アンコール・トム

象のテラス

象のテラスはジャヤヴァルマン七世により12世紀末に作られたもので、バプーオン遺跡

からライ王のテラスまで300m以上もある壮大な規模である。

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象の彫刻が施されたテラスが300m以上も続く様子は壮観だ。写真右側の階段は

中央階段でハスの花を摘む鼻を柱に模した象が3頭、砂岩に刻まれている。

その左側は王族の閲兵するロイヤル・シートである。

 

タ・ケウ寺院

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「クリスタルの古老」という意味を持つタ・ケウ寺院は、アンコール・ワット造営の試金石とされる。この寺院はジャヤヴァルマン五世によって11世紀初頭に造営が始められたが、王の突然の死によって、石材を積み上げた状態で未完成のまま放置されている。四方に副祠堂のある5塔主堂型の平面構成を持つ寺院で、ピラミット型寺院の周囲に回廊を組み合わせるという新しい造形への挑戦がなされている。信仰はヒンドゥー教。

 

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タ・プロームに通じるジャングルの中の道。

 

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