範馬刃牙
第98話「武の懐」
ピクルに喰われそうになって大ピンチの
烈海王の前に、もう一人の自分が現れました
そういえば、もう一人の自分を見ると死ぬって言いますね
逆転フラグかと思いましたけど、もしかしたら危険な死亡フラグかも知れません
果たして烈海王はもう一人の自分と出会い、生き残る事ができるのか!!?
「(そう冷たくするな烈よ・・・)」
「・・・・・・ッッ ・・・・・・!?
(誰か・・・? 何者か!!?)」
ツンデレに冷たくするなとは営業妨害も甚だしいですが、
いきなり出現して馴れ馴れしく語りかける幻影に烈先生も驚きです
果たしてこの幻影烈先生の正体とは・・・!?
「(オマエだよ 烈
オマエが目指すオマエ・・・・・・
オマエがなりたいオマエ―――
烈 海王 そのものだ)」
「(俺の―――・・・・・・
完成形・・・・・・・・・・・・・・か!?)」
要するに、理想のツンデレさんらしいです(なんでよ)
パーフェクトな烈先生なのですから、
きっとさぞかし凄まじいツンデレの集大成なんでしょう
ドムの足つけただけでパーフェクト気取りなジオングなど問題にならないのでしょう
サンデーの『あいこら』で言えば、
理想のパーツが全て揃った女の子みたいなものでしょう
最終回前に、こういうベタなキャラが出ると思ってたんだけどなぁ(何の話だ)
ともかくこの烈先生は、そんな究極のパーツを併せ持った至高のツンデレ的存在といえるのでしょう
そう、喩えるなら筋肉はツンデレ! 牙はツンデレ! 萌える瞳は原始のツンデレ!!
・・・・・・それはただのツンデレじゃろうか?
まぁ、もしかしたら「オマエが信じるオマエを信じろオマエがなりたいオマエ」なので、
好きな人に素直になれる烈海王なのかもしれません。ツンデレの目的といえば、これしか(何がだ)
言うなれば、デレに至った烈海王。エンディング間近モードです
「(あいにくだったな・・・
武を護るため――
武をかなぐり捨ててのグルグルパンチ
ところが・・・・・・武はオマエを離してくれぬ
試されてるぞ 烈・・・・・・委ねてみろ・・・
4000年を背負うなどと構えずに―――
武を護るなどと気負わずに・・・・・・身をまかせる・・・
そうでもしなけりゃ・・・・・・背負うなどとてもとても・・・)」
烈海王をさとすデレモード烈海王
つまり、この言葉はこういう解釈でいいのでしょうか?
「自分と一緒にいたら相手が幸せになれないと思い、
嫌われるためにわざと冷たい態度を取ろうとして、キレてグルグルパンチ
それでも自分を離そうとしない相手になら素直に気持ちを委ねてみるのもいいんじゃないか」
幻影はそういうツンデレの王道を言いたいのでしょうかッッッッ!!?
流石はパーフェクトツンデレ
私にもツンからデレへと代わる刹那が見えましたよ
(大吉さんはなんだか見えてはいけないものが見えちゃってる様子)
これはなんという自然なツンデレの流れ! なんという圧倒的ツンデレ!
このツンデレに比べたら山岡さんのツンデレなんてカスや!!
まさに舌の上でシャッキリポンとツンデレが踊るわ!(よくぞ日本人に生まれけり)
まぁ、もう一人のツンデレ神である海原雄山先生は、
いよいよ究極対至高の最終対決、ひいては親子和解イベントに向け
まさに至高のデレを体現すべく心身を清めてらっしゃる真っ最中だと思われますので、
ツンデレ頂上決戦の決着はその様子を見てからということで(何がだよ)
ともかく、ツンデレ神様から素直にデレろとアドバイスを受けた烈先生
今こそ意地や未成熟さゆえに凝り固まった心を解き放つ時だ!(何の話だよ)
幻影の声が残響する中、ピクルが牙を向いて烈先生に襲い掛かります
「(とてもとても・・・とてもとても・・・
とてもとても・・・とてもとても・・・とてもとても・・・
とてもとても・・・とてもとても・・・とてもとても・・・)」
大好きよ♪(広末涼子)
・・・・・・最近、ピクルと同じように
私の記憶で塩漬けにされてた様々な情報が復活してるんですけど、
これも一種のシンクロニシティなんでしょうか?(おっさんになっただけだよ)
MK5とか、まだ分かる人いる? 何歳?(いい加減黙れ)
まぁ、移り行く時代の流れは置いといて、今はツンデレカンフーVS復活原人です
素直になった烈海王。デレの心を以ってピクルと相対します
幻影の声を反芻しながら、ピクルの突進を「反射」の喉打ちで防ぐ!
