【その後の外来通院日記】

2001年7月31日(火) ▲この頁の先頭へ

 妊娠6週目で胎嚢の影を確認すべく、担当医もお休みだというのに外来にきました。
代打のドクターはいつもの先生と違って、なんか優しい印象。好感触です。
担当医でもないのに快く漢方の処方を出してくれました。
助かったー。もう手持ちがなくなりそうだったのよ。いい先生だぁ。

 さて、エコーの結果はというと、子宮内に赤ちゃん(胎嚢)の影がしっかりありました。
やったよ、子宮外妊娠じゃなかったよ!よかったよ。はふー、ひと安心です。

後はこれで赤ちゃんの心拍が確認できたらOKですよ。
とりあえず、初期検査で採血してきました。


2001年7月24日(火)緊急事態! ▲この頁の先頭へ

 冗談抜きで「間に合ってしまった」らしい(苦笑)。
ここ2週間ばかり、お腹が張っていたり、痛かったり、腰から脱力感があったりして、明日にも生理がやって来そうな状態なのに出血しない。身体はだるい、でも体温が下がらない。そこで薬局で買ってきました、妊娠検査薬。果たして結果は思いっきり「陽性」でした。

 ・・・当たったらしいぞ・・・。マジかい?(←まだ疑っている)とか思っていたら、22日(日)の明け方4時頃、お腹にものすごい激痛が走って目が覚めました。20分くらいでなんとか収まってきたものの、脂汗だらだらで七転八倒しました。お腹も背中も腰も凄く冷たくなってました。いや、マジで救急車呼ぼうか、旦那を叩き起こして近くの救急外来に連れてってもらおうかと思いました。頭の中に「切迫流産」とか「子宮外妊娠*」とかよぎりましたよ。

 そんなこともあったし、旦那も滅茶苦茶心配したので、本当は26日が予約日だったのに、無理矢理、予約なしで診てもらいに行きました(ここの外来、予約なし患者にすごく冷たいの・涙)。それでも2時間待ちで診てもらえました。

 診察した結果:(1) 妊娠は確かにしてる (2) まだ早すぎて影も形も捉えられない (3) 予定日は3月26日 

 ということで、来週も(2) のために外来に行くことになりました。卵巣とかに異常はないし、外妊の影も見えなかったけど、子宮内にも着床しているかどうか影は見えなかったからね。どのみち5週じゃ早すぎて無理なんだけど。
とにかく、子宮内に影が確認出来ないと、まだ安心できん!

※子宮外妊娠が頭をよぎる・・・その昔、専門学校の授業で「救急で腹痛が主訴の女性が来たら、まず外妊を疑え!」という話を熱く語っていた先生を思い出しちゃいましたの(笑)。


2001年7月3日(火) ▲この頁の先頭へ

 内膜の様子から排卵はしてるらしい。先生から「した?」と聞かれ、「否」と答えたら、「しなきゃ出来ないよ」と言われた。誠に至極ごもっともなお言葉であるが、この4日間、排卵検査薬はずーっと(−)だったんだよー。排卵の時のホルモンって1日保たないから、1日1回のテストだとちょうど時期が外れることもあるんだって。本当は半日ごとにやるといいといわれたってねぇ。5日分5セットしか入ってないじゃん、この検査薬。

 とにかく「まだ間に合うかもしれないから、頑張ってみてよ」とのアドバイスをもらったので、旦那に帰還命令のメールを打ってみた(笑)。


2001年6月26日(火) ▲この頁の先頭へ

 ホルモン注射って怖いですね。前回、注射した翌日からとたんに体調がガタガタになりました。下腹部が痛かったり、お腹こわしたり、体温が高めで自分だけ暑くてふらふらしたり。極めつけが生理2日目。それまでのツケが一気にきたようにお布団から起きられず、夕方までほとんど気を失っていました。起きていられたのは、朝、旦那を見送るときと、お昼にお腹空いてるから動けないのかもとご飯を食べたみた30分だけでした。
 そんなこんなで、すごーくダメージがひどかったので、今月は人工授精はしないことにしました。右卵巣もまた腫れてるみたいだし、排卵が起きるか分からないので、とりあえず排卵観察のみということになりました。排卵検査薬だけもらって帰りました。


