紹興

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沈園内で行われる越劇”沈園絶唱”の一場面。右側から陸游、唐琬、唐琬の付き人。

 

越劇〓紹興地方の戯曲で出演者はすべて女性。男役も女性が演じる、日本の歌舞伎と反対。

 

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蘭亭。

紹興市の西南14km、蘭渚山の麓にある。東普代の書家、”王義之”(321〜379年)が、名士らと曲水の宴を張り、『蘭亭集』の序をまとめたところ。同書は、行書の手本として有名。鵝池の畔の石碑亭には、王義之の直筆と伝えられる「鵝池」の文字を彫った石碑が建つ。園内は樹木に覆われ清流が流れる。

 

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上の蘭亭の石碑の文字は乾隆帝が書いたもの。文化大革命の時代に二つに割られて、右側の池に捨てられていた。革命終了後元通りに接合したが、蘭と亭の間の文字が磨り減っているようになっている。これは皇帝が書いたものなので触ると縁起が良いと、見学者が触った為に磨り減ったことが分かった。

 

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