範馬刃牙
Extra Round「烈海王」
いよいよ始まりましたバキ三倍祭り
まずは、カラーで登場の烈海王特別編です
フルカラーで展開される烈の烈による烈ファンのためのエピソード
果たしてこれは烈ファンの、烈ソムリエのMSKさんのお眼鏡にかなうのか
ちなみにMSKさんはかつて「マサキ」というハンドルネームで、
烈海王ファンサイト「烈倶楽部」というものを運営しておられました
しかし今もミラーサイトを残しているとの事で、
烈ブームのウェーブが来つつある今が復活のチャンスだと思います
今こそあの伝説をよみがえらせる時ですよ!
お時間や労力の面で大変かもしれませんが頑張ってくださいよ!!
次号が発売されるまでなら
私の顔写真つきBBS晒していいですから
(なんでお前がそこまで捨て身になってるんだよ)
というか、すでにWEB拍手でこんなコメントきてましたしね
>B.Bさんと打ち合わせして、ありがたく例の画像はいつか使わせていただきます。ゲヘヘ…(もしかしてなかったらゴメン)
ただ、私の描いた烈もなかなかイタイので格好の餌食になると思うので、ある意味、諸刃ですな。(痛くも痒くもないけど)
望むところじゃわりゃあーーー!!!
(望んでどうする)
互いにもつれあうようにしてドツボに転落しているあたり、
救命亞同盟(バキSAGA執筆者同盟)の絆と業の深さを教えてくれますね
(誰が知りたいんだそんなもん)
このように、一部の人間を魔性によって奈落に誘う烈先生、
今回の番外編ではどのような活躍で我々を魅了してくれるのでしょうか?
「探したぞォ潤一ィッッ
イジメに屈してどーするッッ
勉強で見返してやれッッ」
繁華街で子供にどなり散らす男が一人
どうやら、この少年を心配して探していた夜回り先生のようです
こんなところまで探しに来てくれるとはいい先生ですが、
これ、少年に口で説教するだけで
イジメ自体に関しては見て見ぬフリしてたら最悪ですよね
(オイ)
もしこの作品がバキ三倍祭りではなく地獄少女三鼎だったら
この先生が地獄に流されて終わりそうですが、これは烈先生の特別編です
少年が怒られてるコマの隅っこをよ〜く見てみると・・・・・・
「・・・・・・・・・」
なんかガン見してるおさげの男がウォーリーのようにポツンと立ってます
今回の主人公だというのに随分控えめな登場ですねミスター海王
まぁ、夜に小学生を凝視する身元不明(?)の中国人とか書くと、
かなり危険なシーンになりますが、烈先生は紳士なのでそんな危険はありません
凝視する中国人に気付かずに気付かず、道端で説教を続ける先生
うつむく少年に、大きな声で言い放ちます
「ペンは剣よりも強しッッ」
少年に勉学の大切さを説こうとしますが、
そのお言葉は絹を裂くような女性の悲鳴に阻まれてしまいます
少年が振り向いたその先には、震える手で白刃を握るヤクザ風の男!
「悪く思うな
花山の大将に言われたんだ・・・・・・
アンタの命取ったら”杯をやる”って」
『オメェにそれができたら 認めるぜ』
「恨みはねェよ・・・・・・カンベンな」
あんたそれ豆腐の角に
頭ぶつけて死んで来いって言われたんだよ
ザ・パンチ風に言うなら
「ね〜お願いだから死んで〜
烈先生に喧嘩売ってカラーでボコられて死んで〜」
って感じですよ。花山さんも随分酷い事しますね
しかし、勘違い野郎を追っ払いたいだけなら、
目の前で鉄パイプでも捩じ切ってやればチビって逃げ出すはずです
それをわざわざ烈先生に差し向けるのはどういう理由でしょうか?
