sleeve reaction treatment
反射法と筋膜構造の研究
080818
皮膚の研究ー1

徹底的に上背部
をほぐします

8月20日

降伏点がある、分厚い皮下組織になっている、などということがあって徹底的にやらねばならないところです。肩甲棘から上腕骨頭までもそうです。
ここを徹底的にほぐした後では、腰、下腿などがちぢんでいますから、そこをほぐします。

thorough treatment on shoulders

080820徹底的に上背部をほぐします
この部分を観察すると、しわになる、降伏点がある、分厚い皮下組織になっている、などということがあって徹底的にやらねばならないことがわかります。降伏点の姿勢による移動は皮膚とその下の筋、骨との連結関係がゆるんでしまっているということも表現しています。色素の沈着も注目されます。年とともに体のいろんなところに出てきますが、傾向としてはくぼんだ所です。ところが上背部はそんなところではありません。骨の表面、すなわち骨膜あるいはそれに近いところにミクロのくぼみが多数あるかもしれません。ミクロに縮んだ所、伸びきったところが砂のような模様を描いている、と仮説的に想像されます。実は、この方の治療の初期において、肩甲挙筋がすっかり力を失って単なる太い紐のような状態でした。それがS字のようにうねっていたのです。この伏せた姿勢において降伏点がちょうど挙筋の真ん中あたりというのも面白いことです。ミクロの起伏を想定するのは“胸郭の徹底回復“も目標だからです。肩甲棘から上腕骨頭までの骨の隆起部位はいろんなときに問題になります。そこが張力の方向転換の位置であり、姿勢制御システムの情報検出部位と思われるからです。
Observation tells thorough treatment on shoulder is needed.
In such a case, probe and brushing is done alternately.
Uphove part of the shell (spina scapulae) is important part and must be treated carefully.
After shoulders, lumber and calf should be done, because they have shrunk because of broaden shoulders.

首周りと背筋
の皮膚
が中心です
8月19日
骨格あるいは筋肉が呼び上げられます、普通はですが。
でも問題はちがいます。座標がそれで呼ばれているのですが、治療の対象もそれで拘束されています。ですから私は”スリーブ”と呼ぶことをお勧めしています。
そして、スリーブは皮膚、皮下組織、筋と靭帯、骨膜の反射関係における一体的な構造のことです。

skin observation 1

080819
皮膚の降伏点をまず見ます。この姿勢では偏ってますが、肩甲骨のうちがわです。降伏点にはテープを張っています。
いろいろやっていますと、苦しいとおっしゃいます。やっと見つけると、胸鎖関節周辺の皮膚です。ですから、ダブルで超音波のツールを使います。
頸椎と胸骨の対応関係が発見されました。会話を聞いてください。
Observe skin on around the neck. Wrinkles and coloring on surface tell many things.


skin observation 2

080819-2
実験的な方法です。前側はヴェガです。背部は上部の胸椎のまわり、皮膚です。腰、仙骨、坐骨などです。
ひだりの下背部が右の内転勤に影響しました。他にも影響していますが、私は感じています。あとでみますと、左の背中が赤くなっています。いろいろ聞きますと、あちこちジンジンしてきました。まず、骨盤の上の、側腹の両側です。ですから、そこは皮膚の問題だったのです。そして、腹部との反射関係でした。前屈テストしますと、膝頭の内側が痛いというのです。わかりました、今までいつも痛くて解決できない問題が皮膚だったということです。骨盤の上の、側腹の両側との反射関係です。予想通りそれで治りました。Neck, back and hip were done. At first, supersonic tools were used. Then brushing was done. Both are needed.

皮膚に降伏点
発生する場合がある
080818
いちばん左は、左の臀部の皮膚です。次は右のスネ。それから肩、背中です。
周りから引っ張られて、限界を超えると白くなって広がってしまいます。そのように見えます。周りというのは深部を含んでいて、すなわち、皮膚と呼ばないものも含んでいます。これまで”皮膚筋膜”あるいは”筋膜”と呼ぶ場合がありましたが、くっきり区別してはいません。それらの全体を”スリーブ”と呼んでいます。
ビデオでは、その降伏域の深部にプローブで働きかけるとどうなるのかの実験が入っています。

surrendered skin on left hip
左の臀部に超音波プローブを押しつけると、いたんでいる右足がゆらりと動きます。すなわち、この部分の内部の歪、皮膚の降伏に右足のいたむ原因があるのです。(8月13日です)
The cause of damaged right foot can be surrendered skin on left hip.
Do you see some white lines on her hip? That line shows the surrender, I think.
Twisting skin there made some moving of right foot.

hammer-brushing on lower leg
下腿へのブラシです。次第に肩が振動してきます。さらには腕もザワーっとしてきます。震動に参加し、ほぐれていくのです。
(8月18日です)
Buzzing came in on shoulder while hammer-brushing on lower legs.
Imagine a cone upside down on lower leg which is made by strings. Each string has high tension and it trembles while brushed. Gradually, shoulders and arms come in and tremble together and to melt down.
Next video is "research on skin".

research on skin
(8月18日、上のビデオの続きです)です
肩甲骨の内側あたりの皮膚をブラシングすると、右足の親指の甲側がとけるようにほぐれてきました。びっくりです。親指の痛みは背中、肩の皮膚の痛みと関係する、ということです。先日は左臀部の皮膚の降伏点についてみました。今日は、肩甲骨のあたりにも発生していることがわかりました。
それと、スウィングブラシの効果の大きさもわかりました。
Surrender marks are on both sides. Do you see the white marks? Why were they made? The white area was over expanded by the tension from around area, I guess.
Her right foot and fingers are damaged very much, as I showed many times.
Today, hammer-brushing on a shoulder, especially upper side and inner side of right shell caused "melting of right foot thumb". This tells that right foot damaging was a result of skin distortion. I told about surrendered skin on left hip, observed August 13, and quivering right foot.