滝口均整院の治療日記
こんなこともありますよ、の記録です。

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2006年4月19日(水)
前頭、矢状線の振動と爪縁

Sさん、いろいろ有る中に、目が開かない、というのがある。まゆ(@)に指を置いて左手の甲をたたくと眉が振動する。OK。甲と指先、パパパ&グーワーク。繭の振動がなくなったら終わり。つぎにひたい。同様に振動あり。パパパ&グーワーク。
@、Aで目は少し開きやすくなった。最後は矢状線。指先でタッチしておいて、親指の入爪縁をツツツと押してすぐ強めの圧でグーと押し伸ばしのグーワーク。ここでも矢状線のほぐれ振動が感じられます。きくと、目がすっきり開きやすくなりました。グーワークは術者の反射を同時に用いるのが要領です。足と下肋の組み合わせにも用いる展開になりました。

2006年4月18日(火)
八重桜からつばき、チューリップへ

今日はとてもあたたかいですね。井田病院の八重桜、下田生協の上、など華やかです。ごくご近所のチューリップ(Oさんの鉢植え)、地区センターのみつばつつじ、上の写真です。さて、せんじつのひと、かるくなって、うれしくて、またお見えになりました。
また別の人、側ワンのひとです。ふくらんだ右の背、起立筋があちこちへの反射点でした。下腿もです。これは、問題点は反射点であり、伸びたとこは伸び硬結なのです。すなわち、伸びた状態で固まっているのです。

2006年4月17日(月)
シャンハイの次はシャオハイ

辻原登さんの「ジャスミン」を読み終えて、こんどは江成さんの写真集「シャオハイのー」です。シャンハイは上海、おそろしい街のようです。グルメの人には別でしょうが。シャオハイとは中国語で子どものことである、と真っ先に江成さんは書いています。アメリカの戦争花嫁の写真集は大分前に買いました。今朝の患者さん、Sさんに「上海行ったことありますか」と聞きましたら、「エエ」でした。

2006年4月15日(土)
膝と目と三叉神経痛

散歩しますと、なんと、白いつつじが咲いてるではありませんか。ソメイヨシノは入学式には咲いていたんですが、今朝も木のてっぺんには花が咲き、下のほうは若葉が出てる、変なのを見ました。たしかに今年の桜は長いのです。さて、
5年以上前に来ていたMさんがやって来ました。以前、三叉神経痛と言ってた老婦人です。そのMさん、今日は膝が痛くて、ということです。いろいろの話が出て、家族の話などもあって、こんなふうです。全身の衰えを感じてるそうです。治療も、ふらつくのをなくすことが重点です。そこで、ちょっとやっては歩行テストです。ポイント、左後頭が厚く、右ひざが痛く、眼底出血ありだそうです。実に典型的な組み合わせです。

2006年4月14日(金)
赤いまだら模様の行方

先日、お年よりケアの優れワザを書きました。首ほぐしでした。じつはその時、でん部などに赤い斑点がたくさん出来ていたのです。ジョクソウかな、とも思いましたが、何らかの循環不良が原因です。そのことが数日たった今日、反転の減少で確かめられました。

2006年4月13日(木)
パットアンドグー

なんのことでしょう。じつはpatt and goo、正しい英語でしょうか。
Tさん、筋膜問題、硬い皮膚。先日も書きましたが、パパパとパッティングして、それからぐーと握りこむのです。カルテの写真で、胸筋についても適用できることが分かります。胸筋は他の方法ではほぐれませんが、これできれいにいきます。実はこれ、五十肩の治療です。腕を広げて上げると、肩の後ろが痛いのですが、胸筋に引っ張られているのです。脚、ふくらはぎにも適用できます。複雑な問題をもってるひとには時々こういう方法も必要になります。
全身にひびくのです。皮膚は全身でひとつの器官です。

2006年4月12日(水)
親指の曲がるのはなぜか

M子さん。両手の親指の第一関節が力なく曲がっている。左の写真のように。こういう人は、他の指にも問題は多い。猫背、アゴ上がり、立ち姿は肘を後ろに引いて、手を少し持ち上げる習慣である。こういう人は耳かけと私は呼んでいるのですが、右の図、そこが痛い、あるいは硬結がひどい状態です。側頭線も同様です。この二箇所を上手に反射点として用いる。大腿直筋、ふくらはぎ、小指や親指の入爪縁がたがいに反射点となります。乳様突起に続くとこですから、当然そこも注目します。

