製品の正しい姿を維持するためには、少しでも異なる点があれば、これを用いないという矜持が求められます。 PENTAXの交換レンズ「Takumar」一族の場合、特に標準レンズは、短期間の間に驚くほど多くの変更が加えられていて、それを全て同じ名称で製造・販売しています。そのため、時代の違う個体を組み合わせてしまうリスクが高いのです。時代ごとに違いがあるということについて無知であると、それらを平気で組み合わせてしまうこともあるようです。これらにしても、その程度が良好であるなら、これから更に半世紀余の寿命を生きるのかもしれません。そのころには、その「フランケンシュタイン」のような姿がオリジナルであると誤解される虞を生んでしまうのです。罪業は深甚なるべし…
☆ 2014/5/9 今朝の空は雲がありません。気温も高めで、日中は夏日にまで行くかも…
☆ 2014/5/8 晴れてはいるものの、薄雲が覆っている空の朝です。気温は回復…
昨夜終了した8枚玉のネットオークションは、評価数10K以上の実績者が競り合っていました。そんなべらぼうな評価実績は、業者以外にはありえないのでしょうから、8枚玉の市場が成立しているということなのでしょう。普通の入札者は手を出せない状況となっているようで、怖い… 8枚玉と認識していない出品には、まだ業者の手はさほど及んでいないようですが、好事家たちの目は免れていない様子で、どれもそれなりの落札額になっています。去年4月に亭主が入手を始めた頃は、5Kを下回る場合も多かったのに… 8枚玉と7枚玉初期の鏡胴はヘリコイドの構造からか、ガタが出易いようです。対角線上に2ヶ所ある回転止めの構造に問題があると睨んでいます。この取付が緩むことでガタが出るので、分解してビスを締め付ければ回復することもあります。 この構造上の弱点からなのか、レンズシリアル番号の記された飾銘板と鏡胴との時代が合わない品を時々みかけます。50年を経過した製品なので、部品取りによる修理の結果なのかもしれません。俗称「二個一」と称する修理方法は、これからますます増えていくのかもしれませんが、違う製造時代を混在させた品の価値は、あまり評価できない…
☆ 2014/5/7 昨日より気温の下がっている朝です。少し肌寒い…
☆ 2014/5/6 みどりの日の休日を振り替えての休日です。雨のためか気温が昨日までより少し下がっています。連休の最終日、明日からは色々なところに行ける…
☆ 2014/5/5 子どもの日の朝は、地震の揺れで目覚めました。5時20分震源は相模湾西部で、比較的近い揺れの特徴で振幅が小さく、規則的でした。震度3よりすこしだけ強いと直感しましたが、気象庁発表はビンゴ… 暖かいのですが、雲が覆っている空です。今日明日は、好天期待薄…
晴れ晴れと風光り渡れ麦の秋 雌山
☆ 2014/5/4 休日水増しのために4月29日から移設された「みどりの日」ですが、日曜日なので休日は6日に振替… 今朝も快晴で暖かく、日中は暑いくらいになることでしょう。
昨日は昼前に成田方面に御料車で出かけたのですが、往路の高速はどこもほとんど渋滞せず、午後八時過ぎの帰宅時にはガラガラ級の状態でした。普段ならありえない…
☆ 2014/5/3 今日から4連休です。手始めは憲法記念日… 暖かくて晴れの朝です。でも、午後には少し崩れる予報も…
昨日の本栖湖芝桜はまだ3分咲き未満で、連休中の観覧はお薦めできません。来週末あたりが見頃を迎えるのかと推量… 同時に富士周辺自治体のB級グルメを集めたイベントを開催しているのですが、試みた「吉田うどん」と「富士宮焼きそば」は、完璧に落第点です。こんなものは、まともな喰い物では無い…亭主は、麺類は細きを以って尊しとなす派、また、蕎麦以外は乾麵至上主義なので、そのどちらでもない両者は歯牙にもかからず… 帰路、白糸の滝に寄りましたが、雪解けの故でしょうが、水量豊かに流れ出ていました。音止めの滝も轟音甚だし…
☆ 2014/5/2 桜前線は北限に届いているようですが、蝦夷地はこれからでしょう。近隣では芝桜が見頃の季節となっています。本栖湖付近はこれかららしく、今日は好天のようなので、足慣らしの足を延ばすかな…
芝桜咲耶姫笑み舞ひにけり 雌山
昨日調達した雌山亭北西和室のLEDシーリングライトですが、12畳用としたために色々な機能が付加されていて、明るさの外に電燈色から白色光までを多段階に変化させられます。光量が多いのと、この多機能とで、価格はダイニングに取り付けたものの倍以上ですが、営業用を兼ねるとなれば止む無し…
☆ 2014/5/1 今日はメーデーですが、今はその祭典は昔話になっているようです。その衰退が、かくも長引いているデフレを引き起こした元凶の一つなのに、労使ともに気付いていない… 昨日一日降り続いた雨は今朝も続いています。気温も高め… これだけ長時間の降雨は本当に久しぶりです。地面が一気に湿潤となって、初夏が一気に来るのかも… 春なのに晴天が続いたり雨が長引くのは、ジェット気流が日本の上空で南北に大きく蛇行しているからだそうです。そのため流速が遅くなり、移動性高気圧を押し流さないからだとか…
昨日、ダイニングの照明を、直管20W蛍光灯3本器具から、LEDシーリングライトに変更しました。消費電力44Wのものです。2/3強の消費電力ですが、明るさは随分と上です。発光体の交換は出来ず、器具ごと使い捨てですが、寿命は公称8〜10年ですから、年あたりのイニシヤルコストは1K前後の価格です。随分と安価になったものです。これで、ゲーテの「もっと光を…」というセリフとは無縁に… あまりの高性能さに、他の部屋も換装したくなりました。使用用途と頻度から、とりあえず山の神が教室に使用している北西向きの和室などが候補に…
☆ 2014/4/30 4月も晦日で、5月病の季節となります。誰もが憂鬱の種を抱いているのですが、それを芽吹かせるのは何なんだろう… 昨夜降り出した雨は屋根を叩いて騒がしい朝です。久しぶりの本降りで、庭の雑草が勢いを増しそう…
昨日紹介した怪しげな8枚玉オークションは更新出品を続けています。誰も引っかからないことを祈念…
☆ 2014/4/29 昔の天皇誕生日、昭和の日の休日です。曇りがちですが、気温はまずまずの暖かさです。午後には崩れて来るのかもしれません。でも、今が一番快適な気候…
Takumar一族など「M42」マウントレンズを現役のKマウントデジタル一眼レフで使うためには、純正または市販品の「マウントアダプターK」を使用する必要があります。純正の「マウントアダプターK」は、現在4.4K程度で実売されていますが、Kマウント制定後随分と長期間に渡って実売価格0.75K〜0.8K程度で販売されていました。亭主は値上げの公告前に纏め買いをしたため、不自由することがありません。 このマウントアダプターKは、「Sマウント」と「Kマウント」のフランジバック値が同一であることを利用して、マウント面の精度を「Sマウント」のそれを利用する作りになっています。つまり、バヨネット部のみを負担する構造なので、製造精度をそれなりにすることで安価に供給を続けられたのかもしれません。 しかし、マウント面をレンズ側の「Sマウント」部で負担することから、これが「Kマウント」の内径より小さいレンズや接写リング等の場合、正しい接合が出来ないという問題があります。亭主が好きなベローズ装置のうち、歴代の「BELLOWS UNIT」は、最終型以外の場合は、そのままでは使えません。マウント外径が小さ過ぎるのです。 「マウントアダプターK」には、板バネを使ったロック装置が付けられています。Kマウントカメラに「マウントアダプターK」を取り付けると、板バネがロック部に引っ掛かって外れなくしているのです。これを外すためには、「マウントアダプターK」の外周部に2ヵ所開いている角穴に指先を入れて板バネを押しながら回します、こうすれば簡単に外れます。工具等を使う必要のない優れた仕組みです。 この「マウントアダプターK」のコンセプトは、KマウントカメラをSマウントカメラへ変換する、というものなのですが、Sマウントのレンズを脱着するには、3回転半回さねばなりません。そこで、レンズ側にあらかじめ「マウントアダプターK」を捻じ込んで置くという使い方も可能です。これをするためには、「マウントアダプターK」に付いているストッパーの板バネを取り外しておかねばなりません。でも、これは小ビス1本で取り付けているため、取り外しは容易です。 しかし、このような運用は、バヨネットにロックが掛かっていませんから、カメラからレンズが脱落するリスクがあります。それさえ気を付ければ、この運用は快適そのものです。 なお、この「マウントアダプターK」には、バヨネット部の機能だけではなく、開放測光実現のための機能も付いています。現在のカメラはレンズ側からの絞り位置情報を受け取らなくなっていますから、この機能は不要となっているのですが、以前は、レンズが絞り開放位置であることを伝達しなければ、カメラは正しい露出を算出することができなかったのです。そのため、「マウントアダプターK」には、常に外れる方向に力が掛かっていました。それを板バネのストッパーで止めていたということになります。そのため、当時のPENTAXは、板バネを外してレンズ側に取り付けての運用を認めていなかったのだと思います。いつのまにかカメラからレンズが外れていた、ということも起こりかねなかったのです。 ところで、レンズ側にしっかりと「マウントアダプターK」を捻じ込むと、手では回せなくなることがあります。この場合、レンズリヤキャップKを使えば簡単に回すことが出来ます。 今日「マウントアダプターK」のことを、チープなのに高価、と謗る声があります。これを存在させることで、ユーザーの手元に夥しくあるレンズ等の既存資産価値を可能な限り減ずることの無いように苦慮した、当時のPENTAXの努力を思わない近視眼的たわごとで、マウント変更によって数多の既存資産をあたら見捨てたCanonの傲岸さを甘受する思想ということで、笑止千万…