もしかしたら、烈先生も最近欲求不満(克巳が構ってくれないから)で、
色々溜まってるのを発散させてあげようという花山さんの心遣いなのかもしれません
昔話でもありましたね。「この手紙を持ってきた男を食ってくれ」とかいうのが
バキ君にも女を当てがおうとしてくれる世話焼き組長なので、
烈先生にも男をあてがおうとしてくれるのは当然の事なのかもしれません
まぁ、もしかしたら花山総集編や特別編に続いて、この烈先生編なので
外伝が作られる前にタマぁ取っとこうと考えたのかもしれませんが
(花山さんはそんな事しないよ)
「わたしはかまわん
花山氏がそういうのならッッ」
覚悟を決めた顔つきで烈先生はそうつぶやきます
殺される覚悟ではなく、相手を倒す覚悟を決めた容貌
それを肌を青白い彩色で表現するのは、カラー原稿の醍醐味ですね
人間の肌を、そのままの色で表現するばかりが当然ではないのです
まぁ、私は中学時代に美術の時間で
クラスメートを同じような配色で描いたら、
そいつが当分口を効いてくれなくなりましたが
そして烈先生の宣言を受けて、刃を振りかざすチンピラ
「(僕は見た・・・・・・ッッ)」
「すまぬ少年」
「え!? あ・・・
(”謎の中国人”が僕のペンを手に
”真剣”に立ち向かう姿)」
なんと、烈先生は少年が胸ポケットに挿していた万年筆を抜き取り、
それを構えて真剣に立ち向かいました!
むしろ驚くべき点は、ペンで闘おうとする事よりも
少年に気付かれずにペンを抜き取るその4000年のテクニックですね
多分烈先生なら、気付かないうちにパンツもずり下ろせます
郭海皇もやってましたし、烈先生にだってできるはずですよ!!(やってどうする)
「(『ペンは剣よりも強し・・・・・・ッ』
モチロンそれが――こういう意味ではないことは
僕だって知ってる・・・・・・)」
ペンを使って鼻先を突いての目潰し!
さらにペンで軸足を狩りとって空中に投げだし、
地面に叩きつけて駄目押しの喉へのペン撃!!
・・・・・・何気に容赦ありませんねこの人
流石は黄河は水たまりを叱りはしないけど自分は違う人です
でも、もしかしたらペンを使ったのはリミッターかもしれませんね
素手でやったら殺しちゃう可能性もあるけど、
ペンを壊さないように武器とする事で非殺傷モードを可能にしたとか
本気で殺す気なら、ペンではなく義足で下段蹴りしてれば済む話ですしね
それともまさか、さっき先生の話を盗み聞きしてたからそれを踏まえて
「これがほんとのペンは剣よりも強し!
チョー受ける! ぷーくすくす!!」
とか考えてやったのかもしれませんが(オイ)
「(でも―――何だったんだろう・・・・・・
あの時に確かに僕が感じた 勇気・・・・・・!?
道は全然違うけど――・・・・・・
人間の持つ可能性――!?
人間て凄いッッ」
「謝々(アリガトウ)」
言葉ではなく、行動によって少年に道を示して去っていく烈先生
そういえばこの人、不器用なツンデレですから
もしかしたら本気で「ペンは剣よりも強い」事を教えるために
わざわざ少年のペンを使ったって可能性もありますね
番外編で活躍しつつ、ほんのちょっぴりお得意のツンデレ要素を漂わせる
流石は中国4000年。主役を張るにもぬかりというものがありません
「先生・・・・・・
ペン・・・・・・て強いんですね・・・・・・」
「だ・・・ッッ だろう!!?」
「だろう」じゃねーよ
夜回り先生、烈先生のあまりの漢っぷりにすっかり道化役になってしまいました
まぁ、少年はペンの強さを知ったようなので結果オーライです
本当に良い先生は、嫌われながらも生徒をしっかり支えてあげられる人ですから
「(そのペンは今――
僕の机の正面を独占している・・・・・・)」
格闘を通じて、違う道を歩む少年の心に希望を与えて終わる爽やかな終わりでした
まぁ、これはこれで良いんですけど、せっかくペンを使うんなら
ペン先で乳首をグリグリするとか
アナルにペンをねじ込んでみるとか
ペンでお尻をペンペンしてみるとか
そういう使い方が見たかったんですよ!!
MSKさんは!!!
うん、僕はそんな変態的な事は考えてませんよ
ただ、ちょっとMSKさんの想いを代弁したくなっただけです
(MSKさんを徳川忠長みたいな扱いにして全ての罪をなすりつけようとするな)
まぁ、ペンはそんな変態行為に使うものでも武器に使うものでもありませんからね
少年には、このペンを正しい道に使い続けて欲しいと思います。間違っても、
「夢を見た!! このペンを造る!
超近代科学力をしてこのペンを造り出す!!」
とか言わないようにお願いします(言わねぇよ)