18世紀オールド・テストーレ・チェロ「CARLO ANTONIO TESTORE」 220万円


アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター

18世紀オールド・テストーレ・チェロ「CARLO TESTORE」(4/4サイズ) 220万円

オールドテストーレならではの張りのある深い音色と全体的に音のバランスのとれた得難い楽器です。(音は音源サンプルでお聞きください。テストーレ系の音が確認できます。)
この楽器は、パーフリングを省略して手書きで、ペグボックスの裏側が平らなどテストーレの特徴がよく出ています。またテストーレは注文主の予算に応じて材料、作りを変えるなどしていたとされており、この楽器も表板はメープル、横板はスプルース(楓)を使用していると思われますが、裏板は通常使用されるスプルース以外の木材を使用しています。
また、ネックの裏側、など所有している鑑定書付のTestoreチェロと非常に似ていることから、少なくともテストーレ・ス―クールのチェロと考えられます。
クロサワバイオリンでオーバーホール済で、裏板などのクッラック修理、ペグホールは穴埋め、ネック交換をしています。
音の透りが良く、通常鳴りにくいD,G線も良く鳴りソロ用としても良いと思います。

(参考)
テストーレはプロのチェリストに求められる楽器で、テストーレはグランチーノと並ぶミラノの古くからの製作家の家系で、ジョバンニ・グランチーノの弟子のカルロ・ジュゼッペ・テストーレの息子で弟子のパオロ・アントニオ・テストーレ(Paolo Antonio Testore, c. 1690-1760) は父の製作法を継承し楽器を製作した、テストーレ家最後の製作者である。パオロ・テストーレの楽器にはミラノ派のランドルフィ(C. F. Landolphi、c. 1714 – 1787) の手が入った楽器もある。テストーレ家のスタイルはグランチーノ家と同様、1500年代後半から1600年代のクレモナ派のアマティやブレシア派のマッジーニやサロの影響も大きく受け、ミラノ派の始祖ジョバンニ・グランチーノの影響が色濃く残っている。木目のないシンプルな材料選択、裏板パフリングの省略(ナイフで印をつけてイミテーション)、塗り重ねる必要のない薄い色のニス、ペグボックス裏側の装飾の省略などの技法を駆使した。こらの特徴は、のちにテストーレ・ファミリーの作品の代名詞となった。テストーレの楽器では、パーフリングを省略している楽器がほとんどで、ペグボックスの裏側が平らであることが多い。この楽器もテストーレの特徴がよく出ている

◇ ラベル:
Carlo Antonio Testore figlio maggiore
del fu Carlo Giuseppe in Contrada
lagrga al segno dell' Aquila, Milano 1740

◇ 価格:245万円
◇ 製作年代: 1750年頃
◇ サイズ:73.3 cm(ボディ)4/4サイズ
◇ 引渡条件:現状渡し、手渡し希望(遠隔地の方はご相談ください)
◇ 支払条件:現金引換え
◇ 試奏:可能(東京)

お問い合わせ
PCメール、携帯メールでも連絡可能です。(携帯電話,スマートホン等)
cellists@aol.com(PC)
cellosjptokyo58@gmail.com(PC)
tmizuguchi@docomo.ne.jp(スマホ・携帯の方)
電話:03-3717-4693

下記フォームでもお問合せ可能です。

あなたのお名前:

あなたのメールアドレス:

本文:


*製作国名、製作者、年代はあくまで参考とさせていただき、真贋について保障するものではありませんのでご注意ください。


【チェロの音を聞くことができます。】


Testore2



[イメージ] [イメージ] [イメージ] [イメージ]

【チェロ・弓、コレクションお譲りします】