今日のネットオークションに、いかがわしい8枚玉が出品されています。V期型の飾銘板で、鏡胴自体はU期型〜W期型なのですが、A-M切替レバー背面に「37801」というX期型のものを付けているのです。レンズ自体は8枚玉だと思われますが、飾銘板自体にも回すための切欠きを加工してあるなど、明らかに分解した形跡があります。今日出品して今日終了の、8枚玉を謳っての急ぎ働きの高額設定出品なので、手を出す人はいないと思いますが、要警戒の品です。困ったものだ…
☆ 2014/4/28 今朝も暖かいのですが、どうやら天気は下り坂に向かうようで、夜明けには晴れていた空も段々雲に覆われてきました。今日は雌山亭御料車の6ヶ月点検です。出来上がるまでの余暇を、南センター付近で過ごす予定…
☆ 2014/4/27 このところ朝の目覚めが早く、そのせいか昼間のうたた寝が多くなり、その影響で更に朝起きが早くなります。昨日の昼寝が少し長かったせいか、今朝は3時半起き… 暖かさと好天は今日も続くようで、今日の散歩は、ららぽーとのイベントひやかしの予定…
オートベローズとスライドコピアを使用したネガフィルムのデジタルデータ化プロジェクトは、ネガポジ変換結果の不満足で頓挫状態です。使用カメラの「K-5」では、ホワイトバランスを2500Kまでにしか設定できないことが原因なのかもしれないと思ったりしていますが、これを補完する手段として、色温度変換フィルターを利用しなさい、との夢のお告げを今朝受けました。デーライトフィルムを電灯光下で使用するための青フィルターは、濃淡2種類を所蔵していますので、これを用いて試す価値はありそうです。それでも駄目なら、画像処理ソフトの変更調達も視野に…
4/24にUPした「K-3」の画像に写っている延長ストラップは、「SP」などに付いていた革ストラップを加工したものです。このようにすることで、首掛け用にしかできないストラップを襷掛け用に使えるし、鉄砲環などの付いたカバンのストラップを流用することも可能になります。また、こうすることでストラップの脱着が容易迅速になり、三脚での操作性が良好になります。
色温度変換フィルターC2〜C8を試しましたが、まったくうまくいきません。やはり、画像処理ソフトのせいかも…
☆ 2014/4/25 好天が続きます。今朝も暖かい…この好天は日曜日までは続くようです。でも今夜は俄雨があるかも…
☆ 2014/4/24 暖かい朝です。春眠暁を覚えずなはずですが、払暁に起きてしまいました。年のせいか…
衝動的に買ってしまいました。「HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited」です。
Silverの「K-3」と色合いがマッチします。FREE(後群分離型フォーカシング)システムにより、等倍の近距離から無限遠まで諸収差を良好に補正、とPENTAXは謳っています。 8群9枚のレンズ群は、最前部2群と最後部2群(FREE部分)とがダブルガウスの関係になっていて、その間に逆置きのエルノスター(ゾナー)を配置している形です。ダブルガウスによって像面湾曲や歪曲収差を良好に補正しているのでしょう。また、ダブレット凹と逆置きエルノスター凸の組み合わせはレトロフォーカスの定番で、これでバックフォーカスを確保しているのでしょう。なかなかうまい組み合わせだと思います。
十分な長さを持つ内蔵フードは、その先端にレンズキャップを被せる形式です。換算画角は53.5mmなので、標準画角ということに… なお、亭主自作のピント板を「AUTO BELLOWS M」に取り付けて確認したところ、イメージサークルは直径44.5mmを超えていて、外周部までしっかりと結像しています。このことから、135判フルサイズカメラでも使用可能と思われます。
☆ 2014/4/23 雨が上がって、すがすがしい朝です。今日は昨日のように午後雨にはならなそうです。夜になると分からないかも…
PENTAXは、現役交換レンズのレンズ構成図のほとんどをネット上に公開していますが、リヤコンバーターと「smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR」だけは公開していません。カタログ上にはリヤコンバーター以外は公開しているのですから、ネット上にも他のレンズと同様に公開して欲しいものです。
上画像は、カタログに載っている「smc PENTAX-D FA MACRO 100mmF2.8 WR」のレンズ構成図ですが、これを見ると、絞りの前側が変形ダブルガウスで、後側がトリプレットの構成であることが分かります。 防滴仕様なので、これも欲しい1本…
☆ 2014/4/22 何時もより半刻も遅く目覚めた朝です。夜来の雨はすっかり上がり、快晴の空です。気温も高いので、日中は初夏になりそう…
オートベローズとスライドコピアを用いてネガフィルムのデジタルデータ化に挑戦しているのですが、「Macro-takumar 1:4/50」を用いての撮影だと、フィルムのコマ全体の撮影のためには少し窮屈です。もう少し画角の大きなレンズの方がフォーカス余地が大きいので、操作性が良いのかもしれません。40mmあたりが良さそうで、像平面性の高い、歪曲収差の少ない機種を使うことが必須です。 これは、135判フルサイズのための機器で、それでAPS-CのK3やK5を使うからです。換算50mm付近となるレンズを使うべきかもしれません。「Super-Takumar 1:3.5/35」あたりを使うと、歪曲収差が心配かも… 新しいマクロレンズとしては、「HD PENTAX-DA 35mmF2.8 Macro Limited」がありますから、これを使うとよいのかもしれません。もう1本欲しいレンズが増えた…
色々と設定を変えての撮影を重ねているのですが、「K-5」の場合、今のところ、ホワイトバランスを2500Kにして、微調整をB7とG7にして得られるネガ画像を、亭主所蔵の「Paint Shop Pro」で反転処理する場合、最ももっともらしい画像となります。しかし、まだ緑と青の要素が強いので、オレンジベースの呪縛は免れていないようです。2000Kの設定が出来るカメラでないと難しいのかも… 露出は+1段補正しないと、薄い画像となってしまいます。この辺も、微調整が必要な要素かもしれません。光源は、なるべく色温度の高いものが望ましいかもしれません。
☆ 2014/4/21 予報より早く降り出した雨の朝です。気温も一桁で肌寒い…
ネガフィルムをデジタルデータ化するためには、画像処理ソフトが必須ですが、亭主が使っているのは古い「Paint Shop Pro」で、演算機能など無いと思ってましたが、良く調べたら入っていました。オレンジベースのみのコマを撮影して、これを減算するとうまく行くのかもしれません。色々と試さねばならないことが多そうです。結構難儀なのかも… ネガフィルムをスライドコピアとオートベローズで撮影する場合、光源を安定的なものにすることが、画像処理ソフトでの減算処理のためには必須となります。屋外光は天候や時刻の影響を受けてしまいますから、ストロボを使用するのが良さそうです。小絞りにすると回折の影響を受けそうですから、しかるべく離して発光させる必要がありそうなど、色々と設定が多そう…
☆ 2014/4/20 また一桁台の朝に戻ってしまいました。暗く曇って憂鬱なサンデー…
昨日野次馬してきた恵比寿での645Zの体感&トークライブですが、その会場に、新製品のフィルムデュプリケーターが展示されていました。鏡胴径90mm以下のレンズのカメラならほとんどの機種が使用可能な、69判以下のフィルムをデジタル化する機器ですが、これを上梓する理由として、フラットベットの複写機では、フィルム上に埃が乗る確率が高いところからと、その方法では、ハイライト部の再現性が悪いことからのようです。フィルムを縦にして装着するのですから、埃が作業中に付く確率は低くなりそうです。 しかし、本音は、645Zの圧倒的な高解像度によって、フィルムの粒状感のレベルまで複写する性能を生かすためのシステム機器としての発売と感じました。 亭主の所持するオートベローズとスライドコピアとの組み合わせでも、135判フィルムなら同じことが可能です。昔のフィルムをデジタル化するモチベーションが高揚…
帰りにアンケートを提出したら、お土産を頂きました。日本郵政の82円切手2枚シートです。コレクションアイテムかも…
ネガフィルムをデジタル一眼で複写すると、ポジ画像へと変換しなくてはなりません。その手段は、画像ソフトに変換機能があればそれを使うのですが、それだけでは、オレンジベースのネガフィルムでは、色被りした画像にしかなりません。オレンジベースの分の色を減算しなくてはならないのですが、これが難物です。亭主手持ちの画像ソフトには減算機能などは無く、仕方がないのでカメラのホワイトバランスをいじるのですが、なかなか適当な状態に出来ません。難儀なこっちゃ…
☆ 2014/4/19 恵比寿で開かれた645Zの体感&トークライブの1回目に行ってきました。田中氏と鈴木氏による各々1時間ほどの講演がメインで、645Zに触れられるというものでした。 今度の645Zは、外見は645Dとほとんど同じなのですが、中身の進化は半端じゃないとのことです。高感度耐性は、NikonのフルサイズD800Eなど足元にも及ばないことが、鈴木プロによるテスト撮影の提示を見れば瞭然です。また、ライブビューの出来るチルト式になった背面液晶の表示は、田中氏によれば、順光撮影で強い光に照らされてもくっきりと見え、鈴木氏によれば、D800Eでは真っ暗で月しか見えない夜景でも、645Zはピント合わせに困らないぐらいに景色が見えるという驚愕の性能だそうです。ISO感度10万超えの高感度と合わせて、暗いシーンにめっぽう強い機種の誕生ということでした。 使用するレンズも、AFの出来るFAはすべて問題無く使えるとのことです。得られる画像を比べれば、Nikonの¥300K超えレンズに劣るものは皆無とのことでした。元々PENTAXの645用レンズ群は、フィルム用としてはオーバースペックだったので、デジタル用としても余裕の性能を有していたのだとか… ちなみに、鈴木氏によれば、今のうちに中古のFA645レンズを買って置くべしとのことです。あと1週間もすれば、払底すること請け合いだそうで… なお、使用しているCMOSセンサーはソニー製で、その仕入れ価格は、K3が2台買えるほどだとか…