2006年4月11日(火)
背中、腰が寒いのはなぜか

Sさんの治療。X脚。心窩あたりが苦しくて、と治療を進めていき、前屈テストをすると背中、腰が寒いという。そこをほぐせばよいのであるが、これでは芸がない。探して、最も重大なのは両方の肘窩あたりとわかった。さてどうする。特定の筋肉ではなくて肘の筋幕群の問題である。最上の策は、パパパと気持ちの良い音のするようにすばやくたたいて、すぐ手首を引きながら肘窩を握りこんでいくこと。拇指で圧の方向は一回ごとに変えていくこと。ここでも術者の首脊柱反射を一緒に用いる。ほぐれ具合を聞き取る。さてこたえは、テストすると寒さはきれいにとんで行ってしまった。

2006年4月10日(月)
お年寄りケアの優れワザ

ほとんど寝たきりのご老人がいらっしゃいます。あちこち痛くて、どこかはっきり言ってもらえない苦しいときもあります。背中から腰、尾てい骨まで術者の指、手のひらの感覚で状態を把握します。それぞれ標準の操作法でほぐしていきますが、首、肩、肩甲骨はこっています。優れワザは次のようです。仙骨上に手を置き、肩甲骨をトトトトと軽く打ち、すぐ肩甲骨を持って重いものであるごとく少しゆっくり下へ引きます。このとき術者は自分の首、脊柱に力を入れます。すなわち、術者の脊柱、首を反射点として使うのです。このとき患者さんの首、肩のほぐれる音が術者に共鳴して聞こえます。ただし、聞こえる様になるには熟練が要ります。たたく方向は少しづつかえること。5分か10分ぐらい続けます。「楽になりました」とそぶりで教えてくれます。
首は椎前筋も含みます。

2006年4月9日(日)
雨の表参道

4月5日のことでした。ふと、行ってみましたら、駅、地下がすごくなっていました。地上は雨。河合ショップの二階が喫茶店になっていまして、お買い物のついでにコーヒーを飲もうと思いました。左はテーブルからの写真です。お店の名前がガラスに映っています。右のは外へ出てからの写真です。素敵な通りですが、見えますでしょうか。

2006年4月8日(土)
ご紹介します、my wife

花祭りの日ですよね、今日8日は。ずいぶんと明るい、ハイカラな結婚式です。右は、まずはカクテルをどうぞ、の部屋です。新婦のお友達はみんな華やかでした。まどのそとは緑と白い雪の一緒に見える、そんな教会にバッハのコラールが流れ、あら他にも流れるものあり、でした。左は、めずらしのツーショット、奥様とご一緒です。ここに来てた、甥、姪、若いのに問題あり。スケート選手は下腿筋は手の母指入爪縁でOK。そしたらわたしの左耳が痛くなって、彼の左耳をつまむとアイテテ、これが右手拇指入爪縁。も一人は、野球選手。先日治してあげて、すぐめいっぱいやったのがいけなかったのです。も一人のお嬢さん、パンづくりの修行中。右手の”親指病ですね”。肘周が反射点です。

2006年4月7日(金)
2006年4月7日(金)
旅先に着いたらまずお風呂

今日は姪の結婚式で札幌に来ました。それなりに疲れまして、早めのチェックインすぐ、お風呂に入りました。残念ながら、水シャワーは出来ません。なにせ、そんなことするとお湯が冷えますので。それでも、このお風呂でからだすっきりです。疲れたときは、体表の温度分布は乱れています。お湯に入ると、これが整います。おしりのA点がアチチで、肩のB点あたりはぬるいね、と感じています、例えばですが。これがお湯に入って両者とも、いい湯だね、になります。じつは、カゼを引きそうなときも同じことが起こっていて、たいてい、ノドと手首がヒリヒリ冷えています。あったかい手でしばらく押さえると、ひかないですみます。まず、お湯に頼りましょう。

2006年4月6日(木)
左利きの人のX脚と手首

長く来ている80歳の女性です。X脚ですが、曲がりかたは左のほうが強くなっています。両方の上腕三頭筋が肘のところで垂れ下がっています。これが膝痛にも頭痛にも関係していましたが、今日も膝が痛いのです。肘の上の解放があって、今度は大腿四頭筋が動いたいるのです。そこをいろんな方法でほぐしましたが、一番効くところは足甲と外果直下でした。これをやっていると、わたしの左手のひらが痛くなってきました。患者さんの左手根管が傷み、反射点が中指の根とわかりました。

2006年4月5日(水)
胸郭と頭の関係

左の胸郭、下のほうが固まって、上がっています。ここをほぐすには右の頭を押す必要があります。左の図で示したとおりです。側頭線から頭頂にかけてです。たまに肋骨下部が両方ともめくれているような人がいますが、そんな人は頭両側、頭頂域が収縮しています。
胸郭と頭は反対側の組み合わせでしたが、背中側は同側、右の背中、肩甲骨の内側、その下あたりが右の頭です。反対の背中は左の頭です。右の図では足の裏と頭の関係事例を示しています。参考にしてください。