2001年6月4日(月) ▲この頁の先頭へ

 担当医の外来日でもないこの日に来たのは、人工授精をするためっ!(←気合い入ってます)
動物園のパンダやゴリラやオラウータンになった気分ですわ。朝一で外来へ行って、朝、旦那に採取してもらった精液を看護婦さんに提出。精子を調整してもらって、その間、先生待ち。すごーく待たされて、やっと呼び出される。もう待ちくたびれて、睡魔で頭くらくら状態で内診台へ。超音波で卵巣の具合を見て、内膜の状態を見て、排卵に1〜2日早かったと判断。人工授精後、排卵を促進するためホルモン注射をする事に。それにしても精子を注入される時、ちょっと痛かったのが予想外だったわ。考えてみれば、普段しっかり閉じている子宮口の奥へ注入するのだから、無理矢理開こうとすれば痛いの当たり前だったんだけどね。それに注入後、内診台の頭が下がって(腰掛けてた状態から、頭が水平になって、腰のところがちょっと上がっただけなんだけど、すごいぐるぐるしちゃったよ)、15分もお尻を上げた格好をさせられるとは、医学って結構原始的なところがあるよね。あの格好は、神経の細い人には耐えられない、もしくはすごいストレスになるんじゃないかと、余計な心配しちゃったわ。ま、今日の結果がどうなるかはお楽しみ。


2001年5月31日(木) ▲この頁の先頭へ

 さて、術後半年以上過ぎました。子作り解禁になってからだいぶ経つのにやっぱり妊娠しないので、不妊治療も次の段階へ進むことになりました。次の段階、それは「人工授精」。おおっ、ついにそれ(不妊治療)っぽい方法をすることに!しかしこの「人工授精」って5〜6回はやってみないと次の段階にはいけないんだって。う〜む、半年も頑張らないといかんのか・・・(←って、もう6回やるつもりになってる?)。


2001年5月1日(火) ▲この頁の先頭へ

 今回は精液検査がありました。初めて知ったのですが、精液検査って自費なんですね。ずっと前にも一度、やってもらったことがあったんだけど、そんなこととは全然気がつきませんでした(爆)。前回の時、容器をもらっていたのですが、なぜか容器は保険がきくとのこと。健康保険の不思議をまたもや体験しました。
 んで、検査結果は特に異常なし。旦那も安心したことでしょう。

 前回、腫れていた右卵巣ですが、今回はすっかり元通りになっていました。あー、よかった。ホッとしました。でも先月も書いたけど、やっぱり時々お腹が冷えて痛くなったりするので、漢方をまた1つ出してもらいました。その名も「当帰芍薬散」!有名どころですね。冷えを改善する薬らしいんだけど、効くかなぁ。


2001年4月5日(木) ▲この頁の先頭へ

 今日は少しショックな事が発覚しました。久しぶりにエコーを見てもらったところ、今度は右側の卵巣が腫れていました。がび〜ん!!今のところ4.5cm程。もしかしたら単に卵胞が大きくなっているだけかもしれないので「要経過観察」ってところです。先生も少なからずショックを受けていました。

 でも今回はちょっと予感がしました。今回の生理の時、経血の色が時々赤インクみたいだったんです。これって手術前の左卵巣が腫れ腫れの時によく起きていました。普通の経血の色じゃないからすぐ分かります。それに雪降ったりして、急にすごく寒かったりしたせいかと思っていたのですが、五苓散飲んでいるのに調子が悪かったり、気持ちが落ち込んだり、お腹が急に冷えて下痢したり、おかげで腹巻きを復活させたりと、思い返せば手術前の症状が出ていました。あ〜あ、せっかくやっと発熱もしないで普通に生理を乗り切れたと思ったのになぁ・・・。やっぱり、がび〜〜〜んです。