☆ 2014/4/18 まだ降ってはいませんが、暗い朝です。気温は高めです。これから降る予報なので、久しぶりのお湿りか… 7時53分ちょびっとした地震がありました。茨城南西部の常習震源のようです。
☆ 2014/4/17 今朝も晴れて暖かくなっています。もう寒い日は来ないのかも…
☆ 2014/4/16 今朝は一段と暖かく明けました。晴れるので、日中は初夏並みになるかも…
☆ 2014/4/15 朝の気温が二桁となる日が続いています。今日は20℃台にまで上がるかも…
「Super-Multi-Corted BELLOWS TAKUMAR 1:4/100」を、もう一つ入手しました。「BELLOWS UNIT U」で使うには最適です。この3群5枚ヘリヤー構成のレンズは、無限遠性能が優れています。収差による色滲みが皆無に近く、非常に優秀です。絞りは8枚羽根で、中間絞り付近では特殊な開口形状になる癖玉でもあります。点光源を写すと、ヒジョーに面白い…
☆ 2014/4/14 暗く雲の垂れ込めている朝です。気温は高めですが、これから雨になりそう…
イケアの家具を組み立てました。息子が買ったものの、めげてしまったテレビ台と椅子2脚です。どうしてこんなに重いのか、というぐらいの重さなので、これだけで疲労困憊です。以前に飾棚を組み立てたことがあったので、その勝手は呑み込んでいたのですが、組立説明図に説明のための文字は皆無で、絵を見て、自己責任で判断しろという代物です。全世界を対象に製造されているためでしょうか、日本人の懇切丁寧な「おもてなし」感覚とは程遠い思想です。板の裏表も書いて無くて、裏向きで組み立てそうな場面が満載です。でも、寸法精度・強度は必要十分…
☆ 2014/4/13 晴れが続きます。気温も二桁の朝…
☆ 2014/4/12 今朝も晴れです。暖かさが少しだけ戻りました。今日も穏やか…
☆ 2014/4/11 北風が窓を鳴らして、少し寒さの戻った朝です。晴れてはいるのですが…
☆ 2014/4/10 今朝も暖かく、良く晴れています。春は夏に向かって加速し始めたのかも… 今日は胃の通院です。先週のCT検査の結果や如何に…
☆ 2014/4/9 暖かくなった朝ですが、空全体に薄雲が覆っています。春霞のよう…
4月19日(土)の645新型の体験イベントは、1回目、2回目共に、満員札止めになっています。そうとなれば、万難を排して恵比寿へ行かねば…
☆ 2014/4/8 今朝も晴れて少し寒くなっています。昨日のように日中は暖かくなりそう…
昨日通り抜けた坂下門は典型的な渡櫓門なのですが、桝形及び高麗門を失っているので、江戸期とは異なっているのではないかと思われます。途中の見所は乾掘越しに見上げる本丸多門櫓ぐらいでしょうか…出口の乾門は薬医門のような形式でした。これも移築とのこと…道灌掘は普段見れないものなので良く見たかったのですが、立ち止まることも憚られる大群衆では無理…
☆ 2014/4/7 久しぶりで晴れていますが、少し寒い朝です。今日は坂下門から乾門までの通り抜けに行くかな…
通り抜けは、とんでもないことになっていました。東京駅の前から皇居前広場をぐるっと大行列です。通り抜けるまでに2時間を要しました。群衆のほとんどが年金生活者らしき年輩で、リアルにアホばっかり(自嘲)…草臥れた… 帰りは神保町に抜けて、インド人の経営する店のインドカレーを遅い昼食として食しました。同行山の神の選択なので否やは言えないのですが、インド人の作るインドカレーで美味かった記憶は皆無です。これまでに片手指で足りるほどしか食したことはないのですが、毎度、よくもまあ、こんな風に不味く作れるものだと感心します。畢竟、インド料理は、自分では絶対に選ばないこと必定…
☆ 2014/4/6 今朝も小雨の落ちて来る空です。低温傾向も続く…
V期型「Super-Takumar 1:1.4/50」の絞りが動かない鏡胴を分解しているのですが、絞りリンクの取り付けてあるマウント部とヘリコイド装置を固定している周囲の3本の小ビスのうち1本が固着して回らず、とうとうマイナス溝を崩してしまいました。この状態で暫く放置していたのを、意を決してドリルで小ビスを抜く方法を決行しました。 1.6mmのドリルで小ビスの中心に穴を開けて行き、小ビスの皿を削ったところで、マウント台座とヘリコイド装置は分離出来ました。しかし、このままでは再組立が出来ません。ヘリコイド装置に残ったビスの残りをドリルで削って行き、見事貫通しました。あとはタップを通してネジ溝を浚えば修理完了です。 絞り不動の原因は、三日月状の絞りリンクでした。支点部を分解すると、何かが固着しています。まさか接着剤ではないと思いましたが、何かは不明です。前回の整備時に使った油脂が劣悪で、それが乾燥して固着したのが最も有力… この三日月状リンクの先端が絞り装置から出ているピンを動かすことで絞りは作動するのですが、このピンとの結合が外れると、やはり絞りは動かなくなります。ヘリコイドを最も繰出すと結合が不安定になるので、この位置でも十分噛み合うように三日月状リンクの整形をする必要があります。この噛合い部の構造は結構複雑で、後の時代には簡素な溝に変更しています。合理化の進行ということです。
☆ 2014/4/5 時折雨のぱらつく落ち着かない朝です。少し気温も低い… 日中は晴れそうですが、また昨日みたいに夕立のあるのかも…
☆ 2014/4/4 丸一日以上降り続いた花散しの雨も、ようやく止むようです。でも、夕方に掛けて、また降る予報も…
孫のお守を兼ねて少しドライブをと、晴れて来た午後、通い慣れた宮ヶ瀬に行きました。ダム湖はまさに満水状態で、これほどの高水位は初めて見ました。前回は渇水で、醜い地肌を晒していたのとは大違いです。今年の水不足はありえない状況です。湖畔の桜並木はこれから数日で満開という状態で、月曜ぐらいが満開かも…ダム湖がこれだけ満水だと、少し雨量が多いとそのまま下流に流すしかないので、洪水の危惧もあったりして…
☆ 2014/4/3 暖かいものの、雨の朝です。今日は午後CT検査で通院…
病院の玄関で客待ちするタクシーは、どれも桜の花びらをびっしりと纏っています。近くの公園脇で客待ちしている間に浴びた物でしょう。時折雨足を強めるこの雨で、今年の桜はどうやら終焉…
☆ 2014/4/2 ぎりぎり二桁の朝です。すっきりと晴れているとは言い難い空で、花曇りほどでもない…
暖かさに誘われて、鶴見川堤散策に出かけました。鴨居右岸堤上の桜並木はちょうど満開状態で、そよ風に花弁が散り始めています。今日が花見頃のピーク…
PENTAXの645新型の体験イベントが、恵比寿で4月19日(土)に2回開かれます。各回200人限定予約とのことです。真正野次馬で行ってみるかな…
☆ 2014/4/1 消費税増税の朝が来ました。曇りがちですが、風が無い分昨日より暖かい… 年金支給額が下がり、増税の二重苦が始ります。消費を奨励されている世の中ですが、その消費を制約して行くしかない…
☆ 2014/3/31 三月最後の日は暖かく明けました。でも、北風が強い…
☆ 2014/3/30 未明の雨も止んでいる暖かな朝です。まだ雲が厚く、暗い朝でもありまする…
午後になって嵐となりました。その中で山の神のためにららぽーとへ行ったのですが、駐車場への入場待ちの長蛇の列でした。勝手を知っているので最短の経路を取ったのですが、それでも普段より30分以上かかりました。用務の終了後の帰宅の道で、恐ろしい行列を見ました。梅田橋交差点を折れて、小机の駅前を遥かに越えているらしい車の列です。どの道も、ららぽーとに向かう道は同様のようでした。雨の土・日・祝祭日は駐車場が混むのを承知していましたが、この異常な混雑は、例の8%駆け込みのせいなのか… のろのろの鴨池大橋上から遠望する鶴見川堤桜並木は、既に七分咲きの様子です。あと数日以内に満開か…
☆ 2014/3/29 寒さは長続きせず、今朝は暖かさが戻っています。桜が咲けば暖かいのが普通…
花拾ひ拾ひ歩みて終日 雌山
☆ 2014/3/28 昨夜から寒さが少し戻っていて、今朝は一桁の気温に下がっています。晴れるので、日中は暖かくなってきそうですが…
前期型であることが判明した新規取得の「BELLOWS UNIT V」を色々と調べていますが、当時別売として存在していたカメラ台座マウント金具の換装用「Sマウント金具」が付属していることで、このベローズ装置が最強の互換性を持っていることに気づきました。 「Sマウント」すなわち「M42マウント(プラクチカ)」は、ほとんどの現役デジタル一眼カメラのためのマウントアダプターが存在します。それを併用し、なおかつ「マウントアダプターK」を併用することで、世上の各社デジタル一眼カメラにおいて、Kマウントレンズ以外にも、M42マウント、ライカLマウント、RMSマウントなどの夥しいレンズ群を使用できる道が開けていることになります。汎用性としては、比類のないものと言えるでしょう。
☆ 2014/3/27 夜具を剥ぐほどの暖かさで目覚めた朝です。曇っているので、日中は昨日ほどにはならないらしい…
