範馬刃牙
第134話「結晶」
前回、ピクルは克巳の前で祈りを捧げました
私はこれ、「いただきます」だと思ってたんですが、
うちの母親に「それは無い」とバッサリ否定されまして、
私はやや意固地になってこの一週間「断固克巳は喰われる派」を貫きました
百歩譲っても、「南無阿弥陀仏」だと思ってました(譲ったら酷くなってないか?)
だって、この出血だったらほっといても死にそうなんだもの
それだったらまだこの場で平らげた方が後腐れ無さそうなんだもの
このまま残しても、結局食材が無駄になりそうだから、
『この後スタッフが美味しくいただきました』
とかテロップつけるしか無さそうですし(テロップつけた方がクレームきそうだろそれ)
ともかく気になる今回、まずピクルのモノローグから始まります
『ピクルン 愛のうた』
僕たちピクルン
ストライダムに着いて行く
今日も――
「(挑まれ―――戦闘い―――勝利し―――食す―――)」
色んな戦士が
生きているこの時代で
今日も――
「(襲い来る――迎え撃つ――戦闘う勝つ 食す)」
いきなり2週連続で何やってんだろう
まぁ、こんな生き物が地面から引っこ抜けてついてきたら、
アレン君じゃなくても射殺しようとするかもしれませんがそれは置いといて、
恐竜時代、ピクルの生活はこのように戦闘と食事の連続、
ある意味現代以上に恵まれた飽食の時代を送っていたようです
よく考えれば、この人お腹が一杯の時に挑まれてたらどうしてたんでしょうね?
ちょびっとだけかじって後は残してたのかもしれません
そうだとしたら、今の空腹事情はちょっとした天罰なのかもしれませんね
「(群雄割拠のこの時代
餌に事欠くことはなかった
奪う相手には不足しなかった
相手は超ド級のヘビー級
何の遠慮がいるものか
遥かに強大な相手から奪い取る
誇らしかった)」
なるほど、自分より強大な相手から奪うのは、
ピクルにとって誇りでありなんの遠慮がいるものかって事だったのですか
確かに、その気持ちはよく分かります
私もよくチャットとかでその事について会話しますからね
少年が年上のお姉さんを調教する
何の遠慮がいるものか
(規制が必要になります)
どうやら、我々の性癖は古代からの常識だったようです(間違ってる)
そしてこの流れならきっと未来ではおっさん×女子小中高生がスタンダードになるはずです
(いくらなんでもそれは無い。条例的な意味で)
「(そして今―――
新たな敵がここにいる
自分より弱小さな敵・・・・・・
弱小さな脚をぶつけてきた
弱小さな手を―――ぶつけてきた
爪も―――牙も―――毒すらも持たぬ弱小き者・・・・・・
しかしその攻撃たるや強烈無比!
T−レックスの牙―――
トリケラトプスの角―――
スーパーサウルスの踏みつけに匹敵するほどにッ)」
どうやら菩薩消力リアルシャドーマッハ突きでは、レックスの噛み付きを超えられなかったようです
・・・この原人、レックスに噛まれても無傷で昼寝とかしてたんでしょうか?
ともかく、ピクルを倒すにはまず恐竜を超える一撃が必要になるようです
次は『ドーピング超握力超筋力合気剛体菩薩消力リアルシャドーマッハ紐切りby範馬』
ぐらいやらないといけないのかもしれません(早口言葉じゃねぇんだ)
「(言葉を持たぬままに理解ることがある
この弱小き雄はおそらく―――犠牲を払ったのだ
犠牲という言葉は知らなくとも 犠牲の本質は理解する・・・・・
この雄は多くの努力と引き換えに強大な武器を手にしたのだろう
弱小さな手のまま 弱小さな足のまま 言葉を持たぬまま理解ることがある
あんなに柔らかく小さなものを―――
キバに―――角に―――爪になるほど研磨きあげたのだ
かけがえのない結晶・・・・・・」
なるほど、ピクルは弱小い克巳が犠牲を払って強くなる様に感動したと、
自分より小さな克巳が、その五体を磨き上げて自分に挑んだ姿に感動したと、
ちっちゃい子が頑張るのは最高だと
(石川賢風グルグルおめめになりながら)
いや、私もよく分かりますよ
ちっちゃい女の子が大人ぶろうとするのは最高ですからね
私も最近、こういうスレを見つけた時は
思わず合掌してしまいましたからね
ここでようやくピクルが現代のクオリティに目覚めました
これでもう女子アナを見せても襲われる心配は無くなりましたね
なんせ、女子アナなんて今のピクルにしてみればもう超ド級のヘビー級ですからね
そんなものから奪おうとするのは、少年に任せておけばいいのです
まぁ、これからは、未成年をピクルから守る対策が必要になりますが(大問題に発展)
「(それほど貴重な宝を 差し出された
努力 犠牲 弱小 結晶 研磨 宝・・・・・・
何一つ言葉を持たぬまま理解していた
初めて選択する空腹のままの帰路
雄の五体に得体の知れぬ満足感が行きわたる・・・・・・)」
そして、ちっちゃい子萌えに目覚めたピクルは、満足感を伴って克巳を食わずに立ち去ります
これぞ、肉体的な欲には囚われない萌えの境地って奴ですよ!
(素直にピクルが人の心に目覚めつつあるって評しろよ)
ピクルはこのまま人間の心に目覚めていくんでしょうか?
そしてジブリっぽく「あの子は人間だぞ!」とか
「ピクルー、克巳のことー、好きー!!」とか言ったり言われたりするんでしょうか?
そして、このまま人間として目覚めながらグラップラー達と戦って・・・
バキ君と戦う頃には、「野生を失っちまった」とか言われ、
バキ君でもなんとか勝てるぐらいに貶められそうですね
あれ?(「あれ?」じゃねぇよ)
・・・まぁ、今までが今までだけに嫌な予感がぬぐえませんが
ここは一つ、バキ君にも成長を期待しましょう
大丈夫、嫌われ者のヒーロー範馬刃牙(ハンコック)も改心してくれるはずです
烈先生の入院中に見せたようなフォローをして、
本当は良い子である事をみんなにアピールしてくれるはずですよ!!
・・・これで、あっさり「背中の鬼が浮かんだら、普通の打撃でもピクルをKOできます」
とかになったら血涙流しながらマッハでいたがき組に乗り込んでいきますけど
うん。当てないマッハ突きがあるなら活躍しない主人公がいてもいいよね(そうかなぁ?)
あと、克巳の行く末も心配です
烈先生ともども、現役選手としては引退フラグでしょうか?
・・・せっかくピクルが残していってくれたんだから、
セメダインでぺタンってなもんでくっつかないかなぁ?
普通なら無理でしょうが、それでも紅葉なら・・・紅葉ならなんとかしてくれる・・・
いっそ、一回取れたからこの機会に着脱式にしてみるとかはどうでしょう?(ロケットマッハ)
今なら、ガラダK7ぐらいには勝てる気がするんですけど