ホームカミング
サターンの評判を高め、その顧客のロイヤリティーの高さを示すものとして、話題になったものが、「ホームカミング」である。 このイベントは、アメリカでサターンが販売を開始して5年目の94年に実施され、4万4千人ものオーナーがスプリングヒルの工場に集った。 東は、メイン州から、西はハワイまで、1万数千台のサターンが広大な敷地を埋め尽くしたのである。 4万4千人のオーナーとその家族は、工場の人と直接語りあった。 工場内には、今でも至るところに、「100万台販売達成おめでとう」といった大きなバナーが掛かっていたりするが、それらの多くが各地のリテーラーから送られたものであり、それには各地のオーナーのサインが書き込んであったりする。  
 このホームカミングは、99年に10周年を記念して2回目が実施された。 準備は、一年以上前から開始され、いつもは、そらまめや干草が栽培される工場敷地の農地は、駐車場とするため、種まきの代わりに芝が植えられた。 この2回目のイベントには、前回を上回る6万6千人が集まった。 ボストン、シカゴ、シアトル、マイアミ、といった都市を起点に、サターン車のキャラバンが、1か月をかけてテネシーを目指した。  日本からも、リテーラーとオーナー約30人が海を越えて参加、7月末の100度を超える猛暑の中で、バンド演奏に興じたり、Lシリーズの試乗をしたり、涼を求めて工場見学をしたりした。 サターンの社長のシンシア・トレーデルも炎天下のイベントで顔を真っ赤にしながら、炎天下の会場を一般の参加者と一緒に歩いた。
夕方には、カントリーのスターFaith Hill などの著名シンガーのコンサートも模様された。。

戻る