「Macro-Takumar 1:4/50」という交換レンズがあります。1964年の発売ですから、そのころは既に「Super-Takumar」の時代になっているのですが、「Super」という名称を冠していません。その理由は、当時の旭光学工業が「Super」という名称に「完全自動絞り」という意味を持たせていたからだと思われます。つまり、「Macro-Takumar 1:4/50」という交換レンズは「自動絞り」ではなく、レンズ先端部に絞り環を2列設けた「プリセット絞り」の交換レンズだったからです。 それでは、既に自動絞りの時代なのに、なぜプリセット絞りのものを発売したのかと言うと、その構造では自動絞りは出来なかったからだと考えられます。ピント環の前後が繰出す「ダブルヘリコイド」という、非常に長く繰出せる構造なので、自動絞りのためのリンクを組み込めなかったと思われます。 像平面性や歪曲収差の補正、接写時の解像力を追求したマクロレンズという性格から、スナップ撮影などは予定しておらず、三脚を利用したスローな撮影を予定していたため、プリセット絞りでも支障は少ないと見切ってのことかもしれません。この鏡胴のおかげで、全群繰出しによる等倍撮影が実現しています。 しかし、自動絞りの利便性に慣れ親しんでしまったユーザーからは、苦情も寄せられたのかもしれません。2年後の1966年には、全自動絞りの「Super-Macro-Takumar 1:4/50」が発売されています。これは、全自動絞りの機構を組み込めない「ダブルヘリコイド」を諦め、「シングルヘリコイド」として繰出量を半分にして、1/2倍までの撮影としたものです。これ以上の倍率が必要なら接写リングの併用を、ということなのでしょう。 この「Super-Macro-Takumar 1:4/50」の発売後、「Macro-Takumar 1:4/50」が併売されていたのかどうかは、資料が見つかっていないので不明なのですが、今日発掘されるその画像にはレンズシリアル番号「3******」というものも見られることから、製造及び併売が続いていたとする方が納得の行く数です。亭主所蔵の「1******」の外に、「2******」というのもネット上で確認していますから、相当数の製造だったことが予想されます。これでまた発掘対象が増えてしまったのかな…
夜に入って、先日仕留めた「BELLOWS UNIT V」が届きました。その外箱には製品番号30038と標準価格\12Kであることが記されています。「BELLOWS UNIT K」は\9.5Kでしたから、インフレの進行は相当なものです。カメラ台座の固定は「レバー式締付法」です。これで前期型の存在は確定しました。マウント金具のロックピン受穴はU字型です。 1978年11月印刷の使用説明書が付いていて、その使用画像には、まだ「BELLOWS UNIT K」が使われています。このへんは結構杜撰です。その中に差し込まれていた紙片に、カメラ台座に取り付ける「Sマウント金具」が別売されていることが書かれています。「SPF」や「ESU」のユーザーがたくさんいて、そのための配慮であることが窺えます。入手した個体にも、それが別に付属していました。 このことから類推すると、「BELLOWS UNIT U」のユーザー向けに、「Kマウント金具」が別売されていた可能性を否定できません。既存ユーザーの手元資産を尊重する社風の馨しさを実感する事蹟なり…
☆ 2014/3/26 昨日より一層暖かい朝ですが、雲が厚いので、すぐに雨になりそうです。桜の開花は進みそう…
☆ 2014/3/25 二桁の朝で暖かく、日中は20℃を超える予報です。遅れている桜の蕾も膨らむのかも…
午前中鶴見川堤の散策を行いましたが、ポトマック帰りの桜並木は咲きそうな蕾になっています。これからの気温次第ですが、今日中の開花は間違いなさそうです。それにしても、ポカポカ陽気…
☆ 2014/3/24 好天は続いて、今朝も穏やかです。遅れていた花粉が盛大に出るのかも…
数日来話題にしていた「偽8枚玉」が、昨夜とうとう落札されてしまいました。本来の「7枚玉」としては、相場よりかなり高価です。真実を知らない者は幸せなり… 亭主の方は、新発見の「BELLOWS UNIT V」の初期型と思われるものを仕留めました。元箱や使用説明書も付いているようですから、それらから分かることも多々ありそう… ところで、PENTAXのベローズ関係製品の外箱には、「300**」という製品番号らしきコードが付いています。「BELLOWS UNIT K」には「30025」、「AUTO BELLOWS K 」には「30026」、「ダブルレリーズ A」には「30040」という具合です。新規取得の「BELLOWS UNIT V」初期型には「30038」と記されているようなので、この番号は製品化順に付けられているように思えます。しかし、Sマウントの時代には、外箱にはまだ付けられていないのが残念…
☆ 2014/3/23 三連休最終日は快晴で、暖かい朝です。これなら、桜の蕾が一段と育つかも…
「偽8枚玉」の出品は、少し値を下げましたが、依然として更新しています。無知なのか、図々しいのか…
☆ 2014/3/22 少し寒の戻っている朝です。日中は晴れるらしい…
依然として偽8枚玉の日替わり出品更新は続いています。警戒されたし…
PENTAXの「BELLOWS UNIT」については、ほぼ網羅蒐集出来ていると考えていましたが、新たに未知の新種があることが判明しました。それは「BELLOWS UNIT V」なのですが、「BELLOWS UNIT K」との過渡期のものと考えられる品なのです。 ※参考画像 これまでの蒐集品では、「BELLOWS UNIT V」は、カメラ台座の角レールへの固定方法がダイヤルによる押付法のものでしたが、それが、上画像のように「BELLOWS UNIT U」および「BELLOWS UNIT K」と同じレバーによる締付法になっているのです。どちらが良いかについては賛否の分かれるところですが、製造コストは、押付法の方が低そうです。悉皆網羅への道は険しい… なお、この製品の存在があったことで、「BELLOWS UNIT K」でカメラ台座右脇に移されていたマウント金具固定つまみネジの位置が上部に戻っている理由が分かった気がします。「BELLOWS UNIT U」のものをそのまま使ったということで、その後、固定方法を押付法 へ変更したということなのでしょうから…
☆ 2014/3/21 春分の日の朝は穏やかで暖かく晴れました。祝日の今日はバースデー…
近くにある家具雑貨店「ニトリ」に行ったのですが、休日とはいえ、これまで見たことのない来客者が群れていました。これも8%の威力か…
☆ 2014/3/20 昨日の予報ほど寒くなっていない朝です。天気は崩れてきそうですが…
一昨日夜登場した偽8枚玉の出品ですが、幸い誰も応札しなかったので更新出品されています。1日のスパンで繰り返す手口のようです。依然として要警戒…
☆ 2014/3/19 暖かいのも今日までで、明日からは次第に寒くなるようです。三寒四温の足取りは重い…
また8枚玉を名乗る7枚玉の業者出品があります。昨日夜出品で今日夜終了の急ぎ働きです。「専門店にてチェック済み」と謳っています。どこを取っても見間違えようのない「X期型」なので、これを8枚玉と鑑定した専門店とは、さて、何の専門なんだか…
☆ 2014/3/18 暖かな朝が続きます。二桁が安定するのももうすぐか…
☆ 2014/3/17 昨日より5℃近く暖かい朝です。風も無く、雲も無いものの、PMなんたら含みで薄靄の空…
☆ 2014/3/16 穏やかに晴れていますが、一桁前半に下がった朝です。処々に啼鳥を聞く…
☆ 2014/3/15 少し気温が下がった朝ですが、晴れてきました。日中はポカポカになりそう…
☆ 2014/3/14 二桁の気温となった朝です。いよいよ花粉の季節となりました。昨日の午後から風が強いので、蔓延必至…
春泥やそれを喜ぶ身の軽さ 雌山
☆ 2014/3/13 一桁後半と更に暖かくなった朝です。衣服も1枚脱ぎました。でも、気が早かったかな… 午後から荒れ模様の予報ですが、夜明け前にぱらついたようです。今日は晴れ間は無さそう…
☆ 2014/3/12 少しだけ暖かくなった朝です。とはいっても一桁前半…
昨日の鶴見川堤散策では、丹沢越しの富士が際立っていました。鴨居の排水場脇で横浜線と堤が隣接する場所では、「鉄ちゃん」たちが、富士を線路の背景にして進んで来る新規導入車両を狙っていました。こんな撮影には、この場所は絶好です。小山と鶴見川が近接する間を横浜線が通り、カーブの頂点なので電車の正面と富士が重なる構図が得られます。流石好き者たち、よく見つけるものだな… やはり堤の桜並木はまだ蕾が固く、今日からの暖かさがそれをふくらませないと、3月中の開花は難しいかも…
今日も午前中鶴見川堤散策に行ってきました。風も無く、陽だまりはとても暖かかったのですが、昨日と違って、丹沢や富士は春霞に遮られてまったく見えません。川面にはまだ北に帰らないカモ類が遊弋していて、鶯の音が長閑…
雌山亭別棟への訪問者が、今夜延べ5万人を超えました。ずんと励みになりますだ… 仕留めていた「U期型」と「V期型」の8枚玉が、それぞれ届きました。どちらも、まあまあ…
☆ 2014/3/11 1℃にまで冷え込んだ朝ですが、良く晴れています。日中は二桁にまで上がるらしい…
ネットオークションなどに出て来る出品写真を見ていて気付いたことですが、「Super-Takumar 1:1.4/50」8枚玉の場合、ピント環を無限遠にすると、後玉がもろ飛び出すのが特徴です。この状態でレンズを机上に置いて撮影している例をよく見かけますが、後玉に傷をつけていないか心配になります。リヤキャップをしていれば問題が無いのですが、「Super-Takumar 1:1.4/50」は標準レンズなので、壊れた「SP」から取り外して出品している例が多く、この場合、リヤキャップが無いことが多いのです。 このような状況での出品の場合、ピント環を繰り出した位置のレンズ後部を机上に置いて撮影していると、後玉の飛び出している危険性を認識している出品者だと推定出来て、信頼感が高まります。そうでない出品者は無知か無神経と判断できますから、応札するにしても、それなりの警戒心で臨むことにしています。欲しい品であっても、深追いはしません。競争者にリスクを取らせることにしています。慣れて来ると見所は増える…
