勉強になります。
モドル もっと前へ


2月29日

初参りというのをやってきて誕生祝いをした。
ワタクシの両親と弟君を呼んで食事会だ。
里帰りしていた時はコワイからといって抱っこしなかったうちの
父親も一度抱いてしまえばもっともっとといった感じ。
みんなでちびのりを奪い合う。
とてもほほえましいが・・・
みんなバカになっている。誰も止めやしない。
だってしょうがない、かわいいのだから。(笑)
ワタクシはそれよりなにより上げ膳据え膳のウマイ料理が
気兼ねなく食べられることが一番嬉しかったのである。
ああ、こんなご馳走は今度いつありつけるかわからない。
定期的にやりましょうゼ、お食事会。


教訓:あんまり可愛い可愛い、と言ってしまうので
うっかり他の人がいるときに言わないようにしようとは思っているのだが・・・
普段していることはいざとなったら出てしまうもの。
周りの人に引かれない程度のバカ親になっておこう。
・・・ムリかも。




2月24日

ちびのりもそろそろ丸2ヶ月になる。
産まれた時から考えるとしんじられない丸さになっている。
そして毎日毎日、お風呂へ入れる前にワタクシが入っている時に
撮影会がはじまるのだ。
すごい勢いの枚数になっているちびのりの写真。
あんなに沢山あるのにワタクシと写っている物は1枚もない。
そりゃそうだ。ワタクシがいないときに撮っているのだから。
負けずに休みの日にダー様に2ショットの写真を撮ってもらった。
もちろん同じデジカメでわざわざ撮ったのでオカアサマも見る。
夜な夜なパソコンに取り込んだちびのりの画像を見ているのだが
ワタクシと写っているものは飛ばして見ている。
これって、ワタクシの両親にROMに焼き付けて渡すんですよねぇ。
(今週末に誕生会をするのだ。)
普通は娘と孫が写っているものを渡しますよね?
ああ、娘より孫ですか。(笑)
でも自分は写ってますよねぇ、オカアサマ。

     

教訓:良いところは父親似。悪いところは母親似。
いえいえ、うちはワタクシの入る隙間は悪いところにもありません。
確かにダー様の小さい頃の写真を見ると似ているけれど
ワタクシの小さい頃にもそっくりなのです。
ということはワタクシとダー様は似ているのか?!
いーや、全然似ていない。
ちびのりは確かにワタクシ達のお子なのですな。




2月20日

最近よく母乳が出ているのかミルクを残すようになった我が子。
おかげでせっかく伸びた間隔が今日は2時間代になっている。
ああ、おっぱい、おっぱい、またおっぱい。
その短い間に洗濯を干したりアイロンをかけたり食事をしたり。
で、また洗濯ものをたたんで・・・えんどれす。
湿疹のお薬が一日3回で、ガーゼでふき取ってから塗らねばならぬ。
そして彼は便秘気味なのでおならのニオイでもついつい「出たっ!」のかと思い
おむつをあけてみたりして。
優雅にお茶でも・・・とはいかないので買いだめしてある
ボルビック(水)をラッパ飲み。
雑誌に載っているようなチレイなおかん(綺麗なママ)になんてほど遠い。
でもわずかな時間でも眠っているときの顔もこれまたかわゆいのだ。
寝ていてもおっぱいをすっているのか、お口をちゅぱちゅぱ。
またまたおっぱいなのか?!そうなのか?!
それ以外のコミュニケーション手段が早く欲しいぞ、かあちゃんは!!!


教訓:赤ちゃんの成長は早いが今はもっともっと早く成長して欲しい感じ。
でも成長したらしたで赤ちゃんの頃の方が良かったなんて都合の良い事を
のたまうのであろうか?!
それならば今のうちにいい時をかみしめておくがいい、ワタクシよ!!!




2月19日

保健センターから保健師さんがやって来た。
出産の様子やら最近の調子、家族構成などを根掘り葉掘り聞かれ、
ちびのりの体重をむかしながらのバネばかりで計っていってくれた。
人当たりの良いよくしゃべる人だった。
彼は頭が重いらしく計る時にバランスをとるため少し足の方へずらしてあげたのに
キーック!をしたので布から頭が出てしまった。
長いこと保健婦をしているが自分で布から出た子は初めてだ。と
言われた。さすが我が子は大物だ。
そして褒めること褒めること。
いい赤ちゃんだ。とか、なんにおいても成長が早い。とか。
まあ、著しくデカくなっているし退院時にはへその緒は取れてたし。
極めつけには、オカアサマに「細いですねぇ。」とか言っていった。(そうかぁ?)
おかげですこぶるご機嫌モード。←オカアサマが。
1ヶ月検診からまた一月たたないのに約1キロ増えているなんて
子供はおそろしい。
でも頭がデカいのがもっとおそろしい。(気にしすぎかしら?)


