泰安

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漢柏の近くにある「乾隆帝」の書いた漢柏に関する石碑。

 

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仁安門。

仁安門は、岱廟における重要な建築のひとつ。仁安とは「論語里仁編」の中の「仁者安人」より来ている。1266(元の至元3)の建立。この建築の組桁(フレーム)のほとんどが明代のもので、現在でも当時のものがそのまま使われており、歴史的価値のある建築物。

 

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天貺殿。

この正殿である天貺殿は高さ22.3m、幅48.7m、奥行き19.8m。古代の皇帝たちが泰山の神を祀った場所で1009(北宋の大中祥符2)の創建。契丹の侵略に悩まされていた北宋は、抗戦派と和平派で意見が分かれていた。和平派のドン王欽若は、泰山から天書がもたらされ、それには和を結ぶよう記されていたと主張し、契丹との間に講和条約を結んだ。

 

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