☆ 2014/3/10 「2月逃げる3月去る」という諺がありますが、例年確かに実感する言葉です。その今年の3月も、はや上旬は今日まで… 今朝も寒く、日中も二桁にはならない予報…
レンズシリアル番号の謎に拘っている人は亭主だけではないようで、アメリカ在住の同好の方からeBayやYahoo!などネット上に現れた「Super-Takumar 1:1.4/50」のレンズシリアル番号を記録した労作の資料を頂きました。亭主の分類法と同様な期別分類を行っているこれを分析してみましたが、「8枚玉」を例に取って言うと、実売型である「U期型」と「V期型」とは、その終末期と開始期において重なり合った番号帯を使用している疑いが濃厚です。 また、連続する番号帯の全てを使っていたわけではなく、飛び飛びに空白帯がある、というより、飛び飛びに使っていたという状態だったことが推測されます。このことから、「8枚玉」の製造数は、シリアル番号からはまったく推計できないことが分かりました。これまで思っていた製造数より大幅に少ないのかもしれません。謎は更に深まった…
☆ 2014/3/9 5℃を下回る朝です。昨日よりは少しはましですが、寒いことは寒い…
続けざまですが、「Super-Takumar 1:1.4/50」を仕留めました。亭主の提唱する分類法によれば「V期型」ですから、分かり難い方の8枚玉タクマーです。幾つか所有する「V期型」の中で、最も早い時期のレンズシリアル番号となることでしょう。恐らく、絞りリンク部の分解清掃と注油が必要となりそう…
☆ 2014/3/8 今朝も寒中並みの冷え込みです。桜はますます遅れそう… 昨日の午後は、寒冷前線の通過で東京は降雪があったようですが、このあたりでは曇っただけでした。数十キロしか離れていないのに局地的な気象変動は、春の前触れか…
春霞立つを見捨てて行く雁は花なき里に住みやならへる 伊勢
その昔は「花」とは梅の花を差していたとのことですが、古今集の時代には既に桜の花を指していたことがこの和歌で分かります。 また、この和歌が男の詠んだものでなく、女の詠んだものということで、その味わいが一入となるのかも…
悠久の空翔る雁花知らず 雌山 帰る雁来るつばくろのあはひかな 雌山
3ヶ月ぶりで「Super-Takumar 1:1.4/50」の「U期型」を仕留めました。あまり程度は期待出来なそうですが、資料的要素でどうかというところです。
☆ 2014/3/7 桃の節句も過ぎたというのに、厳しい冬の冷え込みが続きます。まだしばらくは続くらしい… 今朝は曇り空ですが、日中は晴れ間も出そう…
「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」はパワーズーム用に開発された「KAF2マウント」を利用するものですが、そのAF利用の先駆けである「K10D」とその後継「K20D」などには対応していません。ファームウェアが継接ぎだらけなどの問題があるのかもしれませんが、ここまでしてくれると拍手喝采と行けるのですが…
昼前に「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」が届きました。早速各種レンズを取り付けて試用しました。公称では、合成F値1:5.6までのAFということですが、1:8まで合焦します。ただし、迷いが多くなり、レリーズボタン半押しの押し直しするケースが多くなります。使用説明書の使用可能レンズの中に入っていない「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6 ED AL[IF]DC WR」のような暗いレンズでも、実用的には使い物になる範囲です。つまり、Fシリーズ以来の過去の純正AFズームのほとんどが使えるということになりそうです。 ところが、現行レンズでも、DA 15mmF4、DA21mmF3.2及びDA 40mmF2.8XSは、使えないものとして指定されています。無限遠時の後玉が干渉するからのようです。これは厳重な注意が必要…
「smc PENTAX-DA★ 300oF4 ED [IF] SDM」に取り付けて、2キロ以上離れた送電塔で比較撮影を試みました。上が「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」を付けた画像です。どちらも絞り開放でのAF撮影で、等倍の画像から同じ幅1000ピクセル分を切りだして、幅600ピクセルに縮小しています。なので、この見かけが、実際の画角の違いとなります。
「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」を付けても、色収差がほとんど乗らないことが分かります。解像感も十分と言えるでしょう。これなら、まさに実用に耐える出来栄えです。
☆ 2014/3/6 夜中じゅう騒がしかった風も幾分弱まり、快晴の朝です。しかし、寒さは冬のそれ…
「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」用のファームウェアが公開されています。と、いうことは、今週中に発売になるのかな… このAFリヤコンバーターは、「K-7」以降の機種で、ファームアップ後に使用可能になるようです。配達される前に、早速それぞれダウンロード&インストール…
情報では「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4X AW」は3月7日、つまり明日発売ということです。所有する「K-7」、「K-5」、「K-3」は既に新ファームにUP済…
☆ 2014/3/5 未明から降り出した雨の続く朝です。冷え込みは若干緩んでいます。しかし、明日からは冬が戻るのだとか… 昨日の散歩で見た鶴見川堤の桜並木は、まだ蕾が固い状態です。唯一咲いていたのが、植えたばかりらしい河津桜らしき苗木1本と、あとは花桃が1本… 堤脇の、実の採取を目的とした梅畑で咲いている花は、寒さの続くせいで長持しています。でも、梅の花はどこか寂しい…
「Super-Takumar 1:1.4/50」の詳解編に少しずつ手を入れています。見直すと、誤謬や思い違いが結構あって、汗顔頻り…
☆ 2014/3/4 晴れとまでは言い難い空ですが、冷え込んだ朝です。天気が持つのは今日までで、春に三日の晴れ間無しで、明日はまた崩れるらしい…
☆ 2014/3/3 桃の節句の朝は3日連続の雨で明けました。寒さは相変わらずですが、日中にはようやく晴れて来るらしい…
「Super-Takumar 1:1.4/50」の詳解編に一応画像を付け加えました。レリーズスイッチを使うのを無精したため、一部レリーズブレがあります。照明も有り合せなので、出来栄えは今市の手前の鹿沼か栃木…
☆ 2014/3/1 暖かい朝ですが、小雨のぱらつく暗い空です。日中もこれ以上気温が上がらないらしい…
雌山亭離れの2棟目である「雌山亭別棟」にある「PENTAX 歴史的交換レンズ」についての能書きあれこれの中の、「Super-Takumar 1:1.4/50」の詳解編の大改築を行いました。まだ悉皆解明というわけには行きませんが、相当程度解明が進んだと自負しています。更なる精進が必要かも… なお、各期型別の特徴をとらえた個体画像がまだ未製作なのですが、秘蔵の改造蛇腹装置であおり撮影をして、可能な限りパンフォーカスなものを作りたい、とは考えているものの、照明設備が未整備なので手が出ずにいます。
☆ 2014/2/28 2月も今日で終わります。えらく暖かい朝で、暖房は全く不要です。晴れる日中は4月初旬並みになるとのことですが、でも、明日からは、またしばらく寒くて、天気も崩れるらしい… 去年の今日は入院中でしたが、その後、何度も入院を繰り返した1年でした。現在はどの病も小康状態ですが、これからも続く各種検査の結果では、入院のこともあるかもしれません。体調はまったく平常なのですが、いつものことでこれは発病とは無関係… 今年の花粉は多かった去年より随分と少ないらしいのですが、去年は花粉飛散最盛時に入院していたので、あまり顕著に発病していません。さて、今年は、今のところ多少くしゃみが出るぐらいです。でも、外出に予防マスクは必需品…
☆ 2014/2/27 暖かい朝です。暖房が欲しいほどではありません。ようやく春が加速しそうですが、桜の開花予想が以前より遅くなっています。3月中が低温との予測がその理由なのだとか… 今日は天気が崩れる予報です。雨が降れば、前庭の樹下に残る雪の山脈が消えるかも…
☆ 2014/2/25 今日から気温が上がるとの予報ですが、朝のそれはまだ低い… 今日は確定申告に行きます。去年は医療費がしこたま掛かったので、源泉徴収分はすべて戻りです。今年の住民税は均等割だけかな…
Nikonのダブルレリーズ「AR-7」を1K未満で仕留めましたが、今日あたり届きそう…
☆ 2014/2/23 今朝は幾分暖かいようです。日の出もぐんぐん早くなっています。春は進む…
☆ 2014/2/22 土曜の朝は寒くて暗い…雨にはならなそう…
今朝気付きましたが、某巨大オークションに出品中のオークションID「b156390749」自称8枚玉は、7枚玉の鏡胴に8枚玉の飾銘板を取り付けた「二個一」物です。鏡胴自体は明確にX期型の特徴をすべて備えています。12.8Kという初期値付けですが、皆さん、引っかからないように…
