【出演】
「four roses」
村松智美
山本千恵子
素来聡子
岩本育代
【Program】
J・シュトラウス2世:
春の声
「こうもり」序曲
ピッツィカート・ポルカ
美しく青きドナウ
◆◆◆ ティータイム ◆◆◆
モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハトムジークより 「第一楽章」
ユーミンメドレー
ジョージ・ガーシュイン: I Got Rhythm
アストール・ピアソラ: リベルタンゴ
ヘンリー・マンシーニ: 酒とバラの日々
リムスキー=コルサコフ:くまんばちの飛行
(編曲・・・大石真紀子、村松充昭、渡辺 厚)
〜4本のフルートが奏でるJ.シュトラウス〜
「four roses」の演奏。
今年のニューイヤー・コンサートは予約が殺到し、キャンセル待ちの方が10名以上ありましたので、前日まで、何とか少しでも、多くの方に聴いていただこうと、対応に努力しました。
1部では、ヨハン・シュトラウスの、「こうもり」序曲や、「美しく青きドナウ」など4曲、
2部では、ユーミン・メドレーや、「アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク」などを、ピアノ伴奏なしのフルート4本のみで聴く、という思い切った演奏形態でしたが、編曲の方のアレンジのお陰で、すばらしいハーモニーとなりました。
2003年1月19日(日)
ニューイヤーコンサート
「four roses」の皆さんは、綺麗な衣装と、楽しいトークで、雰囲気を盛り上げて下さり、アンコールも2曲という大サービスでした。
終演後、演奏者4人を囲んで記念撮影
今月のティータイムは、
ノイエスの
“ザッハトルテ” と
ウィンナコーヒー
(ニューイヤー・ブレンドを使用)、
ウイーンの街角のカフェや、ザッハ・ホテルで楽しむティ−・タイムのようで、今までで最高に凝ったものとなりました。
左は、今月のチラシ
2003年2月23日(日)
バロックフルートとリュートの響き
〜フランス宮廷音楽の世界〜
【出演】
中村 忠(バロック・フルート)
金子 浩(リュート)
【Program】
《イギリス・バロックのフルート音楽》
・ グリーンスリーブスの変奏曲(作者不詳)
・ G.F.ヘンデル◆フルートと通奏低音のためのソナタ ニ長調
〜ラルゲット / アレグロ / シシリアーナ / アレグロ〜
・ フィンガーのグラウンド(作者不詳)
・ ファロネルのグラウンド(作者不詳)
・ イタリアのグラウンド(作者不詳)
・ ポールズ・スティープル(作者不詳)
《フランスのバロック音楽》
・ R.de ヴィゼー◆フルートと通奏低音のための組曲 ト長調
〜アルマンド / クーラント / シャコンヌ〜
・ M.ランベール◆楽しもう、甘い安らぎを (リュート・ソロ)
・ F.クープラン◆組曲 ニ長調
〜プレリュード(王宮のコンセールより)/田園詩(クラヴサン曲集より)〜
・ M.P.de モンテクレール◆パッサカリア (フルート・ソロ)
・ J.M.オトテール◆ソナタ ニ長調
〜プレリュード / アルマンド / クーラント / グラヴェ / ジーグ〜
1部ではイギリス・バロックのフルート音楽、2部でフランスのバロック音楽、アンコールでは、珍しい「フリーメイソンのマーチ」を、聴かせてもらいました。
特に2部では、柔らかく優しい音色に包まれて、しばし、ヴェルサイユ宮殿のサロンの雰囲気を想像し、優雅な気分に・・・。
バロック・フルートの中村忠氏と、リュートの金子浩氏は、とても紳士的で穏やかな物腰の方で、バロック音楽のイメージにぴったりでした。
今月のティータイムは、
アトリ の
“昔ながらのマドレーヌ”
(毎回、紅茶は青葉台のおしゃれなカフェ
「ぐらん・あみ」提供の茶葉を使用しています)
銀座の「マキシム・ド・パリ」のケーキ部門に相談したところ、マドレーヌが相応しいのでは、と推挙してもらったので、今月のお菓子が決まりました。
また、「ぐらん・あみ」のオーナー橋爪さんがお客様として来場されていたので、ご紹介すると、多くの皆様から美味しい紅茶に対する感謝の拍手が湧き上がりました。
2003年3月16日(日)
アフリカの祭りの音楽
〜片面太鼓と親指ピアノ〜
【出演】
若林忠宏
Program
■ジェンベ合奏
「クク」
「セデバ」
「ヲルソドン」
■ケニア(スワヒリ語)古ポップス
「天使(マライカ)」
「もっと長生き出来たなら」
「彼女と一緒に歩く」
■コンゴの子供の歌
お母さんと子供
ズィンバブウェの子供の歌
お土産何だ?
