四姑娘山山域辺りで見られるブルーポピーはメコノプシス・ラセモサと言い
ケシ科メコノプシス属になり一茎多花の植物です。
20世紀初頭チベットでイギリス人により発見されて圧倒的な人気になり
『ヒマラヤの青いケシ』で有名になりました。チベットのブルーポピーは
メコノプシス・ベトニキフォリアと言います。
数十年前にも展示会で初めて日本にやって来て大行列になった事も有ります。
最近では日本のあちらこちらの植物園でブルーポピーの仲間が成育され
見ることができる様になりました。
7月7日 臥龍 大熊猫保護センター
ツリフネソウ
日本産と同じようだ
がけ崩れで停滞中 路端で
11時半 道路復旧車到着
崖崩れ現場 通過中も ザラザラ
崩れてました バス車窓から
12:05
巴朗山峠への登り道 3000m辺り
高山植物が沢山見え始める
巴朗山峠無事通過 日隆(リーロン)への道
道々に沢山の高山植物が『熱烈歓迎』
雨霧に霞む草原に、雪、雨、風に耐え可憐に咲く『幻の花・ブルーポピー』を見付けた時の
忘れることのない感激のワンショットでした。
4000mでの希薄酸素で息が切れ足場も悪くシャッターを切るのが精一杯でした。
極寒の冬を乗り切って凛々しく咲くその花姿。晴天の空のような色をした青い花びら、
黄色い雄蕊、棘がいっぱいの蕾、雨に打たれてうな垂れる花の姿は妙に色っぽさが有りました。
程なく添乗員がフラワーウォッチングを開始する為バスを路肩に停車させました。
感激はほんの数分でした。バスは無情にも下山時間の為
今夜の宿泊地、日隆(リーロン)へむかいます。 終
フウロソウの仲間
(ゲラニュウム・モウピネンセ)
ブルーポピー
メコノプシス・ラセモサ
アツモリソウ 花のかんざしを挿してます
キプリペディウムの一種
アジュガ・ルプリナ(シソ科)
花々の咲き乱れる草原
赤いケシ メコノプシス・プニケア
黄色いケシ メコノプシス・インテグリフォリア
赤いケシが咲き乱れている
サクラソウ(プリムラ)の仲間
メコノプシス・インテグリフォリア
メコノプシス・ラセモサ(ブルーポピー)
の突然変異 白花種
この一株だけ見ることができた
ウスユキソウと赤いケシ達
レオントポディウム・ストラケイ
レオントポディウム・スミチアヌム
編集後記
今回のツアーで約1000枚の写真を撮影いたしました。花〃の写真だけでも一冊の本が
できそうなくらい沢山の花に恵まれました。今回は主なものだけを紹介しました。
全部の名前も調べてはいますが不明の方が多いのです。改めて花々や風景区を紹介したいと思っています。
間違っているのや不明のをご存知でしたらご連絡頂ければ幸です。
上記に紹介しました行状記は日本旅行写真家協会の機関紙の投稿した文章を利用しました。
ペディクラリス・モンベイギアナ
ゴマノハグサ科
メコノプシス属