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糖尿病豆知識

<インスリンはどのような働きをするのでしょうか?(1)>


インスリンは膵臓のβ細胞という細胞で合成され、血液中に分泌されるホルモンです。

膵臓のβ細胞で、
86個のアミノ酸が連なるプロインスリンという物質が合成されます。

膵臓のβ細胞の中でC‐ペプチドと呼ばれる
31個のアミノ酸が切り離され21個のアミノ酸が連なったA鎖と30個のアミノ酸が連なったB鎖からなるインスリンが合成されます。

C‐ペプチドは体内ではインスリンのような作用はありませんが、インスリン1分子が合成されるときにC‐ペプチドも1分子が合成されることになるので、C‐ペプチドの濃度を測ることにより膵臓でどのくらいのインスリンが合成されているのかがわかります。



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