さてその後のバーナードだが、黒人ソウルシンガー(?) David McalmontとMcalmont& Butlerというユニットを組み再出発をする。個人的には落ち着いて聞ける好きなアルバムだが、Suedeの時のような熱いギターを期待するとダメかも知れません。その分Mcalmontのハイトーンな声を上手く生かしており、ソングライター・プロデュサーとしての才能を魅せてくれてると思います。ストリングスのアレンジも良く、次のソロアルバムの布石になっているのではないかとも思われる。その後2人は袂を分ける。その理由としてまた双方の言い分が異なる訳だが、まぁ、ここまでくるとやっぱりバーナードにも問題があるのではないかな?とも思ってしまいます。まぁ、頑固者そうだしねぇ・・。
その後約3〜4年は沈黙を守る。メディアからの批判に耐えつつも自分の音を探し続け1998年遂にカムバックを果たす!それもシンガーとして、ギタリストとして。ソロ1作目”Peop le Move On”リリース。Not Alone、Stay等は名曲多し。アルバム全編に流れるのは暖かさであり、親や奥さんに対する言葉だったりします。こういう臭さは好きではないのだが、バーナードの紆余曲折を知っていれば許せてしまうような気がします。もはやSuedeとの時の懐古論など無用!(余談だけど、Rosesは再結成して欲しい願望あるが、Suedeは絶対にしちゃいけないと思う。。)これがバーナードの本当のなの姿だと思う今日この頃。来日公演も行い、バーナードにとって良い年だったと思う。やっぱ上手かったです。はい。歌も心配したけど、ちゃんと歌って、ギターもビシっときめていました。ツアーメンバーのDrはなんと日本人でマコ・サカモト氏というそうで、何気にMacalmont時代からの繋がりみたいです。
その後ソロ2作目”Friends&Lovers”をリリース。1stとは違いストリング音を一切使用していないのだが、個人的には1stの音がバーナードには合っていると思う。ロックなアレンジするのなら、もう少しソロが聞きたかった・・・。 去年の夏にはなんとHoleの穴埋め(ブーイングも多かっただろうが・・)として富士フェスに参加。見事(?)大役を果たす。ところが!!今年に入り情報が途絶えていたが、なんと本国イギリスでの契約をどうも切られてしまったらしい・・・。非常に残念な話だが、ロックがビジネスとして成り立っている以上これも致し方無いのかもしれない。。だけど、バーナード自身これで終わりとは思っていないだろうしこのまま才能を殺してしまうのはあまりにも勿体ないと思います。何とか頑張って頂きたい・・・。。
と、、、全部完全な主観のみで書いてしまいましたが、頑張って欲しいんです。はい。Bern ardには。最近は雑誌とか全然読まないので今現在どうなっているのかはわかりませんが。。。知ってる人!もしもいましたらご一報ください。。
SuedeもBernardも聴いたことの無い人はとりあえずSuedeの1st聴きましょう。声の好き嫌いはあると思うけど、人によってハマル人はハマルと思うよ〜〜。
長々と見ていただき有難うございました。感想・意見等ありましたらメールください。
Bernard Butler 其の2