蛸島大祭   石川県 珠洲市蛸島町 2008・09・10〜11 

9月11日 7月初旬に宇出津のあばれ祭を見た感動が頭に残り
今回は珠洲・蛸島(タコジマ)町の蛸島大祭を見るために再び能登に訪れた。

16時半 町内のアチコチからキリコが宮入する為に集結し始めてる。
夕食もソコソコにカメラを担いで飛び出した。
早すでに祭囃子も威勢よく鳴り始まっている。

9月10日〜11日に開催される蛸島町高倉彦神社の蛸島大祭だ。
漁業の町の男衆は『どてら』と呼ばれるドハデな着物と鈴を沢山つけた『まえかけ』を付け、
女子衆はさらしを巻いたけだし姿で勢ぞろいしている。 海の町の気風の良さが当たり一面漂っている。

きりこは各路地から出て一本の道を高倉彦神社を目在してユックリと進んでいく。きりこではお囃子も絶好調。
最初はユックリ進んでいたのが段々に遅くなり進まなくなって来た。細い道だから込み合うのだろうと思って
先頭のほうまで行って見たら、先頭を行くご神灯の前で車座になって飲んでいる?

祭を早く終わらせない為に進路妨害をしているのだ。一番先頭のお獅子は昼から飲んでいるとかでベロベロ
になっていて仲間に手を引かれている状態。 誰も祭を終わらせたくないのだ。回りも皆笑っている。

きりこの前でも一杯やり始めるのもいれば、威勢よくきりこを担ぎ上げて盛り上げているのもいれば、          
神輿をじっと見つめている神主さんもいる。9時の宮入に間に合うのだろうか・・・ 毎年の事だそうだが。

どてら姿の男衆  お父さんとお揃いで作る家も有るそうだ

祭は最高潮 一軒の家で写真を撮らせてもらったら 「マー 一杯飲んでけ」と 有難く頂戴した。

9時半過ぎ裏道を通ってきりこ数台が神社に到着し始めた。

きりこが入宮すると境内の神楽殿で若者が演ずる
滑稽劇『早船狂言』が始まった。(県無形文化財)

年一回の大祭 町の人と祭囃子に酔う楽しい祭でした。  

翌日は輪島へ向かいました。千枚田の刈入れが始まったそうです。
続きは現在工事中です。近日中に公開いたします。
  

囲炉裏部屋



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