昨夜、「HD PENTAX-DA AF REAR CONVERTER 1.4× AW」の予約を入れてしまいました。3月上旬の発売予定ですから、2週間ぐらいで届くかな…
上記「二個一」物のオークションは出品を取り消しました。誰も被害に会わなくて、ゑがった、ゑがった…
☆ 2014/2/21 今朝は昨日より晴れそうな朝です。気温は依然として低い…
☆ 2014/2/20 薄く雲に覆われた空の朝です。気温は1℃で寒い… 今日午後は、退院後2回目の通院です。今後のことを色々と聞かねば…
☆ 2014/2/19 上空寒気団の張り出しが続いていて、今朝も寒さが厳しくなっています。このおかげか、南岸低気圧が南に押しやられそうだとの予報です。明日の通院は雪にならない模様で、まずはゐがった…
亭主の赤烏帽子たる「Super-Takumar 1:1.4/50」の研究は佳境に入っていますが、これまで思い込んでいた間違いを一つ見つけました。亭主の分類法で「X期型」の絞り環表記から「2」が省略されて「・」になった理由が、それ以前の型の不等間隔をあらためたために表示のスペースが不足したとばかり思っていたのですが、話は逆で、それまでの等間隔を、何故か、「2」と「1.4」の間を1段分の回転角ではなく、半段分の回転角、すなわち他とは異なる不等間隔に改めた結果のスペース不足だったのです。これは、次期型の開放測光鏡胴ではまったく不都合なので、当然、元の等間隔に戻しています。観察が杜撰だと、結果を誤る好例なるべし… なお、普及版標準レンズ「Super-Takumar 1:1.8/55」も、ほぼ同時期に絞り環表記から「2」を省略しているのですが、こちらは、「2」のクリック位置すら省略しているもので、どうやら、「2」と「1.8」では誤差程度の違いしかないということで、「SP」の絞込測光では意味が薄いという見切りかもしれません。そのときの鏡胴設計責任者の思想があらわれているのかも…
☆ 2014/2/18 晴れそうですが雲が多い朝です。依然として低温状況が続いています。降雪は木曜日の予報ですが、低気圧が南を通りそうなので、その量は少なくなるとのこと…
☆ 2014/2/17 今日もよく晴れるようです。でも、明日からは天気が崩れて、また雪の可能性があります。20日は午後通院なので、降ってもらいたくない…
とうとうCP+には行けず終いでした。入場者数も前年比7割を切ったとのことです。大雪の影響や甚大… 冷蔵庫がスカスカになって来たので近所のスーパーに買い出しに行きましたが、土日のセールが売れ残って延長戦をしていました。しかし、卵など生鮮品の方は品薄…
☆ 2014/2/16 朝から良く晴れて暖かくなっています。辿り着けなかった勝手口までの除雪に一汗かきました。長靴が埋没する深さでは、雪掻きが必要不可欠… 雌山亭御料車の上には、山のような積雪があります。日なたになりそうなので今日中には融け落ちるでしょうが、下手にいじると凍結面が擦れて傷になりそう…
☆ 2014/2/15 結局、雪は昨日一日降り続いて、先週末より積雪量は多くなりました。未明から雨に変わったのですが、はかばかしく解けては行きません。雨は止まないので、雪掻きも出来ません。晴れて来るのは夜中との予報なので、明日日曜の朝はガチガチに凍りそう… 方々で電車も止まっているし、道路にこの積雪では、CP+に行くことなど問題外です。まだ体調も万全ではないので、今年は見送ることに…
10時過ぎに雨が止んだので、庭の通路の雪掻きを最小限しましたが、それだけで疲労困憊です。吹き溜まりは優に60cmを超えています。こんなに降ったのは、記憶にありません。雨が降ったせいで雪はえらく重く、雪掻きの労力は倍旧… 水曜日にも雪マークが出ていますが、又降ったら怒るで…
今日のCP+は開催中止になったそうです。東横線は追突事故で止まるし、横浜線やその他路線も軒並み運休や大幅遅延だったのだから、足を奪われては、それが妥当な判断なり… 記録を取り始めて以来最大の積雪量とのことですが、我が家の庭では、先週末の雪が解けない上に積もったところは最大で1m近くになっています。さて、これが解けるのは何時のことか…
☆ 2014/2/14 朝から雪が降っています。一日中降る予報なので、夜までには相当積りそう… CP+が始りましたが、この雪では出られません。今年は行けないのかも…
今般「Super-takumar 1:1.4/50」の最晩期型と思われる個体「4616423」を入手したことで、その直前に存在したかもしれない製品番号「37802」の内容について、俄然興味が湧いています。その製品番号のものが存在することは、ネット上に情報としてあるのですが、その内容は不明なのです。亭主の入手した個体の製品番号は「37902」で、これは次期機種の「Super-Multi-Corted TAKUMAR 1:1.4/50」とまったく同一です。つまり、飾銘板の表記以外は、両者に違いが無い、少なくとも、鏡胴の機構については同一であると思われます。 それでは、製品番号「37802」は開放測光鏡胴らしいのですが、これも絞り羽根の枚数が8枚となっているのでしょうか。さらに、レンズコーティングは単層なのか、7層マルチなのか、色々と興味の尽きないところです。レンズシリアル番号「433****」以降あたりが該当の個体である可能性が高いので、それを目当てに捜索中…
☆ 2014/2/13 週末は荒れ模様との予報が出ています。今日は晴れないかも…
最も初期の「Super-Takumar 1:1.4/50」と思われるものに、レンズシリアル番号が「6桁」のものがあります。現在のところの亭主の研究では、「765***」、「766***」、「97****」 以降の3種類しか発掘されていません。このうち「766***」は「97****」以降より若い番号なのに、内容はより新しい形式のものになっています。このことから導き出される仮説として、この6桁のレンズシリアル番号のものは、試作品など何らかの特別な存在だったのではないかということです。亭主が入手している「766156」という個体は、九州の閉店したカメラ店からの出土品ということが分かっています。このことから推理できるのが、この番号帯のものは、試供品や広報用として販売網などに配られたものではないかということです。特に「97****」 以降は、より広範囲に配布されたものかもしれません。 当時は、カメラには物品税が課税されていました。非課税の品であることを明確にするために、この「6桁」のレンズシリアル番号が使われたのではないか、と言うのも亭主の推論です。実際に販売されたものは、「10*****」から始まる「7桁」のレンズシリアル番号となっていたのではないかと考えられます。 半世紀を経た現在、量販店に押されて廃業の相次ぐ市中のカメラ店などから中古市場に流出したものが「6桁8枚玉」ということで、その一つ一つに物語が有りそうで、より特別な存在のような気がします。
☆ 2014/2/12 寒い朝が続きます。今週末の崩れが予報されているので、雪が心配…
飾銘板が「Super-Takumar 1:1.4/50」ではあるものの、「Super-Multi-Corted TAKUMAR 1:1.4/50」と同じ鏡胴を用いたものを入手しました。7層マルチコーティングの反射色は若干異なっていますが、明らかに単層コーティングではありません。 製品番号は「37902」で、「Super-Multi-Corted TAKUMAR 1:1.4/50」と同じものです。「37802」というものが存在していたという説がありますので、それとは別物なのかもしれません。また謎が一つ生まれました。
☆ 2014/2/11 国民の休日建国の日です。数少なくなった固定制休日なので、今年は火曜日… まだ戸外に雪の山が多く残る朝です。傾斜のある歩道は凍結の危険が…
☆ 2014/2/10 昨日はベランダに分厚く積もった雪の排除や、庭に通路を確保する除雪に勤しんだので、下半身の筋肉が痛みます。思えば、手術前の庭木剪定以来の労働で、ようやく動けるようになったということか… この積雪は、1980年3月末当地に転居して以来2回目の量と質です。庭南面の吹き溜まりは半端じゃない…
ダブルレリーズの変種としてハンドル内にマイクロスイッチ2個を仕込んである、Nikonの「AR-10」という機種を漁りました。電気的にレリーズすることが出来る機種ですが、Nikon独自の2線式なので、PENTAXなどにはそのままでは使えません。内部の電子基板を取り去り、3線式のコードへの付け替えを行って、汎用性の高いものへと改造を施さねば…
☆ 2014/2/9 昨日の雪は相当な積雪になりました。吹き溜まりは優に40cmを超え、長靴でも歩けないほどです。しかし、屋根の北面には着雪が殆んど無く、雪質が乾いていたことと、北風が強かったことを示しています。今日は晴れそうなので、どれくらい融けるかな…
「Super-Takumar 1:1.4/50」の変種蒐集は、亭主の主要課題の一つです。現在分かっているだけで「6期型・7種類」の変種が存在しています。そのうち、最終型である開放測光鏡胴のY期型だけが未蒐集となっていたのですが、その漁に成功しました。まだ手元に来ていませんが、そのレンズ群に多重コーティングが施されているのかが関心事です。 もしそうなら、「Super-Multi-Corted TAKUMAR 1:1.4/50」とは、飾銘板だけが違うものということになります。 もし単コートなら、「Super-Takumar 1:1.8/55」の場合と同じ製品位置付けということになり、さらに絞込測光鏡胴で多重コーティングという未知の新型が存在するかも知れなくなるのですが、さて、どういうことになりますやら…
☆ 2014/2/8 この冬最初の本格的積雪です。気温も零℃で寒い… この雪は、夜まで降る予報なので、それなりに積りそうです。交通機関への影響は避けられないでしょう。家に籠るに限るということか…