教訓:お世辞とわかっていても我が子を褒められれば悪い気はしない。
ワタクシも昔は保健婦になりたかった時があったが
褒め殺しは得意だから案外向いていたかもしれない。




2月17日

ちびのりだーの授乳が3時間おきだったのが今日はめずらしく
4〜5時間あいた。しめしめその間に買い物へ行って来よう。
こんなときばかりオカアサマにお願いしてそそくさと出かける。
もちろんソッコーで帰って来るつもりなので"ちゃりんこ"で行く。
ああ、久しぶりの"ちゃりんこ"だ。
体も軽くなったのとちびのりで鍛えられた筋肉で
まあ、ちゃりんこのペダルの軽いこと軽いこと。
喜んだのもつかの間、帰りの上り坂はすでに太ももが張っていた。(笑)
いえいえ、これからもっと体を鍛えあげて
ちびのりと駆けずり回って遊ぶのだ。
オカアサマがついてこれないくらいのマッハな速さで。


教訓:出産を終えて我が子を産み落としたら
いらない贅肉も少しは落ちた。
ついでに邪悪な心も消え去れば願ったり叶ったり。
そして子供のような澄み切ったキモチで過ごすのだ。(大袈裟)




2月15日

2月といえばうちの家族は誕生日ラッシュ。
おっぱいに追われているうちに忘れてしまい大慌て。
ちびのりをオカアサマに預けてこっそり買い物へ行く。
なんせイモウトさんにも出産祝いをいただいたことだし・・・。
いつも優柔不断なワタクシもちびのりを預けていることもあり
買い物の決断の早いこと早いこと。(笑)
だからといって適当に選んでいるわけでは決してナイ。
実は発見、ワタクシ人に何か選ぶのが案外好きだったりして。
そのおかげかどうかはわからないが
オカアサマのご機嫌がなかなかうるわしい。
それを狙ったわけでは、絶対ナイ。(笑)


教訓:プレゼントは一応形だからというわけでなく
自分が満足して選んだ物をあげると自分が嬉しかったりする。
いわゆる自己満足なのかもしれない、ワタクシの場合。
年に一度くらいはその人が喜ぶ顔を思い浮かべながら
プレゼントを考えるのもなかなかいい。
ただ、ダー様は仏のように物欲がないから推理が困難だ。
ワタクシは欲しいものが沢山あるが、改めて何が欲しい?と聞かれると
「やっぱり、いらない。」と言ってしまう根っからの貧乏人なのである。




2月13日 もう、いつも愚痴ばかりに・・・

ああ、ちびのりだーの便秘もワタクシのせいか。
おっぱいやるのに時間が不定期だ。
自分で「子供中心の生活になる」なんて言っておきながら
最近朝の支度に時間がバッチリ当たってしまっているのが
気に入らないご様子。ねぇ、オカアサマ!
おっぱい吸わせながら朝飯作ったら納得するのかしら?
でも同居して欲しいといったのはあなた様なのだからその辺は
目をつぶってくださいな。
そりゃワタクシとしてもお子が最優先だから。
親子3人だったらどうにでもなることも融通が利かない。
決して「私がやっとくから」とは必要以上には言わず。(まあいいけど)
へんちくりんな歌は歌うし意味不明なあやし方はするし。
きっと姑でなかったら気にならないのかもしれないけどすごく嫌。
早くちびのりだーにかあちゃんの認識をしてもらえると
精神的に楽なのだけれどなぁ。


教訓:またまた過剰に嫌さ加減を増す暗示をかけないように
修行せねばなるまい。
ちびのりだーが健やかに育ってくれさえすれば
どんなことも気にならない大地のようなかあちゃんになるのだ。
ぜんぜん無理みたい・・・。