日記お休み(12月〜3月)この間の経過:相変わらず気分の浮き沈みは激しいものの、少しずつ回復傾向がみえる。

・始め、漢方薬局で調剤された薬を飲んでいたが、どうしてもお腹が冷えて下痢気味になることが治まらない(飲まないよりは飲んだ方が良いのだが、決め手に欠ける)ため、だんだんと飲まなくなる。
・時々、お腹が痛かったり、やたら寒く感じたり、気を失うほど眠かったりして、動けなくなる。
・しばらくして(1月くらい)、婦人科外来で漢方薬(ツムラの「五苓散」)が処方される。
・この頃、生理が始まるたびに発熱していた。ついに外来日にまで熱だしてフラフラの状態で行ったら「麻黄湯」という感冒薬の漢方が出たが、なんかやばい気がして1日飲んだだけで止めた。でもなにかが効いたらしく、これ以後生理の度に風邪引いて熱を出さなくなった。


2000年11月28日(火)漢方薬局へ ▲この頁の先頭へ

 今日はどうにも気持ちが下向きになって、仕事に行けませんでした。なんとなく下腹が重い感じがして、動けないんです。気持ち的にもうダメなんですよね。コート着て、帽子かぶって、カバン持って玄関まで行けるのに靴はいて外に行けない・・・。午前中はそんな感じでした。悪いとこ無くなったはずなのに、なんででしょうね?で、気が付くともう2時。そこで今日はずっと気になっていた漢方薬局へ行って来ました。退院したし、生理も1回来たし、そろそろ漢方でだめ押ししたいと思ってはいたものの、お値段のことを考えると二の足を踏んでました。でもこんなにも下向きになって動けないんじゃダメじゃん。こういう時は血が滞っているんだと思い、とりあえずよく血の巡りを良くする薬をメインに調合してもらいました。これでホルモンバランスも整えられて、調子良くなるといいなぁ。


2000年10月24日(火)退院後初!外来診察 ▲この頁の先頭へ

 退院後、初の婦人科外来の診察です。退院してからの2週間、1週間もお休みすれば仕事復帰出来ると思っていたのがどんなに無茶なことかを実感しました。お腹切るって本当に体力削るものなのね。お医者の言うこと聞いてしっかりお休みとって良かったとつくづく思いました。初めの3日間はほとんど一日中横になって寝ていましたし、1週間位してようやく近所の商店街まで歩けるようになり、2週間後の今日、初めて電車に乗って遠出してきたのです。それでもまだ走るのは怖いし、歩くスピードも遅いです。傷口はまだかさぶたがあるけど、だいぶ周りが痒くなったり、一部ははがれたりして順調です。

 さて、エコーで見たところ卵巣の様子はとても良さそうでした。当然ですが嚢胞の影はなく、つるんとしていい感じです。子宮の方も問題はないということで一安心です。が、お医者にお願いされてしまいました。「6ヶ月、いや少なくとも3ヶ月は妊娠しないように」と。そりゃあそうだよね、考えてみれば子宮の壁くり抜いたんだもの。でも退院するときも病棟の先生方はそんな説明なーんも言わなかったぞーーっ。しかも「これですぐに子供できちゃったら、堕ろせとは言えないし、泣いちゃうよ」とまで言われちゃあしょうがない。しっかり避妊せねばなるまい。しかし先生、そんな努力はここ何年もしてないよ(苦笑)。

 貧血の薬:フェロミア錠(鉄剤)を1ヶ月分処方されました。ドジってうっかり病院の近くの薬局へ寄るのを忘れてしまったため、家の近所のよく行く薬局で調剤してもらった。鉄剤なら種類も少ないはずだから、同じものが置いてあるかもと一応確認はした。果たしてやっぱり置いてあってラッキー!だった。ここは処方された薬の情報をプリントアウトしてくれるので結構嬉しい薬局だ。それによると、「生活上注意:この薬を服用中、便が黒くなりますが、吸収されなかった鉄分ですので問題ありません。」と書いてあった。なにーーーっ。じゃあ、鉄剤のせいで便の色が変だったのねー!・・・実は、入院中からちょっと気になっていたんだけど、病院食のせいかとも思っていたので一時的なことだ踏んでいたのに、退院してもちっとも治らないからどうしようかと、ちょっと心配し始めたところだったのよー(爆)。そうだったのかー。

 
  | 満ち欠けTOP | 治療経過 | 入院日記 | その後日記 | にわか知識 |