BIC CITYと言えば真っ先に浮かぶのが新宿だ!果たしてどこまでが新宿と呼ぶのか?僕の定義だと、東は四谷、南は代々木、西は中野坂上、北は大久保と位置づけている。
「新宿詳しくなくて」これは渋谷とテリトリーとする僕の常套句なのだ。今だから言えるが、新宿は夜遊びを一番した街だろう。銀座・赤坂・六本木など夜遊びゾーンは東京にはたくさんある。でも、『エキサイトな夜』と言う意味では新宿が他とはまったく違うのはご存じの方はご存じだろう。20代の頃の僕を知ってる人なら僕のイメージは間違いなく『夜の遊び人』と答えるはずだ。常連扱いされてる店も多かったが、今回は新宿に限って話そう。まず、僕が新宿の東の端と位置づけている四谷。ここは四谷荒木町という、時代から取り残された、しかし味のある歓楽街がある。青山でファッション雑誌の広告の撮影が終わり、クライアントとスタッフで打ち上げを『モルツ・スタジアム』という期間限定(バブル当時は企業の金あまりのせいだろう。やたら、こういう建物が多かった)でやっていたのだが、アパレル業界の人とお洒落な会話に疲れた僕は、青山で別れ、うちのスタッフだけを引き連れタクシーの運転手さんに「場末の飲み屋さんどこか知ってますか?」とまるで東京は初めてのような態度で行ったのが、四谷荒木町なのだ。確かに別世界だった。風流な昔ながらの歓楽街。僕もそれまで、四谷や四谷三丁目の消防署周辺には顔を出していた。しかし、一歩路地を入るとこんな世界があったなどと知らなかった。それから、会社のみんなを荒木町に連れていったり、僕も通うようになった。ある日、行きつけの一件の店で、お客さんのポラロイド写真をふと見ていたら、知ってる顔ばかり。なにやら、みんな荒木町フリークとなっていた。実はそのちょっと前に六本木での会社の飲み会を断ったんだが、前から六本木で遊ぶ約束があったためだった。しかし、あの街は狭い。何軒目かのオールディズ・ライブハウスでみんなに遭遇!「丹下さんは私達とは遊ばないのね」と、明らかに裏切り者と言う目で見られた直後だった。ちなみに、そのライブハウスも僕が開拓してみんなを連れていった店だった。
とここまで来てタイトルに偽り有りになってしまったが、新宿はそれほど奥が深い。次は、新宿御苑のお話を書こう。2丁目、3丁目、ゴールデン街、歌舞伎町、のんべい横町、新大久保異国タウンなどは今度の機会に書きます。アド街ック天国になってきた(笑)
ちなみに、新宿荒木町はあの天才アラーキも最近写真集を出したそうなので、そちらで風情をお楽しみ下さい。
台風も去り、余りにTVで新宿南口の様子ばかり流してたので、昨日(8/23)は家族で新宿へ!夏休みも無かったに等しいので、TAKASHIMAYAデパ地下などで買い物したり、東急ハンズでE-karaで遊んだり、ファミリー・ライフをエンジョイ!まるで夜の新宿など知りませんという顔で(笑)バージンメガストアで、ポールディビスの『COOL
NIGHT』をGET! 当然CD化されないものだと思ってたので AOR Light MellowというBMGレーベルのオムニバス版だったが、一曲のために\2,548も出すほど思い出深い。何故かというと・・・字数の制限があるので今日はここまで(笑)
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