Buncyoの、Blender-2.77aで、横浜港を作って見ました。
(2016.08.21)
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前置きにもお話ししましたように、FlghtGear の時の財産(3Dオブジェクト)が、たくさん有りますので、これらをBlender-2.77aにとりこんで、Cyclesを使った風景などを作成しょうと思います。
Blender-2.77aによる、風景の作成、第二弾です。
Yokohamaみなとみらい "久しぶりにバービーちゃんに逢いました!"
先の記事で、クインメリー2号が出てきましたが、やはり、接岸は、現実にもやってきた、横浜港大桟橋がよくに合いますね。
そして、大桟橋と言えば、"みなとみらい"と来まして、赤煉瓦倉庫ですね。そうなると、FlightGearの所で、お話しした”シトロエン試乗記”です。
そこに今も、バービーちゃんが、います。
右の画像をクリックすると、拡大した完成画像が、見えます。シトロエン試乗記を、ご覧いただいた方には、お馴染みの風景だと思います。
横浜ランドマークタワー、日本丸、赤煉瓦倉庫。
たくさんの超高層ビル、そして、画像には、入っていませんが、横浜ベイブリッジ、鶴見のつばさ橋も、取り込んであります。
今回のために、新たに、氷川丸を作りました。
そして、この記事では、伊豆下田港の作成記事のBlender-2.77aの使い方に加え、画像左側の、たくさんの、街の建物は、OpenStreetMap の、osmファイルを使って、作成しました。
この、街の3Dオブジェクトを取り込むフリーソフト等も紹介したいと思います。
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はじめに、クインメリー2の、オブジェクトは http://archive3d.net/ から、いただきました。ありがとうございます。
地形の作成は、前回の"伊豆下田港の作成"でお話ししていますような方法で、製作してゆきます。
それに加えて、街の、小さな建物オブジェクトを追加しようと思います。
OpenStreetMapの、osmデータをダウンロードすれば、良いようなので、探しましたらJOSMで、ダウンロード出来そうな話をwebで見ました。それを実行しましたが、中々うまくいきません。
今回の大きさのシーンでは、範囲をもっと小さくしないとJOSMではダウンロードできないようです。しかし、まだそれについては、研究の余地が有りますので、うまくいったら記事にしたいと思います。
他に、先の記事でも使った、QGISで、ダウンロードできそうなので、それに挑戦してみました。
画像の、赤丸の所から、"OpenStreetMap データをダウンロードする"を、選びます。
そして、出力ファイルの項目の、...ボタンを押します。
すると、画像のように、"名前を付けて保存"ダイアログが出ますので、好きな場所に、名前をつけて、保存ボタンを押します。
これが、最初分からなくて、時間が掛りました。
OK ボタンを押しても、何にも起きなくて、諦めたことも有りましたが、分かってしまえば、何の事もありませんが...
QGISの表示範囲を、ダウンロードできるまで、狭くしてゆきました。
私の場合、この画像の範囲で、ダウンロードが、始まりました。ここまで、何回も、懲りずにやりました。やっと、成功のダイアログが出ました。
容量を見ますと、56.1MBでした。
これは、先行き心配だなぁ...
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次に、このデータは、Blender-2.77aでは、読み込めませんので、このosmファイルをobjファイルに変換できるフリーソフトを見つけました。
OSM2Worldです。”OSM2WorldはOpenStreetMapのデータから、世界の三次元モデルを作成するコンバータです。 これは、サーバーまたはJavaプログラムでライブラリとして、スタンドアロンツールとして使用することができます。”
と言う説明です。
このサイトの画像のように、osmファイルを使うことが出来ます。
OSM2Worldを立ち上げて、先ほどの、データを読み込みますと次のようなエラーメッセージ、ウィンドウがでました。
「The input file is probably too big.
this viewer can only handle relatively small areas well.
入力ファイルが大きすぎる可能性があります。
このビューアはよく、比較的小さな領域を処理することができます。
かなり大きなデータですから、読み込んでくれるかやってみました。
"Try anyway" ボタンを押します。
暫くして、
この様な、画面になりました。読み込み成功です。
よく見ると、大変なデータで有ることが分かります。
たしか、バス停や、公園には、ベンチ、それに、街の案内板。
道路には、センターラインまでも有ります。
植樹も有ります。
私は、まだこのソフトについては、使い慣れていませんので、説明が出来ません。
色々使えそうな気がします。
取り敢えず、このままで、Fileの、Export OBJ Fileを選択します。
すると、保存ウィンドウが出ますので、名前を入れて、"保存"ボタンを押します。
作成時のデーター量は、250.8MBにもなってしまいました。
もし、多すぎる場合は、QGISまで戻って、範囲を狭めて、作り直した方が良いと思います。
私の場合、「えい、やっ!」と、Blender-2.77aに、インポートしてしまいましたが、大変なことになりました。
位置を、地形に合わせるのも、マウスが重すぎてかなり時間がかかりました。
必要のない、オブジェクトを、分けるのも、ノロノロ、保存ボタンを押しても、かなりの時間がかかります。
そして、この方法では、地形の、標高は、追従してくれませんので、山や、川、等、に合わせて、そのオブジェクトを移動させます。
私の完成図では、まだまだ、やることがたくさん有りますが、現時点で、一時休みです。
一時は、頂点数が、380万個以上になってしまい。何をするにも、スローモーになってしまいました。
削ってけずって、それと、無理やり、モディファイヤーの、ポリゴン数削減を使って、100万個減らしました。
この、シーンでは波、地形だけでも、かなり重く、レンダリングもかなり時間がかかります。
それに、このosm データを加えたので、さらに、重くなりました。
このシーンは、少し前に作成しましたが、これに先立って、OSを、32bitから64bitに、新たに、構築しました。
私の、Buncyo-Linux-32bit では、Cyclesのレンダリングが、出来ないので、64bitにして、レンダリングが出きるようになりました。
システムをもう一段グレードアップする必要がありそうです。
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初めに、お話しした、氷川丸です。
FlightGearの、Sceneryを作っていた時に、氷川丸を作ろうと思っていましたが、作れずに居ましたので、良い機会なので、作りました。
画像は完成画像です。
日本海軍 病院船 氷川丸 (プラモデル) http://www.1999.co.jp/10242460
このサイトの、画像一覧を参考に、させてもらいました。
あとは、氷川丸Wikiの写真などを参考に、横浜山下公園に係留されているように、変えてあります。
そして、分からない所は、想像です。
船舶工学
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%88%B9%E8%88%B6%E5%B7%A5%E5%AD%A6
の、サイトも参考にさせてもらいました。
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