全てを武に委ね、己が内に秘めた武の導くがままに動く烈先生
ピクルの一撃を再度かわすと、右腕を鞭のようにしならせて
ピクルの股間のREXに一撃を加える!!
男は誰でも知っているけど、雄は知らないこの痛み
ある意味顔面以上に危険な急所を無防備にさらしていた報いがきました
だからパンツぐらい履けと言ったのに!
いつまでもブラブラさせてるからこんな目に合うんですよ!!
これに懲りたら、是非今後はぱんつを履いて下さい
間違ってもクセになったりしないで下さい
未知の体験により無防備になったピクルに、さらなる烈先生の猛攻が襲い掛かります
中国拳法を信じきった烈先生の連蹴りで体勢を崩されたピクルの眼前に、
高々と掲げられた烈先生の踵が迫ります
このまま顔面を、全身で最も硬い踵で蹴り砕くつもりでしょうか? 否!
なんと烈先生は足でピクルの髪の毛を掴み、
ピクルを頭から引き倒しつつ、顔面に逆の足で膝蹴り!
さらに肘で後頭部を打って挟み砕こうとする必殺の一撃です
「(どこまでも・・・
武の―――懐へ・・・・・・・・・
それがすなわち・・・・4000年を背負うということッッ)」
中国四千年の矜持がピクルを圧倒!!
まさに人類の「歴史」を、「武」を見せ付けたこの展開に、
ペイン博士やストライダムさんもビックリ、徳川のじっちゃんも興奮しすぎて、
今にも鼻血武ーしてしまいそうな表情です(オチ間際の駄洒落はハイリスクすぎるからヤメロ)
最近、地下闘技場もチャンピオンがやる気なくて、
徳川のじっちゃんも激しい戦いに餓えてたりしたんでしょうか?
少なくとも、ピクルの餓えは満たせなくてもじっちゃんの餓えは満たせそうです
烈先生は逆転しましたが、
このままでは喰われた死体は出ずにすんでも
ボコられて餓死した悲惨な死体が出る可能性が出てきます
どう転ぶか分からない展開になってきましたが、円満な解決方法はあるんでしょうか?
素直になったツンデレとしてピクルを”陥落(オ)”としてみるとか
ツンデレを極めた烈先生に「食うんだ」と愛情料理を振舞われれば、
ファイターとして以前に男として、いえ雄としてこれを喰らわねばなりません
地上最強なんて目じゃないと、地上最愛とも違うと、
地上最ツンデレこそ烈先生に相応しい(語感悪すぎ)
まぁ、今週の王道ツンデレぶりを見るに、
あ、これは『つよきす2』の正ヒロインは決まったなと思いましたね
烈先生のツンデレがどこまで高みに昇るのか・・・
男としてこれに期待せずにはおれませぬね(最悪だよお前)
あと、今週の目次コメントなんですけど
「20ページ 22時間30分
何年か振りのダッシュ。達成感・・・・・・・・・。」
岸辺露伴かあんたは
正直、どの工程からどの工程まででこの時間かは分かりませんが、
作画だけにしたってこのスピードは無いですよ。うん、ジャブより迅ぇ
こうなったら、私も板垣先生に対抗してスピード更新目指しますかね
最近、寝落ちする事が多くて更新が出社前ギリギリになる事が多いですし、
一度も寝落ちが無くても午前4時更新とか、別の意味でアウトな時もありますし
一度、最速の更新を目指して書いてみるというのはどうかッッッッ!!?
まぁ、究極的には「○○と○○の戦いが続いてた。殴り合ったら終わった」
でまとめられちゃうのが格闘漫画のサダメなので、やはりある程度速さは優先しつつ中身が大事ですよね
その大事な中身でもツンデレツンデレ騒いでただけって気がしますが
・・・・・・やっぱり、真面目な考察とかはとらさんにお任せすべきだと思いました