2006年4月4日(火)
100円グッズのありがたさ、その2

名詞よりも小さいかかとみがきブラシです。軽石の部分はテープで巻いてしまいます。これで手首、前腕、首の後ろを軽く押し付ける感じで刺激します。チクチクチクとします。しないとこはやる必要はありません。チクリチクリは皮膚、皮下組織、さわった筋肉のほぐれ信号なのです。
なにせ、首後ろ、後頭を刺激した後立ち上がってみると「ワア、何でー、かるくなっちゃってる」のです。手首から肘まで、また立ち、足踏み。「なんでーーーー」です。実は、右の絵のように、アゴ筋も大事でして、ホッペまで広げれば”美肌効果絶大です。なにせ、シワの元を取り除くのですから。
専門的に言いますと、これをやって初めて奥深い筋肉の開放が可能になるのです。足首やスネを前もってこれでほぐしておくと、次の太もも、腰、背中の開放がスムースに進みます。

2006年4月1日(土)
入学式、娘と妻との写真の一部

趣味のフォトに桜の写真を載せました、見てください。
駅前、桜満開、クラブに勧誘する若者たち、両側に行列です。「お孫さんに勧めてください」だって。明るいキャンパスはいいものです。右の写真は校門の前で娘と妻の三人で写した写真の一部で、私の今です。校歌を覚えました。ミファソーファーミーレードーー、ルルルルのーはーなー。。

2006年3月3日(金)
ひな祭りの贈りもの

朝のワークに、頭をいろんな風に押してた。また、新技術。Sさんの治療。星型チリンを使う。後頭部だけでなく、大腿もチリで押してみる。これが良いのだ。立ってもらって、痛いとこをタッチし、仙骨上を星型チリンで押す。とてもいい。末の娘が大学に入学する。お祝いに女性向のハンコをプレゼントすることにし、注文した。これは何の関係があるのだろう。

2006年3月1日(水)
プレゼントは星型チリン

100円ショップが改装オープン。そこでほぐしグッズを買った。名付けて星型チリン、という。なぜなら、これで頭皮あるいは足の裏を押すと、チリチリするのだ。そしてこれがほぐしにとっても良いのである。特に、足底筋膜はこれ必須である。もうひとつは、とげとげカニさん。
使い方は、チリリとほどよい法を選ぶこと。腰部を押すのにも良いが、ちょっとコツを要する。

2006年2月27日(月)
一週間後のTさん

20日に来ていたTさん、の一週間後の今日。顔色はだいぶよくなっている。
「手がグローブはめたみたいにボワーっとしているんです」という。
”それは先週足底を解放しましたね、そのあとでも解放が進んでいて、反対側にあたる手がちぢんできたのです。ですから、治し方は、手のひらをタッチして足底をパンパンとたたけばよいのです”。実行後”ほらね”と確認できました。今日も足の解放、腹部の解放などでした。
本人によると「おなかですけど、今日はずうっと奥のような気がします」。”そうです、胆嚢が摘出されてる、手術のキズあともある、など腹の深部にいろんな問題があるのです。キズあと(腹の中央たて)の解放に移った。

2006年2月20日(月)
またまた足底の問題

一週間ぶりにTさんがいらっしゃった。

一週間ぶりにT夫人がいらっしゃった。
「首,腕が重くてつらいんです。きのうは胸の下のほうが痛かったです」とおっしゃる。
”Tさんの場合は足の裏が腫れている感じで、親指は外反母趾です。
これは首に問題があることを示唆していて、首を開放するには足指を使うことになります”と開始。
案の定、さらには頚椎を押して下肢を開放することにもなった。
左足の指は「痛くなかったのに」とおっしゃるが、”痛みの出ないほど固まっていたのですよ。
すこしほどくと痛くなるのです。このとおり、その後にいろんなところが次々痛くなって、
そして抜けていきましたよ”と解説した。
今日もアキレス腱付着部がポイントであった。

2006年2月19日(日)
足底の問題

さて、T夫人、久しぶりにいらっしゃった。
「首,腕が重くてつらいんです」とおっしゃる。
奥さんの場合は、学生時代のバレーで足をきたえすぎたのが原因になっています。足底、アキレス腱が強すぎるのが問題です。全身の筋肉バランスがくるっていて、次第に強い部分がちぢんでいくのです。
足裏、指、かかとをしばらくやってみると、皮膚の色も明るくなって、やっていないほうの足の色とすっかり違ってしまった。ポイントはアキレス腱付着部である。次第に、下肢全体,腰,肩へ移った。

右の三角筋がもうひとつのポイントであった。
これは、足底からの張力に抗して活動しているためである。

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