その他
毎年のことながら、若林さんの器用さには驚かされます。
太鼓は目にも留まらぬ早業。
バラフォンは右手、左手全く別々の動きをいとも軽々とやってのける。
何語だかわからない歌の数々。
それぞれの楽器の師匠たちとの丁々発止のやり取りのおもしろ話などなど・・・。
しかし、実は、そのウラに隠された努力と鍛錬の積み重ねがひしひしと伝わってきます。
大賀ハスで有名な町田市の 『大賀藕絲(ぐうし)館』 製作による、さまざまなグッズも販売されました。
民芸調のものということで、大賀ハスの繊維から作られた工芸品はとても好評でした。
障害のある方々の細かい手作業によって作られたステキなグッズの販売に、多くのお客様がご協力してくださり、ありがとうございました。
今回のお菓子は、大賀ハスから作られたコースターのイメージと、アフリカのイメージカラーから、チョコレートクッキーの上にナッツをのせた特製クッキーをご用意しました。
紅茶は、毎回お馴染み、ぐらん・あみ提供で、アフリカのイメージ・・・“ヌアラエリア・ティ−”でした。独特の香りが、とても印象的でした。
新しい著作 『世界の師匠は十人十色』 とCDも順調に売れ、最後に毎回恒例、記念撮影でした。
2003年4月6日(日)
アザレア・カルテット スプリングコンサート
〜世界を制覇したハーモニカ・アンサンブル〜
【出演】
アザレア・カルテット
Program
エスパニアカーニ
おもちゃの兵隊の行進
峠の我が家
津軽海峡冬景色
さくら
バルセンチーノ
ビア樽ポルカ
イパネマの娘
リベルタンゴ
イエスタデイ
PEG
O' MY HEART
ルパン3世のテーマ
TAKE
FIVE
ウイリアムテル序曲よりフィナーレ
世界大会で優勝したアーティストの実力とはこうなんだ!とい迫力満点の4人の演奏風景。
まるでオーケストラで聴いているような錯覚さえ起こしてしまいます。
一糸乱れぬアンサンブルの妙と、低音から和音からメロディーまでそれぞれの担当するハーモニカのテクニックの高さはさすが!
演奏中の4人の楽しそうな表情もまた素晴らしく、それが聴く人々を楽しい、感動の世界へと誘ってくれているのだなあと感じました。
桜満開の日曜日でしたのでサクラにちなんだお菓子を、と思ったのですが、最終的に選んだのは「苺パイ」とアッサムティー。
「うっすらピンクのいちご餡」がイチゴの香りといっしょに口の中に広がり、美味しいミルクティーとともに春の味を楽しみました。
アッサムティーは、ぐらん・あみ提供。
写真右端はプログラム、その隣は宣伝用ハガキ
たくさん売れたCDを手に持って、記念撮影です。
コードハーモニカ大内氏のご両親と一緒に・・・。
今月のティータイムは、
亀屋万年堂
の
“苺パイ”
2003年5月11日(日)
母の日 ハープの贈り物
〜グランドハープで聴く名曲コンサート〜
【出演】
伊藤かおり
Alphonse Hasselmans:Chanson de mai
Claude Debussy:月の光
2つのアラベスク No.1
Robert Maxwell:引き潮
Erroll Garner:ミスティー
Scott Joplin: Maple Leaf Rag
Claude Michel
Schonberg:On My Own
成田為三: 浜辺の歌
いずみたく:見上げてごらん夜の星を
〜リクエストタイム〜
Marcel Tournier: 演奏会用練習曲「朝に」
Program
まさに母の日にぴったりのコンサートでした。
純白のドレスをまとった見目麗しい伊藤かおりさんの奏でる美しい音色の数々は、癒しのシャワーとなって私たちをやさしく包んでくれました。
最もハープらしい奏法であるグリッサンドのさざなみは、楽園の音色のごとくサロン中に響き渡り、一人一人をアルファー波で満たしてくれたようです。
小豆入り抹茶のスポンジケーキに、シュガークラフトの赤いカーネーションを載せた芸術性の高いケーキは、目を見張る出来栄えです!
今月のチラシとプログラム、母の日に娘が作ってくれたフラワーアレンジメントも一緒に撮影しました。
終演後、ハープ大好きファンと一緒に記念撮影。
ハープの音色に魅せられた女性はご近所から。
ハープを習い始めたばかりの男性は、船橋市から来場されました。
6月が出産予定のカップルは胎教にも最高だったのでは・・・。
後半は、人魚のようにきらきら輝くオーシャンブルーのドレスに着替えて、始まりました。
圧巻は、約200曲のリストの中からその場でリクエストに応えて演奏するリクエストタイム。
3曲ずつを5回、計15曲のリクエストは「ムーンリバー」に始まり「ジムノペディ」まで、クラシック、ジャズ、映画音楽、ディズニーとバラエティに富んでおり、こんなにたくさんのハープの曲が聴けて、なんか得をしたなあと感じた方も多かったのでは・・・。
2003年6月29日(日)
〜土の音色と木の響きのハーモニー〜
オカリナ&ギター コンサート
【出演】
小山京子
吉塚テルヲ
齋藤 浩
Program
五匹の子ブタとチャールストン
芭蕉布
楽器紹介 (浜千鳥 他)
さくら
TSUNAMI
ギターソロ
海を見ていた午後
明るい表通りで
静かな月
ムーンライトセレナーデ
コンドルは飛んで行く
小山さんのオカリナは、とても素朴で温かく、包み込んでくれるような優しい音色。
吉塚さんのオカリナが、そんな小山さんの音色にぴったりと合って、美しく共鳴し、素晴らしい演奏となりました。
斉藤さんのギター・ソロ「カヴァティ−ナ」は、しっとりと落ち着いて、とても素敵な雰囲気。
ご友人が作曲された曲も、オカリナにぴったりの素晴らしい作品でした。
途中、小山さんは篠笛も披露。
素朴で澄み切った音色は、オカリナの雰囲気とは変わって、まるで月明かりで静かに笛を吹く時代劇の中の女性のよう。
演奏後の記念撮影のあとにわかったことですが、オカリナの小山さんと吉塚さんは2週間前に結婚されたばかりの新婚ほやほやだそうで、また、小山さんは初めてのソロアルバムCDを、5月末に出されたばかり・・・
今回のサロン・コンサートは、お二人にとっても、印象に残る、思い出深いものとなったのではないでしょうか。
オカリナの形に焼いてもらった可愛いパイの中身は、あっさりした粒あん。
紅茶は、いつもの、青葉台のカフェ「ぐらん・あみ」の提供で、アッサム・ティー。
一緒にいただくと、和風と洋風がよく合って、とても美味しかったです。