☆ 2014/2/7 今朝も零℃近くに冷えています。晴れるのは今日までで、明日は寒波引き際の大雪に…
今年のCP+、PENTAXは、Kマウントはさびしいものになるのかもしれません。製品化はAFリアコンだけのようですが、参考出品があるのかどうか… 645Dは、センサーCMOSに取り替えた新型を出して来るようで、可動式モニターですから、こちらは、よりプロ向きにしてくるのかな…
☆ 2014/2/6 今朝も凍える寒さの朝です。亭主の杞憂通り、土曜日には台湾坊主来襲の予報で、大雪になるかも…
2ヵ月ぶりの糖尿病通院でしたが、検査数値は軒並み大幅改善となっていて、胃手術による体重激減の効果は想像以上…
AFリアコン1.4倍は、3月に発売とのことです。70K近くするので、なかなかに大変…
☆ 2014/2/5 寝ていても寒いなんて朝は、ひと冬に何日もありません。上空に入って来ている寒気は記録的なものだそうで、去り際の降雪が心配…
PENTAXのAFリヤコンはガセネタではなかったようです。CP+で目玉の一つとなるようで、近い時期の販売となるのでしょう。焦点距離を1.4倍に伸ばして開放F値を1段分暗くする効果があります。出たら必ず買うだろうな… ところで、望遠リヤコンより0.7倍の「レデューサー」が欲しいなどという要望がネット上に出ますが、レデューサーの成立要素を無視又は原理に無知な、珍奇な要望です。ミラーレスの短いフランジパックに一眼レフの長いフランジパックのレンズを取り付けるためのマウントアダプターだから、その差の間隙に焦点距離を短縮する効果のある凸レンズ群を仕込めるという原理を忘れてもらっては困る… PENTAXは、「K-01」のコンセプトを生かすためには、次期モデルは、ミラーを取り去ったスペースにレデューサーを組み込むという技を使うと面白いと思うのは亭主だけでしょうか。APS-Cで135判並みの画角が得られるというのを売りにすれば、特徴ある単焦点ユーザーは皆飛び付くこと必定…
PENTAXは「K-3」のファーム1.02を公開しました。ローパスセレクターブラケット機能を追加したことと、若干のバグ取りらしいです。ローパスセレクターは「K-3」の最大の売りの一つですから、その機能を増強するファームアップは役立つのかも…
☆ 2014/2/4 立春の朝は暖房が要らないほど暖かく明けましたが、小雨が時折ぱらつく暗い空です。これから昼にかけて気温がぐんぐんと下がり、雪になるのだとか…ほんまかいな…
大阪市の市長選挙、主要政党は候補者を擁立しない戦術に出るようです。アホの足掻きにはつきあわんということで、案外利口モンもおるちゅうことやで…
午後になって降ってきましたが、予報のようには雪にはなりそうもありません。寒いことは寒いのですが…
淡雪の散る空凍てて今朝の春 雌山
☆ 2014/2/3 節分の朝はとても温かいのですが、明日からはまた寒くなるらしい…
鬼やらふ声の厳しく春隣り 雌山
暖かいので、庭の白梅が一斉に咲きました。植えてから30年以上が経つのですが、毎年あまり咲かなかったものです。ここ数年亭主の剪定力が向上したせいでか、かなりよく咲くようになりました。白加賀という品種ですが、周囲に花粉樹が皆無なので、実の付きはよくありません。今年も恐らく駄目だべな…
春を待つむめ一輪のぬくみかな 雌山
☆ 2014/2/2 暖かい朝ですが、雲が厚く、降ってきそうな塩梅です。明日は春隣り… また腹の立つことがありました。大阪市の橋下何某とか言う馬鹿者のことです。大阪市長を辞職して、また市長選挙に立候補するというのです。自分の言いなりにならないから、言いなりになるまで同じことを続けるというつもりのようですが、出来の悪い駄々っ子より始末が悪い… そもそも、大阪の人間のアホさは度が過ぎています。このような劣悪な人間の尻馬に乗っているから、このような理不尽が罷り通るのです。一体、1回の選挙にどれくらいの費用がかかると思っているのか、そしてそれを負担しているのが誰なのかを考えないアホども… もっとも、東京の人間も同じくらい馬鹿であることには大差はなさそうです。彼の石原何某とかいう大バカ者を都知事などに当選させ、そいつの気儘のために選んだ後継の体たらくの結果の都知事選挙なのですから… 大阪都構想なるもの自体が、ものを知らぬ馬鹿者の考えそうなことです。橋下何某が同じようになりたいという「東京都」という制度自体が、その構成自治体である特別区にとっては、長年、大阪市や横浜市、名古屋市のような普通の市になりたいという悲願を内包しているという事実を知ってか知らずか、その点、大阪都構想に反対する堺市長の見識は、本質を見抜いた、至極的を射たものと思われます。堺市民は賢いのかも… 都知事選挙運動も後半に入ります。主要な候補者を並べての主張開陳の場も幾つか放送されています。それを斜めに見る限り、行政能力の差は歴然としています。それにしても、この国の首相まで務めた男の中身がこれほどまでに空疎とは、最近にも超アホ宰相の例を幾つも見るので、そんなことに一々驚いてはいけないのでしょうが、それにしても、ね…
☆ 2014/2/1 いよいよ2月です。暖かい日が続いていて、今日も3月上旬並みになるのだとか… 気管支に入った風邪は、なかなか抜けません。夕方に近付くと、体温が上昇…
YASHICAブランドのダブルレリーズを入手しました。これはPENTAXの後期型とまったく同一の品で、ステッカーだけの貼り替えとなっています。同じ製造元であることは確実です。写真用品商社「U・N」で販売していたものとも同じで、こちらも製造終了となっていますから、いよいよオートベローズは終焉の時を迎えたということか…
☆ 2014/1/31 1月も晦日ですが、流石に春が近づいているらしく、寒中には似合わない暖かな朝です。まだまだ寒い日も戻って来るのでしょうが、風邪引きの身には随分と楽です。さしものしつこい風邪も、ようやく終期に入ったような…
昨日ネットオークションに出品された「PENTAX AUTO BELLOWS A SET 未使用 花撮影など」という品ですが、亭主の「BELLOWSはカメラシステムの華」というページの冒頭部の多くをその商品説明に用いています。亭主の主義として、ネットに公開したものはすべて利用自由、また、商業目的でも、権利の主張をしなければ可と公言していることから、その点は何の問題もありません。しかし、当該出品は亭主ではありませんので、誤解されることの無いように願います。また、セットと言うには倍率スケールが画像に無いのが点晴を欠く…
PENTAXのダブルレリーズ後期型は、全て同じと思い込んでいましたが、実は、シャッター側先端部にインナーの出を調整する機構が付いているものと、付かないものがあることに気づきました。これはどちらも以前から所有していたものだったのに、詳細に見比べることをしていなかったために気付かなかったのです。目開き千人目暗千人とはこのことかも…
☆ 2014/1/30 風邪は結構しつこくて、気管支の炎症に進んでしまいました。咳と痰、鼻水が頻発なり… 熱は朝は平温ですが、午後には38℃以上に上がってしまいます。これはまだ数日はかかりそう…
☆ 2014/1/29 昨日の午後から38℃以上の発熱で、インフルエンザを疑ったものの、今朝は36℃台後半に落ち着きました。痰や鼻水は出るようになったので、ただの風邪らしい…
☆ 2014/1/28 今日も昨日のように寒い朝です。でも、昨日と違って日中は暖かくなるのだとか…
しばらく「ダブルレリーズ」の蒐集が滞っていましたが、PENTAXが後半で使っていた品のノーブランド物らしいものを仕留めました。カメラ用品商社「U・N」が売っていたものかも… 「ヤシカ」ブランドの「ダブルレリーズ」も仕留めました。PENTAXが後半で使っていた品とは異なっているようですが、どちらが古いものなのか愉しみ…
☆ 2014/1/27 北風が窓を揺する夜が明けて、えらく寒い朝です。昨日とは10℃近く違う…
☆ 2014/1/26 昨夜の雨のせいか、えらく生温かい朝です。でも、午後には冷えて来るのだとか…
PENTAXのAFリヤコンバーターの画像情報がリークされはじめました。来月のCP+までには発表されるのでしょうが、リーク画像が真正のものなら、カメラ内AFに対応以外にも、レンズ内AFも対応は確実です。電源接点が設けてありますから… 1.4倍ですから、200mmF2.8が280mmF4で、300mmF4が420mmF5.6で使えるようになるということです。出たら早速精進精進…
一昨日確保した初めての「Super-Takumar 1:1.4/50」W期型が手元に来ました。手ズレなどの少ない良品でしたが、絞りリンクの潤滑不足と思われる自動絞りの遅延があります。これはよくある例で、分解して絞りリンクに注油することで完治するはずです。 W期型はレンズシリアル番号「16*****」から始っていると思われますので、「1650072」のこれは、その中では初期のものということになります。つまり、黄変アトム玉の走り…
☆ 2014/1/25 今日も日中は暖かくなる予報です。明日の昼までは春の早出しらしい…
亭主の主要テーマの一端として、「AUTO BELLOWS」の蒐集があります。PENTAXのそれは、歴代(8種類)を悉皆蒐集することが出来ていると思っているのですが、その欠くべからざる部品として「ダブルレリーズ」があります。これを現役のPENTAXデジタル一眼レフで使用可能にするためには、「ダブルレリーズ」の機械的作動を、カメラが入力できる電気的なスイッチ機能に変換しなくては意味がありません。このために必要な変換装置として、現状最も簡便スマートに実現出来るのが「Canon ケーブルレリーズアダプター T3」のプラグ付け替え改造です。亭主は「ステレオ・ミニ」プラグに換装し、これに「ステレオ・ミニ・ミニ」アダプターを併用することでPENTAXの現役デジタル一眼レフで使用できるようにしています。このように改造すると、各社ソケットに使えるプラグアダプターを併用することで汎用性が容易に広がります。 生憎、この品は既にディスコンになっているため、市中在庫とか、中古市場からの調達しか方法が残されていません。販売価格は2500円でしたので、これより安価に入手出来るのなら悉皆入手するつもりでいます。所有する各社ダブルレリーズの数と同数になるまでは励まねば…
