範馬刃牙
第156話「超雄同士・・・」


今週のバキ三倍祭りはトリプルカラーでスタートです


まずは烈海王特別編で1カラー

次に勇次郎のドアップで1ページカラー



「惑星史上最強決定戦!!!
・・・・・・ってッ
いつまでかかってんだ!!!」
 



言っちゃうか、そんな事も・・・!! 



読者の大半がツッコミたくてももはや諦めていた事を・・・!

流石は勇次郎。正しい事をはっきりと言える数少ない日本人です


今回の3倍祭りで3倍早く展開が進むのか?

それともバキ君が3倍ヘタレて終わるだけなのか?


色々な意味でハラハラドキドキな範馬刃牙が始まります


そして勇次郎のカラーを超えると、そこには



2P見開きカラーで全裸を見せつけるピクルの姿が!! 



草なぎ剛のご先祖様とも思えそうな脱ぎっぷりです 


まさに裸になって何が悪いと言わんばかりのプリケツ

隣で脱いでるバキ君も「触らないでつねってくれたまえ」と言いそうな堂々とした裸です


うん、そろそろジャニーズから怒られそうなので前フリはこの辺にしておきます


当サイトは草なぎメンバーの復帰を願っています

ってーか、4月28日のぷっすまが見れなくなるとガチでヘコむから嫌なんですけど


やっぱり、草なぎ剛とユースケ・サンタマリアのコンビが番組の主役ですからね!


主役が見れない番組なんて面白くないんですよ!!


と、言うワケで主役が出ずっぱりになる今週の範馬刃牙です

えぇ、ちょっとハードルあげてみたんでバキ君には頑張って飛び越えてもらいたいものですね


二人で肉を分け合ったピクルとバキ君

満腹になった様子で、まったり食休みモードに入りました



「喰ったなァ〜〜・・・
(――っていうかさ・・・・・・・・・
満腹になったピクルってさ・・・・・・・・・
闘争うの!!?)」
 



う〜ん。先生、そこにはもっと早く気づいて欲しかったな 


なんで二人でのんびり食事をしてから考えてるのか

問題を先送りにしてはいけないというある意味反面教師です


食べたらすぐ寝てしまったピクルの寝顔を見ながら、

バキ君が1うっかりポイントを稼ぎます。3倍祭りでも結局こんな扱いだよ!



「闘わんよ――もう2度と」 


あっさりとアウト宣言をするペイン博士

ピクル達の食事会が終わったように、お爺ちゃん達もデザートタイムです


すっかりくつろいだ雰囲気のペイン博士が、

ペラペラと機密をじっちゃんに喋っています

まぁ、もう二人ともすでにある意味共犯者ですからね

色々とピクル絡み以外にも後ろ暗い事やってそうなジジー’Sです



「我々チームは現在―――
大きな成果をあげつつある」

「成果・・・・・・?」

「使用中のTーレックスの肉を使用い――
バイオによる増殖を成し遂げつつあるのだ」
 



おいこの博士、原人を助けるために
遺伝子工学を数十年はすっ飛ばしやがったぞ
 



クローン牛肉というのは今もありますけど、
そういう意味では決してないと思うんですけど


それとも人類は、来るべきドラえもんの制作に向けて


すでにバイバインの製造に成功していたのでしょうか?


もしかしたら、ピクルの背後に接近できた隠行術も、

実は石ころ帽子を被っていたおかげなのかもしれません



「できるのか
そんなことが・・・・・・」

「2年―――
ピクルがT−レックスを食べ尽くすまでの時間だが――
実験から実用化までには十分な猶余だ」
 



アレン君が2年でやってくれました(違う)


なんかもうどこから突っ込んでいいのか分からない頑張りぶりです

そこまでするぐらいなら、やっぱり肉を積んだトラックで引く方が早いと思うんですけど


レックス肉を増やすのだって、厳密にそれがピクルの仕留めた肉と呼べるのかは微妙ですし


まぁ、科学が順調に発展しているようで何よりです

もしかしたら、オーガクローンを作ろうとしてるチームと提携してたりするのかもしれませんね


こういうところで本編と外伝がリンクしていると面白いですし

・・・・・・まぁ、その場合花山さんの活躍で研究が潰されてしまいそうですが



「ピクルはもう――
餓えることがないのだよ」

「満たされたなら―――もう―――」

「無論 闘う必要はない
こうして食後のデザートを楽しむ我々と同じようにね」
 


すっかり問題解決し、勝利の余韻に浸りながらプリンを食するペイン教授


今にも「おいちい!」とか叫びだしそうなビクトリーぶりです 


ただ、それはそれでじっちゃんも面白くはなさそうです

花山組に出向いて、花山さん相手に愚痴を肴に飲もうとしてます


「飲むのォ・・・」 


チビチビ舐めるようにコップのターキーを呑むじっちゃんに対し、
花山さんはショットグラスを煽るかのように一息で中身を飲みほしています


ただ、じっちゃんも連日勇次郎や博士相手に飲み会を続けてるので、

読者的にはじっちゃんに対しても「飲むのォ・・・」と言いたいところです



「学者さんですから・・・ペイン氏は
そういう発想もいたしかたないでしょう」
 



花山さんが流暢にしゃべってる!! 