2月10日

ちびのりだーの1ヶ月検診が終わりとりあえずは一段落といったところ。
2455グラムで生を受けた我が子は1ヶ月で4185グラムまで成長。
まさに小さく産んで大きく育てるをやってのけているワタクシ。
妊娠中と違ってお子がいればオカアサマのあたりも変わるかと思いきや
あまり変化なし。
朝、お弁当を作る時間に授乳が当たったのでダー様のお弁当を
作成できなかったとき、何にも聞いてもいないのにもかかわらず
「お弁当なら作ってあるよ!」
とわざわざイヤミな言い方をする。しかも私には言わずダー様に言う。
ちょっとうとうとちびのりだーに添い寝してしまった時も
「ゆうこまんさん!具合でもわるいの!?」
と起こされる始末。もちろん不機嫌顔。
ちょっとは寝させてくれよ。夜な夜なおっぱいやってんだ。
そして何かと言えば買い物に行かせようとし、
「ちびのりだーは見てやるから。」を連呼する。
夕べは鼻○そが気になるといってちびのりだーの鼻が真っ赤になるまで
ほじくりまくりだし。取れなかったら取れないでワタクシを呼ばずに
イモウトさんを呼ぶ。???
ホント、勘弁してくださいよ。オカアサマ。
ただおむつが汚れているときだけワタクシを呼ぶのはどうなのでしょう?
そしてお義父さんを「じいじ」と言うのに自分のことは「ばあば」とは決して言わず。
もしワタクシだったらとても嬉しいと思うのにその心理がいまひとつわからない。
きっと口が裂けても言わないことでしょう。あほらしい。
そのうちワタクシが嫌と言うほどそう呼んであげましょう。ああ、楽しみ。楽しみ。


教訓:実家にいるときも自分でやらなきゃ気がすまなかったので
体がきつきつだった。実は近くにいると親とも今ひとつ馴染めない。(笑)
考えようによればこっちの方が楽は楽なのだが
我が子に顔を憶えられているのかどうかは疑問である。
よって、おっぱいだけが頼りなので母乳をやめることはできないのだ!!!
さあ、出つづけておくれよ、おっぱいよ!
実家でも甘えられずこっちでもゆっくりできずで少々切ない。
残念だがワタクシ、きっと根っからの同居嫁体質なのだと思う。




2月5日

産後のダイエットとはよく言ったものだが
ワタクシの場合そんな言葉とは意外にも縁がなかった。
あいかわらずの小心者なのでつわりの時の体重まで戻ってしまった。
やっぱり見るからにちっちゃくなったらしいので
オカアサマがやたらと「食べた方がいいよ、食べな。」と
必要以上にすすめる。
あきらかに妊娠前の2倍くらいは食べている。
オカアサマぶご飯を盛ってもらうとえらいことになり
「これはちょっと多いですよぉ。」と減らしてもらうよう言っても
おいおいほんとに減らしたか?変わってねぇぞ。といった具合。
2度も多いからと言ったのに量が変わらなかったのでじゃー食うよ、と
あきらめた。
これは明らかにいじめだ。(笑)
 私の時は10キロって言ったから、妊娠したときは49キロだったわぁ。
 産後は38、9キロでよくあんな細い洋服着てたと思うくらいよ。
はいはい、その身長だったらそんなもの。推定140センチ。
「ほっそーい、すごいほそいですもんねぇ!!!」と
心にもないことを言わせる罪な方。
どうせワタクシは痩せたって40キロ台になんてなれませんよ。
まあ、せいぜい過去の栄光にすがってくださいませ。
夜な夜なアイスクリームじゃー痩せませんよ、オカアサマ。


教訓:母乳で子育てしたらサイコーのダイエットだ。
ミルクと混合でもスーパー腹ヘリまんになるのだから。
どんどんちびのりだーに吸い取られていって
このまま若さまで吸い取られてしまいそうな感じすらするが
我が子が大きくなるのは嬉しいので嫌がっていても
ついついおっぱいをむりやり吸わせてしまうのだ。




2月3日

気が付いたらもう節分。
あっという間に1月が過ぎ、もう2月へ突入。
月日の経つのは早いものだがこの3時間おきの授乳はまるで永遠に続くようだ。
母乳だけですめばまだいいが混合栄養というのをしているので
母乳を吸わせたら即ミルク。
案の定、哺乳瓶を洗って消毒したりお湯を沸かしたり。
同居だからご飯の時間をずらすわけにもいかず
授乳がずれ込んだ時は早めに支度をし・・・。
まあだいぶ慣れて来たが自分の腹が痛くて心配。そりゃ疲れもたまるわよ。
もうちょっと様子をみることにする。
そしてキモチにちこっと余裕が出来てきた感じなので
写真公開。
いまひとつ傑作ではないがまだ実家にいるときに撮ったものだから
今とは全く顔がちがう。現在はもっと大顔面になっている。お子の成長は早い。

     
    いとしいリアル眉キューピ。(ちょっと無理がある。) こんなのもやってみた。もうおもちゃ。
    ちなみに材質は海苔。


教訓:慣れとは恐いもの。あんなにオカアサマに預けるのはいやだったのに
ちょっとくらいは「じじ、ばば」に遊んでもらいぃ。といやいやながらも下へせっせと
連れて行っているワタクシ。ああ、気を使うのがもう体に染み込んだゼ。
まだ首がすわってないのにそんな抱き方さえしなければ
もうちょっと「ばば」に遊ばせてやってもいいんだけどねぇ。
ダー様に注意してもらったけれど聞く耳持たず。あきらめた。
後はちびのりだーに早めに首がすわってもらうのを祈るのみ。




