>>>ゼロの力学

 
自然界にも、バランスがあるように人間も常にバランスを取ろうとする生き物だ。暑いときは薄着になるような単純なことから、落ち込んだときは楽しい行動に走る。よく酒を飲むと人が変わったようになる人がいるが、あれは普段抑圧されたものがいっぺんに出るのであろう。俗に言う「成金」と呼ばれる人は間違いなく幼少期に金銭的に恵まれなかった人であり、愛に飢えてる人も「愛」に恵まれなかった過去を持つ人が多い。『裏返し』の行動もそこから生まれる。「健康」に恵まれない人は健康に対する意識が強い。「美」に対しても同じだ。『仏のような平常心』を常に持ち続けられる、杞憂な人は別として普通の人間はそのバランスをゼロに持っていこうと無意識に行動するものだ。人によってそれは違うし数値化することは出来ないが、通常の人が振り子が−1に振れると+1の努力をする。人によっては−10をカバーしようと+10の努力をする。そんな人は端から見るとダイナミックに見えたりするが、誰もがゼロにする無意識な本能の結果なのである。しかし、ごく一部の人間はわざと振り子を安定さえない人間もいる。振り子を思いっきり引っ張るのだ。−50になっても、−100になってもまだ引っ張る。限界まで来たとき思いっきり離す。そういう人間は本能的に力学を知っているので限界までの力を発揮できる。そこには、普通の人間には発揮できない魅力が生まれる。身近なことでもいいのだ。例えばあなたが失恋したとしよう。その痛手から逃げるのは比較的容易だ。しかし、そこで「相手のどこを愛していたのか?」「自分のどこがいけなかったのか?」辛いことだが深く掘り下げる。限界まで掘り下げる。そして、振り子を離す。その後、あなたは失恋した相手が振り向くほど素敵に変身しているはずだ。振り子の理論は普遍の物だ。地球の重力のように。

 

 

 
 
 
 
 
                           

>>> OVER HEAT ISLAND TOKYO

         
7月も中盤。暑い日が続きますが皆さんいかがお過ごしでしょうか?今年は5年に一度の猛暑になるそうですね。僕はこの時期サマータイムを活用してますよ(もっとも時計の時間は変えてません)と言えばかっこいいのですが、昼、暑すぎて動けず夜活動する夜行性生活になってしまっただけなのです(笑)ヒートアイランド現象の東京も今年は『オーバーヒートアイランドTOKYO』として観光地化して儲けるように石原都知事に東京都職員の方は提案してみて下さい。そういえば、前のコラムで三浦半島に【バナナ】が、などと書きましたが、今日乗ったJRの中刷り広告でどこかの雑誌に『東京にも、亜熱帯植物大量発見』などという見出しが載ってました。「あれはやっぱり天然物だな、ニヤリ!」と僕などは思いました。東京都職員の皆様。『オーバーヒートアイランドTOKYO』観光地化計画を提案すれば案外、出世できるか、小笠原辺りに出向になるか、公務員としては一生一度の賭になると思いますが(笑)
ところで、秋からはNTTが、光ファイバー並みの超高速インターネットを無線でやるそうな!通信速度も電話回線の最高200倍、料金は月額四千円まさしく家庭の味方(しかし、あれほどうるさかったISDNのアイも出さなくなったな!あそこも)
僕ならいっそのこと日本全国に巨大クーラーか除湿器を設置して、国民支持と公共事業を両立させる内閣を作りたい。小泉首相の比ではない変人扱いされるだろうが!
そんなことを考えるほど今年の夏は暑い!!
 
 
 
 
         
         
         
         
           

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