本場の味を伝える | 最終更新日 2001.8.01 |
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クリスティーナの スペイン家庭料理教室 |
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夏のさわやかなスープ ガスパチョ<Gazpacho> |
スペイン領地と夕方の16時10分、マドリッド市の中心地にあるシベレス広場を通りかかり、ふと温度計を見ると39℃を表示していました。どうりで暑いわけです。そこでふと、スペインの夏の料理ガスパチョを思い出しました。 | ||||
ガスパチョ〔Gazpacho〕はスープで、アンダルシア地方で主に食されるものです。かつてこの地方を何世紀にもわたって支配したアラブ人の料理に起源をもつものと思われます。今でいう生野菜スープで、火を使わないので壊れやすいビタミン類,ミネラルなどがそのまま生きており、夏の栄養摂取のバランス維持に効果があるといわれます。個人的な意見を言いますと,純粋の日本料理にはあまり合うものではありませんが、揚げ物や焼き肉の前菜としては十分に使えると思います。また、毎日何リットルもつくり家族が水代わりに飲んでいる家庭もたくさんあります。この場合は少し水っぽく作るほうが良いでしょう。ここでは本場の味を、家内クリスティーナ流の作り方で、ご紹介します。 | ||||
用意する材料は次の通りです。 <6人前>
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<作り方>
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スペインでは、スープ皿に盛られたガスパチョに入れる浮き身として、元の材料(トマト、たまねぎ、きゅうり、ピーマン,パン)の刻んだ物が小皿に添えて出されることが多く、その場合好きなものだけを選んで入れればよいのです。 以上がオーソドックスなガスパチョで、地方によっては生卵の黄身1〜2個を加えて作ることもあり、そうすることで味がまろやかになりますが、入れ過ぎると野菜の味が変わってしまうので注意しましょう。 −簡単でしょう。試して見てください。きっと夏の暑い日にはよいとおもいます− |
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