いや、極道者ですから礼儀作法には厳しい事もあるでしょうし、

バキ君と違って目上の人への口の利き方はわきまえているのでしょうが


無口キャラだと思ってたのでこの喋りっぷりには驚きますね


それとも、花山さん的にはこの立て板に水のような説明台詞は、



普段は無口つながりで長門有希を意識しているのかもしれません


(眼鏡はある方がいい)



「フム・・・・・・ならばヤクザ者ならどう発想する
喧嘩師 花山薫なら」

「僅かな時間ではありましたが
ピクルに触れました」

「エエエ・・・・・・!!?
やっとるのかおぬしッッ いつ? どこで?」

「ただの押しっくらです」

「カ〜〜ッッ
観たかったのォ〜ッッ
花山とピクルの押しっくらかァ〜〜ッッ

―――で どっちが勝ったの!?」
 



バキ君とピクルのいつ始まるか分からない勝負は放置し、

花山さんとピクルの押しっくらについて悔しがる徳川のじっちゃん


本音って時に嘘よりも残酷ですよね 



そして花山さんは勝敗についてはスルー

そんな事は大したことでも無いというように、
ペインの指摘する「もう闘わない」という問題に私見を述べます



「心配せんでも―――御老公
ピクルはこっち側ですよ」

「・・・・・・・・こっち・・・・・・・?」

「喰っても喰わんでも――
比べっこが大好きってことです」
 



古代に生きたピクルもまた、

地上最強を目指す一匹の雄である
 


ぶつかり合った者のみが分かる共感を花山さんが述べます


まぁ、こっち側ってのが勝負に生きる者って意味で良かったですね



てっきり、バキ君や昂昇、末堂サイドと花山さん・烈サイドを分けたのかと


ネタキャラとそうでないものの線引きをしたのかと思いましたよ!!

(なんでその線引きでナチュラルに主人公を前者に含めてるんだよ)



「サイコーの漢とサイコーの女が
同じ部屋にいるようなもの
他人ではいられない
惚れた同士が向い合い
視線を結び合う――場所は闘技場だ・・・
無事に済むワケがない」
 



花山さん、流暢に喋るのを通り越して


なんかポエミーな事を言いだしました



サイコーの男女が同じ部屋にいれば無事に済まない・・・・・・ならば、



どっちが女役でどっちが男役なのか気になりますね 


(そういう意味のたとえじゃねぇよ)


というかほんとえらくペラペラしゃべりますね花山さん

もしかしたら、中に木崎さんでも入ってるんでしょうか?


それとも、カラーの特別編でも登場してましたし、

秋までにさらなる知名度アップを求めて活動中なのでしょうか?


鍛える事は女々しいからやらなくても、


草の根活動は大事だと思ってるのかもしれません


そのうち、駅前で外伝単行本の手売りとかやり出すかも

(出たてのアイドルじゃねぇんだよ)


そしてそういう努力はあんまりしない、

売れなくなったらすぐ脱いじゃうタイプの主人公


花山さんの予想に沿うように、
何かを思いついてピクルに向かって歩み出します



「(それは思いつきにすぎなかった
しかしその挑発は あまりにも効果的だった
あんなにも満たされていたのに
あんなにも平和的な気持ちだったのに
言葉を解さぬピクルまでもが―――
ひとたまりもなく発火する挑発
まるで暴力的ではなく――
むしろ優し気でさえあるのに
その柔らかなアプローチは深く―――
前例がないほどピクルを深く傷付けた)」
 



あのオリバをも怒らせた、


バキ君のキレさせ術がついに牙を剥く!! 



わざと相手を怒らせて興味を引かせる

一見、男として最低な行為ですが、やがて来るデレ期を見るためには必要な行為



そう、かの落とし神様も行っていたテクニックです 


SAGAを経て、フラレて、放置プレイくらって、

ついにバキ君は神の領域に達したのでしょうか!!?


(格闘漫画の主人公が達する地点としては大きく隔たりがあるだろ)


次回は、怒らせマエストロ・バキ君が見せる、

脅威のムカつかせプレイが拝めそうです


・・・・・・せっかくお腹が膨れて幸せだったのに、

その幸せをいきなり妨害されるピクルが可哀想に思えるのは、私だけでしょうか?