Step11
停滞  〜一見、前と同じように見えますが…
from  (41) Old Scores   (44)Face of the Enemy   (46)The Exchange part2
(47)A House Divided    (48)Jesse


ルーとジミーが大接近した「いとしのサマンサ」の直後ですが、なぜか状況は元通りになっています。ルーはキッドと何もなかったかのように親しく話し、近くにいることが多くなっています。逆にジミーとルーの二人だけのシーンは残念ながら殆どありません。あれだけのことがあったのに不思議ですが、一緒に仕事をする以上、嫌なことはさっさと忘れるように努めたのでしょうか。

その中で気になるシーンは、「処刑(後)」で、ルーを仲間にすることに賛成のジミーと、反対のライダー達の意見の相違。
置いていかれたルーは人質にとられて危険になり、それを知ったキッドが切れてジミーに喧嘩を売ります。後に和解したものの、このあたりに三角関係の匂いが漂っているよう。キッドはルーに手紙(殆どラブレター)を書くなど、積極的に関係修復に動いているよう。ルーも他のライダーの前でキッドの手を握ったりと、キッドに近づきつつあります。(頑張れ、ジミー!)

また、新しく登場したジェシー・ジェームズをめぐっても、ルーとジミーの接点がいくつかできました。ルーはジェシーと最初に出会い、町まで連れていってやります。ジミーは、ジェシーにすんでのところで撃ち殺されそうになるという出会いをしながらも、ジェシーに同情し、自分と同じ道を歩かないよう、先輩として心をくばります。結局、ジミーとルーは、第一シーズンからの「いいコンビ」という関係が続いているのかもしれません。それでも、気兼ねなく何でも話ができて、相談し理解しあえる友人同士いうのは、他のライダー達以上にいい関係かもしれません。


「悪夢の記憶」
   
怪物が出たという家を捜査に行くライダー達。
ルーはジミーの隣りを走っていますが、反対の隣はキッドだったりするのでした。

   怪物退治の相談をするビリー、キッドと一緒のシーン。
ルーはジミーの隣りにいることが多いのは以前と変わらないのですが、二人だけではないんですよね。

「和平の代償」

食事の席でバックの話を聞くジミーとルー。
席順は決まっていないようで、いつも違っているような気がします。

「処刑(後)」
   
ルーとアイクを嬉しそうに迎えるジミー。ルーも皆に会えてものすごく嬉しそうです。
この後、ルーだけが安全のために置いていかれます。
そのいきさつは以下の通り。久しぶりにルーとジミーが声を交わすシーンです。

Noah: 「留守番はどうした?」
Lou:   「レイチェル一人で十分だよ。昼寝してる場合じゃないでしょ」
(ジミー、ルーとアイクを嬉しそうに迎えに出る)


Jimmy:「そうか、来てくれたか」
Lou:   「怒ってるんだよ」
Jimmy:「俺のせいじゃねぇ」
Lou:   「知ってるけど。で、どうするの?」
Jimmy:「パイクを追う」
Lou:   「彼は…」
Buck: 「まだ生きてる」
Jimmy:「お前は銃弾と火薬とできたら馬車を調達してくれ」
Lou:   「わかった。またみんなに会えて嬉しいよ」
(嬉しそうに去るルー)

Noah: 「ジミー、俺は反対だ。ルーはやめた方がいい」
Jimmy:「どうして?キッドが怒るからか?」
Noah: 「違う、これからのことを考えてみろ。生きて帰れないかもしれないんだぞ」
Jimmy:「ルーだって仲間の一人だ。一緒にやるさ」
Noah: 「たとえ何だろうと、俺は反対だ」
Jimmy:「俺は連れていく」
Buck: 「確かにルーは仲間だ。だから同じ仲間としてルーに生き残ってほしい。俺はノアに賛成だ」
Jimmy:「わかった。じゃぁルーには悪いが置いていこう」

「甘い汁」

ティースプンの話を神妙に聞くライダー達。
ここでもルーとジミーは隣り同士。でも、その隣りはやっぱり…。

「ジェシー・ジェームズ」
   
ジミーを殺人犯と誤解し、撃とうとするジェシー。それを止めるルーと、ジェシーを取り押さえるジミー。
会ってすぐにルーを馬から引き摺り下ろしたりと、ぶっそうな少年ですが、ルーはジミーに手荒なことはしないよう頼むのでした。
 
ティースプンを間にしたルーとジミー。これが別のシーンだったらなぁと妄想したくなります。

  
ジェシーの育ての親、ドックの葬式に出たルーとジミー。ジミーを振り返るルー。
他の参列者は、ティースプン、レイチェル。ライダーの中では、なぜかキッドだけが出席してルーとジミーの後ろの方に立っていました。やはり三角関係を想像してしまうシーンです。

  (葬式から戻ったジェシーの様子を心配するルー)

Lou   :「でも、牢を借りて暮らすなんて何だか可愛そう…」
Jimmy:「あいつが言い出したんだ。その方がいいって」

やっと二人の会話だ!と思ったら、この直後、二人の間に無言のままキッドが入ってきました。やっぱり三角関係?

    
ジェシーに殴られたジミーを助けて保安官オフィスから出てくるルー。
心配そうなルーの表情と、ルーを頼りきっているジミーの情け無い姿が楽しめます。
でも、確かジェシーはジミーの頭左後ろを殴ったはずなんだけど、ジミーは右後ろを押さえていますね。


最後の「ジェシー・ジェームズ」は、ジェシーが中心でありながら、ルーやジミーもジェシーに深く関わってくるので、二人の様子が楽しめます。第一シーズンのような元気いっぱいの溌剌さは見られませんが、色々な苦難を共に乗り越えて、信頼の絆で結ばれている様子が伺えます。

そして、ジミーとルーがいるところには、背後霊のように(失礼!)キッドが隣りや後ろにいることが多くなりました。キッドはルーと元通りになろうとするものの、ジミーが邪魔しているように思ってひやひやしているのでしょうか。そしてルーは、あまり周りの人を気にすることなく、普段通りにふるまっています。表面上は恋愛関係の要素は見られませんでしたが、水面下で何かが変化しているのかもしれません。

そしていよいよ次は最も気になる「逃亡の果て」(またの名を「妄想の果て」)となります。何が浮上してくるのか楽しみです。





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