第2回目は自分が1番好きであろうギタリストBernard Butlerについてです。名前は知ってるが詳しくは知らん、と言う方も多いと思うので良ければ読んでみてください。

 バーナードと言えばやはりSuedeでしょう。知ってる人なら90%くらいそう思うでしょう。。1993年アルバム”Suede”でデビュー。So Young、Animal niterate、Drowners等シングル曲は全て名曲であり、その他も良曲多し。未だにその後のSuedeからはこれを越える作品は生まれてないと、思います。
 メンバーはVo:ブレット アンダーソン Gt:バーナードバトラー Ba:マット オズマン Dr:サイモン ギルバート。ブレット/バーナードの創り出す、妖しくも個性的な曲や詞、そしてブレットのDavid Bowieを髣髴とさせる天武のスター性・ナルシズムを武器にデビュー当初から注目を集め当時の英新人記録を塗り替える。(余談だが日本のイエローモンキーのアルバム”Smile”ジャケットがSuedeの一連のシングルジャケットと酷似しているのは偶然ではないはず。)この時注目されたのはブレットのルックス・歌声、そしてタブーの多い詞の内容が多いのだが、自分が当初衝撃を受けたのはブレットではなくバーナードだった。ブレットのその声はあまりに特徴的過ぎ自分の好みには合わなかったが、バーナードの奏でるギターは今まで聞いた事も無いような色気を醸し出しており、これまで聞いてきた様々なギタリストのそれとは明らかに異なっており非常に衝撃を受けたのを記憶しています。ブリットポップのドン(?)、アラン マッギー曰く、彼は90年代の二ール ヤングだと。。初期のSuedeはそのギターの色気、ヴォーカルの色気、ルックスの色気、また、マスコミに対する過激な発言等々、全てを巧みにコントロールし支持を拡大していった計算高いバンドだったのではないかと思う。
 この後シングル”Stay Together”(名曲!!アルバム未収録。本人たちは気に入ってなくライブでもやった事が無いらしいのだが)を発表し、1994年2nd”Dog Man Star”をリリースする。We Are The Pigs、New Generation等名曲も多いが、今聴き返してみると何かアルバム全体に漂う空気が変な感じがする。。個人的には聞き込めばなかなか良いアルバムだと思うのだが・・・・・。このアルバムリリース直後大事件が勃発!まず他の国で既に Suedeというバンド名として活動しているバンドがおり、名前を一時的にLondon Suedeと改名する(ダサい)。そしてもっと大きな事件としてなんとバーナードが脱退してしまったんですね。理由についてはバーナード・Suede双方意見が異なる為、真相はわからないが・・。まぁ、お互い良い別れ方ではなかったようです。その後Suedeは後任として当時まだ10代のリチャート オークス Keyとして二ール コドリングが加入。新たなスタートを切る。 
 

 
 その後のSuedeはアルバム”Coming Up”をリリース。”Trash”等粒揃いの名曲が多いアルバムとなっている。結構聞けるアルバムだと思います。だけど、聞き比べればわかると思うが、リチャードのギターはたしかに上手い。ましてや10代ということを考えれば凄いとは思うのだが、音がまさしくバーナードそのものなんですね。。だからいつまでたっても単なるフォロワーとして自分の中では印象付けけられてしまう様になっちゃいました。
 それからもう1枚アルバムリリース(タイトル忘れました)。あのアルバムで自分のSuede熱は完全に冷めてしまったかもしれないです。。 借りただけなので内容は細かく覚えていないが、ヘボいっすね。かなり。。売れなかったみたいだし。まぁ、ブレットが痩せ→デブ→マッチョと体型を変え、凄い爽やかになっちゃったし、ライブでも”オイオイ”言って観客を煽ったり。。俺の嫌いな事ばかりするので興味が無いです。ハイ。最近はKeyのニール王子が病の為に脱退したらしいです。その後は不明。。
 
 

 
Bernard Butler
Bernard Butler 其の2へ
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