1月6日

出産秘話

それは突然のことでした。

ずーっと切迫早産の薬を処方されていたワタクシは検診の日に
「そろそろ37週ですから薬は飲まなくていいですよ。」
と言われたので次の日から今までの分を取り戻すかのように
積極的に動くことにしたのである。

その2日後、待望の37週と0日がやってきた。
すると明け方5時過ぎにトイレをもよおしたので行ってみると出血が。
ああ、薬を辞めるとやっぱりこうなのか。
なんてリュウチョウに思っていた。おととい検診でまだまだですって・・・。
するとダー様を送り出してからいわゆる、おしるしというやつがきたではないか。8時か9時くらい。
しかもトイレにいったばかりなのに尿らしきものがちょろちょろと。

おかしいぞ、破水ってもっとドバーっと出るものではないのか?!
もしやこれが噂の尿モレなのか?!
だが一応心配なので病院に行ってみることに。

バスに乗って駅から電車。その時間は約50分。
今思えばよく一人で行ったものだ。

病院へ着いた頃にはこれはもう破水だ。と自覚があった。
助産士さんも調べる前からもうこれは入院ですよぉ。
一応確認のため破水かどうか調べますよ。

はあ、昨日入院の荷物を再度チェックしてまとめておいてヨカッタよ。
そのままオカアサマへ電話して持ってきてもらう。
3時に入院が決まってオカアサマがイモウトさんと荷物を持ってきてくれたのが5時くらいだったのだろうか?
そしてダー様が7時くらいに来てくれた。

さあ、これから長丁場ですよぉ。
なぜかワタクシ入院といわれてからわくわくして顔がずーっと笑っていた。
軽い陣痛が始まってもひどかった生理痛にくらべればこれはまだまだ。
それを言ったら腰をさすってくれていたオカアサマの手がぴたっと止まる。(笑)

しまった!!また、よけいな事を言ってしまったよ。
来年は(この時点では)申年、見ざる言わざる聞かざる、なのだ。

助産士さんからは早くて21時くらいから定期的な陣痛が始まるかもしれません。
先生は朝方9時くらいに産まれればいいでしょう。
とのこと。

いやいや、どうして。
ワタクシのマミーは陣痛49時間。
母親学級で知り合った子も31時間と言っていたではないか!?
だまされないぞ。
相当の覚悟をして望んでいたので思っていたより怖くない。
ダー様だって一緒にいてくれるのだから大丈夫なのだ。

そして予定通り21時くらいには陣痛室へつれていかれ、
ああ、CD持ってこなかったな。とか
陣痛グッズ、使えるかな?(いきみ逃し様のボールを持っていた)
なんてそんな暇もなくただひたすら陣痛は強くなる一方。

「わたくし、助産士的カンから行くと良い陣痛が来ているので分娩台、用意しておきますからね。」
ほほう。先生と助産士さんでは言うことが違うのか。
だが結果としては助産士さんが合っていたのである。
すごい若くてかわいい助産士さんだ。
この人はなんだか信頼できる。と思ったらもっと安心してかなり冷静。

その間ダー様は
「深呼吸して!ヒーヒーフー。ヒーヒーフー。」
と一生懸命痛みをこらえるワタクシをサポートしてくれていた。
だが飴をなめていたのか、ガムだったのかワタクシには迷惑な甘い息がかかった。
「息が甘い!やだ!」
すぐさま出していたと思われる。(笑)
出産前に風邪をひいたのは良くなかった。
せっかく食べた夕飯も戻してしまう始末。

いきみを逃すのがとても大変で力は入ってしまうわ、
う○ちを出したくなってしまうわ、
おかげで体の中は赤ちゃん以外はからっぽ。
2,3時間陣痛室にいただろうか?!
それはもうえらく大変な時間を過ごした感があった。

そんなこんなで分娩台へ移動され約50分ほど苦しんだ。
途中で助産士さんたら
「もう赤ちゃんが見えてますよ。鏡でみてみますか?」
「?!・・・いえ、やめておきます。」
「見てみるといきみ方、力の入れ方がわかりますよ。」
そう言われてしまったら見ないわけにはいかないではないか!?

