>>>男と女とネットの関係

         

写真家森山大道の有名な言葉に「目の前の、実際にいる人間よりも、網目の人間の方に、はるかに生々しさを感じることがしじゅうある」というのがあるが、俗に言うオタクとは無縁だと思ってる僕なども、うーんそうだなぁ!と思うことがしばしある。今ではHPなどを持つようになった僕もインターネットに接する動機はHサイトをいかにして見るか?まで遡る。当然今でも気になるページはブックマークして【資料】のホルダー仕舞ってある(男ってかわいいでしょ?そう思わないあなたは今すぐ他のページに跳んで下さい。あと18才未満もこれから先は立入禁止です。笑で嘘)まぁHサイトと言わずとも女性のプライベートサイトに入った時などは、気分は女性の部屋に入った時と同じで、プロフィールから日記まで隅から隅まで覗き書き込みもしないで去っていく(どーせインケンですよ僕は!軽蔑して下さい)世の中、需要と供給で成り立っているので街に出れば歓楽街があるのと同じで、ネットの世界にも同様な物があっても当然だ。銀行もあるし、美術館もあるし、うちのような水一杯出さないカフェもあるし、まぁ社会の縮図をバーチャル化したものだから、なんでもありなんだが。別に興味がなければ行かなきゃいいのは現実社会も同じだ!しかし、アートも音楽も文学もその他芸術は詰まるところエロスに帰化する。と思ってる僕などは【芸術性のあるエロチックなサイト】は大好きだ。出会い系サイトにはまってる人もいて当然だろうし、その後のリアルとバーチャルに関しては本人の意思だから、僕などがとやかく言う筋合いではない。【ネット婚】などもこれからどんどん増えるだろうし、インフラさえ進めばお隣の韓国のように動画カメラチャットなど当たり前になるだろう(個人的にはそこまで行けばもうバーチャルの範疇を越えていると思うのだが)僕などは仕事柄、仕掛けを作る側に廻ることが多いのだが、ネット・アイドルなどのメディアに登場する人々(当然TV出演しているタレントなども含む)は現代消費社会の回路にしっかりと組み込まれている。生身の異性は相手の期待に応えなければならないが、メディアの異性は自分の好きなとき自分の好きな態度で迎えてくれる。嫌いになれば乗り換えるのはあなたの自由だ。僕などもその動きに微力ながら参加してるわけだが、世界をメディア情報のWEBで覆ってまるごとバーチャル化してしまおうという流れが、現実に見えてきた。男と女の関係も新しいNETと言う武器を媒介としてすでに変わりつつあるのだろう。

 

 

 
 
 
 
         

       

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