旅行日記・観戦日記バージョン
真夏の北日本遠征@仙台編
2004.8.8.J2 第26節
仙台−川崎

仙台、19:00K.O.
0−1
仙台 
2−1 川崎
2−2

真夏の北日本遠征5日間の旅初日は仙台。
まさかのロスタイム2失点で目前の勝利を逃す…。

 10日前の山形遠征に続く各駅停車で行く北日本の旅。今回目指すのは仙台。同じダイヤで行けるかと思えば、今日は日曜日で微妙にダイヤが異なる。今日は山形遠征時より少し遅めの6:30出発。
 上野駅からは快速ラビットに乗車予定でいたが、隣ホームに止まっている、ラビットと同じ宇都宮行きの各駅停車(ラビットより先発)の様子がなんか変。よく見るとグリーン車が普通車扱いになっていることを発見。急いで時刻表を取りだし、この各駅停車に乗った場合、仙台到着はどうなるか調べてみると、なんと変わらない!発車1分前に慌てて乗り換え、見事優雅なシートで宇都宮までの旅をゲット!


運良く新幹線のような座席の確保に成功!


郡山駅で昼食にカツ丼を注文!

 しかし、前回の山形遠征時とは違って、宇都宮から福島まではロングシートの車両…。郡山で昼食後、14:41に仙台駅に到着!新幹線で数分前に仙台に着いた観戦仲間2人と合流し、荷物を置きに、宿へ向かう。
 宿はそれぞれ違うところだが、方向が一緒らしく、仙台駅から南下する。かなり歩いたところで、異変に気づく。私の宿だけみつからない。交番で尋ねてみると、私の宿だけ全く逆の方向(仙台駅より北側)であることが判明。重い荷物をしょって約30分間仙台市内を歩き回り、宿についたときのは汗まみれ。これからが体力を使う本番なのに…。
 仙台スタジアムに向かう前に、今日は仙台は七夕祭り。まだ時間もあるということで、1時間半ほど観光しました。

 人が多いこと多いこと。こういう日本で有名な大きな祭りの経験は初めてだったので、楽しみました。


なんと、降り返し地点の目の前の場所を確保!

 祭り会場を歩いていると、メインの通りで場所取りが始まっていた。何が始まるかも知らないまま中を覗いているうちに、気がつけばいいポジションに突っ立っていることがわかり、そのまま居座って席を確保。20分くらい待っていると、メインのパレードがスタートした!
 迫力のある団体が続き、これもまた楽しみました。パレード終了後、19:00までこの通りでイベントが続くらしかったのだが、私のメインイベントはこれではないため、席を離れ足早に地下鉄へ向かう。

 キックオフ1時間前、仙台スタジアム到着!応援モードにスイッチ切り替えです。

 相手は仙台、そして日曜日ともあって山形遠征の時とは比べものにならないくらい川崎サポーターは集まった。モチベーションも高い!
 対する仙台はさすがホーム。スタジアムを黄色に染め、J2ではなかなか経験できない地響きのする応援に感動していました。まさに究極のアウエイ状態。

 試合前は仙台川崎の応援合戦が繰り広げられ、正直笑いました。そういうしゃれが通じるのも川崎と仙台の関係だからこそでしょうか。

 そして、試合開始!東北の地で勝てない今年の川崎のジンクスを破ってくれ!

 試合はこのすごい応援の中、両チームとも集中力を切らさない好ゲーム。そして前半、川崎ジュニーニョ選手のゴールが決まる。仙台側のゴールだったため、一瞬静けさがスタジアムを包む。川崎サポも何が起こったかさっぱりわからず、ジュニーニョ選手が空中1回転のパフォーマンスを見せたところで、ゴールが決まったんだとやっと把握。時間差で歓喜が訪れる!

 後半も激しい攻防が続く。そしてアウグスト選手が2点目を決め、川崎側はお祭り状態。仙台サポーターのいらいらがすごく伝わり、やっと東北で勝利!仙台スタジアムを沈黙させることができた!と思ったのですが…。
 やはり鬼門東北。まさかのロスタイムに2失点で目前の勝利を手にすることが出来ず…。

 恒例の試合後の選手たちのサポーターへの挨拶。選手たちからは疲労と勝ち切れなかった申し訳なさと、自分たちへの怒りなど様々な思いが伝わって来ました。なにかを察知したのか、珍しくこのあいさつに関塚監督も参加。

 まさに「教訓」をつきつけられた一戦でした。

 試合後は仙スタ近くの某牛タン屋で観戦仲間6人と反省会。試合のことを忘れるくらい、美味しい牛タンでした!


出された時、このボリュームに感動してしまいました。