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スリーブ感受性反射法の重要な要素は通常の押圧に加え振動、音、動作を用いる事、さらに術者のからだとの反射を用いる事です。 | ||||
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腰椎をハンマーと姿勢ねじりでほぐす 2007.04.09 |
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指でからだをほぐす ハンマーを握り、ポーズを変えていきながら、腕を押しもみする。押されたところがより強く反射を受け入れてほぐれていく。最後はいつもどおり拍手パチ頭をグーしぼり。ボーとほぐれ音が聞こえる。 |
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足先で肩甲骨をほぐす 足の指はとても重要です。 | ||||
体側をふくらハンマーゆすりでほぐす 体幹のねじれ問題は腰、腹の解放では足りません。体側全域の筋膜のアンバランスな収縮を解放し、整える必要があります。ビデオのような操作を3分ほどやったところ、右半身があったかくなってきました。たてゆすりであることに注目してください。次は左、そしていすに移って胸部筋膜(同様にゆすります)。そこがかゆくなってきたのでした。 |
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姿勢反射を使います患者さんに首を左右にねじってもらいます。ねじりながら、足底をハンマーで打ち続けます。ついでにふくらはぎをマッサージします。ビデオでは手を顔にのせてもらってますが、「カゼみたいで、はながおかしいんです」とおっしゃるので、そこに緊張がありますから、首と一緒に解放するためです。すぐ姿勢テストをするのは、効果を確かめるためです。実に見事なのです。もちろん、このかたの全体を把握していてこの操作をやったわけですが。 首の内部はとても複雑な構造をしており、筋、靭帯などをひとつひとつ扱っていてはあまりに効果がわずかです。姿勢の変化はあらゆる筋、靭帯、筋膜に及びますから、いっぺんに解決します。 |
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2007年2月のVn | ||||
頭ひねりハンマー法で脊柱と頭をほぐす 若いS君、とても筋肉質です。頭をゆっくりひねりながら上腕を打ちます。すぐ拍手して頭部をひねり持ち上げます。ボーと大きなほぐれ音が聞こえます。左右二度づつで前屈がペタと着いてしまいました。80歳の人のときは後頭部が主にほぐれ、60歳の人のときは首、胸郭上部とあたまでした。もうひとりの20代の人のときは脊柱全体がボーとほぐれました。どこでほぐれ音が出ているのか、今は的確にわかります。2007年2月25日。 2応用1 上腕ではなくて、足指あるいは大腿を打ってもいいのです。ビデオの彼の場合は左足の甲の反応が最大でした。音で分かります。そういうときはそこを何度も使います。反応がなくなるまでです。 応用2 いすでの操作が無理なお年よりはベッドで仰臥とし、ねじるように頭をゆすりながらハンマーで大腿などを打ち、すぐ拍手、後頭を引き上げます。ちゃんと反応がありました。 |
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