☆ 2014/1/24 今朝の寒さは普通に寒いのですが、日中は3月末の暖かさになるようです。南西の風が吹くのでフェーン現象となるのだとか…
約7年間に渡って製造された「Super-Takumar 1:1.4/50」の変遷についての研究は、亭主の主要テーマの一つです。纏まった記録が無いために、考古学と同じく、遺物の発掘を通じてその実像を明らかにして行くしかないのですが、途中欠けていた「W期型」すなわち7枚玉初期型の発掘に成功しました。これは、外見は8枚玉最終型の「V期型」と同じ鏡胴意匠なのですが、すぐに意匠や機能を変更されて「X期型」となったために、製造数が少なかったということがあります。連続性の考証のためには、欠くべからざる存在なり… 残すところ、最終型である「Y期型」の発掘があります。これは最も製造数が少なかった可能性があるため、中々の難物…
☆ 2014/1/23 今朝も寒いですが、日中は10℃を超える予報です。良く晴れて風も無いので、放射冷却で冷え込んでいるだけなり… 昨日も鶴見川沿いを小一時間歩いたので、今日もそれくらいは歩くつもりです。来月13日に向けて、体力のリハビリに励まねば…
☆ 2014/1/22 数年前に屋根材を葺き替えてから、本格的な積雪の無い年が続いていました。前と違って軒近くに雪止めを数多く設置した効果が、まだ表れていません。今年は降るのかどうか… 葺き替えは、従前のカラーベストの上に、断熱材を積層したガルバリウム鋼板を施工する、いわゆるカバー工法で行ったのですが、夏の暑さは確かに軽減しましたし、雨音の減衰にも効果がありました。貰い錆さえ気を付ければ、問題の少ない素材のようです。アスベストを含むカラーベストは、撤去に大きなコストが必要です。それを避けて効果を得る理想に近い工法…
☆ 2014/1/20 1月の中旬も今日で終わり、これから最も寒い時期となります。また、降雪の虞も高まります。今年はインフルエンザ流行の話題がありませんが、花粉の季節が近づきつつある… 今朝も寒く、零℃に近付いています。昨日の昼間のように晴れると、部屋の中は暖かいのですが… 昨日の散歩は平地だけでなく、下り上りを含んだ少し長丁場にしました。しかし、最後の自宅付近の急坂の上りがきつい…
☆ 2014/1/19 今朝は寒さが戻ってきました。未明に雪の予報もあったのですが、降ったのかどうか…
暫くぶりで「8枚玉タクマー」の狩りに成功しました。まだ未入手だった市販品最初期のレンズシリアル番号「10*****」のものです。これで8枚玉はほぼ網羅か…
2月13日木曜日からのCP+2014ですが、入場引換証の登録がまだだったので、一応実施してプリントしました。今年の会場配置はリコー(PENTAX)が一番右奥に押しやられています。一番の見もののアクセサリーゾーンとは一番離れているので、相当に歩きまわらねばならなそうです。しんどいこっちゃ… なお、土日限定でアクセサリーのアウトレットがあるようです。到底行けそうになし…
入院手術後初めての出猟で仕留めた獲物が届きました。あらゆる見分けポイントは、確かに「8枚玉」です。亭主の分類法で「U期型」に属する1964年7月に市販開始された最初期のものです。「T期型B」であることを半ば期待していたのですが、その点は残念です。程度は至極良好…
☆ 2014/1/18 今日は昨日より気温が上がらない予報です。朝のそれは同じぐらいですが、晴れない分寒いのかも…
☆ 2014/1/17 今朝は曇っていて幾分暖かい感じです。明日はまた雪催いか… 1月も後半に入っていて、時間の経つのが速く感じています。来月にはCP+があるので、それまでには体力を回復しておかないと…
☆ 2014/1/16 昨日は伊豆大島や房総館山で降雪があったようですが、今日は朝から晴れています。少しは暖かくなるのかな…
☆ 2014/1/15 小正月の今日は、昔は薮入とか左義長とかの行事の日でした。その由来を受けて一時は成人の日ともなっていましたが、連休に目の眩んだ不見識な連中の妄動で変動制へ移行… 雪のちらつく予報もあって、寒い朝です。今日は消化器内科の2ヵ月置きの受診です。前回の受診で消化器外科を紹介されて、蟹の切除と相成った怒涛の2ヶ月…
久しぶりで「8枚玉」を狩ろうかと狙っています。亭主の分類で言うところの「T期型B」というものです。1964年7月に発売された頃の最初の市販型で、恐らく東京オリンピックのころの風景を写したものでしょう。「アサヒカメラ1964年10月号ニューフェイス診断室」で使われた個体よりほんの少しだけ若いレンズシリアル番号のものです。歴史の証人の一つ…
☆ 2014/1/14 今朝は早くも寒さが戻っています。昨夜早寝したので、とっても早起き…
☆ 2014/1/13 寒さの底は一応脱出したようで、かなり暖かい朝です。でも、まだまだ何度も寒くなるのだろうな…
☆ 2014/1/12 今日は昨日より少し暖かい朝です。それでも0℃間近の冷え込み… 厚着をして散歩に励みますが、1時間にはまだ遠く及ばない…
☆ 2014/1/11 この3連休は寒さの底のようです。昨日は霜柱が盛大に上がっていましたが、今朝も零度付近…
☆ 2014/1/10 この冬一番に冷え込んでいる朝です。強勢なシベリア颪が襲来しているせいでしょう。この引き際に台湾坊主が発生すると関東は大雪に…
☆ 2014/1/8 今日は天気が崩れて来るらしいのですが、相変わらず寒い朝です。手術後はめっきり寒さに弱くなって、縮こまっているので立つと傷が痛い…
☆ 2014/1/7 正月もはや七草粥となりました。今年は餅どころか五分粥の日々が続いています。粥など珍しくも無し… 今朝も気温が下がっています。零下には少し届かない…
☆ 2014/1/6 晴れですが今朝も寒く、仕事始めに向かう足を凍えさせそう… 今年のCP+までに体力が回復するか微妙です。30分程度しか歩けないのでは問題外… 25年用確定申告のページが出来ていたので、入れられるものを入力しました。まだ年金の源泉徴収票が来ていないのと、国民健康保険が来ていないので、完成は出来ません。しかし、医療費控除のための集計額は恐ろしい金額なので、来年度の住民税は非課税がほぼ確定…
☆ 2014/1/5 年始の休みも今日までで、明日からは日常の生活に戻りますが、病み上がりの身としては30分程度の散歩で疲労困憊… 今日は寒い一日になるらしい…
☆ 2014/1/4 例年なら仕事始めですが、今年は土曜日なので明日までお休みの企業等が殆んどでしょう。街はその分まったり… 今朝は少し冷え込んでいます。氷が張りそうな気温…
☆ 2014/1/3 今朝は曇りがちで陽射しは出そうもありません。昨日のような風は無いのですが… 確定申告に備えて医療費控除のために領収書を整理しました。ネット入力をしようとしたら、まだ25年所得用は始っていませんでした。それにしても、恐ろしいほどの領収書の量です。いかに病に支配されていたかを如実に物語っています。今年は源泉徴収されている分はすべて還付されてお釣りが出そう…
☆ 2014/1/2 慣れてきたせいか、あまり寒くない朝です。入院中は暖房完備だったためにすっかり寒さに弱くなっていましたが、ようやくあたりまえに近付いたかも… 暮れにダウンロードして置いた「K-3」のファームアップ1.01をインストールしました。やり方が少し違っていて、導入方法を確認する始末…
☆ 2014/1/1 明けましておめでとうございます。午年元旦は穏やかに明けました。今年は良い年であることを願うばかりです。とりあえずは、体調の徐々なる回復を図ることに努めます。
今年のPENTAX福袋は、食指の動くものはありませんでした。HD Limitedの6本セットとK-5 Silverで\350Kが最もそそられましたが、既にDA Silver限定500本を3種類所持しているので被ってしまいます。残りの3種を入手する資金とする方が合理的と料簡すなり…
PENTAXのベローズ装置の蒐集も悉皆が近づいています。亭主の知る限りでは、残すところ2種類となっています。それは1本丸レールが折り畳めないもので、白地ステッカーの「BELLOWSCOP」と、黒地ネームプレートの「BELLOWS UNIT」です。前者は稀に見かけますが、後者は健全なものを見ていません。丸レールを切断された改造品を一度見ただけです。この2品を入手すれば悉皆となるのですが、さて… もう一つの夢はレンズ台座にあおり装置を組み込んでいる「Minolta AUTO BELLOWS V」をPENTAXの現役デジタル一眼レフに取り付けることが出来るようにすることです。カメラ台座のマウント金具を製作することでそれは叶うのですが、なかなか発注に踏み切れません。M42マウント化すれば汎用性が非常に高まるとは思っているのですが…
毎年恒例のプリンスペペ初売りにお供してきました。例によって食品の福袋を幾つも(9袋!)GET…
☆ 2013/12/31 今日から十二年目が始まります。容量の制約で、過去のものは例によって別棟へ移しています。
巳年大晦日の朝は冷え込んでいます。まだ外出しないので実感はありませんが、この冬は寒さが厳しいのかも… 入浴中に傷保護テープが剥がれて手術による傷の様子が分かるようになりました。スティープラーの痕を数えると26ヵ所…
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