あんなに胸元から下へは絶対にいかないから。と言っていた
ダー様まで鏡をのぞみ込む始末。
ちょろっと髪の毛らしきものが見える。
「ええっ、まだまだじゃーん!」
ちょっとがっかり。
すっかり頭が出ているものだと思っていたワタクシはまだ先が長いのか。と落胆した。
ダー様も同じだったらしい。

だがそれは違っていた。
先生が呼ばれて分娩室へやってきた。
「おお、いきむのうまいねぇ。」
(ほんとかよ。早く産んでしまいたい。)

いきむと赤ちゃんの心拍が弱くなるのがわかる。(機械をつけているため)
鼻につけられた酸素吸入がずれているのを手で直しながらおもいっきり息を吸い込む。
すると心拍数がもどるではないか?!
これはいいぞ。
すると助産士さんが
「思ってたよりちっちゃいかもしれないね。」
なんですと!?
まあ、今はそれよりはやく出して上げないとこの子がかわいそうだ。

自分で酸素吸入を鼻に押し込みながらいきんでいるワタクシに先生が
「もう一回いきめる?」
そりゃ無理だ。こっちだって精一杯やっている。
「いいえ、今回はだめです。次でいきます!」
「あ、そう。」
次の陣痛を待って、ハイ!産まれました。

大学病院なのにカンガルーなんとかというのをやっていてすぐに赤ちゃんをだっこさせてくれた。
そうそう、おのことわかっていたがほんとにそうかちゃんと見て下さい。と言われ、確認。
はい確かにオノコですよ。確かに。はい。

きれいに洗ってもらって体重と身長をはかり指の数も数えてもらって再びワタクシのところへ。

そのときには、ダー様がだっこして連れてきてくれた。

ああ、かわいい!
ちっちゃいけれど未熟児ではないらしい。
重さだけではないんですよ。と先生。
ああ、ヨカッタ。
とっても親孝行な息子だ。

だって、37週をすぎて未熟児でもなくそしてダー様も
お休みをとれる日にワタクシが産みやすい最大で最小限の
大きさでうまれてきてくれたのだから。

分娩時間6時間56分。
初産にしては上出来だ。
誘発剤も使わずブドウ糖と酸素だけですんだのだから。

で、ダー様と言えば陣痛室や分娩台にいたときよりも
入院したと聞いてかけつけてくれたときが一番余裕がありませんでした。(笑)
あんな顔は初めてみたのでちょっとびっくり。
その他は二人とも案外冷静で楽しんでいたかもしれません。
だって助産士さんに
「ゆうこまんさんの旦那さんにこにこで楽しそうだったわよ。」

いそいで文章を書いたので読みずらいかもしれませんが
これがワタクシとダー様とちびのりだーの体験した出産シーンなのです。

なかなかヨカッタのはお印から始まって破水が激しくなかったので
オカアサマに迷惑をかけずに入院できたこと。
ただ病院へ行くときに付いてきてくれるかと思ったのですが
案外すんなり「行ってらっしゃい!」と見送られた時は
やっぱりこんなものか。と思ってしまいました。
というより意地でも一人で行きたかったのかもしれませんが。

とにもかくにも母子ともに健康でよかったです。
そして最後までずーっと見守ってくれていたダー様に感謝!!!
あーたがいなかったらこんなに頑張れなかったよ。

あとはワタクシの体力がどれだけのものか。
高校時代からの体育会系の精神で頑張り抜きたいと思う今日この頃なのであります。


教訓:陣痛が強いお産だと陣痛グッズは何も役にはたちません。
ただただ産まれてくる子を楽しみにして大切な人に応援されていればすべてOK牧場なのです。

今回ワタクシのお産が安産だったと思うのはワタクシだけの見解で
人それぞれの痛みの感じ方があるため一概にはいえませんが
産んだ本人が安産だったと思えばどんなに長いお産でも
どんなに強い陣痛のお産でも安産なのです。

よってどれだけ陣痛を楽しめたのかが問題になってくると思われます。
そう、全ては産まれてくる赤ちゃんのためなのだから。
自分だけが苦しいのではなく、赤ちゃんの頑張っているのですから。




1月3日

新年明けましておめでとうございます!
我が家に予想外に早く家族が増えました。
12月26日0時44分生まれ。2445グラムのコブリなオノコです。
実はダー様がのりちーまんと言うので彼はちびのりだーと名付けました。
今はひたすらおっぱいまんですが聞き分けの良い親孝行息子なのです。
かなりの大食漢な模様。(笑)

     


お父ちゃんの一言:出産に立ち会いました。
今までに味わったことのない感動でした!!
それに、母子ともに順調だったのがなにより良かった。
嫁さんにがんばってもらって、もう1回くらいこの感動を味わおうかな・・・