滝口均整院の治療日記
こんなこともありますよ、の記録です。

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2006年4月30日(日)
花咲く道

オーケストラの仲間といっしょに車で練習に行きました。花咲く道です。むかしむかし、わたしが小さい子の手を引いていたころの話まででて、そんな時代が幸せでした、と。女性は特にそのようです。良い季節になりました。親は子どものパートナー、女性はーーー、などとも思いますが、実は、ひたいはかかとのパートナーなのです。手根もかかとのパートナーなのです。右の図ですが、甲をパパパと叩き、手首を反らします(ウイズグー背屈)。これをひたいだけでなく、首(反対側の)、腰に対する反射点としても用います。

2006年4月29日(土)
首と腸脛靭帯、かかと

W君、久しぶりです。この人の場合は、手の指が硬くなっていて、末節骨が短い傾向にあります。これのせいもあり、足底筋膜が硬くなっています。本人は首と肩が、と言ってますが、一般的な方法ではほぐれません。筋膜を使う必要があります。左の写真がひとつの方法です。痛いとこを確かめ、本人にタッチしてもらいます。そして私のほうはふくらをタッチし、膝上をパパパパと叩いて、すぐ腸脛靭帯をグーーとはさみ押しします。ボーとほぐれの音が聞こえます。二回目は聞こえません。一回でほぐれると言う結果です。これを首周のあちこに大して実行します。もうひとつのポイントは腫骨、かかとです。ここの場合はツールを使います。「砂の上を歩いてください」が私のアドバイスです。先日のカルテに腫骨はC1である、とメモがありました。

2006年4月28日(金)
ピアノの手、パソコンの手

写真はパソコン教室の先生の手、指をケアしたときの様子です。衣装は略しています、ホホ。パソコンの場合は右手、指が疲労、肩こりの主因です。指を解放していると頭がちりちりしてきました。指と頭がセットなのです。さて、私の治療院にピアノの先生が来ました。久しぶりです。指の様子でケアの必要性はお話してありました。荒れているのです。指にまで及んだときは重症なのです。全身に問題がありますが、指を治しながらでないとぶり返します。なぜこうなったのでしょうか。ピアノの場合はパソコンと違って大きな動作、大きな腕の動きを伴います。もしおなかや腰、脚が緊張していると、指はそこから発生してくる張力、ブレーキに対抗して動かなければなりません。仕事は見かけ以上に重労働です。これが指の痛む原因です。全身に加えて腕、指のパパパアンドグーが必要です。

2006年4月27日(木)
指に由来する五十肩

Tさんは続いてきている人ですが、今回は腕を水平に開く動作の障害の治療です。これまで腰痛(潜在の)、後頭からの頭痛を治療し、先日は左腕挙上障害の治療でした。今日は腕の水平開脚障害の治療です。左腕が問題なのです。いくつかのポイントがありましたが、大事なのは左大胸筋、それも指に由来する硬結です。手、指のパパアンドグー法を用いる必要があります。なにせ、一般的な反射点ではほどけないのです。ところがそのためには胸をタッチする手が足りないのです。それで本人にタッチしてもらって(右の写真)私は浸り腕に対してパパパグーをやります。ちょっと進んでは腕開きテストです。OKです。このあと、もうひとつの開き障害因の腹直筋に対しても手のパパグーが効果を現しました。
この場合、上半身は裸になってもらいました。難しい場合は精査する必要が結構起こります。反射も素肌のほうが強いのです。

2006年4月26日(水)
さっきのことをチラシにメモしました

いろんな方法、ポーズを用いて治療しています。また新しいやり方でした。メモしておかなくては、と思ってチラシを引き寄せ、メモします。左の赤い絵はチラシ。中央通のお店の広告です。ちょっと折り返してそれらしくしてみました。ボールペンの絵はいすに座ってもらって仙骨、腰椎にタッチし、膝上においてもらった手をパパパとたたき、すぐ屈筋腱を引くのです。引き方、どの腱を引くか、手根近くか、少し離れたところか、いろいろ試みます。ウイズグーです。こうすると反射の大小がわかります。実は、あらゆる位置、あらゆる角度、あらゆるテンポで試みるのです。そのうちわかります。そして、難しいい人ほど、長期になるほどこの技術が必要になってきます。
右の写真はブラシを使って腓骨の骨頭、その周囲などくまなく反射状態をさぐっているところです。やってみてください、いずれ詳しくお話します。

2006年4月25日(火)
地区センターの花

つつじの季節になりました。どっかへ、と思いますがなかなかです。デジカメをポケットに入れて、ちょっとそこまで行って来ました。
このほかにも、黄色いチューリップ、菜の花も少しありました。ここは本当に近いのです。いつもいつも通る道だよー、でして、想い出の道ではありません。

2006年4月24日(月)
首もハムストも足指、足底ウイズグー

左はベッドで仰臥位、首あるいはハムスト、内転筋などの解放のアクションです。@は例えば拇指をしっかりはさんで引っ張り伸ばし、Aは指屈筋の起始近くを横に張力を高める方向です。足の親指が痛いに決まっているのですが、これに対しては手の拇指入爪縁をしっかり持って手、足の両方を引きます。ボーという音は1秒前後遅れます。すなはち、1秒ぐらいかけて張力をいっぱいに上げていくのです。
右の写真はいすに座った状態でのアクションです。頚椎の棘の真上、斜面を対象にしています。長期の治療の場合は、より筋膜に治療の重点が移って行きます。そして、体の対象性の崩れを直す、というアプローチになります。

2006年4月22日(土)
銀座の柳と手の指

さて、左は銀座の柳です。歌のイメージと合っているでしょうか。さてさて、右の戸の甲と指、柳に似ているでしょうか。銀座は新橋で地下鉄を降りて、8丁目の手前、9丁目みたいなとこから柳を写し始めました。最後が電通通り、本屋の旭日屋さんの前から写したものです。途中の銀座通りは土曜の午後なので歩行者天国になっていました。街も柳もちょっと元気ないなと思いました。さて、右の図、柳に似ているでしょうか。この甲、指の入爪縁は肘上の上腕三頭筋、頭皮、心窩、仙骨そのたいろんな風に使います。ウイズグーとあるのは、術者の脊柱反射を一緒に用いるという意味です。別の見方をしますと、聴力が二点間を線としてしっかり結んだ状態にして反射を導くというやり方です。難しい人にはこれが必要になります。やなぎのようにしなやかに、を目指してください、術者としても。

2006年4月21日(金)
みなとみらいホールから

19日、みなとみらいホールへ行ってきました。アフタヌーンコンサートといって、横浜の芸術家協会さんの企画したものです。この日はモスクワ音楽院の助教授、アンドレ・ピサレフさんのピアノコンサートでした。みんなモーツアルトのソナタで、今年がモーツアルトイアーということにちなんだものでした。しっかりした構成力、技術で余分なジェスチャーとか、乱れなどはありません。左の写真は正面玄関を出たところから。右のは地下鉄入り口に近いクインズタワーへの入り口近く。少し咲いていました。

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