sleeve reaction treatment
反射法と筋膜構造の研究
080929
梅干しの研究
クエン酸を飲んだ青年、W君

クエン酸とはヒドロキシカルボン酸のひとつである。
(理化学辞典)


A young man drank citric acid

W君はクエン酸を飲んだのです。古い本を100円ショップで見つけたのでした。

戦争のあった時代のことですが、ある人が、味噌汁にクエン酸を入れると良いことがわかったのだそうです。飲み方は、小さじ一杯の(薬局方)クエン酸をコップ3杯の水で薄めて、日に三回に分けて飲む、というのだそうです。W 君はおととい1回。その結果、首の左に赤い斑点がワーッと出来ました。右太ももの内側もです。ここは以前に言いましたが、内転筋、内側広筋の骨に接する粗線です。そして、ここをほぐさねば駄目です、といいました。体表の観察として、赤い斑点はほぐれの開始、です。首は筋膜で支えられています。骨で支えると自由度を失うから、そうなっているのです。さて、なぜそこがそんなに、と思います。斜角筋などのはじまりの横突起の骨膜でしょうか。この現象と、今日の治療経過はうまく対応しています。ですから、クエン酸は良いのです。
さて、クエン酸は梅干しやオレンジに入っています。サプリメントの類にもだいたい入っています。戦前の話ですが、小さな子どもたちは竹の皮に包んだ梅干しをひもで首から下げて遊んでいたものだそうです。のどが渇いたり、疲れたりした時にチュッチュッと吸ったものだそうです。素晴らしい知恵が今は失われています。

科学としてみますと、興味深いことがあります。クエン酸回路(ハンス・クレブス1938発見、のちにノーベル賞)は解糖系のひとつで、解糖系かいとうけい)とは、生体内に存在する生化学反応経路の名称である。全ての生物で解糖系はその反応は細胞質基質で起こる。嫌気状態でも起こりうる代謝系の代表的なもので、別名嫌気呼吸けんきこきゅう)、無気呼吸むきこきゅう)などとも呼ばれる。真核生物では、解糖系でえられた物質をTCA回路や電子伝達系の反応がおこるミトコンドリアに輸送し、好気呼吸を行う。尿酸の排出を促進する、ともあります。(ウィキペディアからの引用)

He found a book telling citric acid is good for health. A quarter of tea spoon was mingled with a cup of water. He drank it. Two days later, today, his left neck and right thigh inside have red spots. As I told in some videos before, red spots tell that some relaxations have begun. In todays treatment, his red points by citric acid were recognized as same phenomena as those of treatment.
In Japan, umeboshi, a kind of pickles, was very popular as a health food.
A dictionary says:
An umeboshi is an ume pickled in salt and dried in the sun. They have been considered a health food in Japan since ancient times, but those who taste them for the first time may find them surprisingly sour.
Umeboshi contains much bacteria-killing citric acid. (Advanced Favorite Japanese-English Dictionary,2004,Tokyo Shoseki)